JPH07319336A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JPH07319336A JPH07319336A JP6131369A JP13136994A JPH07319336A JP H07319336 A JPH07319336 A JP H07319336A JP 6131369 A JP6131369 A JP 6131369A JP 13136994 A JP13136994 A JP 13136994A JP H07319336 A JPH07319336 A JP H07319336A
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- phenomenon
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多種類の状態を表示することができ、利用者
が容易に気がつくことができる表示装置を備えた画像記
録装置を提供すること。 【構成】 画像記録装置において発生した現象を予め装
置の複数の動作状態に区分して記憶しておき、装置の動
作状態が変化したときに、前記発生した現象に対応した
メッセージを表示すると共に背景色を変える。
が容易に気がつくことができる表示装置を備えた画像記
録装置を提供すること。 【構成】 画像記録装置において発生した現象を予め装
置の複数の動作状態に区分して記憶しておき、装置の動
作状態が変化したときに、前記発生した現象に対応した
メッセージを表示すると共に背景色を変える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置の動作状態や装置
で発生した現象を表示するための表示装置を備えた画像
記録装置に関し、特に、表示画像の背景の色により装置
の状態を表示するようにした表示装置を備えた画像記録
装置に関する。
で発生した現象を表示するための表示装置を備えた画像
記録装置に関し、特に、表示画像の背景の色により装置
の状態を表示するようにした表示装置を備えた画像記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機の機能が高まるにつれて、
複写機の機構も複雑化する傾向にある。たとえば、原稿
送りから仕分けから仕分けまでの処理を自動的に行なう
複写機においては、複写機本体に対して自動原稿搬送装
置やソータが設けられており、用紙の搬送経路も複雑な
ものとなる。また、両面複写を行なう複写機において
は、更に、搬送経路が複雑となる。このため、複写開始
を指示してから実際にコピーが出力されるまでには、あ
る程度の時間がかかるようになる。このような場合に
は、複写機の利用者は、複写機が正常に動作しているの
か心配になることがある。また、複写機の利用者が次の
作業を開始しようとするとき、複写機が現在どのような
状態にあるのかを確認する必要がある。
複写機の機構も複雑化する傾向にある。たとえば、原稿
送りから仕分けから仕分けまでの処理を自動的に行なう
複写機においては、複写機本体に対して自動原稿搬送装
置やソータが設けられており、用紙の搬送経路も複雑な
ものとなる。また、両面複写を行なう複写機において
は、更に、搬送経路が複雑となる。このため、複写開始
を指示してから実際にコピーが出力されるまでには、あ
る程度の時間がかかるようになる。このような場合に
は、複写機の利用者は、複写機が正常に動作しているの
か心配になることがある。また、複写機の利用者が次の
作業を開始しようとするとき、複写機が現在どのような
状態にあるのかを確認する必要がある。
【0003】そこで、複写機においては、操作パネル等
に、現在の複写機が現在どのような状態にあるのかを表
示することが一般に行なわれている。たとえば、複写機
の状態が「複写可能」状態、「動作中」等であること
を、ランプやメッセージで表示することが行なわれてい
る。
に、現在の複写機が現在どのような状態にあるのかを表
示することが一般に行なわれている。たとえば、複写機
の状態が「複写可能」状態、「動作中」等であること
を、ランプやメッセージで表示することが行なわれてい
る。
【0004】また、搬送経路の複雑化に伴い、紙詰まり
等の障害が発生する箇所も多岐に渡りため、障害によっ
て装置が停止した場合に、障害が発生したことを操作パ
ネルに設けられたランプで表示することが行なわれてい
る。
等の障害が発生する箇所も多岐に渡りため、障害によっ
て装置が停止した場合に、障害が発生したことを操作パ
ネルに設けられたランプで表示することが行なわれてい
る。
【0005】しかしながら、発光ダイオード等のランプ
により複写機の状態を表示する場合には、操作パネルの
面積の関係から設けることができるランプの数が制限さ
れるため、表示可能な状態の種類が限られてしまうとい
う問題があった。
により複写機の状態を表示する場合には、操作パネルの
面積の関係から設けることができるランプの数が制限さ
れるため、表示可能な状態の種類が限られてしまうとい
う問題があった。
【0006】また、特開平2−197864号公報に記
載されているように、陰極線管や液晶表示装置によりメ
ッセージを表示し、このメッセージの色を状態に応じて
変えることも知られている。同公報に記載の装置の場合
には、多数の種類の状態を表示できるが、文字による表
示のみであるので、利用者が気付きにくく見落としやす
いという問題があった。
載されているように、陰極線管や液晶表示装置によりメ
ッセージを表示し、このメッセージの色を状態に応じて
変えることも知られている。同公報に記載の装置の場合
には、多数の種類の状態を表示できるが、文字による表
示のみであるので、利用者が気付きにくく見落としやす
いという問題があった。
【0007】また、特開平5−313455号公報に
は、液晶表示パネルを使用した複写機の表示装置におい
て、異常発生時に、異常表示マークが印刷されたカラー
フィルタを、表示面の一部の挿入することにより、利用
者に対して異常の発生及びその種類を表示することが開
示されている。
は、液晶表示パネルを使用した複写機の表示装置におい
て、異常発生時に、異常表示マークが印刷されたカラー
フィルタを、表示面の一部の挿入することにより、利用
者に対して異常の発生及びその種類を表示することが開
示されている。
【0008】しかしながら、上記特開平5−31345
5号公報に記載の表示装置においては、カラーフィルタ
を機械的に表示装置に挿入する必要があるので、装置が
複雑化すると共に信頼性が低下するという問題があっ
た。また、カラーフィルタは表示面の一部にしか挿入さ
れないので、目立ち難いという問題があった。また、同
公報に記載の装置は、カラーフィルタを機械的に表示装
置に挿入するものであるので、表示装置の表示面の全面
を着色する構造とするのは困難である。
5号公報に記載の表示装置においては、カラーフィルタ
を機械的に表示装置に挿入する必要があるので、装置が
複雑化すると共に信頼性が低下するという問題があっ
た。また、カラーフィルタは表示面の一部にしか挿入さ
れないので、目立ち難いという問題があった。また、同
公報に記載の装置は、カラーフィルタを機械的に表示装
置に挿入するものであるので、表示装置の表示面の全面
を着色する構造とするのは困難である。
【0009】また、実開昭63−80532号公報に
は、液晶表示板を使用した複写機の表示装置において、
液晶表示板の背後に2種以上の色で発光する光源を設
け、光源を切り替えることにより、メッセージに連動し
て背景色を変えることが開示されている。
は、液晶表示板を使用した複写機の表示装置において、
液晶表示板の背後に2種以上の色で発光する光源を設
け、光源を切り替えることにより、メッセージに連動し
て背景色を変えることが開示されている。
【0010】しかしながら、上記実開昭63−8053
2号公報に記載の表示装置においては、背景の色は光源
に色の数に限定されるので、表示可能な背景色の種類に
制限があるという問題があった。
2号公報に記載の表示装置においては、背景の色は光源
に色の数に限定されるので、表示可能な背景色の種類に
制限があるという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、多種
類の状態を表示することができ、利用者が容易に気がつ
くことができる表示装置を提供することを目的とする。
類の状態を表示することができ、利用者が容易に気がつ
くことができる表示装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、画像記録手段と、画素単位で異な
