JPH09189788A - 原子炉用制御クラスター - Google Patents
原子炉用制御クラスターInfo
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- JPH09189788A JPH09189788A JP8348968A JP34896896A JPH09189788A JP H09189788 A JPH09189788 A JP H09189788A JP 8348968 A JP8348968 A JP 8348968A JP 34896896 A JP34896896 A JP 34896896A JP H09189788 A JPH09189788 A JP H09189788A
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- JP
- Japan
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- hub
- control cluster
- hole
- fingers
- fins
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C7/00—Control of nuclear reaction
- G21C7/06—Control of nuclear reaction by application of neutron-absorbing material, i.e. material with absorption cross-section very much in excess of reflection cross-section
- G21C7/08—Control of nuclear reaction by application of neutron-absorbing material, i.e. material with absorption cross-section very much in excess of reflection cross-section by displacement of solid control elements, e.g. control rods
- G21C7/10—Construction of control elements
- G21C7/117—Clusters of control rods; Spider construction
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造と組立が容易な原子炉用制御クラスター
を提供する。 【解決手段】 本発明の原子炉用制御クラスターは、駆
動軸に連結するための手段を有するハブからなるスパイ
ダー10を具備する。ハブの下部からは整った配列で複
数のフィン16が放射状に広がり、これらフィン16の
外側の端部から下方へフィンガー18a,18bが延び
ている。クラスターはさらに、フィンガー18a,18
bに着脱可能に固定される端栓が設けられた複数のロッ
ドを有している。フィン、フィンガー18a,18b、
および少なくともハブの下部は、鋳造または電気加工さ
れた一体部品とされている。
を提供する。 【解決手段】 本発明の原子炉用制御クラスターは、駆
動軸に連結するための手段を有するハブからなるスパイ
ダー10を具備する。ハブの下部からは整った配列で複
数のフィン16が放射状に広がり、これらフィン16の
外側の端部から下方へフィンガー18a,18bが延び
ている。クラスターはさらに、フィンガー18a,18
bに着脱可能に固定される端栓が設けられた複数のロッ
ドを有している。フィン、フィンガー18a,18b、
および少なくともハブの下部は、鋳造または電気加工さ
れた一体部品とされている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉用の制御ク
ラスターに関する。この原子炉用制御クラスターは、駆
動軸に連結するための手段を有するハブと、ハブの下部
から放射状に広がる複数のフィンと、これらフィンの外
側の端部から整った配列で垂直方向に延びるフィンガー
とを有するスパイダー、並びに、フィンガーに着脱可能
に固定される端栓を備えた複数のロッドを具備するもの
である。
ラスターに関する。この原子炉用制御クラスターは、駆
動軸に連結するための手段を有するハブと、ハブの下部
から放射状に広がる複数のフィンと、これらフィンの外
側の端部から整った配列で垂直方向に延びるフィンガー
とを有するスパイダー、並びに、フィンガーに着脱可能
に固定される端栓を備えた複数のロッドを具備するもの
である。
【0002】
【従来の技術】現在、上記のような制御クラスターとし
ては、16本のフィンを有するものが使用されている。
それぞれのフィンには、末端にフィンガーが支持されて
いる。また、1本置き毎のフィンには、中間部分にもフ
ィンガーが支持されている。これにより、一つのクラス
ターには、24本の吸収棒が含まれる。
ては、16本のフィンを有するものが使用されている。
それぞれのフィンには、末端にフィンガーが支持されて
いる。また、1本置き毎のフィンには、中間部分にもフ
ィンガーが支持されている。これにより、一つのクラス
ターには、24本の吸収棒が含まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スパイダーは、現在で
は溶接によって組み立てられている。すなわち、ハブの
周囲にフィンを並べて、それぞれのロウ付けを行ってい
る。しかし、ロッドの位置決め精度を十分に高め、熱影
響による変形が生じないように溶接を行うことは、多大
な作業時間を要する上に難しかった。
は溶接によって組み立てられている。すなわち、ハブの
周囲にフィンを並べて、それぞれのロウ付けを行ってい
る。しかし、ロッドの位置決め精度を十分に高め、熱影
