JPH07315498A - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
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- JPH07315498A JPH07315498A JP6130813A JP13081394A JPH07315498A JP H07315498 A JPH07315498 A JP H07315498A JP 6130813 A JP6130813 A JP 6130813A JP 13081394 A JP13081394 A JP 13081394A JP H07315498 A JPH07315498 A JP H07315498A
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- JP
- Japan
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- hose
- refueling
- oil supply
- pipe
- moving body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D7/00—Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 地上固定式とホース懸垂式の両者の利点を生
かし、構造が簡単で安価であり、かつ動きも円滑で取り
扱いやすく、またガスセンサの設置が容易でデザインの
良い給油装置を提供する。 【構成】 給油所敷地に形成された縦長アイランド１に
設けられた計量ユニット２と、前記計量ユニット２の上
方にアイランド１に直交して設けられたホース処理ケー
ス２１と、前記ホース処理ケース２１の下部に形成され
た長孔に沿って設けられた移動体ガイド２３と、前記移
動体ガイド２３に沿って走行する短管１９を設けた移動
体２５と、前記移動体２５を移動体ガイド２３の一方側
に牽張付勢する付勢手段２７と、前記ホース処理ケース
２２内に導出された前記計量ユニット２からの給油管１
２と前記移動体２５の短管１９の一方側との間を連結し
たホース１６と、前記移動体２５の短管１６の他方側に
一端が接続され他端側が吊り下げられた先端に給油ノズ
ルを有する給油ホース１４とを備える。
かし、構造が簡単で安価であり、かつ動きも円滑で取り
扱いやすく、またガスセンサの設置が容易でデザインの
良い給油装置を提供する。 【構成】 給油所敷地に形成された縦長アイランド１に
設けられた計量ユニット２と、前記計量ユニット２の上
方にアイランド１に直交して設けられたホース処理ケー
ス２１と、前記ホース処理ケース２１の下部に形成され
た長孔に沿って設けられた移動体ガイド２３と、前記移
動体ガイド２３に沿って走行する短管１９を設けた移動
体２５と、前記移動体２５を移動体ガイド２３の一方側
に牽張付勢する付勢手段２７と、前記ホース処理ケース
２２内に導出された前記計量ユニット２からの給油管１
２と前記移動体２５の短管１９の一方側との間を連結し
たホース１６と、前記移動体２５の短管１６の他方側に
一端が接続され他端側が吊り下げられた先端に給油ノズ
ルを有する給油ホース１４とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に燃料を供給
する給油所に設置する給油装置に関するものである。
する給油所に設置する給油装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の給油装置には、地上固定式のもの
とホース懸垂式のものがある。地上固定式は、地上に設
置したアイランドに給油機構を内部に収めるスタンドを
立設し、このスタンドから給油ホースを導出するもので
あるが、地上にアイランドがあるため給油ホースの長さ
が限定されて給油エリアが狭い欠点がある。
とホース懸垂式のものがある。地上固定式は、地上に設
置したアイランドに給油機構を内部に収めるスタンドを
立設し、このスタンドから給油ホースを導出するもので
あるが、地上にアイランドがあるため給油ホースの長さ
が限定されて給油エリアが狭い欠点がある。
【０００３】一方、ホース懸垂式は、給油管を支柱上な
どの高所に設けたホース処理装置まで立ち上げ、ホース
処理ケースのホースリールから給油ホースを懸垂するも
のである。ホース懸垂式は、給油エリアを広く確保でき
るが、給油の度に給油ホースの昇降を行う必要があり、
作業性が悪い欠点がある。
どの高所に設けたホース処理装置まで立ち上げ、ホース
処理ケースのホースリールから給油ホースを懸垂するも
