JPH07312731A - 2画面テレビ受像機 - Google Patents

2画面テレビ受像機

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JPH07312731A
JPH07312731A JP10418594A JP10418594A JPH07312731A JP H07312731 A JPH07312731 A JP H07312731A JP 10418594 A JP10418594 A JP 10418594A JP 10418594 A JP10418594 A JP 10418594A JP H07312731 A JPH07312731 A JP H07312731A
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JP
Japan
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signal
video
video signal
screen
circuit
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JP10418594A
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English (en)
Inventor
Hirotoshi Abe
裕俊 阿部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2画面テレビ受像機(2系統の信号処理回路
を持つ)で、同期処理を行う側の系が無信号状態(チャ
ンネル切替を行った場合等)になっても、2画面とも映
像に水平乱れの発生することのない2画面テレビ受像機
を提供する。 【構成】 MPU29が、同期制御を行っている系の表
示している画面のチャンネル変更要求を受けると、先ず
RGBマトリクス回路25に対しミュート信号をおく
り、映像切替回路5及び9を制御して、IF回路4から
映像処理回路11に流れていた信号が映像処理回路16
に、IF回路8から映像処理回路16に流れていた信号
を映像処理回路11に流れるよう信号流の切替えを行う
と同時に、メモリ15及び20からの映像データの読み
出しタイミングを変更した後、チャンネルの変更を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2画面テレビ受像機に係
り、特に2画面表示(POP:ヒ゜クチャ・アウト・ヒ゜クチャ)時に
おける、チャンネルの選局処理及びその映像表示方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通常の画面(親画面)以外に第2
の画面(子画面)の表示機能を持ったテレビジョンが発
売されている。また、HDTV(高精細度テレビ)やE
DTV代表されるように、ワイドアスペクト(広い画
面)のカラー受像管(以降、CPTという)を持ったテ
レビジョンが増加してきている。このような背景のも
と、ワイドアスペクトのCPTを備えたテレビジョン
(ワイドテレビジョン)ならではの、複数画面表示の形
式(1つの画面上に複数の画面を表示する場合の表示パ
ターン)が開発されている。その内の幾つかの例を、図
9を用いて以下に説明する。
【0003】最初の例は、図9の(A)に示すように、
アスペクト比(画面の縦と横の比)が9:16の、ワイ
ドアスペクトのCPT上に、通常のテレビ画面(アスペ
クト比3:4)の映像1個と、その1/9の大きさの映
像3個を表示するパターンである。この場合、表示され
る4個の画面のアスペクト比は全て通常のテレビ画面の
ものと等しい(アスペクト比3:4)ので、4個の画面
全てについて正規(アスペクト比3:4)の表示がなさ
れる。
【0004】2番めの例は、図9の(B)に示すよう
に、同じ大きさの2個の画面を表示するパターンであ
る。この場合、1個の画面のアスペクト比が9:8とな
るため、各画面には縦長の映像が表示されてしまう。こ
の映像を正規の表示にするためには、例えば、画面左右
の情報量を減らして(捨てて)、図9の(C)に示すよ
うに表示を行えば良い。但し、この時、各画面に表示さ
れる映像は、本来有るべき右側または左側の映像が切り
取られた形となる。もし、映像の情報量を減らしたくな
ければ、垂直振幅を調整し、図9の(D)に示すように
表示すれば良い。
【0005】次に、2画面表示の従来例について、図1
0,図11,図12及び図13を用いて説明する。先ず
図10を用いて、構成及び動作について説明する。放送
局から送られてくるテレビ電波をアンテナ1にて受信す
る。これを分配器2で主画面用と、副画面用とに分配す
る。この時の分配器2が、分岐器である場合もある。
【0006】次に、主画面信号はチューナー回路3で選
局され、IF回路4で検波及び増幅増幅され、主画面用
映像信号は映像切替回路5で選択され、主画面用音声信
号は音声切替回路6でそれぞれ選択される。映像切替回
路5で選択された主画面用映像信号は、映像処理回路1
1によりYC分離及び信号増幅等がなされ、コンポーネ
ント信号である輝度信号と色差信号に分解される。ま
た、同時に映像切替回路5で選択された主画面用映像信
号は、同期分離回路21で同期信号の分離が行われ、そ
の出力を基準として、偏向回路23及び偏向コイル31
により偏向系の動作が行われる。一方、音声切替回路6
で選択された主画面用音声信号は、図示せぬ音声処理部
へ送られ処理される。
【0007】ところで、映像切替回路5及び音声切替回
路6は、BSチューナー,VTR,LD(レーザーディ
スク)等からの映像及び音声信号を、外部映像入力端子
27及び外部音声入力端子28を通し、前記IF回路4
からの主画面用映像信号及び主画面用音声信号のかわり
に選択することが可能である。
【0008】続いて、映像処理回路11よりの信号はA
/D変換器12によってデジタル信号に変換され、メモ
リコントローラ13の制御により、メモリ15に書き込
まれる。このメモリは、映像信号を時間軸方向に対し
て、1/2に圧縮するために用いられ、通常はラインメ
モリで構成される。そして、必要に応じ、メモリコント
ローラ13の制御によりメモリ15から読み出された信
号(デジタル)は、D/A変換器14によりアナログ信
号に変換される。また、A/D変換器12とメモリコン
トローラ13とD/A変換器14とメモリ15は、主画
面側の第1の情報圧縮手段を構成している。
【0009】次に、副画面信号はチューナー回路7で選
局され、IF回路8で検波及び増幅がなされ、副画面用
映像信号は映像切替回路9で選択され、副画面用音声信
号は音声切替回路10でそれぞれ選択される。映像切替
回路9で選択された副画面用映像信号は、映像処理回路
16によりYC分離及び増幅等がなされ、コンポーネン
ト信号である輝度信号と色差信号に分解される。一方、
音声切替回路10で選択された副画面用音声信号は、図
示せぬ音声処理部へ送られ、処理される。
【0010】ところで、映像切替回路9及び音声切替回
路10はBSチューナー,VTR,LD(レーザーディ
スク)等からの映像及び音声信号を、外部映像入力端子
27及び外部音声入力端子28を通し、前記IF回路8
からの副画面用映像信号及び副画面用音声信号のかわり
に選択することが可能である。
【0011】また、映像切替回路5,音声切替回路6と
映像切替回路9,音声切替回路10は、映像及び音声の
入力選択手段を構成すると共に、主画面側の映像及び音
声と副画面側の映像及び音声を入れ替える手段を備えて
いる。
【0012】続いて、映像処理回路16よりの信号はA
/D変換器17によってデジタル信号に変換され、メモ
リコントローラ18の制御により、メモリ20に書き込
まれる。また、A/D変換器17とメモリコントローラ
18とD/A変換器19とメモリ20は、副画面側の第
2の情報圧縮手段を構成している。この書き込みのタイ
ミングは、副画面側の同期分離回路22によって得られ
た同期信号を基準とする。このメモリは、映像信号を時
間軸方向に対して、1/2に圧縮するために用いられ、
通常はラインメモリで構成される。そして、必要に応
じ、メモリコントローラ18の制御によりメモリ20か
ら読み出される。この読み出しのタイミングは、主画面
側の同期分離回路21によって得られる同期信号が基準
とされる。このように書き込みと読み出しの基準信号が
異なるため、メモリ20は、比較的大きな容量が必要と
なる。そして、この読み出された信号(デジタル)は、
D/A変換器19によりアナログ信号に変換される。
【0013】さらに、D/A変換器14によりアナログ
信号に変換された主画面用映像信号と、D/A変換器1
9によりアナログ信号に変換された副画面用映像信号
は、切替スイッチ24により高速で切り替えられ、その
後、輝度信号,色差信号をRGBマトリクス回路25に
よって、RGB信号に変換され、CPT26に表示され
る。
【0014】以上が、従来の2画面テレビ受像機の構成
及び動作の説明である。次に、なぜ主画面側の同期分離
回路21によって得られる同期信号及び副画面側の同期
分離回路22によって得られる同期信号が基準となり、
CPTに2画面が表示されるのかを、図11,図12及
び図13を用いて説明する。
【0015】図11は、主画面映像のメモリへの書き込
み読み出しのタイミングと、画面の表示を示したもので
ある。図中、<書き込み基準信号>は、前記同期分離回
路21で得られる同期信号(以下、主画面側の同期信号
という)で決まり、<読み出し基準信号>も、同じく主
画面側の同期信号で決まる。<読み出し基準信号>及び
<書き込み基準信号>の信号発生周期は主画面側の同期
信号の周期に等しい。但し、<読み出し基準信号>は、
<書き込み基準信号>より主画面側の同期信号の1周期
分遅れて発生する。
【0016】今、WM1のタイミングで主画面映像A1
をメモリ15に書き込む。続いてWM2のタイミングで
主画面映像A2をメモリ15に書き込む。このとき、即
ちWM2のタイミングと同時にメモリ15から、同期信
号の周期の1/2の時間で主画面映像A1をメモリ15
から読み出す。上記を繰り返すことにより、図11のよ
うな<読み出しデータ>が得られる。CPT画面への表
示は、映像処理回路11を通る映像信号の、1走査のタ
イミングと一致して行われるので、CPT画面への主画
面の表示は、図11の<画面>の通りとなる。
【0017】図12は、副画面映像のメモリへの書き込
み読み出しのタイミングと、画面の表示を示したもので
ある。図中、<書き込み基準信号>は、前記同期分離回
路22によって得られる同期信号(以下、副画面側の同
期信号という)で決まり、<読み出し基準信号>は、主
画面側の同期分離回路21によって得られる同期信号で
決まる。<読み出し基準信号>及び<書き込み基準信号
>の信号発生周期は主画面側の同期信号の周期に等し
い。但し、<読み出し基準信号>は、<書き込み基準信
号>より主画面側の同期信号の1.5周期分遅れて発生
する。
【0018】今、WS1のタイミングで副画面映像B1
