JPH07311530A - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JPH07311530A
JPH07311530A JP6128265A JP12826594A JPH07311530A JP H07311530 A JPH07311530 A JP H07311530A JP 6128265 A JP6128265 A JP 6128265A JP 12826594 A JP12826594 A JP 12826594A JP H07311530 A JPH07311530 A JP H07311530A
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JP
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cleaning
cleaning blade
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photoconductor
toner
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JP6128265A
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Katsuyuki Ono
克行 大野
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成時及び非形成時を問わず、クリーニ
ングが必要とされる場合にだけクリーニングブレードを
感光体に接触させることにより、クリーニングブレード
と感光体の寿命を長期化するクリーニング装置の提供。 【構成】 感光体上に接して残留トナーを除去するクリ
ーニングブレードを感光体に対して当接、離間させる作
動手段と、原稿画像を読取る読取り手段と、読取った原
稿画像を1画素1ビットのデジタル画像情報に変換する
手段と、該デジタル画像情報を構成する”1”又は”
0”の何れかをカウントする計数手段と、作動手段、読
取り手段、計数手段を制御する制御手段を有する電子写
真式画像形成装置において、制御手段は、計数手段によ
ってカウントされたデジタル画像情報についてのビット
数の値が、所定の値に達した時に作動手段を作動させて
クリーニングブレードを加圧状態にして感光体に接触さ
せ、所定値に達しない時にクリーニングブレードを感光
体から離間した状態にするよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリーニング装置の改良
に関し、詳しくは電子写真方式の画像形成装置において
感光体上の残留トナーを除去する為に用いられるクリー
ニングブレードの断接タイミングを所定に制御すること
によってクリーニングブレードと感光体双方の耐久性を
改善したクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等
の電子写真プロセスを利用した画像形成装置にあって
は、一様に帯電した感光体上に原稿反射光等の画像情報
を照射することによって静電潜像を形成し、この静電潜
像に対して現像装置からトナーを供給して可視像化し、
この可視像を記録紙上に転写、定着することによって画
像形成を行っている。転写後の感光体上には転写されな
かったトナーが残留するため、転写位置の下流側にクリ
ーニング手段を配置することにより感光体表面から残留
トナーを除去して、次の工程に備えるようにしている。
【0003】上記クリーニング手段としては、クリーニ
ングブレードの先端を感光体表面に接触させて残留トナ
ーを掻落とすタイプが一般的であるが、常時接触させて
おくと、ブレードと感光体が摩耗して耐久性が低下する
為、従来からブレードを感光体に対して接近離間させる
作動手段を設け、該作動手段を任意のタイミングでO
N、OFFさせるよう制御することが行われている。例
えば、感光体の非駆動時にはクリーニングブレードを感
光体に軽く接触させると共に、感光体の駆動開始と同時
にクリーニングが可能となる程度の力でブレード先端を
感光体表面に徐々に圧接させることが行われている。し
かし、この従来例では、ブレード先端が感光体に軽く接
触する時間は、強く接触する時間よりも長い訳ではない
ので、ブレードの長寿命化に貢献することにはなってい
ない。
【0004】また、特開昭62−168192号公報に
は、クリーニングブレードの解除動作を連続プリント時
間又はプリント枚数に対応させて行うようにした構成が
開示されているが、実際にクリーニングの必要性の判断
の基準とすべきは、連続プリント時間やプリント枚数の
多寡よりも、感光体上に供給されたトナー量、換言すれ
ば原稿反射光中の黒画像部分の占めるデータ量の多寡で
