JPH07314296A - 生産管理装置及び製造設備制御装置 - Google Patents

生産管理装置及び製造設備制御装置

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JPH07314296A
JPH07314296A JP6117092A JP11709294A JPH07314296A JP H07314296 A JPH07314296 A JP H07314296A JP 6117092 A JP6117092 A JP 6117092A JP 11709294 A JP11709294 A JP 11709294A JP H07314296 A JPH07314296 A JP H07314296A
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JP
Japan
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magnetic card
manufacturing
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card
printed circuit
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JP6117092A
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Takashi Okubo
隆 大久保
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Sony Corp
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、比較的小規模であって既存の製造
設備に簡単に接続することができ、プリント基板等の被
製造物の生産管理や、製造設備を被製造物の種類に適合
させて稼働させることができる生産管理装置及び製造設
備制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 情報処理装置20は、被製造物に取り付けら
れた磁気カード11からカード読取装置13を介して工
程名等の基板管理情報を読み出し、その工程名に対応し
た設備制御データを設備シーケンサ4に送信して、製造
設備を被製造物の種類に適合させて稼働させる。また、
情報処理装置20は、その工程における製造処理が終了
した時点で、カード書込装置12を介して磁気カード1
1に処理実績等の基板管理情報を書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産管理装置及び製造
設備制御装置に関し、例えばプリント基板に部品を実装
する製造工程において、各プリント基板の製造進捗等を
管理する生産管理装置と、例えばプリント基板に部品を
実装する部品実装機を基板の種類に適合させて稼働させ
る製造設備制御装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の生産管理装置(システム)は、各
工程の製造設備を例えば所謂RS232Cインターフェ
イス等により中央のコンピュータに接続し、このコンピ
ュータで製造設備の稼働状況等の情報をオンラインで収
集して、生産状況の把握や製造進捗の確認等を行うよう
になっている。
【0003】また、従来の生産管理システムでは、製造
設備を制御するための設備制御データをコンピュータか
ら各工程の製造設備に送り、被製造物の種類に適合させ
て製造設備を稼働させるようになっている。具体的に
は、例えば多品種少量のプリント基板、あるいは互いに
種類がそれぞれ異なるプリント基板に部品を実装する場
合、種類を識別するためのバーコードをプリント基板に
取り付けると共に、部品実装機にバーコードリーダを取
り付け、バーコードリーダによりプリント基板のバーコ
ードを読み取って、その情報を中央のコンピュータに送
り、中央のコンピュータからプリント基板の種類に適合
した設備制御データを部品実装機に送って、部品実装機
をプリント基板の種類に適合させて稼働させるようにな
っている。
【0004】また、プリント基板の製造においては実施
されていないが、バーコードの代わりに、電磁結合方式
により被製造物の種類を識別する識別情報を送信するI
Dデータキャリアを用いたシステムも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の中央
のコンピュータを用いた生産管理システムは、比較的規
模が大きく、その構築には、ハードウエア、ソフトウェ
ア共に相当の費用と時間を要する。また、工場のライ
ン、工程レイアウト、製造設備等の製造環境を変更する
と、ハードウエア、ソフトウェアの大幅な変更が必要と
なることが多々あり、費用と時間の観点から、製造環境
の変更に迅速に対応することができないという問題があ
った。
【0006】また、情報収集のために上述のバーコード
を用いたシステムでは、一旦記入した情報を書き換える
ことができず、からなず中央のコンピュータが必要とな
り、また、IDデータキャリアは、大きさや費用(コス
ト)の面から個々のプリント基板に取り付けるのは困難
であった。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、比較的小規模であって既存の製造設備に
