JPH083552B2 - 燃料集合体上部ノズル - Google Patents
燃料集合体上部ノズルInfo
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- JPH083552B2 JPH083552B2 JP61305608A JP30560886A JPH083552B2 JP H083552 B2 JPH083552 B2 JP H083552B2 JP 61305608 A JP61305608 A JP 61305608A JP 30560886 A JP30560886 A JP 30560886A JP H083552 B2 JPH083552 B2 JP H083552B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
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- adapter plate
- lower adapter
- slot
- pressing plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C3/00—Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
- G21C3/30—Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
- G21C3/32—Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
- G21C3/334—Assembling, maintenance or repair of the bundles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Description
本発明は、原子炉用の再構成可能な燃料集合体に関
し、特に、再構成可能な燃料集合体の除去可能な上部ノ
ズルに関するものである。
し、特に、再構成可能な燃料集合体の除去可能な上部ノ
ズルに関するものである。
燃料集合体の慣用の構造においては、多数の燃料棒
が、燃料集合体の長さ方向に離間して設けられた格子に
より組織化された配列で保持されている。格子は、複数
の制御棒案内シンプルに取り付けられている。燃料集合
体の両端に設けられる上部及び下部ノズルは、それぞ
れ、燃料棒の両端より上方及び下方に延びる制御棒案内
シンブルに取り付けられている。燃料集合体の上端で、
案内シンブルは、上部ノズルに形成されている開口内に
取り付けられる。また、慣用の燃料集合体は、炉心によ
り招来される熱膨張等に起因する燃料集合体の長さの変
動を許容しつつ、冷却材の上向きの流れによる力で、燃
料集合体が持ち上げられて原子炉の上部炉心支持板と損
傷接触するのを阻止する目的で、燃料集合体押さえ装置
を用いている。かかる押さえ装置においては、例えば、
米国特許第3,770,583号、第3,814,667号、第4,269,661
号各明細書及び特開昭61−122594号公報等に見られるよ
うに、案内シンブルを取り巻くばねが使用されている。 通常の原子炉運転中に時折燃料棒のどれかが破損する
ことがあるため、また、このような破損燃料棒を含む燃
料集合体の交換に関連する高コストに鑑みて、現在、運
転及び保守経費を最小にする目的から、燃料集合体を再
構成可能にしようとする方向に向かっている。慣用の再
構成可能な燃料集合体は、個々の破損燃料棒の取り外し
及び交換を許容する構造上の特徴を備えている。燃料集
合体に着脱可能な上部ノズルを設けることにより、上述
の再構成が可能にされている。上部ノズルは、通常、螺
合接続で各制御棒案内シンブルの上端に機械的に固定さ
れ、そして上部ノズルは、照射済み燃料集合体が中性子
吸収液内に浸漬されている状態で、遠隔操作により該燃
料集合体から取り外すことができるようになっている。
作業場所において浸漬されている照射済み燃料集合体に
対し破損燃料棒の取り外し及び交換を行い、上部ノズル
を燃料集合体の案内シンブルに取り付けた後、再構成さ
れた燃料集合体を再び炉心内に装荷しその使用寿命の末
期まで使用することができる。 再構成可能な燃料集合体の上部ノズルに対して最近提
案された構造は特開昭61−186891号公報に記載されてい
る。この上部ノズルは上述した米国特許明細書及び特開
昭61−122594号公報の取り外しもしくは除去可能な上部
ノズルの構造に関連したある問題を克服する。具体的に
は、この上部ノズルは、上部炉心支持板に対する燃料集
合体の希望の整列もしくは位置合わせを可能にすると同
時に、再構成可能な燃料集合体の案内シンブル上に一体
のサブアセンブリとして上部ノズルの除去可能な装着を
可能にしながら、上部炉心支持板と上部ノズルの押さえ
構造との間の相対的な移動接触、即ち摺動係合を排除す
る改良構造を有している。上部炉心支持板と上部ノズル
の整列スリーブとの相対的運動は依然としてあるが、互
いの損傷性接触はない。また、提案された上部ノズルに
おいては、燃料集合体間の冷却材の横行流による押さえ
ばねに対する有害などんな影響も、上部ノズルの周囲を
取り囲んで、流れにより招来される振動から押さえばね
を保護する、囲い壁を含むことによつて実質的に排除さ
れる。 提案された上部ノズルは、複数(4個が好ましい)の
押さえばねを下部アダプタ板に対して圧縮する上部押さ
え板を有する。上部押さえ板に関連した突出部と下部ア
ダプタ板に関連した囲い体は、それ等が互いに離反する
方向への相対的な運動を制限するが互いに接近する方向
への運動を許容するロック用シャーピンによって一緒に
滑動可能に結合されている。それ等の上端にある細長い
整列スリーブは、上部押さえ板にある通路を通って延長
し、そして下端で、下部アダプタ板にある穴を通って上
方に延びる案内シンブルの上端に脱着自在に螺合してい
る。このような構造において、整列スリーブの下端がア
ダプタ板に対して締め付けられると、それ等はアダプタ
板の下方で案内シンブルに設けられた下部リテーナと協
動し、上部ノズルをアダプタ板を介して案内シンブルに
取り付ける。反対に、上部ノズルを取り外すには、整列
スリーブを案内シンブルとの螺合から解放する。整列ス
リーブが案内シンブルから螺着可能に解放され上部ノズ
ルが燃料集合体から一体のサブアセンブリとして取り外
された後、整列スリーブを囲む各押さえばねと同様に、
整列スリーブは上部押さえ板及び下部アダプタ板の間に
係止された状態に留どまっている。
が、燃料集合体の長さ方向に離間して設けられた格子に
より組織化された配列で保持されている。格子は、複数
の制御棒案内シンプルに取り付けられている。燃料集合
体の両端に設けられる上部及び下部ノズルは、それぞ
れ、燃料棒の両端より上方及び下方に延びる制御棒案内
シンブルに取り付けられている。燃料集合体の上端で、
案内シンブルは、上部ノズルに形成されている開口内に
取り付けられる。また、慣用の燃料集合体は、炉心によ
り招来される熱膨張等に起因する燃料集合体の長さの変
動を許容しつつ、冷却材の上向きの流れによる力で、燃
料集合体が持ち上げられて原子炉の上部炉心支持板と損
