JPH05286206A - 光記録用ｌｅｄアレイの清掃装置 - Google Patents
光記録用ｌｅｄアレイの清掃装置Info
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- JPH05286206A JPH05286206A JP31514892A JP31514892A JPH05286206A JP H05286206 A JPH05286206 A JP H05286206A JP 31514892 A JP31514892 A JP 31514892A JP 31514892 A JP31514892 A JP 31514892A JP H05286206 A JPH05286206 A JP H05286206A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＬＥＤアレイを光記録手段として用いた電子
写真式画像形成装置において、飛散したトナーの付着に
より作動不良を起し易いＬＥＤアレイの光束出射面を容
易に清掃することができるＬＥＤアレイの清掃装置を提
供する。 【構成】 感光体１に対する光記録手段としてＬＥＤア
レイ２を用いた電子写真式の画像形成装置において、該
ＬＥＤアレイ２に隣接した帯電器３をその長手方向に沿
って手前側に引き出し自在に構成すると共に、該帯電器
３の奥部にＬＥＤアレイ２の光束出射面に摺接可能な清
掃部材１７を該ＬＥＤアレイ２に向けて突出し、該帯電
器３の引き出し及び収納時に該清掃部材１７によって該
光束出射面を清掃するようにした。
写真式画像形成装置において、飛散したトナーの付着に
より作動不良を起し易いＬＥＤアレイの光束出射面を容
易に清掃することができるＬＥＤアレイの清掃装置を提
供する。 【構成】 感光体１に対する光記録手段としてＬＥＤア
レイ２を用いた電子写真式の画像形成装置において、該
ＬＥＤアレイ２に隣接した帯電器３をその長手方向に沿
って手前側に引き出し自在に構成すると共に、該帯電器
３の奥部にＬＥＤアレイ２の光束出射面に摺接可能な清
掃部材１７を該ＬＥＤアレイ２に向けて突出し、該帯電
器３の引き出し及び収納時に該清掃部材１７によって該
光束出射面を清掃するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体上に対する光記
録手段としてＬＥＤアレイを用いた画像形成装置の改良
に関し、特に光記録用ＬＥＤアレイの清掃装置に関す
る。
録手段としてＬＥＤアレイを用いた画像形成装置の改良
に関し、特に光記録用ＬＥＤアレイの清掃装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】電子写真プロセスを利用した複写機、プ
リンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置にあって
は、原稿反射光等の光学的な画像情報を、一様に帯電し
た感光体上に照射することにより得た静電潜像にトナー
像を付着して可視化し、この可視像を記録紙上に転写し
てから定着することにより画像形成を行っている。
リンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置にあって
は、原稿反射光等の光学的な画像情報を、一様に帯電し
た感光体上に照射することにより得た静電潜像にトナー
像を付着して可視化し、この可視像を記録紙上に転写し
てから定着することにより画像形成を行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近各種電
子機器に対する小型化の要請が高まる傾向にあり、この
要請に応じるために感光体に対する光記録手段としてＬ
ＥＤ（発光素子）を多数配列して成るＬＥＤアレイが注
目され、ＬＥＤアレイを用いたプリンタが開発されてい
る。電子機器の小型化に伴って作像部を構成する各ユニ
ット間の間隔は狭くなってきており、とりわけ現像装置
の近傍はトナーが飛散し易いために周辺の各ユニットに
トナー汚れが発生する。このように静電潜像を形成する
ＬＥＤアレイにおいては、その結像光学系のロッドレン
ズアレイの先端面にトナーが付着すると、光量にムラが