った色を表示することが可能な表示手段であって前記画
像記録手段の状態を示すメッセージを画面の背景部に表
示する表示手段とを備えた画像記録装置において、前記
画像記録手段に生じた現象を記憶する現象記憶手段と、
前記現象記憶手段に記憶した現象が前記画像記録手段の
いづれの状態に相当するか判別する状態判別手段と、前
記状態判別手段で判別した状態に対応した背景色を前記
表示手段に表示させる画面表示制御手段を有することを
特徴とするものである。
載の発明においては、画像記録手段と、画素単位で異な
った色を表示することが可能な表示手段であって前記画
像記録手段の状態を示すメッセージを画面の背景部に表
示する表示手段とを備えた画像記録装置において、前記
画像記録手段に生じた現象を記憶する現象記憶手段と、
前記現象記憶手段に記憶した現象が前記画像記録手段の
いづれの状態に相当するか判別する状態判別手段と、前
記状態判別手段で判別した状態に対応した背景色を前記
表示手段に表示させる画面表示制御手段を有することを
特徴とするものである。
【0013】請求項2に記載の発明においては、画像記
録手段と、画素単位で異なった色を表示することが可能
な表示手段であって前記画像記録手段の状態を示すメッ
セージを画面の背景部に表示する表示手段とを備えた画
像記録装置において、前記画像記録手段に生じた現象を
記憶する現象記憶手段と、前記現象記憶手段に記憶した
現象が前記画像記録手段のいづれの状態に相当するか判
別する状態判別手段と、前記状態判別手段で判別した状
態に対応した背景色を前記表示手段に表示させる画面表
示制御手段と、前記画像記録手段の動作停止から前記現
象記憶手段が現象を記憶するまでの期間、前記画面表示
制御手段からの前記表示手段に表示させる指示を禁止す
る表示指示禁止手段を有することを特徴とするものであ
る。
録手段と、画素単位で異なった色を表示することが可能
な表示手段であって前記画像記録手段の状態を示すメッ
セージを画面の背景部に表示する表示手段とを備えた画
像記録装置において、前記画像記録手段に生じた現象を
記憶する現象記憶手段と、前記現象記憶手段に記憶した
現象が前記画像記録手段のいづれの状態に相当するか判
別する状態判別手段と、前記状態判別手段で判別した状
態に対応した背景色を前記表示手段に表示させる画面表
示制御手段と、前記画像記録手段の動作停止から前記現
象記憶手段が現象を記憶するまでの期間、前記画面表示
制御手段からの前記表示手段に表示させる指示を禁止す
る表示指示禁止手段を有することを特徴とするものであ
る。
【0014】
【作用】本発明によれば、請求項1に記載の発明では、
画像記録手段に生じた現象を現象記憶手段が記憶してい
る。そして、現象記憶手段に記憶した現象が画像記録手
段のいづれの状態に相当するか状態判別手段が判別す
る。そして、状態判別手段で判別した状態に対応した背
景色を画面表示制御手段で表示手段に表示させる。これ
により、状態に対応した背景色を表示することができ
る。また、利用者は装置の状態を明確に識別できる。
画像記録手段に生じた現象を現象記憶手段が記憶してい
る。そして、現象記憶手段に記憶した現象が画像記録手
段のいづれの状態に相当するか状態判別手段が判別す
る。そして、状態判別手段で判別した状態に対応した背
景色を画面表示制御手段で表示手段に表示させる。これ
により、状態に対応した背景色を表示することができ
る。また、利用者は装置の状態を明確に識別できる。
【0015】請求項2に記載の発明では、画像記録手段
に生じた現象を現象記憶手段が記憶している。そして、
現象記憶手段に記憶した現象が画像記録手段のいづれの
状態に相当するか状態判別手段が判別する。そして、状
態判別手段で判別した状態に対応した背景色を画面表示
制御手段で表示手段に表示させる。そして、画像記録手
段の動作停止から現象記憶手段が現象を記憶するまでの
期間、画面表示制御手段からの表示手段に表示させる指
示を表示指示禁止手段が禁止する。これにより、装置の
状態が短時間の間に変化することでの表示画面のちらつ
きを防止できる。
に生じた現象を現象記憶手段が記憶している。そして、
現象記憶手段に記憶した現象が画像記録手段のいづれの
状態に相当するか状態判別手段が判別する。そして、状
態判別手段で判別した状態に対応した背景色を画面表示
制御手段で表示手段に表示させる。そして、画像記録手
段の動作停止から現象記憶手段が現象を記憶するまでの
期間、画面表示制御手段からの表示手段に表示させる指
示を表示指示禁止手段が禁止する。これにより、装置の
状態が短時間の間に変化することでの表示画面のちらつ
きを防止できる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。
本発明の特徴を具体的に説明する。
【0017】図1は、本発明の画像記録装置が適用され
る複写機の外観図である。複写機は、原稿走査部、画像
形成部、給紙トレイ(いずれも図示せず)等を内蔵した
複写機本体1と、複写機本体1の原稿走査部に設けられ
たプラテンガラス(図示せず)に順次原稿を自動的に送
り込む自動原稿搬送装置2と、複写機本体1に対して多
量の用紙を供給するための大容量給紙装置3と、画像形
成後の用紙が排出されるソートやステープル止めを行な
うフィニッシャ4と、複写機に対して種々の指示を与え
ると共に、装置の状態や使用者に対する指示を表示する
ユーザインタフェース装置5とを備えている。
る複写機の外観図である。複写機は、原稿走査部、画像
形成部、給紙トレイ(いずれも図示せず)等を内蔵した
複写機本体1と、複写機本体1の原稿走査部に設けられ
たプラテンガラス(図示せず)に順次原稿を自動的に送
り込む自動原稿搬送装置2と、複写機本体1に対して多
量の用紙を供給するための大容量給紙装置3と、画像形
成後の用紙が排出されるソートやステープル止めを行な
うフィニッシャ4と、複写機に対して種々の指示を与え
ると共に、装置の状態や使用者に対する指示を表示する
ユーザインタフェース装置5とを備えている。
【0018】図2は、ユーザインタフェース装置5の操
作パネルを示す説明図である。ユーザインタフェース装
置5の操作パネル6には、液晶表示装置等から構成され
る表示部7、テンキー8、スタートキー9、クリアキー
10、インフォメーションキー11等が設けられてい
る。
作パネルを示す説明図である。ユーザインタフェース装
置5の操作パネル6には、液晶表示装置等から構成され
る表示部7、テンキー8、スタートキー9、クリアキー
10、インフォメーションキー11等が設けられてい
る。
【0019】図3は、本発明の画像記録装置の第1の実
施例を示す一部ブロック図である。図3(A)は第1の
実施例を、図3(B)は第2の実施例を示す。図中、2
0は画像記録部、21は表示部、22は画面表示制御
部、23は現象記憶部、24は状態判定部、25は表示
指示禁止部である。なお、ユーザインタフェース装置5
は、表示部21と、画面表示制御部22、現象記憶部2
3、状態判定部24あるいは表示指示禁止部25を有し
ている。
施例を示す一部ブロック図である。図3(A)は第1の
実施例を、図3(B)は第2の実施例を示す。図中、2
0は画像記録部、21は表示部、22は画面表示制御
部、23は現象記憶部、24は状態判定部、25は表示
指示禁止部である。なお、ユーザインタフェース装置5
は、表示部21と、画面表示制御部22、現象記憶部2
3、状態判定部24あるいは表示指示禁止部25を有し
ている。
【0020】画像記録部20は、画像形成手段と画像形
成制御手段により構成され、画像の形成と装置の状態を
検知する。
成制御手段により構成され、画像の形成と装置の状態を
検知する。
【0021】表示部21は、LCD,CRT等の表示装
置を有し、利用者に対して装置内の状態やメッセージを
表示する。また、表示部21は表示入力部とすることも
でき、前述の表示装置とタッチパネル、キースイッチ等
の入力装置とから構成され、装置内の状態やメッセージ
を表示するとともに、装置に対する指示が入力される。
置を有し、利用者に対して装置内の状態やメッセージを
表示する。また、表示部21は表示入力部とすることも
でき、前述の表示装置とタッチパネル、キースイッチ等
の入力装置とから構成され、装置内の状態やメッセージ
を表示するとともに、装置に対する指示が入力される。
【0022】現象記憶部23は、画像記録部20に生じ
た現象を記憶している。状態判定部24は、複数の状態
をこれに対応する現象とを記憶し、現象がいづれの状態
であるか判定する。
た現象を記憶している。状態判定部24は、複数の状態
をこれに対応する現象とを記憶し、現象がいづれの状態
であるか判定する。
