JPH0731851Y2 - プレス用ダイクランプ装置 - Google Patents

プレス用ダイクランプ装置

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JPH0731851Y2
JPH0731851Y2 JP1988125699U JP12569988U JPH0731851Y2 JP H0731851 Y2 JPH0731851 Y2 JP H0731851Y2 JP 1988125699 U JP1988125699 U JP 1988125699U JP 12569988 U JP12569988 U JP 12569988U JP H0731851 Y2 JPH0731851 Y2 JP H0731851Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
clamp
rod
die
die holder
clamp rod
Prior art date
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Application number
JP1988125699U
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English (en)
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JPH0248219U (ja
Inventor
勝之 中川
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、プレス機械におけるダイクランプ装置に関す
るものである。
[従来の技術と考案が解決しようとする課題] 一般に、プレス機械の稼働率を向上させるためには、金
型の取付け取外し時間を短縮する必要がある。殊に、製
品やプレス機械が大型化すればそればけ金型が大きくな
って取付け取外し時間が増大する。
そのため、金型をダイホルダーにセットする、いわゆる
ダイセット化が行われ、前後左右の平面的型合せ時間を
短縮するとともに、金型の精度を維持している。
ところで、このダイセット化された金型をプレス機械に
取付けたり、取外したりする段取り操作の省略化やプレ
ス機械の操作性の向上化を図ろうとする各種の提案が行
われている。例えば、実開昭51-119670号公報によれ
ば、これを第7図で示して説明すると、プレス機械の基
台1に下ダイホルダー14を取付ける場合には、油圧シリ
ンダー3に油圧を供給すれば、皿バネ4の弾力に抗して
ピストンロッド16が降下するとともに、このピストンロ
ッド16の下端にピン8′で連結されたクランプロッド7
が降下する。このクランプロッド7の側部にはガイドピ
ン20が突設されているので、このガイドピン20は、油圧
シリンダー3の下方内周に設けられたカム板22に案内さ
れながら降下する。その結果、クランプロッド7はピン
8′を中心に外向きに図示破線の状態より実線の状態へ
折曲しながら降下する。
従って、クランプロッド7の先端に設けた係止部23は基
台1より外れた状態になるので、基台1に載置した下ダ
イホルダー14は油圧シリンダー3の下面に当接して装着
できる。そして、クランプロッド7には戻しバネ5が付
設されているので、油圧シリンダー3の油圧を開放すれ
ば皿バネ4によりピストンロッド16は上昇するととも
に、クランプロッド7は上昇しながら垂直状となって係
止部23が基台1に係合する。その結果、油圧シリンダー
3の下面と基台1の上面との間で下ダイホルダー14は締
付けられる。
ところが、かかるダイクランプ装置では下ダイホルダー
14の締付けは皿バネ4の弾力のみであるため、不測の外
力が働けばクランプが外れ安全性が損なわれるととも
に、熱間鍛造プレスに適用した場合、クランプロッド7
が熱伸張すれば、締付力が低下し、アンクランプするお
それが生じる。
また、何らかのトラブルにより戻しバネ5の弾力が生じ
なくなり、かつ、ピン8′に錆を生じた場合、カム22に
対するクランプロッド7の順応性が損なわれるので、確
実なクランプ作動ができなくなり、遠隔作動するプレス
機械には適さない。
[課題を解決するための手段] そこで本考案は、前掲の公報に示された提案の欠点を解
消しようとして案出されたもので、その要旨とするとこ
ろは、ダイホルダー保持部材に取付けられた油圧シリン
ダーのピストンロッド16に、金型を備えたダイホルダー
を油圧シリンダー側へ締付けるためのクランプロッド7
を折曲自在に連設し、ピストンロッド16の移動によりク
ランプロッド7が外向きに折曲してダイホルダーをアン
クランプ状態にするプレス用ダイクランプ装置におい
て、前記ピストンロッド16とクランプロッド7とがクラ
ンプロッド7と一体のピン8で折曲自在に連設され、該
ピン8の軸端に突設した偏心突起8Aが、ダイホルダー保
持部材に固定されているガイドプレート9に係止される
ようにしたプレス用ダイクランプ装置にある。
[実施例] 本考案の構成を作用とともに、添付図面に示す実施例に
より詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例の側面図、第2図は第1図のX
矢視図、第3図は第1図のY矢視平断面図、第4図から
第6図迄は動作図である。
これらの図において、1はプレス機械のダイホルダー保
持部材となるスライドであり、2はダイホルダーで切欠
2′を備えている。スライド1下面の両側部に切欠1′
を備え、この切欠1′に亘り両ロッド型の油圧シリンダ
ー3が立設されている(以下、片方の油圧シリンダー3
近傍の構造について述べる)。したがって、この油圧シ
リンダー3のピストンにはUポートおよびCポートより
油圧が供給されたり開放されたりする。また、この油圧
シリンダー3には上方に延設されたピストンロッド15に
は重ね合わされた皿バネ4が嵌装されている。そして、
油圧シリンダー3より下方に延設されたピストンロッド
16の下端にはU字体であるクレビス6が固着され、この
クレビス6のU字間にクランプロッド7が挿入され、こ
れらのクレビス6、クランプロッド7をピン8により、
ブッシュ11を介して、回動自在に枢支している。そし
て、クランプロッド7とピン8とは、第2図示のセット
ネジ13により、または第3図示のキー7Aにより一体化
し、クランプロッド7がクレビス6に対し図中A-Bのよ
うに折曲自在になっている。
また、油圧シリンダー3の下側面にブラケット17が吊設
され、このブラケット17とクランプロッド7の側面との
間に圧縮バネである戻しバネ5がこのコイル中に座屈防
止用のロッドを差し通して設けられ、この戻しバネ5で
クランプロッド7を第1図中A方向に戻すべく付勢して
いる。そして、この戻しバネ5の反対側における切欠
1′の内面に、ストッパー10が付設され、クランプロッ
ド7の戻り量を規制している。
前記切欠1′の角部には相対するガイドプレート9,9が
ボルト9Bにより固着され、このガイドプレート9にはコ
