JPH07311777A - 異種データベースのデータ検索方法 - Google Patents
異種データベースのデータ検索方法Info
- Publication number
- JPH07311777A JPH07311777A JP6105280A JP10528094A JPH07311777A JP H07311777 A JPH07311777 A JP H07311777A JP 6105280 A JP6105280 A JP 6105280A JP 10528094 A JP10528094 A JP 10528094A JP H07311777 A JPH07311777 A JP H07311777A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- search
- database
- data
- retrieval
- databases
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 データの検索を行う際に、検索条件の一度の
指定で、複数のデータベースの検索を優先順位の高い方
から順次、重複分を除きながら検索することができ、デ
ータ検索全体に費やす時間を短縮する。 【構成】 入力部と表示部と処理部から構成される検索
システムに、検索の対象となる複数のデータベースと、
それぞれのデータベースの条件別検索優先順位を管理し
ているDB管理テーブルと、データベースごとの検索式
を展開するためのDB検索式対応テーブルと、検索結果
を一時記憶しておく検索結果記憶部を設ける。データ検
索時には、重複する複数のデータベースから、それぞれ
のデータベースの条件別検索の優先順位と、それぞれの
データベースの検索式展開条件を設定する。
指定で、複数のデータベースの検索を優先順位の高い方
から順次、重複分を除きながら検索することができ、デ
ータ検索全体に費やす時間を短縮する。 【構成】 入力部と表示部と処理部から構成される検索
システムに、検索の対象となる複数のデータベースと、
それぞれのデータベースの条件別検索優先順位を管理し
ているDB管理テーブルと、データベースごとの検索式
を展開するためのDB検索式対応テーブルと、検索結果
を一時記憶しておく検索結果記憶部を設ける。データ検
索時には、重複する複数のデータベースから、それぞれ
のデータベースの条件別検索の優先順位と、それぞれの
データベースの検索式展開条件を設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異種データベースのデ
ータ検索方法に際し、特に複数のデータベースのうち、
適切なデータベースから順次、重複した分を除いて検索
を行うデータ検索方法に関する。
ータ検索方法に際し、特に複数のデータベースのうち、
適切なデータベースから順次、重複した分を除いて検索
を行うデータ検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のデータベースからデータを
検索する場合、検索したいデータベースの種類に応じ
て、それぞれに検索条件を指定し検索を行っていた。特
許データの場合を例にとって説明すると、公開公報、公
告公報、外国特許公報、関係文献等毎に異なる種類のデ
ータベースがあるため、それぞれに対して分類、キーワ
ード、および検索条件を指定して検索しなければならな
かった。また、複数のデータベースに対して検索した場
合には、複数のデータベースから同じデータの回答が出
されることがあり、検索後の整理に時間を費やす結果と
なっていた。異なるデータベースの検索条件の指定方法
の統一については、複数のデータベースをサービスする
第三者により実施されているが、従来、一度の検索条件
の指定により、適切なデータベースから順次、重複分を
除外して検索し、まとめて回答する方法は下記文献を除
き行われていなかった。
検索する場合、検索したいデータベースの種類に応じ
て、それぞれに検索条件を指定し検索を行っていた。特
許データの場合を例にとって説明すると、公開公報、公
告公報、外国特許公報、関係文献等毎に異なる種類のデ
ータベースがあるため、それぞれに対して分類、キーワ
ード、および検索条件を指定して検索しなければならな
かった。また、複数のデータベースに対して検索した場
合には、複数のデータベースから同じデータの回答が出
されることがあり、検索後の整理に時間を費やす結果と
なっていた。異なるデータベースの検索条件の指定方法
の統一については、複数のデータベースをサービスする
第三者により実施されているが、従来、一度の検索条件
の指定により、適切なデータベースから順次、重複分を
除外して検索し、まとめて回答する方法は下記文献を除
き行われていなかった。