簡単に接続することができ、例えばプリント基板等の被
製造物の生産管理や、製造設備を被製造物の種類に適合
させて稼働させることができる生産管理装置及び製造設
備制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る生産管理装置は、被製造物に取り付
けられた磁気カードと、各工程の製造設備に取り付けら
れ、磁気カードの書込を行う磁気カード書込手段と、工
程における製造処理が終了した時に、磁気カード書込手
段を介して磁気カードに処理実績を書き込む情報処理手
段とを備え、磁気カードに記録された処理実績に基づい
て、被製造物の製造進捗を管理することを特徴とする。
【0009】また、この生産管理装置は、被製造物が、
プリント基板であることを特徴する。
【0010】本発明に係る製造設備制御装置は、被製造
物に取り付けられ、工程名が記録された磁気カードと、
制御データに基づいた製造処理を被製造物に施す製造設
備に取り付けられ、磁気カードから工程名を読み取る磁
気カード読取手段と、磁気カード読取手段からの工程名
に対応した制御データを製造設備に送信する情報処理装
置とを備えることを特徴とする。
【0011】また、この製造設備制御装置は、被製造物
が、プリント基板であることを特徴する。
【0012】
【作用】本発明では、各被製造物に磁気カードを取付
け、工程における製造処理が終了した時に、この磁気カ
ードに処理実績を書き込み、磁気カードに記録された処
理実績に基づいて、被製造物の製造進捗を管理すること
ができる。
【0013】また、本発明では、各被製造物に工程名が
記録された磁気カードを取付け、この磁気カードから工
程名を読み取り、工程名に対応した制御データを製造設
備に送って、製造設備を稼働させる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る生産管理装置及び製造設
備制御装置の一実施例を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明を適用した生産管理システムの構成を示
すブロック図である。
【0015】この生産管理システムは、図1に示すよう
に、被製造物に取り付けられた磁気カード11と、各工
程の製造設備に取り付けられ、上記磁気カード11の書
込を行うカード書込装置12と、上記各工程の製造設備
に取り付けられ、上記磁気カード11の読取を行うカー
ド読取装置13と、上記カード書込装置12、カード読
取装置13を介して、上記磁気カード11に対して処理
実績等の基板管理情報の書込/読出を行う情報処理装置
20と、被製造物の製造進捗等を表示する表示装置14
とを備える。
【0016】カード書込装置12〜表示装置14は、イ
ンターフェイス15を介して情報処理装置20と接続さ
れている。また、このインターフェイス15には、製造
設備を制御する設備シーケンサ4が接続されている。
【0017】そして、情報処理装置20は、磁気カード
11からカード読取装置13を介して例えば工程名等の
基板管理情報を読み出し、その工程名に対応した設備制
御データを設備シーケンサ4に送信して、製造設備を被
製造物の種類に適合させて稼働させるようになってい
る。また、情報処理装置20は、その工程における製造
処理が終了した時点で、カード書込装置12を介して磁
気カード11に例えば処理実績等の基板管理情報を書き
込むようになっている。
【0018】具体的には、被製造物を例えばプリント基
板とし、このプリント基板に部品を実装する場合、磁気
カード11は、例えば図2に示すように、L字状の爪6
aによってプリント基板5に係止されるカードホルダ6
にその一部が挿入されて、プリント基板5に取り付けら
れている。
【0019】一方、カード読取装置13は、例えば図3
に示すように、プリント基板5に部品を実装する部品実
装機の所謂XYテーブル1に、プリント基板5を搬入す
るための基板ローダ2に取り付けられており、カード書
込装置12は、この工程における部品実装が完了したプ
リント基板5をXYテーブル1から搬出するための基板
アンローダ3に取り付けられている。
【0020】そして、カード読取装置13は、その読取
部を磁気カード11が通過するときに、記録されている
工程名等からなる基板管理情報を読み取り、この基板管
理情報を情報処理装置20に送る。また、カード書込装
置12は、その書込部を磁気カード11が通過するとき
に、情報処理装置20から送られてくる処理実績等の基
板管理情報を磁気カード11に記録する。
【0021】ここで、磁気カード11に記録される基板
管理情報の一具体例について説明する。磁気カード11
には、例えば図4に示すように、基板管理情報として、
磁気カード11が取り付けられたプリント基板5のロッ
ト番号51と、製造処理が施されるべき工程名#1〜#
10が順番に並べられた工程順番52と、製造設備を制
御する例えば所謂NC(Numerical Control)用の設備制
御データの各工程名毎のファイル名(以下、設備制御フ
ァイル名という。)53と、各工程毎のエラー情報54
と、各工程毎の処理終了時刻55と、前工程名56とが
記録される。
【0022】さらに、各工程毎のエラー情報54は、上
述の図4に示すように、吸着エラー件数54aと、ノズ
ルエラー件数54bと、カセットエラー件数54cとか
らなる。
