JPH07312084A - キャッシュメモリ内蔵メモリ装置 - Google Patents

キャッシュメモリ内蔵メモリ装置

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JPH07312084A
JPH07312084A JP6103882A JP10388294A JPH07312084A JP H07312084 A JPH07312084 A JP H07312084A JP 6103882 A JP6103882 A JP 6103882A JP 10388294 A JP10388294 A JP 10388294A JP H07312084 A JPH07312084 A JP H07312084A
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JP
Japan
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line pair
cache memory
circuit
data
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JP6103882A
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Katsuhiko Sato
勝彦 佐藤
Shinji Miyano
信治 宮野
Tomoaki Yabe
友章 矢部
Toru Furuyama
透 古山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • G11CSTATIC STORES
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    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/005Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor comprising combined but independently operative RAM-ROM, RAM-PROM, RAM-EPROM cells

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  • Computer Hardware Design (AREA)
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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】キャッシュメモリへの高速書き込みを実現す
る。 【構成】デ−タ線対DL,/DLには、デ−タ線対初期
化回路21が接続されている。初期化回路21は、デ−
タ線対DL,/DLを短絡又はプリチャ−ジすることに
より同一電位にする。初期化回路21は、初期化制御回
路24により制御される。デ−タ線対DL,/DLの短
絡又はプリチャ−ジを終えた後に第一転送ゲ−ト12又
は第二転送ゲ−ト13が開けられ、デ−タがキャッシュ
メモリ11に書き込まれる。第一転送ゲ−ト12は制御
回路22により制御され、第二転送ゲ−ト13はカラム
デコ−ダ(制御回路)24により制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にキャッシュメモリ
を内蔵しているダイナミック型メモリ装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来のキャッシュメモリ内蔵
ダイナミック型メモリ装置の主要部を示している。メモ
リセルアレイのメモリセルMCには、ワ−ド線WL及び
ビット線対BL,/BLが接続されている。各ビット線
対BL,/BLは、センスアンプSAに接続されてい
る。
【0003】一方、キャッシュメモリ11は、二つのイ
ンバ−タ回路I,I´から構成され、スタティックなデ
−タの保持が可能である。なお、キャッシュメモリ11
は、二つのMOSトランジスタをクロスカップル接続し
た構成のものを用いてもよく、この場合はダイナミック
なデ−タ保持となる。
【0004】第一転送ゲ−ト12は、それぞれ二つのN
チャネル型MOSトランジスタN1,N1´から構成さ
れ、第二転送ゲ−ト13は、それぞれ二つのNチャネル
型MOSトランジスタN2,N2´から構成されてい
る。
【0005】各キャッシュメモリ11の一端は、第一転
送ゲ−ト12を介してセンスアンプSA(ビット線B
L)に接続されると共に第二転送ゲ−ト13を介してD
Q線対の一方に接続されている。各キャッシュメモリ1
1の他端は、第一転送ゲ−ト12を介してセンスアンプ
SA(ビット線/BL)に接続されると共に第二転送ゲ
−ト13を介してDQ線対の他方に接続されている。
【0006】第一転送ゲ−ト12は、第一転送ゲ−ト制
御回路14の出力信号LWDにより制御されている。な
お、第一転送ゲ−ト制御回路14は、書き込み信号LW
を受けて出力信号LWDを出力する。第二転送ゲ−ト1
3は、カラムデコ−ダ15の出力信号CSLにより制御
されている。
【0007】上記構成のキャッシュメモリ内蔵ダイナミ
ック型メモリ装置において、メモリセルMCからキャッ
シュメモリ11へのデ−タの書き込みは、第一転送ゲ−
ト制御回路14により第一転送ゲ−ト12を開け、メモ
リセルMCから読み出されたデ−タをセンスアンプSA
を介してキャッシュメモリ11に転送することにより行
われる。
【0008】この後、カラムデコ−ダ15により所定の
第二転送ゲ−ト13を開けると、その第二転送ゲ−ト1
3に接続されたキャッシュメモリ11に記憶されている
デ−タは、DQ線対に転送され、バッファ回路15Aを
経由して外部に出力される。
【0009】また、DQ線対からキャッシュメモリ11
へのデ−タの書き込みは、カラムデコ−ダ15により所
定の第二転送ゲ−ト13を開け、外部から入力されたデ
−タをバッファ回路15B及び第二転送ゲ−ト13を介
してキャッシュメモリ11に転送することにより行われ
る。
【0010】この後、カラムデコ−ダ15により所定の
第二転送ゲ−ト13を開けると、キャッシュメモリ11
に記憶されているデ−タは、DQ線対に転送され、バッ
ファ回路15Aを経由して外部に出力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】近年、メモリ装置は、
高速化の傾向にあり、ダイナミック型メモリ装置及びキ
ャッシュメモリを内蔵したダイナミック型メモリ装置に
おいても、高速化が要求されている。なお、高速化を達
成する上において、メモリ装置は、外部クロック信号に
よる同期型メモリになっている。
【0012】キャッシュメモリを内蔵したダイナミック
型メモリ装置では、当該キャッシュメモリにデ−タを書
き込む方法として、メモリセルの読み出しデ−タを書き
込む場合と外部からの入力デ−タを書き込む場合の二つ
があることを既に述べている。
【0013】これらキャッシュメモリにデ−タを書き込
