JPH07317012A - 人工芝競技場及びその施工方法 - Google Patents

人工芝競技場及びその施工方法

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JPH07317012A
JPH07317012A JP13484094A JP13484094A JPH07317012A JP H07317012 A JPH07317012 A JP H07317012A JP 13484094 A JP13484094 A JP 13484094A JP 13484094 A JP13484094 A JP 13484094A JP H07317012 A JPH07317012 A JP H07317012A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天然の土壌地盤をそのまま利用し、この上に
天然の芝生と同様のクッション性をもたせ、激しい運動
に対しても、表面に皺や凹凸変形のない人工芝を形成
し、雨水の透過性が良好で競技場地盤の天然の生態系を
破壊しない方法とする。 【構成】 競技場とすべき地盤の全面にロック材原反1
5を敷き、これに砂を充填する。次に透水性のある人工
芝原反10を敷く。次に人工芝原反10を引張り緊張さ
せ、止め釘21で地盤に仮止めする。順次四方に人工芝
原反10を縫合わせ、前記方法をくり返し、人工芝原反
10を順次拡げ最後に周辺のみと競技場の周縁部17を
地盤30に固定する。このようにして太鼓状に人工芝層
10aを張設し、自然の生態系を破壊せず天然芝に近い
クッション性を持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は野球場、陸上競技場の
フィールド、サッカー場、ホッケー場、テニスコート、
ゲートボール場、ゴルフのティーグランド、ゴルフのグ
リーン、幼稚園の庭、小学校のグランド、体育館の舗装
床などに人工芝を敷設する施工方法及び人工芝競技場に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来人工芝で競技場を形成する方法とし
ては、地盤表面をアスファルトコンクリート等で平滑舗
装仕上げした表面に、弾性ゴムマットを敷き込み、この
上に人工芝原反を接着して施工している。従って雨水を
透過しないため、排水のために表面を傾斜させているの
が一般である。
【0003】しかしながら、地盤がアスファルトコンク
リートで形成されるため、ゴムマットが敷き込まれてい
るとは云え天然の土壌とは異なるクッション特性であ
り、強い衝撃に対しては、ゴムマットの緩衝効果は殆ど
期待出来ないし、また競技場全面に雨水が透過にないた
め、土中の生態系を破壊し、地下水を枯渇させるおそれ
がある。
【0004】また競技場が不要になったときには、前記
のアスファルトコンクリート舗装を撤去するには莫大な
費用と時間を要し、生態系を再生させるまでの年月も相
当長時間を要する。また競技場そのものがコンクリート
舗装されている場合においては、この上に施工しても、
天然の土壌に近い感触の人工芝競技場を得ることは殆ど
はできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は施工面に雨
水などの透水性を保持し、自然の地盤をそのまま活用
し、生態系を破壊しないこと。競技場のクッション性は
自然の土壌に近い状態とすること。激しい競技によって
も人工芝は偏ったり皺が出来ないこと、下地に用いる砂
層が競技や雨水で移動しないこと。最後に競技場が不要
となったとき、簡単に自然の地層に戻るようにすること
である。また、他の目的としては、舗装面上にも天然芝
面と同等の感触とクッション性と支持力を有し、砂層の
流失がなく、激しい運動にも充分に耐える競技場を得る
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
にこの物の発明は敷設すべき敷地の地盤表面に砂詰めし
た粗い不織布状の合成繊維製のロック材層があり、この
表面に合成繊維よりなり、編地、織地のうちの一種より
