JPH0731585Y2 - 扉鎖錠装置 - Google Patents
扉鎖錠装置Info
- Publication number
- JPH0731585Y2 JPH0731585Y2 JP1989139979U JP13997989U JPH0731585Y2 JP H0731585 Y2 JPH0731585 Y2 JP H0731585Y2 JP 1989139979 U JP1989139979 U JP 1989139979U JP 13997989 U JP13997989 U JP 13997989U JP H0731585 Y2 JPH0731585 Y2 JP H0731585Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide fitting
- door
- locking rod
- holding hole
- lock bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は配電盤、制御盤等の電気機器収納用箱に使用す
る鎖錠棒式の扉鎖錠装置に関するものである。
る鎖錠棒式の扉鎖錠装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の鎖錠棒式の扉鎖錠装置は、例えば実開昭62−1326
07号公報に示されるように、ハンドルの操作により先端
を箱本体の扉枠部に係止することができる鎖錠棒を扉の
裏面に設け、この鎖錠棒を案内金具に透設した案内孔に
遊嵌することにより扉の動きを規制するものが普通であ
る。
07号公報に示されるように、ハンドルの操作により先端
を箱本体の扉枠部に係止することができる鎖錠棒を扉の
裏面に設け、この鎖錠棒を案内金具に透設した案内孔に
遊嵌することにより扉の動きを規制するものが普通であ
る。
(考案が解決しようとする課題) ところがこのような従来のものにあっては、鎖錠棒を案
内金具に透設した案内孔に遊嵌するためには、先端側か
ら挿し込みを行わねばならない。このため組み立てが厄
介となるばかりでなく、特に先端にローラを備えた鎖錠
棒にあっては、案内金具の案内孔に鎖錠棒を遊嵌した後
にローラの取付けを行わねばならず、組み立ての作業性
の悪いものであった。
内金具に透設した案内孔に遊嵌するためには、先端側か
ら挿し込みを行わねばならない。このため組み立てが厄
介となるばかりでなく、特に先端にローラを備えた鎖錠
棒にあっては、案内金具の案内孔に鎖錠棒を遊嵌した後
にローラの取付けを行わねばならず、組み立ての作業性
の悪いものであった。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記のような従来の問題点を解決し、案内金具
への鎖錠棒の取付けを容易に行うことができる扉鎖錠装
置を提供するために完成されたもので、ハンドル操作に
より案内金具の案内下に上下動する鎖錠棒を扉の裏面に
設けた扉鎖錠装置において、鎖錠棒の案内金具との接触
部の断面形状を長方形状に形成するとともに、案内金具
には上記鎖錠棒を遊嵌する長方形状の保持孔と、この保
持孔の長辺側に連続し、鎖錠棒の短辺側の幅よりもやや
広い開口部とを設け、さらに、この保持孔の開口部とは
反対側に凹欠部を設けたことを特徴とするものである。
への鎖錠棒の取付けを容易に行うことができる扉鎖錠装
置を提供するために完成されたもので、ハンドル操作に
より案内金具の案内下に上下動する鎖錠棒を扉の裏面に
設けた扉鎖錠装置において、鎖錠棒の案内金具との接触
部の断面形状を長方形状に形成するとともに、案内金具
には上記鎖錠棒を遊嵌する長方形状の保持孔と、この保
持孔の長辺側に連続し、鎖錠棒の短辺側の幅よりもやや
広い開口部とを設け、さらに、この保持孔の開口部とは
反対側に凹欠部を設けたことを特徴とするものである。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。
(1)は配電盤、制御盤等の電気機器収納用箱の箱本
体、(2)は該箱本体(1)の扉枠部、(3)は扉であ
る。(4)、(4)は扉(3)の裏面に設けた鎖錠棒で
あり、該鎖錠棒(4)、(4)はその基端をハンドル
(5)のハンドル軸(5a)の基端に固定した作動板
(6)の偏心位置にピン(7)により枢着されており、
ハンドル(5)の操作により作動板(6)が回動するこ
とにより案内金具(8)に案内されつつ扉の上下方向に
移動して先端が扉枠部(2)に係脱して鎖錠、解錠を行
うものである。この鎖錠棒(4)は少なくとも案内金具
(8)との接触部の断面形状が長方形状に形成されてい
る。第1図〜第3図の実施例では鎖錠棒(4)の全体が
長方形状の断面を持つものとされているが、第4図のよ
うに鎖錠棒(4)の案内金具(8)との接触部付近のみ
の断面形状を長方形状としてもよい。
体、(2)は該箱本体(1)の扉枠部、(3)は扉であ
る。(4)、(4)は扉(3)の裏面に設けた鎖錠棒で
あり、該鎖錠棒(4)、(4)はその基端をハンドル
(5)のハンドル軸(5a)の基端に固定した作動板
(6)の偏心位置にピン(7)により枢着されており、
ハンドル(5)の操作により作動板(6)が回動するこ
とにより案内金具(8)に案内されつつ扉の上下方向に
移動して先端が扉枠部(2)に係脱して鎖錠、解錠を行
うものである。この鎖錠棒(4)は少なくとも案内金具
(8)との接触部の断面形状が長方形状に形成されてい
る。第1図〜第3図の実施例では鎖錠棒(4)の全体が
長方形状の断面を持つものとされているが、第4図のよ
うに鎖錠棒(4)の案内金具(8)との接触部付近のみ
