JPH0732141Y2 - 自走式黒板イレーサ - Google Patents

自走式黒板イレーサ

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JPH0732141Y2
JPH0732141Y2 JP1985035178U JP3517885U JPH0732141Y2 JP H0732141 Y2 JPH0732141 Y2 JP H0732141Y2 JP 1985035178 U JP1985035178 U JP 1985035178U JP 3517885 U JP3517885 U JP 3517885U JP H0732141 Y2 JPH0732141 Y2 JP H0732141Y2
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JP
Japan
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blackboard
display surface
self
propelled
rotation shaft
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JP1985035178U
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JPS61150188U (ja
Inventor
訓紀 小野
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、黒板イレーサに関し、特に黒板等の表示部
と、複写部とを有し、表示部に書かれた文字、図形等を
複写部にて複写可能な画像形成装置等の黒板イレーサに
関する。
〔従来技術及びその問題点〕
従来,会議,講演等においては,黒板等の表示部に書か
れた文字,図形等を人がノート等へ転記して記録してい
た。この転記の際の煩わしさをなくし,また転記による
ミスを防ぐものとして,表示部に書かれたものを直接縮
小複写することができる複写部を備えた画像形成装置が
提案されている。
第2図は従来の画像形成装置の構成図である。該画像形
成装置は,フレーム1に支持されているパネル面2と,
前記フレーム1内に配設されている複写部3とから構成
されている。ガイド板4に垂直に支えられている前記パ
ネル面2は,前記フレーム1内に配設されている巻き取
り手段であるローラ対5に挾まれており,該ローラ対5
の回転によって上下に往復動し,上昇時には前記フレー
ム1の外に位置し,下降時には前記フレーム1の中に入
り込む。なお,前記パネル面2は消去が容易なフェルト
ペン等で文字等が書込み可能であり,従来の黒板の機能
を有している。
また,フレーム1の中に配設されている複写部3は,前
記フレーム1内の最上部でパネル面2を裏面から光照射
する照明ランプ6,前記パネル面を通過してきた光を感光
紙7へ導くミラー8,レンズ9よりなる光学系と,前記感
光紙7に対して帯電,現像,定着の各工程を行う各処理
手段等とから構成されている。さて,パネル面2上の画
像を複写する際は,感光紙7が給紙され帯電手段により
均一に帯電された後,露光位置へと搬送される。一方,
照明ランプ6が点灯し,前記感光紙7の給送とタイミン
グを合わせて,図示していない駆動手段によりローラ対
5が動作し,パネル面2が下降する。該パネル面2が下
降する間に,書き込まれた画像は,前記照明ランプ6に
よって光照射され,ミラー8,レンズ9を通って露光位置
にて感光紙7上へ露光され静電潜像が形成され,該感光
紙7は,現像,定着の各工程を経てペーパートレイ10上
へ排出される。パネル面2が最下端まで降下すると,リ
ターンスイッチが作動してローラ対5が逆回転して上昇
し始め,ストップスイッチが作動されるまで上昇する。
このような構成の画像形成装置において,パネル面2の
クリーニングを行うために,パネル面2上に書き込むの
に使用するマジックインキを消去するのに適したクリー
ニング液をしみ込ませたクリーニングローラ11が,パネ
ル面2が下降,上昇の往復動をする際に該パネル面2に
押しつけられ,書き込まれた画像を消去する,という構
成となっている。しかしながら,このような構成では,
クリーニングローラ11が画像形成装置のフレーム1の内
部にあるため,クリーニングローラ11の交換(保守点
検)が煩わしい。また,パネル面2の往復動時にクリー
ニングローラ11でクリーニングするので,パネル面2を
往復動させる駆動機構とクリーニングローラ11の駆動機
構とのタイミングをとる必要があり,さらに,クリーニ
ングローラ11をパネル面2上へ一定圧力で押しつける必
要があるため,構造が複雑になる可能性がある。
また,ホワイトボードや黒板等の表示面に書き込まれた
画像を消去するには,専用クリーナを使用して人が手動
で消去するのが一般的である。しかしこの場合は,パネ
ル上の不必要な画像をその都度人手によって消去するた
め,非常に煩わしい。
〔考案の目的〕
本考案は,表示部上に書き込まれた画像を容易に消去で
きる着脱自在に配設された自走式黒板イレーサを提供す
ることを目的とするものである。
〔考案の要点〕
上記目的は、本考案によれば、黒板表示面と、該黒板表
示面の上部左右端を規定するストッパと、該ストッパ間
に設けられたラックギア状係合部とを備えた黒板装置に
対して着脱自在であって、駆動源と、前記ラックギア状
係合部と係合すべく前記駆動源と連結された水平方向の
回転軸に設けられた自走用ギアと、前記ストッパの一方
と当接することにより前記回転軸の回転方向を変換すべ
く前記駆動源の駆動を制御し、前記ストッパの他方と当
接することにより前記駆動源の駆動を停止すべく制御す
る制御手段とを有する上部水平部と、該上部水平部の一
端から垂直方向に延設され、前記水平方向の回転軸と連
結された垂直方向の回転軸に前記黒板表示面に対峙させ
るべく設けられた回転クリーニング部材を有するクリー
ナ部とから成り、前記クリーナ部を前記黒板表示面に対
