JPH0731475B2 - 水平偏向周波数切換装置 - Google Patents
水平偏向周波数切換装置Info
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- JPH0731475B2 JPH0731475B2 JP8121489A JP8121489A JPH0731475B2 JP H0731475 B2 JPH0731475 B2 JP H0731475B2 JP 8121489 A JP8121489 A JP 8121489A JP 8121489 A JP8121489 A JP 8121489A JP H0731475 B2 JPH0731475 B2 JP H0731475B2
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- circuit
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- switching
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、CRT(陰極線管)表示装置においてその水
平偏向周波数を切り換え、多種類の映像信号発生装置に
対応させる場合などに用いられる水平偏向周波数切換装
置に関するものである。
平偏向周波数を切り換え、多種類の映像信号発生装置に
対応させる場合などに用いられる水平偏向周波数切換装
置に関するものである。
パーソナルコンピュータなどを含む映像信号発生装置の
多様化に伴い、これらの表示装置として用いられるCRT
表示装置では、その水平偏向周波数を切り換えて、複数
種類の映像信号発生装置に対応させることが必要とな
る。従来から用いられている水平偏向周波数切換装置の
基本的な構成は第3図に示されている。入力端子INから
の水平偏向周波数切換信号は増幅器1で増幅され、B電
圧切換回路10および水平発振周波数切換回路12に共通に
入力される。B電圧切換回路10は、交流電源からの電力
が供給されているスイッチング電源回路11を制御し、そ
の出力電圧を変化させる。また水平発振周波数切換回路
12は水平発振回路13を制御してその発振周波数を変化さ
せる。
多様化に伴い、これらの表示装置として用いられるCRT
表示装置では、その水平偏向周波数を切り換えて、複数
種類の映像信号発生装置に対応させることが必要とな
る。従来から用いられている水平偏向周波数切換装置の
基本的な構成は第3図に示されている。入力端子INから
の水平偏向周波数切換信号は増幅器1で増幅され、B電
圧切換回路10および水平発振周波数切換回路12に共通に
入力される。B電圧切換回路10は、交流電源からの電力
が供給されているスイッチング電源回路11を制御し、そ
の出力電圧を変化させる。また水平発振周波数切換回路
12は水平発振回路13を制御してその発振周波数を変化さ
せる。
水平発振回路13からの水平駆動信号は、水平偏向コイル
16に水平偏向用電流を供給する水平出力回路14に与えら
れ、この水平出力回路14は前記スイッチング電源回路11
から平滑コンデンサ15によって平滑化されて供給される
直流電圧を水平偏向コイル16に与えて、この水平偏向コ
イル16に鋸歯状に変化する水平偏向用電流を生じさせ
る。水平偏向周波数の切換時には、前記水平発振回路13
の発振周波数が変化するとともに、スイッチング電源回
路11の出力電圧もまた変化する。
16に水平偏向用電流を供給する水平出力回路14に与えら
れ、この水平出力回路14は前記スイッチング電源回路11
から平滑コンデンサ15によって平滑化されて供給される
直流電圧を水平偏向コイル16に与えて、この水平偏向コ
イル16に鋸歯状に変化する水平偏向用電流を生じさせ
る。水平偏向周波数の切換時には、前記水平発振回路13
の発振周波数が変化するとともに、スイッチング電源回
路11の出力電圧もまた変化する。
第4図は前記水平出力回路14の等価回路図である。水平
発振回路13からの水平駆動信号はNPNトランジスタで構
成した水平出力トランジスタ20のベースに与えられる。
この水平出力トランジスタ20は水平発振回路13からの水
平駆動信号によって1水平走査期間を周期としてオン/
オフ制御される。この水平出力トランジスタ20のコレク
タは、前記スイッチング電源回路11からの電圧(以下
「B電圧」という。)がチョークコイル25を介して導出
されるライン26に接続されており、そのエミッタは接地
されている。このライン26にはまた、S字補正用コンデ
ンサ23を介して前記水平偏向コイル16が接続され、さら
に共振コンデンサ22およびダンパダイオード21が接続さ
れている。
発振回路13からの水平駆動信号はNPNトランジスタで構
成した水平出力トランジスタ20のベースに与えられる。
この水平出力トランジスタ20は水平発振回路13からの水
平駆動信号によって1水平走査期間を周期としてオン/
オフ制御される。この水平出力トランジスタ20のコレク
タは、前記スイッチング電源回路11からの電圧(以下
「B電圧」という。)がチョークコイル25を介して導出
されるライン26に接続されており、そのエミッタは接地
されている。このライン26にはまた、S字補正用コンデ