あり、プリント時間やプリント枚数がいかに多くとも、
感光体上に塗布されるトナー量が少ない場合には残留ト
ナーが少ない為に、クリーニングの必要性は少なくなる
筈である。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、画像形成時及び非形成時を問わず、クリーニングが
必要とされる場合にだけクリーニングブレードを感光体
に接触させることにより、クリーニングブレードと感光
体の寿命を長期化するために、上記クリーニングの必要
性の判断基準として、原稿画像データ中の黒画像の量、
濃度を用い、感光体上の残留トナーが少なくなる蓋然性
の高い場合にはクリーニングを行わず、逆の場合にもク
リーニングを行うようにしたクリーニング装置を提供す
ることを目的としている。しかも、この必要性の判断は
原稿一枚を読取る毎に行うので、感光体は作像工程に支
障がない程度にきれいな状態を維持されることになる。
【0006】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本発明は、感
光体上に接して残留トナーを除去するクリーニングブレ
ードを備えたクリーニング手段と、該クリーニングブレ
ードを該感光体に対して当接、離間させる作動手段と、
原稿画像を読取る読取り手段と、読取った原稿画像を1
画素1ビットのデジタル画像情報に変換する手段と、該
デジタル画像情報を構成する2値化信号としての”1”
又は”0”の何れかをカウントする計数手段と、上記作
動手段、読取り手段、計数手段を制御する制御手段を有
する電子写真式画像形成装置において、上記制御手段
は、上記計数手段によってカウントされた上記デジタル
画像情報についてのビット数の値が、所定の値に達した
時に上記作動手段を作動させて上記クリーニングブレー
ドを加圧状態にして感光体に接触させ、上記所定値に達
しない時に上記クリーニングブレードを感光体から離間
した状態にするよう制御することを特徴とする。
【0007】以下、添付図面に示した実施例により、本
発明を説明する。本発明は画像形成装置の作像部を構成
するクリーニング装置のクリーニングブレードを感光体
に接触させるタイミングを、原稿一枚ごとに、該原稿か
ら読取られた画像情報中の黒画素部分、又は白部分の量
に応じて決定する構成が特徴的であり、例えば黒画素数
が所定の基準値を越えている場合に、ブレードを感光体
に押しつけて残留トナーを除去するように制御する構成
を採るものである。即ち、本発明は、各原稿画像中の黒
画素の数から、転写後の感光体ドラム上の残留トナーの
量を予測し、黒画素数が一定の基準値を越えた場合にク
リーニング動作を実行させるようにしたものである。
【0008】以下に、本発明のクリーニング装置を採用
した画像形成装置について説明する。図1は本発明を適
用するデジタル画像形成装置の一例の全体構成説明図、
図2はスキャナ部及び画像形成部の構成を示す拡大図、
図3はクリーニング手段の拡大図である。また、図4は
上記画像形成装置の複写装置及び読取り装置の回路構成
を示すブロック図である。図4に示すようにこの画像形
成装置は、原稿を読取る読取り手段としての読取り装置
100と、読取られた原稿情報を記憶する記憶手段とし
ての画像情報記憶装置300と、記憶された情報を記録
紙上に複写する為の一連のプロセスを実行する複写回路
500と、これらを制御するシステム制御部302と、
システム制御部302にキー入力を行う操作手段として
の操作装置400等によって構成されている。なお、操
作装置400には、各種情報を表示する表示器が含まれ
ている。
【0009】図5は上記システム制御装置302の詳細
な構成を示す図であり、マイクロプロセッサ(以下、C
PUという)303を主体として構成されており、RO
M、RAM、及びクロック信号発生回路や、タイマー、
割り込み処理用の割り込みコントローラ等を備えてい
る。更に、図4に示した読取り装置100、画像情報記
憶装置300、複写装置500、操作装置400との情
報授受の為のI/O及びシリアル通信コントローラ30
4〜306を備えている。操作装置400は、操作パネ
ル402と、操作制御回路401とから構成されてい
る。操作パネル402の平面図を図6に示す。
【0010】次に、図1の画像形成装置の構成及び動作
について説明する。この画像形成装置は、画像形成装置
本体Aと、自動原稿給紙装置Bとから概略構成されてい
る。画像形成装置本体Aは、給紙部1と、作像部2と、
排紙部3等から成る。作像部2は、感光体4、帯電器
5、LEDアレイ6、現像装置7、転写装置8、定着装
置9等を有する。オペレータが給紙装置Bの上面にある
原稿テーブルに原稿をセットすると、図示しない給紙ロ
ーラが回転して原稿を一枚づつコンタクトガラスCG上