【0023】そして、ロット番号51、工程順番52及
び設備制御ファイル名53は、製造に入る前に予め書き
込まれており、上述したように、磁気カード11に記録
されている基板管理情報は、カード読取装置13で読み
取られて情報処理装置20に供給される。
【0024】情報処理装置20は、プログラムや基板管
理情報等を格納するRAM装置30を備え、所定のプロ
グラムを実行することにより、例えば図5に示す機能を
実現する。
【0025】すなわち、情報処理装置20は、上記カー
ド読取装置13からの基板管理情報を取り込み、RAM
装置30に格納するカード読出部21と、上記RAM装
置30に格納されている基板管理情報等の情報を読み出
すデータ読出部22と、上記データ読出部22を介して
設備制御データを読み出す基板処理情報抽出部23と、
該基板処理情報抽出部23からの設備制御データを上記
設備シーケンサ4に送信するシーケンサ書込部24と、
上記設備シーケンサ4から送られてくるエラー情報等を
取り込むシーケンサ読出部25と、該シーケンサ読出部
25からのエラー情報等を上記RAM装置30に書き込
むデータ書込部26と、上記シーケンサ読出部25から
のエラー情報等に基づいて、処理実績等の基板管理情報
を作成する実績データ作成部27と、該実績データ作成
部27からの基板管理情報を上記カード書込装置12に
送信するカード書込部28と、上記実績データ作成部2
7で作成された処理実績等の情報に基づいた表示を行う
ための画像信号変換部29とを備える。
【0026】そして、前工程の製造設備での作業が終了
したプリント基板5が基板ローダ2によりXYテーブル
1に搬送されてくると、プリント基板5に取り付けられ
ている磁気カード11がカード読取装置13を通過す
る。カード読取装置13は、その読取部を磁気カード1
1が通過すると、カード読出部21に指令を送信と共
に、磁気カード11に記録されている基板管理情報を読
み取る。カード読出部21は、この指令により、基板管
理情報を受信して、受信した基板管理情報をRAM装置
30に出力する。
【0027】RAM装置30は、上述の図5に示すよう
に、基板管理情報を基板管理データファイル31として
格納する。また、RAM装置30には、製造設備の制御
に必要な設備制御データが、例えば当日生産予定のプリ
ント基板の種類分予め設備制御データファイル32とし
て格納されている。これらの設備制御データは、例えば
フロッピーディスク等を媒体として、あるいはオンライ
ンで予め送られてきて、格納される。また、RAM装置
30には、この情報処理装置20が制御する製造設備名
を表す工程名が、自工程名ファイル33として予め格納
されている。
【0028】そして、基板処理情報抽出部23は、RA
M装置30からデータ読出部22を介して基板管理情報
と自工程名を読み出し、これらの基板管理情報及び自工
程名に基づいて、設備制御データを読み出し、この読み
出した設備制御データをシーケンサ書込部24を介して
設備シーケンサ4に送信する。
【0029】具体的には、基板処理情報抽出部23は、
例えば図6に示すステップST1において、RAM装置
30に基板管理データファイル31として格納された基
板管理情報を読み出し、ステップST2に進む。
【0030】ステップST2において、基板処理情報抽
出部23は、RAM装置30に自工程名ファイル33と
して格納されている自工程名を読み出し、ステップST
3に進む。
【0031】ステップST3において、基板処理情報抽
出部23は、基板管理情報に含まれている前工程名56
と同じ工程名#iを工程順番52から検索し、その次の
工程名#i+1が、自工程名と一致するかを判定し、該
当するときはステップST4に進み、該当しないときは
ステップST9に進む。すなわち、例えば工程順番52
の工程名#iが「40」であって、工程名#i+1が
「90」であって、前工程名56が「40」であって、
自工程名が「90」のときは、ステップST4に進む。
【0032】ステップST4において、基板処理情報抽
出部23は、基板管理情報を画像信号変換部29に供給
し、ステップST5に進む。
【0033】ステップST5において、基板処理情報抽
出部23は、基板管理情報の設備制御ファイル名53に
対応する設備制御データを設備制御データファイル32
から読み出し、ステップST6に進む。
【0034】ステップST6において、基板処理情報抽
出部23は、この読み出した設備制御データを設備シー
ケンサ4に送信し、ステップST7に進む。
【0035】ステップST7において、基板処理情報抽
出部23は、基板管理情報の前工程名56を自工程名に
変更し、ステップST8に進む。
【0036】ステップST8において、基板処理情報抽
出部23は、この前工程名56を更新した基板管理情報
を基板管理データファイル31としてRAM装置30に
格納する。
【0037】一方、ステップST9において、基板処理
情報抽出部23は、このプリント基板に対しては部品の
実装行わない指示をする未処理指示信号を設備シーケン
サ4に送信し、ステップST10に進む。
【0038】ステップST10において、実績データ作
成部27は、未処理の表示を指示する信号を画像信号変
換部29に送り、ステップST11に進む。
【0039】ステップST11において、実績データ作
成部27は、カード書込装置12からの指令があるまで
待機し、指令があると、ステップST12に進む。
【0040】ステップST12において、実績データ作
