JPH07314169A - レーザ加工方法およびレーザ加工用ヘッド - Google Patents

レーザ加工方法およびレーザ加工用ヘッド

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JPH07314169A
JPH07314169A JP6117218A JP11721894A JPH07314169A JP H07314169 A JPH07314169 A JP H07314169A JP 6117218 A JP6117218 A JP 6117218A JP 11721894 A JP11721894 A JP 11721894A JP H07314169 A JPH07314169 A JP H07314169A
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head
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雅之 犬塚
Hiroshi Hase
浩志 長谷
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護 西尾
Yoshiaki Aoki
禧明 青木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きい板厚を有する金属材料から成る被加工
材を切断すること。 【構成】 レーザ光を導く光経路を形成するヘッド本体
には、その内部に設けられた集光レンズに向けて酸素ガ
スを供給し、ヘッド本体の下端に形成された第1ノズル
孔から軟鋼などの被加工材に噴射し、このヘッド本体に
交換などして調整可能に設けられているカバー部材によ
って第1ノズル孔を外囲する第2ノズル孔を形成し、こ
の第2ノズル孔から酸素を噴射し、第1および第2ノズ
ル孔の寸法および/または第1および第2ノズル間の距
離を選択ないし調整して第1ノズル孔からの酸素ガスの
純度およびモーメンタムを保持するとともに、ドロスを
溶融状態で吹き飛ばして除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を用いて、
鉄、ステンレス鋼およびアルミニウムなどの被加工材を
たとえば切断などして加工するためのレーザ加工方法お
よびレーザ加工用ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は、簡略化して図11
に示され、その底面は簡略化して図12に示されてい
る。ヘッド1内には、レーザ光2が集光レンズ3を経て
導かれ、ノズル4のノズル孔5を経て金属材料から成る
被加工材6に照射され、参照符7で示されるように溶融
切断される。このヘッド1には、接続口8からアシスト
ガスが供給され、ノズル孔5から被加工材6に向けて噴
射される。ノズル4の底面は図12に示されるとおりで
あり、このノズル孔5から、集光されたレーザ光が上述
のように被加工材6に照射されるとともに、アシストガ
スが噴射される。
【0003】ノズル孔5からのアシストガスは、被加工
材6のレーザ光によって溶融した金属を吹き飛ばし、ま
たこの切断時にレンズ3が汚損することを防いでそのレ
ンズ3を保護する働きをする。
【0004】被加工材6が軟鋼などの鉄系材料である場
合には、アシストガスとして酸素を用い、これによって
鉄の酸化反応熱を利用して、レーザ光の出力を低減する
ことを可能にし、また同出力であっても、できるだけ厚
い被加工材を切断することができるようにしている。
【0005】厚い被加工材6を切断するために、酸素の
流量を大きくすると、酸化反応が必要以上に促進され、
その被加工材6自体が過剰燃焼して、いわゆるセルフ・
バーニングと呼ばれる現象が生じ、これによって切断面
の精度が低下する。したがって、アシストガスとしての
酸素の流量を大きくするには限度がある。
【0006】このような問題を解決して切断面の精度を
向上することができるようにした他の先行技術は、たと
えば特開昭57ー130791に開示されている。この
先行技術では、レーザ光が通過するノズル孔と、そのノ
ズル孔を同心上に囲む複数の環状のノズル孔を形成して
多重リング構造とし、これらのノズル孔からアシストガ
スを噴射させて切断加工を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような先行技術で
は、ヘッドの軸線上の中央のノズルから噴射されるアシ
ストガスが、他の同心上のノズルから噴射されるアシス
