JPH07320755A - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JPH07320755A
JPH07320755A JP6135104A JP13510494A JPH07320755A JP H07320755 A JPH07320755 A JP H07320755A JP 6135104 A JP6135104 A JP 6135104A JP 13510494 A JP13510494 A JP 13510494A JP H07320755 A JPH07320755 A JP H07320755A
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fuel cell
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単電池の面内の湿度を均一に保つことで、電
池性能の向上を図る。 【構成】 電解質膜10をアノード20,カソード30
で挟持する単電池に沿わして燃料ガス流路溝40及び酸
化ガス流路溝50を形成する。両流路溝40,50はリ
ブ付きのセパレータ60,70から構成されており、セ
パレータ60には冷却板90が付される。冷却板90
は、複数本の流路溝80を2組に分けて、両組は、中央
部側に位置する程、流路溝間の間隔が大きくなるように
構成し、さらに両組に温度が異なる2系統の温調水を流
す。この構成により冷却板90に温度勾配を発生させ
る。燃料ガス流路溝40は、その温度勾配の高温部から
低温部側に向かう方向に流路が定められている。このた
め、燃料電池1では、燃料ガスについて、その温度の低
下に則して飽和水蒸気量を減少させることができ、これ
により、相対湿度を燃料ガス流路溝40の出口側に向か
うにつれ徐々に高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電解質を2つの電極
で挟持する単電池に燃料ガス通路を沿わした燃料電池に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、燃料電池の一つである固体高分
子型燃料電池では、次式に示すように、アノードでは水
素ガスを水素イオンと電子にする反応が、カソードでは
酸素ガスと水素イオンおよび電子から水を生成する反応
が行なわれる。 アノード反応:H2→2H++2e- カソード反応:2H++2e-+(1/2)O2→H2
【0003】アノードで発生した水素イオンは、水和状
態(H+・xH2O)となって電解質膜中をカソードに移
動する。この反応を連続して行なうには、電解質膜を飽
和含水させる必要があり、含水率が低下すると、電解質
膜の電気抵抗が大きくなって電解質として十分に機能し
なくなり、場合によっては、電極反応を停止させてしま
う。そこで、一般的には、アノードもしくはカソードに
供給する反応ガス(水素ガスまたは酸素ガス)を加湿す
ることにより、電解質膜の含水率を高める構成がとられ
ていた。
【0004】ところで、こうした燃料電池では、通常、
電解質膜とアノードおよびカソードとからなる単電池の
表面に沿わして冷却媒体の通路が設けられていることか
ら、単電池の表面に、冷却媒体の通路の入口側で低く、
出口側で高いといった温度勾配が発生した。電解質膜が
飽和含水状態で保持する水の飽和水蒸気圧には温度依存
性があることから、単電池の面内の湿度がその温度勾配
に依存して不均一になるという不具合が生じた。そこ
で、この不具合を解消する燃料電池として、単電池の表
面の温度分布の低い部分側から反応ガスを流入し、面内
の温度分布の高い部分側から反応ガスを排出するよう
に、反応ガス通路方向を定めた構成が提案されていた
(特開平5−144451号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の燃料電池では、カソード側においては水が生成され
ることから、単電池の面内の湿度を確かに均一に保つこ
とができるが、これに対して、アノード側において上述
した構成をとっても、単電池面内の湿度を均一に保つこ
とができない。というのは、アノード側では、電極反応
により水が吸収されるのみで、前述したような生成水に
よる作用がないためであり、この結果、単電池面内の湿
度を均一に保つことができず、電解質膜の加湿状態にア
ンバランスを生じさせていた。そのため、加湿不足領域
では電池反応が低下し、加湿が良好な領域では電池反応
が集中化してしまい、結果的に出力が低下してしまうと
いう問題があった。
【0006】この発明の燃料電池は、こうした問題点に
鑑みてなされたもので、単電池の面内の湿度をより確実
に均一に保つことで、電池性能の向上を図ることを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
