JPH0731131A - ゲート電力供給装置 - Google Patents

ゲート電力供給装置

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JPH0731131A
JPH0731131A JP5167880A JP16788093A JPH0731131A JP H0731131 A JPH0731131 A JP H0731131A JP 5167880 A JP5167880 A JP 5167880A JP 16788093 A JP16788093 A JP 16788093A JP H0731131 A JPH0731131 A JP H0731131A
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power
power supply
snubber
circuit
energy
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JP5167880A
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Yukinori Tsuruta
幸憲 弦田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スナバコンデンサの蓄積電荷をゲート電力に利
用するとともに、装置点検時や保守時の試験的なゲート
出力を得ることが可能な装置を得る。 【構成】GTO31のスナバコンデンサ31Cのエネル
ギーを直流電力に変換するスナバエネルギー回生回路3
1Sの直流出力にトランジスタドロッパ70,71によ
る電圧安定化手段を有した第1ゲート電力供給手段と、
高周波電源5によりトランス31Tを介しダイオード7
5により整流して得られる第2のゲート電力供給手段を
有し、第1のゲート電力供給手段の出力をダイオード7
4を介し、ゲート電力に変換するDC/DCコンバータ
61の入力に接続し、第2のゲート電力供給手段の出力
を75を介し、6の入力に共通接続し、第1のゲート電
力供給手段の出力電圧設定を第2のゲート電力供給手段
の出力電圧より高い値に設定するゲート電力供給装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、GTO( ゲートターン
オフサイリスタ) のごとき自己消弧形素子を用いた電力
変換装置のスナバエネルギー回生装置に係り、特に、ス
ナバエネルギーの一部をゲート電源へ回生する回路と、
ゲート電力を低電位側からトランスを用いて供給する回
路あるいはゲート電力を供給可能なバッテリとの併用が
可能なゲート電力供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常GTO、サイリスタ等の半導体素子
は、スナバ回路を用いて使用される。これは、ターンオ
フ時の単位時間当たりの電位変化率(dV/dt)を低
減し、過電圧から素子を保護するためという理由に基づ
いている。
【0003】しかし、スナバ回路で生ずるスナバ損失
は、自励インバータ回路では周波数が1000HZ程度
になると数100Wに達することがあり、効率の低下を
来すばかりでなく、冷却面で周囲の電気品への熱的影響
が制約となって構造を簡素化する上で障害になってい
た。
【0004】このことは、次に述べる従来例の説明から
明かである。例えば、図14は、従来のスナバ回路とゲ
ート電力供給装置の第1例を示すブロック図である。図
中、31はGTO、31Cはスナバコンデンサ、31D
はフィードバックダイオード、31Eはスナバダイオー
ド、31Gはゲート回路、31Rはスナバ抵抗を示して
いる。
【0005】この場合、ゲート電力は、高周波電源(G
PS)5を接続した高周波電源系20KACよりトラン
ス31Tを介し、ゲート回路31Gに供給する。ゲート
のオンオフ信号は、ライトガイド41L、42Lを介
し、ゲート回路31Gに伝送している。
【0006】このように構成したスナバ回路の抵抗31
Rの損失Ps は、GTO31のターンオン時の損失と、
ターンオフ時の損失の和で一般に下式のように示され
る。 Ps =1/2・C・E2 ・f+1/2・k・C・E2 ・f =1/2・(1+K)・c・E2 ・f …(1) ここで、C:スナバコンデンサ31Cの容量,E:直流
電圧,f:スイッチング周波数,k:比例定数で回路に
依存する。
【0007】近年、GTO素子31が大容量化するに従