【0003】なお、従来、重複分を除外して検索する方
法としては、例えば、DIALOG日本販売代理店、紀
伊国屋書店電子情報部著、オンライン情報サービスDIAL
OG『The Power of Information Is Yours.』に
は、検索を助ける機能・付帯サービスとして、『One
Search』,『重複の除去』,『FINDERファ
イル』の各命令機能について説明されている。上記『O
neSearch』の命令では、検索テーマが複数のファイル
にまたがっている場合、この命令を使用すると、まとめ
て検索することができる。すなわち、検索の手順は単一
ファイルでの検索と全く同じで、この命令を使用するだ
けで、何回も同じ検索を繰り返さずに複数のファイルを
同時に検索し、出力することができる。次の『重複の除
去』の命令では、OneSeachで検索した場合に、異なるデ
ータベースから同一資料のレコードが重複して検索され
ることがあるので、この命令で重複レコードを確認・除
去する。すなわち、この命令によれば、同一の文献・資
料に関するレコードを2回以上出力することを防止する
ことができる。また、『FINDERファイル』は、どのデー
タベースに収録されているかを簡単に調べることができ
るファイルであり、指定した雑誌を収録したもの、指定
した会社を収録したもの、指定した製品を収録したもの
がある。
法としては、例えば、DIALOG日本販売代理店、紀
伊国屋書店電子情報部著、オンライン情報サービスDIAL
OG『The Power of Information Is Yours.』に
は、検索を助ける機能・付帯サービスとして、『One
Search』,『重複の除去』,『FINDERファ
イル』の各命令機能について説明されている。上記『O
neSearch』の命令では、検索テーマが複数のファイル
にまたがっている場合、この命令を使用すると、まとめ
て検索することができる。すなわち、検索の手順は単一
ファイルでの検索と全く同じで、この命令を使用するだ
けで、何回も同じ検索を繰り返さずに複数のファイルを
同時に検索し、出力することができる。次の『重複の除
去』の命令では、OneSeachで検索した場合に、異なるデ
ータベースから同一資料のレコードが重複して検索され
ることがあるので、この命令で重複レコードを確認・除
去する。すなわち、この命令によれば、同一の文献・資
料に関するレコードを2回以上出力することを防止する
ことができる。また、『FINDERファイル』は、どのデー
タベースに収録されているかを簡単に調べることができ
るファイルであり、指定した雑誌を収録したもの、指定
した会社を収録したもの、指定した製品を収録したもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記書店の電子情報部
においては、複数のデータベースに対しまとめて検索す
る命令(One Search)や、その命令で複数の
データベースから出力される資料に対して、同一の文献
・資料を2回以上出力させない命令(重複の除去)が用
いられているが、重複の除去の命令を用いて検索した場
合には、最初から重複分を除外して検索するのではな
く、重複したものも含めて全てを検索し、検索後に自動
的に整理を行って重複分を除外して出力している。従っ
て、検索処理に時間がかかり過ぎており、短時間で検索
することはできなかった。本発明の目的は、このような
従来の課題を解決し、検索条件を一度だけ指定すること
により、関連する複数のデータベースのうち適切なデー
タベースから順次、重複分を除外して検索することがで
き、検索結果の整理を含むトータル的な検索時間を短縮
することが可能な異種データベースのデータ検索方法を
提供することにある。
においては、複数のデータベースに対しまとめて検索す
る命令(One Search)や、その命令で複数の
データベースから出力される資料に対して、同一の文献
・資料を2回以上出力させない命令(重複の除去)が用
いられているが、重複の除去の命令を用いて検索した場
合には、最初から重複分を除外して検索するのではな
く、重複したものも含めて全てを検索し、検索後に自動
的に整理を行って重複分を除外して出力している。従っ
て、検索処理に時間がかかり過ぎており、短時間で検索
することはできなかった。本発明の目的は、このような
従来の課題を解決し、検索条件を一度だけ指定すること
により、関連する複数のデータベースのうち適切なデー
タベースから順次、重複分を除外して検索することがで
き、検索結果の整理を含むトータル的な検索時間を短縮
することが可能な異種データベースのデータ検索方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の異種データベースのデータ検索方法は、収
