JPH0731748Y2 - 洗面台 - Google Patents

洗面台

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JPH0731748Y2
JPH0731748Y2 JP1990003205U JP320590U JPH0731748Y2 JP H0731748 Y2 JPH0731748 Y2 JP H0731748Y2 JP 1990003205 U JP1990003205 U JP 1990003205U JP 320590 U JP320590 U JP 320590U JP H0731748 Y2 JPH0731748 Y2 JP H0731748Y2
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JP
Japan
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molding
counter
front edge
washbasin
piece
Prior art date
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JP1990003205U
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JPH0394186U (ja
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佳之 中山
晃 久田
勤 牧野
正之 中野
悟 里村
泰久 田口
潤介 亀井
Original Assignee
株式会社イナックス
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、洗面台の改良に関するものである。
(従来技術及びその課題) 従来、洗面台で洗顔等を行なう際に、洗面器を備えたカ
ウンターの前縁部に身体が当り、使用中にゴツゴツとし
た感じを受けて使用感が悪化するという問題点があっ
た。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、洗顔時等に良好な使用感を呈することのできる洗面
台を提供せんことを目的とし、その要旨は、洗面器を備
えたカウンターの前縁部下面に、止具を固定し、該止具
を介しモールを前記カウンターの前縁部下面に水密状に
押圧させて取り付けたことである。
(作用) カウンターの前縁部下面には弾性材等よりなるモールが
止具を介し水密状に配設されているため、水がカウンタ
ーの下面側へ侵入することがなく、カビ,悪臭の発生を
防ぐことができ、又、洗顔時等にこのモールが身体に当
接し、身体が直接カウンターの前縁に当接することが回
避されて、モールの弾力性等により良好な使用感を呈す
ることができる。又、モールにより洗面台の前面側から
の意匠性が良好化する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は洗面化粧台であり、洗面化粧台1は、その下部
部位を構成する洗面キャビネット2と、この上方に立設
されるミラーキャビネット3とにより構成されており、
前記洗面キャビネット2には備品等を収納可能な収納部
の扉4が設けられており、その上面側には洗面器5を備
えたカウンター6が配設されている。
本例においては、このカウンター6の前縁部の下面側に
モール7が横方向に配設されたものとなっている。又、
前記ミラーキャビネット3には、ミラー8と、その側部
にタオル等を収納可能なサイドキャビネット9が設けら
れている。
又、第2図に示す洗面台11においては、収納部を開閉し
得る扉12の上面側に洗面器13を備えたカウンター14が配
設されており、カウンター14の前縁下部には幕板15が配
設されており、この幕板15の前縁部にモール16が配設さ
れている。
さらに第3図に示す洗面台11においては、幕板15の中央
部が前方側に湾曲状に膨出した形状を呈し、この幕板15
の膨出形状に対応させてカウンター14の前縁部中央が前
方側に膨出した形状となっている。このような形状のカ
ウンター14の前縁部の下面側にもモール16が配設されて
いる。
さらに第4図の洗面台11は、前記第3図の洗面台の扉1
2,12の側方にサイド扉17,17を設け、さらにその上方に
引き出し18,18を設けたものであり、その分カウンター1
4の横寸法が長いものとなっている。このようなカウン
ター14の前縁部下面にもモール16が配設されている。
前記第1図に示すような洗面化粧台1におけるモール7
の取付構造を第1実施例として、第5図,第6図,第7
図に示す。
即ち、前記カウンター6の前縁部下面には予め埋込ナッ
ト21が埋め込まれており、この埋込ナット21に対し下方
側よりビス22を螺合可能となっている。前記モール7
は、第6図に裏面側からの要部斜視図で示すような構造
となっており、断面略コの字状に形成され、中央部には
裏側に開口した嵌合溝部7aが形成されている。尚、モー
ル7は樹脂又はゴム製の弾力材等にて押出成形されたも
のである。
このようなモール7は、埋込ナット21にビス22を介し止
具23をカウンター6の下面側に固定させ、この止具23に
取り付けることができる。即ち、止具23は第7図に要部
斜視図で示すような構造となっており、カウンター6の
下面側に当接状に固定される固定片23aと、この固定片2
3aの前端部から垂下状に一体形成された垂下片23bと、
この垂下片23bの下端部から水平状に前方側に突出する
水平片23cと、この水平片23cの前端部から上方に立ち上
がった起立片23dとにより形成されており、前記固定片2
3aの長手方向に沿って複数のビス孔23eが形成され、各
ビス孔23e内に前述したビス22を通し、止具23はカウン
ター6の前縁部下面に固定される。
止具23をビス22により固定させた状態で、前方側よりモ
ール7の嵌合溝部7aを前記起立片23dに嵌合させ、止具2