響による変形が生じないように溶接を行うことは、多大
な作業時間を要する上に難しかった。
【0004】殆どの場合には、フィンガーはフィンに対
してほぞとほぞ穴結合によって固定されている。すなわ
ち、各フィンの末端にほぞが形成され、このほぞがフィ
ンガーに形成された溝穴にはめ込まれ、さらにロウ付け
が行われる。しかし、このような構造が採用された場合
には、フィンガーを上下に貫通する孔を形成することは
不可能であり、ロッドの端栓は、フィンガーのフィンよ
り下方にある部分に形成された盲穴に固定されなければ
ならなかった。このような配置は好ましいものではない
ことが判明している。
してほぞとほぞ穴結合によって固定されている。すなわ
ち、各フィンの末端にほぞが形成され、このほぞがフィ
ンガーに形成された溝穴にはめ込まれ、さらにロウ付け
が行われる。しかし、このような構造が採用された場合
には、フィンガーを上下に貫通する孔を形成することは
不可能であり、ロッドの端栓は、フィンガーのフィンよ
り下方にある部分に形成された盲穴に固定されなければ
ならなかった。このような配置は好ましいものではない
ことが判明している。
【0005】フランス特許2,599,884には、ロ
ッドを取り外し可能にできる解決策が開示されている。
この構造は複雑で、スパイダーに対してロッド集合体が
固定される問題があった。このような構造は、クラスタ
ーが設置される燃料集合体のガイドチューブ内でのロッ
ドのスライドを妨げる傾向がある。
ッドを取り外し可能にできる解決策が開示されている。
この構造は複雑で、スパイダーに対してロッド集合体が
固定される問題があった。このような構造は、クラスタ
ーが設置される燃料集合体のガイドチューブ内でのロッ
ドのスライドを妨げる傾向がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、前記の
ような問題を改善できる原子炉用制御クラスターを提供
することにある。この課題を解決するため、本発明に係
る原子炉用制御クラスターでは、フィン、フィンガーお
よび少なくともハブの下部が、鋳造または電気加工(放
電加工、電解加工等)された一体部品であることを重要
な特徴としている。ハブの上部は下部と一体に形成され
ていてもよい。この場合、製造には一般に電気浸食法が
必要となる。
ような問題を改善できる原子炉用制御クラスターを提供
することにある。この課題を解決するため、本発明に係
る原子炉用制御クラスターでは、フィン、フィンガーお
よび少なくともハブの下部が、鋳造または電気加工(放
電加工、電解加工等)された一体部品であることを重要
な特徴としている。ハブの上部は下部と一体に形成され
ていてもよい。この場合、製造には一般に電気浸食法が
必要となる。
【0007】好ましい実施形態では、ハブの上部は、前
記一体部品の下部とは別体の円筒状のスリーブとされ、
前記一体部品の前記下部の上部に対して、例えばネジ結
合や溶接、ロウ付けなどで固定される。
記一体部品の下部とは別体の円筒状のスリーブとされ、
前記一体部品の前記下部の上部に対して、例えばネジ結
合や溶接、ロウ付けなどで固定される。
【0008】以上の構造によれば、一般にスパイダーの
内部に設けられる制振機構(衝撃緩衝機構)の構造が単
純化でき、その組み付けも楽になる。制振機構は、原子
炉の緊急停止(スクラム)のために制御クラスターを落
下させた時に、燃料集合体の上端にかかる衝撃を緩和す
るためのものである。一般に、衝撃緩衝機構は、ハブに
形成された穴の中でスライド可能に設けられたソケット
と、このソケットをハブから突出する位置に向けて下方
に付勢するスプリングとを有する。ソケットの突出位置
は、ハブの中に軸方向に向けて配置されたスクリュウの
頭部が係合することによって規定される。このような構
造では、スクリュウの位置を予め調整しなければならな
い。また、スクリュウの存在により、ハブに沿う冷却液
の流れが妨げられ、ダッシュポット効果によりクラスタ
ーを降下させるのに必要な時間が長くなる。
内部に設けられる制振機構(衝撃緩衝機構)の構造が単
純化でき、その組み付けも楽になる。制振機構は、原子
炉の緊急停止(スクラム)のために制御クラスターを落
下させた時に、燃料集合体の上端にかかる衝撃を緩和す
るためのものである。一般に、衝撃緩衝機構は、ハブに
形成された穴の中でスライド可能に設けられたソケット
と、このソケットをハブから突出する位置に向けて下方
に付勢するスプリングとを有する。ソケットの突出位置
は、ハブの中に軸方向に向けて配置されたスクリュウの
頭部が係合することによって規定される。このような構
造では、スクリュウの位置を予め調整しなければならな
い。また、スクリュウの存在により、ハブに沿う冷却液
の流れが妨げられ、ダッシュポット効果によりクラスタ
ーを降下させるのに必要な時間が長くなる。
【0009】スリーブが2つの部品から形成されるとき
は、ソケットの突出量を規定するための係合部を構成す
るためのカラー(環状係合部)を、その下部内の適当な
位置に設けることが可能である。
は、ソケットの突出量を規定するための係合部を構成す
るためのカラー(環状係合部)を、その下部内の適当な
位置に設けることが可能である。
【0010】また、スリーブ内においてスプリングが支
持される内部隔壁(カラー)を形成した場合には、その
内部隔壁に冷却流体が通過できる孔を形成し、ソケット
とスリーブを通して冷却流体を通過させると、ダッシュ
ポット効果が低減できる。
持される内部隔壁(カラー)を形成した場合には、その
内部隔壁に冷却流体が通過できる孔を形成し、ソケット
とスリーブを通して冷却流体を通過させると、ダッシュ
ポット効果が低減できる。
【0011】本発明の他の目的は、以前の配置のいくつ
かが使用されていたとしても、達成することができるこ
とであるが、ロッドの支持にある程度の緩みまたはがた
つきを設けることにある。このような緩みを設けること
により、製造公差による位置誤差が生じた場合にも、燃
