JPH07320082A - 画像処理方法および装置 - Google Patents

画像処理方法および装置

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JPH07320082A
JPH07320082A JP6112806A JP11280694A JPH07320082A JP H07320082 A JPH07320082 A JP H07320082A JP 6112806 A JP6112806 A JP 6112806A JP 11280694 A JP11280694 A JP 11280694A JP H07320082 A JPH07320082 A JP H07320082A
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JP
Japan
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image
image processing
image data
input
data
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Withdrawn
Application number
JP6112806A
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English (en)
Inventor
Masayuki Takayama
誠之 高山
Tadashi Takizawa
正 滝沢
Makoto Nihei
誠 仁平
Yushi Nezu
祐志 根津
Koji Kawamura
興二 川村
Katsumi Masaki
克己 正木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH07320082A publication Critical patent/JPH07320082A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パターン毎に分解された画像データをベタパ
ターンとして入力し、パターン毎に画像処理し、処理し
た後、合成することで高品質の画像を提供することを可
能とする。 【構成】 予め色毎やパターン毎に分解された画像デー
タを入力手段1で入力し、入力された画像データを読み
込みデータ格納用RAM2に格納する。格納された画像
データに対して属性指示手段3で属性を指示し、指示さ
れた処理を、読み込みデータ格納用RAM2に格納され
た画像データに対して画像処理手段4により実行する。
画像処理手段により処理された画像データは、画像合成
手段5により合成され、合成された画像データはRAM
6に格納される。格納された画像データは画像出力手段
7によりCRT,プリンタ等に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】
(1)従来、画像を入力する際、入力したい画像をその
ままの形で入力させることにより実現する画像処理装置
が存在していた。例えば、モノクロのスキャナやカラー
スキャナを使用し、直接モノクロ画像やカラー画像を画
像処理装置に入力すべき画像を入力することにより画像
入力を実現していた。
【0003】(2)従来、例えば多色で構成されるイラ
ストなどのカラー画像をスキャナから入力しカラーで印
刷しようとするとき、入力手段のスキャナは例えば光の
三原色であるRGBで原稿に描かれた画像を読み取り、
これを入力データとして出力装置に送るなどの処理や装
置が必要であった。また、読み取った画像データを例え
ばメッシュパターン等に変更することは大変な作業であ
った。
【0004】
【発明が解決しようする課題】
(1)しかしながら、メッシュパターンを含むモノクロ
画像をモノクロスキャナにより入力しようとすると、時
としてモアレが発生し、正常な入力が困難なことがあっ
た。また、カラー画像を入力しようとする時は高価なカ
ラースキャナを使用しなければならなかった。
【0005】(2)しかしながら、上記従来技術では入
力する手段であるスキャナをRGB各色に色分解して読
み込むことのできるようなものにしなければならず(例
えばカラースキャナ)、コストや装置規模の面で比較的
大きくなってしまうものであった。また、読み取る原稿
が規則的なメッシュパターンで構成されるようなもので
あったときスキャナのセンサであるCCDの分解能力と
干渉をおこしてしまいモアレなど画質の劣化が発生して
しまうものであった。また、読み取った画像データをメ
ッシュパターン等に変更する場合には多大な負担がかか
るものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】
(1)本発明によれば、入力すべき画像をあらかじめ例
えばメッシュパターンごとに分解し、分解した画像のそ
れぞれをベタパターンとして入力させ、該入力されたそ
れぞれの画像にたいしそれぞれに対応するメッシュパタ
ーンへの画像変換処理を施し、しかる後これらの画像の
画像合成処理を行うことにより、前記入力すべき画像入
力を実現させ、このことによりモアレのない高品質の画