をメモリ20に書き込む。続いてWS2のタイミングで
副画面映像B2をメモリ20に書き込む。このとき、即
ちWS2のタイミングから主画面の同期信号の周期の1
/2遅れたタイミングで、メモリ20から同じく主画面
の同期信号の周期の1/2の時間で副画面映像B1をメ
モリ20から読み出す。上記を繰り返すことにより、図
12のような<読み出しデータ>が得られる。CPT画
面への表示は、映像処理回路11を通る映像信号の、1
走査のタイミングと一致して行われるので、CPT画面
への主画面の表示は、図12の<画面>の通りとなる。
【0019】図13は、図11における、<画面>m
a,mb,mc,md及び図12における、<画面>s
a,sb,sc,sdを合成したものである。即ち、主
画面映像メモリ15からの<読み出しデータ>は、1走
査中のうち右半分はブランクであり、副画面映像メモリ
20からの<読み出しデータ>は、1走査中のうち左半
分はブランクである。したがって、切替スイッチ24
で、前記主画面映像メモリ15からの<読み出しデータ
>列と副画面映像メモリ20からの<読み出しデータ>
列の切り替えを行い、データがブランクのときは、その
データを、RGBマトリクス回路25へ流さないように
すれば、図13のごとき画面が得られることとなる。
【0020】ところで、上記の2画面テレビ受像機は、
映像切替回路から得られる同期信号即ち、同期分離回路
21によって得られる同期信号を基準として、水平及び
垂直偏向を行っている。そのため、例えばチャンネル変
更等により主画面側が無信号状態になった場合、同期分
離回路21によって得られる同期信号が消失し、その結
果、偏向系がフリーラン状態となり、主画面,副画面共
に同期がとれない状態が発生するという問題(欠点)が
あった。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、2画面テ
レビ受像機(2系統の信号処理回路を持つ)で、同期処
理を行う側の系が無信号状態(同期信号の消失)になる
と、偏向系がフリーラン状態となるという問題(欠点)
があった。
【0022】そこで、本発明はこのような問題を解決す
るため、同期処理を行う側の系が無信号状態(例えばチ
ャンネル切替を行った場合等)になっても、2画面とも
映像に水平乱れの発生することのない、優れた2画面テ
レビ受像機を提供することを目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る2画面テレビ受像機は、第1及び第2の映像を受像管
に同時に表示可能な2画面テレビ受像機であって、複数
の映像信号源と、前記映像信号源の1つを選択して前記
第1の映像信号として出力し、前記映像信号源の他の1
つを選択して前記第2の映像信号として出力する選択手
段と、入力された映像信号を圧縮処理して出力可能な第
1,第2の情報圧縮手段と、前記第1の映像信号を前記
第1の情報圧縮手段に供給し、前記第2の映像信号を前
記第2の情報圧縮手段に供給する第1の状態および、前
記第1の映像信号を前記第2の情報圧縮手段に供給し、
前記第2の映像信号を前記第1の情報圧縮手段に供給す
る第2の状態とで切替え動作可能な主副入れ替え手段
と、前記第1の情報圧縮手段に入力される映像信号の同
期信号に基ずいて、前記受像管の偏向を行う偏向手段
と、前記第1,第2の情報圧縮手段からの出力信号を選
択合成して前記受像管に供給する手段と、前記第1の情
報圧縮手段に入力される映像信号を判別し、この入力映
像信号が不安定状態にあるとき判別信号を出力する信号
判別手段と、前記信号判別手段からの前記判別信号に応
答して前記主副入れ替え手段の動作状態を切替え、かつ
前記第1,第2の情報圧縮手段からの出力信号による映
像の受像管での表示位置を入れ替え制御する制御手段と
を具備したことを特徴とする。
【0024】請求項2記載の発明による2画面テレビ受
像機は、請求項1記載の2画面テレビ受像機において、
前記信号判別手段は、前記第1の情報圧縮手段へ入力さ
れる映像信号の有無を判別し、無信号状態にあるとき判
別信号を出力するものであることを特徴とする。
【0025】請求項3記載の発明に2画面テレビ受像機
は、第1及び第2の映像を受像管に同時に表示可能な2
画面テレビ受像機であって、チャンネル切替え可能な映
像信号源を含む複数の映像信号源と、前記チャンネル切
替え可能な映像信号源を選択して前記第1の映像信号と
して出力し、前記映像信号源の他の1つを選択して前記
第2の映像信号として出力する選択手段と、入力された
映像信号を圧縮処理して出力可能な第1,第2の情報圧
縮手段と、前記第1の映像信号を前記第1の情報圧縮手
段に供給し、前記第2の映像信号を前記第2の情報圧縮
手段に供給する第1の状態および、前記第1の映像信号
を、前記第2の情報圧縮手段に供給し、前記第2の映像
信号を前記第1の情報圧縮手段に供給する第2の状態と
で切替え動作可能な主副入れ替え手段と、前記第1の情
報圧縮手段に入力される映像信号の同期信号に基ずいて
前記受像管の偏向を行う偏向手段と、前記第1,第2の
情報圧縮手段からの出力信号を選択合成して前記受像管
に供給する手段と、前記第1の状態において、前記第1
の情報圧縮手段に入力される映像信号の状態を判別し、
この入力映像信号がチャンネル切替え時のとき、それを
判別して判別信号を出力する信号判別手段と、前記信号
判別手段からの前記判別信号に応答して前記主副入れ替
え手段を第2の状態で動作させ、かつ前記第1,第2の
情報圧縮手段からの出力信号による映像の受像管での表
