JPH07315583A - 粉体供給装置 - Google Patents

粉体供給装置

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Publication number
JPH07315583A
JPH07315583A JP11815794A JP11815794A JPH07315583A JP H07315583 A JPH07315583 A JP H07315583A JP 11815794 A JP11815794 A JP 11815794A JP 11815794 A JP11815794 A JP 11815794A JP H07315583 A JPH07315583 A JP H07315583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
powder
discharge port
thin plates
outer peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP11815794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Hayashida
和弘 林田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP11815794A priority Critical patent/JPH07315583A/ja
Publication of JPH07315583A publication Critical patent/JPH07315583A/ja
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体の微量供給が容易で、付着性の粉体に対
しても装置の構成部材に付着したり、凝集したまま排出
されることがなく、かつ、耐久性にも優れた粉体供給装
置を提供する。 【構成】 水平の回転軸11を中心として回転が与えら
れる円筒形のローラ1の外周面に、回転軸11に略平行
な姿勢で、一端が固着され、他端が自由端となっている
複数の弾性体薄板2・・2を配設するとともに、粉体Pを
ローラ1の上部の導入口31から、各薄板2・・2を含む
ローラ1外周部を経てローラ1の下部の排出口32に誘
導する粉体通路30を形成するための規制部材3を設
け、排出口32の近傍には、各薄板2・・2の自由端に当
接してこれを弾く突起物4を設けた構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば薬品、食品、化
粧品、あるいはセラミックス等の粉体を定量供給するた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】薬品や食品等の製造工程等において、各
種粉体を定量供給するための装置としては、従来、種々
の構造のものが実用化されているが、例えば、下面に粉
体取出口が形成された容器内に粉体を投入するととも
に、その容器の内部には、内壁に沿って鉛直軸の回りを
回転する弾性体からなる複数の仕切板を設け、各仕切板
の移動により粉体を取出口に導くとともに、取出口の近
傍には仕切板を弾く突起を設けることによって、各仕切
板の間に入っている粉体を順次取出口から排出するとと
もに、その際に、粉体が仕切板に付着して容器内に残留
するのを防止するようにした装置がある。
【0003】また、上面(搬送面)に多数の凹所が形成
された搬送ベルトを用い、その搬送ベルトを駆動しつつ
各凹所内に粉体を導いて、搬送ベルトの前進端部におい
て各凹所内の粉体を落下させるとともに、搬送ベルトの
上面に対して接近・離隔自在のすり切り板を設けて、こ
のすり切り板の上下調整によって各凹所内の粉体量を調
節して、粉体の供給量を制御できるようにした装置があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の各粉体供給装置のうち、前者の装置においては、仕
切板間の容積とこれらの回転速度が粉体の供給量を決定
することになるが、容器の高さ(厚さ)を薄くして粉体
の供給量を微量制御するのは実質的に困難であるという
問題がある。
【0005】一方、後者の装置では、微量供給は比較的
容易であるが、付着性の粉体ではベルトへの付着量を減
らすことが難しく、また、凹所に入り込んだ粉体がその
ままの形状に凝集されたまま排出されることもあって、
特に食品の袋詰め等には商品価値が低下して適用しにく
いばかりでなく、基本的に、ベルトを使用しているため
耐久性の点で問題がある。
【0006】本発明の目的は、粉体の微量供給が容易
で、付着性の粉体に対しても装置の構成部材に付着した
り、凝集したまま排出されることがなく、しかも耐久性
にも優れた粉体供給装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の粉体供給装置は、実施例図面である図1〜
図3に示すように、水平の回転軸11を中心として回転