の断面形状を長方形状としてもよい。
一方、案内金具(8)には鎖錠棒(4)が遊嵌できる長
方形状の保持孔枠(9)と、その長辺側に連続し、鎖錠
棒(4)の短辺側の幅よりもやや広い開口部(11)とが
透設されている。またこの保持孔枠(9)の開口部(1
1)とは反対側には鎖錠棒(4)の向きを変えるための
凹欠部(13)が設けられている。
方形状の保持孔枠(9)と、その長辺側に連続し、鎖錠
棒(4)の短辺側の幅よりもやや広い開口部(11)とが
透設されている。またこの保持孔枠(9)の開口部(1
1)とは反対側には鎖錠棒(4)の向きを変えるための
凹欠部(13)が設けられている。
なお、上下の鎖錠棒(4)を案内する上下の案内金具
(8)、(8)は同一のものを取り付けるだけでよく、
部品点数の節約になる。
(8)、(8)は同一のものを取り付けるだけでよく、
部品点数の節約になる。
また本実施例にあっては、鎖錠棒(4)の案内金具
(8)との接触部付近を屈曲したものとして、鎖錠棒
(4)の先端が扉枠部(2)に係合する際に扉(3)に
接近する方向に移動し、鎖錠棒(4)の先端と扉枠部
(2)が擦れ合うことなく強く係合できる構造としてい
る。なお(14)、(14)は各鎖錠棒(4)の先端に備え
た扉枠部(2)との係合を滑らかにするためのローラで
ある。
(8)との接触部付近を屈曲したものとして、鎖錠棒
(4)の先端が扉枠部(2)に係合する際に扉(3)に
接近する方向に移動し、鎖錠棒(4)の先端と扉枠部
(2)が擦れ合うことなく強く係合できる構造としてい
る。なお(14)、(14)は各鎖錠棒(4)の先端に備え
た扉枠部(2)との係合を滑らかにするためのローラで
ある。
(作用) このように構成されたものは、ハンドル(5)を回動さ
せることにより鎖錠棒(4)、(4)を上下動させて、
該鎖錠棒(4)、(4)の先端を箱本体(1)の扉枠部
(2)に係脱させて扉(3)の鎖錠、解錠を行うことは
従来のこの種扉鎖錠装置と同様である。
せることにより鎖錠棒(4)、(4)を上下動させて、
該鎖錠棒(4)、(4)の先端を箱本体(1)の扉枠部
(2)に係脱させて扉(3)の鎖錠、解錠を行うことは
従来のこの種扉鎖錠装置と同様である。
しかし本考案においては、鎖錠棒(4)の案内金具
(8)に案内される部分の断面形状を長方形状に形成す
るとともに、案内金具(8)に上記のとおりの長方形状
の保持孔(9)と開口部(11)とを設けたので、第5図
に示すように鎖錠棒(4)を短辺側から案内金具(8)
の開口部(11)に挿入したうえ、第6図に示すように凹
欠部(13)の内部で90°回動させれば、第7図のように
鎖錠棒(4)の長方形状の断面形状を長方形状の保持孔
(9)に一致させて嵌合させることができる。従って、
鎖錠棒(4)の基端を作動板(6)へ枢着した後に鎖錠
棒(4)を基端から90°歪ませて凹欠部(13)に嵌挿さ
せることもでき、また、鎖錠棒(4)が屈曲したものや
先端にローラ(14)を設けたものであっても、容易に鎖
錠棒(4)を案内金具(8)に側方から組み込むことが
できるものである。
(8)に案内される部分の断面形状を長方形状に形成す
るとともに、案内金具(8)に上記のとおりの長方形状
の保持孔(9)と開口部(11)とを設けたので、第5図
に示すように鎖錠棒(4)を短辺側から案内金具(8)
の開口部(11)に挿入したうえ、第6図に示すように凹
欠部(13)の内部で90°回動させれば、第7図のように
鎖錠棒(4)の長方形状の断面形状を長方形状の保持孔
(9)に一致させて嵌合させることができる。従って、
鎖錠棒(4)の基端を作動板(6)へ枢着した後に鎖錠
棒(4)を基端から90°歪ませて凹欠部(13)に嵌挿さ
せることもでき、また、鎖錠棒(4)が屈曲したものや
先端にローラ(14)を設けたものであっても、容易に鎖
錠棒(4)を案内金具(8)に側方から組み込むことが
できるものである。
また、このように案内金具(8)に嵌合された鎖錠棒
(4)は長手方向への動きは保持孔(9)の短辺部(1
2)、(12)により規制され、幅方向への動きは開口部
(11)の両側に残された長辺部(10a)の一部と凹欠部
(13)に残された長辺部(10b)の一部により規制され
るので、案内金具(8)から外れることもなく、的確に
鎖錠、解錠を行えるものである。
(4)は長手方向への動きは保持孔(9)の短辺部(1
2)、(12)により規制され、幅方向への動きは開口部
(11)の両側に残された長辺部(10a)の一部と凹欠部
(13)に残された長辺部(10b)の一部により規制され
るので、案内金具(8)から外れることもなく、的確に
鎖錠、解錠を行えるものである。
(考案の効果) 本考案は以上の説明によって明らかなように、鎖錠棒の
案内金具への組み込みを側方から容易に行えるようにし
たものであり、しかも確実に鎖錠棒を案内して的確な鎖
錠動作を行わせることができるものである。よって本考
案は従来の問題点を一掃した扉鎖錠装置として実用的価
値極めて大なものである。
案内金具への組み込みを側方から容易に行えるようにし
たものであり、しかも確実に鎖錠棒を案内して的確な鎖
錠動作を行わせることができるものである。よって本考
案は従来の問題点を一掃した扉鎖錠装置として実用的価
値極めて大なものである。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠側面図、第2図
は同じく一部切欠背面図、第3図は要部の一部切欠斜視
図、第4図は鎖錠棒の変形例を示す要部の一部切欠斜視
図、第5図、第6図、第7図は鎖錠棒を案内金具へ組み
込む作業工程を示す一部切欠平面図である。 (3):扉、(4):鎖錠棒、(8):案内金具、