発生し、異常画像発生の原因になる。
子機器に対する小型化の要請が高まる傾向にあり、この
要請に応じるために感光体に対する光記録手段としてＬ
ＥＤ（発光素子）を多数配列して成るＬＥＤアレイが注
目され、ＬＥＤアレイを用いたプリンタが開発されてい
る。電子機器の小型化に伴って作像部を構成する各ユニ
ット間の間隔は狭くなってきており、とりわけ現像装置
の近傍はトナーが飛散し易いために周辺の各ユニットに
トナー汚れが発生する。このように静電潜像を形成する
ＬＥＤアレイにおいては、その結像光学系のロッドレン
ズアレイの先端面にトナーが付着すると、光量にムラが
発生し、異常画像発生の原因になる。
【０００４】なお、特開昭６２−１２５３７６号公報、
特開昭６２−１２５３７７号公報、特開平３−４２４９
号公報には、帯電器を画像形成装置本体に着脱する際に
その着脱動作と連動して作動する清掃部材によって帯電
器のコロナワイヤを清掃する構成が開示されているが、
ＬＥＤアレイの光束出射面を清掃する構成は開示されて
いない。
特開昭６２−１２５３７７号公報、特開平３−４２４９
号公報には、帯電器を画像形成装置本体に着脱する際に
その着脱動作と連動して作動する清掃部材によって帯電
器のコロナワイヤを清掃する構成が開示されているが、
ＬＥＤアレイの光束出射面を清掃する構成は開示されて
いない。
【０００５】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、ＬＥＤアレイを光記録手段として用いた電子写真式
画像形成装置において、飛散したトナーの付着により作
動不良を起し易いＬＥＤアレイの光束出射面を容易に清
掃することができるＬＥＤアレイの清掃装置を提供する
ことを目的としている。
り、ＬＥＤアレイを光記録手段として用いた電子写真式
画像形成装置において、飛散したトナーの付着により作
動不良を起し易いＬＥＤアレイの光束出射面を容易に清
掃することができるＬＥＤアレイの清掃装置を提供する
ことを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、感光体に対する光記録手段としてＬＥＤアレ
イを用いた電子写真式の画像形成装置において、該ＬＥ
Ｄアレイに隣接した帯電器をその長手方向に沿って手前
側に引き出し自在に構成すると共に、該帯電器の奥部に
前記ＬＥＤアレイの光束出射面に摺接可能な清掃部材を
該ＬＥＤアレイに向けて突出し、該帯電器の引き出し及
び収納時に該清掃部材によって該光束出射面を清掃する
ようにしたことを特徴とし、また、前記帯電器の収納時
及び引き出し完了時共に、前記清掃部材の少なくとも一
部が前記ＬＥＤアレイの光束出射面に接触していること
を特徴としている。
本発明は、感光体に対する光記録手段としてＬＥＤアレ
イを用いた電子写真式の画像形成装置において、該ＬＥ
Ｄアレイに隣接した帯電器をその長手方向に沿って手前
側に引き出し自在に構成すると共に、該帯電器の奥部に
前記ＬＥＤアレイの光束出射面に摺接可能な清掃部材を
該ＬＥＤアレイに向けて突出し、該帯電器の引き出し及
び収納時に該清掃部材によって該光束出射面を清掃する
ようにしたことを特徴とし、また、前記帯電器の収納時
及び引き出し完了時共に、前記清掃部材の少なくとも一
部が前記ＬＥＤアレイの光束出射面に接触していること
を特徴としている。
【０００７】
【作用】本発明によれば、帯電器の引き出し動作によ
り、ＬＥＤアレイの光束出射面を容易に清掃することが
可能となる。
り、ＬＥＤアレイの光束出射面を容易に清掃することが
可能となる。
【０００８】
【実施例】本発明の第一の実施例を図１ないし図３に基
づいて説明する。図１は本発明を適用する画像形成装置
の概略構成説明図であり、ドラム状の感光体１の外周に
は、ＬＥＤアレイ２から成る光記録手段と、感光体１を
一様に帯電する帯電器３と、感光体１上の静電潜像を可
視化する現像装置４と、感光体１の下方の転写位置に配
置されて給紙部５から給紙される記録紙を受け継ぐ転写
・搬送部６と、クリーニング部９等が配列されている。
また、記録紙上に転写されたトナー画像を定着する定着
部７と、排紙トレイ８とが設けられている。
づいて説明する。図１は本発明を適用する画像形成装置
の概略構成説明図であり、ドラム状の感光体１の外周に
