JPH0220110Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220110Y2 JPH0220110Y2 JP3163486U JP3163486U JPH0220110Y2 JP H0220110 Y2 JPH0220110 Y2 JP H0220110Y2 JP 3163486 U JP3163486 U JP 3163486U JP 3163486 U JP3163486 U JP 3163486U JP H0220110 Y2 JPH0220110 Y2 JP H0220110Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- transistor
- control signal
- lamp bulb
- dimming
- Prior art date
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- Expired
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- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、各種車両用灯具に用いられる調光装
置に関する。
置に関する。
<従来の技術>
この種の調光装置とは、例えば特願昭56−
55115号公報や特願昭56−143758号公報に開示さ
れるように、制御回路の最終出力段にトランジス
タ等の半導体素子を設けたものが知られている。
55115号公報や特願昭56−143758号公報に開示さ
れるように、制御回路の最終出力段にトランジス
タ等の半導体素子を設けたものが知られている。
例えば第6図に示すものは、エミツタ接地の
NPN型トランジスタ1が用いられている。すな
わちこの調光装置では、信号発生回路2による調
光制御信号をベースに供給してトランジスタ1を
作動し、そのコレクタ出力によつてランプバルブ
3を点灯させるものであり、調光制御信号の例え
ば周波数やデユーテイー比等の制御により、ラン
プバルブ3への供給電力を制御してその調光を行
なうようになつている。
NPN型トランジスタ1が用いられている。すな
わちこの調光装置では、信号発生回路2による調
光制御信号をベースに供給してトランジスタ1を
作動し、そのコレクタ出力によつてランプバルブ
3を点灯させるものであり、調光制御信号の例え
ば周波数やデユーテイー比等の制御により、ラン
プバルブ3への供給電力を制御してその調光を行
なうようになつている。
<考案が解決しようとする問題点>
しかしながら、このような従来技術では、ラン
プバルブ3への供給電力を制限する必要がないと
き、つまりランプバルブ3を最大限の明るさで点
灯させたい非調光時にも、制御用のトランジスタ
1による電力損失があるため、その分ランプバル
ブ3への供給電力が減少して十分な明るさが得ら
れない問題点があつた。
プバルブ3への供給電力を制限する必要がないと
き、つまりランプバルブ3を最大限の明るさで点
灯させたい非調光時にも、制御用のトランジスタ
1による電力損失があるため、その分ランプバル
ブ3への供給電力が減少して十分な明るさが得ら
れない問題点があつた。
そこで本考案は、光源の非調光時におけるトラ
ンジスタ等の半導体素子による制御回路の電力損
失を防止して最大限の明るさを得ることができる
調光装置を提供することを目的とする。
ンジスタ等の半導体素子による制御回路の電力損
失を防止して最大限の明るさを得ることができる
調光装置を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段>
本考案による車両用灯具の調光装置は、光源の
調光制御信号を出力する信号発生回路と、調光制
御信号に基づいて光源への電力供給を制御する制
御回路と、光源の非調光時に制御回路による電力
損失を防止する短絡手段とを備えている。
調光制御信号を出力する信号発生回路と、調光制
御信号に基づいて光源への電力供給を制御する制
御回路と、光源の非調光時に制御回路による電力
損失を防止する短絡手段とを備えている。
<作用>
光源の非調光時には、制御回路による電力損失
が防止され、その分光源への供給電力が増加す
る。
が防止され、その分光源への供給電力が増加す
る。
<実施例>
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
ある。
ある。
この調光装置は、例えば前照灯の明るさを制御
するためのもので、光源となるランプバルブ10
の調光制御信号を出力する信号発生回路11と、
この調光制御信号に基づいて駆動し、ランプバル
ブ10への電力供給を制御する制御回路12と、
調光制御信号に基づいてランプバルブ10の非調
光状態を検出し、この非調光時における制御回路
12のための電力損失を防止する短絡手段となる
短絡スイツチ14を備えたミスパルス検出回路1
3とを有して構成されている。
するためのもので、光源となるランプバルブ10
の調光制御信号を出力する信号発生回路11と、
この調光制御信号に基づいて駆動し、ランプバル
ブ10への電力供給を制御する制御回路12と、
調光制御信号に基づいてランプバルブ10の非調
光状態を検出し、この非調光時における制御回路
12のための電力損失を防止する短絡手段となる
短絡スイツチ14を備えたミスパルス検出回路1
3とを有して構成されている。
信号発生回路11は、例えば第2図Aに示すよ
うな矩形波信号よりなる調光制御信号を出力する
ものであり、所望の明るさに応じて調光制御信号
の例えば周波数を制御するようになつている。
うな矩形波信号よりなる調光制御信号を出力する
ものであり、所望の明るさに応じて調光制御信号