なる透水率が80%以上の人工芝層が形成してあり、こ
の人工芝層は人工芝原反が相隣る人工芝原反と順次縫合
したものであり、全人工芝原反は面方向に緊張させた状
態でその周縁部が前記敷地の周辺部に固定してあること
を特徴とする人工芝競技場とする。
【0007】また前記の課題を達成するために敷設すべ
き敷地の地盤上全面に粗い不織布状の合成繊維製のロッ
ク材原反を10乃至30mmの厚さに敷設し、これにロ
ック材原反の厚み相当に砂を目詰めし、ロック材層を成
形する第1工程。前記第1工程の砂を詰めたロック材原
反上であって敷地の任意の位置に所望の面積の合成繊維
より編成乃至織成した人工芝原反を少なくとも2枚隣接
して敷き、これらの1側縁を継目を縫合した後、これら
人工芝原反を外方に引張力を加え、皺を除去して、これ
らを止め釘で地盤に仮固定する第2工程。以後、これら
に順次人工芝原反を隣接縫合して、順次幅及び長さ方向
に引っ張り力を加えて、止め釘で仮止めする方法を繰り
返して敷設すべき敷地全面に人工芝原反を連ねて敷設
し、その周辺を前記敷地の周辺に引張力を保持したまま
強固に固定する第3工程。第3工程の途中乃至全人工芝
原反敷設終了後の間に内側位置の人工芝原反を仮固定し
た止め釘を抜き取る方法。以上第1工程乃至第3工程と
一つの方法よりなることを特徴とする人工芝競技場の施
工方法とする。
【0008】また前記の課題を達成するために前記の競
技場が人工芝競技場の施工方法において、前記人工芝原
反を最初に敷設する任意の位置とは、前記敷地の概ね中
心部であることを特徴とすることが好ましい。
【0009】前記の課題を達成するために敷設すべき敷
地の地盤上全面に粗い不織布状の合成繊維製のロック材
原反を10乃至30mmの厚さに敷設し、これにロック
材原反の厚み相当に砂を目詰めする第1工程。この砂詰
めされたこれにロック材原反の上で人工芝原反を順次隣
接して並べ、これら相隣接する人工芝原反を順次縫合
し、前記敷設すべき敷地の地盤の面積まで前記人工芝原
反面積を拡げる第2工程。これら縫着接合した全人工芝
原反の周辺を外方に引っ張り、これを緊張させて周辺を
地盤に固定する第3工程。以上第1乃至第3工程よりな
ることを特徴とする人工芝競技場の施工方法とする。
【0010】また前記の課題を達成するために前記の競
技場が人工芝競技場の施工方法において、前記敷設すべ
き地盤がセメント乃至アスフアルトコンクリート地盤で
あり、前記と同様のロック材原反を敷設し、これに粘土
質を含んだ山砂を目詰めし、この上に前記第1工程乃至
第4工程及び仮り止め釘を抜く方法を施すことを特徴と
することが好ましい。
【0011】また前記の課題を達成するために前記の競
技場が人工芝競技場の施工方法において、前記ロック原
反はその構成する合成繊維のデニール数が数百乃至数
千、長さ50乃至150mmの合成繊維フイラメントに
若干のクリンプ加工を施したものを接着剤により粗い不
織布状に結合したものであり、厚さ10乃至30mm、
重さは厚さ10mmで1m平方のものが0.5kg乃至
1kgとしたものを用いる方法であることを特徴とする
ことが好ましい。
【0012】また前記の課題を達成するために前記の競
技場が人工芝競技場の施工方法において、人工芝原反
は、その地組織2.54cmにおいてゲージ数及びコー
ス数共に、3乃至10の編み地であり、透水率が80%
以上のものを用いる方法であることを特徴とすることが
好ましい。
【0013】
【作用】特定発明である請求項1記載の物の発明の作用
を述べる。前述のように構成しているから殆どの雨水は
人工芝層を透過し、これらの繊維の間及びその下層の砂
層に保水され、雨量が多ければ大地まで浸透する。晴天
となれば、大地、砂層及び人工芝層に保水されていた水
分は人工芝層を通して蒸発する。
【0014】また多量の雨が降ったとしても砂は前記ロ
ック材層の繊維及び人工芝層で押さえられているから流
失しない。また強風が吹いたとしても、ロック材原反の
中の砂はロック材層を構成している各繊維及び、人工芝
層で覆われているから、これらで前記砂の飛散を阻止
し、砂埃の発生を防止する作用をなす。またこの競技場
は、天然の芝、雑草なども充分に育成する作用を為す。