べく、前記課題を解決するための手段として、以下に示
す構成をとった。
【0008】即ち、本発明の燃料電池は、電解質を2つ
の電極で挟持する単電池と、前記単電池の片側の表面に
接して設けられ、前記2つの電極の内の一方の電極に燃
料ガスを与える燃料ガス通路とを備えた燃料電池におい
て、前記単電池の前記表面方向に温度勾配を発生する温
度勾配発生源を備えるとともに、前記燃料ガス通路は、
前記単電池の前記表面の高温部から低温部に向かう方向
に流路を定めた構成であることを、その要旨としてい
る。
【0009】こうした燃料電池において、さらに、前記
単電池の他方側の表面に接して設けられ、前記燃料ガス
通路の流れ方向と対向する方向に流路を定めつつ他方の
電極に酸化ガスを与える酸化ガス通路を備えるように構
成してもよい。また、前記燃料ガス通路の出口側の水蒸
気分圧を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に
応じて前記単電池の温度を調節する温度調節手段とを備
えるように構成してもよい。
【0010】
【作用】燃料ガス通路を流れる燃料ガス中の相対湿度
は、電解質膜への水蒸気の消費によって燃料ガス通路の
出口側に向かうにつれ徐々に低下するが、請求項1記載
の発明のように、単電池の表面の高温部から低温部に向
かう方向に燃料ガスを流すことにより、その温度の低下
に則して飽和水蒸気量を減少させることができ、これに
より、相対湿度を燃料ガスの流れ方向に対して均一にで
きる。この結果、上記電解質膜への水蒸気の消費による
相対湿度の低下が抑えられ、単電池の燃料極側の表面に
おける相対湿度は均一となる。
【0011】請求項2記載の発明のように、酸化ガス通
路を、燃料ガス通路の流れ方向と対向する方向に流路を
定めた構成とすることで、酸化ガスは単電池の表面の低
温部から高温部に向かう方向に流れる。このため、酸化
ガス通路を流れる酸化ガスは電気反応による生成水を吸
収していくことによって徐々に水蒸気分圧が高まってい
くが、それに合わせて単電池の温度も上がるため、相対
湿度の上昇は抑制される。この結果、電池反応によって
発生した生成水は酸化ガスによってスムーズに排出さ
れ、フラッデイング等による反応低下が抑制できる。
【0012】請求項3記載の燃料電池によれば、検出手
段により検出された燃料ガス通路の出口側の水蒸気分圧
に応じて、温度調節手段により単電池の温度が調節され
る。このため、何らかの原因で電解質が急激に乾燥状態
となり、燃料ガス通路の出口側の水蒸気分圧が低下した
場合に、その水蒸気分圧の低下に応じて単電池の温度の
調節が可能となり、電解質が湿潤状態に復帰される。
【0013】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0014】図1は、本発明の第1実施例を適用した固
体高分子型の燃料電池1のセル構造の模式図、図2は、
その分解斜視図である。これらの図に示すように、燃料
電池1は、そのセル構造として、電解質膜10と、この
電解質膜10を両側から挟んでサンドイッチ構造とする
ガス拡散電極としてのアノード20およびカソード30
と、このサンドイッチ構造を両側から挟みつつ燃料ガス
の流路溝40および酸化ガス(酸素含有ガス)の流路溝
50を形成するセパレータ60,70とを備える。な
お、図1には、電解質膜10,アノード20およびカソ
ード30からなる単電池を1つだけ示したが、実際は、
セパレータ60,アノード20,電解質膜10,カソー
ド30,セパレータ70の順に単電池を複数個積層して
固体高分子型燃料電池を構成する。
【0015】また、燃料電池1は、積層した単電池間、
詳細には一方側のセパレータ70と他方側のセパレータ
60との間に、冷却水(温調水)の流路溝80を形成す
る冷却板90が介装されている。なお、この実施例で
は、単電池間に必ず一個の冷却板90が設けられている
が、これに換えて、単電池を複数個(例えば、3〜8
個)積み重ねるごとに一個の冷却板90を設けた構成と
してもよい。
【0016】電解質膜10は、高分子材料、例えばフッ
素系樹脂により形成されたイオン交換膜であり、湿潤状
態で良好な電気電導性を示す。アノード20およびカソ
ード30は、炭素繊維からなる糸で織成したカーボンク
ロスにより形成されており、このカーボンクロスには、
触媒としての白金または白金と他の金属からなる合金等
を担持したカーボン粉がクロスの隙間に練り込まれてい
る。
【0017】セパレータ60は、カーボンを圧縮して不
透過としたガス不透過カーボンにより形成されている。
セパレータ60には、その一方面にリブが形成されてお
り、このリブとアノード20の表面とで前記燃料ガスの
流路溝40を形成している。また、セパレータ70の一
方面にもリブが形成されており、このリブとカソード3
0の表面とで前記酸化ガスの流路溝50を形成してい
る。なお、これら燃料ガス流路溝40と酸化ガス流路溝
