JPH0558515B2 - - Google Patents

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JPH0558515B2
JPH0558515B2 JP61214243A JP21424386A JPH0558515B2 JP H0558515 B2 JPH0558515 B2 JP H0558515B2 JP 61214243 A JP61214243 A JP 61214243A JP 21424386 A JP21424386 A JP 21424386A JP H0558515 B2 JPH0558515 B2 JP H0558515B2
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JP
Japan
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structural member
adapter plate
end portion
nut
fuel assembly
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JP61214243A
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JPS6266193A (ja
Inventor
Furanshisu Uiruson Jon
Kenesu Jaatsuen Robaato
Matsukusu Fueraari Harii
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPS6266193A publication Critical patent/JPS6266193A/ja
Publication of JPH0558515B2 publication Critical patent/JPH0558515B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/334Assembling, maintenance or repair of the bundles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B2200/00Constructional details of connections not covered for in other groups of this subclass
    • F16B2200/69Redundant disconnection blocking means
    • F16B2200/73Cam locks or thread locks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は、一般に、原子炉の燃料集合体に関
し、特に、燃料集合体の再構成中、上部ノズルの
取り外し及び交換を単純化する仕方で、構造部材
を上部ノズルに取り外し可能に固定するために燃
料集合体の上部ノズルに取り付けられる再使用可
能な締結装置に関するものである。
先行技術の説明 原子炉の炉心はこれまで一般に複数の燃料集合
体から構成されている。典型的な加圧水形原子炉
(PWR)においては、全ての燃料集合体は幾何学
的に類似の形態を有している。各燃料集合体は、
その長さ方向に沿つて離間して設けられた格子に
より組織化された配列として保持された多数の燃
料棒を備えている。格子は、複数の制御棒案内シ
ンブルに取り付けられている。燃料集合体の上部
ノズル及び下部ノズルは、燃料棒の両端を越えて
上方及び下方に各々突出する案内シンブルの両端
に固定されている。案内シンブルは、それに確り
と固定された上部及び下部ノズルと共に、燃料集
合体の骨格構造を構成している。
燃料棒内に収容されている核燃料により生じる
核分裂過程を制御するために、典型的に、多数の
制御棒が、燃料集合体の案内シンブル内に往復運
動可能なように配設されている。しかし、原子炉
の燃料集合体場所の全てにおいて制御棒が使用さ
れる訳ではない。制御棒が配置される制御場所に
設けられるのは燃料集合体のうち僅か約3分の1