ンサ23を介して前記水平偏向コイル16が接続され、さら
に共振コンデンサ22およびダンパダイオード21が接続さ
れている。
水平出力トランジスタ20の導通によって、水平偏向コイ
ル16には直線的に増加する電流が流れ、次いで水平出力
トランジスタ20が遮断されると、水平偏向コイル16から
の電流により共振コンデンサ22が充電されて、この共振
コンデンサ22と水平偏向コイル16との共振が生じる。こ
の共振により共振コンデンサ22の端子間電圧が高くなり
ダンパダイオード21が導通すると、水平偏向コイル16か
らの電流は前記ダンパダイオード21を介して流れる。こ
のようにして、水平偏向コイル16には鋸歯状に変化する
水平偏向用電流が流れることになる。
ル16には直線的に増加する電流が流れ、次いで水平出力
トランジスタ20が遮断されると、水平偏向コイル16から
の電流により共振コンデンサ22が充電されて、この共振
コンデンサ22と水平偏向コイル16との共振が生じる。こ
の共振により共振コンデンサ22の端子間電圧が高くなり
ダンパダイオード21が導通すると、水平偏向コイル16か
らの電流は前記ダンパダイオード21を介して流れる。こ
のようにして、水平偏向コイル16には鋸歯状に変化する
水平偏向用電流が流れることになる。
第5図は第4図のライン26の電圧の変化を示す波形図で
ある。時刻t1,t2において水平出力トランジスタ20は遮
断され、この時刻t1,t2からの水平帰線期間TR1,TR2に
は、水平偏向コイル16に生じる逆起電力により参照符号
1,l2で示す水平出力パルスがライン26に現れる。この
水平出力パルスのパルス電圧VCPは一般に下記第(1)
式で示される。
ある。時刻t1,t2において水平出力トランジスタ20は遮
断され、この時刻t1,t2からの水平帰線期間TR1,TR2に
は、水平偏向コイル16に生じる逆起電力により参照符号
1,l2で示す水平出力パルスがライン26に現れる。この
水平出力パルスのパルス電圧VCPは一般に下記第(1)
式で示される。
ただし、F …水平偏向周波数 TR…水平帰線期間 VB…B電圧 この第(1)式から、パルス電圧VCPはB電圧VBに比例
し、水平偏向周波数Fにほぼ反比例することがわかる。
し、水平偏向周波数Fにほぼ反比例することがわかる。
第6図に、水平偏向周波数Fとパルス電圧VCPとの関係
を示す。ただし、この第6図において、曲線1,l2はそ
れぞれスイッチング電源回路11が出力するB電源VBをV
B1,VB2(VB1<VB2)とした場合を示している。この第6図
には、パルス電圧VCPとB電圧VBまたは水平偏向周波数
Fとの前述した関係が表されている。
を示す。ただし、この第6図において、曲線1,l2はそ
れぞれスイッチング電源回路11が出力するB電源VBをV
B1,VB2(VB1<VB2)とした場合を示している。この第6図
には、パルス電圧VCPとB電圧VBまたは水平偏向周波数
Fとの前述した関係が表されている。
第7図は第3図および第4図に示された水平偏向周波数
切換装置の動作を示すタイミングチャートである。第7
図(1)は入力端子INに与えられる水平偏向周波数切換
信号を示し、第7図(2),(3)はそれぞれB電圧切
換回路10,水平発振周波数切換回路12に与えられるB電
圧切換信号,水平発振周波数切換信号を示している。ま
た第7図(4)にはスイッチング電源回路11から水平出
力回路14に与えられるB電圧VBの変化が示されており、
第7図(5)には水平発振回路13の発振周波数である水
平発振周波数fの変化が示されており、第7図(6)に
はパルス電圧VCPの変化が示されている。
切換装置の動作を示すタイミングチャートである。第7
図(1)は入力端子INに与えられる水平偏向周波数切換
信号を示し、第7図(2),(3)はそれぞれB電圧切
換回路10,水平発振周波数切換回路12に与えられるB電
圧切換信号,水平発振周波数切換信号を示している。ま
た第7図(4)にはスイッチング電源回路11から水平出
力回路14に与えられるB電圧VBの変化が示されており、
第7図(5)には水平発振回路13の発振周波数である水
平発振周波数fの変化が示されており、第7図(6)に
はパルス電圧VCPの変化が示されている。
時刻t11において、水平偏向周波数切換信号がHレベル
からLレベルに変化すると、B電圧切換信号および水平
発振周波数切換信号も同様な変化を示し、このとき水平
発振周波数fは周波数f2から周波数f1(ただし、f2>
f1)に切り換わる。水平出力回路14に与えられるB電圧
VBは大容量の平滑コンデンサ15の放電のために、時刻t1
1に直ちには立ち下がらず、参照符号11で示すように
或る時定数を有して電圧VB2から下降し、時刻t13に水平
発振周波数f1に対応した電圧VB1となる。
からLレベルに変化すると、B電圧切換信号および水平
発振周波数切換信号も同様な変化を示し、このとき水平
発振周波数fは周波数f2から周波数f1(ただし、f2>
f1)に切り換わる。水平出力回路14に与えられるB電圧
VBは大容量の平滑コンデンサ15の放電のために、時刻t1
1に直ちには立ち下がらず、参照符号11で示すように
或る時定数を有して電圧VB2から下降し、時刻t13に水平