峙させ前記自走用ギアを前記ラックギア状係合部に係合
させて前記上部水平部を前記黒板表示面の上部に掛止さ
せ、前記自走用ギアを回転させることにより前記黒板表
示面に沿って一往復させる間に前記回転クリーニング部
材を自重で前記黒板表示面に圧接し回転させつつ前記黒
板表示面上に書込まれた画像を前記回転クリーニング部
材で消去することを特徴とする自走式黒板イレーサを提
供することによって達成される。
〔考案の実施例〕
以下,本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図(a)は本考案の適用される画像形成装置のボー
ド部への黒板イレーサ装着時の正面構成図,(b)はそ
の断面図,第3図は本考案の適用される画像形成装置の
ボード部への黒板イレーサ装着時の平面図,第4図は本
考案の黒板イレーサ装着時の画像形成装置の斜視図,第
5図(a),(b)は本考案の黒板イレーサ非装着時の
画像形成装置の斜視図,第6図は本考案の適用される画
像形成装置のボード部の上面図,第7図は本考案の適用
される画像形成装置のボード部光学系の概略構成図であ
る。
第5図(a),(b)において,画像形成装置はボード
部12と複写部13から構成されている。ボード部12は通常
の黒板と同様の使用目的のために白色で巻き取り可能な
ボードシート14を有し,フェルトペン等の筆記用具によ
る文字,図形等の書き込み及び消去が可能である。ま
た,複写部13はボードシート14の下部に,支持台である
スライドテーブル13′上に配設されている。第5図
(a)はボードコピーモード,すなわち複写部13を前面
から見て奥側にセットすることによってボートシート14
上に書き込まれた画像を用紙上に複写可能になっている
状態である。同図(b)は通常コピーモード,すなわち
複写部13を手前に引き出すことにより通常の原稿を複写
可能になっている状態である。
前記ボードコピーモードにおける画像形成工程は通常の
コピーモード時とほぼ同じであるが露光経路が異なる。
ボードシート14上に書き込まれた文字,図形等の画像
は,該ボードシート14が巻き取りローラ15(L)に巻き
取られる際に,ローラ16とローラ17との間でハロゲンラ
ンプ18により照明され(第6図参照),前記ボードシー
ト14からの反射光19は,第1ミラー20および第2ミラー
21を介してレンズ22により,複写部13内の感光体ドラム
23上に結像する(第7図参照)。こうして得られた静電
潜像を顕像化することで,ボードシート14上の画像を複
写できる。なお,複写終了後には,必要に応じてボード
シート14の被複写ページを巻き取りローラ15(R)によ
り元の書き込み位置へ巻き戻すことができる。
本考案の黒板イレーサは,第4図に示すように,前記ボ
ード部12に着脱可能でしかも矢印方向に移動自在に配設
したものである。該黒板イレーサ24はボード部12の上部
に引っ掛ける形態を取り,図中矢印方向へ往復動をする
際にボードシート14の1ページ分のクリーニングを行
い,ボードシート14上の書き込まれた画像を消去するも
のである。
第1図(a),(b)に示すように,黒板イレーサ24に
設けられた図示しない操作スイッチをオンすると,モー
タ25およびギヤ26により,ボード部12上に固定してある
ギヤ27に沿って,黒板イレーサ24の右方向への移動が始
まる。それと同時に,マジックインキ等を消去するのに
適したクリーニング液をしみ込ませたクリーニングロー
ラ28も回転し,ボードシート14上の画像を消去してい
く。そして,スイッチ29(R)がギヤ27の端部に設置さ
れたスイッチ板30(R)に達すると,逆転スイッチが作
動しモータ25が逆転して,左方向への移動が始まりスイ
ッチ29(L)が元の位置に来るまで移動し続け,スイッ
チ板30(L)へ達した時点で停止スイッチが入り停止す
る。
なお,黒板イレーサ24の自重によって,バックアップボ
ード14′(第6図参照)により背面支持されているボー
ドシート14面には,移動中も適切な接触圧力が常に加え
られる。
また,第3図に示すように,黒板イレーサ24を着脱自在
にして,該黒板イレーサ24を単独で保守点検できるよう
にするため,該黒板イレーサ24には,ボード部12本体と
は別に黒板イレーサ専用のモータ31の電源(乾電池)32
が備えてある。この乾電池は容易に交換できるように設
置してある。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案の黒板イレーサによ
れば、黒板等の表示部に着脱可能でしかも自走式に取り
付けられるため、単体で保守点検ができ、また、独立し
ているので他の機構とのタイミングを取る必要がない。
さらに、人手によって消去するような煩雑さがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の適用される画像形成装置のボー
ド部への黒板イレーサ装着時の正面構成図,(b)はそ
の断面図, 第2図は従来のクリーナを有する画像形成装置の構成
図, 第3図は本考案の適用される画像形成装置のボード部へ
の黒板イレーサ装着時の平面図, 第4図は本考案の黒板イレーサ装着時の画像形成装置の
斜視図, 第5図(a),(b)は本考案の黒板イレーサ非装着時
の画像形成装置の斜視図, 第6図は本考案の適用される画像形成装置のボード部の
上面図, 第7図は本考案の適用される画像形成装置のボード部光
学系の概略構成図である。 12……ボード部,13……複写部,13′……スライドテーブ
ル,14……ボードシート,14′……バックアップボード,1
5……巻き取りローラ,16,17……ローラ,18……ハロゲン
ランプ,19……反射光,20……第1ミラー,21……第2ミ
ラー,22……レンズ,23……感光体ドラム,24……黒板イ
レーサ,25……モータ,26,27……ギヤ,28……クリーニン
グローラ,29(R),29(L)……スイッチ,30(R),30
(L)……スイッチ板,31……モータ,32……電源(乾電
池).