に(副走査方向に)搬送する。原稿の搬送中に蛍光灯1
1からの光によって主走査方向に原稿面が走査される。
原稿からの反射光は、ミラー12、レンズ13を介して
撮像素子(CCD)14に結像され、原稿画像情報が読
取られる。CCD14上に結像した原稿像は、アナログ
信号として書込み同期制御回路105(図4)から発生
するクロックと同期して出力され、画像増幅回路101
にて増幅される。A/D変換回路102は、増幅された
アナログ画像信号を画素毎に示す多値デジタル画像情報
に変換する。シェーディング補正回路103にて原稿画
像のノイズ、光量ムラ、コンタクトガラスの汚れ、CC
D14の感度ムラ等に起因したデジタル画像情報の歪が
補正される。その後、画像処理回路104によりデジタ
ル記録画像情報に変換される。デジタル記録画像情報
は、画像情報記憶装置300に出力され、画像メモリ部
301の一つのページメモリに書き込まれる。ページメ
モリに記憶されたデジタル記録画像情報は、次の複写回
路500によりLED光に変換される。
【0011】ページメモリから読み出されたデジタル記
録画像情報は、ラインドライバ回路501により受信さ
れ、LEDドライバ回路502によって増幅される。デ
ジタル記録画像情報は、1画素当たり1ビット(記録/
非記録)の2値化信号であり、LEDドライバ回路50
2が2値化信号に対応してLED503を発光付勢す
る。LED503(図1では符号6)からの発光光は、
セルフォックレンズを透過して感光体ドラム4に結像照
射される。上記LED光は、感光体ドラム4の回転方向
と垂直な方向、即ちドラム軸に沿う方向に走査される。
【0012】感光体ドラム4の表面は負電圧の高圧発生
装置に接続された帯電器5により一様に帯電させられ
る。デジタル記録画像情報に基づいて出射されたLED
光が一様に帯電された感光体表面に照射されると、光導
電現象により感光体表面の電位が、感光体ドラム本体の
機器アースに流れて消滅する。ここで原稿濃度の淡い部
分(2値化信号が非記録レベルである部分)はLEDを
点灯させないようにし、原稿濃度の濃い部分(2値化信
号が記録レベルである部分)はLEDを点灯させる。こ
れにより、感光体ドラムの表面の原稿濃度の淡い部分に
対応する部分は−750Vの電位に、また原稿の濃い部
分に対応する部分は−100V程度となり、原稿の濃淡
に対応して、静電潜像が形成される。この静電潜像を現
像装置7によって現像し、感光体ドラム4の表面にトナ
ー画像を形成する。なお、現像装置7内のトナーは攪拌
により負に帯電され、現像装置7は現像バイアス発生器
により−550V程度にバイアスされ、感光体ドラム4
の表面電位が現像バイアス以上の場所に付着し、原稿画
像に対応したトナー像が形成される。感光体ドラム表面
は、トナーのない状態となり、再び次の作像工程へ移
る。
【0013】一方、給紙部1の給紙トレイ1aのうちの
いずれかから給紙された記録紙は、給紙ローラ1bの給
紙動作によって繰り出され、レジストローラ対10によ
り所定のタイミングで感光体ドラム4の下部の転写位置
に供給され、転写を受ける。転写を受けた記録紙は定着
装置9によって加熱加圧されてトナー像の定着を受け、
排紙部3に排出される。符号20はクリーニング装置で
あり、図2及び図3に示すように、クリーニングブラシ
21と、クリーニングブレード22との協働によって転
写後の感光体上に残留するトナーを除去するものであ
る。クリーニングブレード22によって掻落されたトナ
ーは、トナー搬送スクリュー23によってクリーニング
装置外のトナー回収装置へ搬送される。感光体ドラム表
面は、トナーのない状態となり再び次の作像工程へ移
る。
【0014】また、図4に示すようにこの画像形成装置
は、読取り装置100と複写回路200の他に画像情報
記憶装置300を備え、この記憶装置300は画像メモ
リー部301とシステム制御装置302とから成ってい
る。画像メモリー部301とシステム制御装置302、
並びに操作装置400は上記画像形成装置のハウジング
内に収納されている。読取り装置100、複写回路50
0、画像情報記憶装置300及び操作装置400は、R
S422規格の信号線L1、L2及びL3で互いに接続
されており、両者の間において9600bpsの伝送速
度でシリアルデータ伝送を行っている。
【0015】次に、図7は画像メモリ部301の具体的
構成を示す図であり、画像メモリ部301は、3つのペ
ージメモリA〜C(301A〜301C)を有しており、システ
ム制御装置302からのメモリ制御信号により、いずれ
かのページメモリが選択され、ページメモリへのデジタ
ル記録画像情報の書込み又は読出しを行う。ページメモ
リへのデジタル記録画像情報の書込みは、読取り装置1
00からの書込み同期制御信号によって行われ、またペ
ージメモリからのデジタル記録画像情報の読出しは、複