発振周波数f1に対応した電圧VB1となる。
これによって時刻t13からの期間には、水平発振周波
数、すなわち水平偏向周波数は周波数f1となるので、水
平出力パルスのパルス電圧VCPは、 となる。このパルス電圧VCPは時刻t11以前の期間におけ
る下記第(3)式で示されるパルス電圧VCPに等しく選
ばれている。
数、すなわち水平偏向周波数は周波数f1となるので、水
平出力パルスのパルス電圧VCPは、 となる。このパルス電圧VCPは時刻t11以前の期間におけ
る下記第(3)式で示されるパルス電圧VCPに等しく選
ばれている。
ところが、時刻t11〜t13の期間には、水平発振周波数は
f1であるにもかかわらず、前述のようにB電圧は電圧V
B1よりも大きくなっているため、この期間においてパル
ス電圧VCPは第7図(6)において参照符号l12で示され
るような変化を示す。これにより、第4図のライン26に
過大な水平出力パルスが発生し、水平出力トランジスタ
20やダンパダイオード21の破壊を招く恐れがある。
f1であるにもかかわらず、前述のようにB電圧は電圧V
B1よりも大きくなっているため、この期間においてパル
ス電圧VCPは第7図(6)において参照符号l12で示され
るような変化を示す。これにより、第4図のライン26に
過大な水平出力パルスが発生し、水平出力トランジスタ
20やダンパダイオード21の破壊を招く恐れがある。
一方、時刻t12において水平偏向周波数切換信号がLレ
ベルからHレベルに切り換わるときには、これに伴うス
イッチング電源回路11の出力電圧の上昇により平滑コン
デンサ15は速やかに充電されるので、水平出力回路14に
与えられるB電圧は急峻に立ち上がり、このため前述の
ような過大なパルス電圧が発生することはない。
ベルからHレベルに切り換わるときには、これに伴うス
イッチング電源回路11の出力電圧の上昇により平滑コン
デンサ15は速やかに充電されるので、水平出力回路14に
与えられるB電圧は急峻に立ち上がり、このため前述の
ような過大なパルス電圧が発生することはない。
上述の水平偏向周波数を周波数f2から周波数f1(f2>f1)
に切り換えるときに生じる過電圧の問題を解決した他の
先行技術は第8図に示されている。なお、この第8図に
おいて、前述の第3図に示された各部に対応するものに
は同一の参照符号を付して示す。この先行技術では、増
幅器1を介する水平偏向周波数切換信号を、抵抗2およ
びコンデンサ3で構成した時定数回路で遅延して水平発
振周波数切換信号とし、この水平発振周波数切換信号を
水平発振周波数切換回路12に入力するようにしている。
に切り換えるときに生じる過電圧の問題を解決した他の
先行技術は第8図に示されている。なお、この第8図に
おいて、前述の第3図に示された各部に対応するものに
は同一の参照符号を付して示す。この先行技術では、増
幅器1を介する水平偏向周波数切換信号を、抵抗2およ
びコンデンサ3で構成した時定数回路で遅延して水平発
振周波数切換信号とし、この水平発振周波数切換信号を
水平発振周波数切換回路12に入力するようにしている。
第9図はこの先行技術の動作を示すタイミングチャート
である。第9図(1)は入力端子INに与えられる水平偏
向周波数切換信号を示し、第9図(2),(3)はそれ
ぞれB電圧切換回路10,水平発振周波数切換回路12に与
えられるB電圧切換信号,水平発振周波数切換信号を示
している。また第9図(4)にはスイッチング電源回路
11から水平出力回路14に与えられるB電圧VBの変化が示
されており、第9図(5)には水平発振周波数fの変化
が示されており、第9図(6)にはパルス電圧VCPの変
化が示されている。
である。第9図(1)は入力端子INに与えられる水平偏
向周波数切換信号を示し、第9図(2),(3)はそれ
ぞれB電圧切換回路10,水平発振周波数切換回路12に与
えられるB電圧切換信号,水平発振周波数切換信号を示
している。また第9図(4)にはスイッチング電源回路
11から水平出力回路14に与えられるB電圧VBの変化が示
されており、第9図(5)には水平発振周波数fの変化
が示されており、第9図(6)にはパルス電圧VCPの変
化が示されている。
時刻t21に水平偏向周波数切換信号がHレベルからLレ
ベルに変化すると、B電圧切換信号はこれと同様な変化
を示し、水平発振周波数切換信号は抵抗2およびコンデ
ンサ3の働きにより緩やかに下降して、水平出力回路14
に与えられるB電圧が電圧VB1となる時刻近傍の時刻t23
にLレベルとなる。これによって、水平発振回路13の発
振周波数fは、水平発振周波数切換信号が水平発振周波
数切換回路12における基準レベルVthとなる時刻t24にお
いて周波数f2から周波数f1に切り換わる。これによっ
て、水平出力パルスのパルス電圧VCPは第9図(6)に
おいて参照符号l21で示すように変化する。このよう
に、前述の第3図に示された先行技術に比較して、この
先行技術では水平偏向周波数を周波数f2から周波数f1に
切り換えるときのパルス電圧VCPの変動が抑制されてお
り、これによって、水平出力回路14に含まれるトランジ
スタやダイオードなどの半導体素子に過電圧が印加され
ることを防いで、これらの素子が破壊されることを防ぐ
ことができる。