録範囲の異なる複数のデータベースから検索を行う異種
データベースのデータ検索方法において、入力部(10
1)から入力された検索条件をもとに、異種データベー
ス毎の条件別検索優先順位を管理しているDB管理テー
ブル(106)の内容に従って、検索するデータベース
とその優先順位を判定し、データベースごとの検索式を
展開するためのDB検索式対応テーブル(107)に従
って、検索式を展開し、検索式に基づいて各データベー
ス(103,104,105)の検索処理を順次行い、
その検索処理の結果を記憶部(108)に一時記憶した
後に、記憶した結果を編集して出力することを特徴とし
ている。
め、本発明の異種データベースのデータ検索方法は、収
録範囲の異なる複数のデータベースから検索を行う異種
データベースのデータ検索方法において、入力部(10
1)から入力された検索条件をもとに、異種データベー
ス毎の条件別検索優先順位を管理しているDB管理テー
ブル(106)の内容に従って、検索するデータベース
とその優先順位を判定し、データベースごとの検索式を
展開するためのDB検索式対応テーブル(107)に従
って、検索式を展開し、検索式に基づいて各データベー
ス(103,104,105)の検索処理を順次行い、
その検索処理の結果を記憶部(108)に一時記憶した
後に、記憶した結果を編集して出力することを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】本発明においては、入力部から入力された検索
条件をもとに、データベースごとの条件別検索優先順位
を管理しているDB管理テーブルの内容に従って、検索
するデータベースとその優先順位を処理部において判定
し、データベースごとの検索式を展開するためのDB検
索式対応テーブルに従って、処理部において検索式を展
開し、データベースの検索を順次行い、検索結果を一時
記憶しておく検索結果記憶部に記憶する。全てのデータ
ベースについて検索が終了すると、検索結果記憶部に記
憶した内容をもとに処理部において検索結果を整理・編
集し、表示部に出力する。この際に、検索結果記憶部に
記憶した内容が社内データであり、秘密にすべき未公開
のデータであった場合には、その旨を記載して出力す
る。これにより、検索条件を1度指定するだけで、複数
のデータベースの検索を優先順位の高い方から順次、重
複分を除きながら検索することができ、検索全体に費す
時間も短縮できる。
条件をもとに、データベースごとの条件別検索優先順位
を管理しているDB管理テーブルの内容に従って、検索
するデータベースとその優先順位を処理部において判定
し、データベースごとの検索式を展開するためのDB検
索式対応テーブルに従って、処理部において検索式を展
開し、データベースの検索を順次行い、検索結果を一時
記憶しておく検索結果記憶部に記憶する。全てのデータ
ベースについて検索が終了すると、検索結果記憶部に記
憶した内容をもとに処理部において検索結果を整理・編
集し、表示部に出力する。この際に、検索結果記憶部に
記憶した内容が社内データであり、秘密にすべき未公開
のデータであった場合には、その旨を記載して出力す
る。これにより、検索条件を1度指定するだけで、複数
のデータベースの検索を優先順位の高い方から順次、重
複分を除きながら検索することができ、検索全体に費す
時間も短縮できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面をもとに詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す特許デー
タベース検索システムの構成図である。本実施例におけ
る特許データベース検索システムは、検索の条件等を入
力する入力部101、検索の結果を表示する表示部10
2、自社の特許出願データを格納している自社データベ
ース103、CD−ROM公報等をもとに社内で作成し
た簡易の公報データベース104、第3社が提供してい
る特許の商用データベース105、これらのデータベー
スの条件別検索優先順位を管理しているDB管理テーブ
ル106、データベースごとの検索式を展開するための
DB検索式対応テーブル107、検索結果を一時記憶し
ておく検索結果記憶部108、更にこれらを制御する処
理部109、ならびに処理部109と商用データベース
105とを接続するための通信ネットワーク110から
なる。入力部101から検索条件を入力すると、処理部
109では、その検索条件を基にデータベース毎の条件
別検索優先順位を管理するDB管理テーブル106の内
容に従って、検索するデータベースとその優先順位を判
定する。次に、データベース毎の検索式を展開するため
のDB検索式対応テーブル107に従って、処理部10
9で検索式を展開する。次に、その展開した検索式に基