のである。ホース懸垂式は、給油エリアを広く確保でき
るが、給油の度に給油ホースの昇降を行う必要があり、
作業性が悪い欠点がある。
【０００４】これを改善するために、本出願人は両タイ
プを組み合わせてそれぞれの利点を生かすものとして先
に特開平５−１４７５０８号公報の発明を提案し、さら
に給油ホースの取扱を容易にするものとして特開平５−
３３０５９９号公報の発明を提案した。これらの給油装
置は、いずれも、ノズル掛けを有するスタンドをアイラ
ンド上に設け、キャノピイまたは支柱の上部に設けたホ
ース処理ケース内を走行する移動体から給油ホースを懸
垂して給油するものである。
プを組み合わせてそれぞれの利点を生かすものとして先
に特開平５−１４７５０８号公報の発明を提案し、さら
に給油ホースの取扱を容易にするものとして特開平５−
３３０５９９号公報の発明を提案した。これらの給油装
置は、いずれも、ノズル掛けを有するスタンドをアイラ
ンド上に設け、キャノピイまたは支柱の上部に設けたホ
ース処理ケース内を走行する移動体から給油ホースを懸
垂して給油するものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
５−１４７５０８号の給油装置では、給油ホースの移動
をモーターで行うため構造が複雑になり、コスト高とな
る欠点があり、また特開平５−３３０５９９号公報の給
油装置では、給油ホースをホース処理ケースの先端側に
引っ張った際に常に力を掛けていなければ給油ホースが
アイランド側によってしまうため、作業者が給油中常に
ついていなければならず、またホース処理ケース内のホ
ースに無理な曲がりが加わりホースを傷つけたり、動き
が円滑でない欠点があった。また、給油の際の誤給油を
防止するためにガスセンサが用いられるがガス吸引用の
ポンプの設置場所をどこに設けるかに問題があった。
５−１４７５０８号の給油装置では、給油ホースの移動
をモーターで行うため構造が複雑になり、コスト高とな
る欠点があり、また特開平５−３３０５９９号公報の給
油装置では、給油ホースをホース処理ケースの先端側に
引っ張った際に常に力を掛けていなければ給油ホースが
アイランド側によってしまうため、作業者が給油中常に
ついていなければならず、またホース処理ケース内のホ
ースに無理な曲がりが加わりホースを傷つけたり、動き
が円滑でない欠点があった。また、給油の際の誤給油を
防止するためにガスセンサが用いられるがガス吸引用の
ポンプの設置場所をどこに設けるかに問題があった。
【０００６】そこで本発明は、地上固定式とホース懸垂
式の両者の利点を生かし、構造が簡単で安価であり、か
つ動きも円滑で取り扱いやすく、またガスセンサの設置
が容易でデザインの良い給油装置を提供することを目的
とする。
式の両者の利点を生かし、構造が簡単で安価であり、か
つ動きも円滑で取り扱いやすく、またガスセンサの設置
が容易でデザインの良い給油装置を提供することを目的
とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の給油装置は、給油所敷地に形成された縦長
アイランドに設けられた計量ユニットと、前記計量ユニ
ットの上方にアイランドに直交して設けられたホース処
理ケースと、前記ホース処理ケースの下部に形成された
長孔に沿って設けられた移動体ガイドと、前記移動体ガ
イドに沿って走行する短管を設けた移動体と、前記移動
体を移動体ガイドの一方側に牽張付勢する付勢手段と、
前記ホース処理ケース内に導出された前記計量ユニット
からの給油管と前記移動体の短管の一方側との間を連結
したホースと、前記移動体の短管の他方側に一端が接続
され他端側が吊り下げられた先端に給油ノズルを有する
給油ホースとを備えたものである。
に、本発明の給油装置は、給油所敷地に形成された縦長
アイランドに設けられた計量ユニットと、前記計量ユニ
ットの上方にアイランドに直交して設けられたホース処
理ケースと、前記ホース処理ケースの下部に形成された
長孔に沿って設けられた移動体ガイドと、前記移動体ガ
イドに沿って走行する短管を設けた移動体と、前記移動
体を移動体ガイドの一方側に牽張付勢する付勢手段と、
前記ホース処理ケース内に導出された前記計量ユニット
からの給油管と前記移動体の短管の一方側との間を連結
したホースと、前記移動体の短管の他方側に一端が接続
され他端側が吊り下げられた先端に給油ノズルを有する
給油ホースとを備えたものである。
【０００８】前記移動体の短管と前記給油管からのホー
スとは、スイベルジョイントを介して連結されているこ
とが好ましい。前記移動体が移動体ガイドの一方側の端