の燃料集合体である。しかし、従来、全ての
PWR燃料集合体は幾何学的に類似の形態を有す
るように構成されており、従つて、制御場所に配
置される燃料集合体も、非制御場所(制御棒が配
設されない場所)に設けられる燃料集合体も同じ
であつた。
最近、全ての燃料集合体を類似に構成するとい
う上記のような従来の慣行を破つた新規な構造が
提案された。即ち、本出願人の特開昭61−256285
号公報に記載され図示されているように、非制御
棒場所のために別個に設計された燃料集合体は、
下部ノズルと、可燃性毒物質を収容する多数の縦
方向に延びる構造部材と、上部ノズルとを備えて
いる。また、この燃料集合体は、軸方向に離間し
て配設され縦方向の構造部材に取り付けられて燃
料棒の配列を支持する多数の格子を備えている。
上部及び下部ノズルは、縦方向の構造部材に固定
され、そして、燃料集合体の中心部には計装管が
配設されて上部ノズル及び下部ノズル並びに格子
により支持されている。
慣用構造の制御場所燃料集合体に対するこの非
制御場所燃料集合体における1つの重要な差異
は、燃料集合体の骨格構造を形成するように上部
ノズル及び下部ノズルを相互接続する縦方向の構
造部材の構造に在る。慣用のPWR燃料集合体に
おいては、構造部材は、上部が開いており、下部
が(冷却材のための小さい孔を除き)閉ざされて
いる中空の案内シンブルである。これ等の案内シ
ンブルは制御棒と整列するようにして燃料集合体
内に配置される。原子炉の運転中、制御棒はこれ
等の案内シンブル内で往復動される。他方、非制
御場所(制御棒が設けられない炉心場所)で使用
されるように企図されている非制御場所燃料集合
体においては、やはり管の形態にある構造部材は
制御棒を受け入れない。従つて、これ等の管の異
なつた機能上及び構造上の利用が可能である。
機能的には、この非制御棒構造部材は、可燃性
の吸収物質を収容する。最近の原子炉において
は、ホウ素の適当な化合物のような可燃性吸収材
が、特に核燃料の寿命初期において反応度を制御
するための付加的な手段を提供するように使用さ
れている。構造的には、構造部材を構成する細長
い管の各端は、管に溶接された端栓より閉ざされ
ている。管及び端栓の材料はジルカロイ−4とす
るのが好ましい。可燃性吸収材は管内の所定位置
にばねで保持されており、そして、中性子がホウ
素原子と相互作用する際に放出されるヘリウムガ
スを蓄積するためのプレナム室が設けられてい
る。この非制御棒構造部材を燃料集合体に組み込
むためには、構造部材の管は空で、一端が開いて
いなければならない。これ等の管に格子を膨出固
定した後に、可燃性吸収材及びばねを管内に装入
して、残つている一方の端栓を所定位置に溶接す
る。燃料棒をそこで装入し、そして上部ノズル及
び下部ノズルを構造部材に接続する。
各構造部材の上部端栓は、上部ノズルのアダプ
タ板に形成されている複数の孔の1つを上向きに
貫通するねじ切りされた端栓延長部を有してい
る。構造部材(数は8本とするのが好ましい)に
は、端栓延長部のねじと係合する8個のナツトに
より上部ノズルが固定される。この構造は、机上
設計の見地からは満足である。しかし、上部ノズ
ルを構造部材から取り外し次いで構造部材に再設
置するという実際の燃料集合体の再構成中に、ナ
ツトが分離部品(遊離)となる。このことは、実
際的見地から望ましくない。
従つて、上記のようなナツトが分離部品となる
という問題を解決し、上述の非制御場所燃料集合
体の再構成を容易にするようにして上部ノズルを
構造部材に取り付ける別の試みに対する必要性が
存在する。
発明の概要 本発明は、上述の必要性を満たすように構成さ
れた上部ノズルに取り付けられる再使用可能な締
結装置を提供するものである。本発明のこの締結
装置によれば、燃料集合体を、その上端部から、
分離部品を生ずることなく再構成することが可能
となる。締結装置は、固定ナツト(固定手段)が
構造部材の上端から外された時にも、該固定ナツ
トを捕捉するように上部ノズルのアダプタ板に取
り付けられた係止ハウジング(係止手段)を備え
ている。従つて、ナツトは再使用可能となり、上
部ノズルを取り外し再設置する機構もしくは手順
は非常に単純化される。本発明の締結装置は、既
述の先行出願及び追つて言及する出願の各明細書
