JPH07315865A - 紫色顔料の製造方法 - Google Patents
紫色顔料の製造方法Info
- Publication number
- JPH07315865A JPH07315865A JP7074163A JP7416395A JPH07315865A JP H07315865 A JPH07315865 A JP H07315865A JP 7074163 A JP7074163 A JP 7074163A JP 7416395 A JP7416395 A JP 7416395A JP H07315865 A JPH07315865 A JP H07315865A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gold
- carrier material
- compound
- support material
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C8/00—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
- C03C8/14—Glass frit mixtures having non-frit additions, e.g. opacifiers, colorants, mill-additions
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C1/00—Ingredients generally applicable to manufacture of glasses, glazes, or vitreous enamels
- C03C1/04—Opacifiers, e.g. fluorides or phosphates; Pigments
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09C—TREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
- C09C1/00—Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
- C09C1/0078—Pigments consisting of flaky, non-metallic substrates, characterised by a surface-region containing free metal
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09C—TREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
- C09C1/00—Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
- C09C1/28—Compounds of silicon
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09C—TREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
- C09C3/00—Treatment in general of inorganic materials, other than fibrous fillers, to enhance their pigmenting or filling properties
- C09C3/06—Treatment with inorganic compounds
- C09C3/066—Treatment or coating resulting in a free metal containing surface-region
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2002/00—Crystal-structural characteristics
- C01P2002/02—Amorphous compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/80—Particles consisting of a mixture of two or more inorganic phases
- C01P2004/82—Particles consisting of a mixture of two or more inorganic phases two phases having the same anion, e.g. both oxidic phases
- C01P2004/84—Particles consisting of a mixture of two or more inorganic phases two phases having the same anion, e.g. both oxidic phases one phase coated with the other
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/29—Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
- Y10T428/2982—Particulate matter [e.g., sphere, flake, etc.]
- Y10T428/2991—Coated
- Y10T428/2993—Silicic or refractory material containing [e.g., tungsten oxide, glass, cement, etc.]
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金化合物を化学的還元剤の存在で還元する公
知方法よりも簡単に実施できかつ有機溶剤および還元剤
の併用を断念しうる、コロイド金で被覆された焼付可能
な担体材料を基礎とする紫色顔料の製造方法を提供す
る。 【構成】 担体材料および金化合物を乾燥状態で密接に
混合および/または粉砕するか、または金化合物の水溶
液または水懸濁液を互いに接触させ、引き続き混合物を
金化合物の分解温度以上で担体材料の焼結温度以下の温
度で熱処理し、金化合物をコロイド金に変える。
知方法よりも簡単に実施できかつ有機溶剤および還元剤
の併用を断念しうる、コロイド金で被覆された焼付可能
な担体材料を基礎とする紫色顔料の製造方法を提供す
る。 【構成】 担体材料および金化合物を乾燥状態で密接に
混合および/または粉砕するか、または金化合物の水溶
液または水懸濁液を互いに接触させ、引き続き混合物を
金化合物の分解温度以上で担体材料の焼結温度以下の温
度で熱処理し、金化合物をコロイド金に変える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コロイド状金で被覆さ
れた焼付可能な担体材料、殊にガラスフラックスを基礎
とする紫色顔料の製造方法に関する。
れた焼付可能な担体材料、殊にガラスフラックスを基礎
とする紫色顔料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミック材料およびコロイド状金を基
礎とする紫色顔料は、種々の方法で得られ、セラミック
装飾品の製造のためならびにプラスチック、ラッカー、
化粧品および装飾用塗料の顔料着色のために久しく使用
された。
礎とする紫色顔料は、種々の方法で得られ、セラミック
装飾品の製造のためならびにプラスチック、ラッカー、
化粧品および装飾用塗料の顔料着色のために久しく使用
された。
【0003】少し前までは、紫色顔料の製造は若干の工
程を包含していた: (a) 金塩の水溶液から還元剤、通常はスズ(II)
塩を用いてカシウス紫金を沈殿させる工程、 (b) 湿った紫金を微粉砕したガラスと混合する工
程、 (c) 混合物を660〜800℃で前焼結し、金粒子
を少なくとも部分的にガラスにより被覆する工程、およ
び (d) 焼結した材料を微粉砕する工程。ドイツ国特許
(DE)第4106520号は、このような紫色顔料の
簡単な製造方法を教示する:この方法においては、0.
5〜50μmの範囲内の平均粒径を有するガラスフリッ
トをコロイド金および場合により色調変更金属で、ガラ
スフリットおよび金属の水溶性塩を含有する水懸濁液に
還元剤を加えて、金属をコロイド状でガラスフリットの
表面に析出させることにより被覆し、水相を分離した後
顔料を常法で乾燥する。
程を包含していた: (a) 金塩の水溶液から還元剤、通常はスズ(II)
塩を用いてカシウス紫金を沈殿させる工程、 (b) 湿った紫金を微粉砕したガラスと混合する工
程、 (c) 混合物を660〜800℃で前焼結し、金粒子
を少なくとも部分的にガラスにより被覆する工程、およ
び (d) 焼結した材料を微粉砕する工程。ドイツ国特許
(DE)第4106520号は、このような紫色顔料の
簡単な製造方法を教示する:この方法においては、0.