【0023】画面表示制御部22は、装置内の状態に関
する情報や、利用者へのメッセージ等を生成し、表示部
21に表示させる。特に、現象記憶部23に記憶されて
いる現象に基づき、状態判定部24により判定した状態
により、その状態に対応する背景色及びメッセージの画
面を生成し、表示部21に表示させる。更に、画像記録
部20との情報のやりとりを行う。また、表示部21が
表示入力部であれば、表示部21から入力された情報を
受け付ける。表示指示禁止部25は動作停止から現象記
憶迄の期間、表示指示を禁止する。
する情報や、利用者へのメッセージ等を生成し、表示部
21に表示させる。特に、現象記憶部23に記憶されて
いる現象に基づき、状態判定部24により判定した状態
により、その状態に対応する背景色及びメッセージの画
面を生成し、表示部21に表示させる。更に、画像記録
部20との情報のやりとりを行う。また、表示部21が
表示入力部であれば、表示部21から入力された情報を
受け付ける。表示指示禁止部25は動作停止から現象記
憶迄の期間、表示指示を禁止する。
【0024】図4は、ユーザインタフェース装置25の
表示関係の回路構成を示すブロック図である。図におい
て、31は、操作パネル6の表示部7に表示すべき画像
を規定するためのアプリケーション・ソフトウェアであ
り、32は、アプリケーション・ソフトウェア31から
の指示に基づき実際に表示装置を制御するためのドライ
バ・ソフトウェアである。表示装置は、ハードウェアと
して、1画面分の画像データをビットマップ形態で記憶
するフレームバッファ33と、このフレームバッファ3
3に対して表示すべき画像データを書き込むためのコン
トローラ34と、画像データの値とR(赤),G
(緑),B(青)の各成分の値との関係が書き込まれた
カラーパレット35と、カラーパレット35からのRG
B値をアナログ信号に変換するD/A変換器36と、D
/A変換器36からのRGBアナログ信号が供給される
カラーディスプレイ37とを備えている。カラーディス
プレイ37としては、カラーCRT(陰極線管)或いは
画素単位で表示可能なカラー液晶表示装置を使用するこ
とができる。
表示関係の回路構成を示すブロック図である。図におい
て、31は、操作パネル6の表示部7に表示すべき画像
を規定するためのアプリケーション・ソフトウェアであ
り、32は、アプリケーション・ソフトウェア31から
の指示に基づき実際に表示装置を制御するためのドライ
バ・ソフトウェアである。表示装置は、ハードウェアと
して、1画面分の画像データをビットマップ形態で記憶
するフレームバッファ33と、このフレームバッファ3
3に対して表示すべき画像データを書き込むためのコン
トローラ34と、画像データの値とR(赤),G
(緑),B(青)の各成分の値との関係が書き込まれた
カラーパレット35と、カラーパレット35からのRG
B値をアナログ信号に変換するD/A変換器36と、D
/A変換器36からのRGBアナログ信号が供給される
カラーディスプレイ37とを備えている。カラーディス
プレイ37としては、カラーCRT(陰極線管)或いは
画素単位で表示可能なカラー液晶表示装置を使用するこ
とができる。
【0025】フレームバッファ33は、カラーディスプ
レイ37の画面に表示すべき画像データを画素単位で格
納するフレームメモリである。1画素は、たとえば、7
ビットの画素データにより表現されており、各画素は同
時に127種類の色を表示できるようになっている。こ
のフレームバッファ33への画像データの書き込みは、
表示開始位置、表示高さ、表示幅、画像データ本体が格
納されている領域の開始アドレスを示す画像データポイ
ンタ、画像データ本体等からなるデータ構造を有する画
像データに基づいて、コントローラ34により行なわれ
る。すなわち、データ構造で規定される表示開始位置位
置から始まって、規定された表示高さと表示幅の内部の
アドレスに、画像データが画素単位で順次書き込まれ
る。
レイ37の画面に表示すべき画像データを画素単位で格
納するフレームメモリである。1画素は、たとえば、7
ビットの画素データにより表現されており、各画素は同
時に127種類の色を表示できるようになっている。こ
のフレームバッファ33への画像データの書き込みは、
表示開始位置、表示高さ、表示幅、画像データ本体が格
納されている領域の開始アドレスを示す画像データポイ
ンタ、画像データ本体等からなるデータ構造を有する画
像データに基づいて、コントローラ34により行なわれ
る。すなわち、データ構造で規定される表示開始位置位
置から始まって、規定された表示高さと表示幅の内部の
アドレスに、画像データが画素単位で順次書き込まれ
る。
【0026】上記カラーパレット35は、フレームバッ
ファ33から画像データとして与えられた値を実際にど
のような色で表示するかを決定するためのものである。
本実施例では、カラーパレット35は、127個のスロ
ットを有しており、各スロットに順次「1」から「12
7」までのスロット番号が割り当てられている。各スロ
ットにおいては、RGBの各色の成分量をそれぞれ
「0」〜「255」の範囲で設定できるようになってい
るものとする。このRGBの各色の成分の値を、ここで
はスロット値と呼ぶものとする。なお、ここでは、背景
色にスロット番号「54」が割り当てられているものと
する。たとえば、スロット番号「54」に対して、スロ
ット値すなわちRGB値が(12,12,0)が設定さ
れていたとすると、フレームバッファ33から、スロッ
ト番号「54」が読み出されると、カラーディスプレイ
37は、低レベルの赤信号と低レベルの緑信号の二つの
信号で駆動され、薄い黄色が背景色として表示されるこ
とになる。
ファ33から画像データとして与えられた値を実際にど
のような色で表示するかを決定するためのものである。
本実施例では、カラーパレット35は、127個のスロ
ットを有しており、各スロットに順次「1」から「12
7」までのスロット番号が割り当てられている。各スロ
ットにおいては、RGBの各色の成分量をそれぞれ
「0」〜「255」の範囲で設定できるようになってい
るものとする。このRGBの各色の成分の値を、ここで
はスロット値と呼ぶものとする。なお、ここでは、背景
色にスロット番号「54」が割り当てられているものと
する。たとえば、スロット番号「54」に対して、スロ
ット値すなわちRGB値が(12,12,0)が設定さ
れていたとすると、フレームバッファ33から、スロッ
ト番号「54」が読み出されると、カラーディスプレイ
37は、低レベルの赤信号と低レベルの緑信号の二つの
信号で駆動され、薄い黄色が背景色として表示されるこ
とになる。
【0027】また、背景色を切り替える場合には、背景
色に使用されているカラーパレットのスロット番号(こ
の場合「54」)に対応するカラーパレットのスロット
値(12,12,0)を、(255,0,0)に書き換
える。これにより、フレームバッファ33から、スロッ
ト番号「54」が読み出されると、カラーディスプレイ
37は、最大レベルの赤信号のも信号で駆動され、濃い
赤色が背景色として表示されることになる。
色に使用されているカラーパレットのスロット番号(こ
の場合「54」)に対応するカラーパレットのスロット
値(12,12,0)を、(255,0,0)に書き換
える。これにより、フレームバッファ33から、スロッ
ト番号「54」が読み出されると、カラーディスプレイ
37は、最大レベルの赤信号のも信号で駆動され、濃い
赤色が背景色として表示されることになる。
【0028】次に、複写機の動作について上記ユーザイ
ンタフェース装置25の動作を中心にして説明する。
ンタフェース装置25の動作を中心にして説明する。
【0029】先ず、基本的な動作について説明する。本
実施例の複写機においては、複写機の状態を、(1)い
つでも複写機を動作させることができる状態であること
を示す「複写可能(Ready)状態」、(2)複写機
が動作中であることを示す「「動作中(Run)状
態」、(3)複写機がすぐには動作できない「障害(F
ault)状態」の三つの状態に分けている。そしてこ
れらの状態に応じて、ユーザインタフェース装置25の
カラーディスプレイ37に所定のメッセージを表示する
と共に背景の色を変えるようにしている。
実施例の複写機においては、複写機の状態を、(1)い
つでも複写機を動作させることができる状態であること
を示す「複写可能(Ready)状態」、(2)複写機
が動作中であることを示す「「動作中(Run)状
態」、(3)複写機がすぐには動作できない「障害(F
ault)状態」の三つの状態に分けている。そしてこ
れらの状態に応じて、ユーザインタフェース装置25の