傷接触するのを阻止する目的で、燃料集合体押さえ装置
を用いている。かかる押さえ装置においては、例えば、
米国特許第3,770,583号、第3,814,667号、第4,269,661
号各明細書及び特開昭61−122594号公報等に見られるよ
うに、案内シンブルを取り巻くばねが使用されている。 通常の原子炉運転中に時折燃料棒のどれかが破損する
ことがあるため、また、このような破損燃料棒を含む燃
料集合体の交換に関連する高コストに鑑みて、現在、運
転及び保守経費を最小にする目的から、燃料集合体を再
構成可能にしようとする方向に向かっている。慣用の再
構成可能な燃料集合体は、個々の破損燃料棒の取り外し
及び交換を許容する構造上の特徴を備えている。燃料集
合体に着脱可能な上部ノズルを設けることにより、上述
の再構成が可能にされている。上部ノズルは、通常、螺
合接続で各制御棒案内シンブルの上端に機械的に固定さ
れ、そして上部ノズルは、照射済み燃料集合体が中性子
吸収液内に浸漬されている状態で、遠隔操作により該燃
料集合体から取り外すことができるようになっている。
作業場所において浸漬されている照射済み燃料集合体に
対し破損燃料棒の取り外し及び交換を行い、上部ノズル
を燃料集合体の案内シンブルに取り付けた後、再構成さ
れた燃料集合体を再び炉心内に装荷しその使用寿命の末
期まで使用することができる。 再構成可能な燃料集合体の上部ノズルに対して最近提
案された構造は特開昭61−186891号公報に記載されてい
る。この上部ノズルは上述した米国特許明細書及び特開
昭61−122594号公報の取り外しもしくは除去可能な上部
ノズルの構造に関連したある問題を克服する。具体的に
は、この上部ノズルは、上部炉心支持板に対する燃料集
合体の希望の整列もしくは位置合わせを可能にすると同
時に、再構成可能な燃料集合体の案内シンブル上に一体
のサブアセンブリとして上部ノズルの除去可能な装着を
可能にしながら、上部炉心支持板と上部ノズルの押さえ
構造との間の相対的な移動接触、即ち摺動係合を排除す
る改良構造を有している。上部炉心支持板と上部ノズル
の整列スリーブとの相対的運動は依然としてあるが、互
いの損傷性接触はない。また、提案された上部ノズルに
おいては、燃料集合体間の冷却材の横行流による押さえ
ばねに対する有害などんな影響も、上部ノズルの周囲を
取り囲んで、流れにより招来される振動から押さえばね
を保護する、囲い壁を含むことによつて実質的に排除さ
れる。 提案された上部ノズルは、複数(4個が好ましい)の
押さえばねを下部アダプタ板に対して圧縮する上部押さ
え板を有する。上部押さえ板に関連した突出部と下部ア
ダプタ板に関連した囲い体は、それ等が互いに離反する
方向への相対的な運動を制限するが互いに接近する方向
への運動を許容するロック用シャーピンによって一緒に
滑動可能に結合されている。それ等の上端にある細長い
整列スリーブは、上部押さえ板にある通路を通って延長
し、そして下端で、下部アダプタ板にある穴を通って上
方に延びる案内シンブルの上端に脱着自在に螺合してい
る。このような構造において、整列スリーブの下端がア
ダプタ板に対して締め付けられると、それ等はアダプタ
板の下方で案内シンブルに設けられた下部リテーナと協
動し、上部ノズルをアダプタ板を介して案内シンブルに
取り付ける。反対に、上部ノズルを取り外すには、整列
スリーブを案内シンブルとの螺合から解放する。整列ス
リーブが案内シンブルから螺着可能に解放され上部ノズ
ルが燃料集合体から一体のサブアセンブリとして取り外
された後、整列スリーブを囲む各押さえばねと同様に、
整列スリーブは上部押さえ板及び下部アダプタ板の間に
係止された状態に留どまっている。
特開昭61−186891号公報に記載された脱着自在のこの
提案された上部ノズルの構造は、上に説明したように、
以前に存在していた問題を非常に良く解決するものであ
ることは分かっており、燃料集合体の案内シンブルに対
して上部ノズルを1ユニットとして取り付けたり取り外
したりすることを可能にするが、上部ノズル自体の分離
もしくは解体については何の用意もしていない。燃料集
合体の最初の製作中、及びその後の再構成中、押さえば
ね及び整列スリーブの少なくとも1つの交換する必要が
ある場合に、これ等の構成要素にアクセスしうるよう
に、上部ノズルを解体しうることが有利である。上に簡
単に述べたように、上部ノズルの上部押さえ板及び下部
アダプタ板は4つのロック用シャーピンによって滑動自
在に互いに結合されている。これ等のシャーピンは、所
定位置に溶接されるのが一般的であり、強制的に除去す
る過程でそれ等が通常破壊されてしまうような限られた
方法で取り外し可能であると考えられているに過ぎな
い。また、該シャーピンが溶接されている下部アダプタ
板囲い体にも同様に損傷が生じ、この損傷は新しいシャ
ーピンを取り付ける前に補修しなければならない。 従って、一緒に取り付けられた時に上部ノズルの上部
押さえ板及び下部アダプタ板を滑動結合状態に信頼性よ
く維持しながら、上部ノズルの各上部押さえ板及び下部
アダプタ板の比較的に容易な分離を許容するように、上
部押さえ板及び下部アダプタ板を滑動結合状態にロック
する別の解決策の必要性が存在しており、本発明は、こ
の必要性を満たす燃料集合体上部ノズルを提供すること
を目的とするものである。
提案された上部ノズルの構造は、上に説明したように、
以前に存在していた問題を非常に良く解決するものであ
ることは分かっており、燃料集合体の案内シンブルに対
して上部ノズルを1ユニットとして取り付けたり取り外
したりすることを可能にするが、上部ノズル自体の分離
もしくは解体については何の用意もしていない。燃料集
合体の最初の製作中、及びその後の再構成中、押さえば
ね及び整列スリーブの少なくとも1つの交換する必要が
ある場合に、これ等の構成要素にアクセスしうるよう
に、上部ノズルを解体しうることが有利である。上に簡
単に述べたように、上部ノズルの上部押さえ板及び下部
アダプタ板は4つのロック用シャーピンによって滑動自
在に互いに結合されている。これ等のシャーピンは、所
定位置に溶接されるのが一般的であり、強制的に除去す
る過程でそれ等が通常破壊されてしまうような限られた
方法で取り外し可能であると考えられているに過ぎな
い。また、該シャーピンが溶接されている下部アダプタ
板囲い体にも同様に損傷が生じ、この損傷は新しいシャ
ーピンを取り付ける前に補修しなければならない。 従って、一緒に取り付けられた時に上部ノズルの上部
押さえ板及び下部アダプタ板を滑動結合状態に信頼性よ
く維持しながら、上部ノズルの各上部押さえ板及び下部
アダプタ板の比較的に容易な分離を許容するように、上
部押さえ板及び下部アダプタ板を滑動結合状態にロック
する別の解決策の必要性が存在しており、本発明は、こ
の必要性を満たす燃料集合体上部ノズルを提供すること
を目的とするものである。
上述の目的を達成するために、本発明は、(a)下部
アダプタ板と、(b)上部押さえ板と、(c)前記下部
アダプタ板及び前記上部押さえ板が互いに接近する方向
に移動するのを許容するように湾曲可能ではあるが、前
記下部アダプタ板及び前記上部押さえ板を互いに離反す