づいて社内出願データベース103、公報データベース
104および商用データベース105に対して順次検索
を行い、それらの検索結果を検索結果記憶部108に一
時記憶する。全てのデータベース103〜105につい
て検索が終了したならば、検索結果記憶部108の内容
を基に、処理部109でその検索結果を読み出し、整理
・編集を行い、表示部102に出力する。その場合に、
検索結果記憶部108に記憶した内容が社内出願データ
であって、未公開のデータであれば、出力の際にその
旨、例えば社外秘を付加して出力する。
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す特許デー
タベース検索システムの構成図である。本実施例におけ
る特許データベース検索システムは、検索の条件等を入
力する入力部101、検索の結果を表示する表示部10
2、自社の特許出願データを格納している自社データベ
ース103、CD−ROM公報等をもとに社内で作成し
た簡易の公報データベース104、第3社が提供してい
る特許の商用データベース105、これらのデータベー
スの条件別検索優先順位を管理しているDB管理テーブ
ル106、データベースごとの検索式を展開するための
DB検索式対応テーブル107、検索結果を一時記憶し
ておく検索結果記憶部108、更にこれらを制御する処
理部109、ならびに処理部109と商用データベース
105とを接続するための通信ネットワーク110から
なる。入力部101から検索条件を入力すると、処理部
109では、その検索条件を基にデータベース毎の条件
別検索優先順位を管理するDB管理テーブル106の内
容に従って、検索するデータベースとその優先順位を判
定する。次に、データベース毎の検索式を展開するため
のDB検索式対応テーブル107に従って、処理部10
9で検索式を展開する。次に、その展開した検索式に基
づいて社内出願データベース103、公報データベース
104および商用データベース105に対して順次検索
を行い、それらの検索結果を検索結果記憶部108に一
時記憶する。全てのデータベース103〜105につい
て検索が終了したならば、検索結果記憶部108の内容
を基に、処理部109でその検索結果を読み出し、整理
・編集を行い、表示部102に出力する。その場合に、
検索結果記憶部108に記憶した内容が社内出願データ
であって、未公開のデータであれば、出力の際にその
旨、例えば社外秘を付加して出力する。
【0008】図2は、各データベースの特許関連データ
の格納範囲を示す図である。図2において、201は、
社内出願データベース103で管理しているデータの範
囲、202は、CD−ROM公報等をもとに社内で作成
した簡易の公報データベース104で管理しているデー
タの範囲、203は、第三者機関が有料で提供している
特許関連の商用データベース105で管理しているデー
タの範囲を示す。これらの各データベースには、同一の
出願データが含まれていることは勿論であり、それぞれ
を検索すれば当然のことながら重複して同一の出願デー
タが出力されることになる。これを図で表現すると、図
2のようになる。図2において、211は、社内出願デ
ータベース103のみにあるデータの範囲、つまり、出
願はしているが、未公開の出願データを表し、212
は、社内出願データベース103と商用データベース1
05の両方にあるデータの範囲、つまり、自社で出願
し、現在までに公開された出願データを表し、213
は、社内出願データベース103と公報データベース1
04と商用データベース105の3種類のデータベース
にあるデータの範囲、つまり、自社で出願し、現在まで
に公開された出願データを表し、214は、公報データ
ベース104と商用データベース105の両方にあるデ
ータの範囲、つまり、自社以外から出願され、現在まで
に公開された出願データを表し、215は、商用データ
ベース105のみにあるデータの範囲、つまり、自社以
外から出願され、現在までに公開された出願データを表
す。従って、データベース103,104,105を検
索すると、範囲213のデータは3個重複して出力さ
れ、範囲212,214のデータは2個重複して出力さ
れ、範囲211,215のデータは1個だけが出力され
ることになる。
の格納範囲を示す図である。図2において、201は、
社内出願データベース103で管理しているデータの範
囲、202は、CD−ROM公報等をもとに社内で作成
した簡易の公報データベース104で管理しているデー
タの範囲、203は、第三者機関が有料で提供している
特許関連の商用データベース105で管理しているデー
タの範囲を示す。これらの各データベースには、同一の
出願データが含まれていることは勿論であり、それぞれ
を検索すれば当然のことながら重複して同一の出願デー