カラーディスプレイ37に所定のメッセージを表示する
と共に背景の色を変えるようにしている。
【0030】たとえば、複写機が「複写可能」状態であ
る場合には、図5(a)に示すように、表示画面の背景
部aの一部に「コピーできます」というメッセージb1
を表示すると共に画面の背景部aを緑色とし、「動作
中」状態である場合には、同図(b)に示すように、
「コピー中です」というメッセージb2を表示すると共
に画面の背景部aを黄色とし、「障害」状態である場合
には、同図(c)に示すように、「お待ちください」と
いうメッセージb3を表示すると共に画面の背景部aを
赤色とする。
る場合には、図5(a)に示すように、表示画面の背景
部aの一部に「コピーできます」というメッセージb1
を表示すると共に画面の背景部aを緑色とし、「動作
中」状態である場合には、同図(b)に示すように、
「コピー中です」というメッセージb2を表示すると共
に画面の背景部aを黄色とし、「障害」状態である場合
には、同図(c)に示すように、「お待ちください」と
いうメッセージb3を表示すると共に画面の背景部aを
赤色とする。
【0031】また、本実施例においては、背景色を変え
るだけでなく、複写機の状態を示すキーストンと呼ばれ
る図形を背景部の一部に表示している。図6は、複写機
の状態を示すキーストンcの表示例を幾つかを示す説明
図である。図6(a)は、矩形と菱形からなる「複写可
能」状態の表示例、同図(b)は、矩形と円形からなる
「動作中」状態の表示例、同図(c),(d)は、矩形
と三角形からなる「障害」状態の表示例である。本実施
例においては、「障害」状態を、更に、複写機に異常が
発生しており、複写機がすぐには動作できない状態であ
ることを示す「第1の障害」状態と、ユーザインタフェ
ース装置25で設定を変更することにより複写機を動作
可能とすることができる状態である「第2の障害」状態
の二つに分けている。「第1の障害」状態の例として
は、たとえば、紙詰まりがあり、「第2の障害」状態の
例としては、たとえば、用紙サイズの設定誤りがある。
図6(c)は、「第1の障害」発生中の表示例であり、
矩形の枠の内側が赤色となっている。また、図6(d)
は、「第2の障害」発生中の表示例であり、矩形の枠の
内側が緑色となっている。
るだけでなく、複写機の状態を示すキーストンと呼ばれ
る図形を背景部の一部に表示している。図6は、複写機
の状態を示すキーストンcの表示例を幾つかを示す説明
図である。図6(a)は、矩形と菱形からなる「複写可
能」状態の表示例、同図(b)は、矩形と円形からなる
「動作中」状態の表示例、同図(c),(d)は、矩形
と三角形からなる「障害」状態の表示例である。本実施
例においては、「障害」状態を、更に、複写機に異常が
発生しており、複写機がすぐには動作できない状態であ
ることを示す「第1の障害」状態と、ユーザインタフェ
ース装置25で設定を変更することにより複写機を動作
可能とすることができる状態である「第2の障害」状態
の二つに分けている。「第1の障害」状態の例として
は、たとえば、紙詰まりがあり、「第2の障害」状態の
例としては、たとえば、用紙サイズの設定誤りがある。
図6(c)は、「第1の障害」発生中の表示例であり、
矩形の枠の内側が赤色となっている。また、図6(d)
は、「第2の障害」発生中の表示例であり、矩形の枠の
内側が緑色となっている。
【0032】次に、上述した表示を実現するための処理
について、図7〜図9を参照して説明する。図7は、図
3に示す主制御装置21とユーザインタフェース装置2
5におけるそれぞれの処理の流れと、二つの処理の関係
を示す説明図である。図8は、ユーザインタフェース装
置25における複写機の状態を判定する処理を示すフロ
ーチャートである。また、図9は、ユーザインタフェー
ス装置25における背景色とキーストンの書換え処理を
示すフローチャートである。
について、図7〜図9を参照して説明する。図7は、図
3に示す主制御装置21とユーザインタフェース装置2
5におけるそれぞれの処理の流れと、二つの処理の関係
を示す説明図である。図8は、ユーザインタフェース装
置25における複写機の状態を判定する処理を示すフロ
ーチャートである。また、図9は、ユーザインタフェー
ス装置25における背景色とキーストンの書換え処理を
示すフローチャートである。
【0033】先ず、図7を参照して全体の処理の概略を
説明する。複写機の電源が投入されると、主制御装置2
1からユーザインタフェース装置25へ、電源オンコマ
ンドが送信される(ステップ101)と共にウォームア
ップ状態となる(ステップ102)。このウォームアッ
プ中に複写機の状態を示す装置状態コマンドが主制御装
置21からユーザインタフェース装置25へ送信され
る。
説明する。複写機の電源が投入されると、主制御装置2
1からユーザインタフェース装置25へ、電源オンコマ
ンドが送信される(ステップ101)と共にウォームア
ップ状態となる(ステップ102)。このウォームアッ
プ中に複写機の状態を示す装置状態コマンドが主制御装
置21からユーザインタフェース装置25へ送信され
る。
【0034】ユーザインタフェース装置25側では、主
制御装置21からのこの装置状態コマンドに基づいてウ
ォームアップ期間中であるという情報を表示部7の画面
に表示する(ステップ201)。
制御装置21からのこの装置状態コマンドに基づいてウ
ォームアップ期間中であるという情報を表示部7の画面
に表示する(ステップ201)。
【0035】ウォームアップが終了して複写機が動作可
能な状態になると (ステップ103)、動作可能な状態
であることを示す装置状態コマンドがユーザインタフェ
ース装置25側へ送信され、複写機が動作可能な状態に
なったという情報が表示部7に表示される。
能な状態になると (ステップ103)、動作可能な状態
であることを示す装置状態コマンドがユーザインタフェ
ース装置25側へ送信され、複写機が動作可能な状態に
なったという情報が表示部7に表示される。
【0036】ユーザインタフェース装置25では、複写
作業を行なうための機能を選択したのち(ステップ20
2)、スタートキーが押されると(ステップ203)、
機能設定コマンドと開始コマンドが主制御装置21へ送
信される。
作業を行なうための機能を選択したのち(ステップ20
2)、スタートキーが押されると(ステップ203)、
機能設定コマンドと開始コマンドが主制御装置21へ送
信される。
【0037】主制御装置21では、ユーザインタフェー
ス装置25からの機能設定コマンドに基づいて複写動作
を開始する。複写動作を開始すると、複写機が動作中で
あるという装置状態コマンドがユーザインタフェース装
置25側へ送信され、複写機が動作中であるという情報
が表示部7に表示される(ステップ204)。
ス装置25からの機能設定コマンドに基づいて複写動作
を開始する。複写動作を開始すると、複写機が動作中で
あるという装置状態コマンドがユーザインタフェース装
置25側へ送信され、複写機が動作中であるという情報
が表示部7に表示される(ステップ204)。
【0038】複写動作中(ステップ104)は、複写機
の動作状態を示す装置状態コマンドがユーザインタフェ
ース装置25へ送信され、ユーザインタフェース装置2
5の装置状態判定装置40で、図8のフローチャートに
示す処理にしたがって複写機の状態が判定される(ステ
ップ205)。主制御装置21からの装置状態コマンド
は現象管理テーブル42に書き込まれる。データ管理装
置41は、装置状態コマンドにより送信された装置現象
を現象管理テーブル42に登録し、解除し、また読み出
すためのものである。現象管理テーブル42は、装置現
象を示すフラグが書き込まれるテーブルである。本実施
例においては、装置の現象としては、何らかの理由で複
写機の動作を停止させる必要がある状態が発生している
ことを示す「停止要因発生中」、複写機が複写動作中で
あることを示す「動作中」、定着器のヒータが断線した
ことを示す「ヒータ断線」、紙詰まりが発生したことを
示す「紙詰まり」、複写機の扉等が開かれたことを示す
「インターロック」、用紙がなくなったことを示す「用
紙切れ」、複写開始可能であることを示す「複写可能」
の七つの現象を示しているが、これらに限られるもので
はない。なお、これら七つの現象のうち、「ヒータ断
線」、「紙詰まり」、「インターロック」、「用紙切
れ」が装置の停止を行う装置停止要因である。これらの
各装置現象には、優先度が割り当てられており、テーブ
ルの上位に位置する装置現象の方が優先度が高くなって
いる。現象管理テーブル42においては、「複写可能」