像の入力を安価に実現しようとするものである。
【0007】(2)本発明によれば、入力すべきカラー
画像をあらかじめ例えばRGBの3原色に分解してお
き、分解された画像のそれぞれを入力させ、入力させた
それぞれの画像を例えばRGBの3原色に対応させるこ
とによりカラー画像の入力を実現させようとするもので
ある。
【0008】また、分解された画像を入力させるにあた
って、モノクロスキャナを用いることにより安価なカラ
ー画像の入力を実現させようとするものである。
【0009】また、分解された画像をカラースキャナで
入力させるにあたって、カラースキャナのモノクロ入力
モードにより画像入力させることにより、高解像度入力
や高速入力を実現しようとするものである。
【0010】また、分解された画像をカラースキャナで
入力させるにあたって、入力された画像をあらかじめ分
解されたカラーデータに対応するカラーデータとして取
り扱うことにより、前記入力すべきカラー画像を入力さ
せるコストパフォーマンスに優れたカラー画像入力を実
現させようとするものである。
【0011】また、入力すべきカラー画像を印刷出力装
置に対応する例えばYMCあるいはYMCKに分解し、
分解された画像のそれぞれを入力させることによりカラ
ー画像の入力を実現させようとするものである。
【0012】また、入力すべきカラー画像を入力する
際、RGB、YMC,あるいはYMCKばかりでなく任
意個数の任意のカラーデータに分解して入力することに
より安価なカラー画像入力を実現しようとするものであ
る。
【0013】また、例えばRGB,YMC,YMCKに
分解され入力された画像を、印刷、表示等の出力装置に
出力させることによりカラー画像の出力を実現させよう
とするものである。
【0014】また、出力装置にカラー画像を出力させる
にあたっては入力された画像データを直接又は出力装置
に対応した画像処理を施した後出力させることにより、
高品位なまたは魅力的な画像出力を実現させようとする
ものである。
【0015】(3)本発明によれば読み取る原稿をあら
かじめ色毎やパターン毎に分解して作成しておき、これ
を入力手段として単純な白黒の検出ができるスキャナで
読み取って、そのデータに対してそれぞれの分解された
画像毎にパターンや色を指示する属性指示手段によって
各画像データに画像処理をおこない、次に各画像を合成
する手段によってカラーの画像データとして合成をおこ
ないこれを印刷装置などの出力装置で出力させることで
比較的規模の小さく安価な画像処理及び装置を可能とす
るものである。
【0016】(4)本発明によれば読み取る原稿をあら
かじめ色毎やパターン毎に分解して作成しておき、これ
を入力手段として単純な白黒の検出ができるスキャナで
読み取って、そのデータに対してそれぞれの分解された
画像毎にパターンや色を指示する属性指示手段によって
各画像データに画像処理をおこない、次に各画像を合成
する手段によってカラーの画像データとして合成をおこ
ないこれを印刷装置などの出力装置で出力させること
で、新たな画像データを作成することを可能とするもの
である。
【0017】(5)本発明によれば読み取る原稿をあら
かじめ色毎やパターン毎に分解して作成しておき、分解
された画像毎にパターンや色を指示する属性指示手段と
して同一原稿にバーコードを付加することにより、これ
を入力手段として単純な白黒の検出ができるスキャナで
読み取って、そのデータに対してバーコードに従った画
像処理をおこない、次に各画像を合成する手段によって
カラーの画像データとして合成をおこないこれを印刷装
置などの出力装置で出力させることを可能とするもので
ある。
【0018】(6)本発明によれば読み取る原稿をあら
かじめ色毎やパターン毎に分解して作成しておき、分解
された画像毎にパターンや色を指示する属性指示手段と
して同一原稿にマークシートを付加することにより、こ
れを入力手段として単純な白黒の検出ができるスキャナ
で読み取って、そのデータに対してマークシートに従っ
た画像処理をおこない、次に各画像を合成する手段によ
ってカラーの画像データとして合成をおこないこれを印
刷装置などの出力装置で出力させることを可能とするも
のである。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。
【0020】〈実施例1〉図9は実施例1の装置の基本
構成を表すブロック図である。図9において、10はC
PUであり、本装置における各種の制御を実行する。1
1はROMであり、CPU10により実行される制御プ
ログラムや各種データを格納する。後述のフローチャー
トで示される制御プログラムも、このROM11に格納
される。12はRAMであり、CPU10が各種制御を
実行するに際して作業エリアを提供する。尚、二次記憶
15(後述)に格納された制御プログラムをRAM12
にロードして格納し、CPU10がこれを実行するよう
に構成しても良い。
【0021】13は表示部であり、CPU10による表
示制御のもとで各種の処理結果等の表示を行う。14は
入力部であり利用者による各種入力が行われる。15は
二次記憶であり、複数の情報をファイルとして格納す
