JP2512505Y2 - ミラ―キャビネットの棚部ガ―ドバ― - Google Patents

ミラ―キャビネットの棚部ガ―ドバ―

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JP2512505Y2
JP2512505Y2 JP13635089U JP13635089U JP2512505Y2 JP 2512505 Y2 JP2512505 Y2 JP 2512505Y2 JP 13635089 U JP13635089 U JP 13635089U JP 13635089 U JP13635089 U JP 13635089U JP 2512505 Y2 JP2512505 Y2 JP 2512505Y2
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和雄 長柄
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ニーニー技研産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、洗面所や風呂場に取り付けられるミラー
キャビネットに係り、詳しくはミラーキャビネットの棚
部に載置される化粧品やシャンプー等の容器の落下を防
止する着脱自在なガードバーに関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、ミラーキャビネットに取り付けられるガード
バーは、次のように構成されている。
第9図は従来のガードバーの取付構造を示す平面断面
図である。図示するように、ガードバー1は平面視U字
形の金属製パイプで形成され、両端部に雄ネジ部1aを設
けてある。一方、キャビネットの棚部2の上方縁部に
は、左右両側にガードバー1の雄ネジ部1aを挿通する取
付孔3を穿設してある。そして、この取付孔3の裏面側
から補強プレート4を介してナット5でガードバー1の
雄ネジ部1aを締着し、その後キャビネットの背面を合板
6で覆設してある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のガードバーには次のような問題
点があった。
ガードバーに物が当たったり振動が影響するなど、
ミラーキャビネットを使用しているうちに、ガードバー
を締着しているナットが弛んで、ガードバーがガタつく
という欠点があった。
また、ガードバーがガタついたり破損しても、ミラ
ーキャビネットは躯体側に据え付けられているので、正
面からの締め直し作業や交換作業といった、修理,交換
が不可能であった。
さらに、補強プレートやナットを用いるなど部品点
数が多くなり、また組立工数も多くなるという問題点が
あった。
材料が高価であったり工数や部品点数が多いことか
らコスト高になる難点があった。
この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ミ
ラーキャビネット組立後の取り付けが簡単かつ強固に行
え、交換も容易に行えて低コストなミラーキャビネット
棚部のガードバーを提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記課題を解決するために、合成樹脂から
なる帯状体をU字形に曲げて形成したU字形ガードバー
(20)の両端部の外側面(20b)に、該外側面(20b)か
らそれぞれ突出し上端に該外側面(20b)に沿った溝部
(21b)と下端部に上方へ向けて段状の第二段差部(21
d)および第一段差部(21c)とを形成した掛止部(21)
を設けて成り、 前記U字形ガードバー(20)の左右の軸(20c)に加
えたねじり応力で前記掛止部(21)の溝部(21b)をミ
ラーキャビネット(A)の棚部(10)上方に設けた左右
の取付孔(30)の取付孔上縁肉厚部(30a)に嵌入する
と共に、前記掛止部(21)の下端の第二段差部(21d)
を前記取付孔(30)の取付孔下縁肉厚部(30b)に乗せ
て前記掛止部(21)を前記取付孔(30)に掛止し、ま
た、この掛止状態において、前記左右の軸(20c)に加
えたねじり応力で前記掛止部(21)の溝部(21b)を前
記ミラーキャビネット(A)の左右の取付孔(30)の取
付孔上縁肉厚部(30a)から取外し掛止状態を解除する
ミラーキャビネットの棚部ガードバーを構成したもので
ある。
〔作用〕 この考案によれば、ミラーキャビネットの正面におい
て、ガードバーの掛止部をミラーキャビネットの取付孔
に嵌入し、ガードバーを捩じりながら取付孔に掛止する
だけでガードバーの取り付けが可能となる。また、取付
状態にあるガードバーは、ミラーキャビネットの正面か
らそれを捩じって掛止部と取付孔との掛止状態を解け
ば、ガードバーの取り外しが可能となる。
〔実施例〕
この考案に係る一実施例を図面に基づいて説明する。