は、ＬＥＤアレイ２から成る光記録手段と、感光体１を
一様に帯電する帯電器３と、感光体１上の静電潜像を可
視化する現像装置４と、感光体１の下方の転写位置に配
置されて給紙部５から給紙される記録紙を受け継ぐ転写
・搬送部６と、クリーニング部９等が配列されている。
また、記録紙上に転写されたトナー画像を定着する定着
部７と、排紙トレイ８とが設けられている。
【０００９】図２（ａ）は図１のＬＥＤアレイ２と帯電
器３とを手前側から見た正面図、同図（ｂ）は裏側から
見た背面図、同図（ｃ）は底面（感光体１側）から見た
底面図である。ＬＥＤアレイ２は画像形成装置本体の側
板１１に止着されており、その先端面（感光体１と対向
する光束出射面）にはロッドレンズアレイ１２（基板と
基板に埋め込まれた複数のレンズからなる）が突設され
ている。このＬＥＤアレイ２に隣接配置された帯電器３
は、側板１１に進退自在に保持されたケーシング１４
と、このケーシング１４の内側に架設されてこのケーシ
ング１４と共に移動可能なワイヤ１５と、ケーシング１
４の奥側の一端からロッドレンズアレイ１２の下方に伸
びるアーム１６と、このアーム１６の先端部に固定され
てロッドレンズアレイ１２の先端面に摺接可能な位置関
係をもつ清掃部材１７とを有する。
器３とを手前側から見た正面図、同図（ｂ）は裏側から
見た背面図、同図（ｃ）は底面（感光体１側）から見た
底面図である。ＬＥＤアレイ２は画像形成装置本体の側
板１１に止着されており、その先端面（感光体１と対向
する光束出射面）にはロッドレンズアレイ１２（基板と
基板に埋め込まれた複数のレンズからなる）が突設され
ている。このＬＥＤアレイ２に隣接配置された帯電器３
は、側板１１に進退自在に保持されたケーシング１４
と、このケーシング１４の内側に架設されてこのケーシ
ング１４と共に移動可能なワイヤ１５と、ケーシング１
４の奥側の一端からロッドレンズアレイ１２の下方に伸
びるアーム１６と、このアーム１６の先端部に固定され
てロッドレンズアレイ１２の先端面に摺接可能な位置関
係をもつ清掃部材１７とを有する。
【００１０】ケーシング１４が進退する方向は側板１１
の平面と直交する方向である。手前側の側板１１には、
ワイヤ１５の移動経路上に配置するワイヤ１５用の清掃
部材１９が設けられ、この清掃部材１９は帯電器３をワ
イヤ１５の長さ方向と平行な方向に進退させる際にワイ
ヤ１５に摺接される。また、この清掃部材１９は、ケー
シング１４の移動を妨害しないように側板１１から突設
された支持部材２０により支持されている。
の平面と直交する方向である。手前側の側板１１には、
ワイヤ１５の移動経路上に配置するワイヤ１５用の清掃
部材１９が設けられ、この清掃部材１９は帯電器３をワ
イヤ１５の長さ方向と平行な方向に進退させる際にワイ
ヤ１５に摺接される。また、この清掃部材１９は、ケー
シング１４の移動を妨害しないように側板１１から突設
された支持部材２０により支持されている。
【００１１】図３（ａ）及び（ｂ）はＬＥＤアレイ２の
ロッドレンズアレイ１２の先端面の清掃状態を示す平面
図であり、図３（ａ）に示すように帯電器３を奥側に押
し込んで装着した状態（収納状態）においては、清掃部
材１７はロッドレンズアレイ１２と非接触の位置にある
ため、画像形成のための光記録動作を妨げることがな
い。一方、同図（ｂ）のように帯電器３を引き出した場
合には、その引き出し過程で清掃部材１７がロッドレン
ズアレイ１２の先端面に摺接しながら移動するため、ロ
ッドレンズアレイ１２の先端面に付着したトナーを除去
することができる。このレンズ清掃動作と同時にワイヤ
１５が清掃部材１９によって清掃される。
ロッドレンズアレイ１２の先端面の清掃状態を示す平面
図であり、図３（ａ）に示すように帯電器３を奥側に押
し込んで装着した状態（収納状態）においては、清掃部
材１７はロッドレンズアレイ１２と非接触の位置にある
ため、画像形成のための光記録動作を妨げることがな
い。一方、同図（ｂ）のように帯電器３を引き出した場
合には、その引き出し過程で清掃部材１７がロッドレン
ズアレイ１２の先端面に摺接しながら移動するため、ロ
ッドレンズアレイ１２の先端面に付着したトナーを除去
することができる。このレンズ清掃動作と同時にワイヤ