【0015】この人工芝面は面方向に若干緊張されてお
り、かつ下層の砂詰めしたロック材層の表面との摩擦力
により、人工芝の裏面は砂詰めロック材原反と密着積層
状態となっており、競技者がこの上で激しい運動をした
とき、一時的に一部の人工芝が水平方向に移動するが、
全体として緊張状態であるから、その部分の外力が除去
されれば、人工芝は元の状態に復帰する。また、面と直
角方向の衝撃は、人工芝原反とその下層の砂詰めされた
ロック材原反層で吸収され、かつ砂詰めされたロック材
原反層は荷重に対して充分支持力を発揮し、天然芝面と
ほぼ同等のクッション性と支持力を発揮する。
【0016】
【実施例】
実施例1 請求項1記載の発明の人工芝競技場を施工する請求項
2、請求項3、請求項6及び請求項7記載の発明を含む
方法の実施例について説明する。先ず使用する人工芝原
反10の構造を説明する。前記人工芝原反は耐候性のあ
る合成繊維よりなる引張り強度の強い例えば66ナイロ
ン糸を用い、その地組織11はラッセル編よりなる編地
であり、編み糸12のデニール数1500のものを用
い、25.4cm間のゲージ数6とし、25.4cmの
コース数8として、全体として網目形状をしており、パ
イル糸13としては、断面異形の扁平のものを用いたカ
ットパイルとしてある(図2参照)。この編み糸の材質
は前述の例示に限定されず、他の合成繊維又は数種の繊
維の混紡又は混燃糸であってもこの発明の合成繊維に含
まれる。
【0017】前述の編み糸12のデニール数は1000
乃至3000デニールのものでも、また網目の大きさ
も、各ゲージ及びコース共に2乃至10の範囲まで増減
変更しても、この発明の実施例に含まれる。
【0018】この人工芝原反10は形態保持のために、
裏面よりラテックス系若しくはエラストマ樹脂液を塗布
し、各網目を固着し形態を保持する。このようにして形
成した形成した人工芝原反10の透水性は凡そ90%で
ある。人工芝原反10は通常幅100乃至200cm長
さ40m乃至80mのものを用い、施工前はこれをロー
ル状に巻いておく。
【0019】次にロック材原反15の構造を説明する。
このロック材原反15は、デニール数が数百乃至数千の
合成繊維16が混合したものであって、例えば合成樹脂
のフイラメントに多少のクリンプ加工を施した後、50
乃至150cmにカットしたものを接着剤で結合して、
マット状にしたもので、粗い不織布乃至ヘチマタワシ状
を呈しており、大きさはその幅が100乃至200cm
で長さは10m乃至20mである。前述のロック材原反
15の大きさは単なる例示であって、限定的な意味はな
い(図3参照)。
【0020】重さは10mmの厚みで、1m平方のもの
が0.5乃至1.0kgとしてあり、各繊維の間にはロ
ック材原反15に振動を加えれば、後述の砂20が容易
に目詰め出来る間隙のあるものを用いた。一般に前記ロ
ック材原反15の合成繊維は製綱工場、織物工場などで
発生する構成繊維のフィラメント屑が用いられる。
【0021】次に使用される砂20としては、川砂が最
適であるが山砂、並びに高炉又はキューポラの副産物で
ある水砕化されたスラグを川砂程度に粒度調整したもの
もこの出願における砂20の概念に含まれる。 施工方法 先ず競技場とすべき地盤30の地表を平滑にする。次に
ロック材原反15を前記競技場の全面に敷き詰める。こ
のロック材原反15の上面より砂20を供給し、ロック
材原反15の上面より振動を加えて、砂20をロック材
原反15の繊維16の間隙に充分に目詰めし、表面を平
滑にしてロック材層15aを形成する。砂の量は、前記
ロック材原反の厚み相当分が好ましいがこの厚みより若
干多くてもよい。
【0022】次に砂20を目詰めしたロック材層15a
上に、ロック材原反15の長手方向とは直角方向に、1
枚の人工芝原反10を敷き、この上にもう1枚の人工芝
原反10の裏を上面にして重ねて置き、一辺同士を人工
芝原反10と同程度の強度の糸22で縫合する。例えば
オーバーロックミシンで現場において縫製し継ぎ目14
を形成する(図4参照)。次に上側の人工芝原反10を
翻転して拡げ、これら2枚の人工芝原反10を長手方方
向に及び幅方向に引っ張り力を加えて緊張させ、人工芝
