JPH07312139A - 電子機器用フープ材とこれを用いた電子機器の製造方法 - Google Patents

電子機器用フープ材とこれを用いた電子機器の製造方法

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JPH07312139A
JPH07312139A JP9971794A JP9971794A JPH07312139A JP H07312139 A JPH07312139 A JP H07312139A JP 9971794 A JP9971794 A JP 9971794A JP 9971794 A JP9971794 A JP 9971794A JP H07312139 A JPH07312139 A JP H07312139A
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
hoop material
parts
electronic equipment
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP9971794A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Ayaki
篤志 綾木
Masaji Iguchi
正司 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP9971794A priority Critical patent/JPH07312139A/ja
Publication of JPH07312139A publication Critical patent/JPH07312139A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H11/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
    • H01H11/0056Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches comprising a successive blank-stamping, insert-moulding and severing operation

Landscapes

  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フープ材を製作するための金型コストの低減
化を図るとともに、このフープ材を用いてベースに端子
をインサート成形した電子機器を低コストで製作する方
法を提供する。 【構成】 外形の異なる複数種の電子機器の各々のベー
ス7にインサート成形される複数組の端子部5a,5
b,5c,6a,6b,6cをリードフレーム部に連設
してフープ材1を構成するとともに、このフープ材1に
各電子機器における異なった外形形状のベース7をイン
サート成形し、その後、各仕様ごとに不要の端子部を切
除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として機能が同一で
外形形状が異なる複数種の電子機器の製造に用いるフー
プ材とこれを用いた電子機器の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機能が同一で外形形状が異なる複
数種の電子機器の製造においては、電子機器のベースに
端子をインサート成形するためのフープ材を各電子機器
ごとに異なった仕様のものとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、各仕様の
電子機器ごとに異なった仕様のフープ材を準備すること
で、フープ材を製作するための金型コストが高くつくも
のとなっていた。
【0004】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、フープ材を製作するための金型コスト
の低減化を図ることを第1の目的とし、また、このフー
プ材を用いてベースに端子をインサート成形した電子機
器を低コストで製作する方法を提供することを第2の目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
フープ材は、外形の異なる複数種の電子機器の各々のベ
ースにインサート成形される複数組の端子部をリードフ
レーム部に連設してあることを特徴とする。
【0006】また、請求項2に係る本発明の電子機器製
造方法は、複数種の電子機器の各々に対する複数組の端
子部を備えたフープ材に、各電子機器における異なった
外形形状のベースをインサート成形し、その後、各仕様
ごとに不要の端子部を切除することを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の構成のフープ材は、複数種の電子機
器のベースに端子部をインサート成形する際に共用する
ことができる。
【0008】また、請求項2の製造方法によると、共用
のフープ材に所望の形状のベースを形成した後に、不要
端子部を切除することで、複数種の電子機器における端
子付きベースを得ることができる。
【0009】
【実施例】本発明に係るフープ材1の平面図が図1に示
されている。