い、ターンオフ時の遮断耐量を確保するために大容量の
スナバコンデンサが必要となり、従来のスナバ回路で
は、(1)式で示す通り、スナバ損失Ps が増加してし
まう。例えば、1400A級のGTOではスナバコンデ
ンサCs =2μF、1500A級のGTOではCs =3
μF、2000A級のGTOではCs =6μFが標準的
に使用されている。
【0008】このような必然性から、スナバ回路の熱損
失が素子の大容量化に伴い、大幅に増加し、装置効率の
低下を来すばかりでなく、冷却面で周囲の電気品への熱
的影響が制約となって構造を簡素化する上で妨げとなっ
ていた。
【0009】また、装置の大容量化に従い、省エネルギ
ー化や効率向上が問われるようになり、スナバ回路のエ
ネルギーを有効に利用して効率の向上を図るとともに、
発熱部分を減らして小型化の制約を取り除くスナバエネ
ルギー回生回路の研究開発が行われてきている。
【0010】このような要求に対して、従来から図15
のようなスナバエネルギー回生回路が提案されており、
これはスナバエネルギー回生回路31Sを用いてスナバ
回路の蓄積エネルギーをゲート電力に利用したものであ
る。図中、図14と同一部分、あるいは同相当部分には
同一符号を付してその説明を省略する。
【0011】この回路では、GTO31のターンオン時
にスナバコンデンサ31Cの蓄積エネルギーはスナバエ
ネルギー回生回路31Sにより、ゲート電力に変換さ
れ、ゲート回路31Gに利用される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように構成した従
来のスナバエネルギー回生回路においてもまだ、下記の
ような問題点があった。 (1) スナバエネルギーをゲート電力に利用しているの
で、主回路を動作させないとゲート電力が得られず、装
置の点検や保守する上で、試験的にゲートを出力するこ
とができない。
【0013】(2) 装置運転中例えば、負荷急変や停電時
に主回路電圧が低下した場合にゲート電力を確保するた
めには、大容量のコンデンサが必要であり、装置の小型
化の妨げとなっていた。
【0014】本発明の目的は、スナバコンデンサの蓄積
電荷をゲート電力に利用するとともに、装置点検時や保
守時の試験的なゲート出力を得ることが可能なゲート電
力供給装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に対応する発明は、自己消弧形素子を用い
た電力変換装置に、スナバコンデンサを含むスナバ回路
が接続されたものにおいて、前記スナバコンデンサのエ
ネルギーを直流電力に変換するスナバエネルギー回生回
路と、このスナバエネルギー回生回路の直流出力を電圧
安定化手段を介して第1の電力を得る第1の電力供給手
段と、高周波電源によりトランスを介して第2の電力を
得る第2の電力供給手段と、前記第1および第2の電力
供給手段からの電力をそれぞれ整流してゲート電力に変
換する変換手段とを具備し、前記第1の電力供給手段の
出力電圧設定を前記第2の電力供給手段の出力電圧より
高い値に設定することを特徴とするゲート電力供給装置
である。
【0016】前記目的を達成するために、請求項2に対
応する発明は、自己消弧形素子を用いた電力変換装置
に、スナバコンデンサを含むスナバ回路が接続されたも
のにおいて、前記スナバコンデンサのエネルギーを直流
電力に変換するスナバエネルギー回生回路と、このスナ
バエネルギー回生回路の直流出力を電圧安定化手段を介
して第1の電力を得る第1の電力供給手段と、充放電可
能なバッテリにより第2の電力を得る第2の電力供給手
段と、前記第1の電力供給手段からの電力を整流し、前
記第2の電力供給手段からの電力をゲート電力に変換す
る変換手段とを具備し、前記第1の電力供給手段の出力
電圧設定を前記第2の電力供給手段の出力電圧より高い
値に設定することを特徴とするゲート電力供給装置であ
る。
【0017】前記目的を達成するために、請求項3に対
応する発明は、自己消弧形素子を用いた電力変換装置
に、スナバコンデンサを含むスナバ回路が接続されたも
のにおいて、前記スナバコンデンサのエネルギーを直流
電力に変換するスナバエネルギー回生回路と、高周波電
源によりトランスを介して所定の電力を得る電力供給手
段と、この電力供給手段からの電力をゲート電力に変換
する変換手段と、前記スナバエネルギー回生回路の直流
出力を高周波交流電力に変換するコンバータと、このコ
ンバータの高周波交流電力を全波整流して電力を得る手