ベルに変化すると、B電圧切換信号はこれと同様な変化
を示し、水平発振周波数切換信号は抵抗2およびコンデ
ンサ3の働きにより緩やかに下降して、水平出力回路14
に与えられるB電圧が電圧VB1となる時刻近傍の時刻t23
にLレベルとなる。これによって、水平発振回路13の発
振周波数fは、水平発振周波数切換信号が水平発振周波
数切換回路12における基準レベルVthとなる時刻t24にお
いて周波数f2から周波数f1に切り換わる。これによっ
て、水平出力パルスのパルス電圧VCPは第9図(6)に
おいて参照符号l21で示すように変化する。このよう
に、前述の第3図に示された先行技術に比較して、この
先行技術では水平偏向周波数を周波数f2から周波数f1に
切り換えるときのパルス電圧VCPの変動が抑制されてお
り、これによって、水平出力回路14に含まれるトランジ
スタやダイオードなどの半導体素子に過電圧が印加され
ることを防いで、これらの素子が破壊されることを防ぐ
ことができる。
ところが、この先行技術では時刻t22において、水平偏
向周波数切換信号がLレベルからHレベルに変化すると
きにも、水平発振周波数切換信号が参照符号l22で示さ
れるように或る時定数を有して変化する。一方、この時
刻t22において、スイッチング電源回路11の出力電圧が
立ち上がると平滑コンデンサ15は速やかに充電されるた
め、水平出力回路14に与えられるB電圧は急峻に立ち上
がる。このため、時刻t22から水平発振周波数切換信号
が基準レベルVthに達して、水平発振回路13の発振周波
数fが周波数f1から周波数f2に切り換えられる時刻t25
までの期間には、水平出力パルスのパルス電圧VCPは第
9図(6)において参照符号l23で示されるように変化
する。したがって、この時刻t22〜t25の期間には、水平
出力回路14におけるトランジスタやダイオードなどの半
導体素子に過電圧が印加され、したがってこれらの素子
の破壊を招く恐れがある。
向周波数切換信号がLレベルからHレベルに変化すると
きにも、水平発振周波数切換信号が参照符号l22で示さ
れるように或る時定数を有して変化する。一方、この時
刻t22において、スイッチング電源回路11の出力電圧が
立ち上がると平滑コンデンサ15は速やかに充電されるた
め、水平出力回路14に与えられるB電圧は急峻に立ち上
がる。このため、時刻t22から水平発振周波数切換信号
が基準レベルVthに達して、水平発振回路13の発振周波
数fが周波数f1から周波数f2に切り換えられる時刻t25
までの期間には、水平出力パルスのパルス電圧VCPは第
9図(6)において参照符号l23で示されるように変化
する。したがって、この時刻t22〜t25の期間には、水平
出力回路14におけるトランジスタやダイオードなどの半
導体素子に過電圧が印加され、したがってこれらの素子
の破壊を招く恐れがある。
この発明の目的は、半導体素子などの破壊を生じさせる
ことなく水平偏向周波数の切換が良好に行われるように
した水平偏向周波数切換装置を提供することである。
ことなく水平偏向周波数の切換が良好に行われるように
した水平偏向周波数切換装置を提供することである。
この発明の水平偏向周波数切換装置は、水平偏向周波数
を第1の周波数からこの第1の周波数よりも高い第2の
周波数に切り換えるときよりも、前記第2の周波数から
第1の周波数に切り換えるときの方が変化率が小さい水
平発振周波数切換信号を、水平偏向周波数切換信号から
作成する時定数回路と、 この時定数回路からの前記水平発振周波数切換信号を基
準レベルで弁別し、この弁別結果に基づいて水平発振回
路の発振周波数を切り換える水平発振周波数切換回路と
を備えたことを特徴とする。
を第1の周波数からこの第1の周波数よりも高い第2の
周波数に切り換えるときよりも、前記第2の周波数から
第1の周波数に切り換えるときの方が変化率が小さい水
平発振周波数切換信号を、水平偏向周波数切換信号から
作成する時定数回路と、 この時定数回路からの前記水平発振周波数切換信号を基
準レベルで弁別し、この弁別結果に基づいて水平発振回
路の発振周波数を切り換える水平発振周波数切換回路と
を備えたことを特徴とする。
水平偏向周波数を第1の周波数からこの第1の周波数よ
りも高い第2の周波数に切り換えるときには、スイッチ
ング電源回路の出力電圧は高い電圧に切り換えられる
が、このときスイッチング電源回路出力を平滑化する平
滑コンデンサは速やかに充電され、したがって、水平出
力回路に与えられる電圧は急峻に立ち上がる。一方、前
記第2の周波数から第1の周波数に切り換えられるとき
には、スイッチング電源回路の出力電圧は低い電圧に切
り換えられるが、このときには前記平滑コンデンサの放
電のために水平出力回路に与えられる電圧は或る時定数
を有して緩やかに下降する。
りも高い第2の周波数に切り換えるときには、スイッチ
ング電源回路の出力電圧は高い電圧に切り換えられる
が、このときスイッチング電源回路出力を平滑化する平
滑コンデンサは速やかに充電され、したがって、水平出
力回路に与えられる電圧は急峻に立ち上がる。一方、前
記第2の周波数から第1の周波数に切り換えられるとき
には、スイッチング電源回路の出力電圧は低い電圧に切
り換えられるが、このときには前記平滑コンデンサの放