む場合において、キャッシュメモリに既に書き込まれて
いるデ−タと、これから当該キャッシュメモリに書き込
もうとするデ−タが逆のときは、当該キャッシュメモリ
に既に書き込まれているデ−タを反転させなければなら
ない。従って、キャッシュメモリへのデ−タの書き込み
時間が長くなるという欠点がある。
【0014】一方、キャッシュメモリの駆動力を下げ、
センスアンプ又はDQ線対を駆動するバッファ(プリチ
ャ−ジ回路16)の駆動力を上げ、さらに第一転送ゲ−
ト回路及び第二転送ゲ−トの駆動力を上げることによ
り、キャッシュメモリに早くデ−タを書き込むことがで
きる。しかし、キャッシュメモリからメモリセル又はD
Q線対へデ−タを転送する際に動作マ−ジンが低下する
という欠点がある。
【0015】このように、従来のキャッシュメモリ内蔵
メモリ装置は、高速化を図る上で、各回路の最適化が難
しいという欠点がある。本発明は、上記欠点を解決すべ
くなされたもので、その目的は、キャッシュメモリにデ
−タを高速に書き込むことができると共にキャッシュメ
モリから高速にデ−タを読み出すこともでき、各回路の
最適化が容易なキャッシュメモリ内蔵メモリ装置を提供
することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、[a]本発明のキャッシュメモリ内蔵メモリ装置
は、ビット線対とデ−タ線対の間に接続される第一転送
ゲ−トと、DQ線対と前記デ−タ線対の間に接続される
第二転送ゲ−トと、前記デ−タ線対に接続されるキャッ
シュメモリと、前記デ−タ線対の電位を同一電位にする
手段とを有する。
【0017】前記手段は、前記デ−タ線対を短絡させる
デ−タ線対初期化回路と、前記デ−タ線対を短絡させる
期間を定める初期化制御回路とを有する。本発明のキャ
ッシュメモリ内蔵メモリ装置は、さらに前記デ−タ線対
の短絡を終えたと同時か又はそれ以降に前記第一転送ゲ
−トを開けてメモリセルのデ−タを前記キャッシュメモ
リに書き込むための第一転送ゲ−ト制御回路を備える。
【0018】本発明のキャッシュメモリ内蔵メモリ装置
は、さらに前記デ−タ線対の短絡を終えたと同時か又は
それ以降に前記第二転送ゲ−トを開けて外部から入力さ
れたデ−タを前記キャッシュメモリに書き込むための第
二転送ゲ−ト制御回路を備える。
【0019】前記デ−タ線対初期化回路は、一つのMO
Sトランジスタを有し、前記MOSトランジスタのソ−
スは、前記デ−タ線対の一方に接続され、ドレインは、
前記デ−タ線対の他方に接続され、ゲ−トは、前記初期
化制御回路に接続される。
【0020】[b]本発明のキャッシュメモリ内蔵メモ
リ装置は、ビット線対とデ−タ線対の間に接続される第
一転送ゲ−トと、DQ線対と前記デ−タ線対の間に接続
される第二転送ゲ−トと、前記デ−タ線対に接続される
キャッシュメモリと、前記デ−タ線対の電位を同一電位
にする手段とを有する。
【0021】前記手段は、前記デ−タ線対を所定の電位
にプリチャ−ジするデ−タ線対初期化回路と、前記デ−
タ線対を所定の電位にプリチャ−ジする期間を定める初
期化制御回路とを有する。
【0022】本発明のキャッシュメモリ内蔵メモリ装置
は、さらに前記デ−タ線対のプリチャ−ジを終えたと同
時か又はそれ以降に前記第一転送ゲ−トを開けてメモリ
セルのデ−タを前記キャッシュメモリに書き込むための
第一転送ゲ−ト制御回路を備える。
【0023】本発明のキャッシュメモリ内蔵メモリ装置
は、さらに前記デ−タ線対のプリチャ−ジを終えたと同
時か又はそれ以降に前記第二転送ゲ−トを開けて外部か
ら入力されたデ−タを前記キャッシュメモリに書き込む
ための第二転送ゲ−ト制御回路を備える。
【0024】前記デ−タ線対初期化回路は、第一及び第
二MOSトランジスタを有し、前記第一MOSトランジ
スタのソ−スは、所定電位が印加される電源端子に接続
され、ドレインは、前記デ−タ線対の一方に接続され、
ゲ−トは、前記初期化制御回路に接続されており、前記
第二MOSトランジスタのソ−スは、前記電源端子に接
続され、ドレインは、前記デ−タ線対の他方に接続さ
れ、ゲ−トは、前記初期化制御回路に接続されている。
【0025】[c]本発明のキャッシュメモリ内蔵メモ
リ装置は、複数のカラムを有し、各カラムは、ビット線
対とデ−タ線対の間に接続される第一転送ゲ−トと、D
Q線対と前記デ−タ線対の間に接続される第二転送ゲ−
トと、前記デ−タ線対に接続されるキャッシュメモリ
と、各カラムのデ−タ線対の電位を選択的に同一電位に
する手段とを有する。
【0026】前記手段は、前記デ−タ線対を短絡させる
デ−タ線対初期化回路と、前記複数のカラムのうちデ−
タ線対を短絡させるカラムを選択するデ−タ線対初期化
選択回路と、前記デ−タ線対を短絡させる期間を定める
初期化制御回路とを有する。
【0027】本発明のキャッシュメモリ内蔵メモリ装置
は、さらに全てのカラムにおけるデ−タ線対の短絡を終
えたと同時か又はそれ以降に、前記全てのカラムにおけ
る第一転送ゲ−トを開けて、メモリセルのデ−タを前記
全てのカラムにおけるキャッシュメモリに書き込むため
の第一転送ゲ−ト制御回路を備える。
【0028】本発明のキャッシュメモリ内蔵メモリ装置
は、さらに選択されたカラムにおけるデ−タ線対の短絡
と同時か又はそれ以降に、前記選択されたカラムにおけ
る前記第二転送ゲ−トを開けて、外部から入力されたデ
−タを前記選択されたカラムにおけるキャッシュメモリ
に書き込むための第二転送ゲ−ト制御回路を備える。
【0029】前記デ−タ線対初期化回路は、一つのMO
Sトランジスタを有し、前記MOSトランジスタのソ−
スは、前記デ−タ線対の一方に接続され、ドレインは、
前記デ−タ線対の他方に接続され、ゲ−トは、前記デ−
タ線対初期化選択回路に接続されている。
【0030】[d]本発明のキャッシュメモリ内蔵メモ
リ装置は、複数のカラムを有し、各カラムは、ビット線
対とデ−タ線対の間に接続される第一転送ゲ−トと、D
Q線対と前記デ−タ線対の間に接続される第二転送ゲ−
トと、前記デ−タ線対に接続されるキャッシュメモリ
と、各カラムのデ−タ線対の電位を選択的に同一電位に
する手段とを有する。
【0031】前記手段は、前記デ−タ線対を所定の電位
にプリチャ−ジするデ−タ線対初期化回路と、前記複数
のカラムのうちデ−タ線対をプリチャ−ジするカラムを
選択するデ−タ線対初期化選択回路と、前記デ−タ線対
を所定の電位にプリチャ−ジする期間を定める初期化制
御回路とを有する。
【0032】本発明のキャッシュメモリ内蔵メモリ装置
は、さらに全てのカラムにおけるデ−タ線対のプリチャ
−ジを終えたと同時か又はそれ以降に、前記全てのカラ
ムにおける第一転送ゲ−トを開けて、メモリセルのデ−
タを前記全てのカラムにおけるキャッシュメモリに書き
込むための第一転送ゲ−ト制御回路を備える。
【0033】本発明のキャッシュメモリ内蔵メモリ装置
は、さらに選択されたカラムにおけるデ−タ線対のプリ
チャ−ジと同時か又はそれ以降に、前記選択されたカラ
ムにおける第二転送ゲ−トを開けて、外部から入力され
たデ−タを前記選択されたカラムにおけるキャッシュメ
モリに書き込むための第二転送ゲ−ト制御回路を備え