に対してはフラグは常に「1」になっており、装置停止
要因の現象は複写機の動作が停止したタイミングで、ま
た他のフラグは複写機の動作状態に応じて、「1」が書
き込まれる。
の動作状態を示す装置状態コマンドがユーザインタフェ
ース装置25へ送信され、ユーザインタフェース装置2
5の装置状態判定装置40で、図8のフローチャートに
示す処理にしたがって複写機の状態が判定される(ステ
ップ205)。主制御装置21からの装置状態コマンド
は現象管理テーブル42に書き込まれる。データ管理装
置41は、装置状態コマンドにより送信された装置現象
を現象管理テーブル42に登録し、解除し、また読み出
すためのものである。現象管理テーブル42は、装置現
象を示すフラグが書き込まれるテーブルである。本実施
例においては、装置の現象としては、何らかの理由で複
写機の動作を停止させる必要がある状態が発生している
ことを示す「停止要因発生中」、複写機が複写動作中で
あることを示す「動作中」、定着器のヒータが断線した
ことを示す「ヒータ断線」、紙詰まりが発生したことを
示す「紙詰まり」、複写機の扉等が開かれたことを示す
「インターロック」、用紙がなくなったことを示す「用
紙切れ」、複写開始可能であることを示す「複写可能」
の七つの現象を示しているが、これらに限られるもので
はない。なお、これら七つの現象のうち、「ヒータ断
線」、「紙詰まり」、「インターロック」、「用紙切
れ」が装置の停止を行う装置停止要因である。これらの
各装置現象には、優先度が割り当てられており、テーブ
ルの上位に位置する装置現象の方が優先度が高くなって
いる。現象管理テーブル42においては、「複写可能」
に対してはフラグは常に「1」になっており、装置停止
要因の現象は複写機の動作が停止したタイミングで、ま
た他のフラグは複写機の動作状態に応じて、「1」が書
き込まれる。
【0039】複写作業が終了すると複写機の動作は停止
し (ステップ105)、この動作停止を示す装置停止
コマンドが主制御装置21からユーザインタフェース装
置25へ送信される。
し (ステップ105)、この動作停止を示す装置停止
コマンドが主制御装置21からユーザインタフェース装
置25へ送信される。
【0040】主制御装置21では、複写作業が終了する
とステップ102の「複写可能」状態に戻り、ユーザイ
ンタフェース装置25では装置状態の判定が終了すると
ステップ202の機能選択に戻る。
とステップ102の「複写可能」状態に戻り、ユーザイ
ンタフェース装置25では装置状態の判定が終了すると
ステップ202の機能選択に戻る。
【0041】次に、図7に示すステップ205の装置状
態判定について、図8を参照して説明する。
態判定について、図8を参照して説明する。
【0042】ユーザインタフェース装置25は、主制御
装置21からのコマンドを受信すると(ステップ30
1)コマンドの種別を判別する(ステップ302)。本
実施例では、コマンドの種別を、(1)装置停止に伴い
受信するコマンド(「用紙切れ」、「インターロッ
ク」、「紙詰まり」)と、(2)動作中に受信するコマ
ンド(「停止要因発生中」)と、(3)装置停止中に受
信するコマンド(「ヒータ断線」)の三つに判別してい
る。
装置21からのコマンドを受信すると(ステップ30
1)コマンドの種別を判別する(ステップ302)。本
実施例では、コマンドの種別を、(1)装置停止に伴い
受信するコマンド(「用紙切れ」、「インターロッ
ク」、「紙詰まり」)と、(2)動作中に受信するコマ
ンド(「停止要因発生中」)と、(3)装置停止中に受
信するコマンド(「ヒータ断線」)の三つに判別してい
る。
【0043】受信したコマンドが(1)装置停止に伴い
受信するコマンドである場合には、装置停止コマンドに
基づき背景色書換え禁止フラグをオンにする(ステップ
303)。なお、この背景色書換え禁止フラグは、背景
色の書換えを実際に行なうか否かを決定するためのフラ
グであり、オンのとき書換えを禁止し、オフのとき書換
えを行なう。次に、装置現象の書き出しを行う(ステッ
プ304)。次に、装置現象の書き込みが終了したか判
別し(ステップ305)、書き出しが終了してなければ
ステップ304に戻り、書き出しが終了すれば背景色書
換え禁止フラグをオフにする(ステップ306)。次に
装置現象に応じて背景色書換え処理が行なわれる(ステ
ップ307)。
受信するコマンドである場合には、装置停止コマンドに
基づき背景色書換え禁止フラグをオンにする(ステップ
303)。なお、この背景色書換え禁止フラグは、背景
色の書換えを実際に行なうか否かを決定するためのフラ
グであり、オンのとき書換えを禁止し、オフのとき書換
えを行なう。次に、装置現象の書き出しを行う(ステッ
プ304)。次に、装置現象の書き込みが終了したか判
別し(ステップ305)、書き出しが終了してなければ
ステップ304に戻り、書き出しが終了すれば背景色書
換え禁止フラグをオフにする(ステップ306)。次に
装置現象に応じて背景色書換え処理が行なわれる(ステ
ップ307)。
【0044】ステップ302において、(2)動作中に
受信するコマンドである場合には、「停止要因発生中」
を装置現象管理テーブル42に設定する(ステップ30
8)。次に、次に装置現象に応じて背景色書換え処理が
行なわれる(ステップ309)。
受信するコマンドである場合には、「停止要因発生中」
を装置現象管理テーブル42に設定する(ステップ30
8)。次に、次に装置現象に応じて背景色書換え処理が
行なわれる(ステップ309)。
【0045】ステップ302において、受信したコマン
ドが(3)装置停止中に受信するコマンドである場合に
は、装置現象を装置現象管理テーブル42に書き出す
(ステップ310)。次に、次に装置現象に応じて背景
色書換え処理が行なわれる(ステップ311)。
ドが(3)装置停止中に受信するコマンドである場合に
は、装置現象を装置現象管理テーブル42に書き出す
(ステップ310)。次に、次に装置現象に応じて背景
色書換え処理が行なわれる(ステップ311)。
【0046】次に、背景色書換え処理について図9を参
照して説明する。図9に示すフローチャートは、装置状
態コマンドを受信する度にコールされるユーザインタフ
ェース装置25内で実行されるプログラムの動作を示
す。
照して説明する。図9に示すフローチャートは、装置状
態コマンドを受信する度にコールされるユーザインタフ
ェース装置25内で実行されるプログラムの動作を示
す。
【0047】先ず、複写機が動作中であるか否かが判別
され(ステップ401)、動作中である場合には、停止
要因発生中か否かが判別される(ステップ402)。停
止要因発生中である場合には、表示の背景を「障害」を
示す色、たとえば、赤とする(ステップ403)。ま
た、停止要因発生中でない場合には、表示の背景を「動
作中」を示す色、たとえば、黄とする(ステップ40
4)。
され(ステップ401)、動作中である場合には、停止
要因発生中か否かが判別される(ステップ402)。停
止要因発生中である場合には、表示の背景を「障害」を
示す色、たとえば、赤とする(ステップ403)。ま
た、停止要因発生中でない場合には、表示の背景を「動
作中」を示す色、たとえば、黄とする(ステップ40
4)。
【0048】また、ステップ401で複写機が動作中で
ないと判断された場合には、背景色の書換えが禁止中で
あるか否か、すなわち、書換え禁止フラグがオンになっ
ているか否かが判別され (ステップ405)、書換え禁
止中でない場合には、現象管理テーブル42を参照し
て、最も優先度の高い装置現象を探し出す(ステップ4
06)。次に、探し出した装置現象が、「複写可能」以
外であるか否かが判別され (ステップ407)、「複写
可能」である場合には、表示の背景を「複写可能」を示
す色、たとえば、緑とする(ステップ408)。ステッ
プ407での判断が、「複写可能」以外である場合に
は、表示の背景を「障害」を示す色、たとえば、赤とす
る(ステップ409)。更に、「障害」の種別が判別さ
れ(ステップ410)、紙詰まり等の何らかの処置を施
す必要がある「第1の障害」である場合には、図6
(c)に示されるような一部が赤に着色された第1のキ
ーストンを表示する (ステップ111)。また、用紙サ
イズ違い等のユーザインタフェース装置25での選択に
より回避できる「第2の障害」である場合には、図6
(d)に示されるような一部が緑に着色された第2のキ
ーストンを表示する(ステップ412)。
ないと判断された場合には、背景色の書換えが禁止中で
あるか否か、すなわち、書換え禁止フラグがオンになっ
ているか否かが判別され (ステップ405)、書換え禁
止中でない場合には、現象管理テーブル42を参照し