電のために水平出力回路に与えられる電圧は或る時定数
を有して緩やかに下降する。
この発明においては、水平偏向周波数切換信号から水平
発振周波数切換信号を作成する時定数回路は、前記第1
の周波数から第2の周波数への切換が行われるときには
前記水平発振周波数切換信号の変化率を大きくしてこの
水平発振周波数切換信号を急峻に変化させ、また第2の
周波数から第1の周波数への切換が行われるときには、
前記水平発振周波数切換信号の変化率を小さくして緩や
かに変化させる。
発振周波数切換信号を作成する時定数回路は、前記第1
の周波数から第2の周波数への切換が行われるときには
前記水平発振周波数切換信号の変化率を大きくしてこの
水平発振周波数切換信号を急峻に変化させ、また第2の
周波数から第1の周波数への切換が行われるときには、
前記水平発振周波数切換信号の変化率を小さくして緩や
かに変化させる。
この時定数回路の出力信号は水平発振回路の発振周波数
を切り換える水平発振周波数切換回路に与えられ、この
水平発振周波数切換回路において予め定める基準レベル
でレベル弁別される。この水平発振周波数切換回路は前
記レベル弁別の結果に対応して水平発振回路の発振周波
数を変化させるので、前記第1の周波数から第2の周波
数への切換が行われるときには、発振周波数は速やかに
切り換わり、前記第2の周波数から第1の周波数への切
換が行われるときには水平出力回路に与えられる電圧が
或る程度下降した後にその発振周波数が切り換わる。
を切り換える水平発振周波数切換回路に与えられ、この
水平発振周波数切換回路において予め定める基準レベル
でレベル弁別される。この水平発振周波数切換回路は前
記レベル弁別の結果に対応して水平発振回路の発振周波
数を変化させるので、前記第1の周波数から第2の周波
数への切換が行われるときには、発振周波数は速やかに
切り換わり、前記第2の周波数から第1の周波数への切
換が行われるときには水平出力回路に与えられる電圧が
或る程度下降した後にその発振周波数が切り換わる。
この結果、水平偏向周波数の切換時において、スイッチ
ング電源回路から水平出力回路に与えられる電圧に対応
する水平発振回路の発振周波数を設定することができる
ようになるので、水平出力回路において両者の対応関係
の不整合により生じる過電圧を抑制して、この水平出力
回路内の半導体素子などが破壊されることを防いで、水
平偏向周波数の切換を良好に行うことができるようにな
る。
ング電源回路から水平出力回路に与えられる電圧に対応
する水平発振回路の発振周波数を設定することができる
ようになるので、水平出力回路において両者の対応関係
の不整合により生じる過電圧を抑制して、この水平出力
回路内の半導体素子などが破壊されることを防いで、水
平偏向周波数の切換を良好に行うことができるようにな
る。
第1図はこの発明の一実施例の水平偏向周波数切換装置
の基本的な構成を示すブロック図である。この第1図に
おいて、前述の第8図に示された各部に対応するものに
は、同一の参照符号を付して示す。この実施例では、増
幅器1と水平発振周波数切換回路12との間に、抵抗2
と、コンデンサ3と、抵抗2に並列に接続したPNPトラ
ンジスタ4と、このトランジスタ4を入力端子INから増
幅器1を介した水平偏向周波数切換信号に応答してオン
/オフ制御するNPNトランジスタ7とを含んで構成した
時定数回路30が設けられている。増幅器1からの前記水
平偏向周波数切換信号は抵抗6を介して前記トランジス
タ7のベースに入力されており、このトランジスタ7の
コレクタは抵抗5を介してトランジスタ4のベースに接
続され、またそのエミッタは接地されている。
の基本的な構成を示すブロック図である。この第1図に
おいて、前述の第8図に示された各部に対応するものに
は、同一の参照符号を付して示す。この実施例では、増
幅器1と水平発振周波数切換回路12との間に、抵抗2
と、コンデンサ3と、抵抗2に並列に接続したPNPトラ
ンジスタ4と、このトランジスタ4を入力端子INから増
幅器1を介した水平偏向周波数切換信号に応答してオン
/オフ制御するNPNトランジスタ7とを含んで構成した
時定数回路30が設けられている。増幅器1からの前記水
平偏向周波数切換信号は抵抗6を介して前記トランジス
タ7のベースに入力されており、このトランジスタ7の
コレクタは抵抗5を介してトランジスタ4のベースに接
続され、またそのエミッタは接地されている。
増幅器1からの水平偏向周波数切換信号がHレベルのと
きには、トランジスタ7は導通し、これによってトラン
ジスタ4のベースは抵抗5およびトランジスタ7を介し
て接地されるので、このトランジスタ4のエミッタ−ベ
ース間は順方向バイアスとなり、したがってこのトラン
ジスタ4もまた導通する。また増幅器1からの水平偏向
周波数切換信号がLレベルのときには、トランジスタ7
は遮断され、したがってトランジスタ4もまた遮断され
る。
きには、トランジスタ7は導通し、これによってトラン
ジスタ4のベースは抵抗5およびトランジスタ7を介し
て接地されるので、このトランジスタ4のエミッタ−ベ
ース間は順方向バイアスとなり、したがってこのトラン
ジスタ4もまた導通する。また増幅器1からの水平偏向