る方向に付勢するように前記下部アダプタ板及び前記上
部押さえ板の間に配設された弾性手段と、(d)前記下
部アダプタ板に装着され前記上部押さえ板に向かって延
びる第1構造と、(e)前記上部押さえ板に装着され前
記下部アダプタ板に向かって前記第1構造に沿って延び
る第2構造と、(f)前記下部アダプタ板及び前記上部
押さえ板に向かって延びるように、前記第1構造及び前
記第2構造の一方に画成された、少なくとも1つのスロ
ットと、(g)前記スロットに延入するように前記第1
構造及び前記第2構造の他方に取着され、前記下部アダ
プタ板及び前記上部押さえ板が互いに接近及び離反する
方向に移動する時に前記スロットに沿って摺動自在に移
動する、少なくとも1つの突出要素と、(h)前記第1
構造及び前記第2構造のうちの前記スロットを含む前記
一方に装着され、前記下部アダプタ板及び前記上部押さ
え板が互いに離反して移動する方向への前記スロットに
沿った前記突出要素の移動範囲を限定するように前記ス
ロットの一端を画成して、前記下部アダプタ板及び前記
上部押さえ板が互いに分離するのを防止すると共に、前
記下部アダプタ板及び前記上部押さえ板が互いに分離す
るのを容易にし且つ分離の後前記下部アダプタ板及び前
記上部押さえ板を再組立するのを容易にすべく前記スロ
ットの前記一端を開放できるように脱着自在且つ再使用
可能な、閉塞手段とを備える燃料集合体上部ノズルを提
供する。 より具体的には、スロットを含む一方の構造は、該ス
ロットの端と交叉するように同構造に画成された孔を有
する。また、閉塞手段はスロットを横切って延びその端
を閉止するように孔に装着されている着脱自在且つ再使
用可能なロックピンである。このロックピンは、ロック
ピンを解放して孔から取り外し、それによりスロットの
端を開くように作動可能な可撓手段を有する。 特に、ロックピンは横断面寸法が孔よりも小さい細長
い本体部を有し、該本体部が孔内に受け入れられるよう
になっている。本体部の一端に取着され孔よりも寸法の
大きい拡径頭部は孔内への本体部の挿入を制限するよう
になっている。半径方向に可撓の少なくとも1つのロッ
ク要素が本体部の反対側の他端から延びている。このロ
ック要素は、本体部が孔から抜け出るのを防止するため
の拡張位置と、本体部を孔から取り出したり孔に再挿入
したりするのを許容する収縮位置との間に作動可能であ
る。好ましいのは、本体部の一端から軸方向に延び、円
周方向に互いに離間して配置された、半径方向に可撓の
複数の舌部の形態の複数のロック要素があることであ
る。各舌部は、半径方向に可撓の脚部と、該脚部に設け
られ、外側で横向きの先端を有する外側頭部とを含んで
おり、舌部が拡張位置にある時には孔の周辺を越えて延
長し、舌部が収縮位置にある時には孔の周辺内に退出す
る。舌部の外側頭部は面取りもしくは斜角された形状を
有していて、ロックピンを孔に再挿入するため構造に接
触する際に脚部が半径方向内へ変形するのを許容するよ
うになっている。
アダプタ板と、(b)上部押さえ板と、(c)前記下部
アダプタ板及び前記上部押さえ板が互いに接近する方向
に移動するのを許容するように湾曲可能ではあるが、前
記下部アダプタ板及び前記上部押さえ板を互いに離反す
る方向に付勢するように前記下部アダプタ板及び前記上
部押さえ板の間に配設された弾性手段と、(d)前記下
部アダプタ板に装着され前記上部押さえ板に向かって延
びる第1構造と、(e)前記上部押さえ板に装着され前
記下部アダプタ板に向かって前記第1構造に沿って延び
る第2構造と、(f)前記下部アダプタ板及び前記上部
押さえ板に向かって延びるように、前記第1構造及び前
記第2構造の一方に画成された、少なくとも1つのスロ
ットと、(g)前記スロットに延入するように前記第1
構造及び前記第2構造の他方に取着され、前記下部アダ
プタ板及び前記上部押さえ板が互いに接近及び離反する
方向に移動する時に前記スロットに沿って摺動自在に移
動する、少なくとも1つの突出要素と、(h)前記第1
構造及び前記第2構造のうちの前記スロットを含む前記
一方に装着され、前記下部アダプタ板及び前記上部押さ
え板が互いに離反して移動する方向への前記スロットに
沿った前記突出要素の移動範囲を限定するように前記ス
ロットの一端を画成して、前記下部アダプタ板及び前記
上部押さえ板が互いに分離するのを防止すると共に、前
記下部アダプタ板及び前記上部押さえ板が互いに分離す
るのを容易にし且つ分離の後前記下部アダプタ板及び前
記上部押さえ板を再組立するのを容易にすべく前記スロ
ットの前記一端を開放できるように脱着自在且つ再使用
可能な、閉塞手段とを備える燃料集合体上部ノズルを提
供する。 より具体的には、スロットを含む一方の構造は、該ス
ロットの端と交叉するように同構造に画成された孔を有
する。また、閉塞手段はスロットを横切って延びその端
を閉止するように孔に装着されている着脱自在且つ再使
用可能なロックピンである。このロックピンは、ロック
ピンを解放して孔から取り外し、それによりスロットの
端を開くように作動可能な可撓手段を有する。 特に、ロックピンは横断面寸法が孔よりも小さい細長
い本体部を有し、該本体部が孔内に受け入れられるよう
になっている。本体部の一端に取着され孔よりも寸法の
大きい拡径頭部は孔内への本体部の挿入を制限するよう
になっている。半径方向に可撓の少なくとも1つのロッ
ク要素が本体部の反対側の他端から延びている。このロ
ック要素は、本体部が孔から抜け出るのを防止するため
の拡張位置と、本体部を孔から取り出したり孔に再挿入
したりするのを許容する収縮位置との間に作動可能であ
る。好ましいのは、本体部の一端から軸方向に延び、円
周方向に互いに離間して配置された、半径方向に可撓の
複数の舌部の形態の複数のロック要素があることであ
る。各舌部は、半径方向に可撓の脚部と、該脚部に設け
られ、外側で横向きの先端を有する外側頭部とを含んで
おり、舌部が拡張位置にある時には孔の周辺を越えて延
長し、舌部が収縮位置にある時には孔の周辺内に退出す
る。舌部の外側頭部は面取りもしくは斜角された形状を
有していて、ロックピンを孔に再挿入するため構造に接
触する際に脚部が半径方向内へ変形するのを許容するよ
うになっている。
本発明の上述の利点及び他の利点並びにその実施につ
いては、本発明の実施例を示す図面を参照しての以下の
詳細な説明を読むことにより当業者には明らかとなろ
う。 以下の説明において、全図面を通し同一参照数字は同
一部分もしくは対応部分を指すものとし、そして「前
方」、「後方」、「左方」、「右方」、「上方向もしく
は上向き」、「下方向もしくは下向き」その他同様の術
語は、説明の便宜上の表現として用いたまでであって、
制限的な意味に解釈されてはならない。 総括的説明 図面、特に第1図を参照すると、符号10で総括的に示
された再構成可能な燃料集合体が垂直方向に短縮された
形態で図示されている。基本的には、燃料集合体10は、
原子炉(図示せず)の炉心領域において下部炉心板(図
示せず)上に燃料集合体を支持するための下端構造、即
ち下部ノズル12と、この下部ノズル12から上方に長手方
向に延びる多数の案内管もしくは案内シンブル14とを含
んでいる。更に、燃料集合体10は、案内シンブル14に沿
