JPH0731258U - 橋梁の下フランジの面取り加工用治具 - Google Patents

橋梁の下フランジの面取り加工用治具

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JPH0731258U
JPH0731258U JP6523693U JP6523693U JPH0731258U JP H0731258 U JPH0731258 U JP H0731258U JP 6523693 U JP6523693 U JP 6523693U JP 6523693 U JP6523693 U JP 6523693U JP H0731258 U JPH0731258 U JP H0731258U
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JP
Japan
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lower flange
bridge
jig
present
chamfering
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Pending
Application number
JP6523693U
Other languages
English (en)
Inventor
博 米林
Original Assignee
スタンドアドサービス株式会社
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Publication date
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  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 橋梁の下フランジの角部の面取りを可能と
し、従来の下フランジ角部よりの塗料の剥げや、錆付き
を防止する。 【構成】 長尺な二枚の板体1の長手方向側を間隙3を
設けて直角に近接し、両板体1の近接する側面を夫々テ
ーパー状の刃先2に形成すると共に、両板体1、1の端
部を連結杆4で固定した面取り部Aに持手5を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、橋梁の下フランジの塗装工事の際、下フランジの角部の面取り加工 に使用する治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、橋梁の下フランジの塗装の際、下フランジの面取り加工はしなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
橋梁の下フランジの角部は凹凸面となり、特に上角は塗料が十分にのらないと 共に雨水が溜まり、塗装面が剥落し易く、錆付きの原因となっているのである。 又、下角は塗料が垂れ下がる等の欠点がある。 そして、その原因を除去するためには、下フランジの角部を面取りしなければ ならないのであるが、そのための治具は従来全く存在せず、面取りをすることは 不可能であった。
【0004】 そこで、本考案は錆付きの原因となる下フランジの角部を面取りするための加 工用治具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は、長尺な二枚の板体の長手方向側を間隙を設 けて直角に近接させ、両板体の近接する側面が夫々テーパー状の刃先に形成され ると共に、両板体の端部が連結部材で固定されて成る面取り部に持手が設けられ ていることを特徴とするものである。
【0006】 又、本考案は面取り部を、下フランジの水平面に固定される装着部に脱着可能 に取り付けることもできる。
【0007】
【作用】
本考案の作用を説明すれば、本考案治具の直角に近接させた一対の板体の面取 り部の内側を下フランジの角部に合致すると、一対の板体の近接する側面がテー パー状の刃先に形成されているため、対向する刃先の間隙より下フランジの角部 が突出するから、突出した部分をグラインダーで研削すれば、容易に面取りが可 能となる。
【0008】 そして、請求項1のものは面取り部に持手が設けられているため、持手で面取 り部を下フランジの角部に当接し、持手で支持しながら面取り作業を行うもので あり、又、請求項2のものは面取り部を取り付けた装着板を下フランジの上面又 は下面の水平面に固定し、面取り作業を行う。又、損傷した面取り部は取り換え が可能である。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1は請求項1の本考案の一実施例を示す縦断側面図、図2は同上の正面図、 図3は同上の使用状態を示す側面図である。
【0010】 而して、図中1は長手方向の片側をテーパー状の刃先2に形成した長尺な鋼製 等の板体であり、該板体1二枚を刃先2側を間隙3を設けて直角に近接し、両板 体1、1を両端に溶着したL型の連結杆4により固定し、面取り部Aを構成して いる。 5は面取り部Aの連結杆4の角部に溶着した持手、Bは下フランジである。
【0011】 次に、図4は請求項2の本考案の他の実施例を示す側面図、図5は同上の正面 図、図6は同上の平面図である。 而して、面取り部Aは、前記同様間隙3を於いて刃先2を直角に近接させた一 対の板体1及び連結杆4より構成されている。
【0012】 そして、面取り部Aの一方の板体1に、板体1と同一長でかつ底面に磁石6を 埋設し、下フランジBの水平面に固定される装着板7がボルト及び蝶ナット8で 脱着可能に取り付けられている。装着板は金属、合成樹脂等材質は問わない。 尚、図中9は装着板7の上面の両端に設けた摘である。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、橋梁の下フランジの面取りに際し、本考案治具の面取り部を 下フランジの角部に当着すれば、両刃先の間隙より下フランジの角部が突出する ため、一定の径で整然とした面取りが可能となり、凹凸面がなくなり、塗料のの りも良く、塗装の仕上がりも良くなる。 尚、面取り部が損傷すれば取り換えもできるため、非常に便利である。 よって、塗装面は剥げにくくなり、錆付きも防止されるため、塗り替え時期も 長くなり、経済的効果も有する有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の本考案の一実施例を示す縦断側
面図である。
【図2】請求項1記載の本考案の一実施例を示す正面図
である。
【図3】請求項1記載の本考案の使用状態を示す側面図
である。
【図4】請求項2記載の本考案の他の実施例を示す側面
図である。
【図5】請求項2記載の本考案の他の実施例を示す正面
図である。
【図6】請求項2記載の本考案の他の実施例を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 板体 2 刃先 3 間隙 4 連結杆 5 持手 6 磁石 7 装着板 A 面取り部 B 下フランジ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺な二枚の板体の長手方向側を間隙を
    設けて直角に近接させ、両板体の近接する側面が夫々テ
    ーパー状の刃先に形成されると共に、両板体の端部が連
    結部材で固定されて成る面取り部に持手が設けられてい
    ることを特徴とする橋梁の下フランジの面取り加工用治
    具。
  2. 【請求項2】 面取り部が、下フランジの水平面に固定
    される装着部に脱着可能に取り付けられていることを特
    徴とする請求項1記載の橋梁の下フランジの面取り加工
    用治具。
JP6523693U 1993-11-10 1993-11-10 橋梁の下フランジの面取り加工用治具 Pending JPH0731258U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012072580A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鋼橋の塗り替え方法
JP2020176420A (ja) * 2019-04-17 2020-10-29 鹿島建設株式会社 床版架け替え方法、及び、鋼桁施工装置

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