が与えられる円筒形のローラ1と、そのローラ1の外周
面に回転軸11と略平行な姿勢で一端が固着され、他端
が自由端となっている複数の弾性体薄板(仕切板)2・・
2と、供給すべき粉体Pを、ローラ1の上部の導入口3
1から、各薄板2・・2を含むローラ1外周部を経て当該
ローラ1の下部の排出口32に誘導する粉体通路30を
形成するための規制部材(ケース)3と、その粉体通路
30の排出口32近傍で各弾性体薄板2・・2の自由端近
傍に当接してその各弾性薄板2・・2を弾く突起物4を備
えていることによって特徴づけられる。
【0008】
【作用】ローラ1の上部に設けられた導入口31に導か
れた粉体は、ローラ1の外周面に設けられた弾性薄板2
・・2の間に入り、ローラ1の回転によってそのローラ1
の外周に沿った粉体通路30を経て排出口32に導か
れ、自然落下によって排出される。排出口32の近傍で
弾性薄板2・・2の自由端が突起物4によって弾かれるた
め、各弾性薄板2・・2ないしはローラ1の外周面に付着
している粉体は確実に払い落とされ、かつ、十分にほぐ
される。
【0009】本発明の構成において、粉体を微量供給す
るためには、ローラ1と規制部材3との間隔t(図1参
照)を小さくすることにより、また、粉体をローラ1の
上部に導く導入口31の幅W(図3参照)を小さくする
ことによって、容易に制御可能である。
【0010】
【実施例】図1は本発明実施例の縦断面図で、図2はそ
のローラ1を抽出して示す外観図である。また、図3は
ケース3の一部を透視して示す図1のA矢視図である。
【0011】円筒形のローラ1はその中心軸に沿った水
平の回転軸11に固定されており、モータ(図示せず)
の駆動によって回転軸11の回りを図1に矢印で示す向
きに回転する。このローラ1の外周面には、回転軸11
と平行に多数の仕切板2・・2が配設されている。各仕切
板2・・2は、それぞれ弾性体によって形成されていると
ともに、互いに同一線上に並ぶ左右2枚が一対となっ
て、そのうち一方がローラ1の一端側に、他方がローラ
1の他端側に、それぞれの一端部において固着され、他
端部はそれぞれ自由端となっている。各対の仕切板2・・
2の自由端の間には、僅かな隙間が形成されている。
【0012】仕切板2・・2を含むローラ1はケース3内
に収容されている。このケース3には、ローラ1の上方
で開口する導入口31と、ローラの下方で開口する排出
口32とが設けられているとともに、その導入口31と
排出口32の間においては、ケース3はローラ1の外周
面との間に僅かな隙間tを開けてローラ1の外周面に沿
った形状を有しており、この隙間tが粉体通路30とな
る。
【0013】ケース3の排出口32の近傍には、ローラ
1側に向けて突出する突起物4が固着されており、この
突起物4の先端は、ローラ1の軸方向中央部においてそ
の外周面の直近にまで至り、ローラ1の回転により移動
する各仕切板2・・2の自由端に当接する。
【0014】ローラ1の上方には、粉体Pを収容したホ
ッパ5がその出口51を下方に向けた状態で配設されて
おり、このホッパ5の出口はケース3の上部に形成され
た導入口31に連通している。
【0015】以上の本発明実施例によると、ホッパ5内
の粉体Pは導入口31を介してローラ1の上面に導かれ
るが、その状態でローラ1を回転させると、導入口31
の近傍の粉体Pは各仕切板2・・2によって粉体通路30
内に誘導され、排出口32まで移動する。排出口32ま
で到達した粉体Pは、その大部分は自然落下によって排
出口32から下方に排出される。ローラ1または仕切板
2・・2に付着した粉体は、以下に示す仕切板2・・2と突
起物4の作用によって払い落とされる。
【0016】すなわち、ローラ1の回転により、各仕切
板2・・2は、排出口32の近傍においてその自由端が突
起物4に当接して移動を阻止される一方、固定端はロー
ラ1の回転に従って移動するため、仕切板2・・2は突起
物4への当接当初は図4(A)に示すように変形し、そ
の後、同図(B)に示すようにその反動で振動する。こ
の振動により、仕切板2・・2あるいはその近傍のローラ
1の外周に付着して自然落下しなかった粉体は、確実に
払い落とされて排出口32から排出される。
【0017】また、仕切板2・・2の間に入っている粉体
Pがある程度凝集した状態となっていても、仕切板2・・
2の振動によってほぐされ、排出口32からは凝集状態
の粉体が排出される恐れが少ない。
【0018】ここで、以上の構成において、微量供給を
行うためには、ローラ1の回転速度を遅くすることに加
えて、ローラ1の外周面とケース3との隙間tを小さく
すること、および、ローラ1の軸方向への導入口31の
幅Wを小さくすること、のいずれか一方もしくは双方の
調整によっても可能であり、従来のものに比して制御が
容易となる。
【0019】なお、以上の実施例では、ローラ1の外周
面にそれぞれ左右一対の仕切板2・・2を設けて、各仕切
板2・・2をそれぞれローラ1の中央部において自由端と
して突起物4で弾くように構成したが、仕切板2・・2は
左右一対である必要はなく、ローラ1の外周面に沿って