3を介しモール7をカウンター6の前縁部下面側に押圧
させてカウンター6に水密に当接状に配設することがで
きる。
このような取付状態においては、カウンター6の前縁部
下面より僅かに前方側にモール7が突出した状態とな
り、洗面器5で洗面等を行なう際に、身体がこのモール
7に当接することとなり、モール7の弾力性により従来
のようなゴツゴツした使用感がなく、洗面化粧台1の使
用感が極めて柔らかく良好なものとなる。又、モール7
はカウンター6の前縁部に沿って横幅いっぱいに配設さ
れるため、このモール7が前面側から視認されて、モー
ル7により洗面キャビネット2の意匠性が斬新なものと
なる。
尚、モール7の断面形状を第9図に示すように変更した
モール7Xを用いることもでき、この場合には第10図に示
すような止具23Xが用いられ、この止具23Xは第8図に示
すように、埋込ナット21にビス22を介しカウンター6の
前縁部下面に固定されるものであって、前記第7図のも
のよりも起立片23dの高さ寸法が小さく設定されてい
る。
一方、前記モール7Xには溝部7aに沿って、その内側に立
ち上げ状に差込溝7bが形成されており、この差込溝7b内
に止具23Xの起立片23dを差し込んで強固に止具23Xにモ
ール7Xを取付可能となっている。尚、モール7Xの下部部
位を構成する下水平片7cは、洗面キャビネット2を構成
する桟木24に当接させて配設することができる。
このような構成においては、差込溝7bに起立片23dが差
し込まれた状態となっているため、モール7Xの前方側へ
の抜脱が良好に防止されたものとなる。
尚、第11図に示すように、前記埋込ナット21に代えて、
予めカウンター6の前縁部下面に埋込ボルト25を埋め込
んでおいても良く、この埋込ボルト25に下方よりナット
26を締め付け、前記止具23Xを固定することもできる。
尚、止具23Xには第12図に示すように、起立片23dの上縁
に沿って波状等の食込歯部23fを形成しておくこともで
き、このような食込歯部23fを形成させておけば、モー
ル7Xの差込溝7b内に強固に起立片23dが食込状に差し込
まれて、より強固なモール7Xの取付状態を得ることがで
きる。
さらに第14図に示すように、モールを異なる形状に形成
することができる。即ち、第14図に示すモール7Yは、そ
の裏面側中央部に長手方向に沿ってスリット状の嵌入溝
7dが形成されたものであり、さらに上面後部に立ち上げ
状に嵌合突条7eが一体形成されたものである。このよう
なモール7Yを取り付けるには第15図に要部斜視図で示す
ような止具23Zが用いられ、止具23Zは、カウンター6の
前縁下面に第13図に示すように、埋込ナット21とビス22
を介し固定される固定片23aと、固定片23aより垂下状に
一体形成された垂下片23bと、垂下片23bの下端部より水
平状に突出される水平片23cとにより構成されており、
この水平片23cを前記モール7Yの嵌入溝7d内に差し込む
とともに、モール7Yの嵌合突条7eを予めカウンター6の
前縁下面に形成しておいた凹溝6a内に嵌合させ、前方側
へのモール7Yの抜脱を防止した状態で強固に取り付ける
ことができる(第13図参照)。次に、第16図には、前記
第2図,第3図,第4図で示した幕板15を有する洗面台
におけるモール16の取付構造を示す。
即ち、モール16は洗面台11におけるカウンター14の前縁
部下面に取り付けられるものであり、幕板15の上端部に
配設されるものである。モール16の取付状態を第17図及
び第18図に示す。
即ち、第17図の場合には、カウンター14の前縁部下面に
埋設された埋込ナット21にビス22を介し止具33を固定さ
せておき、この止具33にモール16を取り付けたもので、
モール16の裏面側に幕板15の上端部が当接されている。
モール16には差込溝16aが形成されており、差込溝16a内
に止具33の起立片33dを差し込むことができる。又、モ
ール16の前面側は下方に延出された前面垂下片16bとな
っており、この前面垂下片16bの裏側に幕板15の上端部
が当接される。
又、第18図に示すように、モール16の差込溝16a内に幕
板15の上端部を差し込んで、より強固な取付状態とする
こともできる。第17図及び第18図に示した取付状態をカ
ウンター14の裏面側から第19図に示すと、カウンター14
の前縁部の膨出形状に沿って前記止具33,33,33を複数個
固定させておき、この各止具33にモール16の差込溝16a
を差し込んで、カウンター14に強固にモール16を取り付
けることができる。
さらに止具33,33は全体を一体状のものとして第21図に
示すような形状に形成することもでき、第21図の止具33
Xはカウンター14の膨出形状に対応させた膨出形状に予
め形成したものであり、カウンター14の前縁部下面に当
接状に固定される固定片33aと、前記モール16の差込溝1
6aに差し込まれる起立片33dが一体状に形成されたもの
である。
このような止具33Xを第20図に示すように、カウンター1
4の前縁部に沿って配設させモール16を取り付けること
ができ、止具33Xに予めモール16を取り付けた状態にお
いて、止具33Xをカウンター14の前縁部下面に固定する
ことができる。
尚、モール16をカウンター14の前縁部下面に沿って配設
するに際し、その両側端は断面が露出したものとなり見
苦しいため、第22図に要部斜視図で示すように、モール
16の両側端には樹脂製等のエンドキャップ30を突き合わ
せ状に固定させて、モール16の端部の見栄性を良好化す
ることができる。
尚、第23図に示すように、予めカウンター14と幕板15間
のモール16の先端部に嵌め込み空間Sを形成させてお
き、この嵌め込み空間S内に連結ピース31を取り付け、
この連結ピース31の挿入片31aを介しエンドキャップ30
をモール16の先端部に固定することもできる。
尚、モール16は押出成形品の場合を例示したが、モール
16が型成形したものであっても良く、その場合には連結
ピース31はモール16の端部に一体で形成しておくことが
できる。