図面の第1図はミラーキャビネットの正面図、第2図は
同ミラーキャビネットの側面図、第3図は第1図III-II
I線矢視図、第4図は第1図IV-IV線矢視図、第5図はガ
ードバーの平面図、第6図は同ガードバーの側面図、第
7図は第3図VII-VII線矢視図である。
ミラーキャビネットAは第1図および第2図に示すよ
うに、ポリスチレンなどの合成樹脂製であり、化粧品や
シャンプーを載置する上下の棚10や、歯ブラシ,歯磨き
などが入る扉付き収納棚11等を一体的に型成形してあ
る。そして、上下の棚10のガードバー20や化粧鏡12,照
明器具13,収納棚11の扉11a等を後付けしてある。また、
ミラーキャビネットAを洗面所に取り付ける場合には、
図示はしないがミラーキャビネットAの下部に陶器やホ
ーロー製の洗面器を備えた洗面化粧台を取り付ける形態
である。
前記上下の棚部10は第3図および第4図に示すよう
に、窪み部10aの下部から前方にそれぞれ突出してお
り、その僅か上方の窪み側面10bの両側には、左右2個
所の取付孔30をそれぞれ穿設してある。この取付孔30は
長四角形に形成し、前記ガードバー20の掛止部21が掛止
されるようになっている。
上記ガードバー20は、剛性を高めるためにABS樹脂を
採用してあり、第5図および第6図に示すように帯状体
を平面視U字形に形成してある。このガードバー20の対
向する二辺は、先端に向かうにつれて僅かに広がる形態
にし、内向き外向きに撓んだり、捩じり方向にも撓むよ
うになっている。そして、ガードバー20の両側先端部に
は、第3図および第5図に示すように、対面する内側に
折れる段差部20aからその先端側に延びる外側面に、ミ
ラーキャビネットAの窪み側面10bと面接触させる取付
面20bを形成してある。この両取付面20bには、前記取付
孔30に掛止する掛止部21が、型成形によってガードバー
20と一体的に設けられている。
この掛止部21は、第5図ないし第7図に示すように相
決形をなし、ガードバー20の両側の外側面である両側取
付面20bに左右対称に設けられている。第7図に示すよ
うに、掛止部21は上部のフック部21aと取付面20bとの間
で上方に開口する溝部21bを形成する態様に設けられ、
そのフック部21aの上部にはガードバー20の上部より高
い位置にある。上記溝部21bは取付孔30の上縁肉厚部30a
を嵌入するようにテーパー状に広がっており、また、フ
ック部21aの外側角部は取付孔30に嵌入し易いようにア
ール形状にしてある。
一方、掛止部21の下部は第一段差部21cと第二段差部2
1dの二段の階段状に形成してあり、それぞれの角部は取
付孔30に嵌入し易いようにアール形状にしてある。この
第二段差部21dは掛止部21が取付孔30に掛止されたとき
には、取付孔30の下縁肉厚部30bに乗っかって外れない
ようにストッパーの作用をする。そして、上記フック部
21aの上部から第一段差部21cまでの長さL1は、前記取付
孔30の長さL2より稍短い長さにしてある。また、溝部21
bの深さと第一段差部21cから第二段差部21dまでの長さ
は、等しい長さにしてある。
以上のように構成したガードバー20の取付手順を説明
する。第8図(a)ないし第8図(d)はガードバーの
取付手順を示す説明図である。
まず、掛止部21のフック部21aを上向きにし、ガード
バー20の先端側を前方にして、ミラーキャビネットAの
取付孔30に接近させる。第8図(a)に示すように、片
側の掛止部21を矢印で示す水平方向から取付孔30に近づ
けて、さらに第8図(b)に示すように、フック部21a
上部と第一段差部21cを取付孔30に位置させる。この状
態のガードバーを、第4図において仮想線20′で示す。
続いて、第8図(c)に示すようにガードバー20の先端
側を持って溝部21bの方向に捩じりながら押し上げる。
つまり、このときには第8′図に示すように、捩じられ
たガードバー20の片側(例えば左側)の軸20cにねじり
応力τが生じている。なお、第8′図には、ガードバー
20の他側(すなわち右側)の軸20cも捩じって他側の軸2
0cにもねじり応力τが生ずる場合を図示してあるが、ガ
ードバー20の片側の軸20cのみを捩じった場合は片側の
軸20cのみにねじり応力τが生ずる。この状態のガード
バーを、第4図において仮想線20″で示す。すると、掛
止部21の溝部21bが取付孔30の上縁肉厚部30aに嵌入され
るとともに、第一段差部21cから第二段差部21dが取付孔
30の下縁肉厚部30bに沿って移動し、第8図(d)に示
すように取付孔30の上縁肉厚部30aは溝部21bに嵌入し、
また第二段差部21dは取付孔30の下縁肉厚部30bに乗っか
った状態で緊密に掛止される。この状態のガードバー
を、第4図において実線20で示す。
他側の掛止部21は、上記手順と同様に取り付けること
になるが、片側の掛止部21が取付孔30に掛止されている