料集合体の内部においてロッドをガイドチューブに挿入
したときに、ガイドチューブの位置に合わせてロッドを
適正な位置に保つことができる。また、原子炉の内部上
方へクラスターが持ち上げられたときにクラスターを収
容するガイドシース内でも、ロッドを適正な位置に保つ
ことが可能である。
かが使用されていたとしても、達成することができるこ
とであるが、ロッドの支持にある程度の緩みまたはがた
つきを設けることにある。このような緩みを設けること
により、製造公差による位置誤差が生じた場合にも、燃
料集合体の内部においてロッドをガイドチューブに挿入
したときに、ガイドチューブの位置に合わせてロッドを
適正な位置に保つことができる。また、原子炉の内部上
方へクラスターが持ち上げられたときにクラスターを収
容するガイドシース内でも、ロッドを適正な位置に保つ
ことが可能である。
【0012】この目的のために、本発明に係るクラスタ
ーでは、端栓のそれぞれが、ロッドと、フィンガーへの
固定手段との間に、1または2以上の小径部が形成され
た延長部分を有し、その可撓性が向上されていることを
特徴としている。
ーでは、端栓のそれぞれが、ロッドと、フィンガーへの
固定手段との間に、1または2以上の小径部が形成され
た延長部分を有し、その可撓性が向上されていることを
特徴としている。
【0013】本発明では、フィンガーとフィンとを一体
部品にしたから、各フィンガー内に、ロッドのいくつか
を交換するための着脱が容易に行えるようにするため
の、孔を形成することができる。
部品にしたから、各フィンガー内に、ロッドのいくつか
を交換するための着脱が容易に行えるようにするため
の、孔を形成することができる。
【0014】さらに、ロッドを緩く取り付けた構成は、
上述した構造を有しないスパイダーを使用した場合、例
えば、前述のフランス特許2,599,884号に記載
されたようなスパイダーを使用した場合にも有益であ
る。
上述した構造を有しないスパイダーを使用した場合、例
えば、前述のフランス特許2,599,884号に記載
されたようなスパイダーを使用した場合にも有益であ
る。
【0015】上述した構造および作用は、特に好ましい
実施形態と従来技術とを比較した以下の説明により、い
っそう明らかになるであろう。なお、本発明が以下の実
施形態のみに限定されないことは勿論である。
実施形態と従来技術とを比較した以下の説明により、い
っそう明らかになるであろう。なお、本発明が以下の実
施形態のみに限定されないことは勿論である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を説明するにあ
たり、まず、図16を用いて従来の原子炉用制御クラス
ターの全体構造を説明する。図16に示す制御クラスタ
ーは、24本のロッド12を吊り下げて支持したスパイ
ダー10を具備している。スパイダー10はハブ14を
有し、このハブ14には、16本のフィン16が放射状
に取り付けられ、これらフィン16にはフィンガー18
が固定され、これらフィンガー18には吸収棒12の上
部端栓が取り付けられている。フィンガー18はフィン
16から下方へ突出している。
たり、まず、図16を用いて従来の原子炉用制御クラス
ターの全体構造を説明する。図16に示す制御クラスタ
ーは、24本のロッド12を吊り下げて支持したスパイ
ダー10を具備している。スパイダー10はハブ14を
有し、このハブ14には、16本のフィン16が放射状
に取り付けられ、これらフィン16にはフィンガー18
が固定され、これらフィンガー18には吸収棒12の上
部端栓が取り付けられている。フィンガー18はフィン
16から下方へ突出している。
【0017】ハブ14には座ぐり穴20が形成され、こ
の座ぐり穴20には溝が形成され、この溝には、クラス
ターを垂直に取り外すための駆動軸を連結するための機
構(図示略)が係合されるようになっている。ハブ14
の底部には穴22が形成され、この穴22には衝撃緩衝
機構が設けられている。この衝撃緩衝機構は、ソケット
24と、スプリング25とを有し、スプリング25は座
ぐり穴20と穴22との間の内部隔壁によって支持され
ている。この内部隔壁にはタッピングが貫通して形成さ
れ、このタッピングにスクリュウ26が締め込まれて位
置決めされている。スクリュウ26はソケット24の休
止位置を決定する作用を果たし、休止位置でソケット2
4はハブ14から下方へ突出している。スクリュウ26
は位置決めの後、座ぐり穴20の底に溶接固定されてい
る。
の座ぐり穴20には溝が形成され、この溝には、クラス
ターを垂直に取り外すための駆動軸を連結するための機
構(図示略)が係合されるようになっている。ハブ14
の底部には穴22が形成され、この穴22には衝撃緩衝
機構が設けられている。この衝撃緩衝機構は、ソケット
24と、スプリング25とを有し、スプリング25は座
ぐり穴20と穴22との間の内部隔壁によって支持され
ている。この内部隔壁にはタッピングが貫通して形成さ
れ、このタッピングにスクリュウ26が締め込まれて位
置決めされている。スクリュウ26はソケット24の休
止位置を決定する作用を果たし、休止位置でソケット2
4はハブ14から下方へ突出している。スクリュウ26
は位置決めの後、座ぐり穴20の底に溶接固定されてい
る。
【0018】フィン16は従来はハブ14に対して鑞付
けされている。図17において、フィンガー18はフィ
ン16に対して、ほぞとほぞ穴による結合のうえ、鑞付
けされている。フィン16の末端部(内側のフィンガー
18については中間部)にはほぞが形成され、これらの
ほぞがフィンガー18に形成された溝穴であるほぞ穴に
嵌合されている。
けされている。図17において、フィンガー18はフィ
ン16に対して、ほぞとほぞ穴による結合のうえ、鑞付
けされている。フィン16の末端部(内側のフィンガー
18については中間部)にはほぞが形成され、これらの
ほぞがフィンガー18に形成された溝穴であるほぞ穴に
嵌合されている。
【0019】現在の殆どの具体例では、それぞれのフィ