示位置を入れ替え制御する制御手段とを具備したことを
特徴とする。
【0026】請求項4記載の発明による2画面テレビ受
像機は、請求項3記載の2画面テレビ受像機において、
前記制御手段は、さらに前記判別信号に応答してミュー
ト信号を発生し、前記表示位置の入れ替えが完了するま
での間、映像ミュートをかけるミュート手段を含むこと
を特徴とする。
【0027】
【作用】請求項1記載の発明によれば、2画面テレビ受
像機(2系統の信号処理回路を持つ)で、2画面表示を
行う際に、画像の同期処理を行う側の系において、同期
信号が不安定である場合に、それを検出する手段を設け
たので、前記同期信号が不安定状態となっても、2画面
とも水平乱れのない映像を提供できるという効果があ
る。
【0028】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の2画面テレビ受像機(2系統の信号処理回路を持
つ)で、2画面表示を行う際に、画像の同期処理を行う
側の系において、供給されている信号が無信号状態とな
ったときに、それを検出する手段を設けたので、前記同
期信号が不安定状態となっても、2画面とも水平乱れの
ない映像を、提供できるという効果がある。
【0029】請求項3記載の発明によれば、2画面テレ
ビ受像機(2系統の信号処理回路を持つ)で、2画面表
示を行う際に、画像の同期処理を行う側の系において供
給されている信号に、チャンネル切替えが発生した場合
に、それを検出する手段を設けたので、チャンネル切替
え時に発生する、同期信号の不安定な状態が発生して
も、2画面とも水平乱れのない映像を、提供できるとい
う効果がある。
【0030】請求項4記載の発明においては、請求項3
記載の2画面テレビ受像機(2系統の信号処理回路を持
つ)で、2画面表示を行う際に、受像管に映像ミュート
をかける機能(手段)を設けたので、映像信号の遷移
(チャンネル切替えを検知)を判別してから、映像の受
像管での表示位置の入れ替えが完了するまでの間、2画
面とも水平乱れのない映像を、提供できるという効果が
ある。
【0031】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。
尚、以下の説明は映像信号をメインに行う。図1は本発
明の2画面テレビ受像機における第1の実施例を示すブ
ロック図である。
【0032】先ず、図1を用いて、従来技術(図10)
にない、構成及び作用について説明する。IF回路4及
びIF回路8から、それぞれ、映像切替回路5,音声切
替回路6,映像切替回路9及び音声切替回路10を結
び、各切替回路側から、IF回路4及びIF回路8の出
力信号を選択出来るようにする。以下に、各切替回路で
の信号選択の動作を示す。
【0033】映像切替回路5は、MPU29の制御によ
り、それぞれ3種類のソース、即ちIF回路4からの映
像信号出力,IF回路8からの映像信号出力または外部
映像入力端子27から入力された映像信号出力の中か
ら、1種類を選択する。また、音声切替回路6は、MP
U29の制御により、それぞれ3種類のソース、即ちI
F回路4からの音声信号出力,IF回路8からの音声信
号出力または外部音声入力端子28から入力された音声
信号出力の中から、1種類を選択する。
【0034】同様に、映像切替回路9は、MPU29の
制御により、それぞれ3種類のソース、即ちIF回路4
からの映像信号出力,IF回路8からの映像信号出力、
または外部映像入力端子27から入力された映像信号出
力の中から、1種類を選択する。また、音声切替回路1
0はMPU29の制御により、それぞれ3種類のソー
ス、即ち、IF回路4からの音声信号出力,IF回路8
からの音声信号出力または外部音声入力端子28から入
力された音声信号出力の中から、1種類を選択する。
【0035】また、MPU29は、本発明であるところ
の2画面テレビ受像機(2系統の信号処理回路を持つ)
で、同期処理を行う側の系において、選局又は信号ソー
スの変更があった場合に、それを検出し、RGBマトリ
クス回路25に対し、ミュート信号及びミュート解除信
号を送り、CPT画面のミュート及びミュート解除を行
う。
【0036】次に、図1の動作(作用)、即ち2画面の
うちいずれかのチャンネルを変更又は、2画面のうちい
ずれかの画面を外部入力選択したときの動作について、
図2及び図3を参照しながら説明する。尚、図2及び図
3のフローチャートは、MPU29の制御(動作)を表
わしている。先ず、2画面のうちの、いずれかの画面の
チャンネルを変更する(ステップX1)。そして、表示
変更する画面の内容が、(c)であるか無いかの判定を
行う(ステップX2)。この場合は(a)チャンネルの
変更であるのでステップX3へ進む。ステップX3で
は、変更する方の画面が、映像処理回路11で処理され
ている画面であるかの判断を行う。Noであれば変更す
る方の映像信号(以降、単に信号という)は、映像処理
回路16で処理されており、同期信号の消失とは無関係
であるので、ステップX27へ進む。
【0037】今、変更する方の画面の信号が映像処理回
路11で処理されているとすると、チャンネルの変更操
作が行われることにより、映像処理回路11へ供給され
ている信号が一時的に停止し、同期分離回路21から偏
向回路23への同期信号が途切れ、主・副画面共に同期
がとれない状態となる。また、メモリ20の読み出し基
準信号も不定となってしまう。
【0038】そこで本発明では、先ずテレビの画面にミ
ュートをかけ(ステップX4)、表示変更する画面の変