る。16はバスであり、上記の各構成を接続し、相互に
情報のやり取りを可能とする。
【0022】図1は本発明の特徴を最もよく表す図面で
あり、同図において1は画像データの入力手段であり例
えばスキャナ、ビデオキャプチャ、磁気記憶装置で構成
される。2は前記入力手段から読み込んだ画像データを
蓄えるバッファ用のRAMである。3は入力された画像
データに対してどの様な色を付けたりパターンを付けた
りするのかを指示する手段であり、例えばキーボードや
マウスなどのポインティングデバイス、または前記入力
手段のスキャナや磁気記憶装置などから同じ様にして読
み出すように構成することも可能である。4は前記指示
手段によって指示された処理を2に蓄えられた画像デー
タに対して行う画像処理手段であり、例えば指示された
メッシュパターンと2のRAMに格納された画像データ
とを論理積をとることによりメッシュパターン付けを行
ったりさらに指示された色に従って色情報を含んだデー
タへ変換するなどの処理を行う。次に5は画像合成手段
であり前記1〜4の処理で生成された複数の画像データ
を合成する処理を行う。6は前記処理によって合成され
た画像データを格納するRAMである。以上のようにし
て生成された画像データは7の例えばプリンタ、磁気記
憶装置、CRTやLCDなどの表示装置から構成される
画像出力手段へ出力を行う。
【0023】図2の2aは本実施例を説明するための入
力する画像データと本処理装置において処理を行った画
像出力結果の一例を模式図であらわしたものである。同
図において201、202、203は入力手段で入力す
るための画像の模式図である。本処理において画像処理
手段4、画像合成手段5で処理した結果、最終的に出力
される画像は3つの構成要素からなっている204とし
て例示してある。204は本処理を行って出力した画像
の一例であり前記それぞれの分解画像に対してメッシュ
パターンを付けるなどの画像処理を行っている様子がわ
かる。
【0024】上記実施例では説明の都合上白黒の画像デ
ータについて説明を行ったがこれをカラーへ拡張するこ
とも可能である。図2の2bはカラー画像入力を実現す
る実施例を説明するための入力する画像データと、本処
理装置において処理を行ったカラー画像出力結果の一例
を模式図であらわしたものである。同図において21
1、212、213は入力手段で入力するための画像の
模式図である。画像処理手段4、画像合成手段5で処理
した結果、最終的に出力される画像は3つの構成要素か
らなっている214として例示してある。同図211は
黒、212はオレンジ、213は赤に対応して分解され
た各画像をあらわしている。214は本処理を行って出
力したカラー画像の一例であり前記それぞれの分解画像
に対して色付され合成された画像が得られている様子が
わかる。すなわち214は黒、オレンジ、赤の3色から
なるカラー画像となっている。図2の2cは2bにおい
てカラー指定された場合の色分解の例であり、黒、オレ
ンジ、赤に指定された場合を印刷時の色の3原色である
Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)に分解
したものである。
【0025】次に第2図の2aで示された画像入力に関
する処理手順を説明する。
【0026】図3は本実施例の処理手順を示すフローチ
ャートである。以下本図を用いて処理手順を説明する。
まずステップS1で図2の2aに示した画像をスキャナ
を用いて読みだし処理を行う。ここでは図2の201が
読み出されたものとする。読み出された画像は図1の2
で示したRAMへ蓄えられる。ここでは以下の説明を簡
単にするためにRAM中には2値のデータが格納される
ものとする。次にステップS2で属性の指示を受ける。
ここでは選択できるパターンを表示してあるキーボード
より指示が行われベタ黒のパターン(メッシュのパター
ンであっても本発明の趣旨を損ねるものではない)が選
ばれたものとする。指示が入力されたらステップS3で
指定されたパターンを例えばROMから読み出したり、
パターン生成のアルゴリズムを用いて生成する。生成し
たパターンは次のステップS4で前出のRAMに蓄えら
れた画像と論理積をとり、ステップS5で図1の6の画
像バッファであるRAMへ転送する。次にステップS6
で入力すべき画像が全て終了したかを判断し、本説明で
はまだ存在するのでステップS1へ戻る。以下同様にし
て図2の202、203の画像について処理を行い、最
後にステップS7で最終的に合成された画像をプリンタ
へ出力を行う。出力結果の模式図は図2の204に示し
たとおりである。
【0027】次に第2図の2bで示されたカラー画像入
力に関する処理手順を説明する。
【0028】まず図3ステップS1で図2の2bに示し
た画像をスキャナを用いて読みだし処理を行う。ここで
は図2の2bの211または212または213が読み
出されたものとする。読み出された画像は図1の2で示
したRAMへ蓄えられる。ここでは以下の説明を簡単に
するためにRAM中には2値のデータが格納されるもの
とする。次にステップS2で属性の指示を受ける。ここ
ではそれぞれの画像にたいする属性が定められているも
のとする。すなわち図2の2bの211の属性は黒、2