50とは、互いに平行となっている。
【0018】燃料ガスおよび酸化ガスの流れについて次
に説明する。図2に示すように、燃料ガス源(図示せ
ず)から供給された燃料ガスG1は、セパレータ60の
外郭フレームに形成された吸気マニホールド(図示せ
ず)を介して燃料ガス流路溝40の各流路方向に分岐さ
れ、燃料ガス流路溝40の各流路を図中、y方向に流さ
れる。その後、燃料ガスG1は排気マニホールドを介し
て一旦集められて装置外部に排出される。一方、酸化ガ
ス源(図示せず)から供給された酸化ガスG2は、セパ
レータ70の外郭フレームに形成された吸気マニホール
ド(図示せず)を介して酸化ガス流路溝50の各流路方
向に分岐され、酸化ガス流路溝50の各流路を図中、−
y方向に流される。その後、酸化ガスG2は排気マニホ
ールドを介して一旦集められて装置外部に排出される。
【0019】冷却板90は、セパレータ60と同じ素材
により形成されている。冷却板90には、セパレータ6
0,70と同様に、その一方面にリブが形成されてお
り、このリブとセパレータ70の表面(酸化ガス流路溝
50が形成されている面と反対側の面)とで温調水の流
路溝80を形成している。この流路溝80は、複数本の
流路から構成され、その方向は燃料ガス流路溝40と酸
化ガス流路溝50に対して直交する方向である。これら
流路の間隔は両端ほど狭く中央部に向かって徐々に大き
くなるように形成されている。複数本の流路は、2系統
の流路80a,80bに区別することができ、片側半分
に位置する流路80aには、第1の温度T1の温調水W
1(図2)が流され、他方側半分に位置する流路80b
には、第1の温度T1より低い第2の温度T2の温調水
W2(図2)が流される。第1の温度T1は、燃料電池
1の最適作動温度に近い値であり、例えば80[℃]で
ある。第2の温度T2は、例えば70[℃]である。
【0020】こうした構成の冷却板90では、前記温調
水W1,W2の温度差と流路溝80の溝間隔の差から、
片側端部90aで最も高い温度T1、即ち、燃料電池の
作動温度にほぼ等しい温度となり、その後、図中y方向
に移行するにつれ徐々に小さくなり、他方側端部90b
で最も低い温度T2となる。なお、冷却板90により単
電池に過度な温度勾配を設けると、触媒反応速度の不均
一を招くため、単電池内の温度差は、20[℃]以下が
望ましいことから、本実施例では、第1の温度T1と第
2の温度T2との温度差は20[℃]以下、具体的には
10[℃]となっている。
【0021】以上のように構成された燃料電池1では、
冷却板90により、電解質膜10,アノード20および
カソード30からなる単電池の表面に、図3のグラフに
示すように、温度T1から温度T2まで徐々に低下する
温度勾配が発生する。燃料ガス流路溝40は、温度T1
である高温部側にその入口が、温度T2である低温部側
にその出口が位置している。このため、燃料電池1で
は、燃料ガス流路溝40を流れる燃料ガスについて、そ
の温度の低下に則して飽和水蒸気量を減少させることが
でき、これにより、相対湿度を燃料ガスの流れ方向に対
して均一にできる。燃料ガス通路を流れる燃料ガス中の
相対湿度は、電解質膜10への水蒸気の消費によって燃
料ガス通路の出口側に向かうにつれ徐々に低下するはず
であるが、上述したように均一にすることができること
から、電解質膜10への水蒸気の消費による相対湿度の
低下を抑えて、図3の2点鎖線に示すように、アノード
20の表面における相対湿度を均一とすることができ
る。従って、電解質膜10への加湿を均一に行なうこと
ができ、その結果、単電池での電気化学反応は安定した
ものなり、電池性能の向上を図ることができる。
【0022】また、前記燃料電池1では、酸化ガス流路
溝50中の酸化ガスは、燃料ガス流路溝40中の燃料ガ
スと対向する方向に流されていることから、酸化ガスは
単電池の表面の低温部から高温部に向かう方向に流れる
ことになる。このため、酸化ガス流路溝50を流れる酸
化ガスは電気反応による生成水を吸収していくことによ
って徐々に水蒸気分圧が高まっていくが、それに合わせ
て単電池の温度も上がるため、相対湿度の上昇は抑制さ
れる。この結果、電池反応によって発生した生成水は酸
化ガスによってスムーズに排出され、フラッデイング等
による反応低下が抑制でき、単電池の出力を安定化させ
ることができる。
【0023】なお、前記第1実施例の燃料電池1では、
温度の相違する2系統の温調水を用い、冷却板90の流
路溝80の間隔を中央部程広くする構成としたが、これ
に換えて、一の温調水を用いて、冷却板90の流路溝を
片側端部90aから他方側端部90bに向かって徐々に
広くするように構成してもよい。この構成により、第1
実施例と同様に、冷却板90の表面に温度勾配を発生さ
せることができ、ひいては、単電池表面に温度勾配を発
生させることができる。また、前記第1実施例では、セ