段であって、該手段を少なくとも1個以上装置の構成素
子数n個(nは整数)設け、各々の全波整流回路の直流
出力をn個直列接続して構成し、回生インバータの直流
入力とし、該回生インバータの交流出力を商用の制御電
源に接続してn個のスナバエネルギーを商用電源へ回収
する商用電源回収手段とを具備したことを特徴とするゲ
ート電力供給装置である。
【0018】前記目的を達成するために、請求項4に対
応する発明は、自己消弧形素子を用いた電力変換装置
に、スナバコンデンサを含むスナバ回路が接続されたも
のにおいて、前記スナバコンデンサのエネルギーを直流
電力に変換するスナバエネルギー回生回路と、高周波電
源によりトランスを介して所定の電力を得る電力供給手
段と、この電力供給手段からの電力をゲート電力に変換
する変換手段と、前記スナバエネルギー回生回路の直流
出力を高周波交流電力に変換するコンバータと、このコ
ンバータの高周波交流電力を全波整流して電力を得る手
段であって、該手段を少なくとも1個以上装置の構成素
子数n個(nは整数)設け、おのおの全波整流回路の直
流出力をn個直列接続して構成し、回生インバータの直
流入力とし、該回生インバータの交流出力を商用の制御
電源に接続してn個のスナバエネルギーを商用電源へ回
収する商用電源回収手段と、前記自己消弧形素子のカソ
ードにその一端が接続され、その他端が主回路に逆流素
子を介して接続されたリアクトルとを具備し、前記スナ
バ回路のエネルギーとともに、前記リアクトルのエネル
ギーも同時に回収処理することを特徴とするゲート電力
供給装置である。
【0019】前記目的を達成するために、請求項5に対
応する発明は、自己消弧形素子を用いた電力変換装置
に、スナバコンデンサを含むスナバ回路が接続されたも
のにおいて、前記スナバコンデンサのエネルギーを直流
電力に変換するスナバエネルギー回生回路と、このスナ
バエネルギー回生回路の直流出力を電圧安定化手段を介
して第1の電力を得る第1の電力供給手段と、この第1
の電力供給手段の電力をゲート電力に変換する変換手段
と、前記自己消弧形素子のカソードにその負端子が接続
され、かつその正端子が前記変換手段または前記スナバ
エネルギー回生回路の入力側の両端子にそれぞれ接続さ
れ、常時充電状態を保持し、前記スナバエネルギー回生
回路の出力低下時にバックアップ動作するバッテリと、
このバッテリの正端子と前記スナバエネルギー回生回路
の入力側に接続され、リアクトルと逆流防止素子とコン
デンサとスイッチング素子からなり、前記スナバ回路の
状態に応じて前記バッテリの電流経路を決める試験手段
とを具備したことを特徴とするゲート電力供給装置であ
る。
【0020】前記目的を達成するために、請求項6に対
応する発明は、自己消弧形素子を用いた電力変換装置
に、スナバコンデンサを含むスナバ回路が接続されたも
のにおいて、前記スナバコンデンサのエネルギーを直流
電力に変換するスナバエネルギー回生回路と、このスナ
バエネルギー回生回路の直流出力を電圧安定化手段を介
して第1の電力を得る第1の電力供給手段と、この第1
の電力供給手段が不動作のとき、充放電制御可能なバッ
テリにより第2の電力を得る第2の電力供給手段と、前
記第1および第2の電力供給手段からの電力をそれぞれ
整流してゲート電力に変換する変換手段と、前記第1の
電力供給手段の不動作時に、前記第2の電力供給手段の
動作により、電力を供給し、かつ前記第1のゲート電力
供給手段が動作して電力の確立後、第1の電力供給手段
によって電力を供給すると同時に、前記第2の電力供給
手段によりバッテリを充電し、該バッテリの自己放電等
による電圧低下時にも、前記第2の電力供給手段によ
り、前記バッテリを補充電する充放電制御手段とを具備
したことを特徴とするゲート電力供給装置である。
【0021】
【作用】請求項1または請求項2に対応する発明によれ
ば、ゲート電力を供給する高周波電源あるいはバッテリ
を具備し、主回路電圧確立時にスナバエネルギー回生回
路による回生電力をゲート電力として利用し、主回路電
圧低下時や主電源をオフしてゲート回路を試験する際に
前記高周波電源あるいはバッテリによるゲート電力の供
給を行うように作用するゲート電力供給装置を構成した
ものである。このため、スナバエネルギーのゲート電力
への利用が可能となり、変換効率の向上が期待でき、さ
らに、ゲート回路を試験する際に、主電源をオフしてゲ
ートを出力できるので、装置の簡便な試験、保守が可能
である。
【0022】請求項3に対応する発明によれば、請求項