ンガーにねじ切りされた盲穴が形成され、これら盲穴に
ロッド12の端栓26が固定されている。この盲穴はほ
ぞとほぞ穴組立のために、フィン16の底縁を超えて延
長することができない。
ンガーにねじ切りされた盲穴が形成され、これら盲穴に
ロッド12の端栓26が固定されている。この盲穴はほ
ぞとほぞ穴組立のために、フィン16の底縁を超えて延
長することができない。
【0020】図18は、フィンガー18のねじ切りされ
た盲穴にロッドを固定するための実施可能な方法の一例
を示している。端栓には延長部が形成され、延長部の末
端にはネジ部29が形成され、このネジ部29が盲穴の
ねじ切りされた部分に締め込まれている。ネジ部29と
プラグ本体46との間には、二つの膨出部の間に位置す
る小径部が形成されている。ピンまたはペグ27により
結合が固定されている。
た盲穴にロッドを固定するための実施可能な方法の一例
を示している。端栓には延長部が形成され、延長部の末
端にはネジ部29が形成され、このネジ部29が盲穴の
ねじ切りされた部分に締め込まれている。ネジ部29と
プラグ本体46との間には、二つの膨出部の間に位置す
る小径部が形成されている。ピンまたはペグ27により
結合が固定されている。
【0021】図1は、本発明の第1実施形態を構成する
スパイダー10の構造を示している。このスパイダー1
0は、鋳造または電気浸食(放電加工、電解加工)によ
って得られた一体品として形成されている。鋳造を容易
にするために、フィン16の端縁には相互に平行な平坦
部が形成され、これら平坦部の間が傾斜した傾斜面で連
結されている。フィン16の末端にある末端フィンガー
18aの高さは、ハブの軸線から遠く離れたフィン16
の末端部の高さと等しくされている。フィン16の中間
にある中間フィンガー18bの高さは、ハブの軸線に近
接したフィンの一部の高さと等しくされている。図1に
はフィンガー18a,18bの軸線に沿って形成された
穴が示されていないが、ロッド端栓を固定するための弾
丸型のナット28は図示されている。図1に示すスパイ
ダー10には、図16に示したものと同様の衝撃緩衝機
構が設けられる。
スパイダー10の構造を示している。このスパイダー1
0は、鋳造または電気浸食(放電加工、電解加工)によ
って得られた一体品として形成されている。鋳造を容易
にするために、フィン16の端縁には相互に平行な平坦
部が形成され、これら平坦部の間が傾斜した傾斜面で連
結されている。フィン16の末端にある末端フィンガー
18aの高さは、ハブの軸線から遠く離れたフィン16
の末端部の高さと等しくされている。フィン16の中間
にある中間フィンガー18bの高さは、ハブの軸線に近
接したフィンの一部の高さと等しくされている。図1に
はフィンガー18a,18bの軸線に沿って形成された
穴が示されていないが、ロッド端栓を固定するための弾
丸型のナット28は図示されている。図1に示すスパイ
ダー10には、図16に示したものと同様の衝撃緩衝機
構が設けられる。
【0022】製造と組立を容易にするためには、図2に
示す構造を採用したほうが有利である。この図では図1
6と共通する要素に同一符号を付している。スプリング
25によって付勢されたソケット24は、穴22の縁に
形成された座ぐり穴33に取り付けられたワッシャ30
に当接し、休止位置が決定されている。ソケット24の
上端には拡径した肩部が形成され、この肩部がワッシャ
30の上面に当接している。
示す構造を採用したほうが有利である。この図では図1
6と共通する要素に同一符号を付している。スプリング
25によって付勢されたソケット24は、穴22の縁に
形成された座ぐり穴33に取り付けられたワッシャ30
に当接し、休止位置が決定されている。ソケット24の
上端には拡径した肩部が形成され、この肩部がワッシャ
30の上面に当接している。
【0023】図3に示す実施形態では、スパイダーが二
つの部品から構成されている。第1の部品は、筒状部ま
たはスリーブ14aであり、ハブの上部を構成してい
る。第2の部品は下体であり、この下体はハブの下部
と、複数のフィン16と、複数のフィンガー18とが一
体形成されたものである。
つの部品から構成されている。第1の部品は、筒状部ま
たはスリーブ14aであり、ハブの上部を構成してい
る。第2の部品は下体であり、この下体はハブの下部
と、複数のフィン16と、複数のフィンガー18とが一
体形成されたものである。
【0024】スリーブ14aは機械加工されている。ハ
ブの下部と、複数のフィン16と、複数のフィンガー1
8とが一体形成された前記下体は、中実部品として鋳造
するか、もしくは電気浸食によって製造することができ
る。上体14aと下体との連結は、様々な方法で実施で
きる。図3に示す例では、下体の上端に円柱状の段差部
が機械加工されている。一方、上体の下端には、前記段
差部と相補形状をなす円柱状の段差部が形成され、両者
が填め合わされている。さらにこれらの連結部分に円環
状の溶接部42が形成され、スパイダーの上体14aと
下体が連結されている。上体と下体にそれぞれ形成され
た穴22は互いに同径であり、穴22の中に不連続面が
形成されないようになっている。
ブの下部と、複数のフィン16と、複数のフィンガー1
8とが一体形成された前記下体は、中実部品として鋳造
するか、もしくは電気浸食によって製造することができ
る。上体14aと下体との連結は、様々な方法で実施で
きる。図3に示す例では、下体の上端に円柱状の段差部
が機械加工されている。一方、上体の下端には、前記段
差部と相補形状をなす円柱状の段差部が形成され、両者
が填め合わされている。さらにこれらの連結部分に円環
状の溶接部42が形成され、スパイダーの上体14aと
下体が連結されている。上体と下体にそれぞれ形成され
た穴22は互いに同径であり、穴22の中に不連続面が
形成されないようになっている。
【0025】図4に示す変形例では、上体14aとの下
端と、下体の上端とをネジにより結合している。そのた