って軸方向に離間して設けられている複数の横格子16
と、格子16によって横方向に離間した関係で支持された
燃料棒18の配列とを備えている。また、燃料集合体10は
その中央に位置する計装管20と、案内シンブル14の上端
に取り付けられる上端構造、即ち上部ノズル22とを有し
ている。諸部材をこのように配列して、燃料集合体10は
諸部材を破損することなく通常のように取り扱うことの
できる一体のユニットを形成している。 前述したように、燃料集合体10における配列中の燃料
棒18は、燃料集合体の長さに沿って離間して設けられた
格子16によって互いに離間した関係で保持されている。
各燃料棒18は核燃料ペレット(図示せず)を収容してお
り、その両端は、上部端栓26及び下部端栓28によって閉
塞されている。核分裂性物質からなる核燃料ペレット
は、原子炉の炉心の反応出力源となる。水又はほう素含
有水のような液体減速材・冷却材が案内シンブル14内を
通り且つ燃料集合体10の燃料棒18に沿って上向きにポン
プ送りされて、該炉心内に発生される熱を有用な仕事を
行わせるために取り出す。 核分裂過程を制御するために、図示しない多数の制御
棒が燃料集合体10において所定位置に配置された案内シ
ンブル14内を往復動可能である。制御棒は、燃料集合体
10の上部から案内シンブル14内に挿入されるので、上部
ノズル22を構成する諸要素の配置及び案内シンブル14に
対する取り付けは、上部ノズル22の上方から案内シンブ
ル14内の制御棒を挿入することが可能なように行なわれ
なければならない。 案内シンブルに着脱自在に装着された上部ノズル 第1図に加えて第2図及び第3図を参照するに、一体
のサブアセンブリとして除去及び交換可能に燃料集合体
10の案内シンブル14の上端部24に装着される上部ノズル
22を構成する個別の諸構成要素が詳細に示されている。
上部ノズル22は、基本的には、上部押さえ板30と、下部
アダプタ板34を有すると共に、該アダプタ板を包囲しそ
の周辺に取り付けられる複数の隔置された直立壁部38に
よって形成された不連続な側壁36を有する囲い体32と、
上部押さえ板30及び下部押アダプタ板34の間に配置され
た複数の管状整列スリーブ40と、上部押さえ板30及び下
部アダプタ板34の間で各スリーブ40の回りに延在する複
数の押さえコイルばね42とを含む。上部押さえ板30は、
該上部押さえ板30に貫通して形成された複数の通路44を
有し、一方、下部アダプタ板34は複数の開口46を有し、
通路44及び開口46は、燃料集合体10の案内シンブル14の
パターンに整合されたそれぞれのパターンで配列されて
いる。 更に詳細に述べると、案内シンブル14の上端部24は、
下部アダプタ板34の開口46を貫通して該アダプタ板34の
上表面48を越え上方に延びている。複数の下側リテーナ
50が、ろう付け等により、下部アダプタ板34の下方で案
内シンブル14に取り付けられており、案内シンブル14に
対する該アダプタ板34の下向きの摺動運動を制限し、案
内シンブルの上端部24がアダプタ板の上方に延びるよう
に案内シンブル上にアダプタ板を支持する。1つの案内
シンブル14に設けられた各下側リテーナ50は、その周辺
に形成された一連の切欠きもしくはスカラップ52を有し
ており、該スカラップは、上記各1つの案内シンブルの
回りに配列された燃料棒18のスカラツプと整列されてお
り、それにより、燃料集合体10の再構成中燃料棒を取り
外し交換することができるようになっている。 更に、上部ノズル22は、内部に画成された中心孔56を
それぞれ有する複数の直立ボス54を備えている。ボス54
は、上部押さえ板30の上方に配置されており、各ボス54
は該押さえ板30に、その中心孔56が該押さえ板30の通路
44の各々と整列するように取り付けられている。更に、
各ボス54は、上部炉心板60に形成されている穴58(第4
図にはそのうちの1つしか示されていない)のうち該炉
心板の下側面62に開口する穴内に嵌合するように適応さ
れた横断面寸法を有している。各ボス54の上側の円形周
縁64は面取りされており、上部炉心板60の下側面62に画
成された穴58の各々への挿入の際に、上側炉心板60の下
側面62の相補的に面取りされた縁部66と組み合うように
なっている。このような形状を有する縁部は、炉心内へ
の燃料集合体10の設置中、上部炉心板60に形成されてい
る対応の穴58内への各ボス54の挿入及び位置合わせを容
易にする案内面としての働きをする。 既に述べたように、押さえコイルばね(弾性手段)42
は、囲い体(構造物)32内で、各細長い整列スリーブ40
の回りに配置されている。更に、ばね42は、下部アダプ
タ板34と上部押さえ板30との間に延在しており、上部押
さえ板30を下部アダプタ板の上方に離間した関係で固定
位置に支持しており、この固定位置においては、上部押
さえ板30は、上部炉心板60の下側面62に当接して、直立
ボス54が上部炉心板60の穴58内に嵌合している。また、
上部押さえ板30は、複数のハブ68と、該ハブ間に延在し
て該ハブを相互接続する帯状部70との配列から構成され
ている。ハブ68の各々は、それぞれ貫通する1つの通路
44を有している。更に、1つのボス54がハブ68の上方に
配置され各ハブ68に接続されており、ボス54の中心孔56
はハブ68の各通路44と整列している。 第2図〜第4図において、上部ノズル22は、離間した
上部押さえ板30及び下部アダプタ板34を相互接続して、
例えば熱膨張等による燃料集合体10の案内シンブル14の
上部炉心板60に対する軸方向の接近及び離間変位に際
し、下部アダプタ板34の上部押さえ板30に対する接近及
び離間運動を可能にする相互接続手段を備えている。ま
た、上記相互接続手段は、上部押さえ板30から離間する
方向における下部アダプタ板34の移動を制限して、ばね
42をこれ等の板間に圧縮された状態で維持する。特に、
上記相互接続手段は、上部押さえ板30の帯状部70のうち
周辺のものに結合されそれ等から下方に延びる複数の突
出部(第2構造)72を備えている。突出部72は、囲い体
32の直立側壁36の直立壁部(第1構造)38にそれぞれ結
合されている。特に、各壁部38にはほぼ垂直のスロット
74が形成されており、該スロットは下端で閉止され壁部
38の縁部にある上端で開放している。本発明に従って、
これから詳細に説明する着脱自在且つ再使用可能な改良
形のロックピン(閉塞手段)76が各壁部38の上端に形成
された孔77(垂直のスロット74により遮断されている)
の中に水平に挿入されている。スロット77に袴がるロッ
クピン76はスロットの開放した上端を閉止するように作
用する。各突出部72の下端にはピン(突出要素)78が取
り付けられており、該ピン78は、上部押さえ板30及び下
部アダプタ板34が互いに接近及び離間する時に摺動可能
なように改良形ロックピン76の下方でスロット74の中に
延びている。このような構造で、改良形ロックピン76と
スロット74の下端とは、上部押さえ板30が下部アダプタ
板30に接近及び離反する運動の限界を画定する。 第4図を参照すると、上部押さえ板30及び下部アダプ
タ板34の間の押さえばね42を貫いて延びる細長い管状の
整列スリーブ40の1つと、該スリーブ及び案内シンブル