(9):保持孔、(11):開口部、(13):凹欠部
は同じく一部切欠背面図、第3図は要部の一部切欠斜視
図、第4図は鎖錠棒の変形例を示す要部の一部切欠斜視
図、第5図、第6図、第7図は鎖錠棒を案内金具へ組み
込む作業工程を示す一部切欠平面図である。 (3):扉、(4):鎖錠棒、(8):案内金具、
(9):保持孔、(11):開口部、(13):凹欠部
Claims (1)
- 【請求項1】ハンドル操作により案内金具(8)の案内
下に上下動する鎖錠棒(4)、(4)を扉(3)の裏面
に設けた扉鎖錠装置において、鎖錠棒(4)の案内金具
(8)との接触部の断面形状を長方形状に形成するとと
もに、案内金具(8)には上記鎖錠棒(4)を遊嵌する
長方形状の保持孔(9)と、この保持孔(9)の長辺側
に連続し、鎖錠棒(4)の短辺側の幅よりもやや広い開
口部(11)とを設け、さらに、この保持孔(9)の開口
部(11)とは反対側に凹欠部(13)を設けたことを特徴
とする扉鎖錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989139979U JPH0731585Y2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 扉鎖錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989139979U JPH0731585Y2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 扉鎖錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0379484U JPH0379484U (ja) | 1991-08-13 |
JPH0731585Y2 true JPH0731585Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31686989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989139979U Expired - Lifetime JPH0731585Y2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 扉鎖錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731585Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60179769U (ja) * | 1984-05-10 | 1985-11-29 | 富士通株式会社 | 筐体の扉開閉機構 |
JPS63121482U (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-05 |
-
1989
- 1989-12-01 JP JP1989139979U patent/JPH0731585Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0379484U (ja) | 1991-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE3500862C1 (de) | Einhaengeverschluss fuer Koffer und Taschen | |
JPH0731585Y2 (ja) | 扉鎖錠装置 | |
EP1260657B1 (de) | Schlossanordnung | |
JPH076428Y2 (ja) | 扉鎖錠装置 | |
JP3647502B2 (ja) | シートトラック | |
EP0302270B1 (de) | Riegelverschluss in einer seitlichen Einfassung für Bordwände von Nutzfahrzeugen | |
JPH0642271Y2 (ja) | 操作レバーの安全装置 | |
JPS5838124Y2 (ja) | キヤビネツトにおける抽斗のロツク装置 | |
JPH0340008Y2 (ja) | ||
JP2568866Y2 (ja) | キャッチロック | |
JP3582742B2 (ja) | 抽斗サスペンション装置 | |
DE19717946C2 (de) | Rechts - links verwendbares Schloß | |
JPS6113775U (ja) | シヤツタ−の自動ロツク装置 | |
JPS5927506Y2 (ja) | 鎌錠 | |
JP2556459Y2 (ja) | 施錠装置における操作クランク軸の取付構造 | |
JPH0139360Y2 (ja) | ||
EP0662556A1 (de) | Schlossvorrichtung für eine Tür oder ein Fenster | |
JPH0453421Y2 (ja) | ||
JPS592274Y2 (ja) | 折り畳みドアのロツク構造 | |
JP3007074U (ja) | バリケード | |
JPH0128205Y2 (ja) | ||
JP2503629Y2 (ja) | スライド機構 | |
JPS5814207Y2 (ja) | 引寄せ錠 | |
JPH0372764U (ja) | ||
JPH0374771U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |