JPH03110094A - レーザロボット用溶接ヘッド - Google Patents

レーザロボット用溶接ヘッド

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JPH03110094A
JPH03110094A JP1247489A JP24748989A JPH03110094A JP H03110094 A JPH03110094 A JP H03110094A JP 1247489 A JP1247489 A JP 1247489A JP 24748989 A JP24748989 A JP 24748989A JP H03110094 A JPH03110094 A JP H03110094A
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JP
Japan
Prior art keywords
laser
nozzle tip
welding head
welding
shielding gas
Prior art date
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Application number
JP1247489A
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English (en)
Inventor
Takeji Arai
武二 新井
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレーザ溶接を行うロボットのアーム先端部に装
着されるレーザロボット用溶接ヘッドに関し、特に加工
性能が良く、集光光学部品が汚染されないレーザロボッ
ト用溶接ヘッドに関する。
〔従来の技術] 高出力の炭酸ガスレーザ発振器と多関節ロボットを組み
合わせて溶接加工を行うレーザロボットが実用化されて
いる。レーザ溶接を行うためにはレーザ照射部にシール
ドガスを大量に高速で噴射して溶融部を次々とワーク内
に押し込んでいく処理が必要であり、この種のレーザロ
ボットのヘッドには第5図(a)のヘッド11のように
、ノズル径d1を従来の切断用のヘッドに比較してより
大きくした溶接用ヘッドが使用される。
また、第5図(b)のヘッド12のように、ノズル径は
切断用ヘッドと同様の径とし、ヘッドの外部に所定の角
度でパイプ70a及び70bを固定して、これらのパイ
プからシールドガスを噴射させるようにしたものもある
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、ヘッド11では溶接加工によって発生する粉塵
やスパッタ(飛散溶融粉末)がワーク60側からヘッド
内に逆流し易く、これらによって前段の集光鏡が汚染さ
れる危険がある。
また、ヘッド12ではシールドガスの噴射角度が固定さ
れているので、レーザ光の像点62を溶接箇所に合わせ
た場合に、ワーク60の厚さによってはシールドガスが
ワーク表面のレーザスポット位置61に向けて正確に噴
射されず、このために加工性能が低下することがあった
。これをパイプの曲げによって調整しようとしても再現
性に問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、加
工性能を向上させたレーザロボット用溶接ヘッドを提供
することを目的とする。
また、本発明の他の目的は集光光学部品がスパッタ等に
よって汚染されないレーザロボット用溶接ヘッドを提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では上記課題を解決するために、レーザ溶接を行
うロボットのアーム先端部に装着されるレーザロボット
用溶接ヘッドにおいて、溶接ヘッド本体から取り外して
他のノズルチップと交換可能に構成され、側壁内にレー
ザ光軸と所定の角度をなすシールドガス噴射用の貫通孔
を設けたノズルチップを具備したことを特徴とするレー
ザロボット用溶接ヘッドが提供され、また、 レーザ溶接を行うロボットのアーム先端部に装着される
レーザロボット用溶接ヘッドにおいて、内部の空間をレ
ーザ光の入射側と出射側とに二分するエアカーテンを設
けたことを特徴とするレーザロボット用溶接ヘッドが提
供される。
〔作用〕
シールドガスはノズルチップの側壁内の貫通孔を通って
噴射される。この噴射角度はノズルチップを交換するこ
とによって変更可能であり、溶接条件や集光鏡の焦点距
離の変化に容易に対処できる。
また、シールドガスの一部はスリットから噴出してヘッ
ド内でエアカーテンを発生する。このエアカーテンによ
って外部と集光鏡側の空間が遮断され、溶接加工によっ
て発生する粉塵やスパッタから集光鏡が保護される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例のレーザロボット用溶接ヘッ
ドの構成図である。図において、溶接ヘッド1はヘッド
本体100とノズルチップ200から構成され、ヘッド
本体100は例えばボルト2によってレーザロボットの
アーム3の先端に取りつけられる。ヘッド本体100側
とノズルチップ200側にはそれぞれ雌ネジ101及び
雄ネジ201が設けられており、これらによってノズル
チップ200がヘッド本体100に締結される。
ノズルチップ200の先端からレーザ光4の像点位置5
2までの距離は従来よりも長く、例えば6〜7mmに設
定される。
ノズルチップ200の構成について第2図を同時に参照
して説明する。第2図はノズルチップ200の平面図で
あり、本体側に接する面上にレーザ光4の光軸41の位
置を中心として所定の半径で溝202が設けられており
、ノズルチップ200が本体100に締結されることに
より本体100との間でシールドガスの供給口102に
連結したリング状の小室110が構成される。また、溝
202の中から下面まで側壁内に貫通孔203a〜20
3dがあけられている。これら貫通孔のレーザ光軸41
となす角度αは例えば20°であり、シールドガスは全