トガスによって囲まれて保護され、中央のノズル孔から
のアシストガスの純度が維持され、加工点の断面形状が
有効に維持され、精密な加工が可能になるけれども、も
っと厚い被加工材を切断するための工夫がなされておら
ず、本件発明者の実験によれば、被加工材が軟鋼から成
る場合、切断可能板厚は、せいぜい22〜25mmであ
る。
【0008】本発明の目的は、被加工材の切断可能な板
厚をさらに大きくすることができるようにしたレーザ加
工方法およびレーザ加工用ヘッドを提供することであ
る。
【0009】また先行技術では、金属材料から成る被加
工材の加工時に、アシストガスの噴射方向下流側で金属
酸化物であるドロスが付着したままとなって固着したま
まとなる。したがって切断などの加工後において、作業
者がグラインダなどの作業工具を用い、そのドロスを研
削して除去しなければならず、作業に手間がかかる。 したがって本発明の他の目的は、切断などの加工作業を
容易にすることができるようにしたレーザ加工方法およ
びレーザ加工用ヘッドを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、被加工材に向
けて、レーザ光の光経路を含んで導かれる第1のガスを
第1ノズルから噴射するともに、第1のガスを外囲する
第2のガスまたは火炎を、第1ノズル孔の半径方向外方
に設けられた第2ノズル孔から噴射し、第1ガスの被加
工物付近での純度およびモーメンタムを保持するととも
に、被加工材のガス噴射方向下流側におけるドロスの除
去を促進することを特徴とするレーザ加工方法である。
【0011】また本発明の第1および第2のガスは、酸
素であり、これによって被加工材の酸化反応熱を利用し
て加工を行うことを特徴とする。
【0012】また本発明の第1および第2のガスは、不
活性ガスであり、これによって被加工材の酸化を防いで
加工することを特徴とする。
【0013】また本発明の第2ガスは、酸素と可燃性ガ
スとの混合ガスであり、被加工材に火炎を噴射して、そ
の被加工材の表面を活性化することを特徴とする。
【0014】また本発明は、レーザ光を導く光経路を有
し、第1ノズル孔からのレーザ光を被加工材に照射する
ヘッド本体と、ヘッド本体に設けられ、第1ノズル孔と
共通の軸線を有し、第1ノズル孔の外周に、その第1ノ
ズル孔を囲む第2ノズル孔を形成するカバー部材と、ヘ
ッド本体内の空間に第1のガスを供給する第1ガス供給
源と、ヘッド本体の外周面とカバー部材の内周面との間
の空間に第2のガスを供給する第2ガス供給源とを含
み、第1および第2ノズル孔の寸法および/またはこれ
らの第1および第2ノズル間の距離を調整可能とするこ
とを特徴とするレーザ加工用ヘッドである。
【0015】また本発明の第1および第2ノズル孔は、
共通の軸線に平行に延びて形成されることを特徴とす
る。
【0016】また本発明のヘッド本体には、レーザ光を
導く集光レンズが設けられ、第1ガス供給源からの第1
ガスは、このレンズに噴射されるように方向付けされて
ヘッド本体内の空間に供給されることを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明に従えば、レーザ光の光経路を含んで導
かれる第1ガスを噴射するとともに、その第1ガスを外
囲して第2のガスまたは火炎を噴射し、この第1ガスの
被加工物付近での純度およびモーメンタムを保持するよ
うにし、第1ガスが空気を巻き込んでその純度が低減し
たり、またモーメンタムが減少したりすることを防ぎ、
これによって一層厚い被加工材の切断などの加工を可能
にし、また被加工材のガス噴射方向下流側におけるドロ
スの除去を促進して、加工後にグラインダなどを用いて
ドロスを除去する作業を省略することを可能とする。
【0018】特に本発明では、第1および第2ノズル孔
の寸法および/またはこれらの第1および第2ノズル間
の距離を適切に選択し、または調整可能として、このよ
うな第1ガスの純度およびモーメンタムを保持するとと
もに、ドロスの除去を促進することができることが初め
て可能になった。
【0019】本発明に従えば、第1および第2のガスを
酸素として、被加工材が軟鋼などの鉄系材料などである
とき、その酸化反応熱を利用して切断などの加工を行
い、一層厚い被加工材の切断などの加工を容易に行うこ
とができるようになる。
【0020】さらに本発明に従えば、第1および第2の
ガスは不活性ガス、たとえば窒素、アルゴンまたは空気
などのガスであり、これによって被加工材の酸化を防い
で切断などの加工を行うことが容易に可能となる。