を互いに取り付けるためスリーブ40及び案内シンブル14
の上端部24に設けられたねじ構造とが示されている。ま
た、この図には、再使用可能なロック構造80が、取り付
けられたスリーブ及び案内シンブルを互いにロックする
ためにスリーブ40及び案内シンブル上端部24の双方と一
体的に協働して示されている。再使用可能なロツク構造
80の詳細な説明は本発明の改良形ロックピン76を理解す
るために必要ではないので、ここでは説明しない。 案内シンブル14及びスリーブ40に設けられたねじ構造
に関して説明すると、案内シンブル14の上端部24は管状
の雄ねじ部82を有し、一方、管状の整列スリーブ40は管
状の雌ねじ部84を下方に有する。スリーブ40は、案内シ
ンブルの上端部24に関して回転可能且つ垂直な軸方向運
動可能に上部押さえ板のハブ68及びボス54の通路44及び
穴58を通して装着されているので、上部ノズル22を案内
シンブル14に取り付けたり取り外したりするために、同
スリーブの雌ねじ部84が案内シンブル上端部24の雌ねじ
部82に螺合したり螺合から解放されたりするようになっ
ている。スリーブ40は中空であるので、そこに制御棒を
通す挿入が可能であるのに加えて、適当な工具(図示せ
ず)を該スリーブ内に挿入してスリーブを内部から把持
し、案内シンブル14の上端部24に対し螺合したり螺合か
ら解放したりするようにスリーブをどちらの方向にも回
転させることができる。スリーブ40は、案内シンブルの
上端部24に螺合された場合、下側リテーナ50と協働して
それ等の間にアダプタ板34をクランプする。 着脱自在且つ再使用可能なロックピン 再び第2図〜第4図を参照して、容易に理解されるよ
うに、改良形ロックピン76は、それが取って代わる先行
技術のロックピンと同様に、上部ノズルの上部押さえ板
30及び下部アダプタ板34を滑動可能な結合状態に保持す
るので、案内シンブルの上端部24からの整列スリーブ40
の螺合を解くことによって、上部ノズル22は再構成可能
な燃料集合体10から一体のサブアセンブリとして取り外
すことができる。しかし、所定位置に溶接されていた先
行技術のロックピンと違って、改良形のロックピン76は
その再使用を可能にする態様で孔77から容易に解放もし
くは取り外しすることができる。従って、従来と違っ
て、上部ノズル22のサブアセンブリ自体はそのどの構成
要素でも修理もしくは交換するために容易に解体するこ
とができる。 第5図〜第9図を参照すると、着脱自在且つ再使用可
能な改良形のロックピン76の好適な実施例が示されてお
り、また、第7図〜第9図には、改良形のロックピン76
を取り外すために使用される突出し工具が総括的に符号
86で示されている。上部ノズルは複数の再使用可能なロ
ックピン76を使用しており、各ロックピン76は、側壁囲
い体32の各壁部38に画成された複数の孔77のうちの1つ
に解放可能に装着されている。孔77に装着されているロ
ックピン76は囲い体の側壁に形成されたスロット74を横
断して延び、そのように延びる際に、スロットの開放し
た上端を閉じるので、上部押さえ板の各突出部72にある
ピン78がスロット外へ上方に移動するのを防止するよう
になっている。このようにして、ピン78の滑動運動が制
限され、それにより下部アダプタ板34からの上部押さえ
板30の分離が防止される。 更に具体的には、各ロックピン76は、孔77よりも小さ
い一定直径の細長い本体部88と、該本体部88の一端から
軸方向に延長する、複数の円周方向に離間した半径方向
に可撓の舌部90とを有する。孔77よりも大きな直径を有
する拡径頭部92は本体部88の反対の端に固着され、改良
形ロックピン76が十分に挿入された時に、孔77を取り囲
む壁部38と接触する。 各舌部90は、半径方向に可撓の脚部94と、外側にある
横方向の先端(外端)98を有する該脚部94上の外側頭部
96とを含む。可撓性の舌部90は、舌部90の外側先端98が
囲い体の側壁にある孔77の周辺を越えて延びる、第5図
に示すような通常拡張した位置から、ロックピンを孔か
ら取り出したり孔に挿入したりするために、舌部90の外
側先端98が孔77の周囲内に退出される、第9図に示すよ
うな収縮位置へ作動可能である。従って、改良形ロック
ピン76が第5図に示すように孔77内に十分に挿入された
時に、舌部90の外側先端98は通常の拡張位置へばね式に
移動する。この拡張位置において、先端98と孔77を取り
囲む壁部38との間には物理的な干渉が存在し、ピンの取
り外しを防止する。 第7図〜第9図に示すように、突出し工具86は改良形
ロックピン76を取り外す必要がある。工具86は端部にテ
ーパ付きの空所100を有し、該空所100が舌部90の端にあ
る外側頭部96を受け入れる。空所100とは反対側の工具8
6の端に衝撃を与えると、工具86は舌部を収縮位置へと
強制的に湾曲させ、孔77を通して退出させる。工具86
は、孔77よりも小さい横断面寸法を有するので、改良形
ロックピン76を除去する間、孔77の中に挿入されるよう
になっている。 舌部90の外側頭部96は斜角付きの形状となるようにテ
ーパもしくは面取りされているので、この形状により、
舌部90の脚部94は、改良形ロックピン76が再挿入されて
いる時に孔77の回りの壁部38に接触する際に収縮位置へ
と半径方向内方に湾曲する。舌部90はそれを構成する材
料の弾性範囲内で作動するように設計されているので、
舌部は取り外した後も再使用可能である。4本の改良形
ロツクピン76の全てを除去したら、上部押さえ板30は上
部ノズル22の下部アダプタ板34から自由に持ち上げるこ
とができる。 本発明及びその多くの利点は、上述の説明から理解さ
れるであろう。また、当業者には、本発明の実質的な利
点を犠牲にしたり或は本発明の範囲から逸脱することな
しに、形態、構造及び配列に関し種々な変更を加えるこ
とが可能であろう。従つて、ここに開示した実施態様
は、本発明の単なる好適もしくは例示的な例であると理
解されたい。
いては、本発明の実施例を示す図面を参照しての以下の
詳細な説明を読むことにより当業者には明らかとなろ
う。 以下の説明において、全図面を通し同一参照数字は同
一部分もしくは対応部分を指すものとし、そして「前
方」、「後方」、「左方」、「右方」、「上方向もしく
は上向き」、「下方向もしくは下向き」その他同様の術
語は、説明の便宜上の表現として用いたまでであって、
制限的な意味に解釈されてはならない。 総括的説明 図面、特に第1図を参照すると、符号10で総括的に示
された再構成可能な燃料集合体が垂直方向に短縮された
形態で図示されている。基本的には、燃料集合体10は、
原子炉(図示せず)の炉心領域において下部炉心板(図
示せず)上に燃料集合体を支持するための下端構造、即
ち下部ノズル12と、この下部ノズル12から上方に長手方
向に延びる多数の案内管もしくは案内シンブル14とを含
んでいる。更に、燃料集合体10は、案内シンブル14に沿
って軸方向に離間して設けられている複数の横格子16
と、格子16によって横方向に離間した関係で支持された
燃料棒18の配列とを備えている。また、燃料集合体10は
その中央に位置する計装管20と、案内シンブル14の上端