部に移動したとき、前記移動体を一時的に拘束する拘束
手段を設けることが好ましい。前記アイランドには上方
のホース処理ケースに向けて支柱が立設され、かつ前記
計量ユニットは貯油タンクからの吸入管に接続された給
油ポンプ及び給油量を計量し表示器に出力する流量計を
有し、該流量計の吐出口に接続された給油管が前記支柱
に沿って立ち上げられて前記ホース処理ケース内に導出
され、前記計量ユニットのケースには給油ノズルを掛け
るノズル掛けが設けられていることが好ましい。前記支
柱に沿って立ち上げられた給油管部分は、カバーで覆わ
れていることが好ましい。前記給油ノズルにガスセンサ
用吸引パイプ口が併設され、ガス吸引用パイプが前記給
油ホースに併設されて前記移動体ガイド内に設けられた
ガス吸引用ポンプに接続されていることが好ましい。前
記ホース処理ケース内でホースは支柱と反対側に曲げら
れ、支柱側の空間側に前記ガス吸引用ポンプが配置され
ている設けられたガス吸引用ポンプに接続していること
が好ましい。
スとは、スイベルジョイントを介して連結されているこ
とが好ましい。前記移動体が移動体ガイドの一方側の端
部に移動したとき、前記移動体を一時的に拘束する拘束
手段を設けることが好ましい。前記アイランドには上方
のホース処理ケースに向けて支柱が立設され、かつ前記
計量ユニットは貯油タンクからの吸入管に接続された給
油ポンプ及び給油量を計量し表示器に出力する流量計を
有し、該流量計の吐出口に接続された給油管が前記支柱
に沿って立ち上げられて前記ホース処理ケース内に導出
され、前記計量ユニットのケースには給油ノズルを掛け
るノズル掛けが設けられていることが好ましい。前記支
柱に沿って立ち上げられた給油管部分は、カバーで覆わ
れていることが好ましい。前記給油ノズルにガスセンサ
用吸引パイプ口が併設され、ガス吸引用パイプが前記給
油ホースに併設されて前記移動体ガイド内に設けられた
ガス吸引用ポンプに接続されていることが好ましい。前
記ホース処理ケース内でホースは支柱と反対側に曲げら
れ、支柱側の空間側に前記ガス吸引用ポンプが配置され
ている設けられたガス吸引用ポンプに接続していること
が好ましい。
【０００９】
【作用】本発明の構成によれば、アイランドから離れた
位置の給油の場合は、アイランドの上方の移動体ガイド
を走行する移動体から懸垂された給油ホースをアイラン
ドに直交して引っ張ると、前記移動体が移動体ガイドに
沿って走行して、給油ホースの吊り下げ点が移動体ガイ
ドの外側端に移動する。給油を終了して給油ホースを放
すと、前記移動体は付勢手段により牽張されて、前記給
油ホースの吊り下げ点に近い位置に戻る。
位置の給油の場合は、アイランドの上方の移動体ガイド
を走行する移動体から懸垂された給油ホースをアイラン
ドに直交して引っ張ると、前記移動体が移動体ガイドに
沿って走行して、給油ホースの吊り下げ点が移動体ガイ
ドの外側端に移動する。給油を終了して給油ホースを放
すと、前記移動体は付勢手段により牽張されて、前記給
油ホースの吊り下げ点に近い位置に戻る。
【００１０】また、移動体の短管と給油管からのホース
とをスイベルジョイントを介して連結することで、ホー
スに無理な力が加わらず、移動体の動きが円滑になり、
ホースを傷つけることなく短くできる。移動体が移動体
ガイドの外側端部に移動したとき移動体の運動を一時的
に拘束する拘束手段を設けることにより、アイランドか
ら離れた位置の給油中に移動体は牽張される付勢力に対
抗してその動きが一時的に拘束され、給油中に人手によ
り給油ホースを保持する必要がない。そして、給油が終
了すれば給油ホースを内側へ引っ張ることにより一時的
拘束は解除されて移動体は前記付勢力により元の位置に
戻る。給油ノズルにガスセンサ用吸引パイプ口を併設
し、ガス吸引用パイプを移動体ガイド内のガス吸引用ポ
ンプに接続することにより油種検知が容易にでき、これ
により誤給油の防止ができる。支柱に沿って立ち上がる
給油管をカバーし、ガス吸引ポンプをホース処理ケース
内に収納することにより体裁がよくなる。
とをスイベルジョイントを介して連結することで、ホー
スに無理な力が加わらず、移動体の動きが円滑になり、
ホースを傷つけることなく短くできる。移動体が移動体
ガイドの外側端部に移動したとき移動体の運動を一時的
に拘束する拘束手段を設けることにより、アイランドか
ら離れた位置の給油中に移動体は牽張される付勢力に対
抗してその動きが一時的に拘束され、給油中に人手によ
り給油ホースを保持する必要がない。そして、給油が終
了すれば給油ホースを内側へ引っ張ることにより一時的
拘束は解除されて移動体は前記付勢力により元の位置に
戻る。給油ノズルにガスセンサ用吸引パイプ口を併設