に記載されている非制御場所燃料集合体での使用
に適応されているが、このような用途にのみ限定
されるものではない。また、本発明の締結装置
は、他の燃料集合体での使用にも適用可能であ
る。
従つて、上述した必要性を満たすために、本発
明は、少なくとも1つの孔を有するアダプタ板を
備えた上部ノズルと、該アダプタ板の孔を貫通し
て該アダプタ板から突出することがねじ切りされ
た上端部分を有する少なくとも1つの縦方向の構
造部材とを備えた燃料集合体における再使用可能
な締結装置であつて、(a)前記構造部材を前記上部
ノズルのアダプタ板に取り付けたり該アダプタ板
から取り外すために、締結位置と弛緩位置との間
で前記構造部材の前記上端部分上に捩込んだり該
上端部分から捩り外すことができる固定手段と、
(b)前記上部ノズルのアダプタ板に、該アダプタ板
の孔の周囲に延在して該アダプタ板から外向きに
突出するように取り付けられた係止手段であつ
て、前記締結位置及び弛緩位置において前記固定
手段を捕捉すると共に、前記構造部材の前記上端
部分から取り外された際に前記固定手段を前記上
部ノズルに維持する前記係止手段とを備え、(c)前
記固定手段は、(i)前記構造部材のねじ切りされた
前記上端部分に組み合うため内部にねじが切られ
ていると共に、対向する上端部及び下端部を有す
る中央の管状茎部と、(ii)該管状茎部の前記上端部
に接続され該上端部から半径方向に延びる上側フ
ランジであつて、前記締結位置及び弛緩位置の間
で前記固定手段を前記構造部材に捩込んだり該構
造部材から捩り外したりするように回転するため
に係合可能になつている周面と、下側面とを有す
る前記上側フランジとを含み、(d)前記係止手段
は、(i)対向する上端部及び下端部を有する共に、
該上端部に接続され同上端部から半径方向内方に
延びる複数の上側セクタを有する管状本体を含
み、(ii)前記複数の上側セクタは共同して、前記固
定手段の前記管状茎部を受ける大きさの中心開口
と、該中心開口を取り巻く中断された上側面とを
画成し、該中断された上側面が、前記係止手段の
前記上側セクタよりも上方に配置されている前記
固定手段の前記上側フランジにある前記下側面に
組み合つており、(iii)前記複数の上側セクタは前記
アダプタ板から離間した位置に配置されていて、
同位置において、前記固定手段の前記管状茎部が
前記構造部材の前記上端部分との前記締結位置へ
と該構造部材の該上端部分に捩込まれる時に、前
記中断された上側面に前記固定手段の前記上側フ
ランジにある前記下側面が接触し、(iv)前記複数の
上側セクタは、前記固定手段の前記上側フランジ
にある前記下側面が接触する際に、弾性変形可能
であつて、前記固定手段が前記締結位置にある時
に前記固定手段を前記アダプタ板に対して回転方
向にロツクするように前記上側セクタの内縁部が
前記固定手段の前記管状茎部に係合するようにな
つている、燃料集合体における再使用可能な締結
装置を提供するものである。
好適な実施例の説明 以下の説明において、全図面を通し同じ参照符
号は同じ又は対応の部分を指すものとする。ま
た、以下の説明において、「前方」、「後方」、「左
方」、「右方」、「上方向もしくは上向き」、「下方向
もしくは下向き」その他類似の術語は、説明の便
宜上の表現であつて、限定的な意味に解釈されて
はならないと理解されたい。
概 説 図面特に第1図を参照するに、この図には、炉
心(図示せず)の非制御場所(制御棒が設けられ
ない場所)で使用するように適応された核燃料集
合体が垂直方向に短縮した形態で参照数字10で
総括的に表わされて立面図で示してある。基本的
には、該燃料集合体10は、原子炉(図示せず)
の炉心領域内で下部炉心板(図示せず)上に燃料
集合体を支持するための下端構造、即ち下部ノズ
ル12と、該下部ノズル12に下端部が取り付け
られて該下部ノズル12から上向きに突出する多
数の縦方向に延びる構造部材14を備えている。
更に、燃料集合体10は構造部材14に沿い軸方
向に離間して配設された複数の横格子16と、横
方向に離間して格子16により支持されている細
長い燃料棒18の組織化された配列を具備してい
る。また、燃料集合体10は、その中心部に配設
された計装管20と、構造部材14の上端部に取