5〜50μmの範囲内の平均粒径を有するガラスフリッ
トをコロイド金および場合により色調変更金属で、ガラ
スフリットおよび金属の水溶性塩を含有する水懸濁液に
還元剤を加えて、金属をコロイド状でガラスフリットの
表面に析出させることにより被覆し、水相を分離した後
顔料を常法で乾燥する。
【0004】ドイツ国特許(DE−PS)第32298
37号は、桜色顔料の製造方法を教示し、該方法におい
ては金属酸化物で被覆した薄板状粒子を有機溶剤の存在
でそれに溶解した樹脂酸金で被覆し、引き続き300〜
900℃、とくに500〜600℃で焼付ける。この記
録からは、有機の樹脂酸金の代りに他の金化合物を使用
し、有機溶剤の代りに水を使用することは推知できな
い。
37号は、桜色顔料の製造方法を教示し、該方法におい
ては金属酸化物で被覆した薄板状粒子を有機溶剤の存在
でそれに溶解した樹脂酸金で被覆し、引き続き300〜
900℃、とくに500〜600℃で焼付ける。この記
録からは、有機の樹脂酸金の代りに他の金化合物を使用
し、有機溶剤の代りに水を使用することは推知できな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は公知方
法よりも簡単に実施することのできる方法を見出すこと
である。殊に、有機溶剤と有機または無機の還元剤との
併用は断念することができるべきである。
法よりも簡単に実施することのできる方法を見出すこと
である。殊に、有機溶剤と有機または無機の還元剤との
併用は断念することができるべきである。
【0006】
【課題を解決するための手段】微粉末状担体材料を1種
または数種の金化合物と密接に接触させ、その際担体材
料対金の重量比は10:1〜2000:1の間にある、
ガラスフリットまたは他の酸化物またはケイ酸塩材料ま
たはその混合物の系列からの、コロイド金で被覆された
焼付可能な担体材料を基礎とする紫色顔料の製造方法を
見出したが、該方法は担体材料および金化合物を乾燥し
た形で密接に混合および/または粉砕するか、または担
体材料を還元剤の不在で金化合物の水溶液または懸濁液
と互いに接触させ、得られる混合物を金化合物の分解温
度以上で担体材料の焼結温度以下の温度で金化合物がコ
ロイド金になるまで熱処理することを特徴とする。
または数種の金化合物と密接に接触させ、その際担体材
料対金の重量比は10:1〜2000:1の間にある、
ガラスフリットまたは他の酸化物またはケイ酸塩材料ま
たはその混合物の系列からの、コロイド金で被覆された
焼付可能な担体材料を基礎とする紫色顔料の製造方法を
見出したが、該方法は担体材料および金化合物を乾燥し
た形で密接に混合および/または粉砕するか、または担
体材料を還元剤の不在で金化合物の水溶液または懸濁液
と互いに接触させ、得られる混合物を金化合物の分解温
度以上で担体材料の焼結温度以下の温度で金化合物がコ
ロイド金になるまで熱処理することを特徴とする。
【0007】他の請求項は本発明による方法の望ましい
実施形に向けられている。
実施形に向けられている。
【0008】十分な量の担体材料の存在において分解し
やすい金化合物を熱処理することによって、意外にも直
接に、あらかじめ有機または無機の還元剤を使用して水
相中で金化合物を還元することによってコロイド金を製
造しなければならないことなしに、安定な紫色顔料を製
造できる。
やすい金化合物を熱処理することによって、意外にも直
接に、あらかじめ有機または無機の還元剤を使用して水
相中で金化合物を還元することによってコロイド金を製
造しなければならないことなしに、安定な紫色顔料を製
造できる。
【0009】被覆すべき焼付可能な担体材料のうちで
は、ガラスフラックス、殊にガラスフリットが望まし
い。しかし、ガラスフラックスの代りに、ガラス製造に
おいて使用されるような酸化物、殊にSiO2、Al2O
3、TiO2、ZrO2、La2O3およびCeO2およびケ
イ酸塩、たとえばアルカリ土類金属ケイ酸塩、ケイ酸ジ
ルコニウムおよびケイ酸アルミニウムも、単独かまたは
互いに組合せてまたはガラスフリットと共に使用するこ
とができる。有利には、装飾焼成の間ガラスフリットに
十分に可溶であるような酸化物またはケイ酸塩が使用さ
れる。ガラスフラックスを、二酸化チタンおよび二酸化
セリウムのような特殊な酸化物と組合せることによっ
て、顔料の紫色を青の方へずらすことが可能である。酸
化コバルトをガラスフラックスと組合せてまたは直接に
コバルト含有ガラスフラックスを使用することによって
も、紫色を青の方へずらすことが可能である。ガラスフ
ラックスとは、焼付条件下でガラス層を構成するような
組成物を表わす。望ましいガラスフラックスは、いわゆ
るガラスフリット、つまり溶融した後に急冷および粉砕
されたガラスである。周知のように、当業界では化学組
成に関し非常に広い範囲のガラスフリットが利用され
る。かかるガラスフリットはその物理的性質、たとえば
その軟化および溶融特性、およびその膨脹係数αの点で
も異なる。本発明方法においては、透明または混濁、無
色または着色酸化物で着色されたガラスフリットを使用
できる。鉛含有ならびに鉛不含のガラスフリットが使用
できる。
は、ガラスフラックス、殊にガラスフリットが望まし
い。しかし、ガラスフラックスの代りに、ガラス製造に
おいて使用されるような酸化物、殊にSiO2、Al2O
3、TiO2、ZrO2、La2O3およびCeO2およびケ
イ酸塩、たとえばアルカリ土類金属ケイ酸塩、ケイ酸ジ
ルコニウムおよびケイ酸アルミニウムも、単独かまたは
互いに組合せてまたはガラスフリットと共に使用するこ
とができる。有利には、装飾焼成の間ガラスフリットに