周波数切換信号がLレベルのときには、トランジスタ7
は遮断され、したがってトランジスタ4もまた遮断され
る。
このような構成によって、水平偏向周波数切換信号がL
レベルからHレベルに反転するときには、コンデンサ3
は抵抗2およびトランジスタ4を介する電流によって速
やかに充電される。一方、前記水平偏向周波数切換信号
がHレベルからLレベルに反転するときには、トランジ
スタ4は遮断されるので、コンデンサ3は抵抗2を介し
てのみ放電されることになる。これによって、抵抗2と
コンデンサ3とを接続した接続点31の電位(すなわち時
定数回路30が水平発振周波数切換信号として出力する出
力信号)は、水平偏向周波数切換信号がLレベルからH
レベルに反転するときには急峻に立ち上がり、Hレベル
からLレベルに反転するときには緩やかに立ち下がるこ
とになる。
レベルからHレベルに反転するときには、コンデンサ3
は抵抗2およびトランジスタ4を介する電流によって速
やかに充電される。一方、前記水平偏向周波数切換信号
がHレベルからLレベルに反転するときには、トランジ
スタ4は遮断されるので、コンデンサ3は抵抗2を介し
てのみ放電されることになる。これによって、抵抗2と
コンデンサ3とを接続した接続点31の電位(すなわち時
定数回路30が水平発振周波数切換信号として出力する出
力信号)は、水平偏向周波数切換信号がLレベルからH
レベルに反転するときには急峻に立ち上がり、Hレベル
からLレベルに反転するときには緩やかに立ち下がるこ
とになる。
水平発振周波数切換回路12は、時定数回路30の出力信号
をHレベルとLレベルとの間の或る基準レベルVthでレ
ベル弁別し、時定数回路30の出力信号が前記基準レベル
Vthよりも低いときには、水平発振回路13の発振周波数
fを第1の周波数f1とし、基準レベルよりも高いときに
は第2の周波数f2(ただしf2>f1)とする。
をHレベルとLレベルとの間の或る基準レベルVthでレ
ベル弁別し、時定数回路30の出力信号が前記基準レベル
Vthよりも低いときには、水平発振回路13の発振周波数
fを第1の周波数f1とし、基準レベルよりも高いときに
は第2の周波数f2(ただしf2>f1)とする。
第2図は上述の水平偏向周波数切換装置の動作を示すタ
イミングチャートである。以下において、水平出力回路
14の基本的な構成を示す前述の第4図を併せて参照して
説明を行う。第2図(1)は入力端子INから入力される
水平偏向周波数切換信号を示し、第2図(2)は増幅器
1からB電圧切換回路10に与えられるB電圧切換信号を
示し、第2図(3)は時定数回路30の出力信号(水平発
振周波数切換信号)を示し、第2図(4)は水平出力回
路14に与えられるB電圧VBを示し、第2図(5)は水平
発振回路13の発振周波数fの変化を示し、第2図(6)
は第4図のライン26に導出される水平出力パルスのパル
ス電圧VCPの変化を示している。
イミングチャートである。以下において、水平出力回路
14の基本的な構成を示す前述の第4図を併せて参照して
説明を行う。第2図(1)は入力端子INから入力される
水平偏向周波数切換信号を示し、第2図(2)は増幅器
1からB電圧切換回路10に与えられるB電圧切換信号を
示し、第2図(3)は時定数回路30の出力信号(水平発
振周波数切換信号)を示し、第2図(4)は水平出力回
路14に与えられるB電圧VBを示し、第2図(5)は水平
発振回路13の発振周波数fの変化を示し、第2図(6)
は第4図のライン26に導出される水平出力パルスのパル
ス電圧VCPの変化を示している。
時刻T1に水平偏向周波数切換信号がHレベルからLレベ
ルに反転すると、同様にB電圧切換制御信号がHレベル
からLレベルに反転する。これによってスイッチング電
源回路11の出力電圧は電圧VB2から電圧VB1に切り換わる
が、平滑コンデンサ15の放電によって水平出力回路14に
与えられるB電圧は直ちには電圧VB1には変化せず、参
照符号l31で示すように或る時定数を有して緩やかに下
降し、時刻T3に電圧VB1となる。
ルに反転すると、同様にB電圧切換制御信号がHレベル
からLレベルに反転する。これによってスイッチング電
源回路11の出力電圧は電圧VB2から電圧VB1に切り換わる
が、平滑コンデンサ15の放電によって水平出力回路14に
与えられるB電圧は直ちには電圧VB1には変化せず、参
照符号l31で示すように或る時定数を有して緩やかに下
降し、時刻T3に電圧VB1となる。
一方、時刻T1からの期間には、トランジスタ7が遮断さ
れるので、トランジスタ4も遮断され、したがってコン
デンサ3の放電は抵抗2を介してのみ行われるため、時
定数回路30の出力は参照符号l32で示すように緩やかに
変化し、時刻T3の近傍の時刻にLレベルとなる。
れるので、トランジスタ4も遮断され、したがってコン
デンサ3の放電は抵抗2を介してのみ行われるため、時
定数回路30の出力は参照符号l32で示すように緩やかに
変化し、時刻T3の近傍の時刻にLレベルとなる。
第2図(3)には、水平発振周波数切換回路12における
前述の基準レベルVthが同時に示されている。水平発振
周波数切換回路12は、時定数回路30の出力電圧が前記基
準レベルVthとなる時刻T4において、水平発振回路13の