に取り付けられる上端構造、即ち上部ノズル22とを有し
ている。諸部材をこのように配列して、燃料集合体10は
諸部材を破損することなく通常のように取り扱うことの
できる一体のユニットを形成している。 前述したように、燃料集合体10における配列中の燃料
棒18は、燃料集合体の長さに沿って離間して設けられた
格子16によって互いに離間した関係で保持されている。
各燃料棒18は核燃料ペレット(図示せず)を収容してお
り、その両端は、上部端栓26及び下部端栓28によって閉
塞されている。核分裂性物質からなる核燃料ペレット
は、原子炉の炉心の反応出力源となる。水又はほう素含
有水のような液体減速材・冷却材が案内シンブル14内を
通り且つ燃料集合体10の燃料棒18に沿って上向きにポン
プ送りされて、該炉心内に発生される熱を有用な仕事を
行わせるために取り出す。 核分裂過程を制御するために、図示しない多数の制御
棒が燃料集合体10において所定位置に配置された案内シ
ンブル14内を往復動可能である。制御棒は、燃料集合体
10の上部から案内シンブル14内に挿入されるので、上部
ノズル22を構成する諸要素の配置及び案内シンブル14に
対する取り付けは、上部ノズル22の上方から案内シンブ
ル14内の制御棒を挿入することが可能なように行なわれ
なければならない。 案内シンブルに着脱自在に装着された上部ノズル 第1図に加えて第2図及び第3図を参照するに、一体
のサブアセンブリとして除去及び交換可能に燃料集合体
10の案内シンブル14の上端部24に装着される上部ノズル
22を構成する個別の諸構成要素が詳細に示されている。
上部ノズル22は、基本的には、上部押さえ板30と、下部
アダプタ板34を有すると共に、該アダプタ板を包囲しそ
の周辺に取り付けられる複数の隔置された直立壁部38に
よって形成された不連続な側壁36を有する囲い体32と、
上部押さえ板30及び下部押アダプタ板34の間に配置され
た複数の管状整列スリーブ40と、上部押さえ板30及び下
部アダプタ板34の間で各スリーブ40の回りに延在する複
数の押さえコイルばね42とを含む。上部押さえ板30は、
該上部押さえ板30に貫通して形成された複数の通路44を
有し、一方、下部アダプタ板34は複数の開口46を有し、
通路44及び開口46は、燃料集合体10の案内シンブル14の
パターンに整合されたそれぞれのパターンで配列されて
いる。 更に詳細に述べると、案内シンブル14の上端部24は、
下部アダプタ板34の開口46を貫通して該アダプタ板34の
上表面48を越え上方に延びている。複数の下側リテーナ
50が、ろう付け等により、下部アダプタ板34の下方で案
内シンブル14に取り付けられており、案内シンブル14に
対する該アダプタ板34の下向きの摺動運動を制限し、案
内シンブルの上端部24がアダプタ板の上方に延びるよう
に案内シンブル上にアダプタ板を支持する。1つの案内
シンブル14に設けられた各下側リテーナ50は、その周辺
に形成された一連の切欠きもしくはスカラップ52を有し
ており、該スカラップは、上記各1つの案内シンブルの
回りに配列された燃料棒18のスカラツプと整列されてお
り、それにより、燃料集合体10の再構成中燃料棒を取り
外し交換することができるようになっている。 更に、上部ノズル22は、内部に画成された中心孔56を
それぞれ有する複数の直立ボス54を備えている。ボス54
は、上部押さえ板30の上方に配置されており、各ボス54
は該押さえ板30に、その中心孔56が該押さえ板30の通路
44の各々と整列するように取り付けられている。更に、
各ボス54は、上部炉心板60に形成されている穴58(第4
図にはそのうちの1つしか示されていない)のうち該炉
心板の下側面62に開口する穴内に嵌合するように適応さ
れた横断面寸法を有している。各ボス54の上側の円形周
縁64は面取りされており、上部炉心板60の下側面62に画
成された穴58の各々への挿入の際に、上側炉心板60の下
側面62の相補的に面取りされた縁部66と組み合うように
なっている。このような形状を有する縁部は、炉心内へ
の燃料集合体10の設置中、上部炉心板60に形成されてい
る対応の穴58内への各ボス54の挿入及び位置合わせを容
易にする案内面としての働きをする。 既に述べたように、押さえコイルばね(弾性手段)42
は、囲い体(構造物)32内で、各細長い整列スリーブ40
の回りに配置されている。更に、ばね42は、下部アダプ
タ板34と上部押さえ板30との間に延在しており、上部押
さえ板30を下部アダプタ板の上方に離間した関係で固定
位置に支持しており、この固定位置においては、上部押
さえ板30は、上部炉心板60の下側面62に当接して、直立
ボス54が上部炉心板60の穴58内に嵌合している。また、
上部押さえ板30は、複数のハブ68と、該ハブ間に延在し
て該ハブを相互接続する帯状部70との配列から構成され
ている。ハブ68の各々は、それぞれ貫通する1つの通路
44を有している。更に、1つのボス54がハブ68の上方に
配置され各ハブ68に接続されており、ボス54の中心孔56
はハブ68の各通路44と整列している。 第2図〜第4図において、上部ノズル22は、離間した
上部押さえ板30及び下部アダプタ板34を相互接続して、
例えば熱膨張等による燃料集合体10の案内シンブル14の
上部炉心板60に対する軸方向の接近及び離間変位に際
し、下部アダプタ板34の上部押さえ板30に対する接近及
び離間運動を可能にする相互接続手段を備えている。ま
た、上記相互接続手段は、上部押さえ板30から離間する
方向における下部アダプタ板34の移動を制限して、ばね
42をこれ等の板間に圧縮された状態で維持する。特に、
上記相互接続手段は、上部押さえ板30の帯状部70のうち
周辺のものに結合されそれ等から下方に延びる複数の突
出部(第2構造)72を備えている。突出部72は、囲い体
32の直立側壁36の直立壁部(第1構造)38にそれぞれ結
合されている。特に、各壁部38にはほぼ垂直のスロット
74が形成されており、該スロットは下端で閉止され壁部
38の縁部にある上端で開放している。本発明に従って、
これから詳細に説明する着脱自在且つ再使用可能な改良
形のロックピン(閉塞手段)76が各壁部38の上端に形成
された孔77(垂直のスロット74により遮断されている)
の中に水平に挿入されている。スロット77に袴がるロッ
クピン76はスロットの開放した上端を閉止するように作
用する。各突出部72の下端にはピン(突出要素)78が取
り付けられており、該ピン78は、上部押さえ板30及び下
部アダプタ板34が互いに接近及び離間する時に摺動可能
なように改良形ロックピン76の下方でスロット74の中に
延びている。このような構造で、改良形ロックピン76と
スロット74の下端とは、上部押さえ板30が下部アダプタ
板30に接近及び離反する運動の限界を画定する。 第4図を参照すると、上部押さえ板30及び下部アダプ
タ板34の間の押さえばね42を貫いて延びる細長い管状の
整列スリーブ40の1つと、該スリーブ及び案内シンブル
を互いに取り付けるためスリーブ40及び案内シンブル14
の上端部24に設けられたねじ構造とが示されている。ま
た、この図には、再使用可能なロック構造80が、取り付