十分に可溶であるような酸化物またはケイ酸塩が使用さ
れる。ガラスフラックスを、二酸化チタンおよび二酸化
セリウムのような特殊な酸化物と組合せることによっ
て、顔料の紫色を青の方へずらすことが可能である。酸
化コバルトをガラスフラックスと組合せてまたは直接に
コバルト含有ガラスフラックスを使用することによって
も、紫色を青の方へずらすことが可能である。ガラスフ
ラックスとは、焼付条件下でガラス層を構成するような
組成物を表わす。望ましいガラスフラックスは、いわゆ
るガラスフリット、つまり溶融した後に急冷および粉砕
されたガラスである。周知のように、当業界では化学組
成に関し非常に広い範囲のガラスフリットが利用され
る。かかるガラスフリットはその物理的性質、たとえば
その軟化および溶融特性、およびその膨脹係数αの点で
も異なる。本発明方法においては、透明または混濁、無
色または着色酸化物で着色されたガラスフリットを使用
できる。鉛含有ならびに鉛不含のガラスフリットが使用
できる。
【0010】紫色顔料を製造する場合、当業者はそのつ
ど、その物理的性質が装飾すべき支持体に最も適合して
いるようなガラスフリットを使用する。ガラスにより紫
色顔料の製造のために使用されるようなガラスフリット
の軟化開始は、一般に450〜600℃の間であり、こ
れに対してセラミック材料および磁器を装飾するための
紫色顔料用ガラスフリットの軟化点は550〜700℃
の間にある。使用すべきガラスフリットの平均粒径が
0.5〜50μmの間、とくに1〜20μmの間、殊に
1〜10μmの間にあるのが有利であることが判明し
た。
ど、その物理的性質が装飾すべき支持体に最も適合して
いるようなガラスフリットを使用する。ガラスにより紫
色顔料の製造のために使用されるようなガラスフリット
の軟化開始は、一般に450〜600℃の間であり、こ
れに対してセラミック材料および磁器を装飾するための
紫色顔料用ガラスフリットの軟化点は550〜700℃
の間にある。使用すべきガラスフリットの平均粒径が
0.5〜50μmの間、とくに1〜20μmの間、殊に
1〜10μmの間にあるのが有利であることが判明し
た。
【0011】本発明方法においては、微細なガラスフラ
ックスの存在で熱処理の間完全にコロイド金に分解する
有機または無機の金化合物が使用できる。望ましい金化
合物の分解温度は、たいてい300℃以下、とくに15
0〜250℃の間である。使用すべき金化合物は水溶性
または水不溶性であってもよい。本発明方法において
は、金化合物として殊に、ジシアノ金(I)酸リチウ
ム、−ナトリウムおよび−カリウム、シアン化金、テト
ラハロゲン金酸、殊にテトラクロロ金酸およびその水和
物、水酸化金(III)、ジスルフィト金(I)酸カリ
ウム、硫化金(III)、チオール酸金(I)および金
(I)アンミン錯塩が適当である。市場で容易に入手で
きる無機の金化合物、たとえば殊にテトラクロロ金酸お
よびその4水和物、シアノ金酸カリウム、シアン化金お
よび硫化金が殊に有利に使用される。所望である限り、
水溶性金化合物も微粉末状担体材料と接触させる間沈殿
剤の添加により水不溶性金化合物に変えることができ
る:たとえばテトラクロロ金酸を硫化アンモニウムの添
加によって硫化金に変え、カセイソーダ溶液の添加によ
り水酸化金に変えかつアンモニアの添加により金アミン
化合物に変えることができる。
ックスの存在で熱処理の間完全にコロイド金に分解する
有機または無機の金化合物が使用できる。望ましい金化
合物の分解温度は、たいてい300℃以下、とくに15
0〜250℃の間である。使用すべき金化合物は水溶性
または水不溶性であってもよい。本発明方法において
は、金化合物として殊に、ジシアノ金(I)酸リチウ
ム、−ナトリウムおよび−カリウム、シアン化金、テト
ラハロゲン金酸、殊にテトラクロロ金酸およびその水和
物、水酸化金(III)、ジスルフィト金(I)酸カリ
ウム、硫化金(III)、チオール酸金(I)および金
(I)アンミン錯塩が適当である。市場で容易に入手で
きる無機の金化合物、たとえば殊にテトラクロロ金酸お
よびその4水和物、シアノ金酸カリウム、シアン化金お
よび硫化金が殊に有利に使用される。所望である限り、
水溶性金化合物も微粉末状担体材料と接触させる間沈殿
剤の添加により水不溶性金化合物に変えることができ
る:たとえばテトラクロロ金酸を硫化アンモニウムの添
加によって硫化金に変え、カセイソーダ溶液の添加によ
り水酸化金に変えかつアンモニアの添加により金アミン
化合物に変えることができる。
【0012】本方法の重要な特徴は、担体材料対存在す
る金化合物の形の金の重量比が請求項による範囲内にあ
ることであり;20:1〜200:1の間の担体材料対
金の重量比が望ましい。
る金化合物の形の金の重量比が請求項による範囲内にあ
ることであり;20:1〜200:1の間の担体材料対
金の重量比が望ましい。
【0013】本発明の望ましい実施形によれば、ガラス
フラックスおよび1種または数種の分解しやすい金化合
物を乾燥状態で激しく混合する;それに対して選択的ま
たは付加的に原料を一緒に、とくにボールミル中で粉砕
することができる。
フラックスおよび1種または数種の分解しやすい金化合
物を乾燥状態で激しく混合する;それに対して選択的ま
たは付加的に原料を一緒に、とくにボールミル中で粉砕
することができる。
【0014】紫色顔料の原料の非常に簡単であるが有効
な乾式粉砕の代りに、金化合物を水溶液の形でガラスフ
ラックスと、たとえば該溶液の噴霧および均質な混合に
よって接触させることも可能であり;有利には溶液の量
は、固液相分離が無用であるように定められる。担体材
料、とくにガラスフラックス、殊にガラスフリット上に