発振周波数を第2の周波数f2から第1の周波数f1に切り
換える。したがって水平出力回路14の水平トランジスタ
20(第4図参照。)に入力される水平発振回路13の出力
信号の周波数fは、水平出力回路14に与えられるB電圧
が或る程度下降した後に切り換えられるので、水平出力
回路14のライン26に導出される水平パルスの上記第
(1)式に示されるパルス電圧VCPは、第2図(6)に
おいて参照符号l33で示すように比較的小さな変化を示
すに過ぎない。このパルス電圧VCPの小さな変化によ
り、水平出力回路14内の水平出力トランジスタ20やダン
パダイオード21などが破壊に至ることはない。
前述の基準レベルVthが同時に示されている。水平発振
周波数切換回路12は、時定数回路30の出力電圧が前記基
準レベルVthとなる時刻T4において、水平発振回路13の
発振周波数を第2の周波数f2から第1の周波数f1に切り
換える。したがって水平出力回路14の水平トランジスタ
20(第4図参照。)に入力される水平発振回路13の出力
信号の周波数fは、水平出力回路14に与えられるB電圧
が或る程度下降した後に切り換えられるので、水平出力
回路14のライン26に導出される水平パルスの上記第
(1)式に示されるパルス電圧VCPは、第2図(6)に
おいて参照符号l33で示すように比較的小さな変化を示
すに過ぎない。このパルス電圧VCPの小さな変化によ
り、水平出力回路14内の水平出力トランジスタ20やダン
パダイオード21などが破壊に至ることはない。
時刻T2において、水平偏向周波数切換信号がLレベルか
らHレベルに反転すると、これに応答してB電圧切換信
号もLレベルからHレベルに反転する。また、時刻T2か
らの期間には時定数回路30において、トランジスタ7が
導通し、したがってトランジスタ4が導通するので、コ
ンデンサ3は抵抗2およびトランジスタ4を介する電流
によって速やかに充電され、この結果この時定数回路30
の出力電圧は第2図(3)において参照符号l34で示す
ようにLレベルからHレベルに急峻に立ち上がる。した
がって時定数回路30の出力電圧は時刻T2からの期間に直
ちに基準レベルVthを超え、この結果水平発振回路13の
発振周波数fは速やかに周波数f1から周波数f2に切り換
わる。
らHレベルに反転すると、これに応答してB電圧切換信
号もLレベルからHレベルに反転する。また、時刻T2か
らの期間には時定数回路30において、トランジスタ7が
導通し、したがってトランジスタ4が導通するので、コ
ンデンサ3は抵抗2およびトランジスタ4を介する電流
によって速やかに充電され、この結果この時定数回路30
の出力電圧は第2図(3)において参照符号l34で示す
ようにLレベルからHレベルに急峻に立ち上がる。した
がって時定数回路30の出力電圧は時刻T2からの期間に直
ちに基準レベルVthを超え、この結果水平発振回路13の
発振周波数fは速やかに周波数f1から周波数f2に切り換
わる。
時刻T2からの期間には、スイッチング電源回路11の出力
電圧は電圧VB1から電圧VB2に変化するが、このとき平滑
コンデンサ15は速やかに充電されるため、水平出力回路
14に与えられるB電圧は第2図(4)において参照符号
l35で示すように急峻に立ち上がる。
電圧は電圧VB1から電圧VB2に変化するが、このとき平滑
コンデンサ15は速やかに充電されるため、水平出力回路
14に与えられるB電圧は第2図(4)において参照符号
l35で示すように急峻に立ち上がる。
このようにして、水平偏向周波数切換信号がLレベルか
らHレベルに反転するときには、B電圧の立ち上がりに
遅れることなく、水平発振回路13の発振周波数fが高く
なるので、水平出力回路14においてライン26に導出され
る水平出力パルスのパルス電圧VCPの変化は、第2図
(6)において参照符号l36で示すように微小であっ
て、このパルス電圧VCPの変化により、水平出力回路14
内の水平出力トランジスタ20やダンパダイオード21など
の半導体素子が破壊されることはない。
らHレベルに反転するときには、B電圧の立ち上がりに
遅れることなく、水平発振回路13の発振周波数fが高く
なるので、水平出力回路14においてライン26に導出され
る水平出力パルスのパルス電圧VCPの変化は、第2図
(6)において参照符号l36で示すように微小であっ
て、このパルス電圧VCPの変化により、水平出力回路14
内の水平出力トランジスタ20やダンパダイオード21など
の半導体素子が破壊されることはない。
以上にようにこの実施例によれば、水平出力回路14内の
半導体素子などの破壊を生じさせることなく、水平偏向
周波数の切換が良好に行われるようになる。
半導体素子などの破壊を生じさせることなく、水平偏向
周波数の切換が良好に行われるようになる。
以上にようにこの発明の水平偏向周波数切換装置によれ
ば、水平偏向周波数の切換時において、スイッチング電
源回路から水平出力回路に与えられる電圧に対応する水
平発振回路の発振周波数を設定することができるように
なり、両者の対応関係の不整合により生じる過電圧を抑
制して、この水平出力回路内の半導体素子などが破壊さ
れることを防ぎ、水平偏向周波数の切換を良好に行うこ
とができるようになる。
ば、水平偏向周波数の切換時において、スイッチング電