【0021】もしも第1および第2のガスとして酸素を
用いる場合には、その被加工材がステンレス鋼であると
き、そのステンレス鋼の組成であるクロムが酸化して被
加工材表面に不働態膜が形成され、組成の鉄の酸化が妨
害される結果となり、また被加工材がアルミニウムであ
るときには、そのアルミニウムが酸化してAl3
形成され、そのAl23の融点はアルミニウムよりも高
く、約2000℃程度であり、これによってドロスが除
去しにくくなってしまう。この問題を解決するために、
第1および第2のガスとして、不活性ガスを用いる。も
しも仮に第1ガスとして不活性ガスを用い、第2のガス
を用いなければ、前述のように被加工材がステンレス鋼
およびアルミニウムなどであっても、その酸化を防い
で、切断などの加工を行うことができるけれども、ドロ
スが飛散せず、ドロスが付着したままになってしまい、
その不活性ガスの圧力を、たとえば10kgf/cm2
程度に高くして被加工材に噴射しても、板厚が6mm程
度以上になると、そのドロスを充分に飛散させること
は、本件発明者の実験によれば、不可能であった。
【0022】そこで本発明では、第1ノズル孔を外囲す
る第2ノズル孔から、第2のガスとして不活性ガスを噴
射することによって、ドロスの除去を促進することがで
きることが確認された。
【0023】本発明に従えば、被加工材が鉄系材料など
のように酸化反応熱を利用することができる金属材料で
あるとき、第2ノズルから、酸素とアセチレンガスなど
の可燃性ガスとの混合ガスを供給して第1ノズル孔から
被加工材に向けて火炎を噴射し、これによって被加工材
の表面を活性化し、清浄にし、レーザ光の吸収能を向上
することができ、また切断すべき個所を火炎で予熱して
酸化反応を生じやすくし、こうしてさらに一層厚い被加
工材の切断などの加工を容易に行うことができるように
なる。
【0024】また本発明に従えば、第1および第2ノズ
ル孔は、それらに共通の軸線に平行に延びて形成され、
したがって第2ノズル孔からの第2ガスは、第1ノズル
孔からのガスを確実に囲んで、第1ガスが空気を巻き込
むことなく、被加工材に高い純度で噴射されることが可
能になり、またガス噴射方向下流側におけるドロスが被
加工材から吹き飛ばしてそのドロスが被加工材に付着し
たままになることを防いでドロスを除去することが可能
になり、したがってレーザ光による加工後に作業者がグ
ラインダなどを用いてドロスを研削除去するなどの後加
工が不必要になり、作業性が向上される。
【0025】さらに本発明に従えば、第1ガスは、レー
ザ光を導く集光レンズに噴射されるように方向付けられ
て、ヘッド本体内の空間に供給され、これによって第1
ガスはレンズを冷却し、そのためレンズが高温度になる
ことが防がれ、レンズの屈折率などの物理定数が温度に
よって変化することが防がれる。したがって、レーザ光
による被加工材の切断などの加工を高精度で達成するこ
とが可能となる。
【0026】
【実施例】図1はレーザ光を用いて金属材料から成る被
加工材を切断加工するためのレーザ加工用ヘッドの一部
を構成するノズルチップ10の断面図であり、図2はそ
のノズルチップ10の底面図である。このノズルチップ
10は、図3に示されるレーザ加工用ヘッド11の一部
を構成する。ノズルチップ10は基本的には、ノズル部
材12とそれを囲むカバー部材13とから成る。ノズル
部材12は、ヘッド本体14の一部を構成する。ヘッド
本体14は、ノズル部材12が着脱可能に取付けられる
取付け筒体15と、この取付け筒体15に形成された外
向きフランジ16に係止して調整筒体17の外ねじに螺
合する袋ナット18と、ロックナット19,20と、調
整筒体17がボルト21によって固定される保持筒体2
2を含み、さらにこの保持筒体22は袋ナット23によ
って基体24に取付けられる構成となっている。この基
体24のフランジは、ボルト25によってX−Yテーブ
ルまたは産業用ロボットの手首などの取付け部材26の
フランジ27に着脱可能に取付けられる。
【0027】図4は、図3におけるヘッド本体14の取
付け筒体15における切断面線IV−IVから見た水平
断面図である。取付け筒体15の底28には、内ねじ2
9が刻設され、ここにノズル部材12の上端部に形成さ
れた外ねじ30が着脱可能に螺着される。この底部28
には、図4に示されるように冷却水通路31が形成さ
れ、この接続口32から供給される冷却水は、もう1つ
の接続口33から排出され、底28が冷却され、したが
ってノズル部材12およびカバー部材13から成るノズ