の例えば周波数を制御するようになつている。
また、制御回路12は、第3図に示すように、
NPN型のトランジスタTr1を含んで構成されて
いる。つまりこのトランジスタTr1は、コレクタ
にランプバルブ10が接続されるとともにエミツ
タが接地され、ベースに前述した信号発生回路1
1の出力端が接続されて調光制御信号が供給され
るものである。そして、この調光制御信号に基づ
いてトランジスタTr1がオン、オフ制御され、調
光制御信号の周波数等に対応したコレクタ出力に
より、ランプバルブ10の明るさが制御されるよ
うになつている。
NPN型のトランジスタTr1を含んで構成されて
いる。つまりこのトランジスタTr1は、コレクタ
にランプバルブ10が接続されるとともにエミツ
タが接地され、ベースに前述した信号発生回路1
1の出力端が接続されて調光制御信号が供給され
るものである。そして、この調光制御信号に基づ
いてトランジスタTr1がオン、オフ制御され、調
光制御信号の周波数等に対応したコレクタ出力に
より、ランプバルブ10の明るさが制御されるよ
うになつている。
また、ミスパルス検出回路13は、前述した調
光制御信号の周波数に応じてランプバルブ10が
調光状態にあるか非調光状態にあるかを検出し、
この結果に基づいてトランジスタTr1の短絡スイ
ツチ14を動作するものである。以下、その構成
について詳述する。まず、調光制御信号は、トラ
ンジスタTr2のベースに供給されており、このト
ランジスタTr2のエミツタは時定数回路を構成す
るコンデンサCと抵抗R1の接続点に接続されて
いる。コンデンサCは抵抗R1を介して電源に接
続され、一定の時定数をもつて充電されるように
なつている。また、トランジスタTr2は、調光制
御信号がレベル“ロ−”になつたときにオンして
コンデンサCの放電経路をつくるようになつてい
る。従つて、コンデンサCは、調光制御信号の周
波数に応じて充放電を繰り返し、そのチヤージ電
圧は第2図Bに示すような波形となる。そして、
このようなコンデンサCのチヤージ電圧は、集積
回路15内に構成された比較回路によつて一定の
スレツシユホールド値と比較される。つまり、前
述した調光制御信号は、ランプバルブ10の非調
光時にあつては長時間レベル“ハイ”のまま保た
れるので、トランジスタTr2のカツトオフ時間も
長くなり、必然的にコンデンサCのチヤージ電圧
も高くなる。従つて、このチヤージ電圧が一定の
スレツシユホールド値を超えることにより、ラン
プバルブ10の非調光状態を検出するようになつ
ている。そして、比較回路では、チヤージ電圧が
スレツシユホールド値を超えたときにレベル“ロ
ー”となる検出信号をインバータ16に供給し、
このインバータ16は検出信号の反転出力を抵抗
R2を介してトランジスタTr3のベースに供給する
ようになつている。インバータ16による反転出
力は、第2図Cに示すように、ランプバルブ10
の非調光時に立ち上る矩形出力であり、この非調
光時に対応してトランジスタTr3をオンするよう
になつている。そして、トランジスタTr3がオン
すると、そのコレクタに接続された電磁リレーの
ソレノイド17が通電され、電磁リレーが励磁さ
れて前述した短絡スイツチ14がオンするように
なつている。
光制御信号の周波数に応じてランプバルブ10が
調光状態にあるか非調光状態にあるかを検出し、
この結果に基づいてトランジスタTr1の短絡スイ
ツチ14を動作するものである。以下、その構成
について詳述する。まず、調光制御信号は、トラ
ンジスタTr2のベースに供給されており、このト
ランジスタTr2のエミツタは時定数回路を構成す
るコンデンサCと抵抗R1の接続点に接続されて
いる。コンデンサCは抵抗R1を介して電源に接
続され、一定の時定数をもつて充電されるように
なつている。また、トランジスタTr2は、調光制
御信号がレベル“ロ−”になつたときにオンして
コンデンサCの放電経路をつくるようになつてい
る。従つて、コンデンサCは、調光制御信号の周
波数に応じて充放電を繰り返し、そのチヤージ電
圧は第2図Bに示すような波形となる。そして、
このようなコンデンサCのチヤージ電圧は、集積
回路15内に構成された比較回路によつて一定の
スレツシユホールド値と比較される。つまり、前
述した調光制御信号は、ランプバルブ10の非調
光時にあつては長時間レベル“ハイ”のまま保た
れるので、トランジスタTr2のカツトオフ時間も
長くなり、必然的にコンデンサCのチヤージ電圧
も高くなる。従つて、このチヤージ電圧が一定の
スレツシユホールド値を超えることにより、ラン
プバルブ10の非調光状態を検出するようになつ
ている。そして、比較回路では、チヤージ電圧が
スレツシユホールド値を超えたときにレベル“ロ
ー”となる検出信号をインバータ16に供給し、
このインバータ16は検出信号の反転出力を抵抗
R2を介してトランジスタTr3のベースに供給する
ようになつている。インバータ16による反転出
力は、第2図Cに示すように、ランプバルブ10
の非調光時に立ち上る矩形出力であり、この非調
光時に対応してトランジスタTr3をオンするよう
になつている。そして、トランジスタTr3がオン
すると、そのコレクタに接続された電磁リレーの
ソレノイド17が通電され、電磁リレーが励磁さ
れて前述した短絡スイツチ14がオンするように
なつている。
この短絡スイツチ14は、ランプバルブ10が
接続されたトランジスタTr1のコネクタとアース
との間に介挿された常開式のスイツチであり、前
述の電磁リレーによりオンされてランプバルブ1
0とアースとの間を短絡するようになつている。
なお、前述した集積回路15には、コンデンサC
のためのデイスチヤージ回路等が設けられてい
る。
接続されたトランジスタTr1のコネクタとアース