て、最も優先度の高い装置現象を探し出す(ステップ4
06)。次に、探し出した装置現象が、「複写可能」以
外であるか否かが判別され (ステップ407)、「複写
可能」である場合には、表示の背景を「複写可能」を示
す色、たとえば、緑とする(ステップ408)。ステッ
プ407での判断が、「複写可能」以外である場合に
は、表示の背景を「障害」を示す色、たとえば、赤とす
る(ステップ409)。更に、「障害」の種別が判別さ
れ(ステップ410)、紙詰まり等の何らかの処置を施
す必要がある「第1の障害」である場合には、図6
(c)に示されるような一部が赤に着色された第1のキ
ーストンを表示する (ステップ111)。また、用紙サ
イズ違い等のユーザインタフェース装置25での選択に
より回避できる「第2の障害」である場合には、図6
(d)に示されるような一部が緑に着色された第2のキ
ーストンを表示する(ステップ412)。
【0049】また、ステップ401で判断が、装置動作
中でなく、且つ、ステップ405での判断が背景色の書
換えが禁止中である場合には、背景色の変更は行わず、
色書き換え禁止フラグがオンになる直前の背景色で継続
表示する(ステップ413)。
中でなく、且つ、ステップ405での判断が背景色の書
換えが禁止中である場合には、背景色の変更は行わず、
色書き換え禁止フラグがオンになる直前の背景色で継続
表示する(ステップ413)。
【0050】上述の処理にしたがって表示を制御する場
合の動作を示すタイミングチャートを以下に示す。図1
0は、通常動作における表示の変化を示すタイミングチ
ャートである。図11は、複写の途中で障害が発生した
場合の表示の変化を示すタイミングチャートである。
合の動作を示すタイミングチャートを以下に示す。図1
0は、通常動作における表示の変化を示すタイミングチ
ャートである。図11は、複写の途中で障害が発生した
場合の表示の変化を示すタイミングチャートである。
【0051】先ず、図10に示す通常動作について説明
する。電源がオンとされると、ユーザインタフェース5
の表示部7には、複写枚数や用紙サイズを指定するため
の基本フレームの画面が表示される。複写機のウォーム
アップ期間中は、画面の一部に「お待ち下さい」という
状態メッセージが表示される。また、画面の背景部が
「障害」を表す色、たとえば、赤となる。また、ウォー
ムアップ期間中は時間の経過で解消する「障害」であり
画面の一部に軽い障害である「第2の障害」を表す「第
2のキーストン」が表示される。
する。電源がオンとされると、ユーザインタフェース5
の表示部7には、複写枚数や用紙サイズを指定するため
の基本フレームの画面が表示される。複写機のウォーム
アップ期間中は、画面の一部に「お待ち下さい」という
状態メッセージが表示される。また、画面の背景部が
「障害」を表す色、たとえば、赤となる。また、ウォー
ムアップ期間中は時間の経過で解消する「障害」であり
画面の一部に軽い障害である「第2の障害」を表す「第
2のキーストン」が表示される。
【0052】複写機のウォームアップが終了すると、状
態メッセージが「コピーできます」に変更されると共
に、背景部が「複写可能」を表す色、たとえば、緑とな
る。また、画面の一部に「複写可能」を表すキーストン
が表示される。
態メッセージが「コピーできます」に変更されると共
に、背景部が「複写可能」を表す色、たとえば、緑とな
る。また、画面の一部に「複写可能」を表すキーストン
が表示される。
【0053】「複写可能」となった後に、複写機のスタ
ートキーが押されると、複写機の動作が開始され、複写
中の枚数等を示す動作中フレームが表示され、画面の一
部に「コピーしています」という状態メッセージが表示
されると共に、背景部が「動作中」を表す色、たとえ
ば、黄色となる。また、画面の一部に「動作中」を表す
キーストンが表示される。
ートキーが押されると、複写機の動作が開始され、複写
中の枚数等を示す動作中フレームが表示され、画面の一
部に「コピーしています」という状態メッセージが表示
されると共に、背景部が「動作中」を表す色、たとえ
ば、黄色となる。また、画面の一部に「動作中」を表す
キーストンが表示される。
【0054】複写動作が終了すると装置が停止し、画面
に再度基本フレームが表示され、「複写可能」を示す画
面となる。
に再度基本フレームが表示され、「複写可能」を示す画
面となる。
【0055】次に、図11に示す複写の途中で障害が発
生した場合の動作について説明する。なお、電源をオン
としてから複写を開始するまでの動作は、図10に示す
タイミングチャートと同じであるので説明は省略する。
生した場合の動作について説明する。なお、電源をオン
としてから複写を開始するまでの動作は、図10に示す
タイミングチャートと同じであるので説明は省略する。
【0056】複写動作の途中で用紙切れが発生したとす
る。主制御装置21は用紙切れを検知し、ユーザインタ
ーフェイス装置25に停止要因が発生したことを示す
「停止要因発生中」コマンドを送信する。「停止要因発
生中」コマンドを受信したユーザインターフェイス装置
25は、現象管理テーブル42の「停止要因発生中」に
「1」をたてる。
る。主制御装置21は用紙切れを検知し、ユーザインタ
ーフェイス装置25に停止要因が発生したことを示す
「停止要因発生中」コマンドを送信する。「停止要因発
生中」コマンドを受信したユーザインターフェイス装置
25は、現象管理テーブル42の「停止要因発生中」に
「1」をたてる。
【0057】データ管理装置41は、現象管理テーブル
42から「停止要因発生中」が「1」であることを読み
出す。装置状態判定装置40は、「停止要因発生中」が
「障害」状態と判定する。その結果、画面の背景部が
「障害」を表す色、たとえば、赤に変更され、併せて状
態メッセージが「コピーしています。」から「お待ち下
さい。」に変更される。この状態では停止要因が現象管
理テーブル42に書き込まれておらず、キーストンは
「動作中」の表示を継続する。
42から「停止要因発生中」が「1」であることを読み
出す。装置状態判定装置40は、「停止要因発生中」が
「障害」状態と判定する。その結果、画面の背景部が
「障害」を表す色、たとえば、赤に変更され、併せて状
態メッセージが「コピーしています。」から「お待ち下
さい。」に変更される。この状態では停止要因が現象管
理テーブル42に書き込まれておらず、キーストンは
「動作中」の表示を継続する。
【0058】用紙切れが発生すると、主制御装置21は
装置の停止手順の実行を開始し、この開始とともにユー
ザインターフェイス装置25に停止手順実行開始コマン
ドを送信する。停止手順実行開始コマンドを受信したユ
ーザインターフェイス装置25は、背景色の書換えを禁
止する背景色書換禁止フラグをオンにする。なお、この
例では、停止手順実行中に紙詰まりが発生したとする。
装置の停止手順の実行を開始し、この開始とともにユー
ザインターフェイス装置25に停止手順実行開始コマン
ドを送信する。停止手順実行開始コマンドを受信したユ
ーザインターフェイス装置25は、背景色の書換えを禁
止する背景色書換禁止フラグをオンにする。なお、この
例では、停止手順実行中に紙詰まりが発生したとする。
【0059】停止手順の終了により、一定時間後に装置
が停止する。装置が停止すると、主制御装置21は停止
要因が「用紙切れ」と「紙詰まり」であることを示すコ
マンドをユーザインターフェイス装置25に送信する。
ユーザインターフェイス装置25は受信したコマンドに
基づき、現象管理テーブル42への書き込みを開始し、
「用紙切れ」と「紙詰まり」にそれぞれ「1」をたて
る。書き込みが終了すると、背景色書換禁止フラグをオ
フにし、データ管理装置41は、現象管理テーブル42
からの読み出しを開始する。読み出しの開始に先立ち
「停止要因発生中」の「1」を解除する。
が停止する。装置が停止すると、主制御装置21は停止
要因が「用紙切れ」と「紙詰まり」であることを示すコ
マンドをユーザインターフェイス装置25に送信する。
ユーザインターフェイス装置25は受信したコマンドに
基づき、現象管理テーブル42への書き込みを開始し、
「用紙切れ」と「紙詰まり」にそれぞれ「1」をたて
る。書き込みが終了すると、背景色書換禁止フラグをオ
フにし、データ管理装置41は、現象管理テーブル42
からの読み出しを開始する。読み出しの開始に先立ち
「停止要因発生中」の「1」を解除する。
【0060】読み出しは優先順位の高い装置現象から行
う。先ず、「紙詰まり」が読み出され、装置状態判定装
置40は、「紙詰まり」が「障害」状態と判定する。そ
の結果、画面の背景部が「障害」を表す色、たとえば、