タが出力されることになる。これを図で表現すると、図
2のようになる。図2において、211は、社内出願デ
ータベース103のみにあるデータの範囲、つまり、出
願はしているが、未公開の出願データを表し、212
は、社内出願データベース103と商用データベース1
05の両方にあるデータの範囲、つまり、自社で出願
し、現在までに公開された出願データを表し、213
は、社内出願データベース103と公報データベース1
04と商用データベース105の3種類のデータベース
にあるデータの範囲、つまり、自社で出願し、現在まで
に公開された出願データを表し、214は、公報データ
ベース104と商用データベース105の両方にあるデ
ータの範囲、つまり、自社以外から出願され、現在まで
に公開された出願データを表し、215は、商用データ
ベース105のみにあるデータの範囲、つまり、自社以
外から出願され、現在までに公開された出願データを表
す。従って、データベース103,104,105を検
索すると、範囲213のデータは3個重複して出力さ
れ、範囲212,214のデータは2個重複して出力さ
れ、範囲211,215のデータは1個だけが出力され
ることになる。
【0009】図3は、図1におけるDB管理テーブルの
内容を示すもので、検索の条件別にデータベースの検索
優先順位の付け方の例を示す図である。例えば、項番1
に示すように検索の条件で出願人を自社指定し、公開日
を指定しなかった場合には、社内出願データベース10
3において、図2に示す201のデータの範囲(21
1、212、213)の全てを検索する。また、項番4
に示すように検索の条件で出願人を他社指定し、公開日
を指定しなかった場合には、公報データベース104に
おいて、図2に示す202のデータ範囲(214)を検
索し、次に商用データベース105において、図2に示
す203のデータ範囲(215)を検索する。また、項
番7に示すように特許の出願人も公開日も指定せず、検
索のキーワードのみを指定した場合には、最初に、社内
出願データベース103において、図2に示す201の
データの範囲(211、212、213)を検索し、次
に、公報データベース104において、自社データベー
ス103で既に検索済の情報を除いた範囲(214)を
検索し、最後に、商用データベース105において、自
社データベース103及び公報データベース104で既
に検索済の情報を除いた範(215)を検索する。な
お、検索条件別検索優先順位テーブルは、使用者の意図
に従って定義することができる。
内容を示すもので、検索の条件別にデータベースの検索
優先順位の付け方の例を示す図である。例えば、項番1
に示すように検索の条件で出願人を自社指定し、公開日
を指定しなかった場合には、社内出願データベース10
3において、図2に示す201のデータの範囲(21
1、212、213)の全てを検索する。また、項番4
に示すように検索の条件で出願人を他社指定し、公開日
を指定しなかった場合には、公報データベース104に
おいて、図2に示す202のデータ範囲(214)を検
索し、次に商用データベース105において、図2に示
す203のデータ範囲(215)を検索する。また、項
番7に示すように特許の出願人も公開日も指定せず、検
索のキーワードのみを指定した場合には、最初に、社内
出願データベース103において、図2に示す201の
データの範囲(211、212、213)を検索し、次
に、公報データベース104において、自社データベー
ス103で既に検索済の情報を除いた範囲(214)を
検索し、最後に、商用データベース105において、自
社データベース103及び公報データベース104で既
に検索済の情報を除いた範(215)を検索する。な
お、検索条件別検索優先順位テーブルは、使用者の意図
に従って定義することができる。
【0010】図4は、図1におけるDB検索式対応テー
ブルの内容の一例を示す図である。図1の検索システム
において、ある特許データの検索を行う場合には、出願
人、発明者、公開日、分類等を指定するとともに、その
発明の名称やキーワードを指定し、これらの指定データ
を論理検索式を入力部101から入力する。すなわち、
検索条件を入力する場合、表示部102の画面上には、
出願人の欄、発明者の欄、分類の欄等の他に、例えば発
明の内容が光ケーブルで接続された通信システムであれ
ば、キーワードの欄に『光ケーブル』,『送受信機』,
『高周波信号』等のキーワードを入力し、それらを論理
積、あるいは論理和で結合して論理式を形式する。キー
ワードが入力されたならば、処理部109は、次にDB
管理テーブル106を参照して、前述のように検索優先
順位を決定する。検索順序が決まると、処理部109
は、次にDB検索式対応テーブル107を参照して、デ
