JPH0125649Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0125649Y2 JPH0125649Y2 JP20295183U JP20295183U JPH0125649Y2 JP H0125649 Y2 JPH0125649 Y2 JP H0125649Y2 JP 20295183 U JP20295183 U JP 20295183U JP 20295183 U JP20295183 U JP 20295183U JP H0125649 Y2 JPH0125649 Y2 JP H0125649Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel material
- painted
- paint
- plate surfaces
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 23
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 23
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 16
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 8
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 2
- 238000007591 painting process Methods 0.000 description 2
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000002271 resection Methods 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は鋼材の塗装保護カバーに関する。
H鋼等の鋼材の鉄工加工においては、鋼材どう
しを接合する部分は接合強度等の点から他の一般
塗装部と区別して非塗装部分として保留する必要
がある。
しを接合する部分は接合強度等の点から他の一般
塗装部と区別して非塗装部分として保留する必要
がある。
しかるに、塗装工程においては、該非塗装部分
に対して、適当なマスキング材が用いられるので
あるが、近時、鋼材の非塗装部分の表裏を2枚の
板面によつて覆い塗料の付着を防止するようにし
たものが提案されている。
に対して、適当なマスキング材が用いられるので
あるが、近時、鋼材の非塗装部分の表裏を2枚の
板面によつて覆い塗料の付着を防止するようにし
たものが提案されている。
この考案は、殊に、第1図に図示したようなH
形鋼材10の一部に、例えば梁を接合するための
切除部13を設けた場合における該接合面12を
保護するカバーに係るものであつて、切除部13
が鋼材10のどちら側に設けられていても簡単に
使用することができる極めて使い勝手のよい塗装
保護カバーを提供しようとするものである。
形鋼材10の一部に、例えば梁を接合するための
切除部13を設けた場合における該接合面12を
保護するカバーに係るものであつて、切除部13
が鋼材10のどちら側に設けられていても簡単に
使用することができる極めて使い勝手のよい塗装
保護カバーを提供しようとするものである。
すなわち、この考案に係る塗装保護カバーは、
鋼材の非塗装部分の表裏を2枚の板面によつて覆
い塗料の付着を防止するようにした塗装保護カバ
ーにおいて、前記板面の一方を他の板面よりも横
幅を広く構成するとともに、両板面の後端に折曲
部を形成して該折曲部の合着面において滑動可能
な固定部を設けたことを特徴とする。
鋼材の非塗装部分の表裏を2枚の板面によつて覆
い塗料の付着を防止するようにした塗装保護カバ
ーにおいて、前記板面の一方を他の板面よりも横
幅を広く構成するとともに、両板面の後端に折曲
部を形成して該折曲部の合着面において滑動可能
な固定部を設けたことを特徴とする。
以下添付の図面の実施例とともに説明すると、
第1図はこの考案の一実施例を示す塗装保護カバ
ーとH鋼の非塗装部分を表わした斜視図、第2図
は該保護カバーの被覆状態を示した斜視図、第3
図は第2図の3−3線で切断した断面図である。
第1図はこの考案の一実施例を示す塗装保護カバ
ーとH鋼の非塗装部分を表わした斜視図、第2図
は該保護カバーの被覆状態を示した斜視図、第3
図は第2図の3−3線で切断した断面図である。
第1図図示のように、H鋼10の塗装において
は、斜線で示した梁用鋼材との接合部が一般塗装
部11と区別されて非塗装部12として保留され
る必要があり、該非塗装部12を塗料から保護す
るために、保護カバー20が用いられる。
は、斜線で示した梁用鋼材との接合部が一般塗装
部11と区別されて非塗装部12として保留され
る必要があり、該非塗装部12を塗料から保護す
るために、保護カバー20が用いられる。
塗装保護カバー20は、金属あるいはプラスチ
ツク等からなり、鋼材の非塗装部分12の表裏を
2枚の板面21と22によつて挟むようにして覆
うものであつて、鋼材10の一部が切除部13で
ある関係上、一方の板面21の横幅aが他の板面
22の横幅bよりc分広く構成されている。な
お、他の板面の横幅bはH鋼材における幅間隔d
と略同一とされるのが通常である。
ツク等からなり、鋼材の非塗装部分12の表裏を
2枚の板面21と22によつて挟むようにして覆
うものであつて、鋼材10の一部が切除部13で
ある関係上、一方の板面21の横幅aが他の板面
22の横幅bよりc分広く構成されている。な
お、他の板面の横幅bはH鋼材における幅間隔d
と略同一とされるのが通常である。
そして、前記の両板面21,22の後端には折
曲部23,24がそれぞれ形成され、該折曲部2
3,24の合着面において滑動可能な固定部が設
けられる。固定部は、図示のように、折曲部23
に設けた長穴25より他方の折曲部24に設けた
ネジ穴26に蝶ボルト27を螺着することによつ
て両板面を滑動可能に構成することができる。
曲部23,24がそれぞれ形成され、該折曲部2
3,24の合着面において滑動可能な固定部が設
けられる。固定部は、図示のように、折曲部23
に設けた長穴25より他方の折曲部24に設けた
ネジ穴26に蝶ボルト27を螺着することによつ
て両板面を滑動可能に構成することができる。
上記の構成よりなるこの考案の塗装保護カバー
20にあつては、第2図からよりよく理解される
ように、塗装に際して、鋼材10のどちら側に切
除部13または14があつても使用することがで
きるのである。つまり、同図のように右側に切除
