JPH07317931A - チェック弁 - Google Patents
チェック弁Info
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- JPH07317931A JPH07317931A JP11499394A JP11499394A JPH07317931A JP H07317931 A JPH07317931 A JP H07317931A JP 11499394 A JP11499394 A JP 11499394A JP 11499394 A JP11499394 A JP 11499394A JP H07317931 A JPH07317931 A JP H07317931A
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- JP
- Japan
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- spring retainer
- seat member
- spring
- ball
- check valve
- Prior art date
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- Granted
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- Check Valves (AREA)
Abstract
チェック弁を提供する。 【構成】シート部材2の後部の外周に形成される係合部
24と、スプリングリテーナ5の前部の内周に形成され
る弾性を有する係合部54とが、スプリングリテーナ5
の配設位置において係合して凹凸係合部6を形成するこ
とによって、シート部材2とスプリングリテーナ5を係
合する。
Description
どにおいて好適に使用されるチェック弁に関するもので
ある。
るバルブハウジングの該流路内に、シート部材、ボー
ル、スプリングおよびスプリングリテーナを前記バルブ
ハウジング後端から装入して構成される。バルブハウジ
ング前端側からの液流に対しては、液圧により前記ボー
ルが前記スプリングを圧縮して前記ボールと前記シート
部材の間が空いて前記流路が確保され、バルブハウジン
グ後端側からの液流に対しては、液圧により前記ボール
が前記シート部材に圧接されて前記流路は遮断される構
造となっている。
をバルブハウジングの流路内に形成される段部に当接す
る位置に配設し、次いでボールを前記シート部材のシー
ト面に着座する位置に配設し、次いでスプリングを前記
ボールを前記シート面に向かって弾性付勢する位置に配
設し、最後にスプリングリテーナを該スプリングリテー
ナの後端に形成した操作部を操作することにより前記流
路の内周に螺合させて前記スプリングを支持する位置に
配設する。分解作業においては、まず前記スプリングリ
テーナを前記操作部を操作することにより前記流路の内
周から螺脱させ、次いで前記スプリング、前記ボール、
前記シート部材の順に取り外していく。
フォークリフトなど油圧機器の部品として使用され、一
定期間ごとに整備のために分解作業を行うことが多い。
ところが、従来のチェック弁を分解するためには、スプ
リングリテーナを取り外してから、スプリング、ボール
およびシート部材を順次かつ個別に取り外さなければな
らない。この作業はチェック弁をバルブハウジング後端
が下を向くように傾け各部材を自重による落下によって
取り出すが、スプリング、ボールおよびシート部材はお
互いに係合関係がなく個別に落下してくることになり、
確実な分解手段とは言い難いうえ各部材の紛失を招きや
すい。また、チェック弁を上下に傾けることが出来ない
構造となっている場合、ピンセットや磁石棒などを用い
て取り外すしかなく極めて煩雑である。また、シート部
材はバルブハウジング内周とOリングなどを介して係合
していることが多く、チェック弁を傾けても落下しない
ために特殊な工具を用いる以外に取り外す手段がない。
し、組み立ておよび分解作業を確実かつ容易に行うこと
ができるチェック弁を提供することを目的としている。
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
部に流路を有したバルブハウジングの該流路内に、シー
ト部材、ボール、スプリングおよびスプリングリテーナ
を前記バルブハウジング後端から装入して構成されるチ
ェック弁であって、シート部材はバルブハウジングの流
路内に形成された段部に当接する位置に配設され、ボー
ルは前記シート部材に形成されたシート面に着座する位
置に配設され、スプリングは前記ボールを前記シート面
に向かって弾性付勢する位置に配設され、スプリングリ
テーナは該スプリングリテーナ後端に形成される操作部
を操作することにより前記流路の内周に螺合して前記ス
プリングを支持する位置に配設され、前記スプリングリ
テーナの配設位置において、該スプリングリテーナと前
記シート部材との間に、両者を一体に係合する弾性を利
用した凹凸係合部を形成してなることを特徴とする。
においては、前記スプリングリテーナを前記バルブハウ
ジングの流路の内周に螺合させる作業のみによって前記