写回路500からの読出し同期制御信号によって行われ
る。
【0016】次に、図5に示したシステム制御装置30
2のCPU303の制御動作の主要部を説明する。CP
U303は、電源投入後、I/Oインタフェース部とR
AMをクリアし、初期状態に設定する。次に、後述する
状態監視フラグをリセットし、この状態で原稿挿入可表
示を点灯し、操作パネル402のキー入力を受け付ける
待ち状態となる。操作パネル402にキー入力で、コピ
ー枚数及びその他の複写条件が入力され、原稿挿入可表
示が点灯している時に、原稿が読取り装置にセットされ
ると、CPU303は原稿挿入可表示を消灯し、後続原
稿の挿入を禁止する。この時、原稿が読取り装置100
にセットされると、原稿読取りセンサが動作し、読取り
制御回路106から原稿読取りスタート信号コード4A
HがL1を介して複写装置200のシステム制御装置3
02へ送出される。システム制御装置302のCPU3
03は、この信号を受信すると、操作制御回路401
へ、L3を介して原稿情報要求信号コード4BHを送信
する。すると操作制御回路401は、操作パネル402
に入力された複写条件(セット枚数、変倍率、濃度等)
を複写開始可能コード4CHと共に返送する。システム
制御装置302のCPU303は、操作制御回路401
からL3を介して複写開始可能コード4CHを受信する
と、画像メモリ部301内のページメモリの状態監視フ
ラグをチェックする。
【0017】この実施例では、ページメモリを3つもっ
ており、夫々に対応する状態監視フラグをもっている。
今、記憶装置300内の全てのページメモリが書込み可
能な状態であると、全ての状態監視フラグが”0”であ
る。ここで、複数のページメモリの中から一つのページ
メモリi(=A〜C)を選択し、該メモリにメモリ書込
み選択信号を送出する。同時に、ページメモリiの状態
監視フラグをセットする。
【0018】図8は上記状態監視フラグのアドレス割り
当て例を示しており、図7のページメモリAを選択した
場合には、RAMアドレス10000Hを”1”にセッ
トし、ページメモリBを選択した時にはRAMアドレス
10001Hを”1”にセットし、ページメモリCを選
択した時にはRAMアドレス10002Hを”1”にセ
ットする。次に、ページメモリiの固有番号をレジスタ
FIFOに書込み、複写条件を複写条件レジスタに書き
込む。
【0019】原稿の書込みの為の準備が完了すると、C
PU303は読取り装置100の読取り制御回路106
に読取りスタート指示信号を送出する。読取り制御信号
回路106がこの信号を受信すると、図示しない給紙ロ
ーラの回転を開始し、原稿はこのローラの回転に応じて
コンタクトガラス上に搬送される。この時、読取り装置
100の書込み同期制御回路105から発生するクロッ
クと同期して、画像情報、書込み原稿長信号(WFGATE信
号) 、書込み行同期信号(WLSYNC信号)が画像メモリ部
301とシステム制御部302へ出力される。
【0020】今、ページメモリは、A、B、Cの3つが
あり、画像情報は同時に3つのページメモリに対して、
WFGATE信号、WLSYNC信号と共に出力されるが、システム
制御回路からのメモリ制御信号によっていずれかのペー
ジメモリが選択され、選択されたページメモリに画像情
報の書込みが行われる。WFGATE信号、WLSYNC信号は、原
稿の先端の書込みと同時にONする(図9、図10参
照)。WLSYNC信号は、原稿を1ライン(1/16mm)
読取る毎に発生する信号であり、WFGATE信号は原稿の読
取りが終了した時点でOFFされる。WFGATE信号がON
してから、OFFされるまでの間、即ち原稿の読み込み
が行われている間に、WLSYNC信号が発生した回数をCP
U303がカウントし、カウントした回数をシステム制
御装置302内のRAM308内に記憶する。
【0021】また、図7に示すように、画像データは、
クロックと同期して画像データカウンタ(画素カウンタ
=計数手段)30に入力される。この画像データカウン
タ30はビット単位で受信した画像データの2値化信号
の”1”の情報をカウントするものである。今、A2サ
イズの原稿(594mm ×420mm )の画像情報の総ビット数
を求めると、n=594 ×16×420 ×16=63,866,880(bi
t) となる。
【0022】一方、画像データカウンタ30のアドレス
設定スイッチ31は、26bitから成るディップスイ
ッチにて構成されているので、画像データカウンタによ
れば、64Mbitのカウントが可能となる。この画像
データカウンタ30は、アドレス設定スイッチ31によ
り予め設定されたカウント値よりも、画像データカウン
タのカウント値が大きくなった場合に、カウンタ信号を
出力するように構成されている。このカウンタ出力は、