成部27は、基板管理データファイル31から読み出さ
れた基板管理情報をカード書込部28を介してカード書
込装置12に送信する。
【0041】かくして、この工程において部品の実装を
行うときは、情報処理装置20から、プリント基板の種
類に応じた設備制御データが設備シーケンサ4に送ら
れ、部品実装機(製造設備)をプリント基板に適合させ
て稼働させることができる。換言すると、この生産管理
システムでは、各工程おいて、プリント基板単位でどの
ような処理を施すべきかを、製造設備に対して自動的に
指示することができ、例えば製造されるプリント基板の
順番が当初の予定と異なっても、プリント基板の生産に
支障をきたすことはない。
【0042】そして、この工程ので作業が終了すると、
プリント基板5は、XYテーブル1から基板アンローダ
3により次の工程(製造設備)に送られる。このとき、
磁気カード11に処理実績等の基板管理情報の書込が行
われる。
【0043】すなわち、カード書込装置12は、その書
込部を磁気カード11が通過するときに、実績データ作
成部27に指令を送信と共に、この指令によって情報処
理装置20から送られてくる基板管理情報を磁気カード
11に書き込む。
【0044】具体的には、実績データ作成部27は、例
えば図7に示すステップST21において、設備シーケ
ンサ4からシーケンサ読出部25を介して送られてくる
受信情報を判定し、受信情報が処理完了信号のときはス
テップST22に進み、エラー情報のときはステップS
T26に進む。
【0045】ステップST22において、実績データ作
成部27は、RAM装置30からデータ読出部22を介
して基板管理情報を読み出し、ステップST23に進
む。
【0046】ステップST23において、実績データ作
成部27は、基板管理情報のこの工程に対応した処理終
了時刻55に現在の時刻をセットして、ステップST2
4に進む。
【0047】ステップST24において、実績データ作
成部27は、カード書込装置12からの指令があるまで
待機し、指令があると、ステップST25に進む。
【0048】ステップST25において、実績データ作
成部27は、処理時刻をセットした基板管理情報を、カ
ード書込部28を介してカード書込装置12に送る。
【0049】一方、ステップST26において、実績デ
ータ作成部27は、RAM装置30からデータ読出部2
2を介して基板管理情報を読み出し、ステップST27
に進む。
【0050】ステップST27において、実績データ作
成部27は、エラー情報が吸着エラー、ノズルエラー又
はカセットエラーかを判定し、ステップST28に進
む。
【0051】ステップST28において、実績データ作
成部27は、基板管理情報の該当するエラー、すなわち
この工程の吸着エラー件数54a、ノズルエラー件数5
4b又はカセットエラー件数54cに1を加算して、ス
テップST29に進む。
【0052】ステップST29において、実績データ作
成部27は、データ書込部26を介してエラー数を更新
した基板管理情報を基板管理データファイル31として
RAM装置30に格納する。そして、この工程での実装
処理が終了すると、ステップST21〜ステップST2
5が実行され、エラー数が更新された基板管理情報が磁
気カード11に記録される。
【0053】かくして、この工程において発生したエラ
ーの情報及び処理終了時刻が追加された基板管理情報が
磁気カード11に記録される。すなわち、この生産管理
システムでは、各プリント基板毎に処理実績、すなわち
各工程での処理終了時刻とエラー情報を磁気カード11
に記録しておくことができ、製造進捗や製造設備の稼働
状況を管理することができる。
【0054】ここで、表示装置14に表示される被製造
物の製造進捗等について、図8に示すフローチャートを
用いて説明する。
【0055】ステップST31において、画像信号変換
部29は、実績データ作成部27から情報を受け取り、
ステップST32に進む。
【0056】ステップST32において、画像信号変換
部29は、受信した情報を判定し、基板管理情報のとき
はステップST33に進み、未処理表示情報のときはス
テップST34に進む。
【0057】ステップST33において、画像信号変換
部29は、基板管理情報のロット番号51、設備制御フ
ァイル名53、前工程までのエラー情報54及び前工程
名56を表示する準備をし、ステップST35に進む。
【0058】一方、ステップST34において、画像信
号変換部29は、未処理表示の準備をし、ステップST
35に進む。
【0059】ステップST35において、画像信号変換
部29は、これらの情報を表示用の画像信号に変換し、
ステップST36に進む。
【0060】ステップST36において、画像信号変換
部29は、画像信号を表示装置14に送る。
【0061】かくして、この工程おいて、部品実装を行
うときは、ロット番号、設備制御ファイル名、前工程名
及び前工程のエラー情報が表示され、部品実装を行わな
いときは、未処理の文字が表示される。
【0062】ところで、情報処理装置20等は、例えば
所謂パーソナルコンピュータで構成することができる。
すなわち、この生産管理システムは、従来に比して規模
が小さく、安価であり、既存の製造設備に簡単に接続す
ることができ、また、製造設備をプリント基板の種類に
適合させて稼働させることができる。
【0063】また、例えば各工程のRAM装置30に格
