JPH0731272Y2 - 蛍光表示管の駆動装置 - Google Patents

蛍光表示管の駆動装置

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JPH0731272Y2
JPH0731272Y2 JP12080889U JP12080889U JPH0731272Y2 JP H0731272 Y2 JPH0731272 Y2 JP H0731272Y2 JP 12080889 U JP12080889 U JP 12080889U JP 12080889 U JP12080889 U JP 12080889U JP H0731272 Y2 JPH0731272 Y2 JP H0731272Y2
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circuit
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正文 永見
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株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は表示電極に表示信号が供給され、フィラメン
ト電極に加熱電流が供給される蛍光表示管の駆動装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来の蛍光表示管の駆動装置としては例えば第4図に示
すようなものがある。すなわち、図において、1は車速
や走行距離などを表示する蛍光表示管で、フィラメント
電極1a、グリッド電極1bおよびセグメント電極1cを有す
る。2はフィラメント電極1aを駆動するフィラメント駆
動用AC電源部2aを有するリンギングチョークコンバータ
方式のDC/DCコンバータで、DC/DC部2bはフィラメントセ
ンタータップバイアス用電源として作用する。3はセン
タータップバイアス電圧を決定するツェナーダイオード
で、電圧フィードバック端子4の電圧を例えば−10Vと
したとき、トランジスタ5のベース・エミッタ電圧を見
込んでツェナー電圧VZを約11Vに選択する。6は例えば
車速センサ(図示せず)よりの信号を信号処理して表示
データ転送信号を作成すると共に、ライティングスイッ
チ7や調光ボリューム8による調光信号が入力されるマ
イクロコンピュータ回路、9は蛍光表示管1のセグメン
ト電極1cを駆動するドライブ回路、10はバッテリ、11は
イグニッションスイッチ、12はコンデンサである。
次に作用を説明する。
イグニッションスイッチ11を投入すると、蛍光表示管1
に電圧が印加され、フィラメント電極1aは熱電子を放出
する。そしてマイクロコンピュータ回路6へはライティ
ングスイッチ7のオン・オフに伴う信号と調光ボリュー
ム8による調光信号が入力され、状態に応じてドライブ
回路9のブランキング端子(BI端子)へ供給されるPWM
調光信号により調光制御を行っている。また、マイクロ
コンピュータ回路6は車速センサ(図示せず)よりの車
速信号を入力して信号処理し、表示データを作成および
デコードし、ドライブ回路9へシリアルデータ転送し、
センサで検出した内容の表示を行う。
また、DC/DCコンバータ2の回路では電圧フィードバッ
ク端子4に十分な負荷を接続しないと、第5図に示すよ
うに間欠発振を起こす。すなわち、コンバータ動作によ
り電圧フィードバック端子4が−10V以上に一度引かれ
ると、負荷がないため接地(0V)方向へコンデンサ12が
放電せず、ツェナーダイオード3のオン状態が続き、ト
ランジスタ5のベース・エミッタ間電圧VBEが確保でき
ないため、トランジスタ5のオフ状態が維持されること
になるからである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の蛍光表示管の駆動装置
にあってはDC/DCコンバータ2の発振制御をツェナーダ
イオード3により電圧フィードバック端子4よりフィー
ドバックをかけることで行い、電圧フィードバック端子
4の負荷は主にグリッド電極1bおよびセグメント電極1c
からフィラメント電極1a→トランスのセンタータップ→
電圧フィードバック端子4の経路による表示電流となっ
ていたため、イグニッションスイッチ11投入時はフィラ
メント電極1aが加熱されておらず、よってフィラメント
電極1aの熱電子放出が十分でないために表示電流も十分
に流れず、このためツェナーダイオード3による電圧リ
ミットフィードバックによりトランジスタ5をオフ方向
へ制御し、DC/DCコンバータ2の発振が間欠的となり、
フィラメント電極1aの加熱に時間が掛かり、蛍光表示管
1の点灯に時間が掛かるという問題点があった。
この考案はこのような従来の問題点に着目してなされた
もので、電源投入時の電圧フィードバック端子の軽負荷
時に一時的に電圧フィードバック端子に負荷を掛けるこ
とによりDC/DCコンバータの間欠発振をなくすようにし
た蛍光表示管の駆動装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る蛍光表示管の駆動装置は、出力コイルに
電圧フィードバック端子を有するDC/DCコンバータと、
表示データ転送信号を出力するマイクロコンピュータ回
路と、上記DC/DCコンバータの出力コイルから加熱電流
がフィラメント電極に給電されると共に、表示信号がセ
グメント電極に供給される蛍光表示管と、上記DC/DCコ
ンバータの電圧フィードバック端子に接続され、電源投
入時のみ所定時間動作する負荷回路とを備えたものであ