てワーク50表面上のレーザ光スポット位置51に向け
て噴射される。なお、このノズルチップとは別に、角度
αをそれぞれ25.30°及び35°としたノズルチッ
プも用意されており、溶接条件に応じて最適なものが選
択される。ノズルチップの交換はネジ101.102の
締結作業だけであり、容易に行うことができる。
次に、スリット150部分の構成について第1図及び第
3図(a)、(b)を同時に参照して説明する。第3図
(a)はスリット150を構成する部材の下面図、第3
図(b)はそのA−A断面図である。円板状の部材15
1の中心部にはレーザ光の通過穴151aが設けられて
いる。部材152にはシールドガスの供給口103と、
この供給口から扇状に広がる僅かな凹み152aが設け
られている。この部材152がポル)153a〜153
dによって部材151と重ね合わせられてスリット15
0が構成され、供給口103から供給されたシールドガ
スはスリット150から高速で噴出してエアカーテン1
60が発生する。
第4図は第1図のB矢視図である。図において、ヘッド
本体100にはスリット150に対向した位置に開口部
104があけられており、この開口部がエアカーテン1
60の出口となっている。
さて、第1図に戻って説明すると、レーザ光4はアーム
3の先端の凹面鏡31によって方向を変えられると共に
集光され、溶接ヘッド4を介して点52に結像するよう
に照射される。
一方、シールドガスはレーザ光4の照射に同期して、所
定の圧力で供給口102及び103に導入される。供給
口102に導入されたシールドガスは小室110内に入
り、ここから貫通孔203a〜203dを通ってワーク
表面上のレーザ光スポット位置51に向けて噴射される
。なお、凹面鏡31の焦点距離が変化した場合、あるい
は異なる厚さのワークを溶接する場合には、それに応じ
て角度αの異なる別のノズルチップに交換されることに
よって、シールドガスの噴射位置はワーク表面上に維持
される。
また、供給口103に導入されたシールドガスはスリッ
ト150によりレーザ光軸4を横切るエアカーテン16
0となって開口部104から外部に排出される。そして
、このときワーク表面よりヘッド本体100内に逆流し
てきた粉塵やスパッタもシールドガスと共に外部に排出
され、凹面鏡31に付着することはない。
なお、上記の説明ではノズルチップの貫通孔を4個とし
たが、この個数は適宜増減できる。また、貫通孔の角度
も溶接条件に合わせて本実施例以外の値にしても良い。
さらに、エアカーテンの媒質にはシールドガス以外のも
のを使用しても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、シールドガスをノズル
チップの側壁内の貫通孔を通して噴射させるので、ノズ
ルチップの交換によって噴射角度を容易に変更すること
ができ、溶接条件の変化に柔軟に対応できる。また、噴
射角度は正確に設定されるので加工性能が向上する。
また、ヘッド内に外部と集光鏡側の空間とを遮断するエ
アカーテンを設けたので、溶接加工によって発生する粉
塵やスパッタから集光鏡が保護される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のレーザロボット用溶接ヘッ
ドの構成図、 第2図は本発明の一実施例におけるノズルチップの平面
図、 第3図(a)は本発明の一実施例におけるスリット構成
部材の下面図、 第3図(b)は第3図(a)のA−A断面図、第4図は
第1図のB矢視図、 第5図(a)、(b)は従来のレーザロボット用溶接ヘ
ッドの構成図である。  00 02.103 50 60 00 ・ °溶接へラド ーアーム ー−−・レーザ光 −ヘッド本体 ・・−供給口 ・ ・・スリット 一エアカーテン ・−・・−ノズルチップ 203a〜203d 貫通孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザ溶接を行うロボットのアーム先端部に装着
    されるレーザロボット用溶接ヘッドにおいて、 溶接ヘッド本体から取り外して他のノズルチップと交換
    可能に構成され、側壁内にレーザ光軸と所定の角度をな
    すシールドガス噴射用の貫通孔を設けたノズルチップを
    具備したことを特徴とするレーザロボット用溶接ヘッド
  2. (2)前記他のノズルチップには前記所定の角度と異な
    る角度の貫通孔が設けられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のレーザロボット用溶接ヘッド。
  3. (3)前記貫通孔は複数設けられ、各貫通孔からのシー
    ルドガスがレーザ光軸上の一点に向けて噴射されるよう
    に前記角度を設定したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のレーザロボット用溶接ヘッド。
  4. (4)前記各貫通孔からのシールドガスがワーク表面上
    のレーザ光スポット位置に向けて噴射されるように前記
    角度を設定したことを特徴とする特許請求の範囲第3項
    記載のレーザロボット用溶接ヘッド。
  5. (5)レーザ溶接を行うロボットのアーム先端部に装着
    されるレーザロボット用溶接ヘッドにおいて、 内部の空間をレーザ光の入射側と出射側とに二分するエ
    アカーテンを設けたことを特徴とするレーザロボット用
    溶接ヘッド。
  6. (6)前記エアカーテンの媒質にはシールドガスを用い
    ることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のレーザ
    ロボット用溶接ヘッド。
JP1247489A 1989-09-22 1989-09-22 レーザロボット用溶接ヘッド Pending JPH03110094A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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