る。
【0034】前記デ−タ線対初期化回路は、第一及び第
二MOSトランジスタを有し、前記第一MOSトランジ
スタのソ−スは、所定電位が印加される電源端子に接続
され、ドレインは、前記デ−タ線対の一方に接続され、
ゲ−トは、前記デ−タ線対初期化選択回路に接続されて
おり、前記第二MOSトランジスタのソ−スは、前記電
源端子に接続され、ドレインは、前記デ−タ線対の他方
に接続され、ゲ−トは、前記デ−タ線対初期化選択回路
に接続されている。
【0035】
【作用】上記[a]及び[b]の構成を有するメモリ装
置は、デ−タ線対を同一電位にする手段を有しているた
め、予めキャッシュメモリに記憶されているデ−タを破
壊できる。従って、キャッシュメモリに新たなデ−タを
書き込む場合に、書き込み速度を高速にすることができ
る。
【0036】また、デ−タ線対を同一電位にするため
に、デ−タ線対初期化回路及びこれを制御する初期化制
御回路を有している。これにより、デ−タ線対を短絡し
又は所定電位に設定することができ、デ−タ線対がイコ
ライズ又はプリチャ−ジされるため、高速書き込みを実
現できる。
【0037】また、デ−タ線対の短絡又はプリチャ−ジ
を終えたと同時か又はそれ以降に、第一又は第二転送ゲ
−ト制御回路が第一又は第二転送ゲ−トを開けるため、
確実に書き込み時間を短縮できる。
【0038】また、デ−タ線対初期化回路は、一つ又は
二つのMOSトランジスタから構成できるため、非常に
簡単な回路構成によりデ−タ線対の短絡又はプリチャ−
ジを行える。
【0039】上記[c]及び[d]の構成を有するメモ
リ装置は、デ−タ線対をカラム毎に選択的に同一電位に
する手段を有しているため、新たなデ−タをこれから書
き込もうとするキャッシュメモリのみを初期化できる。
従って、選択されたカラムにおけるキャッシュメモリに
新たなデ−タを書き込む場合に、書き込み速度を高速に
することができる。
【0040】また、デ−タ線対を選択的に同一電位にす
るために、デ−タ線対初期化回路、デ−タ線対初期化選
択回路及びこれらを制御する初期化制御回路を有してい
る。これにより、デ−タ線対を短絡し又は所定電位に設
定することができ、デ−タ線対がイコライズ又はプリチ
ャ−ジされるため、高速書き込みを実現できる。
【0041】また、メモリセルのデ−タをキャッシュメ
モリに書き込む場合には、デ−タ線対の短絡又はプリチ
ャ−ジを終えたと同時か又はそれ以降に、第一転送ゲ−
トを開け、一方、外部のデ−タをキャッシュメモリに書
き込む場合には、デ−タ線対の短絡又はプリチャ−ジと
同時か又はそれ以降に、第二転送ゲ−トを開けるため、
確実に書き込み時間を短縮できる。
【0042】また、デ−タ線対初期化回路は、一つ又は
二つのMOSトランジスタから構成できるため、非常に
簡単な回路構成によりデ−タ線対の短絡又はプリチャ−
ジを行える。
【0043】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明のキャッ
シュメモリ内蔵メモリ装置について詳細に説明する。図
1は、本発明の第1の実施例に係わるキャッシュメモリ
内蔵ダイナミック型メモリ装置を示すものである。
【0044】[A] まず、このメモリ装置の構成につ
いて説明する。メモリセルアレイのメモリセルMCに
は、ワ−ド線WL及びビット線対BL,/BLが接続さ
れている。各ワ−ド線WLは、ロウデコ−ダ10に接続
され、各ビット線対BL,/BLは、センスアンプSA
に接続されている。
【0045】キャッシュメモリ11は、二つのインバ−
タ回路I,I´から構成され、スタティックなデ−タの
保持が可能である。なお、キャッシュメモリ11は、二
つのMOSトランジスタをクロスカップル接続した構成
のものを用いてもよく、この場合はダイナミックなデ−
タ保持となる。
【0046】第一転送ゲ−ト12は、それぞれ二つのN
チャネル型MOSトランジスタN1,N1´から構成さ
れ、第二転送ゲ−ト13は、それぞれ二つのNチャネル
型MOSトランジスタN2,N2´から構成されてい
る。
【0047】各キャッシュメモリ11の一端は、第一転
送ゲ−ト12を介してセンスアンプSA(ビット線B
L)に接続されると共にデ−タ線対初期化回路21及び
第二転送ゲ−ト13を介してDQ線対DQ,/DQの一
方に接続されている。各キャッシュメモリ11の他端
は、第一転送ゲ−ト12を介してセンスアンプSA(ビ
ット線/BL)に接続されると共にデ−タ線対初期化回
路21及び第二転送ゲ−ト13を介してDQ線対DQ,
/DQの他方に接続されている。
【0048】第一転送ゲ−ト12は、第一転送ゲ−ト制
御回路22の出力信号LWDにより制御されている。な
お、第一転送ゲ−ト制御回路22は、第一書き込み信号
LWを受けて出力信号LWDを出力する。第二転送ゲ−
ト13は、カラムデコ−ダ(第二転送ゲ−ト制御回路)
23の出力信号CSLにより制御されている。
【0049】デ−タ線対初期化回路21は、初期化制御
回路24の出力信号(パルス信号)EQにより制御され
ている。デ−タ線対初期化回路21は、キャッシュメモ
リへデ−タを書き込む際に、予めデ−タ線対DL,/D
Lを所定の電位に初期化しておく機能を有する。
【0050】初期化制御回路24は、第一書き込み信号
LW又は第二書き込み信号WEを受けて出力信号EQを
出力する。第一書き込み信号LWは、メモリセルのデ−
タをキャッシュメモリへ転送するという命令であり、第
二書き込み信号WEは、外部から入力されたデ−タをキ
ャッシュメモリへ転送するという命令である。なお、D
Q線対には、例えば入出バッファ回路15A,15Bが
接続されると共に、当該DQ線対をプリチャ−ジするた
めのプリチャ−ジ回路16が接続されている。図2〜図
4は、それぞれデ−タ線対初期化回路21の回路構成の
一例を示すものである。まず、図2のデ−タ線対初期化
回路について説明する。このデ−タ線対初期化回路は、
一つのNチャネル型MOSトランジスタM1から構成さ
れている。MOSトランジスタM1のゲ−トには、初期
化制御回路24から出力されるパルス状の出力信号EQ
が入力され、ソ−ス及びドレインは、デ−タ線対DL,
/DLに接続されている。
【0051】このデ−タ線対初期化回路は、初期化制御
回路24の出力信号(“1”レベル)EQが入力される
と、デ−タ線対DL,/DLの電位を例えば“1”レベ
ルと“0”レベルの中間電位にイコライズする機能を有
する。
【0052】即ち、初期化制御回路24の出力信号
(“1”レベル)が入力されると、MOSトランジスタ
M1がオン状態になるため、それまでキャッシュメモリ
11によって互いに電位差を有してたデ−タ線対DL,
/DLが強制的に同一電位に初期化される。
【0053】なお、このデ−タ線対初期化回路を構成す
るMOSトランジスタM1は、Pチャネル型であっても
よい。この場合、初期化制御回路24の出力信号EQを
反転させて当該デ−タ線対初期化回路に入力させれば、
問題はない。
【0054】次に、図3のデ−タ線対初期化回路につい
て説明する。このデ−タ線対初期化回路は、二つのNチ
ャネル型MOSトランジスタM2,M3から構成されて