原反10の皺を除去し、それぞれの人工芝原反10の幅
のほぼ中心線上を止釘21によって地盤30に仮に固定
する(図2参照)尤も、止釘21は必要に応じて一枚の
人工芝原反10に対して、2列に用いて仮止めしても、
この発明の実施例に含まれる。
【0023】同様の方法を最初に敷設した人工芝原反1
0の他の辺においても行う。以下、同様の方法を繰返
し、順次相隣する人工芝原反を縫合しては、引張力を外
方に加えて順次周辺の人工芝原反10を止め釘21で地
盤30に仮止めする。
【0024】人工芝原反10の敷設面積がある程度広く
なったところで、敷設面積中の中央部分の止め釘21よ
り順次抜いてゆく。このようにして、ロック材原反15
の上に人工芝原反10が敷設すべき競技場全面に敷設し
たならば、その周縁部17に10cm乃至50cmのピ
ッチで丈夫な結び紐24を取付け、競技場周辺に打ち込
んだアンカー釘23に結び付けて全人工芝原反を競技場
に、恰も太鼓の皮を引張するように競技場の周辺部に固
定する。
【0025】完成した人工芝競技場は、請求項1記載の
発明の実施例となる(図5参照)。即ち、地盤30の上
面に前述のロック材層15aが形成され、この上に人工
芝層10aが面方向に緊張した状態で、周縁部が敷設す
べき地盤30の周辺部に固定された構造となり、個々の
人工芝原反10の継ぎ目14のあるものの四方に引張ら
れて、緊張されているから、継ぎ目14も陵となって表
面に突出したり、溝にならず、また縫い縮み現象も残ら
ず、平滑な面となり、競技場内には全く止め釘21のな
いものに成形される。アンカー釘23の頭が地表に露出
しないようにする。
【0026】実施例2 敷設すべき敷地が余り広くない例えばゴルフのティーグ
ラウンド、ゲートボール場、ミニサッカー場、屋内競技
場などの場合であり、前記請求項4、請求項6又は請求
項7記載の発明を含む実施例である。前記砂詰めしたロ
ック材原反15の上で順次人工芝原反10を縫合し、敷
設すべき敷地面積の大きさにした後、一括して人工芝の
面方向に引っ張り力を加えて、皺を除去した後、この周
縁部17をアンカー釘23で地盤に固定する。
【0027】実施例3 競技場とすべき地盤が従来の方法により、セメントコン
クリート若しくはアスファルトコンクリートで舗装され
ている場合であり、請求項5の方法発明の実施例であ
る。実施例1と異なるところはロック材原反15を2層
又は3層に敷設する量を用意する。砂20としては、下
層に目詰めするものとしては粘度質を含む山砂が最適で
ある。
【0028】ロック材層15aを2層に設ける例を説明
する。まず、舗装された地盤30aの中心部にロック材
原反15を一層敷き、これに山砂20aを目詰めする。
尚舗装された地盤30aには表面より、自然の大地まで
達する直径1cm程の小孔乃至溝を多数分布させ、予め
小孔又は溝に川砂を詰め、透水性地盤としておくことが
好ましい。地盤30aが既に排水勾配が設けてある場合
は、前記小穴乃至溝加工などの排水加工は、必ずしも施
す必要はない。
【0029】次にこの上にもう一層ロック材原反15を
長手方向を交差させて敷き、これには川砂20を目詰め
する。このようにして2層のロック材層15aの上に実
施例1と同様に人工芝原反10を敷設し、周りを外方に
引張り、実施例1の方法と同様に止め釘21で舗装地盤
30に仮止めする。このときに使用する止め釘21はコ
ンクリート用の釘を用いることは云うまでもない(図6
参照)。
【0030】以下、実施例1と同様に2層のロック材層
15aの上に於いて、順次人工芝原反10を縫合して
は、これにも順次引張力を加えて、人工芝原反10が緊
張した状態で、地盤30に仮り止めする。この方法を順
次競技場周辺にまで順次広げて、最後にその周縁部17
を、実施例1と同様にアンカー釘23によって固定する
(図6参照)。全ての実施例において、競技場の周辺に
既に建造物の構造体があるときにはこれに人工芝原反1
0の周辺部を適宜の連結材で連結してもこの実施例に含
まれる。
【0031】前述の人工芝原反10を緊張させる方法は
人力により引っ張っても、或いは適宜の引っ張り機、例
えばウインチ、空気圧シリンダなどを用いてもよく、治