めに、スパイダーの下体の底部に位置する穴の上部に、
雌ネジが切られ、スリーブ14aには雄ネジが形成され
ている。そして、スパイダーの上体14aと下体は、前
記雄ネジと雌ネジを螺合させて上体の肩部44をフィン
16の上端に圧接させることにより、固定されている。
端と、下体の上端とをネジにより結合している。そのた
めに、スパイダーの下体の底部に位置する穴の上部に、
雌ネジが切られ、スリーブ14aには雄ネジが形成され
ている。そして、スパイダーの上体14aと下体は、前
記雄ネジと雌ネジを螺合させて上体の肩部44をフィン
16の上端に圧接させることにより、固定されている。
【0026】図3および図4に示すスパイダー構造によ
れば、ソケット24を保持するために追加の部品を要す
ることなく、衝撃緩衝機構を組み込むことができる。す
なわち、スパイダー下体の穴の下端に、ソケット24に
形成された肩部を支持できる縁部34を設けることで十
分である。ソケット24とスプリング25は、スリーブ
14aをスパイダーの下体に組み付ける前に、挿入され
る(図4参照)。
れば、ソケット24を保持するために追加の部品を要す
ることなく、衝撃緩衝機構を組み込むことができる。す
なわち、スパイダー下体の穴の下端に、ソケット24に
形成された肩部を支持できる縁部34を設けることで十
分である。ソケット24とスプリング25は、スリーブ
14aをスパイダーの下体に組み付ける前に、挿入され
る(図4参照)。
【0027】図4の衝撃緩衝機構によれば、スパイダー
を通過する冷却流体流通ダクトを設けることが可能であ
る。スクリュウは必要とされない。冷却流体はソケット
24の内部通路36を通り、スプリング25を支持する
カラーの中央孔38を通過して流れる。この構造では、
スクリュウを調整したり、溶接する必要がない。
を通過する冷却流体流通ダクトを設けることが可能であ
る。スクリュウは必要とされない。冷却流体はソケット
24の内部通路36を通り、スプリング25を支持する
カラーの中央孔38を通過して流れる。この構造では、
スクリュウを調整したり、溶接する必要がない。
【0028】図5の実施形態は、下体と上体とのネジ連
結が緩まないように、両者の回転を防止するための填め
輪45を設けた点で、図4の実施形態と異なる。填め輪
45は上体の肩部に当接するとともに、填め輪45には
少なくとも一つの突起が形成され、これら突起が下体に
形成された溝穴に係合している。上体をねじ込んだ後、
填め輪45は複数の溶接部47を介して固定される。
結が緩まないように、両者の回転を防止するための填め
輪45を設けた点で、図4の実施形態と異なる。填め輪
45は上体の肩部に当接するとともに、填め輪45には
少なくとも一つの突起が形成され、これら突起が下体に
形成された溝穴に係合している。上体をねじ込んだ後、
填め輪45は複数の溶接部47を介して固定される。
【0029】図6に示す変形実施形態は、填め輪45の
代わりにキー72を使用した点で図5の実施形態と異な
っている。このキー72は、上体に形成された凹部74
にはめ込まれており、下体に形成された溝穴76内に突
出している。上体と下体は互いに螺合され、凹部74と
溝穴76は互いに対向している。キー72は、好ましく
は半円状の端部を有し、図中矢印で示すように、凹部7
4と溝穴76内にはめ込まれ、その上縁に沿って上体に
溶接され固定される。
代わりにキー72を使用した点で図5の実施形態と異な
っている。このキー72は、上体に形成された凹部74
にはめ込まれており、下体に形成された溝穴76内に突
出している。上体と下体は互いに螺合され、凹部74と
溝穴76は互いに対向している。キー72は、好ましく
は半円状の端部を有し、図中矢印で示すように、凹部7
4と溝穴76内にはめ込まれ、その上縁に沿って上体に
溶接され固定される。
【0030】図7の実施形態では、スパイダー下部に形
成された穴の下端に座ぐり穴を形成するとともに、ハブ
14aのねじ切りされた末端部の外周にナット78を締
め付け、このナット78を前記座ぐり穴に収容してい
る。ナット78は、締め付けの後、隣り合う2枚のフィ
ン16の間の符号80に示す箇所で、金属壁を通して溶
接することにより固定してもよい。
成された穴の下端に座ぐり穴を形成するとともに、ハブ
14aのねじ切りされた末端部の外周にナット78を締
め付け、このナット78を前記座ぐり穴に収容してい
る。ナット78は、締め付けの後、隣り合う2枚のフィ
ン16の間の符号80に示す箇所で、金属壁を通して溶
接することにより固定してもよい。
【0031】図1、図3、図4〜図7の各実施形態にお
いては、フランス特許2,599,884に開示された
ような構造でロッドをスパイダーに対して固定してもよ
い。しかし、以下に述べるような構造を採用することに
より、ロッドの集合体に可撓性を付与し、集合体のガイ
ドチューブまたは内部のガイドシースへの挿入を容易に
することがより望ましい。
いては、フランス特許2,599,884に開示された
ような構造でロッドをスパイダーに対して固定してもよ
い。しかし、以下に述べるような構造を採用することに
より、ロッドの集合体に可撓性を付与し、集合体のガイ
ドチューブまたは内部のガイドシースへの挿入を容易に
することがより望ましい。
【0032】図8に示す実施形態では、各ロッド12の
端栓46に、延長部が形成されている。この延長部は、
1または2以上の断面積が小さい小径部分48と、これ
ら小径部分48同士をつなぐ丸みを帯びた接続部とを有
し、接続部は公称直径とされている。これにより、破損
の誘発が防止されている。一般的に円柱状をなす小径部
分は、3つまで形成されてもよい。延長部の末端部50
は、対応するフィンガーに対して、前記フランス特許に
記載された方法と同様の方法で固定することができる。
端栓46に、延長部が形成されている。この延長部は、
1または2以上の断面積が小さい小径部分48と、これ
ら小径部分48同士をつなぐ丸みを帯びた接続部とを有