ルチップ10が冷却されることになる。
【0028】図5は、図3における保持筒体22の切断
面線V−Vから見た水平断面図である。この保持筒体2
2にもまた冷却水通路34が形成され、一方の接続口3
5からの冷却水は、冷却水通路34を通って保持筒体2
2を冷却し、他方の接続口36から排出される。
【0029】保持筒体22の収納孔37内には、保持輪
38が収納される。この保持輪38は、保持筒体22の
収納孔37の内周面にぴったり嵌まり込む台形筒部39
と、その内周面から半径方向内方に部屋40を形成する
保持部41と、その下方に形成される内向きフランジ状
の受け部42とを有する。受け部42には、噴射孔43
が形成される。受け部42上には、レンズ押え環体44
が支持され、その上にレンズ45が置かれ、さらにその
レンズ45の周縁部にはレンズ押え環体46が配置さ
れ、ばね47を介して、ばね置き部材48が保持輪38
に螺合して図3の上下の位置を調整可能に設けられる。
2つのレンズ押え環体44,46は、軟質合成樹脂、た
とえばテフロンなどのフッ素樹脂などから成る。
【0030】たとえば、炭酸ガスレーザ源からのレーザ
光50は、取付け部材26内を通り、レンズ45によっ
て集光され、参照符51で示されるような経路をたど
り、ノズルチップ10を経て、被加工材70に照射さ
れ、切断加工などが行われる。
【0031】保持筒体22の側部には接続口53が形成
され、ここから第1のガスが供給され、部屋40を経て
噴射孔43からレンズ45の図3における下面に噴射さ
れ、これによってレンズ45が冷却され、この噴射され
た第1のガスは、ヘッド本体14のレンズ45よりも下
方の空間54内に供給される。
【0032】基体24には、接続口82から冷却用気
体、たとえば後述の第1および/または第2のガスと同
一種類のガスが供給されノズル83から空間84に噴射
されて、レンズ45の上表面に噴射されてレンズ45が
冷却される。
【0033】取付け筒体15を袋ナット18の調整によ
って上下の位置を変位させ、これによってノズルチップ
10における第1および第2ノズル58,66と被加工
材70との距離を最適に設定し、被加工材70にレーザ
光50の焦点が一致するように、あるいはまた第1およ
び第2ガスの噴射領域が正確に設定されるように調整さ
れることができる。
【0034】再び図1を参照して、ノズル部材12は、
外周面にローレットが施された操作部55を有し、その
下方にさらに外ねじ56が形成され、中空逆円錐部57
に連なり、この逆円錐部57の下部は、外周面が直円柱
状の第1ノズル58となっている。外ねじ30,56、
操作部55、逆円錐部57および第1ノズル58は、共
通の軸線59を有する。このノズル部材12には、円錐
面60,61が形成され、さらに軸線59に同軸であっ
て、その軸線59に平行な内周面を有する直円筒状の第
1ノズル孔62が形成される。第1ノズル孔62の内径
D1は2mmφであり、この第1ノズル58の外径D2
は9mmφである。逆円錐部57の上端部の最大外径D
3は、30mmφである。第1ノズル孔62の軸線59
に平行な内周面を有する軸線方向の長さL1は、2mm
である。
【0035】カバー部材13は、ノズル部材12の外ね
じ56に螺合して軸線59に沿って変位可能となる内ね
じ63を有する直円筒部64と、この直円筒部64の下
端部に連なる中空逆円錐部65と、この逆円錐部65に
連なる第2ノズル66とを有する。第2ノズル66の内
周面67は、軸線59に沿って直円筒状に形成されてい
る。第2ノズル孔67の内径D4は、11mmφであ
り、その外径D5は16mmφであり、直円筒部64の
内径D6は44mmφである。さらにこの第1ノズル孔
62の軸線59に平行な内周面の軸線方向の長さL2
は、5mmである。カバー部材13の直円筒部64に
は、周方向に等間隔(この実施例では90度)をあけて
合計4個所に接続口68aが形成され、この接続口68
aから第2のガスが供給される。この第2のガスは、第
1ノズル58の外周面と第2ノズル66に形成された円
形の孔67の内周面との間の環状のノズル孔68を通っ
て被加工材70に噴射される。
【0036】図6は、本発明の前述の実施例の配管系統
図である。第1および第2ガスが同一種類のガスである
場合には、その共通のガス供給源71から、開閉弁72
を経て、管路73から接続口53に第1のガスを供給
し、また管路74から合計4つの接続口68aに第2の
ガスとして供給する。管路73,74に個別的に減圧弁
を介在し、第1および第2のガスの供給圧力を相互に異