【0010】このフープ材1は、照光スイッチ用に製作
されたものであって、一定の送りピッチpで送り孔2が
形成された一対のリードフレーム部3a,3bに亘っ
て、所定ピッチL(この例の場合、送りピッチpの3
倍)でインサート成形単位4が打ち抜き形成されてい
る。
【0011】各インサート成形単位4は、図6に示す大
型仕様の照光スイッチSLと図7に示す小型仕様の照光
スイッチSSを製造する場合に共用できるよう考慮され
たものであり、大型仕様用と小型仕様用の2組の端子部
を備えている。
【0012】すなわち、インサート成形単位4は、対称
形状に形成された一対の端子群5,6を両リードフレー
ム部3a,3bに架設してなり、端子群5には一方のリ
ードフレーム部3aにつながる2本の端子部5a,5b
と、他方のリードフレーム部3bにつながる1本の端子
部5cが備えられるとともに、逆に、端子群6には他方
のリードフレーム部3bにつながる2本の端子部6a,
6bと、一方のリードフレーム部3aにつながる1本の
端子部6cが備えられ、かつ、各端子群5,6の中間部
位には、互いに小間隔をもって対向される固定接点5
d,6dが連設されている。
【0013】そして、前記端子群5,6のうち、端子部
5aと6aは大型仕様スイッチの外部端子として使用さ
れ、端子部5bと6bは小型仕様スイッチの外部端子と
して使用され、また、端子部5cと6cは補強用となっ
ている。
【0014】このように構成したフープ材1を用いての
スイッチ製造方法を説明するに先立って、スイッチ自体
の構成を大型仕様の照光スイッチSLについて説明す
る。
【0015】この照光スイッチSLは、図8〜図10に
示すように、樹脂成形される箱型のベース7、これに上
方から嵌入装着されて一定範囲で上下動可能に支持され
た樹脂製のプランジャ8、ベース7の底面に形成された
操作穴9に露出配備される一対の固定接点5d,6d、
プランジャ8の下端によって押圧操作される接点ゴム1
0、プランジャ8の内部に配備されてベース7に固定支
持されるLED11、プランジャ8の上部に外嵌されて
係止固定される半透明樹脂製の操作ボタン12、等から
構成されている。
【0016】このように構成された照光スイッチSL
は、常態では接点ゴム10の弾性力でプランジャ8が上
限まで押し上げられ、接点ゴム10の下面に備えた可動
接点10aが両固定接点5d,6dから離間してスイッ
チ・オフ状態が得られる。また、操作ボタン12を押圧
してプランジャ8を接点ゴム10の弾性力に抗して押し
下げることで、可動接点10aが操作穴9内に押し込ま
れて両固定接点5d,6dに接触し、スイッチ・オン状
態が得られる。
【0017】ここで、前記LED11から屈曲延出した
一対の端子14は、ベース7の対向する角部に形成した
取付け孔13に貫通され、端子14の横向きアーム部1
4aが取付け孔13の上縁に当てつけ支持され、かつ、
端子14の貫通端部に形成した屈曲部14bが取付け孔
13の下縁に当てつけ支持されることで、LED11が
ベース7に対して一定姿勢で固定支持されている。ま
た、前記端子14の横向きアーム部14aをプランジャ
8に形成したスリット8aに横断貫通させることで、プ
ランジャ8が横向きアーム部14aに邪魔されることな
く上下動できるように構成されている。
【0018】次に、大型仕様の上記照光スイッチSLを
製造する方法について説明する。
【0019】ベース7の成形工程では、図2および図3
に示すように、フープ材1のインサート成形単位2に金
型をセットしてベース7を形成し、両端子群5,6の両
固定接点5d,6dが操作穴9に露出させるとともに、
全ての端子部5a〜5c,6a〜6cを、一旦ベース7
から突出した状態にする。
【0020】次に、外部端子として使用する端子部5
a,6aの先端をカット線C1 で切断してリードフレー
ム部3aから分離するとともに、不要な端子部5b,5
c,6b,6cのベース側基部においてカット線C2 で
切断してベース7から分離し、その後、ベース7の所定
位置から突出している端子部5a,6aを下方に屈曲成
形し、これでベース7への端子部5a,6aおよび両固
定接点5d,6dのインサート成形が完了する。
【0021】その後、操作孔の上への接点ゴム10の組
付け、ベース7内へのプランジャ8の組付け、ベース7
へのLED11の組付け、および、プランジャ8への操
作ボタンの装着、を順次行うことで照光スイッチSLが
組上がる。
【0022】なお、LED11の組付けにおいて、図1
1に示すように、端子14の貫通端部に形成した屈曲部
14bは組付け前に予め屈曲形成されるとともに、図1
2および図13に示すように、取付け孔13には、この
屈曲部14bを案内する傾斜カム面13aと屈曲部通過
凹部13bとが予め形成されている。この端子14を取
付け孔13に押し込むにつれて、図12(b)および図
13(b)に示すように、屈曲部14bが傾斜カム面1
3aに沿って周方向に押圧されて端子14がネジリ変形
し、図12(c)および図13(c)に示すように、屈
曲部14bが傾斜カム面13aの終端に連なる屈曲部通
過凹部13bを通り越すと、端子14が弾性的にネジリ
復帰し、屈曲部14bが屈曲部通過凹部13bから外れ
た位置で取付け孔13の下端縁に係止されて、屈曲部1
4bが取付け孔13に対して上方に抜け出し不能な姿勢
となる。
【0023】同じフープ材1を用いて小型仕様の照光ス
