JPH0731708U - 倉庫設備 - Google Patents

倉庫設備

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Publication number
JPH0731708U
JPH0731708U JP6478593U JP6478593U JPH0731708U JP H0731708 U JPH0731708 U JP H0731708U JP 6478593 U JP6478593 U JP 6478593U JP 6478593 U JP6478593 U JP 6478593U JP H0731708 U JPH0731708 U JP H0731708U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
roller
rack
forklift
shelf
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6478593U
Other languages
English (en)
Inventor
一嘉 三角
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラックフォークリフトの転倒事故を防止可能
な倉庫設備を提供する。 【構成】 断面L字状のガイド部材22と、このガイド部
材22の上端に沿って前方に突出させた支持部材23からな
るガイドレール24を棚11の前面下部に沿って配設し、ラ
ックフォークリフトの走行車体31の下部に、縦軸心回り
に回転し、ガイド部材22に案内される第1ガイドローラ
81と、その軸受部82に設けた水平軸心回りに走行車体31
の進行方向に回動する第2ガイドローラ82からなるクロ
スローラ83を設ける。 【効果】 進入経路21の路面の精度、または作業員によ
る誤操作により、ラックフォークリフト20に傾きが発生
した場合、クロスローラ83の第2ガイドローラ82が、ガ
イドレール24に突設された支持体23に支持されることに
より、その傾きは支持され、よってラックフォークリフ
ト20の転倒を防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は複数の荷収納空間を備えた棚と、前記荷収納空間に対して荷の入出庫 を行うラックフォークリフトを備えた倉庫設備、特にそのラックフォークリフト の転倒防止手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の上記倉庫設備は、たとえば図5に示すように、一対の並設された棚1と ラックフォークリフト2からなる。棚1には、上下方向ならびに横方向にそれぞ れ複数の荷3の荷収納空間4が形成され、さらにラックフォークリフト2の進入 経路5側の下部に、進入経路5に沿って、図6に示すように、垂直な前面(進入 経路5側)を有す、断面L字状のガイドレール6が配設されている。ラックフォ ークリフト2は、荷3の入出庫を行う目的の棚1側のガイドレール6に沿って進 入経路5に出退する走行本体7と、棚1の荷収納空間4に対して出退するフォー ク装置8と、このフォーク装置8を昇降するリフト装置9から構成されている。 走行本体7には、その両側面の前部と後部にそれぞれ、図6に示すように、縦軸 心回りに回転するガイドローラ10が突設され、このガイドローラ10により走行車 体7を棚1のガイドレール6に案内させて棚1との間隔を確保している。
【0003】 この従来の構成による荷収納空間4に対する入出庫作業は、走行車体7をガイ ドローラ10により荷3の入出庫を行う目的の棚1のガイドレール6に案内させて 進入経路5に進入させ、目的の荷収納空間4位置にフォーク装置8を対向させて 停止させ、続いてリフト装置9によるフォーク装置8の昇降動と、フォーク装置 8の出退動を組合せて行うことにより行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の構成によると、進入経路5の路面の精度や、作業員の入出庫 作業時の誤操作、たとえば荷役操作と走行操作の同時操作によって、転倒事故を 起こしてしまうという問題があった。
【0005】 本考案は上記問題を解決するものであり、ラックフォークリフトの転倒事故を 防止可能な倉庫設備を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の倉庫設備は、複数の荷収納空間を備えた棚 と、前記棚の前面に沿って移動し、前記荷収納空間に対して荷の入出庫を行うラ ックフォークリフトを備えた倉庫設備であって、ガイド部材と、このガイド部材 の上端に沿って前方に突出させた支持部材からなるガイドレールを前記棚の前面 下部に沿って配設し、前記ラックフォークリフトの下部に前記ガイドレールのガ イド部材に案内されるローラを設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
上記考案の構成によると、ラックフォークリフトは、ローラによりガイドレー ルのガイド部材に案内されて目的の荷収納空間位置に移動し、荷収納空間に対し て荷の入出庫を行う。また、進入経路の路面の精度や、作業員の入出庫作業時の 誤操作により発生するラックフォークリフトの傾きは、ローラとガイドレールの 支持部材が当接することで支持され、転倒が防止される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図4に基づいて説明する。 図示するように、棚11は、所定間隔置きに立設したポスト12と、奥行方向で隣 接したポスト12に亘って配設されかつ横方向に突出する荷受け材13などにより枠 組み状に形成されており、以て上下方向ならびに横方向にそれぞれ複数の荷収納 空間14を形成している。前記荷受け材13に載置自在なパレット15は、上下の支持 板部16と、複数本(3本)の桁部17とからなり、以て一対のフォーク挿入部18を 形成している。なおパレット15は荷物19を支持自在となる。前記棚11は、ラック フォークリフト20の進入経路21を挟んで一対が並設され、また棚10にはそれぞれ 、図1に示すように、垂直に前面を有す、断面L字状のガイド部材22と、このガ イド部材22の上端に沿って前方に突出させた支持部材23からなるガイドレール24 がその前面(進入経路5側)下部に沿って配設されている。