凹凸係合部が弾性変形によって形成されるため、組み立
て作業は従来の構造のチェック弁と変わらないものとす
ることができる。また、前記ボールおよび前記スプリン
グは前記シート部材および前記スプリングリテーナによ
って支持される構造のため、前記シート部材、前記ボー
ル、前記スプリングおよび前記スプリングリテーナを一
体化してから前記流路に配設することも可能となり、組
み立て作業をより確実かつ容易に行うことも可能とな
る。
ーナを前記流路の内周から螺脱させる作業の際には前記
凹凸係合部の係合は維持されるため、前記シート部材、
前記スプリング、前記ボールおよび前記スプリングリテ
ーナを一体化したまま取り出すことが可能となる。この
ため、チェック弁を傾ける必要がなくなり、また分解作
業の際の各部材の紛失の可能性を著しく減少させること
ができ、さらに分解作業用の特殊な工具を不要とするた
め、分解作業は著しく確実かつ容易なものとなる。
照して説明する。
ルブハウジング1と、シート部材2と、ボール3と、ス
プリング4と、スプリングリテーナ5とから構成され
る。
有し、バルブハウジング後端1aの側から流路11の内
部にシート部材2、ボール3、スプリング4およびスプ
リングリテーナ5を順次に装入する。流路11の後部1
1aは円形の断面を持つ円筒形をなし、流路後部11a
の内周12は後端側から螺刻される。流路後部11aの
前端には流路に垂直な平面の段部13が形成され、流路
11は段部13の前側において流路後部11aよりも径
が細くなる。
ルブハウジング1の段部13に当接する位置において流
路後部11aに配設される。図2に示すように、シート
部材2は中空の円筒形であり、外周には溝21が形成さ
れ、溝21に外嵌されるOリング22を介してバルブハ
ウジング1の内周12に添設される。シート部材2の後
部内周には、シート部材2の前部に向かってなめらかに
径が小さくなるシート面23が、またシート部材2の後
部外周には外向きの係合部24がそれぞれ形成される。
係合部24は、シート部材2の後端に外向きに形成され
る突起部241と、突起部241の前側に隣設される溝
部242からなり、スプリングリテーナ5と係合する。
部材2のシート面23の最大内径よりも大きな径を持
ち、シート面23に着座する位置に配設される。
さい径を持つ螺旋ばねであり、ボール3をシート面23
に向かって弾性付勢するように配設される。
で、中空の有底円筒形をなし、後端の底部には操作部た
るマイナス溝51が形成される。後部の外周52は螺刻
され、マイナス溝51をマイナスドライバによって回転
させることによってスプリングリテーナ5は流路後部1
1aの内周12に螺合されて前記スプリング4を支持す
る位置に配設される。後部の側面には前後方向に走る二
つの流路溝53が切り欠いて形成され、流路溝53を介
してスプリングリテーナ5の前後の流路後部11aが連
通される。前部の内周には係合部54が形成される。係
合部54は弾性を有し、前端に内向きに形成される突起
部541と、突起部541の後ろ側に隣設される溝部5
42からなる。スプリングリテーナ5の配設位置におい
て、スプリングリテーナ5の突起部541がシート部材
2の溝部242に、スプリングリテーナ5の溝部542
がシート部材2の突起部241に、それぞれ係合して凹
凸係合部6が形成されることによって、シート部材2と
スプリングリテーナ5が係合される。
て作業においては、スプリングリテーナ5をバルブハウ
ジング1の流路後部11aの内周12に螺合させスプリ
ングリテーナ5を配設位置まで配設する際に、スプリン
グリテーナ5の係合部54が弾性変形してシート部材2
の係合部24に嵌合することによって凹凸係合部6が形
成される。凹凸係合部6はスプリングリテーナ5をバル
ブハウジング1に螺合する作業のみによって形成される
ため、組み立て作業は従来のチェック弁と変わらずに行
うことができる。また、ボール3およびスプリング4は
シート部材2およびスプリングリテーナ5の間に支持さ
れるため、シート部材2、ボール3、スプリング4およ
びスプリングリテーナ5を一体化してから流路11aに
配設することも可能となり、組み立て作業をより確実に
行うことが可能となる。
部11aの内周12から螺脱させて行われるが、凹凸係
合部6の係合はスプリングリテーナ5を螺脱する作業の
際に維持されるため、シート部材2、スプリング3、ボ
ール4およびスプリングリテーナ5を一体として取り出
すことが可能となる。このため、各部材を紛失する可能
性を著しく減少させることができ、またチェック弁を傾
ける作業を伴わずに分解作業を行うことができ、さらに
分解作業用の特殊な工具を不要とするため、分解作業は
著しく確実かつ容易なものとなる。
たものに限定されないのは勿論であり、例えばスプリン
グリテーナ5の材料をスチールなど金属とし、シート部
材2の係合部24およびスプリングリテーナ5の係合部
54に割り溝を刻設して弾性を与えることによって凹凸
係合部6を構成することも可能である。
形が可能である。
たように、シート部材の後部の外周に形成される係合部
と、スプリングリテーナの前部の内周に形成される弾性
を有する係合部とが、スプリングリテーナの配設位置に
おいて係合して凹凸係合部を形成することによって、シ