り付けられた上端構造、即ち上部ノズル22とを
有している。このような諸要素の配列で、燃料集
合体の諸要素を損傷することなく適宜取り扱うこ
とができる一体のユニツトが形成されている。
上に述べたように、燃料集合体10内に配列と
して設けられている燃料棒18は、燃料集合体の
長さに沿い離間して設けられている格子16によ
り互いに離間した関係で保持されている。各燃料
棒18は、核燃料ペレツト24を備えており、燃
料棒18の両端は、燃料棒を密封するように上部
端栓26及び下部端栓28により閉ざされてい
る。一般に、上部端栓26とペレツト24との間
には、ペレツトを、燃料棒18内に確りと積み重
ねられた関係に維持するために、プレナムばね3
0が配設されている。核分裂性物質から形成され
る燃料ペレツト24は、炉心の反応出力を発生す
る任に当る。水又はホウ素含有水のような液体減
速材・冷却材が、有用な仕事を発生する目的で、
炉心内に発生された熱を取り出すために炉心の燃
料集合体を介して上向きにポンプ送りされる。
縦方向の構造部材14の各々は、細長い中空の
被覆管32から構成されており、この被覆管32
の各端は、該被覆管に溶接された上部端栓34及
び下部端栓36により閉ざされている。被覆管3
2及び端栓の材料は、ジルカロイ−4とするのが
好ましい。上部端栓及び下部端栓34,36はそ
れぞれ該端栓に固着されたねじ切りされている短
縮もしくは延長部38,40を有しており、これ
等の延長部は、端栓から軸方向に延び、上部及び
下部ノズル22,12のそれぞれのアダプタ板4
6,48に形成されている孔42,44に挿通さ
れている。構造部材14の下端部を下部ノズル1
2に確りと取り付けるために、ねじ切りされてい
る延長部40にはナツト50が締め付けられ、他
方、構造部材14の延長部38、即ち上端部分
は、下に説明する参照数字52で総括的に示した
本発明による再使用可能な締結装置により上部ノ
ズルアダプタ板46に取り外し可能に取り付けら
れている。構造部材14は、湾曲に対して抵抗を
有するようにするために、本出願人の特開昭62−
003691号公報に開示されている発明に従つて予備
張力を加えて置くことができる。
再使用可能な締結装置 次に第2図〜第11図を参照するに、これ等の
図には、構造部材の各々の上部端栓34のねじ切
りもしくは螺刻された延長部38を燃料集合体の
上部ノズル22のアダプタ板46に取り外し可能
に取り付ける本発明による再使用可能な締結装置
52が示してある。
基本的に、この再使用可能な締結装置52は、
固定ナツト(固定手段)54と係止ハウジング
(係止手段)56とを備えている。固定ナツト5
4は、中央の管状茎部58と、該茎部58の上下
の両端部64及び66(第5図)に接続されて該
両端部から半径方向外向きに延びる上側フランジ
60及び下側フランジ62を備えている。係止ハ
ウジング56は、薄壁の中空管状の本体68と、
複数の上側セクタ70と、複数の下側タブ72と
を備えている(第11図)。上側セクタ70及び
下側タブ72は、管状本体の対向する上端部74
及び下端部76に接続されており、これ等の端部
74及び76からそれぞれ半径方向内向き及び外
向きに延びている。
特に第4図〜第6図を参照するに、これ等の図
には、中央茎部58と、上側フランジ60と、下
側フランジ62とを有する固定ナツト54が示し
てある。ナツト54の中央茎部58には、構造部
材の上部端栓34の螺刻された上端延長部38と
嵌合するように内ねじが形成されている。ナツト
54の上側フランジ60は、円錐形状の下側面7
8と好ましくは六角形の周面80とを有してお
り、該周面80によりナツト54は、適当なソケ
ツト工具(図示せず)と係合して、それによりナ
ツトを回転し、該ナツトを構造部材の螺刻延長部
38上に捩り込んだり或は該螺刻延長部38から
捩り出し、それにより、該ナツト54を、第2図
及び第11図にそれぞれ示してある締結位置と弛
緩位置との間で移動することができる。ナツト5
4の下側フランジ62は、茎部58から外向きに
延びる複数の放射状セグメント82の形態にあ
る。これ等のセグメント82は、互いに角度的に
離間しており、セグメント間に、該セグメントと
交互する複数の切欠き部84を形成している。
次に第8図〜第10図を参照するに、これ等の