し、ガス吸引用パイプを移動体ガイド内のガス吸引用ポ
ンプに接続することにより油種検知が容易にでき、これ
により誤給油の防止ができる。支柱に沿って立ち上がる
給油管をカバーし、ガス吸引ポンプをホース処理ケース
内に収納することにより体裁がよくなる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明を図示の一実施例をより具体的
に説明する。図１は本発明の実施例のホース処理装置の
内部構造を示す縦断面図、図２は本発明の実施例のホー
ス処理装置の内部構造を示す水平断面図、図３は本発明
の実施例の給油装置の外観斜視図、図４は本発明の実施
例の支柱と給油管部分の水平断面図である。
に説明する。図１は本発明の実施例のホース処理装置の
内部構造を示す縦断面図、図２は本発明の実施例のホー
ス処理装置の内部構造を示す水平断面図、図３は本発明
の実施例の給油装置の外観斜視図、図４は本発明の実施
例の支柱と給油管部分の水平断面図である。
【００１２】これらの図において、給油所の敷地内に設
けた縦長のアイランド１上には、例えば、ハイオクタン
ガソリン、レギュラーガソリン、軽油などを給油するた
めの計量ユニット２が配置されている。この計量ユニッ
ト２の一方の端側には、角柱からなる支柱１１がアイラ
ンド１上に直立に立設され、この支柱１１の上部には、
ホース処理装置２１が設けられている。
けた縦長のアイランド１上には、例えば、ハイオクタン
ガソリン、レギュラーガソリン、軽油などを給油するた
めの計量ユニット２が配置されている。この計量ユニッ
ト２の一方の端側には、角柱からなる支柱１１がアイラ
ンド１上に直立に立設され、この支柱１１の上部には、
ホース処理装置２１が設けられている。
【００１３】この計量ユニット２は、そのケース２ａ内
に油種ごとに地下タンクに連通する吸入管３が立ち上げ
られ、この吸入管３に給油モータ４に接続された給油ポ
ンプ５、流量パルス発信器６が接続された流量計７が配
設され、この流量計７の出口側に吐出管８が接続されて
いる。また、この計量ユニット２のケース２ａ前面に
は、給油ノズル１３を掛けるノズル掛け９が設けられ、
ケース２ａ上面には、油種、給油量などの給油データを
表示する表示器１０が設けられている。支柱１１の側面
には、油種毎にそれぞれ吐出管８に接続された給油管１
２（例えば、３種類の油がそれぞれ２本づつ、合計６
本）が立ち上げられ、その給油管１２がカバー１１ａに
より体裁よく覆われている。
に油種ごとに地下タンクに連通する吸入管３が立ち上げ
られ、この吸入管３に給油モータ４に接続された給油ポ
ンプ５、流量パルス発信器６が接続された流量計７が配
設され、この流量計７の出口側に吐出管８が接続されて
いる。また、この計量ユニット２のケース２ａ前面に
は、給油ノズル１３を掛けるノズル掛け９が設けられ、
ケース２ａ上面には、油種、給油量などの給油データを
表示する表示器１０が設けられている。支柱１１の側面
には、油種毎にそれぞれ吐出管８に接続された給油管１
２（例えば、３種類の油がそれぞれ２本づつ、合計６
本）が立ち上げられ、その給油管１２がカバー１１ａに
より体裁よく覆われている。
【００１４】ホース処理装置２１は、アイランド１に直
交する方向に細長い直方体状に形成されたホース処理ケ
ース２２を備えている。このホース処理ケース２２の下
部にはハイオクタンガソリン、レギュラーガソリン、軽
油用などのそれぞれ３列の長孔２２ａ，…が形成され、
それぞれの長孔２２ａの両側には台車（移動体）２５を
走行させる一対のレール２３（移動体ガイド）が敷設さ
れている。台車（移動体）２５は、レール２３（移動体
ガイド）上を転がる車輪２６を有し、ホース処理ケース
２２内の中央部側に配置されたリトラクタ（付勢手段）
２７によりワイヤ２８を介して支柱方向に牽引するよう
に付勢されている。また、ホース処理ケース２２内のリ
トラクタ２７の反対側の先端部には磁石（拘束手段）２
９が固設されている。そして、台車２５がホース処理ケ
ース２２の先端部にきたときには、磁石（拘束手段）２
９が台車２５の端部の磁性体２５ａに吸着し、リトラク
タ（付勢手段）２７の付勢力に対抗して台車２５がその
位置に保持される。
交する方向に細長い直方体状に形成されたホース処理ケ
ース２２を備えている。このホース処理ケース２２の下
部にはハイオクタンガソリン、レギュラーガソリン、軽
油用などのそれぞれ３列の長孔２２ａ，…が形成され、
それぞれの長孔２２ａの両側には台車（移動体）２５を
走行させる一対のレール２３（移動体ガイド）が敷設さ
れている。台車（移動体）２５は、レール２３（移動体