いる。MOSトランジスタM2,M3のゲ−トには、初
期化制御回路24から出力されるパルス状の出力信号E
Qが入力されている。
【0055】MOSトランジスタM2のドレインは、デ
−タ線DLに接続され、ソ−スは電源端子30に接続さ
れている。電源端子30には、所定の電位、例えば電源
電位VDD、接地電位VSS又はこれらの中間電位など
が印加される。MOSトランジスタM3のドレインは、
デ−タ線/DLに接続され、ソ−スは電源端子30に接
続されている。
【0056】このデ−タ線対初期化回路は、初期化制御
回路24の出力信号(“1”レベル)EQが入力される
と、デ−タ線対DL,/DLの電位を電源端子25の電
位にプリチャ−ジする機能を有する。
【0057】即ち、初期化制御回路24の出力信号
(“1”レベル)が入力されると、MOSトランジスタ
M2,M3がオン状態になるため、それまでキャッシュ
メモリ11によって互いに電位差を有してたデ−タ線対
DL,/DLが強制的に所定の電位にプリチャ−ジ(初
期化)される。
【0058】なお、このデ−タ線対初期化回路を構成す
るMOSトランジスタM2,M3は、Pチャネル型であ
ってもよい。この場合、初期化制御回路24の出力信号
EQを反転させて当該デ−タ線対初期化回路に入力させ
れば、問題はない。
【0059】次に、図4のデ−タ線対初期化回路につい
て説明する。このデ−タ線対初期化回路は、三つのNチ
ャネル型MOSトランジスタM1〜M3から構成されて
いる。即ち、このデ−タ線対初期化回路は、図2の回路
と図3の回路を組み合わせたものである。
【0060】MOSトランジスタM1〜M3のゲ−トに
は、初期化制御回路24から出力されるパルス状の出力
信号EQが入力されている。MOSトランジスタM1の
ソ−ス及びドレインは、デ−タ線対DL,/DLに接続
されている。
【0061】MOSトランジスタM2のドレインは、デ
−タ線DLに接続され、ソ−スは電源端子30に接続さ
れている。電源端子30には、所定の電位、例えば電源
電位VDD、接地電位VSS又はこれらの中間電位など
が印加される。MOSトランジスタM3のドレインは、
デ−タ線/DLに接続され、ソ−スは電源端子30に接
続されている。
【0062】このデ−タ線対初期化回路は、初期化制御
回路24の出力信号(“1”レベル)EQが入力される
と、デ−タ線対DL,/DLの電位を電源端子30の電
位にプリチャ−ジすると共にイコライズする機能を有す
る。
【0063】即ち、初期化制御回路24の出力信号
(“1”レベル)が入力されると、MOSトランジスタ
M1〜M3がオン状態になるため、それまでキャッシュ
メモリ11によって互いに電位差を有してたデ−タ線対
DL,/DLが強制的に同一電位にプリチャ−ジ及びイ
コライズされる。
【0064】なお、このデ−タ線対初期化回路を構成す
るMOSトランジスタM1〜M3は、Pチャネル型であ
ってもよい。この場合、初期化制御回路24の出力信号
EQを反転させて当該デ−タ線対初期化回路に入力させ
れば、問題はない。図5及び図6は、それぞれ第一転送
ゲ−ト制御回路22及び初期化制御回路24の回路構成
の一例を示すものである。まず、図5に示す第一転送ゲ
−ト制御回路22及び初期化制御回路24について説明
する。
【0065】第一転送ゲ−ト制御回路22は、直列に接
続された8個のインバ−タ回路I1〜I8により構成さ
れている。初期化制御回路24は、遅延回路26と、一
方の入力端に第一又は第二書き込み信号LW/WBが直
接入力され、他方の入力端に第一又は第二書き込み信号
LW/WBが遅延回路26を介して入力されるNAND
回路27と、NAND回路27の出力端に接続され、出
力信号EQを出力するインバ−タ回路I9から構成され
ている。なお、遅延回路26は、直列接続された5個の
インバ−タ回路I11〜I15から構成されている。ま
た、第一転送ゲ−ト制御回路22による遅延時間は、デ
−タ線対初期化回路21がパルス状の出力信号EQを出
力し、デ−タ線対DL,/DLを強制的に初期化するま
での時間と同程度に設定されている。
【0066】次に、図6に示す第一転送ゲ−ト制御回路
22及び初期化制御回路24について説明する。この実
施例は、第一転送ゲ−ト制御回路22を構成する遅延回
路の一部と初期化制御回路の遅延回路26が互いに共用
されている場合の一例である。
【0067】即ち、第一転送ゲ−ト制御回路22は、直
列に接続された8個のインバ−タ回路I1〜I8により
構成されている。初期化制御回路24は、直列接続され
た5個のインバ−タ回路I1〜I5から構成される遅延
回路26と、一方の入力端に第一又は第二書き込み信号
LW/WBが直接入力され、他方の入力端に第一又は第
二書き込み信号LW/WBが遅延回路26を介して入力
されるNAND回路27と、NAND回路27の出力端
に接続され、出力信号EQを出力するインバ−タ回路I
9から構成されている。 [B] 次に、図1〜図6のキャッシュメモリ内蔵ダイ
ナミック型メモリ装置の動作について説明する。キャッ
シュメモリへの書き込みは、メモリセルMCの読み出し
デ−タを第一転送ゲ−ト12を介して書き込む場合と、
外部からの入力デ−タを第二転送ゲ−ト13を介して書
き込む場合の2つがあるため、以下の説明では、これら
2つの場合に分けて説明することにする。
【0068】まず、図7のタイミング図を参照しなが
ら、メモリセルMCの読み出しデ−タを第一転送ゲ−ト
12を介して書き込む場合のメモリ装置の動作について
説明する。
【0069】ロウデコ−ダにより一つのワ−ド線WLが
選択、即ち“1”レベルになると、このワ−ド線WLに
接続されているメモリセルMCのデ−タがビット線対B
L,/BLに出力される。ビット線対BL,/BLに出
力されたデ−タは、センスアンプSAによって増幅され
る。
【0070】一方、ワ−ド線が選択されセンスアンプS
Aが動作した後に、第一書き込み信号LWが“1”レベ
ルに変化する。初期化制御回路24は、第一書き込み信
号LWが“1”レベルに変化すると、その時点から一定
期間(遅延回路25の遅延時間分)だけ“1”レベルの
出力信号(パルス信号)EQを出力する。
【0071】従って、出力信号EQが“1”レベルの期
間、デ−タ線対初期化回路21が活性化され、デ−タ線
対DL,/DLが強制的にイコライズ(又はプリチャ−
ジ)、即ち初期化される。
【0072】第一転送ゲ−ト制御回路22は、第一書き
込み信号LWを一定期間だけ遅らせるため、第一書き込
み信号LWが“1”レベルに変化してから一定期間経過
後に出力信号LWDを“1”レベルにする。なお、この
期間は、デ−タ線対初期化回路21によりデ−タ線対D
L,/DLが強制的に初期化されるまでの期間と同程度
に設定されている。
【0073】従って、デ−タ線対DL,/DLが初期化
され、出力信号EQが再び“0”レベルに変化するとほ
ぼ同時か、又は変化した後に、第一転送ゲ−ト制御回路
22の出力信号LWDが“1”レベルになる。
【0074】第一転送ゲ−ト制御回路22の出力信号L
WDが“1”レベルになると、第一転送ゲ−ト12が開
き、センスアンプSAにより十分に増幅されたビット線
デ−タは、デ−タ線対に転送され、キャッシュメモリ1