可溶性金化合物から水相で製造される水不溶性金化合物
を沈殿させる限り、担体材料および可溶性金化合物の水
懸濁液に沈殿剤を添加し、引き続き懸濁液を濾過し、必
要な場合には、洗浄する。
な乾式粉砕の代りに、金化合物を水溶液の形でガラスフ
ラックスと、たとえば該溶液の噴霧および均質な混合に
よって接触させることも可能であり;有利には溶液の量
は、固液相分離が無用であるように定められる。担体材
料、とくにガラスフラックス、殊にガラスフリット上に
可溶性金化合物から水相で製造される水不溶性金化合物
を沈殿させる限り、担体材料および可溶性金化合物の水
懸濁液に沈殿剤を添加し、引き続き懸濁液を濾過し、必
要な場合には、洗浄する。
【0015】原料の乾式接触または上記の湿式法によっ
て製造された、担体材料および金化合物を含有する混合
物は熱処理に供給する。その際存在する限り、差当り水
が蒸発し、引き続いて金化合物がコロイド金に分解す
る。熱処理は、担体材料の焼結温度以下の温度で行なわ
れ、これは軟化開始を表わす。一般に、300℃以下、
殊に150〜250℃の間の熱処理が十分である。処理
時間は一般に10分〜約6時間の間である。
て製造された、担体材料および金化合物を含有する混合
物は熱処理に供給する。その際存在する限り、差当り水
が蒸発し、引き続いて金化合物がコロイド金に分解す
る。熱処理は、担体材料の焼結温度以下の温度で行なわ
れ、これは軟化開始を表わす。一般に、300℃以下、
殊に150〜250℃の間の熱処理が十分である。処理
時間は一般に10分〜約6時間の間である。
【0016】紫色顔料の色調は、担体材料を、少なくと
も1種の金化合物と接触させる前、間または接触後に、
付加的にAg、Cu、Co、Ni、Sn、Ru、Rh、
Pd、Os、Ir、Ptの少なくとも1種の化合物の固
形または水性形の有効量と接触させることによって修正
できる。この場合、色調修正に役立つ化合物は、同様に
担体材料の表面に析出させる。その代りにまたは補足的
に、色調修正化合物を、熱処理後も既に生成した紫色顔
料上に設けることもできる。殊に望ましくは、紫色調を
赤の方へずらすために、銀化合物、たとえば硝酸銀、炭
酸銀、シュウ酸銀および酒石酸銀が使用される。色調修
正化合物の金属の使用量は、通常金に対して1〜100
重量%、殊に5〜50重量%の間である。
も1種の金化合物と接触させる前、間または接触後に、
付加的にAg、Cu、Co、Ni、Sn、Ru、Rh、
Pd、Os、Ir、Ptの少なくとも1種の化合物の固
形または水性形の有効量と接触させることによって修正
できる。この場合、色調修正に役立つ化合物は、同様に
担体材料の表面に析出させる。その代りにまたは補足的
に、色調修正化合物を、熱処理後も既に生成した紫色顔
料上に設けることもできる。殊に望ましくは、紫色調を
赤の方へずらすために、銀化合物、たとえば硝酸銀、炭
酸銀、シュウ酸銀および酒石酸銀が使用される。色調修
正化合物の金属の使用量は、通常金に対して1〜100
重量%、殊に5〜50重量%の間である。
【0017】本発明方法の実施のためには、還元剤も有
機溶剤も必要でない。殊に望ましい実施形においては、
製造は専ら激しい混合工程および担体材料の焼結温度以
下の温度、一般に500℃以下、殊に望ましくは300
℃以下の温度での熱処理を包含する。それにより、熱処
理後に改めて粉砕するのは必要でない。
機溶剤も必要でない。殊に望ましい実施形においては、
製造は専ら激しい混合工程および担体材料の焼結温度以
下の温度、一般に500℃以下、殊に望ましくは300
℃以下の温度での熱処理を包含する。それにより、熱処
理後に改めて粉砕するのは必要でない。
【0018】本発明方法に従って得られる顔料ないしは
顔料前生成物は一部はまだ最終的紫色を有せず、最終的
紫色は装飾焼成の範囲内で得られる。本発明による顔料
の1つの利点は、熱処理が温和な条件下で行なわれ、セ
ラミック用顔料として使用する場合には欠点なしに顔料
前生成物の段階で終了させることができることである。
顔料前生成物は一部はまだ最終的紫色を有せず、最終的
紫色は装飾焼成の範囲内で得られる。本発明による顔料
の1つの利点は、熱処理が温和な条件下で行なわれ、セ
ラミック用顔料として使用する場合には欠点なしに顔料
前生成物の段階で終了させることができることである。
【0019】
例1 微粉砕した低融点のホウケイ酸鉛(Cerdec社のガ
ラスフリットNo.10140)上に、ガラス粉末に対
し金1重量%を、水中のテトラクロロ金酸の5重量%溶
液として添加し、湿式混合する。引き続く混合物の熱処
理は180〜190℃で行なわれ、淡黄色顔料を生じ
る。
ラスフリットNo.10140)上に、ガラス粉末に対
し金1重量%を、水中のテトラクロロ金酸の5重量%溶
液として添加し、湿式混合する。引き続く混合物の熱処
理は180〜190℃で行なわれ、淡黄色顔料を生じ
る。
【0020】簡単な粉末塗布により顔料を乾式適用しな
らびに磁器ならびにセラミックタイルに顔料ならびにス
クリン印刷媒体を含有するインキ糊をスクリン印刷適用
しかつ820℃または870℃で焼付けた後に、異なる
焼成温度にも拘らず殆んど相違しない黄色の染色が得ら
れた。
らびに磁器ならびにセラミックタイルに顔料ならびにス
クリン印刷媒体を含有するインキ糊をスクリン印刷適用
しかつ820℃または870℃で焼付けた後に、異なる
焼成温度にも拘らず殆んど相違しない黄色の染色が得ら
れた。
【0021】例2 微細に粉砕した低融点のガラス粉末に、まずテトラクロ
ロ金酸を加えて溶かし;引き続き硫化アンモニウムを、
硫化金として金の定量的沈殿に十分な量で加える。懸濁
液を濾過し、洗浄する;固形物を250℃に加熱する。
