JPH07314166A - 光学系の位置決め装置 - Google Patents

光学系の位置決め装置

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JPH07314166A
JPH07314166A JP6131030A JP13103094A JPH07314166A JP H07314166 A JPH07314166 A JP H07314166A JP 6131030 A JP6131030 A JP 6131030A JP 13103094 A JP13103094 A JP 13103094A JP H07314166 A JPH07314166 A JP H07314166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
mirror
irradiated
light beam
wafer
Prior art date
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Pending
Application number
JP6131030A
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English (en)
Inventor
Jun Matsumoto
純 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP6131030A priority Critical patent/JPH07314166A/ja
Publication of JPH07314166A publication Critical patent/JPH07314166A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、構造を工夫することにより、より
小さいスペースで、簡単な構造の、光学系の位置決め装
置を実現することを目的としている。 【構成】 被照射体の目的の位置に光ビームを位置決め
する機構において、駆動モータで回転駆動されるビーム
ポジショナと、別の駆動モータで回転駆動される回転ス
テージを設ける。光学系照射器により発生した光ビーム
は、ビームポジショナの回転軸上に固定されたミラー、
周縁部に固定されたミラー及びオブジェクトレンズを通
して、被照射体上に集束している。被照射体は、回転ス
テージ上にあり、ビームポジショナと回転ステージの回
転により、目的とする光ビーム照射位置に位置決めす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばICメモリの製
造現場で欠陥救済に利用したり、微細加工をすることが
できる半導体ウェハ用のレーザ加工装置のような、光ビ
ームを位置決めし、加工、観測、測定又は試験する光学
系装置を、小スペースで簡単化して実現する構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ここでは、レーザ加工装置の場合を例に
して説明する。半導体製造技術の進歩はめざましく、I
Cメモリの記憶容量は日々増加の一途をたどり、ICの
集積度は益々高密度化されている。それに伴い、回路パ
ターンは微細化し、欠陥の大きさも微細になり、欠陥の
箇所は飛躍的に多くなるので、歩留まり確保が重要な課
題となっている。そこで、ICチップ内に予め予備の冗
長セルを構成しておき、通常のメモリセルに欠陥がある
場合に冗長セルに切り換えるリペア(欠陥救済)技術が
広く使用されるようになってきた。その手段として、レ
ーザ加工装置が用いられている。
【0003】図2に、被加工ウェハ402をレーザビー
ムで加工するために、被加工ウェハ402を固定したウ
ェハステージ401をX方向、Y方向に移動させる、従
来の半導体ウェハ用レーザ加工装置のXYステージを示
す。XYステージは、Xステージ202がX方向に、Y
ステージ302がX方向に直行するY方向に移動する構
造になっている。Xステージ202及びYステージ30
2は、ステージを移動させるために、次のような構造に
なっている。 動力源 Xステージを移動させるためにX用DCサーボモータ2
00を、Yステージを移動させるためにY用DCサーボ
モータ300を使用する。DCサーボモータは、ステー
ジを前後させるため時計回り方向、反時計回り方向の両
方向に回転する。 駆動力伝達部 DCサーボモータの回転を直線移動に変換するため、X
ステージ用の送りねじ203と、Yステージ用の送りね
じ303が使用される。送りねじの回転方向の違いによ
り各ステージが前後する。 案内部 XステージはYステージに設けられた二つの針状ころ軸
受け205の上を移動し、移動方向に対してガイド20
4によって直進性を保持している。Yステージはステー
ジ基盤400に設けられた二つの針状ころ軸受け305
の上を移動し、移動方向に対してガイド304によって
直進性を保持している。 位置検出部 Xステージ202の位置は、X用DCサーボモータ20
0の軸に取り付けられたエンコーダ201によって検出
される。また、Yステージ302の位置は、Y用DCサ
ーボモータ300の軸に取り付けられたエンコーダ30
1によって検出される。Xステージの上にはウェハステ
ージ401が取り付けられ、その上に被加工ウェハが固
定される。加工用のレーザビーム102は加工用レーザ
100より発せられミラー101により反射されて上方
向から被加工ウェハ402に照射される。レーザビーム
の照射位置は固定されており、被加工ウェハの加工する
位置をXステージ及びYステージを移動させて、レーザ
ビーム照射位置に位置決めする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体ウェハの
レーザ加工は、以上のようにレーザビームの照射位置を
固定し、半導体ウェハを搭載したウェハステージをXY
ステージで移動させて行っている。このため、8インチ
ウェハの全域を加工するためにはX方向、Y方向共に、
400mm以上の空間を必要とし、小型化できない欠点
があった。本発明は、構造を工夫することにより、より
小さいスペースで、半導体ウェハのレーザ加工を行う構
造を実現することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】被加工ウェハ上の加工す
る位置にレーザビームを位置決めする機構において、第
1駆動モータで回転駆動されるビームポジショナを設け
る。ビームポジショナの回転軸上には、ビームポジショ
ナの周縁部に固定されている第2ミラーにレーザビーム
を反射する第1ミラーが固定される。ビームポジショナ
ーの周縁部には上記第2ミラーの下部にオブジェクトレ
ンズが固定されており、レーザビームを被加工ウェハ上
に集束している。レーザビームは加工用レーザ発生器に
より発生し、ビームポジショナの中央に取り付けられた
上記第1ミラーに照射するよう第3ミラーで反射する。
ビームポジショナは第1駆動モータで回転駆動され、第
1駆動モータの軸に取り付けられた第1エンコーダによ
って、その回転位置を検出している。また、被加工ウェ
ハを搭載し、オブジェクトレンズで集束されるレーザビ
ームを、目的とする被加工ウェハ上の位置に位置決めす
るため、第2駆動モータで回転駆動される回転ステージ
を設ける。回転ステージは、その第2駆動モータの軸に
取り付けられた第2エンコーダによって、その回転位置