ータベース毎に異なる検索式を抽出する。すなわち、社
内出願データベースを検索するときには、光ケーブルを
A、送受信機をB、高周波信号をCとし、これらの論理
積を検索式としたとき、単にA・B・Cの式をデータベ
ースに入力しただけでは、検索処理は開始されない。デ
ータベース毎に検索式を指定する形式が定められている
ので、その形式をDB検索式対応テーブル107で参照
するのである。例えば、上記光ケーブル通信システムの
キーワード検索式で公報データベースを検索する場合に
は、図4の公報データベースの論理積の欄を参照するこ
とにより、AUBUCを検索式として入力する。また、
商用データベースを検索する場合には、図4の商用デー
タベースの論理積の欄を参照することにより、PK=A
・B・Cを検索式として入力すればよい。
ブルの内容の一例を示す図である。図1の検索システム
において、ある特許データの検索を行う場合には、出願
人、発明者、公開日、分類等を指定するとともに、その
発明の名称やキーワードを指定し、これらの指定データ
を論理検索式を入力部101から入力する。すなわち、
検索条件を入力する場合、表示部102の画面上には、
出願人の欄、発明者の欄、分類の欄等の他に、例えば発
明の内容が光ケーブルで接続された通信システムであれ
ば、キーワードの欄に『光ケーブル』,『送受信機』,
『高周波信号』等のキーワードを入力し、それらを論理
積、あるいは論理和で結合して論理式を形式する。キー
ワードが入力されたならば、処理部109は、次にDB
管理テーブル106を参照して、前述のように検索優先
順位を決定する。検索順序が決まると、処理部109
は、次にDB検索式対応テーブル107を参照して、デ
ータベース毎に異なる検索式を抽出する。すなわち、社
内出願データベースを検索するときには、光ケーブルを
A、送受信機をB、高周波信号をCとし、これらの論理
積を検索式としたとき、単にA・B・Cの式をデータベ
ースに入力しただけでは、検索処理は開始されない。デ
ータベース毎に検索式を指定する形式が定められている
ので、その形式をDB検索式対応テーブル107で参照
するのである。例えば、上記光ケーブル通信システムの
キーワード検索式で公報データベースを検索する場合に
は、図4の公報データベースの論理積の欄を参照するこ
とにより、AUBUCを検索式として入力する。また、
商用データベースを検索する場合には、図4の商用デー
タベースの論理積の欄を参照することにより、PK=A
・B・Cを検索式として入力すればよい。
【0011】図5は、本発明の一実施例を示す異種デー
タベースのデータ検索方法のフローチャートである。先
ず、検索者が入力部101をから検索の条件を入力する
(ステップ401)。入力された条件とDB管理テーブ
ル106から、検索するDBの種類と優先順位を判断し
(ステップ402)、検索の優先順位に従って検索す
る。次に、検索の対象となったデータベース用の検索式
をDB検索式対応テーブル107より展開し(ステップ
403)、そのデータベースが商用データベースである
かどうかを判断する(ステップ404)。商用データベ
ースでない場合は、対象のデータベースを検索し(ステ
ップ405)、検索結果を検索結果記憶部108に一時
格納する(ステップ406)。一方、商用データベース
であった場合は、商用データベースをLOGONし(ステッ
プ407)、商用データベースを検索し(ステップ40
8)、検索結果を検索結果記憶部108に一時格納し
(ステップ409)、商用データベースをLOGOFFする
(ステップ410)。1つ目のデータベースの検索が終
了したら、つぎに検索するデータベースがあるかどうか
を判断し(ステップ411)、あった場合は、ステップ
403から411までの処理を繰り返す。データベース
の検索が全て終了したならば(ステップ411)、検索
結果記憶部108に記憶した結果を編集し(ステップ4
12)、表示部102に検索結果を表示する(ステップ
413)。なお、編集する場合には、特許データとして
の様式に編集する。例えば、出願人、発明者、公開日、
特許出願番号、分類、発明の要約等を記述することによ
り、編集・表示する。なお、検索結果の内容を個別に表
示する際に、表示するデータが社内で出願したデータで
あり、かつ未公開のデータの場合は、その旨を記載して
表示する。
タベースのデータ検索方法のフローチャートである。先
ず、検索者が入力部101をから検索の条件を入力する
(ステップ401)。入力された条件とDB管理テーブ
ル106から、検索するDBの種類と優先順位を判断し
(ステップ402)、検索の優先順位に従って検索す
る。次に、検索の対象となったデータベース用の検索式
をDB検索式対応テーブル107より展開し(ステップ
403)、そのデータベースが商用データベースである