る。
〔作用〕
この考案における蛍光表示管の駆動装置は、電源投入時
に所定時間のみ、DC/DCコンバータの電圧フィードバッ
ク端子に負荷を発生させるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す回路構成図、第2図
は第1図の要部の回路結線図で、第1図において第4図
と同一または均等な構成部分には同一符号を付して重複
説明を省略する。図において、15はトランジスタ16、ベ
ース抵抗17および負荷抵抗18よりなる負荷回路で、トラ
ンジスタ16のコレクタは負荷抵抗18を介して電圧フィー
ドバック端子4に接続されている。19はマイクロコンピ
ュータ回路6内に設けられたタイマ回路で、このタイマ
回路19は信号ラインV3を介して負荷回路15のベース抵抗
17に接続されている。20はマイクロコンピュータ回路6
内に設けられたパワーオンリセット回路で、このパワー
オンリセット回路20は第2図に示すように抵抗21、コン
デンサ22およびインバータ23より構成されている。ま
た、タイマ回路19はダイオード24、コンデンサ25、イン
バータ26および放電用抵抗27により構成されている。
次に動作について説明する。
イグニッションスイッチ11をオンさせると、抵抗21、コ
ンデンサ22の時定数だけインバータ23の出力は“H"レベ
ルとなってパワーオンリセット回路20が作動し、パワー
オンリセット信号をインバータ23を介して出力(リセッ
ト出力)する。このパワーオンリセット信号はダイオー
ド24を介してコンデンサ25を急速にチャージし、インバ
ータ26の出力を“L"レベルとする。すなわち、パワーオ
ンリセット信号によりタイマ回路19が起動され、V3信号
として“L"レベルを出力する。V3信号が“L"レベルとな
ることによりトランジスタ16はオン状態となり、トラン
ジスタ16のコレクタにはエミッタに印加される電圧が表
れる。このため、電圧フィードバック端子4には負荷抵
抗18を介して負荷電流が流れ、フィラメントの加熱が不
十分な状態でもコンデンサ12の放電が行えるので、セン
タータップ電圧V2を正常に維持でき、DC/DCコンバータ
2の間欠発振を防止できる。因みに、フィラメント加熱
には数百ミリ秒〜数秒程度掛かるため、トランジスタ16
のオン期間は0.1〜1秒程度必要である。
なお、上記実施例においてタイマ回路はパワーオンリセ
ット信号により起動され、このタイマ回路19の起動によ
って負荷回路15を動作させるように構成したが、パワー
オンリセット回路20の抵抗21およびコンデンサ22による
時定数、すなわちリセット時間が長ければ必ずしも設け
なくともよいものである。
また上記実施例では、V3信号をタイマ回路19とパワーオ
ンリセット回路20とを用いて発生させていたが、コンデ
ンサ21と抵抗17とを用いた時定数回路にてV3信号を発生
させてもよいことはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によれば、その構成
を出力コイルに電圧フィードバック端子を有するDC/DC
コンバータと、表示データ転送信号を出力するマイクロ
コンピュータ回路と、上記DC/DCコンバータからの加熱
電流が給電されるフィラメント電極および上記マイクロ
コンピュータ回路からの表示信号が供給されるセグメン
ト電極を有する蛍光表示管とを備えた蛍光表示管の駆動
装置において、電源投入時に所定時間動作する負荷回路
を上記電圧フィードバック端子に接続したことを特徴と
する蛍光表示管の駆動装置としたため、DC/DCコンバー
タの間欠発振をなくし、フィラメントの駆動時間を短時
間にできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る蛍光表示管の駆動装置の一実施
例を示す回路構成図、第2図はこの考案の要部を抽出し
て示す回路結線図、第3図は第1図の動作を説明するた
めの波形図、第4図は従来の蛍光表示管の駆動装置の一
例を示す回路構成図、第5図は第4図の動作を説明する
ための波形図である。 1……蛍光表示管、1a……フィラメント電極、1c……セ
グメント電極、2……DC/DCコンバータ、4……電圧フ
ィードバック端子、6……マイクロコンピュータ回路、
15……負荷回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力コイルに電圧フィードバック端子
    (4)を有するDC/DCコンバータ(2)と、表示データ
    転送信号を出力するマイクロコンピュータ回路(6)
    と、上記DC/DCコンバータからの加熱電流が給電される
    フィラメント電極(1a)および上記マイクロコンピュー
    タ回路からの表示信号が供給されるセグメント電極(1
    c)を有する蛍光表示管(1)とを備えた蛍光表示管の
    駆動装置において、電源投入時に所定時間動作する負荷
    回路(15)を上記DC/DCコンバータの電圧フィードバッ
    ク端子(4)に接続したことを特徴とする蛍光表示管の
    駆動装置。
JP12080889U 1989-10-16 1989-10-16 蛍光表示管の駆動装置 Expired - Lifetime JPH0731272Y2 (ja)

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JPH0358694U JPH0358694U (ja) 1991-06-07
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