具として、人工芝原反10の縁を掴む顎の大きさを、例
えば幅2m奥行き10cmのものを用い、これで人工芝
原反10の縁の一部を掴み、ウィンチで引っ張り、前記
止め釘21で順次仮止めする。このときの引っ張り力は
その競技場の目的に応じ人工芝原反10の皺が除去され
る程度から、人工芝原反10の引っ張り強度の1/2程
度までの適宜の引っ張り力を与える。
【0032】実施例の作用 実施例1の方法で形成された人工芝競技場は約90%の
透水性を有する人工芝原反10を縫い合わせた人工芝層
10aで表面が覆われているから、雨水は人工芝層10
a及びロック材層15aの目詰めされた砂20層を通過
し、大地である地盤まで透過する。雨量が多い場合にお
いて、雨水が人工芝面を流れるような場合でも砂はロッ
ク材原反15及び人工芝層10aで保護され、殆ど流失
しない作用を為す。また晴天になれば、大地である地盤
中の水分及び砂間隙及び人工芝層10aの繊維間に保水
されていた水分は蒸発する。
【0033】また競技場全面を被覆している人工芝層1
0aは周辺方向に引張力が加えられた状態を保持して周
辺が固定されているから、この上での激しい運動をした
場合人工芝層10aの一部分が水平方向に移動すること
もあるが外力が除去されれば、前記引張力によって、元
に戻る。また前述の外力による水平方向への人工芝層1
0aの移動はこの上での競技者への衝撃を緩衝する作用
をなす。
【0034】実施例2の方法においては、人工芝原反1
0を必要面積全部縫い合わせてから、引っ張り力を加え
て、人工芝原反10を緊張させる方法であるから、止め
釘21による仮止め工程が不要となり、引っ張り工程も
最後に一括して行なう。この実施例2の方法により、完
成した競技場の作用は、実施例1の方法により完成した
競技場と同一の作用を為し、この競技場も請求項1記載
の発明の実施例となる。
【0035】実施例3の方法により、形成された人工芝
競技場も請求項1記載の発明の1実施例であり、この人
工芝競技場においては、地表そのものが、既に舗装され
てはいるがロック材層15aが多層になっているから、
この部分での保水量は、ロック材層15aの1層のもの
よりは2乃至3倍あることになるし、各層ともロック材
原反15で砂20が保持されているから、人工芝層10
a上での競技によっても、ロック材原反15層中の砂2
0がみだりに移動しない作用を為す。また地盤30が舗
装されているが砂詰めしたロック材層15aが2又は3
層であるから、表面の人工芝層10aのクッション性と
相まって、天然芝面に近いクッション性と支持力を有す
る競技場となる作用を為す。
【0036】又多量に降った雨水などは、地盤30たる
舗装面の排水勾配によって流れるが下層のロック材原反
15に目詰めした砂20aは山砂で粘土質を含むから、
或る程度の粘性があり、移動し難く、前記ロック材原反
15の各繊維と相まって流出し難い作用を為す。舗装地
盤30aに小孔を多数分布した透水加工を予め施したも
のにおいてこの小孔群より余剰の水分は大地に浸透す
る。その他の作用は実施例1の方法により形成した人工
芝原反と同様の作用をなす。
【0037】その地表層が粘土層で排水性が悪いとき
は、割石などを敷き詰め、この上に前記のロック材原反
15及び人工芝原反10を前記と同様の方法で敷設する
場合もこの発明の実施例に含まれる。この場合地盤表面
が固くそれ自体緩衝性が全くなく、同様に天然の礫層地
盤の場合などは、前記ロック材原反15を敷設する前
に、地盤表面に透水性のある1乃至3cmの厚みの弾性
シート(例えば孔明きゴムシート)、弾性スポンジシー
トを敷き込む場合もあり、この場合もこの発明の実施例
に含まれる。またこれらの方法で完成した人工芝競技場
は請求項1記載の発明の実施例に含まれる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の人工芝競技場は前述のよ
うに構成し作用を為すから、人工芝層及び砂詰めされた
ロック材層によって、天然の芝と略同程度のクッション
性と支持力を有し、表面の人工芝層は競技場の周辺部で
緊張乃至引張力を加えて固定してあるだけであるから、
人工芝面に硬質の止め釘はなく、安全であり、かつ上で