【0009】 ラックフォークリフト20は、その走行車体31の前部に、左右一対のマスト(外 マスト)32と、このマスト32の内側に支持され、昇降動される左右一対の昇降マ スト(内マスト)33からなるリフト装置34を設け、昇降マスト33に、このマスト 33の両側面に固定したガイドレール35にローラ36を介してガイドされる昇降体37 を設けるとともに、この昇降体37にフォーク装置41を設けている。
【0010】 このフォーク装置41を詳細に説明する。 図4に示すように前記フォーク装置41は、前記昇降体37側に設けたガイド装置 42と、このガイド装置42に対して走行方向に離れて(前方に)位置しかつガイド 装置42に支持案内されて横方向に移動自在な可動体43と、この可動体43に取り付 けられたフォーク体44と、昇降体37と可動体43との間に設けた出退動装置45とに より構成されている。
【0011】 すなわちガイド装置42は、昇降体37の前面に固定した上下一対のガイド体(ガ イドレール)47により構成され、これらガイド体47はチャンネル材からなり、そ の開放部を上下で相対向する方向に向けるとともに、長さ方向が、走行方向に対 して直交状の左右方向(横方向)として配設してある。
【0012】 前記可動体43は、両ガイド体47の前方間に位置する縦枠体49と、この縦枠体49 の上部から前方へ連設した前後枠体50と、縦枠体49の上下端から後方へ連設した ブラケット51と、これらブラケット51に縦ピン52を介して取り付けられかつ前記 ガイド体47に嵌合する一対のガイドローラ53と、前記縦枠体49の中間部から後方 へ連設した横ピン54を介して取り付けられかつ下位のガイド体47側に上方から載 置された支持ローラ55などにより構成される。
【0013】 前記フォーク体44の本体57は、縦向きの平枠状であって、その後面側に取り付 けた縦軸58を、前後枠体50の遊端部に設けた旋回軸受け59で支持することにより 、昇降体37側に対して縦軸心60の周りに180度回動自在としている。そして縦 軸58の上部に受動歯車61を固定し、この受動歯車61に、前後枠体50に設けた旋回 装置(モータなど)62に連動した駆動歯車63を噛合させている。さらに本体57の 前面側には、左右一対のフォーク64が配設されている。
【0014】 前記出退動装置45は、両ガイド体47の相対向した面に敷設されかつ歯を前方に 向けた上下一対のラック66と、前記縦枠体49に旋回軸受け67を介して支持した縦 方向の回転軸68と、この回転軸68の上下端に固定されかつ対応したラック66に常 時噛合する上下一対のピニオン69と、前後枠体50に設けたスライド装置(モータ など)70と、このスライド装置70の出力軸に取り付けられかつ上位のピニオン69 に常時噛合する駆動歯車71などにより構成される。なお下位のピニオン69の上面 に前記支持ローラ55が載置される。
【0015】 これによりフォーク体44は、可動体43と一体に移動して左右方向(横方向)に 出退自在となり、その突出により、棚11内や受け台上にあるパレット15のフォー ク挿入部18に突入自在となる。
【0016】 また走行車体31の後部に、作業員の運転席73とリフト装置34の操作レバー74が 設けられ、また走行操作手段としてハンドル75、アクセルレバーなど(図示せず )が設けられ、内部にドライブモータや油圧装置やバッテリ(いずれも図示せず )などが設けられている。さらに後部上方にはヘッドがード76が設けられている 。
【0017】 また、走行車体31の両側面下部にはその前部と後部にそれぞれ、図1に示すよ うに、縦軸心回りに回転し、ガイドレール24のガイド部材22に案内される第1ガ イドローラ81と、その軸受部82に設けた水平軸心回りに走行車体31の進行方向に 回動する第2ガイドローラ82からなるクロスローラ83が、断面L字状の部材(ロ ーラ支持部材)84に支持されて突設されている。走行車体31は、両側面の第1ガ イドローラ81により両側の棚11のガイドレール24に案内されて進入経路21に進入 している。なお、棚1の間隔を、ガイドレール24のガイド部材22の突出した幅と 、ラックフォークリフト20のクロスローラ83の突出部を含む幅に若干の余裕をも たせた幅としている。
【0018】 上記構成により、作業員は、入庫作業時は、まずハンドル75、アクセルレバー などを操作することによって、走行車体31を走行させて入庫位置まで移動させ、 操作レバー74を操作することにより昇降マスト33、および昇降体37を昇降動させ 、すなわちフォーク装置41を昇降動させ、フォーク体44を回転動させ、さらに左 右方向(横方向)に出退動させて、前記入庫位置に載置されたパレット15の掬い 動作を行い、続いて入庫する棚11の荷収納空間14の向きにフォーク体44を回転動 させ、フォーク体44が走行車体31の横幅内に収まるように左右方向(横方向)に 退動させる。続いて、走行車体31を走行させて進入経路21に入り、第1ガイドロ ーラ81がガイドレール24のガイド部材22に案内されるように、走行車体31を走行 させ、目的の荷収納空間14にフォーク体44が対向するように停止させる。そして 、操作レバー74を操作することにより、昇降マスト33、および昇降体37の昇降動 とフォーク装置41のフォーク体44の出退動の組合せ動作を行い、目的の荷収納空 間14へ対して荷19の卸し動作をさせる。
【0019】 また、出庫作業時は、出庫する棚11の荷収納空間14の向きにフォーク体44を回 転動させ、フォーク体44が走行車体31の横幅内に収まるように左右方向(横方向 )に退動させる。続いて、走行車体31を走行させて進入経路21に入り、第1ガイ ドローラ81がガイドレール24のガイド部材22に案内されるように、走行車体31を 走行させ、目的の荷収納空間14にフォーク体44が対向するように停止させる。そ して、操作レバー74を操作することにより、昇降マスト33、および昇降体37の昇 降動とフォーク装置41のフォーク体44の出退動の組合せ動作を行い、目的の荷収 納空間14へ対して荷19の掬い動作を行う。続いて、走行車体31を走行させて進入 経路21から退出させ、目的の出庫位置に移動させ、昇降マスト33、および昇降体 37の昇降動とフォーク装置41のフォーク体44の出退動の組合せ動作により出庫位 置に卸し動作を行う。
【0020】 また、進入経路21の路面の精度、または作業員による誤操作により、ラックフ ォークリフト20に、たとえば上方への傾きが発生した場合、図1に示す一方の側 面のクロスローラ83の第2ガイドローラ82が、ガイドレール24に突設された支持 体23に支持されることにより、その傾きは支持され、また逆に下方への傾きが発 生した場合、他方の側面のクロスローラ83の第2ガイドローラ82が、同様に他方 のガイドレール24に突設された支持体23に支持されることにより、その傾きは支 持され、よってラックフォークリフト20の転倒が防止される。
【0021】 このように、棚11の下部前面に沿ってガイドレール24を敷設し、ラックフォー クリフト20の下部にクロスローラ83を設けることにより、ラックフォークリフト 20の転倒を防止でき、作業員の安全を図ることができる。また、ラックフォーク リフト20の傾き時、クローラローラ83の第2ガイドローラ82が当接することによ り、当接時の摩擦音が消音され、騒音を防止できる。
【0022】 なお、本実施例では、クロスローラ83を使用しているが、第2ガイドローラ82 を不要として、第1ガイドローラ81の軸受上部、または回転軸上部がガイドレー ル24の支持体23に当接するようにしてもよい。
【0023】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、ラックフォークリフトは、ローラによりガイド レールのガイド部材に案内されて目的の荷収納空間位置に移動し、荷収納空間に 対して所定の間隔を確保して荷の入出庫を行うことができるとともに、進入経路 の路面の精度や、作業員の入出庫作業時の誤操作により発生するラックフォーク リフトの傾きを、ローラとガイドレールの支持部材が当接することで支持するこ とができ、ラックフォークリフトの転倒を防止でき、作業員の安全を図ることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における倉庫設備の棚とラッ
クフォークリフトの要部側面図である。
【図2】同倉庫設備の一部側面図である。
【図3】同倉庫設備の一部平面図である。
【図4】同倉庫設備のラックフォークリフトのフォーク
装置の斜視図である。
【図5】従来の倉庫設備の一部平面図である。
【図6】従来の倉庫設備の棚とラックフォークリフトの
要部側面図である。
【符号の説明】
11 棚 14 荷収納空間 15 パレット 19 荷 20 ラックフォークリフト 21 進入経路 22 ガイド部材 23 支持部材 24 ガイドレール 31 走行車体 34 リフト装置 37 昇降体 41 フォーク装置 43 可動体 44 フォーク体 81 第1ガイドローラ 82 第2ガイドローラ 83 クロスローラ 84 ローラ支持部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の荷収納空間を備えた棚と、前記棚
    の前面に沿って移動し、前記荷収納空間に対して荷の入
    出庫を行うラックフォークリフトを備えた倉庫設備であ
    って、 ガイド部材と、このガイド部材の上端に沿って前方に突
    出させた支持部材からなるガイドレールを前記棚の前面
    下部に沿って配設し、前記ラックフォークリフトの下部
    に前記ガイドレールのガイド部材に案内されるローラを
    設けたことを特徴とする倉庫設備。
JP6478593U 1993-12-03 1993-12-03 倉庫設備 Withdrawn JPH0731708U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6478593U JPH0731708U (ja) 1993-12-03 1993-12-03 倉庫設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6478593U JPH0731708U (ja) 1993-12-03 1993-12-03 倉庫設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0731708U true JPH0731708U (ja) 1995-06-16

Family

ID=13268237

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JP6478593U Withdrawn JPH0731708U (ja) 1993-12-03 1993-12-03 倉庫設備

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JP (1) JPH0731708U (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980305