1に高速に書き込まれる。
【0075】なお、デ−タの入出力を行うDQ線対がプ
リチャ−ジ回路などにより初期化されていれば、メモリ
セルのデ−タをキャッシュメモリに書き込む際に、カラ
ムデコ−ダ23により選択された一つの第二転送ゲ−ト
13を開けておいても構わない。
【0076】このように、デ−タ線対DL,/DLが予
めイコライズ(初期化)されているため、キャッシュメ
モリに既に記憶されているデ−タは破壊されている。従
って、従来、即ち書き込むデ−タがキャッシュメモリに
既に記憶されているデ−タと逆の場合に比べ、キャッシ
ュメモリにデ−タが高速に書き込まれる。次に、図8の
タイミング図を参照しながら、外部から入力されたデ−
タを第二転送ゲ−ト13を介して書き込む場合のメモリ
装置の動作について説明する。初期化制御回路24は、
第二書き込み信号WBが“1”レベルに変化すると、そ
の時点から一定期間(遅延回路25の遅延時間分)だけ
“1”レベルの出力信号(パルス信号)EQを出力す
る。
【0077】従って、出力信号EQが“1”レベルの期
間、デ−タ線対初期化回路21が活性化され、デ−タ線
対DL,/DLが強制的にイコライズ(又はプリチャ−
ジ)、即ち初期化される。
【0078】この後、所定の一つの第二転送ゲ−ト13
に入力されるカラムデコ−ダ23の出力信号CSLが
“1”レベルに変化し、当該第二転送ゲ−ト13が開か
れる。これにより、DQ線対DQ,/DQとデ−タ線対
DL,/DLが接続され、外部入力デ−タがキャッシュ
メモリ11に記憶される。
【0079】なお、カラムデコ−ダ23は、第二書き込
み信号WBが“1”レベルに変化してから一定期間経過
後に出力信号CSLを“1”レベルにする。なお、この
期間は、デ−タ線対初期化回路21によりデ−タ線対D
L,/DLが強制的に初期化されるまでの期間と同程度
に設定されている。
【0080】従って、デ−タ線対DL,/DLが初期化
され、出力信号EQが再び“0”レベルに変化するとほ
ぼ同時か、又は変化した後に、カラムデコ−ダ23の出
力信号CSLが“1”レベルになる。
【0081】カラムデコ−ダ23の出力信号CSLが
“1”レベルになると、第二転送ゲ−ト13が開き、外
部から入力されたデ−タは、デ−タ線対DL,/DLに
転送され、キャッシュメモリ11に高速に書き込まれ
る。
【0082】なお、キャッシュメモリ11に書き込まれ
たデ−タをメモリセルに書き込む場合には、外部入力デ
−タをキャッシュメモリ11に書き込む際に第一転送ゲ
−ト12を開けておいても構わない。
【0083】また、外部入力デ−タは、デ−タ線対D
L,/DLが初期化する前にDQ線対DQ,/DQまで
転送しておいてもよい。カラムデコ−ダの出力信号CS
Lにより第二転送ゲ−ト13を開けるタイミングは、第
二書き込み信号WBで制御することができ、また、遅延
手段によりカラムデコ−ダの出力信号CSLを一定期間
だけ遅らせることにより調節することができる。
【0084】また、キャッシュメモリ11に記憶された
デ−タを再び外部に読み出す場合には、カラムデコ−ダ
23により第二転送ゲ−ト13を開け、キャッシュメモ
リ11に記憶されたデ−タをDQ線対に転送する。
【0085】このように、デ−タ線対DL,/DLが予
めイコライズ(初期化)されているため、キャッシュメ
モリに既に記憶されているデ−タは破壊されている。従
って、従来、即ち外部入力デ−タが、キャッシュメモリ
に既に記憶されているデ−タと逆の場合に比べ、キャッ
シュメモリにデ−タが高速に書き込まれる。図9は、本
発明の第2の実施例に係わるキャッシュメモリ内蔵ダイ
ナミック型メモリ装置を示すものである。
【0086】[A] まず、このメモリ装置の構成につ
いて説明する。メモリセルアレイのメモリセルMCに
は、ワ−ド線WL及びビット線対BL,/BLが接続さ
れている。各ワ−ド線WLは、ロウデコ−ダ10に接続
され、各ビット線対BL,/BLは、センスアンプSA
に接続されている。
【0087】キャッシュメモリ11は、二つのインバ−
タ回路I,I´から構成され、スタティックなデ−タの
保持が可能である。なお、キャッシュメモリ11は、二
つのMOSトランジスタをクロスカップル接続した構成
のものを用いてもよく、この場合はダイナミックなデ−
タ保持となる。
【0088】第一転送ゲ−ト12は、それぞれ二つのN
チャネル型MOSトランジスタN1,N1´から構成さ
れ、第二転送ゲ−ト13は、それぞれ二つのNチャネル
型MOSトランジスタN2,N2´から構成されてい
る。
【0089】各キャッシュメモリ11の一端は、第一転
送ゲ−ト12を介してセンスアンプSA(ビット線B
L)に接続されると共にデ−タ線対初期化回路21及び
第二転送ゲ−ト13を介してDQ線対DQ,/DQの一
方に接続されている。各キャッシュメモリ11の他端
は、第一転送ゲ−ト12を介してセンスアンプSA(ビ
ット線/BL)に接続されると共にデ−タ線対初期化回
路21及び第二転送ゲ−ト13を介してDQ線対DQ,
/DQの他方に接続されている。
【0090】第一転送ゲ−ト12は、第一転送ゲ−ト制
御回路22の出力信号LWDにより制御されている。な
お、第一転送ゲ−ト制御回路22は、第一書き込み信号
LWを受けて出力信号LWDを出力する。第二転送ゲ−
ト13は、カラムデコ−ダ(第二転送ゲ−ト制御回路)
23の出力信号CSLにより制御されている。
【0091】デ−タ線対初期化回路21は、デ−タ線対
初期化選択回路27により制御されている。デ−タ線対
初期化選択回路27は、第一書き込み信号LW、初期化
制御回路24の出力信号(パルス信号)EQ及びカラム
デコ−ダの出力信号CSLにより制御され、出力信号E
QEを出力する。
【0092】このデ−タ線対初期化選択回路27は、メ
モリセルからキャッシュメモリへのデ−タ書き込みに際
しては全てのデ−タ線対DQ,/DQを初期化し、外部
からキャッシュメモリへのデ−タ書き込みに際してはカ
ラムデコ−ダにより選択された一つのカラムのデ−タ線
対DQ,/DQを初期化する。即ち、デ−タ線対初期化
回路21及びデ−タ線対初期化選択回路27は、キャッ
シュメモリへデ−タを書き込む際に、予めデ−タ線対D
L,/DLを所定の電位に初期化しておく機能を有す
る。
【0093】初期化制御回路24は、第一書き込み信号
LW又は第二書き込み信号WEを受けて出力信号EQを
出力する。第一書き込み信号LWは、メモリセルのデ−
タをキャッシュメモリへ転送するという命令であり、第
二書き込み信号WEは、外部から入力されたデ−タをキ
ャッシュメモリへ転送するという命令である。なお、D
Q線対には、例えば入出力バッファ回路15A,15B
が接続されると共に、当該DQ線対をプリチャ−ジする
ためのプリチャ−ジ回路16が接続されている。図9の
メモリ装置のデ−タ線対初期化回路21には、例えば上
述の図2〜図4に示すような構成の回路を用いることが
できる。但し、図2〜図4において、MOSトランジス
タM1〜M3のゲ−トに入力される制御信号は、デ−タ
線対初期化選択回路27の出力信号EQEである。
【0094】このデ−タ線対初期化回路21は、デ−タ