パレータ60と冷却板90とは別体のものを固着して使
用していたが、これに換えて、両者を一体化して構成し
てもよい。
【0024】また、前記第1実施例の燃料電池1では、
冷却板90の流路溝80の間隔を中央部程広くする構成
としたが、これに換えて、2系統の温調水を、燃料電池
1の最適作動温度よりも低いもの(冷却水)とした場
合、次のように構成することもできる。温調水が60
[℃]および50[℃]といった最適作動温度よりも低
い温度の場合、冷却板90の流路溝80の間隔が密な部
分ほど温度が下がる傾向になるため、第1実施例と同様
な図3に示した温度勾配を発生させるには、第1系統の
流路80aを、第2系統の流路80bと同様に、図2に
おいてはy軸の正の方向に流路溝80の間隔が狭くなる
ようにした方がよい。
【0025】次に、本発明の第2実施例を説明する。こ
の実施例は、第1実施例と同じ構成の燃料電池(本体)
1を備えた上で、冷却板90の流路溝80に供給する第
1および第2の温調水W1,W2の温度を調節可能とし
たものである。詳しくは、図4の概略構成図に示すよう
に、冷却板90の流路溝80の片側流路80aに第1の
循環流路100を接続し、流路溝80の他方側流路80
bに第2の循環路200を接続し、両循環路100,2
00の途中に、ファン110,210を備えたラジエタ
ー120,220と循環ポンプ130,230とをそれ
ぞれ設けた。循環ポンプ130,230は、外部からの
制御信号を受けて循環量を制御可能なタイプである。さ
らに、この実施例では、燃料ガス流路溝40の出口側の
マニホールド内に設けられ、その出口側の水蒸気分圧を
検出する湿度センサ300が設けられている。この湿度
センサ300と循環ポンプ130,230は電子制御ユ
ニット(ECU)400に接続される。
【0026】ECU400は、マイクロコンピュータを
中心とした論理回路として構成され、詳しくは、予め設
定された制御プログラムに従って所定の演算等を実行す
るCPU410、CPU410で各種演算処理を実行す
るのに必要な制御プログラムや制御データ等が予め格納
されたROM420、同じくCPU410で各種演算処
理を実行するのに必要な各種データが一時的に読み書き
されるRAM430、湿度センサ300からの出力信号
を入力する入力回路440と、CPU410での演算結
果に応じて循環ポンプ130,230に制御信号を出力
する出力回路450等を備えている。
【0027】こうした構成のECU400のCPU41
0よって、湿度センサ300で検出された水蒸気分圧に
応じて、循環ポンプ130,230が制御されることに
より、冷却板90を流れる温調水の温度が調整される。
【0028】次に、CPU410により実行される温調
水温制御処理について、図5のフローチャートに沿って
説明する。この制御処理は、所定時間毎に繰り返し実行
されるものである。CPU410は、まず、湿度センサ
300から燃料ガス流路溝40の出口側の水蒸気分圧P
Rを読み込む(ステップS500)。次いで、その水蒸
気分圧PRが所定の圧力P0(ガス流量、または要求出
力値に応じて設定される値である)より低い値か否かを
判定し(ステップS510)、ここで、肯定判定される
と、第1および第2の循環ポンプ130,230の回転
数を上昇する処理を行なう(ステップS520)。第1
および第2の循環ポンプ130,230は、燃料電池1
の定常運転時には、所定の回転数n1,n2(n1,n
2は正の値)でそれぞれ運転されるが、ステップS52
0では、この回転数をn1+n0,n2+n0(n0は
正の値)にそれぞれ上昇する。
【0029】ステップS520の実行後、または、ステ
ップS520で、否定判定、即ち、水蒸気分圧PRが所
定の圧力P0以上であると判定された場合には、処理は
ステップS530に進む。ステップS530では、水蒸
気分圧PRが圧力P0よち高い所定の圧力P1を越えた
か否かを判定する。ここで、肯定判定されると、第1お
よび第2の循環ポンプ130,230の回転数を定常運
転時の回転数n1,n1に復帰する処理を行なう(ステ
ップS540)。その後、「リターン」に進み、このル
ーチンの処理を一旦終了する。一方、ステップS520
で、否定判定、即ち、水蒸気分圧PRが所定の圧力P1
に達していないと判定された場合にも、「リターン」に
進み、このルーチンの処理を一旦終了する。
【0030】こうして構成された温調水温制御ルーチン
によれば、燃料ガス流路溝40の出口側の水蒸気分圧P
Rが所定の圧力P0より低下すると、第1および第2の
循環ポンプ130,230の回転数が定常運転時の回転
数n1,n2から所定回転数n0だけそれぞれ高められ
る。このため、冷却板90の流路溝80を流れる温調水
の温度は第1系統,第2系統共、それぞれ低下すること
になり、この結果、燃料ガス流路溝40および酸化ガス
流路溝50を流れる各ガス中の飽和水蒸気量が減少し