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】黒板表示面と、該黒板表示面の上部左右端
    を規定するストッパと、該ストッパ間に設けられたラッ
    クギア状係合部とを備えた黒板装置に対して着脱自在で
    あって、 駆動源と、前記ラックギア状係合部と係合すべく前記駆
    動源と連結された水平方向の回転軸に設けられた自走用
    ギアと、前記ストッパの一方と当接することにより前記
    回転軸の回転方向を変換すべく前記駆動源の駆動を制御
    し、前記ストッパの他方と当接することにより前記駆動
    源の駆動を停止すべく制御する制御手段とを有する上部
    水平部と、 該上部水平部の一端から垂直方向に延設され、前記水平
    方向の回転軸と連結された垂直方向の回転軸に前記黒板
    表示面に対峙させるべく設けられた回転クリーニング部
    材を有するクリーナ部とから成り、 前記クリーナ部を前記黒板表示面に対峙させ前記自走用
    ギアを前記ラックギア状係合部に係合させて前記上部水
    平部を前記黒板表示面の上部に掛止させ、前記自走用ギ
    アを回転させることにより前記黒板表示面に沿って一往
    復させる間に前記回転クリーニング部材を自重で前記黒
    板表示面に圧接し回転させつつ前記黒板表示面上に書込
    まれた画像を前記回転クリーニング部材で消去すること
    を特徴とする自走式黒板イレーサ。
JP1985035178U 1985-03-11 1985-03-11 自走式黒板イレーサ Expired - Lifetime JPH0732141Y2 (ja)

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JPS61150188U JPS61150188U (ja) 1986-09-17
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JPS4829524A (ja) * 1971-08-18 1973-04-19

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JPS4829524A (ja) * 1971-08-18 1973-04-19

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