ガイド）上を転がる車輪２６を有し、ホース処理ケース
２２内の中央部側に配置されたリトラクタ（付勢手段）
２７によりワイヤ２８を介して支柱方向に牽引するよう
に付勢されている。また、ホース処理ケース２２内のリ
トラクタ２７の反対側の先端部には磁石（拘束手段）２
９が固設されている。そして、台車２５がホース処理ケ
ース２２の先端部にきたときには、磁石（拘束手段）２
９が台車２５の端部の磁性体２５ａに吸着し、リトラク
タ（付勢手段）２７の付勢力に対抗して台車２５がその
位置に保持される。
【００１５】台車２５には、短管１９が長孔２２ａを通
して下側に向けて設けられ、かつこの短管１９の上端部
にスイベルジョイント１５が接続されている。このスイ
ベルジョイント１５の一方の接続口には、可撓性を有す
るホース１６の一端部が接続されている。このホース１
６は、ホース処理ケース２２内において支柱１１と反対
側に曲げられ、その他端部が支柱１１に沿ってホース処
理ケース２２内に立ち上げられた給油管１２に継手１２
ａを介して連結されている。また、ホース処理ケース２
２内には、ホース１６が撓んだとき交差することを防ぐ
ためにパイプまたは棒状体で作られたセパレータ３０が
設けられている。
して下側に向けて設けられ、かつこの短管１９の上端部
にスイベルジョイント１５が接続されている。このスイ
ベルジョイント１５の一方の接続口には、可撓性を有す
るホース１６の一端部が接続されている。このホース１
６は、ホース処理ケース２２内において支柱１１と反対
側に曲げられ、その他端部が支柱１１に沿ってホース処
理ケース２２内に立ち上げられた給油管１２に継手１２
ａを介して連結されている。また、ホース処理ケース２
２内には、ホース１６が撓んだとき交差することを防ぐ
ためにパイプまたは棒状体で作られたセパレータ３０が
設けられている。
【００１６】短管１９の下端部には、先端に給油ノズル
１３を有する給油ホース１４の一端部が接続されてい
る。そして、給油ホース１４は、短管１９に接続された
部分から長孔２２ａを通して下側に吊り下ろされ、その
給油ノズル１３が対応するノズル掛け９に掛けられるよ
うになっている。また、ホース処理ケース２２内の中央
部側の空間には、ガス吸引ポンプ１７が配置されてお
り、ホース１６から給油ホース１４に沿って併設された
ガス吸引パイプ１８に接続されている。これにより吸引
されたガスを図示しないガスセンサーにより検知して被
給油タンク内の油種を判定するようになっている。
１３を有する給油ホース１４の一端部が接続されてい
る。そして、給油ホース１４は、短管１９に接続された
部分から長孔２２ａを通して下側に吊り下ろされ、その
給油ノズル１３が対応するノズル掛け９に掛けられるよ
うになっている。また、ホース処理ケース２２内の中央
部側の空間には、ガス吸引ポンプ１７が配置されてお
り、ホース１６から給油ホース１４に沿って併設された
ガス吸引パイプ１８に接続されている。これにより吸引
されたガスを図示しないガスセンサーにより検知して被
給油タンク内の油種を判定するようになっている。
【００１７】上記構成の給油装置の動作について説明す
る。給油する自動車の被給油口がアイランド１側にある
場合は、給油ノズル１３をノズル掛け９から外して給油
することにより、地上固定式の給油装置と同様に給油す
ることができる。しかし、給油する自動車の被給油口が
アイランド１の反対側にある場合は、前記の方法で給油
すると給油ホース１４が自動車に引っ掛かって給油が困
難である。
る。給油する自動車の被給油口がアイランド１側にある
場合は、給油ノズル１３をノズル掛け９から外して給油
することにより、地上固定式の給油装置と同様に給油す
ることができる。しかし、給油する自動車の被給油口が
アイランド１の反対側にある場合は、前記の方法で給油
すると給油ホース１４が自動車に引っ掛かって給油が困
難である。
【００１８】そこで、自動車の被給油口がアイランド１
の反対側にある場合は、給油ノズル１３をノズル掛け９
から外した後、被給油口の方向、すなわち、アイランド
１と直交する方向にリトラクタ２７の付勢力に対抗して
手で引っ張れば、台車２５がレール２３に沿って移動
し、給油ホース１４の最初の吊り下げ点１４ａが先端側
の吊り下げ点１４ａ´の位置に移動して自動車の被給油
口の上方に位置する。このとき、磁石２９が台車２５の
一端の磁性体２５ａを吸着するので、台車２５はリトラ
クタ２７の付勢力に対抗してその位置で固定され、給油
ホース１４から手を離しても給油ホース１４は元の位置
には戻らない。これにより、作業員が給油中に特別の力
を加えなくても給油を継続できる。
の反対側にある場合は、給油ノズル１３をノズル掛け９