更内容を調べる(ステップX5)。この場合は(a)で
あるので、映像処理回路5で選択している信号を調べる
(ステップX6)。
【0039】映像処理回路5で選択している信号が、外
部入力からの信号であれば、外部入力信号の表示を行っ
ている画面のチャンネル変更は行えないので、画面のミ
ュートを解除し(ステップX18)、何らかのエラー処
理(ステップX19)を行い処理を終了する(次の処理
の入力待ち状態となる)。
【0040】前記ステップX6で選択している信号が、
IF回路4の出力信号であれば、映像処理回路16で処
理されている信号が何処から来ている信号かを調べ(ス
テップX8)、内部チューナーからの信号であれば、映
像切替回路5で選択する信号を、IF回路8の出力信号
に変更し(ステップX10)、外部入力による信号であ
れば、映像切替回路5で選択する信号を、外部映像入力
端子27の出力信号に変更(ステップX9)する。そし
て、ステップX9又はステップX10を実行した後、映
像切替回路9で選択する信号を、IF回路4の出力信号
に変更する(ステップX11)。続いて、メモリ15及
びメモリ20の読み出し基準信号を、同期分離回路21
によって得られる、同期信号のタイミングから、該同期
信号の周期の1/2の時間(1/2H)だけ遅らせ(ス
テップX16)、画面のミュートを解除され(ステップ
X17)る。この結果は、最初(チャンネル変更前)見
ていた映像と、見かけ上同じである。また、上記信号切
替処理は映像のみであるから、音声は、最初(チャンネ
ル変更前)のままである。そして最後に、映像処理回路
16とつながっているチューナー回路の選局を変更(ス
テップX20)し、チャンネルの変更操作は終了する。
即ち、上記処理により、チャンネル変更が行われる映像
信号が、映像処理回路11に入力されている信号から、
映像処理回路16に入力されている信号に変更されたこ
とによって、映像処理回路11へ供給されている信号が
停止し、同期分離回路21から偏向回路23への同期信
号が途切れ、主・副画面共に同期がとれない状態となる
ことを回避できたのである。
【0041】前記ステップ6で、選択している信号がI
F回路8の出力信号であれば、映像処理回路16で処理
されている信号が何であるかを調べ(ステップX1
2)、内部チューナーからの信号であれば、映像切替回
路5で選択する信号を、IF回路4の出力信号に変更し
(ステップX14)、外部入力による信号であれば、映
像切替回路5で選択する信号を、外部映像入力端子27
の出力信号に変更(ステップX13)される。そして、
ステップX13及びステップX14を実行した後、映像
切替回路9で選択する信号を、IF回路8の出力信号に
変更し(ステップX15)、メモリ15及びメモリ20
の読み出し基準信号を、同期分離回路21によって得ら
れる、同期信号のタイミングから、該同期信号の周期の
1/2の時間(1/2H)だけ遅らせられ(ステップX
16)、画面のミュートを解除され(ステップX17)
る。この結果は、最初(チャンネル変更前)みていた映
像と見かけ上同じである。また、上記信号切替処理は映
像のみであるから、音声は、最初(チャンネル変更前)
のままである。そして最後に、映像処理回路16とつな
がっているチューナー回路の選局を変更(ステップX2
0)され、チャンネルを変更操作は終了する。
【0042】このチャンネル変更は、前記同様、最初
(チャンネル変更前)映像処理回路11で行われていた
処理を、映像処理回路16で行うように、映像切替回路
5,映像切替回路9及びこれらを制御するMPU29に
より、変更されているので、偏向系の基準信号に変化は
なく、したがって見かけ上、同期乱れを起こすことはな
い。
【0043】一方、前記ステップX3で、変更する方の
画面が、映像処理回路11で処理されている画面では無
い場合には、変更する方の信号は、映像処理回路16で
処理されているのであり、同期信号とは無関係であり、
ステップX27へ進み、表示変更する画面の変更内容が
調べられ(ステップX27)、この場合(a)であるの
で、映像処理回路16で処理されている信号が調べられ
(ステップX34)、外部入力からの信号が処理されて
いるのであれば、外部入力画面のチャンネルの変更は行
えないので、何らかのエラー処理を行い終了する。
【0044】前記ステップX34で、映像処理回路16
で処理されている信号が内部チューナーからの信号であ
れば、前記映像処理回路16につながっているチューナ
ーの選局を変更する。即ち、チャンネルの変更の行われ
る信号は、初めから映像処理回路16で処理されている
のであり、前述した通り、CPTの同期信号とは、無関
係であるので、何の処理もすることなくチャンネル変更
が出来る。
【0045】次に、前記ステップX1で、(b)外部入
力の選択を行った場合、について説明する。先ず、表示
変更する画面の内容が、(c)であるか無いかの判定が
行われ(ステップX2)、この場合は(b)外部入力の
選択であるのでステップX3へ進む。ステップX3で
は、変更する方の画面が、映像処理回路11で処理され
ている画面であるかの判断を行う。Noであれば変更す
る方の映像信号(以降、単に信号という)は、映像処理
回路16で処理されており、同期信号とは無関係であ
り、ステップX27へ進む。今、変更する方の画面の信
号が、映像処理回路11で処理されているとすると、外
部入力信号の選択が行われることにより、映像処理回路
11へ入力される信号が無くなり、同期分離回路21か
ら偏向回路23への同期信号が途切れ、主・副画面とも