の激しい競技に対しては、部分的に人工芝面に添った方
向への移動があり、競技者の足への衝撃が緩衝され、か
つ人工芝面への外力が除去されれば、人工芝は面方向に
緊張乃至引張力が加えられているから、競技を継続する
間に、平面状態に復帰し、人工芝面に陵線状の皺が残る
などの不陸現象もなく、また窪みが残ることも殆どな
い。更に継ぎ目部も、前記周辺への引っ張り力のために
平滑となり、この上で球技をする場合においても、不規
則なバウンドも殆ど起こらない。
【0039】また雨水などは人工芝層の透水性が80%
以上であるから殆ど透過し、地盤が大地の場合には、大
地まで雨水が透過し、雨が上がれば、人工芝マットの表
面は殆ど水分のない状態となり、表面がぬかるむこと
も、水たまりができることもなく、競技が直に出来る。
また地盤が大地の場合は前述の通り雨水は勿論空気の流
通もあり、大地の生態系を破壊しない。従ってロック材
原反の砂中に芝の種子などを蒔けば、芝芽は人工芝層を
貫通して上面まで延び充分に育成できる。
【0040】更に多量の雨が降っても雨水が競技場表面
を流れるような事があっても、雨水の流れによる動圧は
前記人工芝層及びロック材の各繊維によって弱められ、
かつ、かつロック材の各繊維は砂の移動を阻止する効果
を奏し、ロツク材中の砂が硫出してしまうことは殆どな
い。また強風が拭いてもロック材中の砂はこの各繊維及
び人工芝層で押さえられて飛散しない。
【0041】また競技場として使用しなくなり、他の目
的として使用したいときには、人工芝原反の周縁の固定
を原反順次外し、各人工芝原反の継ぎ目を離反すれば後
は、各人工芝原反は地盤や、ロック材原反と固定されて
いないから、順次巻き取るなどの作業で剥離できる。ま
た、ロック材原反も、振動を加えながら砂を除去して、
巻取除去でき、これら人工芝原反及びロック材原反を除
去した大地は農地としても直に使用できる。
【0042】また地盤が舗装してある場合においては、
前記の人工芝原反及びロック材原反の除去の後、地盤表
面の砂を除去すれば、元の舗装地盤に復帰される。
【0043】請求項2記載の発明においては、ロック材
原反に砂詰めし、この表面に人工芝原反を、競技場の任
意の部分に少なくとも2枚並べて供給し、これらを縫合
して、これを外方に引張って、順次人工芝原反を緊張さ
て、地盤に順次仮止めする方法であるから、一時に引張
力を加える人工芝原反は単位面の人工芝原反のうち、一
部の幅を単位として順次引張力を加えることができ、一
時にはそれ程大きな引張り力を要さず、簡単に人工芝原
反を緊張さすことができ、最終的に最も外側の縁を競技
場の周辺に固定し、仮止めしていた全ての止め釘を抜き
取れば、相隣る人工芝原反とは相互に引張り合う状態と
なり、全ての単位人工芝原反の緊張状態はほゞ均一化し
た状態となり、恰も大きな太鼓の皮のように競技場に張
設された状態となる。従って下層の砂を目詰めしたロッ
ク材層の上面に前記人工芝原反が張設された状態とな
り、請求項1記載の人工芝競技場が形成できる効果を有
する。
【0044】請求項3記載の発明に於いては、前述の敷
設すべき敷地のほぼ中心部より人工芝原反を敷設し、順
次引っ張り力を加えるから、敷地の中心部に緊張しない
弛緩部が出来るおそれはなく、全体として緊張力の平均
化した人工芝層が形成出来る。
【0045】請求項4記載の発明に於いては、人工芝原
反は全て縫合してから、一括引っ張り力を加えて、周辺
部を地盤乃至周辺の建造物に固定する方法あるから、一
時に加える引っ張り力は大きくなるが、引っ張り工程が
最終工程部に集中し、能率が良く、とくに敷設面積がミ
ニサッカー場、ドッチボールコートなど狭いときには敷
設能率が極めてよい。
【0046】請求項5記載の発明においては、既に競技
場は、セメントコンクリートやアスファルトコンクリー
トで舗装されている場合においても、この上に単にロッ
ク材原反を敷き、砂詰めを2層以上にして請求項2と同
様の方法を行うことにより、人工芝面の状態及びクッシ
ョン性及び支持力は、請求項2記載の発明による競技場
と同等の効果が得られる。
【0047】請求項6記載の発明においては、請求項2