から外した後、被給油口の方向、すなわち、アイランド
１と直交する方向にリトラクタ２７の付勢力に対抗して
手で引っ張れば、台車２５がレール２３に沿って移動
し、給油ホース１４の最初の吊り下げ点１４ａが先端側
の吊り下げ点１４ａ´の位置に移動して自動車の被給油
口の上方に位置する。このとき、磁石２９が台車２５の
一端の磁性体２５ａを吸着するので、台車２５はリトラ
クタ２７の付勢力に対抗してその位置で固定され、給油
ホース１４から手を離しても給油ホース１４は元の位置
には戻らない。これにより、作業員が給油中に特別の力
を加えなくても給油を継続できる。
【００１９】上記の状態で給油を行うと、地下タンクか
ら汲上げられた油は、吸入管３、給油ポンプ５、流量計
７、吐出管８、給油管１２、ホース１６、スイベルジョ
イント１５、短管１９及び給油ホース１４を介して給油
ノズル１３から自動車のタンクに吐出し、その給油デー
タが表示器１０に表示される。
ら汲上げられた油は、吸入管３、給油ポンプ５、流量計
７、吐出管８、給油管１２、ホース１６、スイベルジョ
イント１５、短管１９及び給油ホース１４を介して給油
ノズル１３から自動車のタンクに吐出し、その給油デー
タが表示器１０に表示される。
【００２０】給油が終了して給油ホース１４を下側で支
柱１１側へ少し強く引っ張ると、台車２５の磁性体部２
５ａが磁石２９から離れて、台車２５はリトラクタ２７
の付勢力により支柱１１方向に移動し、給油ホース１４
の最初の吊り下げ点１４ａの位置に戻る。そこで、給油
ノズル１３をノズル掛け９に戻せば、給油ホース１４は
アイランド１の近くで計量ユニット５に下ろされるため
自動車に引っ掛かることがない。
柱１１側へ少し強く引っ張ると、台車２５の磁性体部２
５ａが磁石２９から離れて、台車２５はリトラクタ２７
の付勢力により支柱１１方向に移動し、給油ホース１４
の最初の吊り下げ点１４ａの位置に戻る。そこで、給油
ノズル１３をノズル掛け９に戻せば、給油ホース１４は
アイランド１の近くで計量ユニット５に下ろされるため
自動車に引っ掛かることがない。
【００２１】ホース処理装置２１内のホース１６は、台
車２５の移動によって撓むが、スイベルジョイント１５
が設けられているため、無理な力が加わらずに円滑に曲
がり、ホース１６を痛めたりすることなく、また短くす
ることができ、かつセパレータ３０が敷設されているの
で互いに絡むことはない。
車２５の移動によって撓むが、スイベルジョイント１５
が設けられているため、無理な力が加わらずに円滑に曲
がり、ホース１６を痛めたりすることなく、また短くす
ることができ、かつセパレータ３０が敷設されているの
で互いに絡むことはない。
【００２２】また、被給油タンクの油種を検知するため
には、給油ノズルの先端を被給油タンクの給油口に近付
けてガス吸引ポンプ１７を作動させれば油ガスが吸引さ
れて図示しない油種センサにより油種を検知することが
できる。これにより、誤給油を防止できる。
には、給油ノズルの先端を被給油タンクの給油口に近付
けてガス吸引ポンプ１７を作動させれば油ガスが吸引さ
れて図示しない油種センサにより油種を検知することが
できる。これにより、誤給油を防止できる。
【００２３】したがって、本発明の給油装置では、給油
する自動車の被給油口の位置により、地上固定式と懸垂
式の両者の利点が共用できる。
する自動車の被給油口の位置により、地上固定式と懸垂
式の両者の利点が共用できる。
【００２４】なお、本実施例ではアイランド上に立設さ
れた支柱の上部にホース処理装置を設けたが、支柱を立
設しなくても給油エリヤのキャノピーから吊り下げても
よく、また、台車の牽引の付勢力としてリトラクタを使
用したが、その他の手段であってもよい。さらに、一時
的な拘束手段として磁石を使用したが、台車がホース処
理ケースの先端部にきたときに爪が引っ掛かり、強く引
っ張るときは爪が外れるラッチ機構を用いてもよい。
れた支柱の上部にホース処理装置を設けたが、支柱を立
設しなくても給油エリヤのキャノピーから吊り下げても
よく、また、台車の牽引の付勢力としてリトラクタを使
用したが、その他の手段であってもよい。さらに、一時
的な拘束手段として磁石を使用したが、台車がホース処
理ケースの先端部にきたときに爪が引っ掛かり、強く引
っ張るときは爪が外れるラッチ機構を用いてもよい。
【００２５】本発明の好適な実施例について説明した
が、本発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の改
良及び変更をなし得ることはもちろんである。
が、本発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の改