源回路から水平出力回路に与えられる電圧に対応する水
平発振回路の発振周波数を設定することができるように
なり、両者の対応関係の不整合により生じる過電圧を抑
制して、この水平出力回路内の半導体素子などが破壊さ
れることを防ぎ、水平偏向周波数の切換を良好に行うこ
とができるようになる。
第1図はこの発明の一実施例の水平偏向周波数切換装置
の基本的な構成を示すブロック図、第2図はその動作を
示すタイミングチャート、第3図は先行技術の基本的な
構成を示すブロック図、第4図はその水平出力回路14の
等価回路図、第5図は第4図に示された構成においてラ
イン26に導出される水平出力パルスを示す波形図、第6
図は水平偏向周波数Fと水平出力パルスのパルス電圧V
CPとの関係を示す図、第7図は第3図に示された構成の
動作を示すタイミングチャート、第8図は他の先行技術
を示すブロック図、第9図はその動作を示すタイミング
チャートである。 11……スイッチング電源回路、12……水平発振周波数切
換回路、13……水平発振回路、14……水平出力回路、15
……平滑コンデンサ、16……水平偏向コイル、30……時
定数回路
の基本的な構成を示すブロック図、第2図はその動作を
示すタイミングチャート、第3図は先行技術の基本的な
構成を示すブロック図、第4図はその水平出力回路14の
等価回路図、第5図は第4図に示された構成においてラ
イン26に導出される水平出力パルスを示す波形図、第6
図は水平偏向周波数Fと水平出力パルスのパルス電圧V
CPとの関係を示す図、第7図は第3図に示された構成の
動作を示すタイミングチャート、第8図は他の先行技術
を示すブロック図、第9図はその動作を示すタイミング
チャートである。 11……スイッチング電源回路、12……水平発振周波数切
換回路、13……水平発振回路、14……水平出力回路、15
……平滑コンデンサ、16……水平偏向コイル、30……時
定数回路
Claims (1)
- 【請求項1】スイッチング電源回路の出力電圧が平滑コ
ンデンサによって平滑化されて与えられ水平発振回路の
発振周波数によって規定される水平偏向周波数を有する
水平偏向用電流を水平偏向コイルに供給する水平出力回
路を有し、前記スイッチング電源回路の出力電圧と前記
水平発振回路の発振周波数とを水平偏向周波数切換信号
に応答して切り換えるようにした水平偏向周波数切換装
置において、 水平偏向周波数を第1の周波数からこの第1の周波数よ
りも高い第2の周波数に切り換えるときよりも、前記第
2の周波数から第1の周波数に切り換えるときの方が変
化率が小さい水平発振周波数切換信号を、前記水平偏向
周波数切換信号から作成する時定数回路と、 この時定数回路からの前記水平発振周波数切換信号を基
準レベルで弁別し、この弁別結果に基づいて前記水平発
振回路の発振周波数を切り換える水平発振周波数切換回
路とを備えたことを特徴とする水平偏向周波数切換装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8121489A JPH0731475B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 水平偏向周波数切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8121489A JPH0731475B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 水平偏向周波数切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02259690A JPH02259690A (ja) | 1990-10-22 |
JPH0731475B2 true JPH0731475B2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=13740233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8121489A Expired - Lifetime JPH0731475B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 水平偏向周波数切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731475B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2956738B2 (ja) * | 1993-04-27 | 1999-10-04 | 株式会社メルコ | 映像表示装置およびコンピュータ |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP8121489A patent/JPH0731475B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02259690A (ja) | 1990-10-22 |
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