かどうかを判断する(ステップ404)。商用データベ
ースでない場合は、対象のデータベースを検索し(ステ
ップ405)、検索結果を検索結果記憶部108に一時
格納する(ステップ406)。一方、商用データベース
であった場合は、商用データベースをLOGONし(ステッ
プ407)、商用データベースを検索し(ステップ40
8)、検索結果を検索結果記憶部108に一時格納し
(ステップ409)、商用データベースをLOGOFFする
(ステップ410)。1つ目のデータベースの検索が終
了したら、つぎに検索するデータベースがあるかどうか
を判断し(ステップ411)、あった場合は、ステップ
403から411までの処理を繰り返す。データベース
の検索が全て終了したならば(ステップ411)、検索
結果記憶部108に記憶した結果を編集し(ステップ4
12)、表示部102に検索結果を表示する(ステップ
413)。なお、編集する場合には、特許データとして
の様式に編集する。例えば、出願人、発明者、公開日、
特許出願番号、分類、発明の要約等を記述することによ
り、編集・表示する。なお、検索結果の内容を個別に表
示する際に、表示するデータが社内で出願したデータで
あり、かつ未公開のデータの場合は、その旨を記載して
表示する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のデータベースの検索を行う際に、検索条件の一度
の指定で、複数のデータベースの検索を優先順位の高い
方から順次、重複分を除きながら検索することができ、
その場合に、データ検索全体に費やす時間を短縮するこ
とができるので、実用的に極めて有効である。また、未
公開のデータが検索された場合には、その旨を付加して
出力するので、内容が外部に漏れることを防止すること
ができる。
複数のデータベースの検索を行う際に、検索条件の一度
の指定で、複数のデータベースの検索を優先順位の高い
方から順次、重複分を除きながら検索することができ、
その場合に、データ検索全体に費やす時間を短縮するこ
とができるので、実用的に極めて有効である。また、未
公開のデータが検索された場合には、その旨を付加して
出力するので、内容が外部に漏れることを防止すること
ができる。
【図1】本発明の一実施例を示すデータベース検索シス
テムの構成図である。
テムの構成図である。
【図2】本発明を特許関連データに適用した場合の各デ
ータベースの格納範囲を示す図である。
ータベースの格納範囲を示す図である。
【図3】図1におけるDB管理テーブルの内容、つまり
検索条件別のデータベースの検索の優先順位を示す図で
ある。
検索条件別のデータベースの検索の優先順位を示す図で
ある。
【図4】図1におけるDB検索式対応テーブルの内容、
つまりデータベース毎の検索式対応表を示す図である。
つまりデータベース毎の検索式対応表を示す図である。
【図5】本発明の一実施例を示す異種データベースのデ
ータ検索方法のフローチャートである。
ータ検索方法のフローチャートである。
101・・入力部、102・・表示部、103・・社内
出願データベース、104・・公報データベース、10
5・・商用データベース、106・・DB管理テーブ
ル、107・・DB検索式対応テーブル、108・・検
索結果記憶部、201・・社内出願データベースで管理
するデータの範囲、202・・社内で作成した簡易の公
報データベースで管理するデータの範囲、203・・特
許関連の商用データベースで管理するデータの範囲、2
11・・社内出願データベースのみに格納しているデー
タ、212・・自社で出願し、現在までに公開されたデ
ータ、213・・自社で出願し、現在までに公開された
データ、214・・自社以外が出願し、現在までに公開
されたデータ、215・・自社以外が出願し、現在まで
に公開されたデータ。
出願データベース、104・・公報データベース、10
5・・商用データベース、106・・DB管理テーブ
ル、107・・DB検索式対応テーブル、108・・検
索結果記憶部、201・・社内出願データベースで管理
するデータの範囲、202・・社内で作成した簡易の公
報データベースで管理するデータの範囲、203・・特
許関連の商用データベースで管理するデータの範囲、2
11・・社内出願データベースのみに格納しているデー
タ、212・・自社で出願し、現在までに公開されたデ
ータ、213・・自社で出願し、現在までに公開された
データ、214・・自社以外が出願し、現在までに公開
されたデータ、215・・自社以外が出願し、現在まで
に公開されたデータ。
Claims (1)
- 【請求項1】 収録範囲の異なる複数のデータベースか
ら検索を行う異種データベースのデータ検索方法におい
て、 入力部から入力された検索条件をもとに、異種データベ
ース毎の条件別検索優先順位を管理しているDB管理テ