良及び変更をなし得ることはもちろんである。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように本発明の給油装置に
よれば、給油する自動車の被給油口が計量ユニットに近
い側の場合は、アイランド上に設けられたノズル掛けを
有する計量ユニットのノズル掛けから、給油ノズルを外
して、直ちに給油することにより地上固定式と同じに容
易に給油できる。また、被給油口が計量ユニットから離
れて反対側にある場合は、給油ノズルをノズル掛から外
した後、給油する自動車の被給油口の方向にリトラクタ
の付勢力に対抗して手で引っ張れば給油ホースの懸垂上
端部が被給油口の上方に位置するので、給油する自動車
に引っ掛かることもなく、また、その走行を阻害するこ
ともない。これにより、本発明の給油装置は、地上固定
式と懸垂式の両者の利点を兼ねることができる。
よれば、給油する自動車の被給油口が計量ユニットに近
い側の場合は、アイランド上に設けられたノズル掛けを
有する計量ユニットのノズル掛けから、給油ノズルを外
して、直ちに給油することにより地上固定式と同じに容
易に給油できる。また、被給油口が計量ユニットから離
れて反対側にある場合は、給油ノズルをノズル掛から外
した後、給油する自動車の被給油口の方向にリトラクタ
の付勢力に対抗して手で引っ張れば給油ホースの懸垂上
端部が被給油口の上方に位置するので、給油する自動車
に引っ掛かることもなく、また、その走行を阻害するこ
ともない。これにより、本発明の給油装置は、地上固定
式と懸垂式の両者の利点を兼ねることができる。
【００２７】また、移動体の短管と給油管からのホース
とをスイベルジョイントを介して連結することで、ホー
スに無理な力が加わらず、移動体の動きが円滑になり、
ホースを傷つけることなく短くできる。このとき給油ホ
ースの途中を支承している上部の台車が、磁石などの拘
束手段に吸着されるので、給油ホースから手を離しても
給油ホースは元の位置には戻らず人手なしで給油が継続
できる。また、給油が終了して、給油ホースを強く引っ
張れば、台車が磁石から外れて付勢力により給油ホース
の懸垂上端部が支柱に近い位置に戻るので、自動車の走
行を妨害しないで給油を完了する。
とをスイベルジョイントを介して連結することで、ホー
スに無理な力が加わらず、移動体の動きが円滑になり、
ホースを傷つけることなく短くできる。このとき給油ホ
ースの途中を支承している上部の台車が、磁石などの拘
束手段に吸着されるので、給油ホースから手を離しても
給油ホースは元の位置には戻らず人手なしで給油が継続
できる。また、給油が終了して、給油ホースを強く引っ
張れば、台車が磁石から外れて付勢力により給油ホース
の懸垂上端部が支柱に近い位置に戻るので、自動車の走
行を妨害しないで給油を完了する。
【００２８】さらに、給油ノズルにガスセンサ用吸引パ
イプを併設し、移動体ガイド内にガス吸引用ポンプを内
蔵しているので、給油前に被給油タンクの油種の確認が
容易で誤給油を防止できる。
イプを併設し、移動体ガイド内にガス吸引用ポンプを内
蔵しているので、給油前に被給油タンクの油種の確認が
容易で誤給油を防止できる。
【００２９】さらにまた、支柱に沿って立ち上がる給油
管をカバーし、ガス吸引ポンプをホース処理ケース内に
収納することにより体裁がよく、かつ誤給油の防止が容
易になる。
管をカバーし、ガス吸引ポンプをホース処理ケース内に
収納することにより体裁がよく、かつ誤給油の防止が容
易になる。
【図１】本発明の実施例のホース処理装置の内部構造を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図２】本発明の実施例のホース処理装置の内部構造を
示す水平断面図である。
示す水平断面図である。
【図３】本発明の実施例の給油装置の全体構成の外観斜
視図である。
視図である。
【図４】本発明実施例の給油装置の支柱と給油管部分の
断面図である。
断面図である。
１ アイランド ２ 計量ユニット ３ 吸入管 ４ 給油モータ ５ 給油ポンプ ６ 流量パルス発信器 ７ 流量計 ８ 吐出管 ９ ノズル掛け １０ 表示器 １１ 支柱 １２ 給油管 １３ 給油ノズル １４ 給油ホース １５ スイベルジョイント １６ 短管ホース １７ ガス吸引ポンプ １８ ガス吸引パイプ １９ 短管 ２１ ホース処理装置 ２２ ホース処理ケース ２３ レール（移動体ガイド） ２５ 台車（移動体） ２６ 車輪 ２７ リトラクタ（付勢手段） ２９ 磁石（拘束手段） ３０ セパレータ
Claims (7)
- 【請求項１】 給油所敷地に形成された縦長アイランド