１５が清掃部材１９によって清掃される。
【００１２】次いで、本発明の第二の実施例を図４に基
づいて説明する。前記実施例と同一部分は同一符号を用
い説明も省略する。本実施例は、帯電器３から延びるア
ーム１６に取り付けられた清掃部材１７が実線で示す収
納位置にあるときには、その清掃部材１７がロッドレン
ズアレイ１２の奥側の先端面に接触するように構成した
点が特徴的である。前記実施例において、図３（ａ）に
示すように帯電器３を収納位置に押し込んだ状態では、
清掃部材１７がロッドレンズアレイ１２と非接触である
ため、その収納状態において清掃部材１７の清掃面（ロ
ッドレンズアレイ１２先端と接する面）をロッドレンズ
アレイ１２の先端面を越えた位置に突出させておき、帯
電器３を引き出すときに清掃部材１７をロッドレンズア
レイ１２の先端面に確実に接触させるように配慮する必
要があるが、このように構成すると、清掃開始時に清掃
部材１７がロッドレンズアレイ１２の端部の角部に突き
当たって弾性変形してからロッドレンズアレイ１２の先
端面に乗り上げることとなる。このため、清掃部材１７
が損耗し易くなり寿命が短くなるおそれがある。これに
対して、本実施例においては、収納状態において清掃部
材１７の一部を予めロッドレンズアレイ１２の先端面に
圧接させた状態に保持しておき、帯電器３の移動時には
そのままロッドレンズアレイ１２の先端面を摺動しなが
ら移動することになるため、ロッドレンズアレイ１２の
角部による損耗が発生する余地がなくなり、清掃部材１
７の寿命を延ばすことができる。
づいて説明する。前記実施例と同一部分は同一符号を用
い説明も省略する。本実施例は、帯電器３から延びるア
ーム１６に取り付けられた清掃部材１７が実線で示す収
納位置にあるときには、その清掃部材１７がロッドレン
ズアレイ１２の奥側の先端面に接触するように構成した
点が特徴的である。前記実施例において、図３（ａ）に
示すように帯電器３を収納位置に押し込んだ状態では、
清掃部材１７がロッドレンズアレイ１２と非接触である
ため、その収納状態において清掃部材１７の清掃面（ロ
ッドレンズアレイ１２先端と接する面）をロッドレンズ
アレイ１２の先端面を越えた位置に突出させておき、帯
電器３を引き出すときに清掃部材１７をロッドレンズア
レイ１２の先端面に確実に接触させるように配慮する必
要があるが、このように構成すると、清掃開始時に清掃
部材１７がロッドレンズアレイ１２の端部の角部に突き
当たって弾性変形してからロッドレンズアレイ１２の先
端面に乗り上げることとなる。このため、清掃部材１７
が損耗し易くなり寿命が短くなるおそれがある。これに
対して、本実施例においては、収納状態において清掃部
材１７の一部を予めロッドレンズアレイ１２の先端面に
圧接させた状態に保持しておき、帯電器３の移動時には
そのままロッドレンズアレイ１２の先端面を摺動しなが
ら移動することになるため、ロッドレンズアレイ１２の
角部による損耗が発生する余地がなくなり、清掃部材１
７の寿命を延ばすことができる。
【００１３】なお、図４中の実線で示す収納状態と、仮
想線で示す引き出し状態との何れにおいても、清掃部材
１７はロッドレンズアレイ１２の有効幅内には干渉しな
いので、光記録動作に悪影響を及ぼす虞れは一切ない。
想線で示す引き出し状態との何れにおいても、清掃部材
１７はロッドレンズアレイ１２の有効幅内には干渉しな
いので、光記録動作に悪影響を及ぼす虞れは一切ない。
【００１４】なお、ＬＥＤアレイ２と感光体１との間に
図示しないカバーガラスを配置したタイプの作像部にお
いては、帯電器３から延びる清掃部材１７を、そのカバ
ーガラスの感光体１側の面（光束出射面）に摺接させて
おき、帯電器３の着脱動作によって清掃部材１７でカバ
ーガラスを清掃するようにすればよい。
図示しないカバーガラスを配置したタイプの作像部にお
いては、帯電器３から延びる清掃部材１７を、そのカバ
ーガラスの感光体１側の面（光束出射面）に摺接させて
おき、帯電器３の着脱動作によって清掃部材１７でカバ
ーガラスを清掃するようにすればよい。
【００１５】これまで述べたＬＥＤアレイ２はライン型
の光記録手段であるが、光記録手段としては他に偏向走
査型の光記録手段があるが、これらの型式の異なる光記