図には、管状の本体68と、上側セクタ70と、
下側タブ72とを有する係止ハウジング(係止手
段)56が示してある。係止ハウジング56の上
側セクタ70は、互いに角度的に離間しており、
該セクタ間に、該セクタと交互する複数の開口8
6を形成しており、これ等の開口86は、固定ナ
ツトの下側フランジ62の放射状セグメント82
を受けるように定寸されている。
更に、上側セクタ70は、係止ハウジング56
の管状本体68から半径方向内向きに延びてお
り、固定ナツト54の中央茎部58を受けるよう
に定寸された中心開口88を画定している。ま
た、上側セクタ70は、固定ナツト54の上側フ
ランジ60の円錐形状の下側面78と整合する中
心開口88を取り巻く中断された円錐形状の上側
面90を形成している。
係止ハウジング56の下側タブ72は、上部ノ
ズルのアダプタ板46の上側面92上に載置され
て、スポツト溶接等により該上側面92に確りと
接続されて、係止ハウジング56の中心開口88
を、アダプタ板46を貫通する関連の孔42と整
列する。管状本体68は、このようにしてアダプ
タ板46に取り付けられる際に、上側セクタ70
をアダプタ板の上方に離間した位置に配置し、こ
の位置においては、上側セクタ70の中断された
円錐形状の上側面90は、ナツト54の中央茎部
58を第2図に示すように構造部材14の上端延
長部38の締結位置に捩込む際に、該ナツト54
の上側フランジ60の円錐形状の下側面78と接
触する。ナツト54を構造部材14の延長部38
に締め付ける際に、上側セクタ70は、固定ナツ
ト54の上側フランジ60と接触して半径方向内
向きに弾性変形し、その結果、上側セクタ70の
内縁部94(第8図)はナツト54の中央茎部5
8と係合し、ナツト54がその締結位置に達した
時には、放射状セグメント82をアダプタ板46
に回転的にロツクする。
更に、第3図、第8図及び第9図に最も良く示
されているように、係止ハウジング56は、上側
セクタ70に取り付けられた複数の補助タブ96
の形態にあつて開位置と閉位置の間で移動し、そ
れぞれ、ナツト54の下側放射状セグメント82
が上側セクタ70により形成される開口86を通
るのを許容したり、阻止する手段をも備えてい
る。曲がることができる補助タブ96の各々は、
上側セクタ70の1つの放射状の縁98に接続さ
れており、該縁部98から突出している。これ等
のタブ96は、第8図及び第9図に実線形態で示
すように開位置に配置された場合上側セクタ70
間の開口86に隣接して延在し、ナツト54の放
射状セグメント82が開口86を通つてハウジン
グ56内に設置されるのを可能にする。他方、タ
ブ96は、第3図に見られるように且つ第8図に
点線輪郭形態で示すように閉位置に配置された場
合、開口86の上方に位置し、ナツト54のセグ
メント82が該開口86を通るのを阻止する。タ
ブ96を曲げることにより、これ等のタブは容易
に開位置と閉位置との間で動かすことができる。
また、容易に理解されるように、補助タブ96
は、同じ機能を行うために管状の本体68の上縁
部100に取り付けることもできよう。
係止ハウジング56の上側セクタ70の下方に
所定の距離で設けられている上端延長部38の螺
刻部は、ナツト54を構造部材の延長部38から
回転して捩り出す際に該ナツト54の上向きの軸
方向運動を終端するように構成するのが好まし
い。このようにすれば、下側フランジ62が補助
タブ96をその閉位置から開位置へと外向きに押
圧する傾向が阻止される。また、ナツト54と延
長部38とのゴーリングもしくはかじりを阻止す
るために、第4図、第5図及び第7図に示す付加
的特徴として、ナツトは、中央茎部58に形成さ
れた小さい溝もしくはスロツト102を備えるこ
とができる。これ等のスロツト102は、螺合境
界面に発生しうる材料のチツプあるいは球状片を
集めて、それ等によるねじのゴーリングを阻止す
る。
更に、中空本体68の内径部及び下側フランジ
62の外径部が干渉嵌め関係で配置されるよう
に、係止ハウジング56及び固定ナツト54を適
当に設計することにより、ナツト54は、構造部
材の延長部38から取り外した場合、第11図に
示す弛緩した上昇位置に留まる。これは絶対的に
必要な事項ではないが、ナツトを再組立するのが