に設けられた計量ユニットと、前記計量ユニットの上方
にアイランドに直交して設けられたホース処理ケース
と、前記ホース処理ケースの下部に形成された長孔に沿
って設けられた移動体ガイドと、前記移動体ガイドに沿
って走行する短管を設けた移動体と、前記移動体を移動
体ガイドの一方側に牽張付勢する付勢手段と、前記ホー
ス処理ケース内に導出された前記計量ユニットからの給
油管と前記移動体の短管の一方側との間を連結したホー
スと、前記移動体の短管の他方側に一端が接続され他端
側が吊り下げられた先端に給油ノズルを有する給油ホー
スとを備えた給油装置。 - 【請求項２】 前記移動体の短管と前記給油管からのホ
ースとは、スイベルジョイントを介して連結されている
請求項１記載の給油装置。 - 【請求項３】 前記移動体が移動体ガイドの一方側の端
部に移動したとき、前記移動体を一時的に拘束する拘束
手段を設けた請求項１または２記載の給油装置。 - 【請求項４】 前記アイランドには上方のホース処理ケ
ースに向けて支柱が立設され、かつ前記計量ユニットは
貯油タンクからの吸入管に接続された給油ポンプ及び給
油量を計量し表示器に出力する流量計を有し、該流量計
の吐出口に接続された給油管が前記支柱に沿って立ち上
げられて前記ホース処理ケース内に導出され、前記計量
ユニットのケースには給油ノズルを掛けるノズル掛けが
設けられている請求項１、２または３記載の給油装置。 - 【請求項５】 前記支柱に沿って立ち上げられた給油管
部分は、カバーで覆われている請求項４記載の給油装
置。 - 【請求項６】 前記給油ノズルにガスセンサ用吸引パイ
プ口が併設され、ガス吸引用パイプが前記給油ホースに
併設されて前記移動体ガイド内に設けられたガス吸引用
ポンプに接続された請求項２、３、４または５記載の給
油装置。 - 【請求項７】 前記ホース処理ケース内でホースは支柱
と反対側に曲げられ、支柱側の空間側に前記ガス吸引用
ポンプが配置されている請求項６記載の給油装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6130813A JPH07315498A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 給油装置 |
| KR1019950006315A KR0126409B1 (ko) | 1994-05-23 | 1995-03-24 | 급유장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6130813A JPH07315498A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 給油装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07315498A true JPH07315498A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=15043316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6130813A Pending JPH07315498A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 給油装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07315498A (ja) |
| KR (1) | KR0126409B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180002176U (ko) | 2017-01-05 | 2018-07-16 | 한전케이피에스 주식회사 | 수평 유지용 지그장치 |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP6130813A patent/JPH07315498A/ja active Pending
-
1995
- 1995-03-24 KR KR1019950006315A patent/KR0126409B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR0126409B1 (ko) | 1997-12-24 |
| KR950031887A (ko) | 1995-12-20 |
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