し、接続部は公称直径とされている。これにより、破損
の誘発が防止されている。一般的に円柱状をなす小径部
分は、3つまで形成されてもよい。延長部の末端部50
は、対応するフィンガーに対して、前記フランス特許に
記載された方法と同様の方法で固定することができる。
【0033】図9に示す変形実施形態においても、固定
手段として端栓46に延長部を形成している。この延長
部は、二つの膨出部の間に位置する小径の部分54を有
しており、この部分54は、延長部分52内に固定され
ている。この延長部分52は、その両端部に二つの小径
の円柱状の支持面56をそれぞれ有する。これら支持面
56のみが、フィンガー18内に形成された貫通孔の内
面に支持されている。貫通孔内には、平坦部57が形成
されており、この平坦部57が前記延長部分52に形成
された平坦部と当接して、延長部分52の回転を阻止し
ている。
手段として端栓46に延長部を形成している。この延長
部は、二つの膨出部の間に位置する小径の部分54を有
しており、この部分54は、延長部分52内に固定され
ている。この延長部分52は、その両端部に二つの小径
の円柱状の支持面56をそれぞれ有する。これら支持面
56のみが、フィンガー18内に形成された貫通孔の内
面に支持されている。貫通孔内には、平坦部57が形成
されており、この平坦部57が前記延長部分52に形成
された平坦部と当接して、延長部分52の回転を阻止し
ている。
【0034】上方にある支持面56は、フィンガー18
の上端よりも高く延びており、カバーナット58を案内
している。このカバーナット58は、前記延長部分52
のネジが切られた末端60に締め付けられている。この
キャップナット58を締めると、延長部分52に形成さ
れた肩部がフィンガー18の底縁に圧接されるようにな
っている。ナット58が十分に締め込まれた後は、フラ
ンス特許2,599,884に開示されたような薄いフ
ェルールが変形することにより、ナット58の回転が防
止される。
の上端よりも高く延びており、カバーナット58を案内
している。このカバーナット58は、前記延長部分52
のネジが切られた末端60に締め付けられている。この
キャップナット58を締めると、延長部分52に形成さ
れた肩部がフィンガー18の底縁に圧接されるようにな
っている。ナット58が十分に締め込まれた後は、フラ
ンス特許2,599,884に開示されたような薄いフ
ェルールが変形することにより、ナット58の回転が防
止される。
【0035】図10および図11に示す変形実施形態で
は、ロッドは、その端栓46の延長部分を介して、がた
つきのある緩く支持された状態でフィンガー18に固定
されている。延長部分には、図9の実施形態と同様に、
キャップ58を取り付けるためにネジが切られた末端部
分を有している。ピンまたはペグ61により、端栓46
の回転が阻止されている。延長部分内に溝68を形成
し、ピン61が所定の位置に来たときにこれと係合させ
るようにしてもよい。延長部分には二つの突起、拡径部
または膨出部62,64と、これら膨出部62,64の間
に位置する断面の小さな小径部分とが形成され、小径部
分はフィンガー18の貫通孔内に収められている。上方
の膨出部62はフィンガー18の貫通孔内にスライド可
能に当接し、中心合わせの作用を果たしている。下方の
膨出部64の直径は、貫通孔の内径よりも僅かに小さ
く、その分、ロッドは側方へ変位することが可能であ
る。フィンガー18の貫通孔内には、内側に突出する肩
部66を形成し、この肩部により膨出部62の上面を支
持するようにしてもよい。
は、ロッドは、その端栓46の延長部分を介して、がた
つきのある緩く支持された状態でフィンガー18に固定
されている。延長部分には、図9の実施形態と同様に、
キャップ58を取り付けるためにネジが切られた末端部
分を有している。ピンまたはペグ61により、端栓46
の回転が阻止されている。延長部分内に溝68を形成
し、ピン61が所定の位置に来たときにこれと係合させ
るようにしてもよい。延長部分には二つの突起、拡径部
または膨出部62,64と、これら膨出部62,64の間
に位置する断面の小さな小径部分とが形成され、小径部
分はフィンガー18の貫通孔内に収められている。上方
の膨出部62はフィンガー18の貫通孔内にスライド可
能に当接し、中心合わせの作用を果たしている。下方の
膨出部64の直径は、貫通孔の内径よりも僅かに小さ
く、その分、ロッドは側方へ変位することが可能であ
る。フィンガー18の貫通孔内には、内側に突出する肩
部66を形成し、この肩部により膨出部62の上面を支
持するようにしてもよい。
【0036】図12に示す実施形態は、突起62と小径
部分との間に円錐状(テーパ状)の環形部70が形成さ
れ、この環形部70が、貫通孔の内面に形成された相補
形状部分に当接することにより、ロッドが平行移動可能
に支持されている点で、図10の実施形態と異なる。ロ
ッドは、工具による組立、分解の過程で回転しないよう
に支持されている(図示略)。小径部分および/または
下方の膨出部は、ロッドが側方へ動くことができるよう
に構成されている。
部分との間に円錐状(テーパ状)の環形部70が形成さ
れ、この環形部70が、貫通孔の内面に形成された相補
形状部分に当接することにより、ロッドが平行移動可能
に支持されている点で、図10の実施形態と異なる。ロ
ッドは、工具による組立、分解の過程で回転しないよう
に支持されている(図示略)。小径部分および/または
下方の膨出部は、ロッドが側方へ動くことができるよう
に構成されている。
【0037】図13に示す変形実施形態は、燃料棒の延
長部分の中心合わせの精度を向上すること、および、燃
料棒を取り付けまたは取り外す際に傾きによる故障発生
を防ぐ点ための改良を加えたものである。この目的を達
成するために、突起62は極めて短い円柱状部分(好ま
しくは1mm以下)とされ、この円柱部分の上には頂角
がおよそ110゜のテーパ状の環形部70が延長形成さ
れ、円柱部分の下にも小径部分と等しい径まで窄まるテ