1枚ずつ設けてそれぞれをローラ1の一端で固定し、他
端を自由端としてもよく、この場合、突起物4はローラ
1の端部に配設して各仕切板2・・2の自由端を弾くよう
にすればよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
水平の回転軸を中心として回転が与えられる円筒形のロ
ーラの外周面に、その回転軸と略平行な姿勢で一端が固
着され、他端が自由端となっている複数の弾性体薄板2
・・2を設けるとともに、供給すべき粉体を、ローラの上
部の導入口から、各弾性体薄板を含むローラ外周部を経
て当該ローラの下部の排出口に誘導する粉体通路を形成
するための規制部材を設け、その粉体通路の排出口近傍
には、各弾性体薄板の自由端近傍に当接してその各弾性
薄板を弾く突起物を配設した構造としているから、ロー
ラ外周面と規制部材の間隙と、ローラ軸方向への導入口
の幅との双方の調整によって粉体の供給量を加減するこ
とができ、微量供給の制御が容易となり、しかも、各仕
切板ないしはローラ外周面に付着した粉体は、仕切板が
弾かれることによって確実に払い落とされる。また、こ
の仕切板の弾発動作により、粉体が十分にほぐされた状
態で排出され、食品の袋詰め等に適用してもその商品価
値を低下させる恐れがない。更に、ベルト等を用いてい
ないため、耐久性の点においても特に問題はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の縦断面図
【図2】本発明実施例のローラ1を抽出して示す外観図
【図3】ケース3の一部を透視して示す図1のA矢視図
【図4】本発明実施例の仕切板2・・2と突起物4の作用
説明図
【符号の説明】
1 ローラ 11 回転軸 2・・2 仕切板 3 ケース 30 粉体通路 31 導入口 32 排出口 4 突起物 5 ホッパ P 粉体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平の回転軸を中心として回転が与えら
    れる円筒形のローラと、そのローラの外周面に上記回転
    軸と略平行な姿勢で一端が固着され、他端が自由端とな
    っている複数の弾性体薄板と、供給すべき粉体を、上記
    ローラの上部の導入口から、上記各薄板を含むローラ外
    周部を経て当該ローラの下部の排出口に誘導する粉体通
    路を形成するための規制部材と、その粉体通路の排出口
    近傍で上記各弾性薄板の自由端近傍に当接してその各弾
    性薄板を弾く突起物を備えてなる粉体供給装置。
JP11815794A 1994-05-31 1994-05-31 粉体供給装置 Pending JPH07315583A (ja)

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JP11815794A JPH07315583A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 粉体供給装置

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JP11815794A JPH07315583A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 粉体供給装置

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JPH07315583A true JPH07315583A (ja) 1995-12-05

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ID=14729516

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JP11815794A Pending JPH07315583A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 粉体供給装置

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JP (1) JPH07315583A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014050835A1 (ja) * 2012-09-25 2014-04-03 トヨタ自動車株式会社 二次電池用粉体供給装置および電極体の製造装置
CN106185369A (zh) * 2016-08-26 2016-12-07 天津市金桥焊材集团有限公司 一种药粉均匀下料装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014050835A1 (ja) * 2012-09-25 2014-04-03 トヨタ自動車株式会社 二次電池用粉体供給装置および電極体の製造装置
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