及び請求項3記載の発明の効果に加えロック材によるク
ッション性と支持力に優れ、かつ、目詰めした砂はロッ
ク材及び人工芝層で保護され、ロック材中で砂が大きく
移動し難い競技場が得られる。
【0048】請求項7記載の発明においては、人工芝原
反の地組織が前述の通りのものを用いる方法であるか
ら、完成した競技場の人工芝原反の透水性に優れ、かつ
靴が網目に引っかかる程粗くもなく、長期間使用中にロ
ック材中の砂の一部が沈下、若しくは不陸が生じたとし
ても、人工芝原反の周縁部の固着を外し、人工芝原反を
めくって補修出きることは云うまでもない。
【0049】実施例1の方法の効果 前述のようにロック材原反15を敷設すべき敷地全体に
敷き詰め、砂詰を施した後人工芝原反10をその上に重
ねる方法であるから、ロック材原反表面の砂面の平坦度
が正確に形成出来る。また各人工芝原反10は縫合後、
緊張させるから、仮に継ぎ目部14に縫い縮み現象があ
っても、この部分が緊張することによって、平滑とな
る。
【0050】またロック材原反15と人工芝原反10の
長手方向を相互に直交させる方法を採用する実施例に於
いては、敷設途中に於いても、また敷設後においても、
人工芝原反10の下側でロック材原反15が移動し難
い。
【0051】また敷設面積が広がるにつれ、内側の人工
芝原反10に使用した仮止めの止め釘21を抜き、再度
順次外側部分の人工芝原反10を仮止めするようにした
から、止め釘21の量をそれ程多く用意しなくともよ
い。また完成した競技場は請求項1記載の発明の実施例
となり、この発明の効果と全く同一の効果を奏する。特
に、土壌地盤には何も加工せず、人工芝原反10を敷設
するにも、従来のように接着剤として有機溶剤を必要と
せず、土壌地盤の生態系を破壊しない。従って、表面か
ら芝の種子などを播種すれば人工芝原反10の隙間から
天然芝を発芽育成させることも可能となる。
【0052】実施例2の効果 請求項4、請求項6及び請求項7記載の発明の効果を合
わせて奏する。
【0053】実施例3の効果 この実施例においては、請求項5乃至請求項7記載の発
明の効果を合わせて奏し、殊にテニスコートなど、既に
セメントコンクリート、アスファルトコンクリートなど
で舗装した地盤上にも、同様の人工芝競技場が形成で
き、完成した競技場は天然の芝と同様のクッション性を
有し、かつ、天然芝のコート以上の耐久性のあるコート
となる。また雨水などは人工芝原反10、ロック材原反
15中の砂層を通過し、舗装地盤30面に設けた小さな
孔を分布して設ける方法を付加したときはこの中より大
地に浸透する。
【0054】ロック材層15aの下側に更に孔明きゴム
シート若しくは合成樹脂性のスポンジ原反を敷き込む場
合は、地盤が礫層或いは砕石を敷き込んだ地盤に適し、
ロック材層15a中の砂20の沈下を防ぐ効果とクッシ
ョン性に富む。各方法の実施例に於いては、人工芝原反
10は地組織11がラッセル編みのものであり、そのゲ
ージ数が6及びコース数が8のものを用いる方法である
から、完成した請求項1記載の発明の人工芝競技場の実
施例としては、それぞれ人工芝層10aの透水率が90
%以上と非常に優れており、かつパイル糸13の糸抜け
のおそれもなく、更に形態保持のための裏面処理によ
り、一部の編み糸12に万一断線があったとしても、破
断部が伝線するおそれはない効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】人工芝原反を敷設し初めたときの状態を示す斜
視図である。
【図2】人工芝原反を地盤に仮止めした状態の断面図で
ある。
【図3】ロック材層の拡大部分図である。相隣る人工芝
原反縫着接合状態の断面図である。
【図4】競技場の周辺部の係止状態を示す断面図であ
る。
【図5】実施例2の方法により成形した競技場の一部断
面図である。
【図6】実施例3の方法により完成した人工芝競技場の
場合の一部縦断図である。
【符号の説明】
10 人工芝原反 10a 人工芝層 15 ロック材原反 15a ロック材層 17 周縁部 20 砂 21 止め釘 22 糸 24 紐 23 アンカー釘 30 地盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E01C 13/08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】敷設すべき敷地の地盤表面に砂詰めした粗