12の属性はオレンジ、213の属性は赤である。ステ
ップS3で、これら各色に対応するYMCパターンを例
えばROMから読み出したり、パターン生成のアルゴリ
ズムを用いて生成する(図2の2c)。生成したパター
ンは次のステップS4で前出のRAMに蓄えられた画像
と論理積をとり新たなYMCに対応する3種の画像を作
り出す。ステップS5で図1の6の画像バッファである
RAMへ転送する。次にステップS6で黒、オレンジ、
赤に対応する3種の画像に対する処理が全て終了したか
を判断し、3種の画像にたいする処理を繰り返す。この
際、ステップS4で得られたYMCに対応する3種の画
像データは、黒、オレンジ、赤に対応する処理において
論理和がとられる。図2の2bの211,212、21
3の画像について処理を行い、最後にステップS7で最
終的に合成された画像をプリンタへ出力を行う。出力結
果の模式図は図2の214に示したとおりである。
【0029】以上本実施例においては入力すべき画像を
黒、オレンジ、赤の3色に分解して入力を試みたが、R
GB、YMCやあるいはYMCKやその他複数個の色に
分解して入力しても本発明の趣旨を損ねるものではな
い。
【0030】〈実施例2〉次に実施例2について説明す
る。尚、本実施例2の装置の基本構成は実施例1(図
9)と同様でありここでは説明を省略する。
【0031】図4は他の属性指示手段を利用した場合の
分解された読み込みデータの例であり、4aは属性指示
手段にバーコードを利用したものである。この場合は予
め分解されたデータのそれぞれのパターンおよび、色情
報等が書き込まれている。4bは属性指示手段にマーク
シートを利用したものである。この場合は分解されたデ
ータのパターンおよび、色の種類等を使用者が指示する
ものであり、データ上にチェックして読み込ますだけで
実現できるものである。図中ではパターンの選択を指示
するマークシートが書かれてなく、また色の種類も限定
されているがこれは本明細書の印刷の都合であり、実際
にはチェック領域を拡大して項目数を増やすことで実現
できるものである。
【0032】図5は本実施例の処理の流れを示すフロー
チャートであり、本フローチャートを用いて処理の流れ
を説明する。
【0033】図7は本実施例の特徴を示したブロック図
である。ここでは、図1で説明したものと同じものに
は、同じ番号を付けている。本ブロック図は基本的に図
1に示したブロック図の属性指示手段の代わりにバーコ
ードおよびマークシート解析手段(図中9)と、分解さ
れた画像データを予め用意しておくためのROM(図中
8)を追加したのもである。図4の読み込みデータから
図2の214の出力結果を得るまでの処理を図5のフロ
ーチャートを用いて具体的に説明する。まずステップS
51で図4の401に示したバーコード付き画像もしく
はマークシート付き画像を単純白黒スキャナ等の入力機
器で読み込む。読み込まれた画像は図7の2で示したR
AMにバーコードもしくはマークシート部とデータ部に
分けて蓄えられる。ここでは以下の説明を簡単にするた
めにRAM中には2値のデータが蓄えられるものとする
が、多値の状態で蓄えても良い。次にステップS52で
属性を指示されたバーコード部もしくはマークシート部
を解析する。解析した結果からステップS53において
指示されたパターンを例えばROMから読みだしたり、
パターン生成のアルゴリズムを用いて生成する。生成し
たパターンは前出のRAMのデータ部に蓄えられた画像
と論理積をとる。出来上がった1つのパターンのデータ
をステップS55で図7の6の画像バッファであるRA
Mへ転送する。次にステップS56で入力すべき画像が
すべて終了したかを判断し、終了していない場合はステ
ップS51へ戻る。以下同様にしてすべての画像が終了
したならば、最後にステップS57で最終的に合成され
た画像をプリンタへ出力をおこなう。出力結果において
は前記第1実施例と同様に図2の214に示した通りで
ある。
【0034】〈実施例3〉次に実施例3について説明す
る。尚、本実施例3の装置の基本構成は実施例1(図
9)と同様でありここでは説明を省略する。
【0035】前記第2実施例においてバーコードもしく
はマークシートを付加した画像データにおいて、パター
ンまたは色別に分解されたデータそれぞれに前記バーコ
ードもしくはマークシートを付加して、順次全画像の読
み込みが終了するまで繰り返したが、本実施例では図6
に示した分解された画像データ全体にバーコードもしく
はマークシートを付加し、一度に読み込むことにより処
理の簡易化および処理時間を短縮することが可能であ
る。この場合、図1の2に示したRAMをそれぞれバー
コードもしくはマークシート部と画像データ部に6分割
することにより実現できる。処理手順は第2実施例で説
明したフローチャートにおいて、ステップS52で分割
して格納した図1の2のRAMに格納された属性指示手
段を解析し、ステップS53でそれぞれについてメッシ
ュパターン生成または読み出しをおこなう。ステップS
54で同様にそれぞれについて論理積をとり、色つけを
おこなう。処理したそれぞれの画像データを合成しなが
らステップS55で画像バッファに転送する。これによ
り、図5のステップS57の全画像終了のチェックをお