録手段を具備する画像形成装置の実施例について説明す
る。
の光記録手段であるが、光記録手段としては他に偏向走
査型の光記録手段があるが、これらの型式の異なる光記
録手段を具備する画像形成装置の実施例について説明す
る。
【００１６】本実施例において、画像形成装置としてデ
ジタル複写機を例に説明する。なお、図１ないし図４に
おいて説明した部分と同一部分については同一符号を用
いて説明する。２１はデジタル複写機の本体で、この本
体２１の上部には、自動原稿供給装置２２によって供給
された原稿の画像を読み取る原稿読取装置２３が設けら
れている。この原稿読取装置２３は、自動原稿供給装置
２２によりコンタクトガラス２４上に供給された原稿を
光源２５により照明し、その原稿の反射画像を、複数の
ミラー２６，２７，２８により順次反射し、結像レンズ
２９によりＣＣＤイメージセンサ（固体撮像素子）３０
に結像するものである。このＣＣＤイメージセンサ３０
は、フィルタ（図示せず）により色分解された原稿画像
をそれぞれの色に対応する電気信号に変換する。
ジタル複写機を例に説明する。なお、図１ないし図４に
おいて説明した部分と同一部分については同一符号を用
いて説明する。２１はデジタル複写機の本体で、この本
体２１の上部には、自動原稿供給装置２２によって供給
された原稿の画像を読み取る原稿読取装置２３が設けら
れている。この原稿読取装置２３は、自動原稿供給装置
２２によりコンタクトガラス２４上に供給された原稿を
光源２５により照明し、その原稿の反射画像を、複数の
ミラー２６，２７，２８により順次反射し、結像レンズ
２９によりＣＣＤイメージセンサ（固体撮像素子）３０
に結像するものである。このＣＣＤイメージセンサ３０
は、フィルタ（図示せず）により色分解された原稿画像
をそれぞれの色に対応する電気信号に変換する。
【００１７】前記原稿読取装置２３の下方には、感光体
１が回転自在に設けられている。この感光体１の周囲に
は、帯電器３１と、偏向走査型の光記録手段３２と、現
像装置３３と、帯電器３と、ライン型光記録手段として
のＬＥＤアレイ２と、現像装置４と、転写器６ａを有す
る転写・搬送部６と、クリーニング部９とが配列されて
いる。また、本体２１には、この本体２１の下部の一側
に装着された給紙トレイ（図示せず）上の記録紙３４を
送り出す給紙ローラ３５と、複数の搬送ローラ３６と、
レジストローラ３７と、定着部７とが設けられている。
１が回転自在に設けられている。この感光体１の周囲に
は、帯電器３１と、偏向走査型の光記録手段３２と、現
像装置３３と、帯電器３と、ライン型光記録手段として
のＬＥＤアレイ２と、現像装置４と、転写器６ａを有す
る転写・搬送部６と、クリーニング部９とが配列されて
いる。また、本体２１には、この本体２１の下部の一側
に装着された給紙トレイ（図示せず）上の記録紙３４を
送り出す給紙ローラ３５と、複数の搬送ローラ３６と、
レジストローラ３７と、定着部７とが設けられている。
【００１８】前記偏向走査型の光記録手段３２は、レー
ザーダイオード等のビーム発光素子（図示せず）から照
射されたビーム光をシリンドリカルレンズ（図示せず）
により副走査方向に集光し、集光されたビーム光をモー
タ３８により駆動されるポリゴンミラー３９で偏向し、
偏向されたビーム光をミラー４０，４１，４２を介して
前記感光体１に照射するものである。
ザーダイオード等のビーム発光素子（図示せず）から照
射されたビーム光をシリンドリカルレンズ（図示せず）
により副走査方向に集光し、集光されたビーム光をモー
タ３８により駆動されるポリゴンミラー３９で偏向し、
偏向されたビーム光をミラー４０，４１，４２を介して
前記感光体１に照射するものである。
【００１９】このような構成において、原稿読取装置２
３によって読み取られた画像データ、すなわち、ＣＣＤ
イメージセンサ３０によってそれぞれの色に応じて電気
信号に変換された画像データは、画像処理部（図示せ
ず）で変換され、続いて、特定の色（例えば黒色）の画
像データは偏向走査型の光記録手段３２に出力され、他
の色（例えば赤色）の画像データは一旦メモリ（図示せ
ず）に格納された後、特定の色の画像データより遅れた
タイミングでＬＥＤアレイ２に出力される。一方、感光