けられたスリーブ及び案内シンブルを互いにロックする
ためにスリーブ40及び案内シンブル上端部24の双方と一
体的に協働して示されている。再使用可能なロツク構造
80の詳細な説明は本発明の改良形ロックピン76を理解す
るために必要ではないので、ここでは説明しない。 案内シンブル14及びスリーブ40に設けられたねじ構造
に関して説明すると、案内シンブル14の上端部24は管状
の雄ねじ部82を有し、一方、管状の整列スリーブ40は管
状の雌ねじ部84を下方に有する。スリーブ40は、案内シ
ンブルの上端部24に関して回転可能且つ垂直な軸方向運
動可能に上部押さえ板のハブ68及びボス54の通路44及び
穴58を通して装着されているので、上部ノズル22を案内
シンブル14に取り付けたり取り外したりするために、同
スリーブの雌ねじ部84が案内シンブル上端部24の雌ねじ
部82に螺合したり螺合から解放されたりするようになっ
ている。スリーブ40は中空であるので、そこに制御棒を
通す挿入が可能であるのに加えて、適当な工具(図示せ
ず)を該スリーブ内に挿入してスリーブを内部から把持
し、案内シンブル14の上端部24に対し螺合したり螺合か
ら解放したりするようにスリーブをどちらの方向にも回
転させることができる。スリーブ40は、案内シンブルの
上端部24に螺合された場合、下側リテーナ50と協働して
それ等の間にアダプタ板34をクランプする。 着脱自在且つ再使用可能なロックピン 再び第2図〜第4図を参照して、容易に理解されるよ
うに、改良形ロックピン76は、それが取って代わる先行
技術のロックピンと同様に、上部ノズルの上部押さえ板
30及び下部アダプタ板34を滑動可能な結合状態に保持す
るので、案内シンブルの上端部24からの整列スリーブ40
の螺合を解くことによって、上部ノズル22は再構成可能
な燃料集合体10から一体のサブアセンブリとして取り外
すことができる。しかし、所定位置に溶接されていた先
行技術のロックピンと違って、改良形のロックピン76は
その再使用を可能にする態様で孔77から容易に解放もし
くは取り外しすることができる。従って、従来と違っ
て、上部ノズル22のサブアセンブリ自体はそのどの構成
要素でも修理もしくは交換するために容易に解体するこ
とができる。 第5図〜第9図を参照すると、着脱自在且つ再使用可
能な改良形のロックピン76の好適な実施例が示されてお
り、また、第7図〜第9図には、改良形のロックピン76
を取り外すために使用される突出し工具が総括的に符号
86で示されている。上部ノズルは複数の再使用可能なロ
ックピン76を使用しており、各ロックピン76は、側壁囲
い体32の各壁部38に画成された複数の孔77のうちの1つ
に解放可能に装着されている。孔77に装着されているロ
ックピン76は囲い体の側壁に形成されたスロット74を横
断して延び、そのように延びる際に、スロットの開放し
た上端を閉じるので、上部押さえ板の各突出部72にある
ピン78がスロット外へ上方に移動するのを防止するよう
になっている。このようにして、ピン78の滑動運動が制
限され、それにより下部アダプタ板34からの上部押さえ
板30の分離が防止される。 更に具体的には、各ロックピン76は、孔77よりも小さ
い一定直径の細長い本体部88と、該本体部88の一端から
軸方向に延長する、複数の円周方向に離間した半径方向
に可撓の舌部90とを有する。孔77よりも大きな直径を有
する拡径頭部92は本体部88の反対の端に固着され、改良
形ロックピン76が十分に挿入された時に、孔77を取り囲
む壁部38と接触する。 各舌部90は、半径方向に可撓の脚部94と、外側にある
横方向の先端(外端)98を有する該脚部94上の外側頭部
96とを含む。可撓性の舌部90は、舌部90の外側先端98が
囲い体の側壁にある孔77の周辺を越えて延びる、第5図
に示すような通常拡張した位置から、ロックピンを孔か
ら取り出したり孔に挿入したりするために、舌部90の外
側先端98が孔77の周囲内に退出される、第9図に示すよ
うな収縮位置へ作動可能である。従って、改良形ロック
ピン76が第5図に示すように孔77内に十分に挿入された
時に、舌部90の外側先端98は通常の拡張位置へばね式に
移動する。この拡張位置において、先端98と孔77を取り
囲む壁部38との間には物理的な干渉が存在し、ピンの取
り外しを防止する。 第7図〜第9図に示すように、突出し工具86は改良形
ロックピン76を取り外す必要がある。工具86は端部にテ
ーパ付きの空所100を有し、該空所100が舌部90の端にあ
る外側頭部96を受け入れる。空所100とは反対側の工具8
6の端に衝撃を与えると、工具86は舌部を収縮位置へと
強制的に湾曲させ、孔77を通して退出させる。工具86
は、孔77よりも小さい横断面寸法を有するので、改良形
ロックピン76を除去する間、孔77の中に挿入されるよう
になっている。 舌部90の外側頭部96は斜角付きの形状となるようにテ
ーパもしくは面取りされているので、この形状により、
舌部90の脚部94は、改良形ロックピン76が再挿入されて
いる時に孔77の回りの壁部38に接触する際に収縮位置へ
と半径方向内方に湾曲する。舌部90はそれを構成する材
料の弾性範囲内で作動するように設計されているので、
舌部は取り外した後も再使用可能である。4本の改良形
ロツクピン76の全てを除去したら、上部押さえ板30は上
部ノズル22の下部アダプタ板34から自由に持ち上げるこ
とができる。 本発明及びその多くの利点は、上述の説明から理解さ
れるであろう。また、当業者には、本発明の実質的な利
点を犠牲にしたり或は本発明の範囲から逸脱することな
しに、形態、構造及び配列に関し種々な変更を加えるこ
とが可能であろう。従つて、ここに開示した実施態様
は、本発明の単なる好適もしくは例示的な例であると理
解されたい。
第1図は、本発明の原理に従って着脱自在且つ再使用可
能なロックピンを使用する脱着自在の上部ノズルを有す
る再構成可能な燃料集合体の一部を切除して示す立面
図、第2図は、本発明の着脱自在且つ再使用可能なロッ
クピンを含む脱着自在の上部ノズルを示すため、再構成
可能な上部ノズルを第1図の線2−2から見た拡大頂面
図、第3図は、第2図の線3−3に沿って見た脱着自在
の上部ノズルの立面図、第4図は、脱着自在な上部ノズ
ルの下部アダプタ板囲い体にある孔に通して配置される
ロックピンの1つを示すため、燃料集合体の1つの案内
シンブルの上端部に取り付けられた上部ノズルを第2図
の4−4線に沿って部分的に拡大した断面図、第5図
は、拡張位置にあるロックピンの端に舌部を有して、壁
部の孔を通してロック位置に挿入される本発明の着脱自
在且つ再使用可能なロックピンを示すため、第1図の燃
料集合体にある脱着自在な上部ノズルのアダプタ板の囲
い体の一部を拡大した断面図、第6図は、第5図の6−
6線に沿って見たロックピンの舌部支持端の平面図、第
7図は、一部が断面で記載されている囲い体壁部の孔か
らロックピンを取り出すために使用するのに適した突出
し工具の断面図、第8図は、第7図の8−8線に沿った
突出し工具の断面図、第9図は、第7図に類似した図で
はあるが、ロックピンの端部にある複数の舌部に組み合
ってそれ等の舌部を、囲い体壁部の孔からロックピンを