同期がとれない状態となる。また、メモリ20の読み出
し基準信号も不定となってしまう。
【0046】そこで、本発明ではまず、テレビの画面に
ミュートをかけ(ステップX4)、表示変更する画面の
変更内容を調べ(ステップX5)、この場合は(b)で
あるのでステップX21へ進み、映像切替回路9で選択
している信号を調べ(ステップX21)、選択している
信号が、IF回路4の出力信号であれば、映像切替回路
5で選択する信号を、IF回路4の出力信号に変更し
(ステップX23)、映像切替回路9で選択している信
号がIF回路8の出力信号であれば、映像切替回路5で
選択する信号を、IF回路8の出力信号に変更(ステッ
プX22)する。そして、ステップX23及びステップ
X22を実行後、映像切替回路9で選択する信号を、外
部映像入力端子27の出力信号に変更し(ステップX2
4)、メモリ15及びメモリ20の読み出し基準信号
を、同期分離回路21によって得られる、同期信号のタ
イミングから、該同期信号の周期の1/2の時間(1/
2H)だけ遅らせ(ステップX25)、画面のミュート
を解除し(ステップX26)、外部入力の選択操作は終
了する。即ち、外部入力信号は、映像処理回路16で処
理されるので、外部入力に切り替えることにより発生す
る無信号状態によって、同期信号の消失によりCPTに
偏向の乱れが発生することはない。
【0047】次に、前記ステップX1で、(c)外部入
力の選択解除を行った場合について説明する。先ず、表
示変更する画面の内容が、(c)であるか無いか判定が
行われる(ステップX2)。この場合は(c)外部入力
選択解除であるので、無条件でステップX27へ進み、
表示変更する画面の変更内容が調べられる(ステップX
27)。この場合も、(c)外部入力選択解除であるの
で、映像処理回路16で処理されている信号が調べられ
(ステップX28)、内部チューナーからの信号であれ
ば、テレビ画面に対して外部入力選択の解除は行えない
ので、何らかのエラー処理(ステップX33)を行い終
了する。
【0048】前記ステップX28で、映像処理回路16
で処理されている信号が、外部入力よりの信号であれ
ば、映像切替回路5で選択している信号を調べ(ステッ
プX29)、選択している信号が、IF回路4からの出
力信号であれば、映像切替回路9で選択する信号を、I
F回路8の出力信号に変更し(ステップX31)、映像
切替回路5で選択している信号が、IF回路8の出力信
号であれば、映像切替回路9で選択する信号を、IF回
路4の出力信号に変更(ステップX30)し、外部入力
選択の解除を終了する。即ち、外部入力信号は必ず映像
処理回路16で処理されるので、同期信号とは無関係で
あるため、同期信号の消失によるCPTの偏向の乱れが
発生することはない。
【0049】次に、前記ステップ16及び25で、メモ
リ15及びメモリ20の読み出し基準信号を、同期分離
回路21によって得られる同期信号のタイミングから、
該同期信号の周期の1/2の時間(1/2H)遅らせる
ことで、CPTの2つの画面の左右を入れ替えている
が、この仕組みについて、図4,図5及び図6を用いて
説明する。
【0050】図4は、主画面映像のメモリへの書き込み
読み出しのタイミングと、画面の表示を示したものであ
る。図中、<書き込み基準信号>は、前記同期分離回路
21で得られる同期信号(以下、主画面側の同期信号と
いう)で決まり、<読み出し基準信号>も、同じく主画
面側の同期信号で決まる。<読み出し基準信号>及び<
書き込み基準信号>の信号発生周期は主画面側の同期信
号の周期に等しい。但し、<読み出し基準信号>は、<
書き込み基準信号>より、主画面側の同期信号の1.5
周期分遅れて発生する。
【0051】今、WM1のタイミングで主画面映像B1
をメモリ15に書き込む。続いてWM2のタイミングで
主画面映像B2をメモリ15に書き込む。このとき、即
ちWM2のタイミングから主画面の同期信号の周期の1
/2遅れたタイミングで、メモリ15から同じく主画面
の同期信号の周期の1/2の時間で主画面映像B1をメ
モリ15から読み出す。上記を繰り返すことにより、図
4のような<読み出しデータ>が得られる。CPT画面
への表示は、映像処理回路11を通る映像信号の、1走
査のタイミングと一致して行われるので、CPT画面へ
の主画面の表示は、図4の<画面>の通りとなる。
【0052】図5は、副画面映像のメモリへの書き込み
読み出しのタイミングと、画面の表示を示したものであ
る。図中、<書き込み基準信号>は、前記同期分離回路
22によって得られる同期信号(以下、副画面側の同期
信号という)で決まり、<読み出し基準信号>は、主画
面側の同期分離回路21によって得られる同期信号で決
まる。<読み出し基準信号>及び<書き込み基準信号>
の信号発生周期は主画面側の同期信号の周期に等しい。
但し、<読み出し基準信号>は、<書き込み基準信号>
より主画面側の同期信号の1周期分遅れて発生する。
【0053】今、WS1のタイミングで副画面映像B1
をメモリ20に書き込む。続いてWS2のタイミングで
副画面映像B2をメモリ20に書き込む。このとき、即
ちWS2のタイミングと同時にメモリ20から、同期信
号の周期の1/2の時間で副画面映像B1をメモリから
読み出す。上記を繰り返すことにより、図5のような<
読み出しデータ>が得られる。CPT画面への表示は、
映像処理回路11を通る映像信号の、1走査のタイミン
グと一致して行われるので、CPT画面への主画面の表
示は、図5の<画面>の通りとなる。
【0054】図6は、図4における、<画面>ma,m