その際固形物は乾燥すると同時に金化合物が熱分解する
(ガラス粉末に対する金含量1重量%)。得られる顔料
は磁器およびセラミックタイルに紫色に焼付く。
ロ金酸を加えて溶かし;引き続き硫化アンモニウムを、
硫化金として金の定量的沈殿に十分な量で加える。懸濁
液を濾過し、洗浄する;固形物を250℃に加熱する。
その際固形物は乾燥すると同時に金化合物が熱分解する
(ガラス粉末に対する金含量1重量%)。得られる顔料
は磁器およびセラミックタイルに紫色に焼付く。
【0022】例3 微粉砕したガラスフリット(ホウケイ酸鉛)の水懸濁液
中へ、テトラクロロ金酸を加えて溶かす(ガラスフリッ
トに対する金含量1重量%、懸濁液の固形物含量65
%)。懸濁液に、濃アンモニア溶液を加える(10ml
/g金)、その際金アンミン化合物がガラスフリット上
に沈殿する。懸濁した固形物を濾過し、洗浄し、250
℃で熱処理する。黄色の顔料が生成し、このものはガラ
ス、陶磁器およびタイルに紫色に焼付く。
中へ、テトラクロロ金酸を加えて溶かす(ガラスフリッ
トに対する金含量1重量%、懸濁液の固形物含量65
%)。懸濁液に、濃アンモニア溶液を加える(10ml
/g金)、その際金アンミン化合物がガラスフリット上
に沈殿する。懸濁した固形物を濾過し、洗浄し、250
℃で熱処理する。黄色の顔料が生成し、このものはガラ
ス、陶磁器およびタイルに紫色に焼付く。
【0023】例4 例3類似に、水懸濁液中で、鉛不含の微粉砕した低融点
ガラス(Cerdec社のタイプ10150)を、テト
ラクロロ金酸およびアンモニアを使用して金アンミン化
合物で被覆する。水懸濁液を硝酸で中性にし;引き続き
新しく製造したシュウ酸銀の懸濁液を混合する。濾過
し、洗浄し、250℃で熱処理した灰黄色顔料は金1重
量%および銀1重量%を含有する。得られた顔料はガラ
ス、陶磁器およびタイルに紫赤色に焼付く。
ガラス(Cerdec社のタイプ10150)を、テト
ラクロロ金酸およびアンモニアを使用して金アンミン化
合物で被覆する。水懸濁液を硝酸で中性にし;引き続き
新しく製造したシュウ酸銀の懸濁液を混合する。濾過
し、洗浄し、250℃で熱処理した灰黄色顔料は金1重
量%および銀1重量%を含有する。得られた顔料はガラ
ス、陶磁器およびタイルに紫赤色に焼付く。
【0024】例5 ケイ酸(Degussa AGのAerosil登録商
標)およびジシアノ金酸カリウムを混合し、ボールミル
中で均質化する(ケイ酸に対する金含量0.2重量
%)。混合物を280℃で熱処理し、これから紫色の顔
料が得られる。
標)およびジシアノ金酸カリウムを混合し、ボールミル
中で均質化する(ケイ酸に対する金含量0.2重量
%)。混合物を280℃で熱処理し、これから紫色の顔
料が得られる。
【0025】例6 主としてSiO2、B2O3、Na2OおよびTiO2 1
0%を含有する鉛不含のガラスフリットを、Na3Au
(SO3)2を含有する水溶液でこねる(フリットに対し
Au0.1%)。湿った生成物混合物を275℃で乾燥
し、熱処理し、その際紫色の顔料が得られる。磁器に顔
料を焼付けると、青味がかった紫色の装飾が得られる。
青味を帯びるのはガラスフリット中の高いTiO2含量
に帰因する。
0%を含有する鉛不含のガラスフリットを、Na3Au
(SO3)2を含有する水溶液でこねる(フリットに対し
Au0.1%)。湿った生成物混合物を275℃で乾燥
し、熱処理し、その際紫色の顔料が得られる。磁器に顔
料を焼付けると、青味がかった紫色の装飾が得られる。
青味を帯びるのはガラスフリット中の高いTiO2含量
に帰因する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノルベルト ギーゼッケ ドイツ連邦共和国 ブルッフケーベル ヘ ルダーシュトラーセ 11 (72)発明者 ケルスティン ルーナウ ドイツ連邦共和国 コルディッツ シュッ ツェンシュトラーセ 13
Claims (9)
- 【請求項1】 微粉末担体材料を1種または数種の金化
合物と密接に接触させることを包含し、その際担体材料
対金化合物中の金の重量比は10:1〜2000:1の
間にある、ガラスフラックスまたは他の酸化物またはケ
イ酸塩物質またはそれらの混合物の系列からの、コロイ
ド金で被覆された焼付可能な担体材料を基礎とする紫色
顔料の製造方法において、担体材料および金化合物を乾
燥した形で密接に混合および/または粉砕するか、また
は担体材料を還元剤の不在で金化合物の水溶液または水
懸濁液と互いに接触させ、得られる混合物を金化合物の
分解温度以上で担体材料の焼結温度以下の温度で、金化
合物がコロイド金に変わるまで熱処理することを特徴と
する紫色顔料の製造方法。 - 【請求項2】 担体材料として、主としてガラスフラッ
クスを使用することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 ジシアノ金(I)酸Li、−Naおよび
−K、シアン化金、テトラハロゲン金酸、ジスルフィト
金(I)酸Li、−Naおよび−K、硫化金、チオール
酸金(I)、金(I)アミン錯塩および酸化金の系列か
らの1種または数種の金化合物を使用することを特徴と
する請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 担体材料および金化合物を、担体材料対
金の重量比が20:1〜2000:1の間であるような
量で互いに接触させることを特徴とする請求項1から3
までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項5】 熱処理を150℃と300℃以下の間の