ート部材とスプリングリテーナを係合するものである。
凹凸結合部はスプリングリテーナをバルブハウジングに
螺合する作業のみによって形成されるため、組み立て作
業は従来のチェック弁と変わらないものとすることがで
きる。また、あらかじめシート部材、ボール、スプリン
グ、およびスプリングリテーナを一体化してからバルブ
ハウジングに配設することが可能となり、組み立て作業
をより確実なものとすることができる。さらに、凹凸結
合部はスプリングリテーナをバルブハウジングから螺脱
する作業において係合を維持するため、分解作業におい
てシート部材、ボール、スプリング、およびスプリング
リテーナとを一体化したまま取り出すことができ、チェ
ック弁を傾ける作業を不要なものとし、かつ各部材の紛
失の可能性を著しく減少させることができ、かつ特殊な
工具を必要とせずに分解作業を行うことができ、分解作
業を著しく確実かつ容易なものとすることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】内部に流路を有したバルブハウジングの該
流路内に、シート部材、ボール、スプリングおよびスプ
リングリテーナを前記バルブハウジング後端から装入し
て構成されるチェック弁であって、 シート部材はバルブハウジングの流路内に形成された段
部に当接する位置に配設され、ボールは前記シート部材
に形成されたシート面に着座する位置に配設され、スプ
リングは前記ボールを前記シート面に向かって弾性付勢
する位置に配設され、スプリングリテーナは該スプリン
グリテーナ後端に形成される操作部を操作することによ
り前記流路の内周に螺合して前記スプリングを支持する
位置に配設され、 前記スプリングリテーナの配設位置において、該スプリ
ングリテーナと前記シート部材との間に、両者を一体に
係合する弾性を利用した凹凸係合部を形成してなること
を特徴とするチェック弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11499394A JP3267051B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | チェック弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11499394A JP3267051B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | チェック弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07317931A true JPH07317931A (ja) | 1995-12-08 |
JP3267051B2 JP3267051B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=14651664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11499394A Expired - Fee Related JP3267051B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | チェック弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3267051B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012172766A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Aisin Aw Co Ltd | 車両用伝動装置 |
CN104421465A (zh) * | 2013-08-27 | 2015-03-18 | 吴炫隆 | 止逆阀 |
JP2020186816A (ja) * | 2020-07-20 | 2020-11-19 | 株式会社ヤマダコーポレーション | ボール逆止弁及びダイヤフラムポンプ |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP11499394A patent/JP3267051B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012172766A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Aisin Aw Co Ltd | 車両用伝動装置 |
CN104421465A (zh) * | 2013-08-27 | 2015-03-18 | 吴炫隆 | 止逆阀 |
JP2020186816A (ja) * | 2020-07-20 | 2020-11-19 | 株式会社ヤマダコーポレーション | ボール逆止弁及びダイヤフラムポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3267051B2 (ja) | 2002-03-18 |
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