ーパ状の環形部82が形成されている。図14および図
15は、図10の実施形態で採用される固定ペグまたは
ピン60の配置の一例を示している。このような配置に
よれば、据付または取り外しを行う場合に、全てのペグ
60が容易に操作できる。
長部分の中心合わせの精度を向上すること、および、燃
料棒を取り付けまたは取り外す際に傾きによる故障発生
を防ぐ点ための改良を加えたものである。この目的を達
成するために、突起62は極めて短い円柱状部分(好ま
しくは1mm以下)とされ、この円柱部分の上には頂角
がおよそ110゜のテーパ状の環形部70が延長形成さ
れ、円柱部分の下にも小径部分と等しい径まで窄まるテ
ーパ状の環形部82が形成されている。図14および図
15は、図10の実施形態で採用される固定ペグまたは
ピン60の配置の一例を示している。このような配置に
よれば、据付または取り外しを行う場合に、全てのペグ
60が容易に操作できる。
【図1】 本発明に係る原子炉用制御クラスターの第1
実施形態に使用される一体成形されたクラスタースパイ
ダーの斜視図である。
実施形態に使用される一体成形されたクラスタースパイ
ダーの斜視図である。
【図2】 図1に示すスパイダー内の衝撃緩衝機構の一
例を示す縦断面図である。
例を示す縦断面図である。
【図3】 スパイダーが2つの部品から構成された本発
明の他の実施形態を示す、図2と同様の縦断面図であ
る。
明の他の実施形態を示す、図2と同様の縦断面図であ
る。
【図4】 スパイダーが2つの部品から構成され、それ
に合わせて衝撃緩衝機構が改良された本発明の他の実施
形態を示す、図3と同様の縦断面図である。
に合わせて衝撃緩衝機構が改良された本発明の他の実施
形態を示す、図3と同様の縦断面図である。
【図5】 本発明の他の実施形態を示す、図4と同様の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図6】 本発明の他の実施形態を示す、図4と同様の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図7】 本発明の他の実施形態を示す、図4と同様の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図8】 ロッドを緩く取り付けた本発明の他の実施形
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【図9】 ロッドを緩く取り付けた本発明の他の実施形
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【図10】 ロッドを緩く取り付けた本発明の他の実施
形態を示す縦断面図である。
形態を示す縦断面図である。
【図11】 図10中のXI−XI線断面図である。
【図12】 ロッドを緩く取り付けた本発明の他の実施
形態を示す縦断面図である。
形態を示す縦断面図である。
【図13】 図12に示す実施形態の変形例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図14】 スパイダーに回転固定ペグを取り付けた本
発明の他の実施形態を示す正面図である。
発明の他の実施形態を示す正面図である。
【図15】 図14に示すスパイダーの平面図である。
【図16】 現在使用されている形式のクラスターを示
す正面図である。
す正面図である。
【図17】 従来のクラスタースパイダーにおけるフィ
ンガーとフィンとの取付方法を示す斜視図である。
ンガーとフィンとの取付方法を示す斜視図である。
【図18】 従来のクラスタースパイダーにおけるロッ
ドとフィンガーとの取付方法を示す一部破断した正面図
である。
ドとフィンガーとの取付方法を示す一部破断した正面図
である。
10 スパイダー 12 吸収棒(ロッド) 14 ハブ 14a スリーブ(スパイダー上部) 16 フィン 18,18a,18b フィンガー 20 取付穴(駆動軸に連結するための手段) 22 穴 24 ソケット 25 スプリング 30 ワッシャ 46 端栓 52 延長部分 56,62,64 膨出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミシェル・ボナムール フランス・69008・リヨン・リュ・ドゥ・ シャンパーニュ・3 (72)発明者 パスカル・バルフィン フランス・69290・サン−ジェニ−レ−ゾ リエール・リュ・ジャン・ピカンド・11
Claims (7)
- 【請求項1】 駆動軸に連結するための手段を有するハ
ブと、前記ハブの下部から整った配列で放射状に広がる
複数のフィンと、これらフィンの外側の端部から垂直方
向に延びるフィンガーとを有するスパイダー;および前
記フィンガーに着脱可能に固定される端栓を備えた複数
のロッド;を具備し、前記フィン、前記フィンガー、お
よび、少なくとも前記ハブの前記下部は、鋳造または電
気加工された一体部品であることを特徴とする原子炉用
制御クラスター。 - 【請求項2】 前記ハブの上部は、前記ハブの前記下部
と一体に形成されており、前記スパイダーは、電気浸食
により形成されていることを特徴とする請求項1記載の
原子炉用制御クラスター。 - 【請求項3】 前記ハブの上部は、前記一体部品の下部
とは別体の円筒状のスリーブであり、前記一体部品の前
記下部の上部に対して係合固定されていることを特徴と
する請求項1記載の原子炉用制御クラスター。 - 【請求項4】 前記ハブに形成された穴の中でスライド
可能に設けられたソケットと、このソケットを前記ハブ
から突出する位置に向けて下方に付勢するスプリングと
を有する衝撃緩衝機構;および前記ハブの前記穴に固定
され前記位置を規定するワッシャーにより構成される係
合手段;をさらに具備することを特徴とする請求項2記
載の原子炉用制御クラスター。 - 【請求項5】 前記ハブに形成された穴の中でスライド
可能に設けられたソケットと、このソケットを前記ハブ