なるようにしてもよい。さらに、それらの第1および第
2のガスの種類を相互に異なるようにしてもよい。図7
を参照して、被加工材70を切断加工するときの動作を
述べる。この図7では、構成が簡略化されて示されてい
る。レーザ50は、集光レンズ45によって集光され、
第1ノズル孔62から被加工材70上に照射される。第
1ノズル孔62には、接続口53からの第1のガスが、
レンズ45に噴射された後に、供給され、被加工材70
に噴射される。この被加工材70が軟鋼などの鉄系材料
である場合には、第1のガスは酸素であり、たとえば
0.5kgf/cm2 で噴射される。この第1ガスが周
囲の空気を巻き込むことなく、被加工材70付近でその
純度を保ち、またその第1ガスのモーメンタムを保持す
るために、接続口68aからは第2のガス、たとえば酸
素が供給され、第1および第2ノズル58,66によっ
て環状に形成された第2ノズル孔68から噴射される。
こうして、被加工材70の溶融金属であるドロス75
が、その被加工材70のヘッド11とは反対側の面、す
なわち図7の下面に付着することなく、溶融したドロス
がガス噴射方向下流側(図7の下方)に吹き飛ばされて
ドロス75が付着することが防がれてドロスの除去が促
進されることになる。
【0037】第1ノズル孔62およびノズル58,66
によって形成される環状の第2ノズル孔68の幅方向の
中央位置との間の距離L4(図2参照)は、たとえば5
mmに選ぶ。このような第1および第2ノズル孔62,
68の間の距離L4を、3mm未満に選ぶと、これらの
第1および第2ノズル孔62,68が接近しすぎ、これ
によって大きな流量が鉄系材料である被加工材70に噴
射され、いわゆるセルフ・バーニングを生じて燃焼して
しまう。これとは逆に距離L4を7mm以上にすると、
それらの第1および第2ノズル孔62,68の距離が大
きすぎ、第1ノズル孔62から噴射される第1ガスが空
気を巻き込む恐れが生じ、その純度が低下し、またモー
メンタムの保持が困難となる。したがって、第1および
第2ノズル孔62,68の距離L4は、3mm以上、7
mm未満の範囲に選ばれ、特に好ましくは5mmに選ば
れる。図2における環状の第2ノズル孔67の半径方向
の幅W1は、たとえば1mmであってもよい。これによ
って、本件発明者の実験によれば、レーザ光50の出力
を3kWとしたとき、カバー部材13が設けられていな
い前述の先行技術では、せいぜい被加工材70の厚みは
せいぜい22〜25mm厚であったけれども、本発明の
上述の構成によれば、28mm厚以上の切断加工が可能
となり、しかもドロスの除去が促進され、グラインダに
よるドロスの研削作業が不要になったことが確認され
た。
【0038】被加工材70がステンレス鋼およびアルミ
ニウムなどであるときには、第1および第2ガスは、前
述のように不活性ガスたとえば窒素、アルゴンおよび空
気などであってもよく、また第1および第2のガスの種
類が相互に異なっていてもよい。
【0039】図8は本発明の他の実施例の底面図であ
り、この図面は前述の図2に対応する構成を示してい
る。注目すべきは、この実施例では、第2ノズル孔68
bは、直円柱状に形成されており、周方向に等間隔に合
計8個形成される。第1ノズル孔62の内径D1、第2
ノズル孔68bの内径D7およびそれらのノズル孔6
2,68b間の距離L5は、第1ノズル孔62からの第
1のガスの純度およびモーメンタムが保持され、しかも
ドロスの除去が促進される値に選択される。
【0040】図9は、本発明の他の実施例の簡略化した
構成を示す断面図である。この実施例は前述の実施例に
類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。注目す
べきはこの実施例では、接続口68aからは、酸素と可
燃性ガスであるたとえばアセチレンガスの混合ガスが供
給され、環状の第2ノズル孔68からは、火炎76が被
加工材70に向けて噴射される。この火炎76によっ
て、第1ガスの純度およびモーメンタムの保持力がさら
に強化され、また被加工材70が軟鋼などの鉄系材料で
ある場合、酸素ガス切断における表面活性化などの効果
も現れ、また被加工材70が、切断方向にヘッド11と
相対的に移動するとき、予熱されることになり、したが
って本件発明者の実験によれば、50mm厚以上の被加
工材を切断加工することができた。
【0041】図10は、本発明のさらに他の実施例の一
部の簡略化した断面図である。この実施例は前述の実施
例に類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。ノ