    い不織布状の合成繊維製のロック材層があり、この表面
    に合成繊維よりなり、透水率が80%以上の編地、織地
    の一種よりなる人工芝層が形成してあり、この人工芝層
    は人工芝原反が相隣る人工芝原反と順次縫合したもので
    あり、全人工芝原反は面方向に緊張させた状態でその周
    縁部が前記敷地の周辺部に固定してあることを特徴とす
    る人工芝競技場。
  2. 【請求項2】敷設すべき敷地の地盤上全面に粗い不織布
    状の合成繊維製のロック材原反を10乃至30mmの厚
    さに敷設し、これにロック材原反の厚み相当に砂を目詰
    めしロック材層とする第1工程。前記ロック材層の上で
    あって敷地の任意の位置に所望の面積の合成繊維より編
    成乃至織成した人工芝原反を少なくとも2枚隣接して敷
    き、これらの1側縁を継目を縫合した後、これら人工芝
    原反を外方に引張力を加え、皺を除去して、これらを止
    め釘で地盤に仮固定する第2工程。以後、これらに順次
    人工芝原反を隣接縫合して、順次幅及び長さ方向に引っ
    張り力を加えて、止め釘で仮止めする方法を繰り返して
    敷設すべき敷地全面に人工芝原反を連ねて敷設し、その
    周辺を前記敷地の周辺に引張力を保持したまま強固に固
    定する第3工程。第3工程の途中乃至全人工芝原反敷設
    終了後の間に内側位置の人工芝原反を仮固定した止め釘
    を抜き取る方法。以上第1工程乃至第3工程と一つの方
    法よりなることを特徴とする人工芝競技場の施工方法。
  3. 【請求項3】前記人工芝原反を最初に敷設する任意の位
    置とは、前記敷地の概ね中心部であることを特徴とする
    請求項2又は請求項3記載の人工芝競技場の施工方法。
  4. 【請求項4】敷設すべき敷地の地盤上全面に粗い不織布
    状の合成繊維製のロック材原反を10乃至30mmの厚
    さに敷設し、これにロック材原反の厚み相当に砂を目詰
    めする第1工程。この砂詰めされたこれにロック材原反
    の上で人工芝原反を順次隣接して並べ、これら相隣接す
    る人工芝原反を順次縫合し、前記敷設すべき敷地の地盤
    の面積まで前記人工芝原反面積を拡げる第2工程。これ
    ら縫合した全人工芝原反の周辺を外方に引っ張り、これ
    を緊張させて周辺を地盤に固定する第3工程。以上第1
    乃至第3工程よりなることを特徴とする人工芝競技場の
    施工方法。
  5. 【請求項5】前記敷設すべき地盤がセメント乃至アスフ
    アルトコンクリート地盤であり、前記と同様のロック材
    原反を敷設し、これに粘土質を含んだ山砂を目詰めし、
    この上に前記人工芝原反を敷設し、緊張させ周辺を地盤
    に固定する方法を施すことを特徴とする請求項2、請求
    項3又は請求項4記載の人工芝競技場の施工方法。
  6. 【請求項6】前記ロック原反はその構成する合成繊維の
    デニール数が数百乃至数千、長さ50乃至150mmの
    合成繊維フイラメントに若干のクリンプ加工を施したも
    のを接着剤により粗い不織布状に結合したものであり、
    厚さ10乃至30mmであって、重さは厚さ10mmで
    1m平方のものが0.5kg乃至1kgとしたものを用
    いる方法であることを特徴とする請求項2又は請求項3
    記載の人工芝競技場の施工方法。
  7. 【請求項7】人工芝原反は、その地組織2.54cmに
    おいてゲージ数及びコース数共に、2.54cmにおい
    て、3乃至10の編み地であり、透水率が80%以上の
    ものを用いる方法であることを特徴とする請求項2、請
    求項3または請求項4記載の人工芝競技場の施工方法。
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