ので、他側の掛止部21は取付孔30の位置からズレてい
る。この他側の掛止部21側を持って、上記同様の手順で
ねじり応力τを加えて取り付ければよい。もっとも、ガ
ードバー20の両側の掛止部21を、左右両側の取付孔30に
同時に取り付けてもよいし、フック部21aを下向きにし
て、上記実施例とは上下逆さの態様でガードバー20を取
り付けてもよい。そして、上記とは逆の操作を行えば、
ガードバー20の掛止部21が取付孔30から抜脱できる。
なお、上記実施例において、取付孔30は窪み側面10b
の両側に各1個所づづ形成した例を示したが、その上方
にも取付孔を形成して複数段にし、棚部の上方に複数の
ガードバーを取り付けるようにしてもよい。これによ
り、高さの高い容器の落下防止が図れる。また不用の取
付孔は、着脱自在な適宜のキャップ等で塞いで、ミラー
キャビネットの外観を損なわないようにすればよい。
一方、取付孔は窪み側面に形成したが、窪み部から立
ち上がった縁部に形成してもよい。この場合には、掛止
部の位置をガードバーの前端部に設けるようにすればよ
い。さらに、ガードバーは先端に向かうにつれて広がっ
た形態であり、取り付けに際して内向きに撓ませて両側
の窪み側面に位置されるので、広がる方向に付勢力が作
用して取付状態を一層強固にするが、これに限らず二辺
が平行なガードバーであってもよいことは勿論である。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成したので、次のような効
果を奏する。
ミラーキャビネットに形成した取付孔の取付孔上縁肉
厚部にガードバーの掛止部の溝部を嵌入し掛止部の下端
の第二段差部を取付孔下縁肉厚部に乗せて掛止するの
で、ガードバーの取付作業が簡単であると共に、ガード
バーがガタつくことなく強固に取り付けされ得る。ま
た、ガードバーは着脱自在なので、破損などによる交換
作業が容易に行えるものである。さらに、ガードバーは
合成樹脂製であり、部品点数が少なく組立工数も少なく
てすみ、取付が簡単なことはもとより、従来に比べて1/
4の低コストで提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例に係り、第1図はミラーキャ
ビネットの正面図、第2図は同ミラーキャビネットの側
面図、第3図は第1図III-III線矢視図、第4図は第1
図IV-IV線矢視図、第5図はガードバーの平面図、第6
図は同ガードバーの側面図、第7図は第3図VII-VII線
矢視図、第8図(a)ないし第8図(d)はガードバー
の取付手順を示す説明図である。第8′図はガードバー
をミラーキャビネットに取付ける際、ガードバーの左右
の軸に加えるねじり応力を示す図、第9図は従来のガー
ドバーの取付構造を示す平面断面図である。 A……ミラーキャビネット 10……棚部、10b……窪み側面 20……ガードバー、20a……段差部 20b……取付面(外側面)、21……掛止部 21a……フック部、21b……溝部 21c……第一段差部、21d……第二段差部 30……取付孔 30a……取付孔上縁肉厚部 30b……取付孔下縁肉厚部 20c……軸 τ……ねじり応力

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂からなる帯状体をU字形に曲げて
    形成したU字形ガードバー(20)の両端部の外側面(20
    b)に、該外側面(20b)からそれぞれ突出し上端に該外
    側面(20b)に沿った溝部(21b)と下端部に上方へ向け
    て段状の第二段差部(21d)および第一段差部(21c)と
    を形成した掛止部(21)を設けて成り、 前記U字形ガードバー(20)の左右の軸(20c)に加え
    たねじり応力で前記掛止部(21)の溝部(21b)をミラ
    ーキャビネット(A)の棚部(10)上方に設けた左右の
    取付孔(30)の取付孔上縁肉厚部(30a)に嵌入すると
    共に、前記掛止部(21)の下端の第二段差部(21d)を
    前記取付孔(30)の取付孔下縁肉厚部(30b)に乗せて
    前記掛止部(21)を前記取付孔(30)に掛止し、また、
    この掛止状態において、前記左右の軸(20c)に加えた
    ねじり応力で前記掛止部(21)の溝部(21b)を前記ミ
    ラーキャビネット(A)の左右の取付孔(30)の取付孔
    上縁肉厚部(30a)から取外し掛止状態を解除すること
    を特徴とするミラーキャビネットの棚部ガードバー。
JP13635089U 1989-11-25 1989-11-25 ミラ―キャビネットの棚部ガ―ドバ― Expired - Lifetime JP2512505Y2 (ja)

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