イッチSSを製造する場合は、図4および図5に示すよ
うに、フープ材1のインサート成形単位2に小型仕様の
金型をセットしてベース7を射出成型し、端子群5,6
の両固定接点5d,6dが操作孔9に露出させるととも
に、全ての端子部5a〜5c,6a〜6cを、一旦ベー
ス7から突出した状態にする。
【0024】次に、外部端子として使用する端子部5
b,6bの先端をカット線C3 で切断してリードフレー
ム部3aから分離するとともに、不要な端子部5a,5
c,6a,6cのベース側基部においてカット線C4 で
切断してベース7から分離し、その後、ベース7の所定
位置から突出している端子部5b,6bを下方に屈曲成
形し、これでベース7への端子部5a,6aおよび両固
定接点5d,6dのインサート成形が完了し、以下は前
述トラクタ同様な部品組付けを行うことで小型仕様の照
光スイッチSSが組上がる。
【0025】〔別実施例〕本発明は、以下に示す形態に
変形して実施することもできる。すなわち、 上記実施例のフープ材1は、機能が同一で外形形状が
異なる2種の照光スイッチに対応させたものにしている
が、機能および外形形状が異なる複数種の電子機器に対
応したフープ材1にすることも可能である。
【0026】 入出力用の端子としての端子部5a,
5b,6a,6bの強度が十分である場合には、補強用
の端子部を省略することも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るフープ材を用いると、複数種の電子機器のベース
成形に共用でき、フープ材を打ち抜く金型のコスト低減
を図ることができる。
【0028】また、本発明に係る電子機器の製造方法に
よると、フープ材を共用して外形形状の異なる複数種の
電子機器を製造することができ、素材コストを含めたト
ータルコストを低減するのに有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフープ材の平面図
【図2】大型仕様のスイッチのベースをフープ材に形成
した状態の平面図
【図3】大型仕様のスイッチのベースをフープ材に形成
した状態の斜視図
【図4】小型仕様のスイッチのベースをフープ材に形成
した状態の平面図
【図5】小型仕様のスイッチのベースをフープ材に形成
した状態の斜視図
【図6】大型仕様の照光スイッチの全体斜視図
【図7】小型仕様の照光スイッチの全体斜視図
【図8】大型仕様の照光スイッチの操作ボタンを省略し
た平面図
【図9】(a)図8におけるx−x線断面図 (b)図8におけるy−y線断面図
【図10】図8におけるz−z線断面図
【図11】ベースへのLEDの組付け工程を示す縦断面
【図12】LED端子の取付け孔への組付け工程を示す
展開縦断面図
【図13】LED端子の取付け孔への組付け工程を示す
平面図
【符号の説明】
1 フープ材 3a,3b リードフレーム部 5a,5b,5c 端子部 6a,6b,6c 端子部 5d,6d 固定接点 7 ベース 8 プランジャ 8a スリット 9 操作穴 10a 可動接点 11 LED 14 端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外形の異なる複数種の電子機器の各々の
    ベースにインサート成形される複数組の端子部をリード
    フレーム部に連設してなる電子機器用フープ材。
  2. 【請求項2】 複数種の電子機器の各々に対する複数組
    の端子部を備えたフープ材に、各電子機器における異な
    った外形形状のベースをインサート成形し、その後、各
    仕様ごとに不要の端子部を切除することを特徴とする電
    子機器の製造方法。
JP9971794A 1994-05-13 1994-05-13 電子機器用フープ材とこれを用いた電子機器の製造方法 Pending JPH07312139A (ja)

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JP9971794A JPH07312139A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 電子機器用フープ材とこれを用いた電子機器の製造方法

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JP9971794A Pending JPH07312139A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 電子機器用フープ材とこれを用いた電子機器の製造方法

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JP (1) JPH07312139A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016051691A (ja) * 2014-08-28 2016-04-11 ▲チョ▼錦雄 押下式スイッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016051691A (ja) * 2014-08-28 2016-04-11 ▲チョ▼錦雄 押下式スイッチ

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