部がある場合には、保護カバー20の板面21は
実線位置で示されるが、もしこれに対して、反対
側の左側に切除部14がある場合には、板面21
を図の破線位置まで滑動させて固定すればよいの
である。
20にあつては、第2図からよりよく理解される
ように、塗装に際して、鋼材10のどちら側に切
除部13または14があつても使用することがで
きるのである。つまり、同図のように右側に切除
部がある場合には、保護カバー20の板面21は
実線位置で示されるが、もしこれに対して、反対
側の左側に切除部14がある場合には、板面21
を図の破線位置まで滑動させて固定すればよいの
である。
もし、この滑動可能な固定部がないときには、
2種類の保護カバー、すなわち右側用および左側
用の器具が必要であるか、1つで済ませようとす
れば重い鋼材の向きを換えなければならない。実
際の作業工程においては、鋼材のどちら側が切除
されているかによつて、器具を使い分けたりある
いは鋼材をひつくりかえしたりすることは、はな
はだ不合理でかつ作業効率を低下せしめるもので
あることはいうまでもない。
2種類の保護カバー、すなわち右側用および左側
用の器具が必要であるか、1つで済ませようとす
れば重い鋼材の向きを換えなければならない。実
際の作業工程においては、鋼材のどちら側が切除
されているかによつて、器具を使い分けたりある
いは鋼材をひつくりかえしたりすることは、はな
はだ不合理でかつ作業効率を低下せしめるもので
あることはいうまでもない。
この考案はこのような問題を一挙に解決するこ
とができるものを提供することができたのであ
る。
とができるものを提供することができたのであ
る。
なお、第3図の断面図において、符号28はネ
ジ穴26の裏面に溶接されたナツトである。
ジ穴26の裏面に溶接されたナツトである。
また、符号30は板面21,22の前端近傍内
側に突設された突起であつて、この突起30によ
り、塗装部分11の塗料Pは板面21前端に付着
することがなくなり、それゆえに、該カバーの移
動(取り外し)の際に塗料Pが引きずられて非塗
装部分12に付着しこれを汚すという煩わしい問
題を防止することができる。
側に突設された突起であつて、この突起30によ
り、塗装部分11の塗料Pは板面21前端に付着
することがなくなり、それゆえに、該カバーの移
動(取り外し)の際に塗料Pが引きずられて非塗
装部分12に付着しこれを汚すという煩わしい問
題を防止することができる。
以上図示し説明したように、この考案によれば
鋼材の切除部がどちら側にあつても簡単に使用す
ることができる極めて使い勝手のよい塗装保護カ
バーを提供することができ、この種塗装工程の効
率向上および合理化に大きく貢献することができ
たものである。
鋼材の切除部がどちら側にあつても簡単に使用す
ることができる極めて使い勝手のよい塗装保護カ
バーを提供することができ、この種塗装工程の効
率向上および合理化に大きく貢献することができ
たものである。
第1図はこの考案の一実施例を示す塗装保護カ
バーとH鋼の非塗装部分を表わした斜視図、第2
図は該保護カバーの被覆状態を示した斜視図、第
3図は第2図の3−3線における断面図である。 10……H鋼材、12……非塗装部分、13,
14……切除部、20……保護カバー、21,2
2……板面、23,24……折曲部、25……長
穴、26……ネジ穴、27……蝶ボルト、30…
…突起、P……塗料。
バーとH鋼の非塗装部分を表わした斜視図、第2
図は該保護カバーの被覆状態を示した斜視図、第
3図は第2図の3−3線における断面図である。 10……H鋼材、12……非塗装部分、13,
14……切除部、20……保護カバー、21,2
2……板面、23,24……折曲部、25……長
穴、26……ネジ穴、27……蝶ボルト、30…
…突起、P……塗料。
Claims (1)
- 鋼材の非塗装部分の表裏を2枚の板面によつて
覆い塗料の付着を防止するようにした塗装保護カ
バーにおいて、前記板面の一方を他の板面よりも
横幅を広く構成するとともに、両板面の後端に折
曲部を形成して該折曲部の合着面において滑動可
能な固定部を設けたことを特徴とする鋼材の塗装
保護カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20295183U JPS60108370U (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 鋼材の塗装保護カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20295183U JPS60108370U (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 鋼材の塗装保護カバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60108370U JPS60108370U (ja) | 1985-07-23 |
JPH0125649Y2 true JPH0125649Y2 (ja) | 1989-08-01 |
Family
ID=30765374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20295183U Granted JPS60108370U (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 鋼材の塗装保護カバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60108370U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0641660Y2 (ja) * | 1987-01-13 | 1994-11-02 | 勇一 北澤 | H型鋼用塗料付着防止カバー |
JPH0641661Y2 (ja) * | 1987-03-17 | 1994-11-02 | 勇一 北澤 | H型鋼用塗料付着防止カバ− |
JP4684438B2 (ja) * | 2001-03-05 | 2011-05-18 | 名古屋油化株式会社 | マスキング材 |
-
1983
- 1983-12-23 JP JP20295183U patent/JPS60108370U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60108370U (ja) | 1985-07-23 |
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