ズル58に第1ノズル孔62が形成され、またカバー部
材65によって環状の第2ノズル孔67が形成されるこ
とは前述の実施例と同様であるけれども、さらに注目す
べきはこの実施例ではもう1つのカバー部材77が設け
られ、接続口78から第3のガスが供給され、第3ノズ
ル79の内周面と第2ノズル66の外周面との間の環状
の第3ノズル孔80から第3のガスまたは火炎が噴射さ
れる。その他の構成は、前述の実施例と同様である。第
3のガスは、第1および第2のガスと同一種類であって
もよく、あるいはまた相互に異なる種類のガスであって
もよい。本発明の考え方によれば、さらに複数の環状の
ノズル孔が同軸に形成されてもよい。
【0042】第1ガスおよび第2ガスは、同一種類のガ
スであってもよいけれども、相互に異なる種類のガスで
あってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1ノズ
ル孔から第1のガスを被加工材に向けて噴射するととも
に、その第1ノズル孔を囲むようにして半径方向外方に
設けられた第2ノズル孔から第2のガスまたは火炎を噴
射し、第1のガスの被加工物付近での純度を保持するだ
けでなく、特に本発明ではその第1のガスのモーメンタ
ムを保持するようにし、しかも被加工材のガス噴射方向
下流側におけるドロスを溶融状態で吹き飛ばしてそのド
ロスの除去を促進するようにしたので、一層厚い金属材
料などから成る被加工材を、切断などの加工することが
容易に可能になり、その切断の精度を向上することがで
き、さらにドロスの除去が上述のように促進されるよう
にしたので、被加工材に付着して固化したドロスを、グ
ラインダを用いて研削して除去するなどの作業が不必要
になり、後加工が不必要となり、作業性が良好となる。
【0044】また本発明によれば、被加工材が鉄系材料
などであるときには、第1および第2ガスを酸素とし、
被加工材の酸化反応熱を利用することによって、さらに
一層厚い被加工材の切断などの加工を行うことができる
ようになる。
【0045】また本発明によれば、第2のガスとして、
酸素と可燃性ガスとの混合ガスを用い、第2ノズル孔か
ら火炎を噴射してその火炎を被加工材にあてることによ
って、金属材料である被加工材の表面を活性化し、清浄
にしてレーザの吸収能を向上して効率よく加工を行うこ
とができ、また被加工材が前述のように鉄系材料である
ときにはその火炎で予熱を行って酸化反応を生じやすく
して、第1ガスとして酸素を用いたときにおける酸化反
応熱を利用して、板厚がさらに一層大きな被加工材の切
断などの加工を容易に行うことができるようになる。
【0046】また本発明によれば、被加工材がステンレ
ス鋼およびアルミニウムなどのように酸化反応熱を利用
することができないときには、第1および第2のガスは
不活性ガスとし、そのような被加工材を酸化させること
なく、効率よく加工することが可能となる。第1および
第2ノズル孔の軸直角断面は、円形であってもよいけれ
ども、矩形またはその他の形状であっもよい。
【0047】本発明によれば、第1および第2ノズル孔
は、共通の軸線に平行に延びて形成され、したがってそ
れらのノズル孔から噴射されるガスの乱れが防がれ、し
たがって第1ガスの被加工物付近での純度が保持される
のは勿論、さらにその第1ガスのモーメンタムが保持さ
れ、ドロスを飛散させてドロスの除去を促進することが
一層確実に達成される。
【0048】特に本発明によれば、第1および第2ノズ
ル孔の寸法および/またはこれらの第1および第2ノズ
ル間の距離を適切に調整することによって、前述のよう
に第1ガスの純度およびモーメンタムの保持、ならびに
ドロスの除去の促進が初めて可能になる。
【0049】さらに本発明によれば、第1ガスは、レー
ザ光の集光レンズに噴射した後、第1ノズル孔から被加
工材に噴射するようにして冷却し、したがってレンズが
レーザ光によって高温度になることがなく、そのため熱
による屈折率などの変化が防がれ、集光されたレーザ光
を被加工材に常に正確に照射することが可能になる。
【0050】また本発明によれば、レーザ加工用ヘッド
をX−Yテーブルまたはロボットの作業端などに取付
け、希望する方向に移動する場合であっても、あるいは
またレーザ加工用ヘッドを固定して被加工材を希望する
方向に移動する場合であっても、第1ノズル孔は、その
全周を第2ノズル孔で囲むようにして構成することによ
って、前述のように第1ガスの純度とモーメンタムが保