体１は時計方向に駆動され、所定のタイミングで放電す
る帯電器３１と帯電器３とにより帯電される。この帯電
部分に偏向走査型の光記録手段３２とＬＥＤアレイ２と
により静電潜像が形成される。これらの静電潜像はそれ
ぞれ現像装置３３又は現像装置４により現像される。そ
して、給紙ローラ３５と搬送ローラ３６とにより供給さ
れた記録紙３４が、感光体１の動作に同期して回転する
レジストローラ３７により感光体１の下部外周に搬送さ
れると、感光体１上の現像画像が転写器６ａにより記録
紙３４上に転写される。この記録紙３４は定着部７によ
り熱と圧力とを受けるため、転写画像が定着される。
３によって読み取られた画像データ、すなわち、ＣＣＤ
イメージセンサ３０によってそれぞれの色に応じて電気
信号に変換された画像データは、画像処理部（図示せ
ず）で変換され、続いて、特定の色（例えば黒色）の画
像データは偏向走査型の光記録手段３２に出力され、他
の色（例えば赤色）の画像データは一旦メモリ（図示せ
ず）に格納された後、特定の色の画像データより遅れた
タイミングでＬＥＤアレイ２に出力される。一方、感光
体１は時計方向に駆動され、所定のタイミングで放電す
る帯電器３１と帯電器３とにより帯電される。この帯電
部分に偏向走査型の光記録手段３２とＬＥＤアレイ２と
により静電潜像が形成される。これらの静電潜像はそれ
ぞれ現像装置３３又は現像装置４により現像される。そ
して、給紙ローラ３５と搬送ローラ３６とにより供給さ
れた記録紙３４が、感光体１の動作に同期して回転する
レジストローラ３７により感光体１の下部外周に搬送さ
れると、感光体１上の現像画像が転写器６ａにより記録
紙３４上に転写される。この記録紙３４は定着部７によ
り熱と圧力とを受けるため、転写画像が定着される。
【００２０】このような２色のデジタル複写機では、白
黒画像をメインと考え、画素の密度が高い偏向走査型の
光記録手段３２により解像度の高い画像を形成する。印
刷頻度が少ないと思われる赤色等の他の色の画像につい
ては、画像品質のレベルを下げる考えの基に、光路長が
短く構造が簡易なＬＥＤアレイ２で画像を形成すること
により、感光体１の周囲の部品配置を容易にし、現像装
置３３，４のトナー容器を大きくすることができ、しか
も、本体２１の小型化を図ることが可能となる。
黒画像をメインと考え、画素の密度が高い偏向走査型の
光記録手段３２により解像度の高い画像を形成する。印
刷頻度が少ないと思われる赤色等の他の色の画像につい
ては、画像品質のレベルを下げる考えの基に、光路長が
短く構造が簡易なＬＥＤアレイ２で画像を形成すること
により、感光体１の周囲の部品配置を容易にし、現像装
置３３，４のトナー容器を大きくすることができ、しか
も、本体２１の小型化を図ることが可能となる。
【００２１】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、帯
電器を清掃等のメンテナンスのために引き出すときに、
ＬＥＤアレイの光束出射面を清掃部材によって同時に且
つ容易に清掃することができ、しかも、帯電器とＬＥＤ
アレイとは互いに近接配置されるため、トナーによる汚
れの程度も同程度であり、これにより、両者のメンテナ
ンス時期が略同一となり、メンテナンス上での無駄がな
くなる等の効果を有する。
電器を清掃等のメンテナンスのために引き出すときに、
ＬＥＤアレイの光束出射面を清掃部材によって同時に且
つ容易に清掃することができ、しかも、帯電器とＬＥＤ
アレイとは互いに近接配置されるため、トナーによる汚
れの程度も同程度であり、これにより、両者のメンテナ
ンス時期が略同一となり、メンテナンス上での無駄がな
くなる等の効果を有する。
【図１】本発明の第一の実施例を示すもので、画像形成
装置の概略構成図である。
装置の概略構成図である。
【図２】ＬＥＤアレイと帯電器との関係を示すもので、
（ａ）は正面図、（ｂ）は背面図、（ｃ）は底図であ
る。
（ａ）は正面図、（ｂ）は背面図、（ｃ）は底図であ
る。
【図３】帯電器の収納引き出し動作を示すもので、
（ａ）は収納状態を示す平面図、（ｂ）は引き出し状態
を示す平面図である。
（ａ）は収納状態を示す平面図、（ｂ）は引き出し状態
を示す平面図である。