線対初期化選択回路27の出力信号(“1”レベル)E
QEが入力されると、デ−タ線対DL,/DLの電位を
同一電位、例えば“1”レベルと“0”レベルの中間電
位にイコライズする機能を有する。
【0095】なお、このデ−タ線対初期化回路を構成す
るMOSトランジスタM1〜M3は、Pチャネル型であ
ってもよい。この場合、デ−タ線対初期化選択回路27
の出力信号EQEを反転させ、この信号/EQEをデ−
タ線対初期化選択回路27に入力させれば、問題はな
い。図10は、図9のメモリ装置のデ−タ線初期化選択
回路27の一例を示すものである。このデ−タ線初期化
選択回路27は、AND回路40及びOR回路41によ
り構成される。
【0096】OR回路41には、第一書き込み信号LW
及びカラムデコ−ダ23の出力信号CSLがそれぞれ入
力される。AND回路40には、初期化制御回路24の
出力信号EQ及びOR回路41の出力信号がそれぞれ入
力される。AND回路40は、出力信号EQEを出力す
る。
【0097】このデ−タ線初期化選択回路27は、初期
化制御回路24の出力信号(“1”レベル)EQが入力
され、かつ、第一書き込み信号LW又はカラムデコ−ダ
の出力信号CSLが“1”レベルであるとき、出力信号
(“1”レベル)EQEを出力し、デ−タ線対初期化回
路21を動作させる。
【0098】なお、デ−タ線対初期化選択回路27の出
力信号(“1”レベル)が入力されると、デ−タ線対初
期化回路21のMOSトランジスタM1〜M3がオン状
態になるため、それまでキャッシュメモリ11によって
互いに電位差を有してたデ−タ線対DL,/DLが強制
的に同一電位に初期化される。図9のメモリ装置の第一
転送ゲ−ト制御回路22及び初期化制御回路24には、
例えば図5及び図6に示すような構成の回路を用いるこ
とができる。なお、図5及び図6において説明したよう
に、第一転送ゲ−ト制御回路22による遅延時間は、デ
−タ線対初期化回路21がパルス状の出力信号EQを出
力し、デ−タ線対DL,/DLを強制的に初期化するま
での時間と同程度に設定されている。 [B] 次に、図9及び図10のキャッシュメモリ内蔵
ダイナミック型メモリ装置の動作について説明する。キ
ャッシュメモリへの書き込みは、メモリセルMCの読み
出しデ−タを第一転送ゲ−ト12を介して書き込む場合
と、外部からの入力デ−タを第二転送ゲ−ト13を介し
て書き込む場合の2つがあるため、以下の説明では、こ
れら2つの場合に分けて説明することにする。
【0099】まず、図11のタイミング図を参照しなが
ら、メモリセルMCの読み出しデ−タを第一転送ゲ−ト
12を介して書き込む場合のメモリ装置の動作について
説明する。
【0100】ロウデコ−ダにより一つのワ−ド線WLが
選択、即ち“1”レベルになると、このワ−ド線WLに
接続されているメモリセルMCのデ−タがビット線対B
L,/BLに出力される。ビット線対BL,/BLに出
力されたデ−タは、センスアンプSAによって増幅され
る。
【0101】一方、ワ−ド線が選択されセンスアンプS
Aが動作した後に、第一書き込み信号LWが“1”レベ
ルに変化する。初期化制御回路24は、第一書き込み信
号LWが“1”レベルに変化すると、その時点から一定
期間(遅延回路25の遅延時間分)だけ“1”レベルの
出力信号(パルス信号)EQを出力する。
【0102】初期化制御回路24の出力信号(“1”レ
ベル)EQがデ−タ線対初期化選択回路27に入力され
ると、全てのデ−タ線対初期化選択回路27は、第一書
き込み信号LWが“1”であるため、“1”レベルの出
力信号(パルス信号)EQEを出力する。
【0103】従って、出力信号EQEが“1”レベルの
期間、デ−タ線対初期化回路21が活性化され、全ての
カラムのデ−タ線対DL,/DLが強制的にイコライズ
(又はプリチャ−ジ)、即ち初期化される。
【0104】第一転送ゲ−ト制御回路22は、第一書き
込み信号LWを一定期間だけ遅らせるため、第一書き込
み信号LWが“1”レベルに変化してから一定期間経過
後に出力信号LWDを“1”レベルにする。なお、この
期間は、デ−タ線対初期化回路21によりデ−タ線対D
L,/DLが強制的に初期化されるまでの期間と同程度
に設定されている。
【0105】従って、デ−タ線対DL,/DLが初期化
され、出力信号EQが再び“0”レベルに変化するとほ
ぼ同時か、又は変化した後に、第一転送ゲ−ト制御回路
22の出力信号LWDが“1”レベルになる。
【0106】第一転送ゲ−ト制御回路22の出力信号L
WDが“1”レベルになると、第一転送ゲ−ト12が開
き、センスアンプSAにより十分に増幅されたビット線
デ−タは、デ−タ線対に転送され、キャッシュメモリ1
1に高速に書き込まれる。
【0107】なお、デ−タの入出力を行うDQ線対がプ
リチャ−ジ回路などにより初期化されていれば、メモリ
セルのデ−タをキャッシュメモリに書き込む際に、カラ
ムデコ−ダ23により選択された一つの第二転送ゲ−ト
13を開けておいても構わない。
【0108】このように、デ−タ線対DL,/DLが予
めイコライズ(初期化)されているため、キャッシュメ
モリに既に記憶されているデ−タは破壊されている。従
って、従来、即ち書き込むデ−タがキャッシュメモリに
既に記憶されているデ−タと逆の場合に比べ、キャッシ
ュメモリにデ−タが高速に書き込まれる。次に、図12
のタイミング図を参照しながら、外部から入力されたデ
−タを第二転送ゲ−ト13を介して書き込む場合のメモ
リ装置の動作について説明する。
【0109】初期化制御回路24は、第二書き込み信号
WBが“1”レベルに変化すると、その時点から一定期
間(遅延回路25の遅延時間分)だけ“1”レベルの出
力信号(パルス信号)EQを出力する。
【0110】初期化制御回路24の出力信号(“1”レ
ベル)EQが各々のデ−タ線対初期化選択回路27に入
力されると、各カラムにおけるデ−タ線対初期化選択回
路27は、カラムデコ−ダ23からの出力信号CSLが
“1”レベルのときには、“1”レベルの出力信号(パ
ルス信号)EQEを出力する。なお、この時、第一書き
込み信号LWは“0”レベルを維持している。
【0111】つまり、カラムデコ−ダ23により選択さ
れたカラムにおけるデ−タ線対初期化選択回路27のみ
が“1”レベルの出力信号(パルス信号)EQEを出力
し、その他のカラムにおけるデ−タ線対初期化選択回路
27の出力信号は、“0”レベルのままである。
【0112】従って、出力信号EQが“1”レベルの期
間、カラムデコ−ダ23により選択されたカラムにおけ
るデ−タ線対初期化回路21のみが活性化され、そのカ
ラムにおけるデ−タ線対DL,/DLが強制的かつ選択
的にイコライズ(又はプリチャ−ジ)、即ち初期化され
る。
【0113】上記初期化と同時にカラムデコ−ダ23に
より選択されたカラムの第二転送ゲ−ト13が開かれ
る。これにより、DQ線対DQ,/DQと、カラムデコ
−ダ23により選択されたカラムのデ−タ線対DL,/
DLとが互いに接続され、外部入力デ−タが当該カラム
のキャッシュメモリ11に記憶される。
【0114】本実施例では、第二書き込み信号WBを
“1”レベルに変化させてデ−タ線対DL,/DLを初