範囲内で実施することを特徴とする請求項1から4まで
のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】 水溶性金化合物を水に溶かし、溶液を担
体材料と接触させ、過剰の溶液を除去した生成物を熱処
理に供給することを特徴とする請求項1から5までのい
ずれか1項記載の方法。 - 【請求項7】 水溶性金化合物を水に溶かし、溶液を担
体材料と接触させ、懸濁液に可溶性金化合物を不溶性化
合物に変えるため沈殿剤を加え、過剰の溶液を除去した
生成物を熱処理に供給することを特徴とする請求項1か
ら5までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項8】 色調修正のために担体材料を、少なくと
も1種の金化合物と接触させる前、間または接触後およ
び/または熱処理後、付加的にAg、Cu、Co、N
i、Sn、Ru、Rh、Pd、Os、Ir、Ptの少な
くとも1種の化合物の固形または溶解した形で有効量と
接触させ、その際色調修正に役立つ化合物を担体材料の
表面上に析出させることを特徴とする請求項1から7ま
でのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項9】 1種または数種のガラスフリットおよび
必要に応じ10重量%までの、TiO2、CeO2、Sn
O2およびSiO2の系列からの色調修正酸化物からなる
担体材料、少なくとも1種の固形金化合物および必要に
応じ付加的に、Ag、Cu、Co、Ni、Rh、Ru、
Pd、Os、IrおよびPtの化合物の系列からの色調
修正化合物を乾燥状態で一緒に粉砕し、混合物を150
℃からガラスフリットの軟化点以下までの範囲内の温度
で熱処理することを特徴とする請求項1から5までのい
ずれか1項または8項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4411104.5 | 1994-03-30 | ||
DE4411104A DE4411104A1 (de) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | Verfahren zur Herstellung von Purpurpigmenten |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07315865A true JPH07315865A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=6514273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7074163A Pending JPH07315865A (ja) | 1994-03-30 | 1995-03-30 | 紫色顔料の製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5707436A (ja) |
EP (1) | EP0677558B2 (ja) |
JP (1) | JPH07315865A (ja) |
CN (1) | CN1056396C (ja) |
DE (2) | DE4411104A1 (ja) |
ES (1) | ES2110797T5 (ja) |
HU (1) | HU214911B (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19546325C1 (de) * | 1995-12-12 | 1997-06-05 | Benckiser Knapsack Ladenburg | Verfahren zum Färben von Keramikoberflächen |
DE19647038B4 (de) * | 1996-11-14 | 2007-02-22 | Ferro Gmbh | Kugelförmige Pigmente, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung |
DE19739124B4 (de) * | 1996-11-28 | 2007-05-16 | Ferro Gmbh | Pigmente zur Erzeugung purpurfarbener keramischer Dekore, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung |
EP0845506B1 (de) * | 1996-11-28 | 2001-02-21 | dmc2 Degussa Metals Catalysts Cerdec AG | Pigmente zur Erzeugung purpurfarbener keramischer Dekore, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung |
DE19709100B4 (de) * | 1997-03-06 | 2007-09-06 | Ferro Gmbh | Dekorfarbe, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
DE19734972A1 (de) | 1997-08-13 | 1999-02-18 | Cerdec Ag | Goldhaltige nanoporöse Aluminiumoxid-Membranen, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung |
DE19743852C1 (de) * | 1997-10-04 | 1999-04-29 | Cerdec Ag | Verfahren zur Herstellung von Geschirrdekoren mit erhöhter Widerstandsfähigkeit gegen Besteckabriebsspuren |
US6517939B1 (en) * | 1999-09-03 | 2003-02-11 | Engelhard Corporation | Noble metal coated substrate pigments |
JP2004323555A (ja) * | 2003-04-21 | 2004-11-18 | Nippon Paint Co Ltd | 金属コロイド光輝材およびその製造方法 |
ITTO20030469A1 (it) | 2003-06-20 | 2004-12-21 | Fiat Ricerche | Procedimento per la produzione di composti polimero/metallo |
EP1700652B1 (en) | 2005-03-11 | 2010-09-29 | C.R.F. Società Consortile per Azioni | Process for the production of silver filaments having micrometric or sub-micrometric diameter and product thereof |
DE102008059700A1 (de) | 2008-11-29 | 2010-06-02 | Eckart Gmbh | Eingefärbte Glaspartikel, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung |
CN102060570B (zh) * | 2010-12-28 | 2013-01-09 | 醴陵市彩虹颜料有限公司 | 一种高温釉下金红颜料及其制备方法 |
CN102531380B (zh) * | 2011-12-30 | 2013-10-09 | 江苏拜富科技有限公司 | 一种无金金红色剂及其制备方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2254976A (en) † | 1937-12-20 | 1941-09-02 | Johnson Matthey Co Ltd | Manufacture and production of fine metal and alloy powders |
DE2323770C3 (de) * | 1973-05-11 | 1978-06-29 | Deutsche Gold- Und Silber-Scheideanstalt Vormals Roessler, 6000 Frankfurt | Keramische Farbkörper und Verfahren zu ihrer Herstellung |
DE3229837C2 (de) * | 1982-08-11 | 1987-04-30 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Herstellung von Perlglanzpigmenten |
JPS62155937A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-07-10 | Agency Of Ind Science & Technol | 金および金系複合酸化物を担持した触媒体を製造する方法 |
JPS63197638A (ja) * | 1987-02-12 | 1988-08-16 | 安達新産業株式会社 | 超微粒子を表面に有する多層材料 |
JPS63252908A (ja) * | 1987-04-08 | 1988-10-20 | Agency Of Ind Science & Technol | 金超微粒子固定化酸化物、その製造法、酸化触媒、還元触媒、可燃性ガスセンサ素子、及び電極用触媒 |
DE3731174A1 (de) * | 1987-09-17 | 1989-03-30 | Merck Patent Gmbh | Glasur- und emailstabile perlglanzpigmente |
JPH02308866A (ja) * | 1989-05-23 | 1990-12-21 | Toshiba Corp | 紫色顔料、顔料被覆蛍光体及び陰極線管 |
DE4106520A1 (de) * | 1991-03-01 | 1992-09-03 | Degussa | Purpurpigmente, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung |
JPH0753577B2 (ja) * | 1992-10-23 | 1995-06-07 | 工業技術院長 | 金超微粒子固定化チタン系酸化物の製造法 |
DE4411103A1 (de) * | 1994-03-30 | 1995-10-05 | Cerdec Ag | Verfahren und Mittel zur Herstellung von purpurfarbenen Dekoren |
-
1994