b,mc,md及び図5における、<画面>sa,s
b,sc,sdを合成したものである。即ち、主画面映
像メモリ15からの<読み出しデータ>は、1走査中の
うち左半分はブランクであり、副画面映像メモリ20か
らの<読み出しデータ>は、1走査中のうち右半分はブ
ランクである。したがって、切替スイッチ24で、前記
主画面映像メモリ15からの<読み出しデータ>列、と
副画面映像メモリ20からの<読み出しデータ>列、の
切り替えを行い、データがブランクのときは、そのデー
タをRGBマトリクス回路25へ流さないようにすれ
ば、図6のごとき画面が、得られることとなる。尚、こ
の画面は、最初(チャンネル変更前)の画面と左右が入
れ替わっている。
【0055】図7は本発明の2画面テレビ受像機におけ
る第2の実施例を示すブロック図である。次に、図7を
用いて、第1の実施例(図1)にない、構成及び作用に
ついて説明する。本ブロック図は、図1に示すブロック
図と比して、同期検出回路30のみが追加されている。
同期検出回路30は、映像切替回路5からの映像信号中
の同期信号を、常に監視(モニター)しており、同期信
号が確認できない、或いは予め設定されている回数(同
期信号の周期から推測される)をこえて同期信号が確認
できない場合に、無信号であると判断し、MPU29に
通知する機能を持つものである。
【0056】次に、図7の動作(作用)、即ち何らかの
原因で同期信号を検出するための、信号が途切れてしま
った場合(無信号状態)の動作について、図8を参照し
ながら、説明する。尚、図8のフローチャートは、同期
信号を検出するための、信号が途切れてしまった場合
(無信号状態)のMPU29の制御(動作)を表わして
いる。先ず、同期検出回路30が、無信号(同期信号が
確認できない)、或いは予め設定されている回数又は時
間(同期信号の周期から推測される)をこえても、同期
信号が確認できない状態で有るか否かの判断を行う(ス
テップY1)。Noであれば、終了する(実際にはスタ
ートに戻り、無信号状態のチェックを周期的に行う)。
Yesであれば、映像処理回路11へ入力される信号が
なくなり、同期分離回路21から、偏向回路23への同
期信号が途切れ、主・副画面とも同期がとれない状態と
なる。また、メモリ20の読み出し基準信号も不定とな
ってしまう。そこで本発明では、先ずテレビの画面にミ
ュートをかけ(ステップY2)、映像切替回路5で選択
する信号を、映像処理回路9で選択されていた信号、又
は新しく選択した信号に変更する(ステップY3)。さ
らに、映像切替回路9で選択する信号を、映像処理回路
5で選択されていた信号、又は新しく選択した信号に変
更する(ステップY4)。そして、メモリ15及びメモ
リ20の読み出し基準信号を、同期分離回路21によっ
て得られる同期信号のタイミングから、該同期信号の周
期の1/2の時間(1/2H)遅らせた(ステップY
5)後、画面のミュートを解除する(ステップY6)。
【0057】以上の処理により、映像処理回路11で行
われていた処理を、映像処理回路16で行われるよう、
変更されるので、同期乱れを事前に防止し出来、偏向系
の基準信号の乱れが発生することはなくなる。
【0058】尚、以上の実施例では、第1の情報圧縮手
段(12〜15)及び第2の情報圧縮手段(17〜2
0)は、それぞれ画面圧縮機能の他に、主画面位置及び
副画面位置を入れ替える機能を有しているので、第1,
第2の画面圧縮手段とその後段に第2の主副入れ替え機
能(手段)を設けた構成としてもよい。
【0059】さらに、上記実施例では、2系統の信号処
理回路を有する、2画面テレビ受像機について説明した
が、本発明はこれに限定されず、2系統以上の信号処理
回路を有する多画面表示CRTに応用することが可能で
ある。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、チャ
ンネル切り替え、或いは、無信号状態等によって発生す
る、画面全体にわたる同期の乱れを防止する、という効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例の動作を示すフローチャー
ト。
【図3】本発明の一実施例の動作を示すフローチャー
ト。
【図4】本発明の一実施例における主画面映像用のメモ
リコントロールの説明図。
【図5】本発明の一実施例における副画面映像用のメモ
リコントロールの説明図。
【図6】本発明の一実施例における主画面映像のメモリ
の内容と副画面映像のメモリの内容とを合成したところ
を示す図。
【図7】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図8】本発明の他の実施例の動作を示すフローチャー
ト。
【図9】POPの説明図。
【図10】従来の2画面テレビ受像機の構成を示すブロ
ック図。
【図11】従来例における主画面映像用のメモリコント
ロールの説明図。
【図12】従来例における副画面映像用のメモリコント
ロールの説明図。
【図13】従来例における主画面映像のメモリの内容と
副画面映像のメモリの内容とを合成したところを示す
図。
【符号の説明】
3… チューナー回路 4… IF回路 5… 映像切替回路 6… 音声切替回路 7… チューナー回路 8… IF回路 9… 映像切替回路 10… 音声切替回路 11… 映像処理回路 15… メモリ 16… 映像処理回路 20… メモリ 21… 同期分離回路 22… 同期分離回路 23… 偏向回路 24… 切替スイッチ 25… RGBマトリクス回路 26… CPT 27… 外部映像入力端子 28… 外部音声入力端子 29… MPU 31… 偏向コイル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図4】