納されている基板管理情報をネットワークを介して収集
して、各ロット(基板)毎に、どの工程を通過している
かを、リアルタイムで知ることができる。
【0064】また、例えば製造工程の後の品質検査工程
において、磁気カード11に記録された基板管理情報
は、不良の原因究明等に活用することができ、原因究明
を効率的に行うことができる。
【0065】また、製造が完了したプリント基板の磁気
カード、カードホルダは取り外して、新たなプリント基
板用として再使用することができる。
【0066】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
るものではなく、例えば被製造物としてはプリント基板
に限らず、いろんな被製造物を製造する製造設備に本発
明を導入することができることは言うまでもない。特に
多品種少量製造物を製造する製造設備に本発明を導入す
ると効果は大である。
【0067】
【発明の効果】以上の説明で明かなように、本発明で
は、各被製造物に磁気カードを備え、工程における製造
処理が終了した時に、磁気カードに処理実績を書き込
み、磁気カードに記録された処理実績に基づいて、被製
造物の製造進捗や製造設備の稼働状況を各被製造物毎に
管理することができる。
【0068】また、本発明では、各被製造物が工程名が
記録された磁気カードを備え、磁気カードから工程名を
読み取り、この工程名に対応した制御データを製造設備
に送信することにより、製造設備を被製造物の種類に適
合させて稼働させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した生産管理システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】上記生産管理システムを構成する磁気カードの
プリント基板に取り付ける方法を説明するための斜視図
である。
【図3】上記生産管理システムを構成するカード書込装
置、カード読取装置の配置を示す斜視図である。
【図4】上記磁気カードに記録される基板管理情報の具
体例を示す図である。
【図5】上記生産管理システムを構成する情報処理装置
を説明するための機能構成を示すブロック図である。
【図6】上記情報処理装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図7】上記情報処理装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図8】上記情報処理装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
4 設備シーケンサ 5 プリント基板 11 磁気カード 12 カード書込装置 13 カード読取装置 14 表示装置 20 情報処理装置 30 RAM装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被製造物に取り付けられた磁気カード
    と、 各工程の製造設備に取り付けられ、上記磁気カードの書
    込を行う磁気カード書込手段と、 工程における製造処理が終了した時に、上記磁気カード
    書込手段を介して磁気カードに処理実績を書き込む情報
    処理手段とを備え、 上記磁気カードに記録された処理実績に基づいて、被製
    造物の製造進捗を管理することを特徴とする生産管理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記被製造物が、プリント基板であるこ
    とを特徴する請求項1記載の生産管理装置。
  3. 【請求項3】 被製造物に取り付けられ、工程名が記録
    された磁気カードと、 制御データに基づいた製造処理を上記被製造物に施す製
    造設備に取り付けられ、上記磁気カードから工程名を読
    み取る磁気カード読取手段と、 該磁気カード読取手段からの工程名に対応した制御デー
    タを上記製造設備に送信する情報処理装置とを備えるこ
    とを特徴とする製造設備制御装置。
  4. 【請求項4】 前記被製造物が、プリント基板であるこ
    とを特徴する請求項3記載の製造設備制御装置。
JP6117092A 1994-05-30 1994-05-30 生産管理装置及び製造設備制御装置 Pending JPH07314296A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003069730A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd メッセージ通知システム
WO2004019670A1 (ja) * 2002-08-23 2004-03-04 Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. 回路基板管理方法,タグチップの装着方法および電子回路生産システム
JP2009169826A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Mitsubishi Electric Corp 生産管理システムおよび生産管理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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