容易になる。最後に、構造部材の上部端栓34
は、慣用の凹凸係合構造を用いて、アダプタ板4
6の下側面104に回転的にロツクすることがで
きる。
上部ノズル22を外して取り出すために、ソケ
ツトレンチ(図示せず)を、常に係止ハウジング
56の上方に位置する固定ナツト54の上側フラ
ンジ周面80に係合する。ナツトを回転すると、
その下側フランジ62は、係止ハウジング56内
で第2図の締結位置から第11図の取り外された
位置へと上方に変位せしめられる。次に、上部ノ
ズル22を再び組付けて取り付けるために、上部
ノズルを、構造部材14の延長部38がアダプタ
板の孔42を上向きに貫通する位置へと設置し房
す。次に、ナツト54を延長部38上に捩り込
み、アダプタ板46を抑えるように締め付ける。
係止ハウジングのセクタ70に対するナツト54
のこの下向きの運動で、該セクタ70は第2図及
び第3図に示すように、半径方向内向きに変位せ
しめられてナツトの茎部58とぴつたり接触し、
それにより、ナツトは更に回転しないように固定
される。
本発明の思想及び本発明による利点の多くは上
の説明から理解されるであろうと考える。また、
本発明の精神及び範囲から逸脱することなく或は
その実質的な利点を犠牲にすることなく、本発明
の実施形態、構成及び配列に種々の変更が可能で
あることは明らかであり、本明細書に開示した実
施態様は単なる好適もしくは例示的な具体例に過
ないものであることを付記する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の再使用可能な締結装置によ
り燃料集合体の上部ノズルに取り付けられた縦方
向の構造部材を含む非制御棒燃料集合体を、図示
を明瞭にするために一部切除し一部を断面で示す
立面図、第2図は、第3図の線2−2における拡
大部分断面図であつて、燃料集合体の上部ノズル
のアダプタ板に取り付けられた係止ハウジング及
び各構造部材のねじ切りされた上端部分上に捩込
まれて係止ハウジングにより捕捉された固定ナツ
トを備える再使用可能な締結装置の1つを示す
図、第3図は、再使用可能な締結装置を第2図の
線3−3に沿い一部断面で示す頂面図、第4図
は、第5図の線4−4に沿つて見た再使用可能な
締結装置の固定ナツトの頂面図、第5図は第4図
の線5−5における固定ナツトの断面図、第6図
は、第5図の線6−6における固定ナツトの別の
断面図、第7図は、第4図の固定ナツトの一部分
の拡大図であつて、ナツトを構造部材のねじ切り
された上端部分に捩込んだり該上端部分から捩り
出す間に生じ得る金属破片を集めるために固定ナ
ツトの内ねじが形成された中心溝に沿い設けられ
たスロツトの1つを示す図、第8図は、係止ハウ
ジングが上部ノズルアダプタ板上に取り付けられ
た後に固定ナツトを捕捉する再使用可能な締結装
置の係止ハウジングを示す頂面図、第9図は、第
8図の線9−9における係止ハウジングの断面
図、第10図は、第9図の線10−10における
係止ハウジングの別の断面図、第11図は、第2
図に類似の図であつて、上部ノズルのアダプタ板
の孔から引き抜かれた構造部材のねじ切りされて
いる上端部分から取り外されて係止ハウジングに
より捕捉されている再使用可能な締結装置の固定
ナツトを示す図である。 10…燃料集合体、14…構造部材、22…上
部ノズル、38…構造部材の上部端栓34の延長
部(上端部分)、42…アダプタ板に設けられた
孔、46…アダプタ板、52…締結装置、54…
固定ナツト(固定手段)、58…管状茎部、60,
62…上側、下側フランジ、78…上側フランジ
の下側面、80…上側フランジの周面、64,6
6…管状茎部の上端部、下端部、56…係止ハウ
ジング(係止手段)、68…管状の本体、70,
72…上側、下側セクタ、74,76…上側セク
タの上端部、下端部、88…上側セクタの中心開
口、90…上側セクタの上側面、94…上側セク
タの内縁部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1つの孔を有するアダプタ板を備
    えた上部ノズルと、該アダプタ板の孔を貫通して
    該アダプタ板から突出することができるねじ切り
    された上端部分を有する少なくとも1つの縦方向