WFGATE信号の立上りによりリセットされる。
【0023】画像データカウンタによって画素を計数さ
れるデジタル画像情報は、1画素当たり1ビット(記録
/非記録)の2値化信号であり、計数したビット数が所
定値を越えた時にカウンタ信号を出力する。本実施例で
は、原稿画像の読取り後、画像メモリ部301の前段に
画像データカウンタ30を設けているが、画像メモリ部
の後段に画像データカウンタ30を設けて、画像メモリ
部から出力されたデジタル画像情報を計数するようにし
てもよい。
【0024】以上により、読取り装置100が送信する
デジタル記録画像情報がページメモリiに書き込まれ
る。書込みが終了すると、CPU303は、FIFO-CNTの
値を1つ更新する。FIFO-CNTはFIFOの何バイトのデータ
が書かれているかを示すカウンタであり、同時に何枚の
原稿がページメモリに記憶されているかを示すものであ
る。次に、CPU303は、FIFO-CNTの内容をチェック
し、ページメモリの使用状態を調べる。FIFO-CNTの値が
3であるときには、ページメモリに3枚の原稿の画像情
報が記憶されていることを意味し、このときは後続原稿
の読取りを開始できないので、原稿挿入可表示は消灯の
状態となる。FIFO-CNTの値が3よりも小さい時には、書
込み可能なページメモリがあるため、原稿挿入表示を点
灯する。今、FIFOの先頭アドレスには”01”が書き込
まれているので、ページメモリAを読出しに指定し、そ
の複写条件を複写回路500に与える。
【0025】また、原稿情報のページメモリへの書込み
が終了した時点でWFGATE信号がOFFすれば、システム
制御装置302はこれを検知し、L2を介してコピース
タート信号コード4EHを複写回路500の書込み駆動
制御回路504へ出力する(図5)。書込み駆動制御回
路504の具体的構成は、図11に示す通りであり、I
/OのPB0ポートから出力されるソレノイド信号はク
リーニングソレノイド41を駆動する為のドライバ回路
に入力されて、ソレノイドを励磁することにより、クリ
ーニングブレードを感光体ドラム表面に押し付ける。
【0026】図12及び図13はクリーニングブレード
を感光体ドラム表面に対して進退させる作動手段の一例
の構成を示す正面図及び斜視図であり、この作動手段4
0は駆動源としてのクリーニングソレノイド41と、ソ
レノイド41がONしたときに引っ込むロッド41a
と、画像形成装置本体側の側板等に設けた軸42によっ
て回動自在に枢支された押圧部材43と、押圧部材43
の上端部をロッド41aと連結するバネ44と、下端部
を軸45によって回動自在に枢支されるとともに、バネ
46によって時計廻り方向(ブレード離間方向)に常時
付勢されたブレードホルダ47と、ブレードホルダによ
って保持されたクリーニングブレード22とを有する。
押圧部材43の下端部の押圧片43aはブレードホルダ
47の上端部に係合している。
【0027】以上の構成において、ソレノイド41をO
Nさせると、ロッド41aが矢印方向に引っ込む為、押
圧部材43は矢印方向に回動し、バネ46に抗してブレ
ードホルダ47を矢印方向に回動させ、ブレード22を
感光体4表面に接触させる。ソレノイド41がOFFす
ると上記と逆の動作により、ブレード22は感光体表面
から離間する。
【0028】図11に示した書込み駆動制御回路の説明
に戻る。なお、図14に示したフローチャートを併せて
参照する。書込み駆動制御回路504のCPU504a
は、I/Oの入力ポートPC0に画像メモリ部301か
ら入力されるカウンタ信号をチェックし(S5)、この
PC0ポートが”1”である場合には出力ポートPB0
を”1”にセットする(ソレノイド信号を出力する。S
6、S7)。すると、ドライバ回路のトランジスタがO
Nしてクリーニングソレノイド41に電流が流れ、該ソ
レノイド41をONしてクリーニングブレードを感光体
に接触させる。逆にCPU504aがPC0のポートを
チェックしたときに、”0”であれば(S8)、出力ポ
ートPB0をリセットし上記トランジスタをOFFさせ
てソレノイド41をOFFする(S9)。このため、ク
リーニングブレードはバネ46の力により感光体から引
き離される。
【0029】上記ステップ6におけるPC0ポートに入
力されるカウンタ信号は、図7について説明した如く、
アドレス設定スイッチ31により予め設定された基準カ
ウント値よりも、画像データカウンタ30のカウント値
が大きくなった場合に出力される信号であり、上記基準
カウント値(一枚の原稿画像中の画素数)は転写後の残
留トナー量が後続の作像工程に悪影響を及ぼす程度の量
に達する可能性が高いか否かという観点から設定され、
このチェックは原稿一枚毎について行われる。なお、上
記基準カウント値に達しない黒画素数の原稿であって