こなうことなく、1回のループでプリンタへ出力するこ
とができる。出力結果については第1、第2実施例同
様、図2の214に示した通りである。
【0036】〈実施例4〉次に実施例4について説明す
る。尚、本実施例4の装置の基本構成は実施例1(図
9)と同様でありここでは説明を省略する。
【0037】本実施例は第2実施例の中で説明した、分
解した画像データを読み込ますことなく、属性指示手段
の1つであるバーコードもしくはマークシート中に画像
データの種類を付加することにより、属性指示手段を読
み込むだけで、第1、第2、第3実施例で得た出力結果
と同様の結果を得るものである。
【0038】図7は第2実施例でも説明した、本実施例
の特徴を表わす図面であり、図中9を除いた1から7ま
では第1実施例で説明した基本構成と同一である。9は
本実施例でバーコードもしくはマークシートを解析する
ための解析手段である。8は予め作成分解された画像デ
ータを用意しておくためのROMである。
【0039】図8は本実施例で読み込ますデータで、属
性指示および用意された画像データの種類を示すバーコ
ードもしくはマークシートの一例である。図中801は
図2の214の結果を得るための属性および画像の種類
が指示されたバーコードの例である。802は801同
様に指示されたマークシートの例である。803はそれ
ぞれの指示が表わしているROM中に格納されている画
像データの例である。図2の214の結果を得るための
処理の流れは、第2もしくは第3実施例で説明した処理
にバーコードもしくはマークシートを解析した後、図5
のステップS52とS53の間に指示された画像を図7
の8のROMから呼び出す処理を追加するだけである。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明手段を
用いて画像処理および装置を構成することにより、規模
の小さく安価な装置、特にカラー出力をおこなうにあた
って、白黒の読み取り装置であっても画質の良い画像処
理が可能となる。
【0041】また、属性指示手段をバーコードやマーク
シートにすることにより、より一層使用者の手をわずら
わすことなく、特にキーボード等外部入力機器を使用し
なくても非常に簡単にカラー画像の出力を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の装置の機能構成を表すブロック図。
【図2】第1実施例説明のための実施形態の一例を示す
模式図。
【図3】第1実施例説明のための処理手順を示すフロー
チャート。
【図4】第2実施例説明のための実施形態の一例を示す
模式図。
【図5】第2、第3、第4実施例説明のための処理手順
を示すフローチャート。
【図6】第3実施例説明のための実施形態の一例を示す
模式図。
【図7】第4実施例説明のための装置の構成を表すブロ
ック図
【図8】第4実施例説明のための実施形態の一例を示す
模式図。
【図9】本実施例の装置の基本構成を表すブロック図。
【符号の説明】
1 入力手段 2 読み込みデータ格納用RAM 3 属性指示手段 4 画像処理手段 5 画像合成手段 6 合成された画像データを格納するRAM 7 画像出力手段 8 画像データ格納ROM 9 バーコード/マークシート解析手段 10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 表示部 14 入力部 15 二次記憶 16 バス 2a 第1実施例説明のための実施形態の一例を示す模
式図 201、202、203 分解された画像データの例 204 分解された画像データを処理した後の出力デー
タの例 2b 第1実施例説明のための実施形態の一例を示す模
式図 211、212、213 分解された画像データの例 214 分解された画像データを処理した後の出力デー
タ 2c 2bの模式図に色つけしたときの色分解の様子を
表わしたものである 4a バーコードを付加した分解された読み込み画像デ
ータ 4b マークシートを付加した分解された読み込み画像
データ 601 バーコードを付加した分解された読み込み画像
データ 602 マークシートを付加した分解された読み込み画
像データ 801 属性指示および画像の種類が記されたバーコー
ドの一例 802 属性指示および画像の種類が記されたマークシ
ートの一例 803 801,802で記されている画像の種類を表
わす一例
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/48 H04N 1/46 A (72)発明者 根津 祐志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 川村 興二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 正木 克己 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段によって入力された画像データに対す
    る画像処理方式を指示可能な画像処理指示手段と、 前記画像処理指示手段による指示に従い前記画像データ
    に対する画像処理を行う画像処理手段と、 前記画像処理手段によって画像処理された画像データを