期化する時期と、カラムデコ−ダの出力信号CSLを
“1”レベルにして第二転送ゲ−ト13を開ける時期
は、同じとなっている。
【0115】この場合、DQ線対のデ−タは、DQバッ
ファ15a,15bによって保持されているため、デ−
タが消えることがない。従って、デ−タ線対DL,/D
Lの初期化が終了した後に、DQ線対のデ−タは、第二
転送ゲ−ト13を介して高速にキャッシュメモリ11に
書き込まれる。
【0116】なお、デ−タ線対DL,/DLを初期化し
た後に、第二転送ゲ−ト13を開けるような制御を行っ
てもよい。この場合、デ−タ線対初期化選択回路27に
は、カラムデコ−ダ23の出力信号CSLを直接与える
と共に、第二転送ゲ−ト13には、カラムデコ−ダ23
の出力信号CSLを遅延回路を介して与えればよい。こ
の遅延回路の遅延時間は、デ−タ線対初期化回路21に
よりデ−タ線対DL,/DLが強制的に初期化されると
同時か、又はそれ以降に、第二転送ゲ−ト13が開くよ
うに設定される。従って、外部から入力されたデ−タ
は、デ−タ線対DL,/DLに転送され、キャッシュメ
モリ11に高速に書き込まれる。
【0117】なお、外部入力デ−タは、デ−タ線対D
L,/DLが初期化する前にDQ線対DQ,/DQまで
転送しておいてもよい。また、キャッシュメモリ11に
記憶されたデ−タを再び外部に読み出す場合には、DQ
線対DQ,/DQをプリチャ−ジ回路16によりプリチ
ャ−ジし、カラムデコ−ダ23により第二転送ゲ−ト1
3を開け、キャッシュメモリ11に記憶されたデ−タを
DQ線対に転送すればよい。
【0118】このように、デ−タ線対DL,/DLが予
めイコライズ(初期化)されているため、キャッシュメ
モリに既に記憶されているデ−タは破壊されている。従
って、従来、即ち外部入力デ−タが、キャッシュメモリ
に既に記憶されているデ−タと逆の場合に比べ、キャッ
シュメモリにデ−タが高速に書き込まれる。
【0119】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のキャッ
シュメモリ内蔵メモリ装置によれば、次のような効果を
奏する。デ−タ線対初期化回路は、キャッシュメモリに
デ−タを書き込む前に、予めデ−タ線対をイコライズ
(初期化)し、当該キャッシュメモリに既に記憶されて
いるデ−タを破壊している。従って、キャッシュメモリ
に書き込もうとしているデ−タが、当該キャッシュメモ
リに既に記憶されているデ−タと逆の場合に比べ、デ−
タの書き込み時間を短くすることができる。また、キャ
ッシュメモリ、第一及び第二転送ゲ−トなどの回路の最
適化も容易になる。
【0120】デ−タ線初期化選択回路を設けることによ
り、メモリセリからキャッシュメモリへデ−タを書き込
む際には、全てのカラムにおけるデ−タ線対をイコライ
ズ(初期化)することができ、外部からキャッシュメモ
リへデ−タを書き込む際には、カラムデコ−ダにより選
択された一つのカラムにおけるキャッシュメモリのみを
イコライズ(初期化)することができる。従って、デ−
タ線対を初期化する際の回路動作に無駄がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わるダイナミック型
メモリ装置を示す回路図。
【図2】図1のメモリ回路のデ−タ線初期化回路の一例
を示す回路図。
【図3】図1のメモリ回路のデ−タ線初期化回路の一例
を示す回路図。
【図4】図1のメモリ回路のデ−タ線初期化回路の一例
を示す回路図。
【図5】図1のメモリ回路の第一転送ゲ−ト制御回路及
び初期化制御回路の一例を示す回路図。
【図6】図1のメモリ回路の第一転送ゲ−ト制御回路及
び初期化制御回路の一例を示す回路図。
【図7】図1のメモリ回路においてメモリセルのデ−タ
をキャッシュメモリへ書き込む場合のタイミング図。
【図8】図1のメモリ回路において外部入力デ−タをキ
ャッシュメモリに書き込む場合のタイミング図。
【図9】本発明の第2の実施例に係わるダイナミック型
メモリ装置を示す回路図。
【図10】図9のメモリ回路のデ−タ線対初期化選択回
路の一例を示す回路図。
【図11】図9のメモリ回路においてメモリセルのデ−
タをキャッシュメモリへ書き込む場合のタイミング図。
【図12】図9のメモリ回路において外部入力デ−タを
キャッシュメモリに書き込む場合のタイミング図。
【図13】従来のダイナミック型メモリ装置を示す回路
図。
【符号の説明】
11 …キャッシュメモリ、 12 …第一転送ゲ−ト、 13 …第二転送ゲ−ト、 14,22 …第一転送ゲ−ト制御回路、 15 …カラムデコ−ダ、 15A …出力バッファ回路、 15B …入力バッファ回路、 16 …プリチャ−ジ回路、 21 …デ−タ線対初期化回路、 23 …カラムデコ−ダ(第一転送ゲ−ト制御
回路)、 24 …初期化制御回路、 25 …遅延回路、 26 …NAND回路、 27 …デ−タ線対初期化選択回路、 30 …電源端子、 MC …メモリセル、 WL …ワ−ド線、 BL,/BL …ビット線対、 DL,/DL …デ−タ線対、 DQ,/DQ …DQ線対、 N1,N1´,N2,N2´,M1〜M3 …Nチャネ
ル型MOSトランジスタ、 I,I´,I1〜I15 …インバ−タ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古山 透 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット線対とデ−タ線対の間に接続され
    る第一転送ゲ−トと、DQ線対と前記デ−タ線対の間に
    接続される第二転送ゲ−トと、前記デ−タ線対に接続さ
    れるキャッシュメモリと、前記デ−タ線対の電位を同一
    電位にする手段とを有することを特徴とするキャッシュ
    メモリ内蔵メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記手段は、前記デ−タ線対を短絡させ
    るデ−タ線対初期化回路と、前記デ−タ線対を短絡させ
    る期間を定める初期化制御回路とを有することを特徴と
    する請求項1に記載のキャッシュメモリ内蔵メモリ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のメモリ装置において、
    さらに前記デ−タ線対の短絡を終えたと同時か又はそれ
    以降に前記第一転送ゲ−トを開けてメモリセルのデ−タ
    を前記キャッシュメモリに書き込むための第一転送ゲ−
    ト制御回路を備えることを特徴とするキャッシュメモリ
    内蔵メモリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のメモリ装置において、
    さらに前記デ−タ線対の短絡を終えたと同時か又はそれ
    以降に前記第二転送ゲ−トを開けて外部から入力された
    デ−タを前記キャッシュメモリに書き込むための第二転
    送ゲ−ト制御回路を備えることを特徴とするキャッシュ
    メモリ内蔵メモリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載のメモリ装置にお