から突出する位置に向けて下方に付勢するスプリングと
を有する衝撃緩衝機構をさらに具備し、前記ソケットの
位置は、前記ハブの底端に機械加工された係合部との係
合により規定されていることを特徴とする請求項3記載
の原子炉用制御クラスター。 - 【請求項6】 前記端栓のそれぞれは、対応する前記ロ
ッドの本体と、前記端栓を前記フィンガーに固定するた
めの手段との間に、前記フィンガーに形成された孔を貫
通して延びる延長部分を有し、これら延長部分は1また
は2以上の小径部を有することによりその可撓性が向上
されていることを特徴とする請求項1記載の原子炉用制
御クラスター。 - 【請求項7】 前記小径部は、前記フィンガーの前記孔
の内部で中心合わせをするための上部膨出部と、この上
部膨出部よりも断面積が小さく前記フィンガーの前記孔
の内面との間に間隙が形成される下部膨出部との間に設
けられていることを特徴とする請求項6記載の原子炉用
制御クラスター。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9515488A FR2742912B1 (fr) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | Grappe de commande pour reacteur nucleaire, a crayons demontables |
FR9515488 | 1995-12-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09189788A true JPH09189788A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=9485954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8348968A Withdrawn JPH09189788A (ja) | 1995-12-26 | 1996-12-26 | 原子炉用制御クラスター |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5889832A (ja) |
EP (1) | EP0782150B1 (ja) |
JP (1) | JPH09189788A (ja) |
KR (1) | KR970051467A (ja) |
CN (1) | CN1159648A (ja) |
DE (1) | DE69604151T2 (ja) |
ES (1) | ES2137648T3 (ja) |
FR (1) | FR2742912B1 (ja) |
TW (1) | TW355236B (ja) |
ZA (1) | ZA9610627B (ja) |
Cited By (1)
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JP2008268205A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Westinghouse Electric Co Llc | 原子炉制御棒スパイダー組立体 |
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US9336910B2 (en) | 2010-10-07 | 2016-05-10 | Bwxt Nuclear Energy, Inc. | Control rod/control rod drive mechanism couplings |
CN102693763B (zh) * | 2011-03-21 | 2014-07-23 | 江苏核电有限公司 | 控制棒综合试验方法 |
US9153349B2 (en) | 2012-03-12 | 2015-10-06 | Areva Inc. | Method for recycling nuclear control rods and recycled control rod section |
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CN105761765B (zh) * | 2016-03-30 | 2017-10-24 | 中国核动力研究设计院 | 一种实现反应堆控制棒缓冲功能的星形缓冲结构及其方法 |
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- 1996-12-23 ES ES96402868T patent/ES2137648T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-12-23 DE DE69604151T patent/DE69604151T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1996-12-24 KR KR1019960071324A patent/KR970051467A/ko not_active Application Discontinuation
- 1996-12-26 CN CN96123190A patent/CN1159648A/zh active Pending
- 1996-12-26 JP JP8348968A patent/JPH09189788A/ja not_active Withdrawn
- 1996-12-26 US US08/774,015 patent/US5889832A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-12-30 TW TW085116290A patent/TW355236B/zh active
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