(考案の効果) 本考案の洗面台は、洗面器を備えたカウンターの前縁部
下面に、止具を固定し、該止具を介しモールを前記カウ
ンターの前縁部下面に水密状に押圧させて取り付けたこ
とにより、カウンターの前縁部下面にはモールが水密状
に配設されているため、水がカウンターの下面側へ侵入
することがなく、カビ,悪臭の発生を防ぐことができ、
又、洗顔時等にカウンターの前縁部に身体が当接した時
にゴツゴツとした使用感がなく、柔らかいタッチにより
洗面台の使用感が極めて向上される効果を有する。
又、モールを配設したことにより、洗面台の前面側から
の意匠性が極めて向上される。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図はモールを配設した
洗面化粧台の斜視図、第2図は洗面台の斜視図、第3図
は前面側が膨出形状を呈する洗面台の斜視図、第4図は
さらに異なる洗面台の斜視図、第5図はモールのカウン
ター前縁部下面への取付状態の第1実施例を示す取付状
態構成図、第6図は第5図におけるモールの裏面側から
の要部斜視図、第7図は止具の要部斜視図、第8図は第
9図のモールの取付状態の断面構成図、第9図はモール
の変形例を示す裏面側からの要部斜視図、第10図は止具
の要部斜視図、第11図は取付構造の変更例を示す要部構
成図、第12図は止具の変形例を示す要部斜視図、第13図
はさらに異なる取付構造の断面構成図、第14図は第13図
におけるモールの裏面側からの要部斜視図、第15図は止
具の要部斜視図、第16図は幕板を有する洗面台のモール
の取付状態を示す構成図、第17図は取付状態の要部拡大
断面構成図、第18図は取付状態の変更例を示す要部断面
拡大構成図、第19図はカウンターにモールを取り付けた
状態の裏面側からの平面図、第20図は止具の変更例を示
す第19図に対応させた裏面側からの平面図、第21図は第
20図における止具の斜視図、第22図はモールの端部にエ
ンドキャップを取り付けた状態の要部斜視図、第23図で
エンドキャップの取付状態を示す分解要部斜視図であ
る。 1……洗面化粧台、2……洗面キャビネット 5……洗面器、6……カウンター 7,7X,7Y,16……モール 7a……嵌合溝部、7b……差込溝 7d……嵌入溝、7e……嵌合突条 11……洗面台、13……洗面器 14……カウンター、15……幕板 16a……差込溝 21……埋込ナット、22……ビス 23,23X,23Y,23Z,33,33X……止具 23a……固定片、23d……起立片 23c……水平片、23f……食込歯部 33a……固定片、33d……起立片 25……埋込ボルト、26……ナット 30……エンドキャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中野 正之 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 里村 悟 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 田口 泰久 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 亀井 潤介 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナックス内 (56)参考文献 実開 平1−105676(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面器を備えたカウンターの前縁部下面
    に、止具を固定し、該止具を介しモールを前記カウンタ
    ーの前縁部下面に水密状に押圧させて取り付けたことを
    特徴とする洗面台。
JP1990003205U 1990-01-18 1990-01-18 洗面台 Expired - Lifetime JPH0731748Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990003205U JPH0731748Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 洗面台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990003205U JPH0731748Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 洗面台

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Publication Number Publication Date
JPH0394186U JPH0394186U (ja) 1991-09-25
JPH0731748Y2 true JPH0731748Y2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=31507040

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990003205U Expired - Lifetime JPH0731748Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 洗面台

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JP (1) JPH0731748Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01105676U (ja) * 1988-01-08 1989-07-17

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JPH0394186U (ja) 1991-09-25

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