ーブルの内容に従って、検索するデータベースとその優
先順位を判定し、 データベースごとの検索式を展開するためのDB検索式
対応テーブルに従って、検索式を展開し、 該検索式に基づいて各データベースの検索処理を順次行
い、 上記検索処理の結果を記憶部に一時記憶した後に、記憶
した結果を編集して出力することを特徴とする異種デー
タベースのデータ検索方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6105280A JPH07311777A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 異種データベースのデータ検索方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6105280A JPH07311777A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 異種データベースのデータ検索方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07311777A true JPH07311777A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14403270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6105280A Pending JPH07311777A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 異種データベースのデータ検索方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07311777A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09319757A (ja) * | 1996-05-29 | 1997-12-12 | N T T Data Tsushin Kk | 情報検索システム |
JPH1021246A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-01-23 | Hitachi Ltd | 文書検索システム |
JPH11259513A (ja) * | 1998-03-12 | 1999-09-24 | Hitachi Ltd | データベースシステム |
JP2001273297A (ja) * | 2001-02-27 | 2001-10-05 | Nec Corp | 検索システム及び検索システムを生成するプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体 |
JP2001282852A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-12 | Nissan Motor Co Ltd | データ表示システム及びデータマップ作成システム並びにデータマップ作成方法 |
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JP2003030314A (ja) * | 2001-07-17 | 2003-01-31 | Hitachi Information Systems Ltd | 情報仲介システム及び情報仲介方法 |
JP2011134339A (ja) * | 2011-02-07 | 2011-07-07 | Nissan Motor Co Ltd | データ表示システム |
JP2012053619A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Fujitsu Ltd | 情報検索装置、情報検索プログラム、及び情報検索方法 |
JP5223671B2 (ja) * | 2006-05-26 | 2013-06-26 | 日本電気株式会社 | テキストマイニング装置、テキストマイニング方法、および、テキストマイニングプログラム |
JP2014160503A (ja) * | 2014-05-01 | 2014-09-04 | Toshiba Corp | 受信装置、クエリ生成方法、および、プログラム |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP6105280A patent/JPH07311777A/ja active Pending
Cited By (12)
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