- 1994-03-30 DE DE4411104A patent/DE4411104A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-03-17 ES ES95103939T patent/ES2110797T5/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-17 DE DE59500785T patent/DE59500785D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-17 EP EP95103939A patent/EP0677558B2/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-29 HU HU9500916A patent/HU214911B/hu not_active IP Right Cessation
- 1995-03-29 US US08/412,972 patent/US5707436A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-30 CN CN95103602A patent/CN1056396C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-30 JP JP7074163A patent/JPH07315865A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
HU214911B (hu) | 1998-07-28 |
US5707436A (en) | 1998-01-13 |
EP0677558B2 (de) | 2003-09-17 |
HU9500916D0 (en) | 1995-05-29 |
CN1112590A (zh) | 1995-11-29 |
ES2110797T3 (es) | 1998-02-16 |
DE4411104A1 (de) | 1995-10-05 |
EP0677558A1 (de) | 1995-10-18 |
HUT71628A (en) | 1996-01-29 |
EP0677558B1 (de) | 1997-10-15 |
DE59500785D1 (de) | 1997-11-20 |
ES2110797T5 (es) | 2004-05-01 |
CN1056396C (zh) | 2000-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2553151B2 (ja) | 封入顔料の製造法 | |
JPH07315865A (ja) | 紫色顔料の製造方法 | |
JP3892062B2 (ja) | 焼付け可能な支持体上に紫色装飾物を製造するための方法及び薬剤 | |
KR100196252B1 (ko) | 자주색안료, 이의 제조방법 및 용도 | |
JPH04227769A (ja) | 被覆スピネル有色顔料、その製法及び改良された輪郭鮮明度を有する装飾 | |
JP3336019B2 (ja) | うわぐすりに安定な着色顔料、その製造法、その使用法並びにそれを用いた材料 | |
US6004391A (en) | Pigments for the production of purple ceramic decoration, process for the production thereof and use thereof | |
EP0863187B1 (de) | Dekorfarbe, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung | |
EP0377326B1 (en) | Method for the preparation of a transparent metal oxide pigment | |
DE19739124A1 (de) | Pigmente zur Erzeugung purpurfarbener keramischer Dekore, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung | |
JPH0428031B2 (ja) | ||
KR19980042869A (ko) | 자주색 세라믹 장식품 제조용 안료, 이의 제조방법 및 이의용도 | |
JPH0593152A (ja) | 封入顔料およびその製造法並びに光輝性明緑色セラミツク装飾品の製造法 | |
ES2322840B1 (es) | Pigmentos rojos basados en nanoparticulas de oro para aplicaciones decorativas, procedimiento para su preparacion y su uso. | |
US6908600B2 (en) | Method for obtaining pigments for ceramic and glass, and pigments obtained thereby | |
JPH022832B2 (ja) | ||
JPH0210103B2 (ja) | ||
JPH0885766A (ja) | 陶磁器用顔料およびその製造方法 | |
DD143423A1 (de) | Verfahren zur herstellung hochresistenter purpurfarben | |
RO113235B1 (ro) | PROCEDEU DE OBȚINERE A COLORANTILOR CERAMICI Șl PENTRU STICLĂRIE | |
KR20010030094A (ko) | 망간-안티몬-루틸 혼합상 안료 |