1または請求項2の作用に加えてスナバエネルギーを回
収する回路の高周波化により小形化できる。請求項4に
対応する発明によれば、スナバエネルギーおよびリアク
トルのエネルギーを回収できるので、熱損失低減が可能
になる。請求項5または請求項6に対応する発明によれ
ば、主電源の切りの状態でバッテリによるゲート回路の
出力が確実に得られる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明のゲート電力供給装置の第1実施例を
示すブロック図であり、図14、図15と同一部分、あ
るいは同相当部分には同一符号を付してその説明を省略
する。スナバエネルギー回生回路31Sは、スナバコン
デンサ31Cの蓄積電荷をGTO31がオンしたとき、
リアクトル51、トランジスタ54を介して放電し、リ
アクトル51のエネルギーに変換した上でトランジスタ
54をオフし、ダイオード56を介し、コンデンサ60
にリアクトル51のエネルギーを回収する。
【0024】さらに、抵抗58、59で分圧し、ダイオ
ード57を介しコンデンサ60を初期充電する初充電回
路を設けている。これはゲート回路31Gの起動時の最
初のオフゲート電流を出力するエネルギーを初充電する
必要があるという理由に基づいている。GTO31のオ
ンオフ時に発生するスナバエネルギーを利用してゲート
電力を得ているので、GTO31が起動前はゲート電力
が得られないからである。
【0025】このように構成して得られたコンデンサ6
0に蓄積された直流電力は、トランジスタ70と定電圧
制御回路71より構成したトランジスタドロッパにより
安定化後、ダイオード74を介し、1入力3出力のDC
/DCコンバータ61に供給される。定電圧制御回路7
1は、基準電圧設定器73の電圧VREFと帰還電圧V
FBKが一定となるよう演算増幅器72で制御される。
このようにトランジスタドロッパにより安定化するの
は、スナバエネルギーの余剰エネルギーを消費する必要
があることと、安定したゲート電源とするには主回路の
急峻な電圧変化に高速応答する高精度の安定化が必要で
あるという理由に基づいている。
【0026】このようにして得られた直流電力は、DC
/DCコンバータ61により、オンゲート電源PON、
負バイアス電源N、オフゲート電源POFFの3出力電
圧に変換され、ゲート回路31Gへ供給される。
【0027】高周波電源(GPS)5の出力は、トラン
ス31Tを介して、ダイオード75で整流した上でダイ
オード74とともに、DC/DCコンバータ61の直流
入力となる。
【0028】次に、以上のように構成された第1実施例
の各部の具体的動作について、図2、図3を用いて説明
する。図2はスナバエネルギー回生回路31Sの具体的
動作を説明するタイムチャートであり、(a)はGTO
31のゲート信号、(b)はトランジスタ54のベース
信号、(c)はコンデンサ60の電圧、(d)はコンデ
ンサ31Cの電圧、(e)はリアクトル51の電流波形
を示している。
【0029】トランジスタ54は常時オン状態であり、
スナバエネルギー回生のために時刻t4 〜t5 の間のみ
オフさせる。GTO31にオンゲート信号が与えられる
と、図2(e)に示すように、コンデンサ31Cの蓄積
電荷はGTO31、リアクトル51、トランジスタ54
の閉回路で放電し、リアクトル51のエネルギーに移行
させる。
【0030】時刻t3 でダイオード31Eはオン状態と
なり、リアクトル51、トランジスタ54、ダイオード
31Eの閉回路で電流が還流しはじめる。その後、わず
かな時間をおいて時刻t4 でトランジスタ54をオフす
ると、リアクトル51のエネルギーはダイオード56を
介し、コンデンサ60を充電する。すなわち図2(e)
に示すリアクトル51の電流で斜線で示した部分がゲー
ト電源へ回生されることになる。時刻t5 に再びトラン
ジスタ54がオンし、時刻t6 にオフゲート信号が与え
られると、GTO31はオフする。この時発生するター
ンオフ過電圧は、図2のリアクトル51電流に示すよう
に、t7 以降、主回路の電源へ回生される電流が流れ
る。
【0031】以上述べたように一周期内の動作内にスナ
バエネルギーは、ゲート電源への電力に変換される。例
えばリアクトルL=400μH、抵抗31RのR=10
Ω、直流電圧1000V、f=365HZとすると、放
電電流ピーク値はI=37Aとなり、回生されるゲート
電力は下式の計算となる。