て、ガス中の湿度が高くなる。従って、この第2実施例
では、何らかの原因で電解質膜10が急激に乾燥状態と
なり、湿度センサ300で検出された燃料ガス流路溝4
0の出口側の水蒸気分圧が所定値P1以下に低下した場
合に、燃料ガス流路溝40を流れる燃料ガスおよび酸化
ガス流路溝50を流れる酸化ガス中の湿度を高めること
ができ、その結果、電解質膜10を湿潤状態に確実に復
帰させることができる。よって、電池性能の向上を図る
ことができる。
【0031】なお、循環路中に電気式ヒータを配し、水
蒸気分圧PRが大きくなりすぎ、即ち、余剰に加湿され
ているような場合には、その電気式ヒータを作動させ、
逆に相対湿度を下げるように制御することを可能であ
る。また、その場合、その電気式ヒータを始動時に作動
させ、燃料電池の始動特性を向上させるようにしてもよ
い。
【0032】前述した循環ポンプ130,230の制御
では、両循環ポンプ130,230を共に制御したが、
燃料ガスの出口側のポンプ230のみ制御するようにし
てもよい。また、湿度センサを入口側にも追加し、両循
環ポンプ130,230を個別に制御してもよい。さら
には、ファン110,210の回転数を制御することに
よって温度制御することも可能である。
【0033】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の燃料電池で
は、単電池の表面の高温部から低温部に向かう方向に燃
料ガスを流すことにより、単電池の電解質への加湿を均
一なものとすることができる。その結果、単電池での電
気化学反応は安定したものとなり、電池性能の向上を図
ることができる。
【0035】また、酸化ガスの流れ方向を燃料ガスの流
れ方向に対向させることにより、酸化ガスの電極側から
も単電池の電解質への加湿の均一化を図ることができ
る。その結果、単電池での電気化学反応は安定したもの
となり、より一層の電池性能の向上を図ることができ
る。
【0036】さらに、燃料ガス通路の出口側の水蒸気分
圧に応じて単電池の温度を調節することにより、不足の
事態における単電池の急激な乾燥を抑えることができ、
電池性能の向上をより一層図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を適用した燃料電池1のセ
ル構造の模式図である。
【図2】そのセル構造の分解斜視図である。
【図3】燃料ガス流路溝40の位置に対する単電池表面
の温度勾配と電解質膜10の相対湿度との変化を示すグ
ラフである。
【図4】本発明の第2実施例の全体構成を示す概略構成
図である。
【図5】電子制御ユニット400で実行される温調水温
制御ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…燃料電池 10…電解質膜 20…アノード 30…カソード 40…燃料ガス流路溝 50…酸化ガス流路溝 60…セパレータ 70…セパレータ 80…流路溝 90…冷却板 100…第1の循環流路 110…ファン 120…ラジエター 130…第1の循環ポンプ 200…第2の循環路 210…ファン 220…ラジエター 230…第2の循環ポンプ 300…湿度センサ 400…電子制御ユニット 410…CPU 420…ROM 430…RAM 440…入力回路 450…出力回路 G1…燃料ガス G2…酸化ガス PR…水蒸気分圧 T1…第1の温度 T2…第2の温度 W1…第1の温調水 W2…第2の温調水

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解質を2つの電極で挟持する単電池
    と、 前記単電池の片側の表面に接して設けられ、前記2つの
    電極の内の一方の電極に燃料ガスを与える燃料ガス通路
    とを備えた燃料電池において、 前記単電池の前記表面方向に温度勾配を発生する温度勾
    配発生源を備えるとともに、 前記燃料ガス通路は、 前記単電池の前記表面の高温部から低温部に向かう方向
    に流路を定めた構成であることを特徴とする燃料電池。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の燃料電池であって、 さらに、 前記単電池の他方側の表面に接して設けられ、前記燃料
    ガス通路の流れ方向と対向する方向に流路を定めつつ他
    方の電極に酸化ガスを与える酸化ガス通路を備える燃料
    電池。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の燃料電池であっ
    て、 さらに、 前記燃料ガス通路の出口側の水蒸気分圧を検出する検出
    手段と、 該検出手段の検出結果に応じて前記単電池の温度を調節
    する温度調節手段とを備える燃料電池。
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