赤となるが現在の表示色が赤であり見掛け上は背景色は
変更されない。状態メッセージは「お待ち下さい。」か
ら「紙詰まりです。」に変更される。キーストーンは現
象を解除しないと回復しない「障害」状態である「第1
の障害」を意味する「第1のキーストーン」に変更され
る。「紙詰まり」が解除するため装置の扉を開けると、
主制御装置21はインターロック解放を検知し、「イン
ターロック」をユーザインターフェイス装置25に送信
する。データ管理装置41は、現象管理テーブル42の
「インターロック」に「1」をたてる。「紙詰まり」が
解除されると、主制御装置21は「紙詰まり」解除を検
知し、「紙詰まり」が解除したことをユーザインターフ
ェイス装置25に送信する。データ管理装置41は、現
象管理テーブル42の「紙詰まり」の「1」を解除す
る。
う。先ず、「紙詰まり」が読み出され、装置状態判定装
置40は、「紙詰まり」が「障害」状態と判定する。そ
の結果、画面の背景部が「障害」を表す色、たとえば、
赤となるが現在の表示色が赤であり見掛け上は背景色は
変更されない。状態メッセージは「お待ち下さい。」か
ら「紙詰まりです。」に変更される。キーストーンは現
象を解除しないと回復しない「障害」状態である「第1
の障害」を意味する「第1のキーストーン」に変更され
る。「紙詰まり」が解除するため装置の扉を開けると、
主制御装置21はインターロック解放を検知し、「イン
ターロック」をユーザインターフェイス装置25に送信
する。データ管理装置41は、現象管理テーブル42の
「インターロック」に「1」をたてる。「紙詰まり」が
解除されると、主制御装置21は「紙詰まり」解除を検
知し、「紙詰まり」が解除したことをユーザインターフ
ェイス装置25に送信する。データ管理装置41は、現
象管理テーブル42の「紙詰まり」の「1」を解除す
る。
【0061】次にデータ管理装置41は、「インターロ
ック」を読み出し、装置状態判定装置40は、「インタ
ーロック」が「障害」状態と判定する。その結果、画面
の背景部が「障害」を表す色、たとえば、赤となるが現
在の表示色が赤であり見掛け上は背景色は変更されな
い。状態メッセージは「紙詰まりです。」から「ドア/
カバーが開いています。」に変更される。キーストーン
は簡単に回復できる「障害」状態である「第2の障害」
を意味する「第2のキーストーン」に変更される。「イ
ンターロック」が解除されると、主制御装置21は「イ
ンターロック」解除を検知し、「インターロック」が解
除したことをユーザインターフェイス装置25に送信す
る。データ管理装置41は、現象管理テーブル42の
「インターロック」の「1」を解除する。
ック」を読み出し、装置状態判定装置40は、「インタ
ーロック」が「障害」状態と判定する。その結果、画面
の背景部が「障害」を表す色、たとえば、赤となるが現
在の表示色が赤であり見掛け上は背景色は変更されな
い。状態メッセージは「紙詰まりです。」から「ドア/
カバーが開いています。」に変更される。キーストーン
は簡単に回復できる「障害」状態である「第2の障害」
を意味する「第2のキーストーン」に変更される。「イ
ンターロック」が解除されると、主制御装置21は「イ
ンターロック」解除を検知し、「インターロック」が解
除したことをユーザインターフェイス装置25に送信す
る。データ管理装置41は、現象管理テーブル42の
「インターロック」の「1」を解除する。
【0062】次にデータ管理装置41は、「用紙切れ」
を読み出し、装置状態判定装置40は、「用紙切れ」が
「障害」状態と判定する。その結果、画面の背景部が
「障害」を表す色、たとえば、赤となるが現在の表示色
が赤であり見掛け上は背景色は変更されない。状態メッ
セージは「インターロック」から「用紙切れです。」に
変更される。キーストーンは簡単に回復できる「障害」
状態である「第2の障害」を意味する「第2のキースト
ーン」になるが、現在の表示と同じであり見掛け上は変
更されない。用紙を補給するか他の用紙トレイを選択す
ると、主制御装置21は「用紙切れ」解除を検知し、
「用紙切れ」が解除したことをユーザインターフェイス
装置25に送信する。データ管理装置41は、現象管理
テーブル42の「用紙切れ」の「1」を解除する。
を読み出し、装置状態判定装置40は、「用紙切れ」が
「障害」状態と判定する。その結果、画面の背景部が
「障害」を表す色、たとえば、赤となるが現在の表示色
が赤であり見掛け上は背景色は変更されない。状態メッ
セージは「インターロック」から「用紙切れです。」に
変更される。キーストーンは簡単に回復できる「障害」
状態である「第2の障害」を意味する「第2のキースト
ーン」になるが、現在の表示と同じであり見掛け上は変
更されない。用紙を補給するか他の用紙トレイを選択す
ると、主制御装置21は「用紙切れ」解除を検知し、
「用紙切れ」が解除したことをユーザインターフェイス
装置25に送信する。データ管理装置41は、現象管理
テーブル42の「用紙切れ」の「1」を解除する。
【0063】次にデータ管理装置41は、現象管理テー
ブル42から「複写可能」を読み出し、装置状態判定装
置40は、「複写可能」状態と判定する。その結果、画
面の背景部が「複写可能」を表す色、たとえば、緑に変
更され、併せて状態メッセージも「用紙切れです。」か
ら「コピーできます。」に変更される。キーストーンも
「複写可能」状態の表示に変化する。
ブル42から「複写可能」を読み出し、装置状態判定装
置40は、「複写可能」状態と判定する。その結果、画
面の背景部が「複写可能」を表す色、たとえば、緑に変
更され、併せて状態メッセージも「用紙切れです。」か
ら「コピーできます。」に変更される。キーストーンも
「複写可能」状態の表示に変化する。
【0064】このようにして、装置の「複写可能」状
態、「動作中」状態、「障害」状態の3つの状態に対応
して画面の背景色を表示させ、状態メッセージは装置現
象に対応して表示させる。またキーストンは「複写可
能」状態、「動作中」状態、「第1の障害」状態、「第
2の障害」状態の4つの状態に対応して画面の背景色を
表示させる。
態、「動作中」状態、「障害」状態の3つの状態に対応
して画面の背景色を表示させ、状態メッセージは装置現
象に対応して表示させる。またキーストンは「複写可
能」状態、「動作中」状態、「第1の障害」状態、「第
2の障害」状態の4つの状態に対応して画面の背景色を
表示させる。
【0065】その結果、コピー開始から用紙切れ解消ま
での表示は、背景色は「黄色」→「赤色」→「緑色」の
3表示となり、状態メッセージは「コピー中です。」→
「お待ちください。」→「紙詰まりです。」→「インタ
ーロック」→「用紙切れです。」→「コピーできま
す。」の6表示となる。また、キーストーンは、「動作
中」状態→「第1の障害」状態→「第2の障害」状態→
「複写可能」状態の4表示となる。
での表示は、背景色は「黄色」→「赤色」→「緑色」の
3表示となり、状態メッセージは「コピー中です。」→
「お待ちください。」→「紙詰まりです。」→「インタ
ーロック」→「用紙切れです。」→「コピーできま
す。」の6表示となる。また、キーストーンは、「動作
中」状態→「第1の障害」状態→「第2の障害」状態→
「複写可能」状態の4表示となる。
【0066】利用者に装置の状況を通知する場合に、背
景色を装置の3つの状態で表示し、かつ最小限の色変更
にであるため表示画面がちらつくことがなく、利用者に
とって背景色の切替えが目障りになることなく装置の状
態を最も気づき易く通知できる。また、状態メッセージ
は装置の現象に応じて表示し、利用者に装置の現象を正
確に通知できる。更に、キーストンは重い障害か軽い障
害かを表示し、利用者に障害の程度を通知できる。更に
また、装置の停止から現象の書き込み終了までの期間を
書き換え禁止期間としており、頻繁に装置現象に関する
更新がなされても、背景色が短時間の間に頻繁に変化し
て生じる表示のちらつきが発生せず、利用者にとって目
障りとならない。
景色を装置の3つの状態で表示し、かつ最小限の色変更
にであるため表示画面がちらつくことがなく、利用者に
とって背景色の切替えが目障りになることなく装置の状
態を最も気づき易く通知できる。また、状態メッセージ
は装置の現象に応じて表示し、利用者に装置の現象を正
確に通知できる。更に、キーストンは重い障害か軽い障
害かを表示し、利用者に障害の程度を通知できる。更に
また、装置の停止から現象の書き込み終了までの期間を
書き換え禁止期間としており、頻繁に装置現象に関する
更新がなされても、背景色が短時間の間に頻繁に変化し
て生じる表示のちらつきが発生せず、利用者にとって目
障りとならない。