取り出せるようにする収縮位置に保持している突出し工
具を示す別の断面図である。 10……燃料集合体、22……上部ノズル、30……上部押さ
え板、34……下部アダプタ板、32……囲い体(孔が画成
された上部ノズルの構造物)、38……囲い体側壁の壁部
(第1構造)、42……押さえコイルばね(弾性手段)、
72……突出部(第2構造)、74……スロット、78……ピ
ン(突出要素)、76……ロックピン(閉塞手段)、77…
…囲い体(構造物)に画成された孔、86……工具、90…
…舌部、96……頭部、98……外端、100……テーパ付き
の空所。
能なロックピンを使用する脱着自在の上部ノズルを有す
る再構成可能な燃料集合体の一部を切除して示す立面
図、第2図は、本発明の着脱自在且つ再使用可能なロッ
クピンを含む脱着自在の上部ノズルを示すため、再構成
可能な上部ノズルを第1図の線2−2から見た拡大頂面
図、第3図は、第2図の線3−3に沿って見た脱着自在
の上部ノズルの立面図、第4図は、脱着自在な上部ノズ
ルの下部アダプタ板囲い体にある孔に通して配置される
ロックピンの1つを示すため、燃料集合体の1つの案内
シンブルの上端部に取り付けられた上部ノズルを第2図
の4−4線に沿って部分的に拡大した断面図、第5図
は、拡張位置にあるロックピンの端に舌部を有して、壁
部の孔を通してロック位置に挿入される本発明の着脱自
在且つ再使用可能なロックピンを示すため、第1図の燃
料集合体にある脱着自在な上部ノズルのアダプタ板の囲
い体の一部を拡大した断面図、第6図は、第5図の6−
6線に沿って見たロックピンの舌部支持端の平面図、第
7図は、一部が断面で記載されている囲い体壁部の孔か
らロックピンを取り出すために使用するのに適した突出
し工具の断面図、第8図は、第7図の8−8線に沿った
突出し工具の断面図、第9図は、第7図に類似した図で
はあるが、ロックピンの端部にある複数の舌部に組み合
ってそれ等の舌部を、囲い体壁部の孔からロックピンを
取り出せるようにする収縮位置に保持している突出し工
具を示す別の断面図である。 10……燃料集合体、22……上部ノズル、30……上部押さ
え板、34……下部アダプタ板、32……囲い体(孔が画成
された上部ノズルの構造物)、38……囲い体側壁の壁部
(第1構造)、42……押さえコイルばね(弾性手段)、
72……突出部(第2構造)、74……スロット、78……ピ
ン(突出要素)、76……ロックピン(閉塞手段)、77…
…囲い体(構造物)に画成された孔、86……工具、90…
…舌部、96……頭部、98……外端、100……テーパ付き
の空所。
Claims (1)
- 【請求項1】次の構成を有する燃料集合体上部ノズル。 (a) 下部アダプタ板。 (b) 上部押さえ板。 (c) 前記下部アダプタ板及び前記上部押さえ板が互
いに接近する方向に移動するのを許容するように湾曲可
能ではあるが、前記下部アダプタ板及び前記上部押さえ
板を互いに離反する方向に付勢するように前記下部アダ
プタ板及び前記上部押さえ板の間に配設された弾性手
段。 (d) 前記下部アダプタ板に装着され前記上部押さえ
板に向かって延びる第1構造。 (e) 前記上部押さえ板に装着され前記下部アダプタ
板に向かって前記第1構造に沿って延びる第2構造。 (f) 前記下部アダプタ板及び前記上部押さえ板に向
かって延びるように、前記第1構造及び前記第2構造の
一方に画成された、少なくとも1つのスロット。 (g) 前記スロットに延入するように前記第1構造及
び前記第2構造の他方に取着され、前記下部アダプタ板
及び前記上部押さえ板が互いに接近及び離反する方向に
移動する時に前記スロットに沿って摺動自在に移動す
る、少なくとも1つの突出要素。 (h) 前記第1構造及び前記第2構造のうちの前記ス
ロットを含む前記一方に装着され、前記下部アダプタ板
及び前記上部押さえ板が互いに離反して移動する方向へ
の前記スロットに沿った前記突出要素の移動範囲を限定
するように前記スロットの一端を画成して、前記下部ア
ダプタ板及び前記上部押さえ板が互いに分離するのを防
止すると共に、前記下部アダプタ板及び前記上部押さえ
板が互いに分離するのを容易にし且つ分離の後前記下部
アダプタ板及び前記上部押さえ板を再組立するのを容易
にすべく前記スロットの前記一端を開放できるように脱
着自在且つ再使用可能な、閉塞手段。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/812,041 US4692304A (en) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | Removable and reusable locking pin for top nozzle assembly and disassembly |
| US812041 | 2004-03-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62163996A JPS62163996A (ja) | 1987-07-20 |
| JPH083552B2 true JPH083552B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=25208308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61305608A Expired - Lifetime JPH083552B2 (ja) | 1985-12-23 | 1986-12-23 | 燃料集合体上部ノズル |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4692304A (ja) |
| JP (1) | JPH083552B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
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|---|---|---|---|---|
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| DE3240061A1 (de) * | 1982-10-28 | 1984-05-03 | Kraftwerk Union AG, 4330 Mülheim | Kernreaktorbrennelement |
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-
1985
- 1985-12-23 US US06/812,041 patent/US4692304A/en not_active Expired - Fee Related
-
1986
- 1986-12-23 JP JP61305608A patent/JPH083552B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| JPS62163996A (ja) | 1987-07-20 |
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