との間に介挿された常開式のスイツチであり、前
述の電磁リレーによりオンされてランプバルブ1
0とアースとの間を短絡するようになつている。
なお、前述した集積回路15には、コンデンサC
のためのデイスチヤージ回路等が設けられてい
る。
以上のような構成の調光回路では、ランプバル
ブ10の明るさを最大限に高くしようとする場
合、調光制御信号は長い周期に亘つてレベル“ハ
イ”となり、この状態をミスパルス検出回路13
が検出して短絡スイツチ14をオンする。これに
よつて電源からの電流は、ランプバルブ10から
そのままアースに導かれることとなり、トランジ
スタTr1にはほとんど流れない。従つて、このト
ランジスタTr1における電圧降下、すなわち温度
条件を含めると約1V程度にも達する電圧降下を
回避することができ、その分ランプバルブ10の
十分な明るさを得ることができる。
ブ10の明るさを最大限に高くしようとする場
合、調光制御信号は長い周期に亘つてレベル“ハ
イ”となり、この状態をミスパルス検出回路13
が検出して短絡スイツチ14をオンする。これに
よつて電源からの電流は、ランプバルブ10から
そのままアースに導かれることとなり、トランジ
スタTr1にはほとんど流れない。従つて、このト
ランジスタTr1における電圧降下、すなわち温度
条件を含めると約1V程度にも達する電圧降下を
回避することができ、その分ランプバルブ10の
十分な明るさを得ることができる。
また、本考案は、上記実施例に限定されること
なく、例えば第4図に示すように、PNP型トラ
ンジスタTr4のコレクタとエミツタ間に短絡スイ
ツチ14を介挿しても良いし、また第5図に示す
ように、サイリスタS等の場合には、アノードと
カソードの間に短絡スイツチ14を介挿して上記
実施例と同様にランプバルブ10の非調光時にお
ける電力損失を防止するようにしても良い。な
お、これらの図では省略されているが、各短絡ス
イツチ14は上記実施例と同様のミスパルス検出
回路13によりオン、オフされるようになつてい
る。
なく、例えば第4図に示すように、PNP型トラ
ンジスタTr4のコレクタとエミツタ間に短絡スイ
ツチ14を介挿しても良いし、また第5図に示す
ように、サイリスタS等の場合には、アノードと
カソードの間に短絡スイツチ14を介挿して上記
実施例と同様にランプバルブ10の非調光時にお
ける電力損失を防止するようにしても良い。な
お、これらの図では省略されているが、各短絡ス
イツチ14は上記実施例と同様のミスパルス検出
回路13によりオン、オフされるようになつてい
る。
<考案の効果>
以上説明したように、本考案によれば、光源の
非調光時には、制御回路による電力損失が短絡手
段の作動により防止されるので、その分光源への
供給電力が増加し、非調光時における明るさを向
上することができる。
非調光時には、制御回路による電力損失が短絡手
段の作動により防止されるので、その分光源への
供給電力が増加し、非調光時における明るさを向
上することができる。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は第1図に示す実施例の作用を説明する波
形図、第3図は第1図に示す実施例をより詳細に
示す回路図、第4図は本考案の他の実施例の概略
を示す回路図、第5図は本考案のさらに他の実施
例の概略を示す回路図、第6図は従来例の概略を
示す回路図である。 10……ランプバルブ、11……信号発生回
路、12……制御回路、13……ミスパルス検出
回路、14……短絡スイツチ。
第2図は第1図に示す実施例の作用を説明する波
形図、第3図は第1図に示す実施例をより詳細に
示す回路図、第4図は本考案の他の実施例の概略
を示す回路図、第5図は本考案のさらに他の実施
例の概略を示す回路図、第6図は従来例の概略を
示す回路図である。 10……ランプバルブ、11……信号発生回
路、12……制御回路、13……ミスパルス検出
回路、14……短絡スイツチ。
Claims (1)
- 光源の調光制御信号を出力する信号発生回路
と、前記調光制御信号に基づいて前記光源への電
力供給を制御する制御回路と、前記光源の非調光
時に前記制御回路による電力損失を防止する短絡
手段とを備えた車両用灯具の調光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3163486U JPH0220110Y2 (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3163486U JPH0220110Y2 (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62143540U JPS62143540U (ja) | 1987-09-10 |
JPH0220110Y2 true JPH0220110Y2 (ja) | 1990-06-01 |
Family
ID=30837551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3163486U Expired JPH0220110Y2 (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0220110Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-05 JP JP3163486U patent/JPH0220110Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62143540U (ja) | 1987-09-10 |
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