【図４】本発明の第二の実施例を示す平面図である。
【図５】ＬＥＤアレイと偏向走査型の光記録手段とを具
備する画像形成装置の構成図である。
備する画像形成装置の構成図である。
１ 感光体 ２ ＬＥＤアレイ ３ 帯電器 １７ 清掃部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｊ 2/455 Ｇ０３Ｇ 15/02 １０１ 15/04 １１６ 9122−2Ｈ 21/00 １１１ Ｈ０４Ｎ 1/036 Ａ 9070−5Ｃ
Claims (2)
- 【請求項１】 感光体に対する光記録手段としてＬＥＤ
アレイを用いた電子写真式の画像形成装置において、該
ＬＥＤアレイに隣接した帯電器をその長手方向に沿って
手前側に引き出し自在に構成すると共に、該帯電器の奥
部に前記ＬＥＤアレイの光束出射面に摺接可能な清掃部
材を該ＬＥＤアレイに向けて突出し、該帯電器の引き出
し及び収納時に該清掃部材によって該光束出射面を清掃
するようにしたことを特徴とする光記録用ＬＥＤアレイ
の清掃装置。 - 【請求項２】 前記帯電器の収納時及び引き出し完了時
共に、前記清掃部材の少なくとも一部が前記ＬＥＤアレ
イの光束出射面に接触していることを特徴とする請求項
１記載の光記録用ＬＥＤアレイの清掃装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/018,429 US5376994A (en) | 1992-02-13 | 1993-02-16 | Compact BI-color electrophotographic image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-59299 | 1992-02-13 | ||
| JP5929992 | 1992-02-13 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05286206A true JPH05286206A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=13109359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31514892A Pending JPH05286206A (ja) | 1992-02-13 | 1992-11-25 | 光記録用ｌｅｄアレイの清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05286206A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100854010B1 (ko) * | 2006-02-03 | 2008-08-26 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 화상 형성 장치 |
| JP2008246930A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 露光装置および画像形成装置 |
| JP2013231837A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP31514892A patent/JPH05286206A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100854010B1 (ko) * | 2006-02-03 | 2008-08-26 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 화상 형성 장치 |
| JP2008246930A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 露光装置および画像形成装置 |
| JP2013231837A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
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