を検出し、ビーム照射位置で回転を停止する。
【0006】
【作用】以上のように、ビームポジショナと回転ステー
ジが回転駆動されることで、目的とする被加工ウェハの
任意の位置にレーザビームを集束照射できる。
【0007】
【実施例】図1に本発明をレーザ加工装置に応用した実
施例を示す。本実施例の特徴は、加工用レーザビームの
被加工ウェハへの照射位置を回転移動し、被加工ウェハ
の位置も回転移動することで、加工しようとするウェハ
の位置にレーザビームを照射することである。本実施例
の構造物は次のように構成されている。 動力源 回転ステージ500を回転させるために第2駆動モータ
504を使用し、ビームポジショナ501を回転させる
ために第1駆動モータ503を使用する。各駆動モータ
の軸と回転体の軸が直結されているため、駆動モータは
回転体を直接駆動している。 位置検出部 回転ステージ500の回転位置を検出するために回転ス
テージ用の第2エンコーダ506が回転ステージ500
の下部に設けられ、ビームポジショナ501の回転位置
を検出するためにビームポジショナ用の第1エンコーダ
505がビームポジショナ501の軸に設けられる。 レーザビーム レーザビーム102は、加工用レーザ100より発生
し、第3ミラー104で、回転するビームポジショナ5
01の回転軸上に固定された第1ミラー105に反射
し、更に、ビームポジショナ501の周縁部にある第2
ミラー106に反射する。第2ミラー106で反射した
レーザビーム102は、ビームポジショナ501の周縁
部の第2ミラー106の下部に取り付けられたオブジェ
クトレンズ502で集束され、被加工ウェハ402に照
射される。
【0008】以上のように構成されているため、加工用
レーザ100はレーザビーム102を発生し、レーザビ
ームは第3ミラー104で下方向に反射される。回転す
るビームポジショナ501の回転軸上には第1ミラー1
05が固定されており、第3ミラー104により反射さ
れたレーザビーム102を、ビームポジショナ501の
周縁部にある第2ミラー106の方向に反射する。第2
ミラー106はレーザビーム102を下方向に反射し、
オブジェクトレンズ502で集束したレーザビームを被
加工ウェハ402上に照射する。ビームポジショナ50
1は、第1駆動モータ503で回転駆動され、第1駆動
モータの軸に取り付けられた第1エンコーダ505によ
って位置検出され、オブジェクトレンズ502で集束、
照射されるレーザビームを位置決めできる。被加工ウェ
ハ402は回転ステージ500に搭載されており、第2
駆動モータ504により回転駆動される。位置検出は、
第2駆動モータ504の軸に取り付けられた第2エンコ
ーダ506によって行われ、オブジェクトレンズ502
で集束、照射されるレーザビームに対し被加工ウェハ4
02を位置決めできる。本発明について、ここでは、レ
ーザ加工装置を実施例として説明したが、荷電粒子ビー
ムテスタ、荷電粒子顕微鏡、光学顕微鏡など光学系を使
用して被照射体を位置決めする装置全般に応用できる。
【0009】
【発明の効果】本発明は、以上レーザ加工装置に応用し
た実施例で説明したように構成されているので、目的と
する被加工ウェハ上へレーザビームを照射し、8インチ
ウェハの全域を加工するために、X方向、Y方向それぞ
れ200mm×300mm程度の空間で、装置を実現で
き、より小型で、構造が簡単な半導体ウェハ用のレーザ
加工装置を実現できる。また、本発明は、荷電粒子ビー
ムテスタ、荷電粒子顕微鏡、光学顕微鏡などの位置決め
機構に応用でき、有効な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をレーザ加工装置に応用した実施例の模
式図である。
【図2】従来のレーザ加工装置のXYステージの斜視図
である。
【符号の説明】
100 加工用レーザ 101 ミラー 102 レーザビーム 104 第3ミラー 105 第1ミラー 106 第2ミラー 200、300 DCサーボモータ 201、301 エンコーダ 202 Xステージ 203、303 送りねじ 204、304 ガイド 205、305 針状ころ軸受 302 Yステージ 400 ステージ基盤 401 ウェハステージ 402 被加工ウェハ 500 回転ステージ 501 ビームポジショナ 502 オブジェクトレンズ 503 第1駆動モータ 504 第2駆動モータ 505 第1エンコーダ 506 第2エンコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系照射器からの光ビームを受ける第
    1ミラー(105)を回転軸上に、第2ミラー(10
    6)とオブジェクトレンズ(502)を周縁部に固定
    し、第1駆動モータ(503)で回転駆動し、第1エン
    コーダ(505)で回転位置を検出し、光ビーム照射位
    置で停止するビームポジショナ(501)と、 被照射体を搭載し、上記オブジェクトレンズ(502)
    で集束される光ビームを、目的とする上記被照射体上の
    位置に位置決めするために第2駆動モータ(504)で
    回転駆動し、第2エンコーダ(506)で回転位置を検
    出し、光ビーム照射位置で停止する回転ステージ(50
    0)と、 以上を具備することを特徴とする光学系の位置決め装
    置。
JP6131030A 1994-05-20 1994-05-20 光学系の位置決め装置 Pending JPH07314166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6131030A JPH07314166A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 光学系の位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6131030A JPH07314166A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 光学系の位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07314166A true JPH07314166A (ja) 1995-12-05

Family

ID=15048379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6131030A Pending JPH07314166A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 光学系の位置決め装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07314166A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108196433A (zh) * 2018-02-14 2018-06-22 温培彬 激光光绘机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108196433A (zh) * 2018-02-14 2018-06-22 温培彬 激光光绘机

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021105