字状切欠9Aが形成されている。このコ字状切欠9Aにピン
8の両軸端に設けられた偏心突起8Aが嵌合している。
そして、このガイドプレート9の位置を上下方向に調整
するようにすれば、クランプロッド7の折曲開始位置が
変更できる。
前記ブラケット17には近接スイッチ(金属の接近を検知
するセンサーと、それによって動作するスイッチ機構よ
りなるスイッチ)12が設けられ、遠隔操作ができるよう
にしている。
本実施例の構成は以上のようであるので、その作用とし
てまず上ダイホルダー2をスライド1より取外す場合の
アンクランプ要領を述べれば、油圧シリンダー3のCポ
ートより圧油を開放し、Uポートより圧油を供給すれ
ば、皿バネ4の弾力に抗してピストンは降下する。
そして、ピストンが第4図のようにaだけ降下すると、
ピン8より突設された偏心突起8Aがガイドプレート9に
設けられたコ字状切欠9Aの下側に当接し、次いでピスト
ンが第6図のようにbだけ降下すると、ピン8がガイド
プレート9により角度αだけ回転させられる。したがっ
て、クランプロッド7は最初aだけ降下する。この間
に、クランプロッド7に係止されていた上ダイホルダー
2は、下ダイホルダー14に支えられることになり、しか
も係止部23が下ダイホルダー14より更に降下する。
その後、クランプロッド7は角度αだけ回動して第1図
のBの位置になり、アンクランプの状態となる。このと
き、圧縮バネである戻しバネ5は押し縮められ付勢力を
生じる。
次に、クランプするには、Uポートより圧油を開放しC
ポートより圧油を供給すれば、皿バネ4の弾力ととも
に、ピストンは上昇する。このとき、戻しバネ5の付勢
力によりクランプロッド7はAの位置に戻り垂直状態と
なる。更に、偏心突起8Aがaだけ上昇すると、クランプ
ロッド7の係止部23で下ダイホルダー14上に置かれた上
ダイホルダー2を持上げるとともにスライド1に当接さ
せ更にクランプする。
なお、本実施例の油圧シリンダー3における圧油の供給
および開放は釦操作で行い、特に近接スイッチ12の動作
で自動的にこれらの供給および開放の切換えができるよ
うにしている。
つまり、遠隔作動をすることができる。そして、油圧シ
リンダー3とクランプロッド7の配置は上下逆にするも
のでもよい。
また、本実施例のダイクランプ装置は熱間鍛造プレスに
好適である。
[考案の効果] 本考案によれば、ピストンロッドとクランプロッドとが
クランプロッドと一体のピンで折曲自在に連設され、こ
のピン軸端に突設した偏心突起が、ダイホルダー保持部
材に固定されたガイドプレートに係止されてクランプロ
ッドが外向きに折曲するようにしているので、油圧シリ
ンダーのピストンロッドの移動によってクランプロッド
は所定量(α)だけ確実に回動することから、プレス機
械の操作性の信頼性を向上することができる。殊に、遠
隔操作する上ですこぶる好適となる。
なお、第1,4,5,6図に示す如く、偏心突起(8A)の上下
に、この偏心突起(8A)を係止させるガイドプレートの
切欠(9A)の距離が所定の間隔で形成されている場合に
はピストンロッドの移動によってクランプロッドをクラ
ンプ位置(A)に向かって回動させることもでき、遠隔
操作性が一層良好になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の側面図、第2図は第1図のX
矢視図、第3図は第1図のY矢視平断面図、第4図から
第6図迄は動作図、第7図は従来例の側断面図である。 2,14……ダイホルダー 3……油圧シリンダー、4……皿バネ 7……クランプロッド 15,16……ピストンロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイホルダー保持部材に取付けられた油圧
    シリンダーのピストンロッド(16)に、金型を備えたダ
    イホルダーを油圧シリンダー側へ締付けるためのクラン
    プロッド(7)を折曲自在に連設し、ピストンロッド
    (16)の移動によりクランプロッド(7)が外向きに折
    曲してダイホルダーをアンクランプ状態にするプレス用
    ダイクランプ装置において、前記ピストンロッド(16)
    とクランプロッド(7)とがクランプロッド(7)と一
    体のピン(8)で折曲自在に連設され、該ピン(8)の
    軸端に突設した偏心突起(8A)が、ダイホルダー保持部
    材に固定されているガイドプレート(9)に係止される
    ようにしたプレス用ダイクランプ装置。
JP1988125699U 1988-09-28 1988-09-28 プレス用ダイクランプ装置 Expired - Lifetime JPH0731851Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988125699U JPH0731851Y2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28 プレス用ダイクランプ装置

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JP1988125699U JPH0731851Y2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28 プレス用ダイクランプ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0248219U JPH0248219U (ja) 1990-04-03
JPH0731851Y2 true JPH0731851Y2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=31376534

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JP1988125699U Expired - Lifetime JPH0731851Y2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28 プレス用ダイクランプ装置

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542866Y2 (ja) * 1976-09-30 1980-10-07
JPS5555231U (ja) * 1978-10-09 1980-04-14
JPS55116726U (ja) * 1979-02-13 1980-08-18
JPH0113546Y2 (ja) * 1985-09-03 1989-04-20

Also Published As

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JPH0248219U (ja) 1990-04-03

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