    の構造部材とを備えた燃料集合体における再使用
    可能な締結装置であつて、 (a) 前記構造部材を前記上部ノズルのアダプタ板
    に取り付けたり該アダプタ板から取り外すため
    に、締結位置と弛緩位置との間で前記構造部材
    の前記上端部分上に捩込んだり該上端部分から
    捩り外すことができる固定手段と、 (b) 前記上部ノズルのアダプタ板に、該アダプタ
    板の孔の周囲に延在して該アダプタ板から外向
    きに突出するように取り付けられた係止手段で
    あつて、前記締結位置及び弛緩位置において前
    記固定手段を捕捉すると共に、前記構造部材の
    前記上端部分から取り外された際に前記固定手
    段を前記上部ノズルに維持する前記係止手段と
    を備え、 (c) 前記固定手段は、 (i) 前記構造部材のねじ切りされた前記上端部
    分に組み合うため内部にねじが切られている
    と共に、対向する上端部及び下端部を有する
    中央の管状茎部と、 (ii) 該管状茎部の前記上端部に接続され該上端
    部から半径方向外方に延びる上側フランジで
    あつて、前記締結位置及び弛緩位置の間で前
    記固定手段を前記構造部材に捩込んだり該構
    造部材から捩り外したりするように回転する
    ために係合可能になつている周面と、下側面
    とを有する前記上側フランジとを含み、 (d) 前記係止手段は、 (i) 対向する上端部及び下端部を有する共に、
    該上端部に接続され同上端部分から半径方向
    内方に延びる複数の上側セクタを有する管状
    本体を含み、 (ii) 前記複数の上側セクタは共同して、前記固
    定手段の前記管状茎部を受ける大きさの中心
    開口と、該中心開口を取り巻く中断された上
    側面とを画成し、該中断された上側面が、前
    記係止手段の前記上側セクタよりも上方に配
    置されている前記固定手段の前記上側フラン
    ジにある前記下側面に組み合つており、 (iii) 前記複数の上側セクタは前記アダプタ板か
    ら離間した位置に配置されていて、同位置に
    おいて、前記固定手段の前記管状茎部が前記
    構造部材の前記上端部分との前記締結位置へ
    と該構造部材の該上端部分に捩込まれる時
    に、前記中断された上側面に前記固定手段の
    前記上側フランジにある前記下側面が接触
    し、 (iv) 前記複数の上側セクタは、前記固定手段の
    前記上側フランジにある前記下側面が接触す
    る際に、弾性変形可能であつて、前記固定手
    段が前記締結位置にある時に前記固定手段を
    前記アダプタ板に対して回転方向にロツクす
    るように前記上側セクタの内縁部が前記固定
    手段の前記管状茎部に係合するようになつて
    いる、 燃料集合体における再使用可能な締結装置。
JP61214243A 1985-09-12 1986-09-12 燃料集合体における再使用可能な締結装置 Granted JPS6266193A (ja)

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US06/775,209 US4687631A (en) 1985-09-12 1985-09-12 Top nozzle mounted reusable fastener device in a reconstitutable nuclear fuel assembly
US775209 1985-09-12

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JPS6266193A JPS6266193A (ja) 1987-03-25
JPH0558515B2 true JPH0558515B2 (ja) 1993-08-26

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JPS6266193A (ja) 1987-03-25
US4687631A (en) 1987-08-18

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