JPH07317731A - ロープ固定金具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】ロープ等を固定するために、地面あるいは砂地
に埋め込んで引っ張っても抜けない取付け取外しのでき
るロープ固定金具。 【構成】ロープ等を張りたい位置に杭で穴を開け、ロー
プ固定金具を差し込み鞘管（２）を押さえながらシャフ
ト（１）を引っ張り、ストッパー（３）を広げシャフト
（１）にロープ等を結び張る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、ロープ等を地面や砂
地から張る場合に引っ張っても抜けないように固定し、
取付け取外しを簡単にした金具である。

【０００２】

【従来の技術】従来、地面や砂地からロープを張る場
合、杭を打ち込んでこれに結んでいたが簡単に杭が抜け
てしまう。また、抜けないような杭を打ち込むためには
かなりの長さの杭を使用せねばならず、打ち込むのに大
変な作業となる。しかも打ち込んだ杭を抜くのにかなり
の労力を必要とする。

【０００３】

【発明が解決しようとしている課題】地面や砂地からロ
ープを張った場合、風や支えた物の重さですぐに杭が抜
けて倒れてしまう。また倒れないようにするために必要
以上に太い杭を打ち込むので大変な作業と人手を必要と
する。特に砂地の場合は杭を打った後で杭を固めて養生
せねばならず無駄な作業、手間が掛り大変である。また
打ち込んだ杭を抜くのに非常に苦労する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】地面か砂地のロープを張
りたい位置にあらかじめ杭で穴を明け、ロープ固定金具
を穴に差し込み、鞘管（２）を押さえながらシャフト
（１）を引っ張ればストッパー（３）が広がり地面また
は砂地にしっかり食い込む。また抜く時は鞘管（２）を
押えながらシャフト（１）を穴の方向へいったん押し込
んでから引っ張れば簡単に抜ける。

【０００５】

【作用】本発明を使用する時は、ロープ等を張りたい位
置に金具より少し太めで適当な深さの穴を杭で明け、次
にロープ固定金具を穴に差し込み鞘管（２）を押さえな
がらシャフト（１）を引っ張ればストッパー（３）が広
がり、地面または砂地にしっかり食い込みシャフト
（１）にロープを結めば引っ張っても抜けない。また取
外しも簡単にできる。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ）ロープを張りたい地面（または砂地）に木ヅチで
杭を打ち、ロープ固定金具より少し大きめの適当な深さ
の穴を明ける。 （ロ）ロープ固定金具を穴に差し込み、鞘管（２）を押
さえながらシャフト（１）を引っ張りストッパー（３）
を広げる。 （ハ）シャフト（１）をさらに強く引っ張りストッパー
（３）を地面または砂地に強く食い込ませる。 （ニ）シャフトにロープを結んで完了する。 （ホ）ロープ固定金具を外す時は、鞘管（２）を押えな
がらシャフト（１）をいったん押し込んでから引き抜
く。 本発明は以上の行為により使用する。ロープ固定金具の
大きさを必要に応じて数種類用意することによりいろい
ろな分野に使用できる。

【０００７】

【発明の効果】本発明を使用することによって地面や砂
地からのロープ張りが簡単に頑丈にできる。そのうえ大
きな道具もいらず労力も省ける。しかも簡単に取り外す
ことができ何回も使用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の断面図（固定前）

【図２】本発明の断面図（固定後）

【図３】本発明の斜視図

【符号の説明】

１ シャフト ２ 鞘管 ３ ストッパー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】地面あるいは砂地に埋め込んで抜けないよ
   うにした、取付け取外しのできるロープ固定金具。