持され、ドロスの除去を促進することが、常に可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のノズル部材12とカバー部
材13とから成るノズルチップ10を示す断面図であ
る。
【図2】そのノズルチップ10の底面図である。
【図3】ノズルチップ10を備えるレーザ加工ヘッド1
1の全体の構成を示す断面図である。
【図4】図3の切断面線IV−IVから見た断面図であ
る。
【図5】図3の切断面線V−Vから見た断面図である。
【図6】図1〜図5に示される実施例の配管系統図であ
る。
【図7】図1〜図6に示される実施例の被加工材70を
切断加工するときの状態を示す簡略化した断面図であ
る。
【図8】本発明の他の実施例のノズルチップの底面図で
あり、図2に対応する構成を示す。
【図9】本発明の他の実施例の構成とその動作を簡略化
して示す断面図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例の一部の断面図で
ある。
【図11】先行技術の構成を簡略化して示す断面図であ
る。
【図12】図11に示される先行技術のノズル4を示す
底面図である。
【符号の説明】
10 ノズルチップ 11 レーザ加工ヘッド 12 ノズル部材 13 カバー部材 14 ヘッド本体 15 取付け筒体 17 調整筒体 22 保持筒体 24 基体 26 取付け部材 38 保持輪 40 部屋 43 ノズル 45 レンズ 53,68a 接続口 54 空間 58 第1ノズル 62 第1ノズル孔 66 第2ノズル 68 第2ノズル孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷 浩志 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 西尾 護 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 青木 禧明 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工材に向けて、レーザ光の光経路を
    含んで導かれる第1のガスを第1ノズルから噴射すると
    もに、第1のガスを外囲する第2のガスまたは火炎を、
    第1ノズル孔の半径方向外方に設けられた第2ノズル孔
    から噴射し、 第1ガスの被加工物付近での純度およびモーメンタムを
    保持するとともに、被加工材のガス噴射方向下流側にお
    けるドロスの除去を促進することを特徴とするレーザ加
    工方法。
  2. 【請求項2】 第1および第2のガスは、酸素であり、
    これによって被加工材の酸化反応熱を利用して加工を行
    うことを特徴とする請求項1記載のレーザ加工方法。
  3. 【請求項3】 第1および第2のガスは、不活性ガスで
    あり、これによって被加工材の酸化を防いで加工するこ
    とを特徴とする請求項1記載のレーザ加工方法。
  4. 【請求項4】 第2ガスは、酸素と可燃性ガスとの混合
    ガスであり、 被加工材に火炎を噴射して、その被加工材の表面を活性
    化することを特徴とする請求項1記載のレーザ加工方
    法。
  5. 【請求項5】 レーザ光を導く光経路を有し、第1ノズ
    ル孔からのレーザ光を被加工材に照射するヘッド本体
    と、 ヘッド本体に設けられ、第1ノズル孔と共通の軸線を有
    し、第1ノズル孔の外周に、その第1ノズル孔を囲む第
    2ノズル孔を形成するカバー部材と、 ヘッド本体内の空間に第1のガスを供給する第1ガス供
    給源と、 ヘッド本体の外周面とカバー部材の内周面との間の空間
    に第2のガスを供給する第2ガス供給源とを含み、 第1および第2ノズル孔の寸法および/またはこれらの
    第1および第2ノズル間の距離を調整可能とすることを
    特徴とするレーザ加工用ヘッド。
  6. 【請求項6】 第1および第2ノズル孔は、共通の軸線
    に平行に延びて形成されることを特徴とする請求項5記
    載のレーザ加工用ヘッド。
  7. 【請求項7】 ヘッド本体には、レーザ光を導く集光レ
    ンズが設けられ、 第1ガス供給源からの第1ガスは、このレンズに噴射さ
    れるように方向付けされてヘッド本体内の空間に供給さ
    れることを特徴とする請求項5記載のレーザ加工用ヘッ
    ド。
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