【発明の効果】以上に述べたように、本発明において
は、装置の状態に応じて表示画面の背景の色を切り替え
て表示するようにしたので、装置に異常が発生した場合
に容易に気付くことができる。また、画像データそのも
のを操作して背景色を変えているので、任意の背景色を
選択して使用することができる。また、装置の状態を示
す表示が変化しても、利用者にとって目障りとならな
い。更に、装置の状態を示す特定のマークを表示するこ
とにより、装置の状態をより一層明確に識別することが
できると共に、装置の状態の詳細を表示することができ
る。
は、装置の状態に応じて表示画面の背景の色を切り替え
て表示するようにしたので、装置に異常が発生した場合
に容易に気付くことができる。また、画像データそのも
のを操作して背景色を変えているので、任意の背景色を
選択して使用することができる。また、装置の状態を示
す表示が変化しても、利用者にとって目障りとならな
い。更に、装置の状態を示す特定のマークを表示するこ
とにより、装置の状態をより一層明確に識別することが
できると共に、装置の状態の詳細を表示することができ
る。
【図1】 本発明の表示装置が適用される複写機の外観
図である。
図である。
【図2】 ユーザインタフェース装置の操作パネルを示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】 本発明の画像記録装置の実施例を示す一部ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】 ユーザインタフェース装置の表示関係の回路
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図5】 ユーザインタフェース装置の表示部における
表示例を示す説明図である。
表示例を示す説明図である。
【図6】 複写機の状態を示すキーストンの表示例を幾
つかを示す説明図である。
つかを示す説明図である。
【図7】 主制御装置とユーザインタフェース装置にお
けるそれぞれの処理の流れと二つの処理の関係を示す説
明図である。
けるそれぞれの処理の流れと二つの処理の関係を示す説
明図である。
【図8】 ユーザインタフェース装置における複写機の
状態を判定する処理を示すフローチャートである。
状態を判定する処理を示すフローチャートである。
【図9】 ユーザインタフェース装置における背景色と
キーストンの書換え処理を示すフローチャートである。
キーストンの書換え処理を示すフローチャートである。
【図10】 通常動作における表示の変化を示すタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【図11】 複写の途中で障害が発生した場合の表示の
変化を示すタイミングチャートである。
変化を示すタイミングチャートである。
1…複写機本体、2…自動原稿搬送装置、3…大容量給
紙装置、4…フィニッシャ、5…ユーザインタフェース
装置、6…操作パネル、7…表示部、8…テンキー、9
…スタートキー、10…クリアキー、11…インフォメ
ーションキー、20…画像記録部、21…表示部、22
…画面表示制御部、23…現象記憶部、24…状態判定
部、25…表示指示禁止部、31…アプリケーション・
ソフトウェア、32…ドライバ・ソフトウェア、33…
フレームバッファ、34…コントローラ、35…カラー
パレット、36…D/A変換器、37…カラーディスプ
レイ、40…状態判定装置、41…データ管理装置、4
2…現象管理テーブル
紙装置、4…フィニッシャ、5…ユーザインタフェース
装置、6…操作パネル、7…表示部、8…テンキー、9
…スタートキー、10…クリアキー、11…インフォメ
ーションキー、20…画像記録部、21…表示部、22
…画面表示制御部、23…現象記憶部、24…状態判定
部、25…表示指示禁止部、31…アプリケーション・
ソフトウェア、32…ドライバ・ソフトウェア、33…
フレームバッファ、34…コントローラ、35…カラー
パレット、36…D/A変換器、37…カラーディスプ
レイ、40…状態判定装置、41…データ管理装置、4
2…現象管理テーブル
Claims (3)
- 【請求項1】 画像記録手段と、画素単位で異なった色
を表示することが可能な表示手段であって前記画像記録
手段の状態を示すメッセージを画面の背景部に表示する
表示手段とを備えた画像記録装置において、 前記画像記録手段に生じた現象を記憶する現象記憶手段
と、 前記現象記憶手段に記憶した現象が前記画像記録手段の
いづれの状態に相当するか判別する状態判別手段と、 前記状態判別手段で判別した状態に対応した背景色を前
記表示手段に表示させる画面表示制御手段を有すること
を特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】 画像記録手段と、画素単位で異なった色
を表示することが可能な表示手段であって前記画像記録
手段の状態を示すメッセージを画面の背景部に表示する
表示手段とを備えた画像記録装置において、 前記画像記録手段に生じた現象を記憶する現象記憶手段
と、 前記現象記憶手段に記憶した現象が前記画像記録手段の
いづれの状態に相当するか判別する状態判別手段と、 前記状態判別手段で判別した状態に対応した背景色を前
記表示手段に表示させる画面表示制御手段と、 前記画像記録手段の動作停止から前記現象記憶手段が現
象を記憶するまでの期間、前記画面表示制御手段からの
前記表示手段に表示させる指示を禁止する表示指示禁止
手段を有することを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項3】 判別した状態に対応して異なった形態の
マークを表示することを特徴とする請求項1又は請求項
2に記載の画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6131369A JPH07319336A (ja) | 1994-05-21 | 1994-05-21 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6131369A JPH07319336A (ja) | 1994-05-21 | 1994-05-21 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07319336A true JPH07319336A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=15056328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6131369A Pending JPH07319336A (ja) | 1994-05-21 | 1994-05-21 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07319336A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6690382B1 (en) | 1998-06-16 | 2004-02-10 | Minolta Co., Ltd. | Display device capable of color display used in operation mode setting of image formation apparatus |
JP2013062675A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Sharp Corp | 原稿読取装置及び画像形成装置 |
-
1994
- 1994-05-21 JP JP6131369A patent/JPH07319336A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6690382B1 (en) | 1998-06-16 | 2004-02-10 | Minolta Co., Ltd. | Display device capable of color display used in operation mode setting of image formation apparatus |
JP2013062675A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Sharp Corp | 原稿読取装置及び画像形成装置 |
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