も、そのような画素数の少ない原稿が連続して複数枚続
けば、無視できない量の残留トナーが感光体上に蓄積す
るので、上記基準カウント値に達しない原稿が所定枚数
連続した場合には、強制的に作動手段40を作動させて
クリーニング動作を行わせるように制御するのが好まし
い。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明では、感光体上の残
留トナーを書き落とす為のクリーニングブレードを備え
たクリーニング装置において、該クリーニングブレード
を特定の条件が満たされた場合にだけ感光体表面に接触
させることにより、クリーニングブレードの摩耗と、感
光体の劣化を防止することができる。なお、ここで特定
の条件とは、各原稿画像中の画素数に応じて残留トナー
量を予測する場合の画素数の基準値のことであり、許容
量を越える残留トナーを生成する程度に多くの画素数を
有した原稿を読取った時は、感光体にブレードを接触さ
せてクリーニングを行わせるようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクリーニング装置を適用する画像形成
装置の構成説明図。
【図2】図1の画像形成装置の要部構成説明図。
【図3】クリーニング装置の構成説明図。
【図4】複写装置及び読取り装置の回路構成を示すブロ
ック図。
【図5】システム制御装置の回路構成を示すブロック
図。
【図6】操作パネルの構成説明図。
【図7】画像メモリ部の回路構成を示すブロック図。
【図8】状態監視フラグのアドレス割り当て例を示す
図。
【図9】デジタル画像情報とWLSYNC信号のタイミングチ
ャート図。
【図10】各種信号のタイミングチャート図。
【図11】書込み駆動制御回路の具体的構成を示すブロ
ック図。
【図12】クリーニングブレード作動手段の構成を示す
正面図。
【図13】クリーニングブレード作動手段の構成を示す
斜視図。
【図14】本発明におけるクリーニングブレード作動手
段を作動させるための制御手順を示すフローチャート
図。
【符号の説明】
A 画像形成装置本体、B 自動原稿給紙装置、1 給
紙部、2 作像部、3排紙部、4 感光体、5 帯電
器、6 LEDアレイ、7 現像装置、8 転写装置、
9 定着装置、20 クリニーング装置、22 クリー
ニングブレード、30 画像データカウンタ(画素カウ
ンタ=計数手段)、31 設定スイッチ、100 読取
り装置、200 複写装置、300 画像情報記憶部、
301 画像メモリ部、302 システム制御装置、4
00 操作装置、500 複写回路、504 書込み駆
動制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に接して残留トナーを除去する
    クリーニングブレードを備えたクリーニング手段と、該
    クリーニングブレードを該感光体に対して当接、離間さ
    せる作動手段と、原稿画像を読取る読取り手段と、該読
    取り手段によって読取った原稿画像を1画素1ビットの
    デジタル画像情報に変換する手段と、該デジタル画像情
    報を構成する2値化信号としての”1”又は”0”の何
    れかをカウントする計数手段と、上記作動手段、読取り
    手段、計数手段を制御する制御手段を有する電子写真式
    画像形成装置において、 上記制御手段は、上記計数手段によってカウントされた
    上記デジタル画像情報についてのビット数の値が、所定
    の値に達した時に上記作動手段を作動させて上記クリー
    ニングブレードを加圧状態にして感光体に接触させ、上
    記所定値に達しない時に上記クリーニングブレードを感
    光体から離間した状態にするよう制御することを特徴と
    するクリーニング装置。
JP6128265A 1994-05-18 1994-05-18 クリーニング装置 Pending JPH07311530A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0926569A2 (en) * 1997-12-25 1999-06-30 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0926569A2 (en) * 1997-12-25 1999-06-30 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
EP0926569B1 (en) * 1997-12-25 2012-03-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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