    合成する画像合成処理手段と、 前記画像合成処理手段により合成された合成画像データ
    を出力する出力手段とを有することを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理指示手段はキーボードによ
    り実現することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理指示手段はバーコードによ
    り実現することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理指示手段はマークシートに
    より実現することを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記画像入力手段はイメージスキャナに
    より実現することを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記画像入力手段はイメージを格納した
    メモリーから該イメージを呼び出す事により実現するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像入力手段より入力される画像デ
    ータは色毎に分類した画像データであることを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像データを入力する画像入力手段と、 前記画像データに対して予め定められた画像処理方式に
    従い、前記画像データに対し画像処理を行う画像処理手
    段と、 前記画像処理手段によって画像処理された画像データを
    合成する画像合成処理手段と、 前記画像合成処理手段により合成された合成画像データ
    を出力する出力手段とを有することを特徴とする画像処
    理装置。
  9. 【請求項9】 前記画像入力手段はイメージスキャナに
    より実現することを特徴とする請求項8記載の画像処理
    装置。
  10. 【請求項10】 前記画像入力手段はイメージを格納し
    たメモリーから該イメージを呼び出す事により実現する
    ことを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記画像入力手段より入力される画像
    データは色毎に分類した画像データであることを特徴と
    する請求項8記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 画像データを入力し、 前記入力された画像データに対する画像処理方式を指示
    し、 前記指示に従い前記画像データに対する画像処理を行
    い、 前記画像処理された画像データを合成し、 前記合成された合成画像データを出力することを特徴と
    する画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記画像処理指示はキーボードにより
    実現することを特徴とする請求項12記載の画像処理方
    法。
  14. 【請求項14】 前記画像処理指示はバーコードにより
    実現することを特徴とする請求項12記載の画像処理方
    法。
  15. 【請求項15】 前記画像処理指示はマークシートによ
    り実現することを特徴とする請求項12記載の画像処理
    方法。
  16. 【請求項16】 前記画像入力はイメージスキャナによ
    り実現することを特徴とする請求項12記載の画像処理
    方法。
  17. 【請求項17】 前記画像入力はイメージを格納したメ
    モリーから該イメージを呼び出す事により実現すること
    を特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記入力される画像データは色毎に分
    類した画像データであることを特徴とする請求項12記
    載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 画像データを入力し、 前記画像データに対して予め定められた画像処理方式に
    従い、前記画像データに対し画像処理を行い、 前記画像処理された画像データを合成し、 前記合成された合成画像データを出力すること特徴とす
    る画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記画像入力はイメージスキャナによ
    り実現することを特徴とする請求項19記載の画像処理
    方法。
  21. 【請求項21】 前記画像入力はイメージを格納したメ
    モリーから該イメージを呼び出す事により実現すること
    を特徴とする請求項19記載の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記入力される画像データは色毎に分
    類した画像データであることを特徴とする請求項19記
    載の画像処理方法。
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