【図5】
【図2】
【図3】
【図6】
【図7】
【図13】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2の映像を受像管に同時に表
    示可能な2画面テレビ受像機であって、 複数の映像信号源と、 前記映像信号源の1つを選択して前記第1の映像信号と
    して出力し、前記映像信号源の他の1つを選択して前記
    第2の映像信号として出力する選択手段と、 入力された映像信号を圧縮処理して出力可能な第1,第
    2の情報圧縮手段と、 前記第1の映像信号を前記第1の情報圧縮手段に供給
    し、前記第2の映像信号を前記第2の情報圧縮手段に供
    給する第1の状態および、前記第1の映像信号を前記第
    2の情報圧縮手段に供給し、前記第2の映像信号を前記
    第1の情報圧縮手段に供給する第2の状態とで切替え動
    作可能な主副入れ替え手段と、 前記第1の情報圧縮手段に入力される映像信号の同期信
    号に基ずいて前記受像管の偏向を行う偏向手段と、 前記第1,第2の情報圧縮手段からの出力信号を選択合
    成して前記受像管に供給する手段と、 前記第1の情報圧縮手段に入力される映像信号の状態を
    判別し、この入力映像信号が不安定状態にあるとき判別
    信号を出力する信号判別手段と、 前記信号判別手段からの前記判別信号に応答して前記主
    副入れ替え手段の動作状態を切替え、かつ前記第1,第
    2の情報圧縮手段からの出力信号による映像の受像管で
    の表示位置を入れ替え制御する制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする2画面テレビ受像機。
  2. 【請求項2】前記信号判別手段は、前記第1の情報圧縮
    手段へ入力される映像信号の有無を判別し、無信号状態
    にあるとき判別信号を出力するものであることを特徴と
    する請求項1記載の2画面テレビ受像機。
  3. 【請求項3】第1および第2の映像を受像管に同時に表
    示可能な2画面テレビ受像機であって、 チャンネル切替え可能な映像信号源を含む複数の映像信
    号源と、 前記チャンネル切替え可能な映像信号源を選択して前記
    第1の映像信号として出力し、前記映像信号源の他の1
    つを選択して前記第2の映像信号として出力する選択手
    段と、 入力された映像信号を圧縮処理して出力可能な第1,第
    2の情報圧縮手段と、 前記第1の映像信号を前記第1の情報圧縮手段に供給
    し、前記第2の映像信号を前記第2の情報圧縮手段に供
    給する第1の状態および、前記第1の映像信号を前記第
    2の情報圧縮手段に供給し、前記第2の映像信号を前記
    第1の情報圧縮手段に供給する第2の状態とで切替え動
    作可能な主副入れ替え手段と、 前記第1の情報圧縮手段に入力される映像信号の同期信
    号に基ずいて前記受像管の偏向を行う偏向手段と、 前記第1,第2の情報圧縮手段からの出力信号を選択合
    成して前記受像管に供給する手段と、 前記第1の状態において、前記第1の情報圧縮手段に入
    力される映像信号の状態を判別し、この入力映像信号が
    チャンネル切替え時のとき、それを判別して判別信号を
    出力する信号判別手段と、 前記信号判別手段からの前記判別信号に応答して前記主
    副入れ替え手段を第2の状態で動作させ、かつ前記第
    1,第2の情報圧縮手段からの出力信号による映像の受
    像管での表示位置を入れ替え制御する制御手段とを具備
    したことを特徴とする2画面テレビ受像機。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、さらに前記判別信号に応
    答してミュート信号を発生し、前記表示位置の入れ替え
    が完了するまでの間、映像ミュートをかけるミュート手
    段を含むことを特徴とする請求項3記載の2画面テレビ
    受像機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2337889B (en) * 1997-02-25 2001-08-01 Sanyo Electric Co Digital television receiver
EP0865202A4 (en) * 1996-10-02 2002-01-16 Sony Corp TELEVISION, RECEPTION CHANNEL ADJUSTMENT METHOD, AND IMAGE DISPLAY METHOD
WO2012090952A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 シャープ株式会社 表示装置、テレビジョン受像機、表示装置の制御方法

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GB2337889B (en) * 1997-02-25 2001-08-01 Sanyo Electric Co Digital television receiver
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