    いて、前記デ−タ線対初期化回路は、一つのMOSトラ
    ンジスタを有し、前記MOSトランジスタのソ−スは、
    前記デ−タ線対の一方に接続され、ドレインは、前記デ
    −タ線対の他方に接続され、ゲ−トは、前記初期化制御
    回路に接続されていることを特徴とするキャッシュメモ
    リ内蔵メモリ装置。
  6. 【請求項6】 前記手段は、前記デ−タ線対を所定の電
    位にプリチャ−ジするデ−タ線対初期化回路と、前記デ
    −タ線対を所定の電位にプリチャ−ジする期間を定める
    初期化制御回路とを有することを特徴とする請求項1に
    記載のキャッシュメモリ内蔵メモリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のメモリ装置において、
    さらに前記デ−タ線対のプリチャ−ジを終えたと同時か
    又はそれ以降に前記第一転送ゲ−トを開けてメモリセル
    のデ−タを前記キャッシュメモリに書き込むための第一
    転送ゲ−ト制御回路を備えることを特徴とするキャッシ
    ュメモリ内蔵メモリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のメモリ装置において、
    さらに前記デ−タ線対のプリチャ−ジを終えたと同時か
    又はそれ以降に前記第二転送ゲ−トを開けて外部から入
    力されたデ−タを前記キャッシュメモリに書き込むため
    の第二転送ゲ−ト制御回路を備えることを特徴とするキ
    ャッシュメモリ内蔵メモリ装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載のメモリ装置にお
    いて、前記デ−タ線対初期化回路は、第一及び第二MO
    Sトランジスタを有し、前記第一MOSトランジスタの
    ソ−スは、所定電位が印加される電源端子に接続され、
    ドレインは、前記デ−タ線対の一方に接続され、ゲ−ト
    は、前記初期化制御回路に接続されており、前記第二M
    OSトランジスタのソ−スは、前記電源端子に接続さ
    れ、ドレインは、前記デ−タ線対の他方に接続され、ゲ
    −トは、前記初期化制御回路に接続されていることを特
    徴とするキャッシュメモリ内蔵メモリ装置。
  10. 【請求項10】 複数のカラムを有し、各カラムは、ビ
    ット線対とデ−タ線対の間に接続される第一転送ゲ−ト
    と、DQ線対と前記デ−タ線対の間に接続される第二転
    送ゲ−トと、前記デ−タ線対に接続されるキャッシュメ
    モリと、各カラムのデ−タ線対の電位を選択的に同一電
    位にする手段とを有することを特徴とするキャッシュメ
    モリ内蔵メモリ装置。
  11. 【請求項11】 前記手段は、前記デ−タ線対を短絡さ
    せるデ−タ線対初期化回路と、前記複数のカラムのうち
    デ−タ線対を短絡させるカラムを選択するデ−タ線対初
    期化選択回路と、前記デ−タ線対を短絡させる期間を定
    める初期化制御回路とを有することを特徴とする請求項
    10に記載のキャッシュメモリ内蔵メモリ装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のメモリ装置におい
    て、さらに全てのカラムにおけるデ−タ線対の短絡を終
    えたと同時か又はそれ以降に、前記全てのカラムにおけ
    る第一転送ゲ−トを開けて、メモリセルのデ−タを前記
    全てのカラムにおけるキャッシュメモリに書き込むため
    の第一転送ゲ−ト制御回路を備えることを特徴とするキ
    ャッシュメモリ内蔵メモリ装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載のメモリ装置におい
    て、さらに選択されたカラムにおけるデ−タ線対の短絡
    と同時か又はそれ以降に、前記選択されたカラムにおけ
    る前記第二転送ゲ−トを開けて、外部から入力されたデ
    −タを前記選択されたカラムにおけるキャッシュメモリ
    に書き込むための第二転送ゲ−ト制御回路を備えること
    を特徴とするキャッシュメモリ内蔵メモリ装置。
  14. 【請求項14】 請求項12又は13に記載のメモリ装
    置において、前記デ−タ線対初期化回路は、一つのMO
    Sトランジスタを有し、前記MOSトランジスタのソ−
    スは、前記デ−タ線対の一方に接続され、ドレインは、
    前記デ−タ線対の他方に接続され、ゲ−トは、前記デ−
    タ線対初期化選択回路に接続されていることを特徴とす
    るキャッシュメモリ内蔵メモリ装置。
  15. 【請求項15】 前記手段は、前記デ−タ線対を所定の
    電位にプリチャ−ジするデ−タ線対初期化回路と、前記
    複数のカラムのうちデ−タ線対をプリチャ−ジするカラ
    ムを選択するデ−タ線対初期化選択回路と、前記デ−タ
    線対を所定の電位にプリチャ−ジする期間を定める初期
    化制御回路とを有することを特徴とする請求項10に記
    載のキャッシュメモリ内蔵メモリ装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のメモリ装置におい
    て、さらに全てのカラムにおけるデ−タ線対のプリチャ
    −ジを終えたと同時か又はそれ以降に、前記全てのカラ
    ムにおける第一転送ゲ−トを開けて、メモリセルのデ−
    タを前記全てのカラムにおけるキャッシュメモリに書き
    込むための第一転送ゲ−ト制御回路を備えることを特徴
    とするキャッシュメモリ内蔵メモリ装置。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載のメモリ装置におい
    て、さらに選択されたカラムにおけるデ−タ線対のプリ
    チャ−ジと同時か又はそれ以降に、前記選択されたカラ
    ムにおける第二転送ゲ−トを開けて、外部から入力され
    たデ−タを前記選択されたカラムにおけるキャッシュメ
    モリに書き込むための第二転送ゲ−ト制御回路を備える
    ことを特徴とするキャッシュメモリ内蔵メモリ装置。
  18. 【請求項18】 請求項16又は17に記載のメモリ装
    置において、前記デ−タ線対初期化回路は、第一及び第
    二MOSトランジスタを有し、前記第一MOSトランジ
    スタのソ−スは、所定電位が印加される電源端子に接続
    され、ドレインは、前記デ−タ線対の一方に接続され、
    ゲ−トは、前記デ−タ線対初期化選択回路に接続されて
    おり、前記第二MOSトランジスタのソ−スは、前記電
    源端子に接続され、ドレインは、前記デ−タ線対の他方
    に接続され、ゲ−トは、前記デ−タ線対初期化選択回路
    に接続されていることを特徴とするキャッシュメモリ内
    蔵メモリ装置。
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