【0032】1/2・L・I2 ・f =1/2・400μH・372 ・365HZ =100W この回路では、トランジスタ54にはほとんどノーマリ
オンで使用するので、印加電圧は常時はかからず、スナ
バエネルギー回生時に回生先のコンデンサ60の電圧が
印加される程度で、低耐圧のトランジスタを使用できる
ことが明らかである。
【0033】図3は、運転モードとゲート電源供給モー
ドの作用を説明する図である。主電源入りの状態で、正
常運転時や制御電源停電時や主電源停電時においてスナ
バエネルギー回生回路31Sの出力電圧が設定値以上確
保できるモードでは、スナバエネルギー回生回路31S
よりトランジスタドロッパ70、ダイオード74を介
し、スナバエネルギーを利用したゲート電力供給の第1
のモードとする。この第1のモードは、トランジスタド
ロッパ70の出力電圧を高周波電源側の出力電圧より数
V高めた設定とすることで、ダイオード75が非導通状
態となることで達成される。
【0034】一方、第2のモードとしては、主電源入り
状態で主電源が所定時間以上停電する場合や、主電源切
り状態で試験的に主回路電圧を定格以下に低めたプリチ
ャージ試験運転や、主電源切り状態でゲート回路31G
を試験する場合等の主回路電圧が確立しない状態でのゲ
ート電力は、高周波電源5よりトランス31T、ダイオ
ード75を介して確保する。
【0035】このように、本発明では基本的には主回路
電圧が確立した状態の第1のモードと確立しない状態で
の第2のモードの2つのモードで作用するという特徴が
ある。このような構成を用いるのは、スナバエネルギー
をゲート電力に利用するとともに、簡便なゲート試験が
可能になるという理由に基づいている。
【0036】図4は、本発明の第2の実施例を示すもの
で、図1と同一部分には同一符号を付してその説明を省
略する。スナバエネルギー回生回路31Sの出力に高周
波交流出力DC/ACコンバータ1を接続し、スナバエ
ネルギーを高周波交流に変換した上でトランス41T1
を介し伝送し、全波整流回路41D1で整流し、直流電
圧を得る。同様に構成した他相のn個の回生回路のトラ
ンス41T2,41T3,〜41Tnを介し、n個の全
波整流回路41D1,41D2,〜41Dnの出力と前
記41D1の出力を直流部で直列接続構成とし一括し
て、回生インバータ2を介して回生されたスナバエネル
ギーを商用電源3に回収する構成としている。
【0037】次に、図4の高周波交流出力のDC/AC
コンバータ1の詳細構成を図5に示す。直流端子P1
トランス82の1次巻線中点に接続され、トランジスタ
80のコレクタがトランス82の1次巻線の一端に接続
され、トランジスタ81のコレクタがトランス82の1
次巻線の他端に接続される。トランジスタ80のコレク
タとトランジスタ81のコレクタは直流端子N1 に接続
され、トランス82の2次巻線の一端が交流出力の一端
1 にトランス82の2次巻線の他端が交流端子の他端
1 に接続され、高周波交流出力20KAC1が導出さ
れる。スナバエネルギー回生回路より得られた直流電圧
がP1 ,N1 端子に印加される。トランジスタ80,8
1はそれぞれ制御回路83のベース信号B1 ,B2 によ
り交互にスイッチングを行い、トランス82を介して直
流電力を高周波交流電力へ変換する。トランス82の2
次電圧は、検出線u,vにより制御回路83に帰還信号
としてとりこまれ、基準電圧設定器84の設定に一致す
るよう定電圧制御する。
【0038】図6は図4の回生インバータ2の詳細構成
を示している。入力端子P2 はフィルタコンデンサ9
8、抵抗器96、トランジスタ90,92のコレクタに
接続されている。抵抗器96の他端は抵抗器97、制御
回路95に接続されている。制御回路95にはさらに同
期電源Vs 、電流検出器94が接続されている。制御回
路95の出力はトランジスタ90,91,92,93の
ベースに接続されている。トランジスタ90のエミッタ
はトランジスタ91のコレクタ及び電流検出器94に接
続されている。トランジスタ92のエミッタはトランジ
スタ93のコレクタ、交流出力端子50/60ACのX
端子に接続されている。入力端子N2 は前記抵抗器97
の他端、前記フィルタコンデンサの他端、トランジスタ
91,93のエミッタに接続されている。
【0039】次に図6のDC/ACコンバータ2の動作
を説明する。図6において入力端子P2 ,N2 間の電圧
Edは、抵抗器96,97により分圧され制御回路95
に入力される。制御回路95ではP2 ,N2 端子間電圧
Ed及び同期電源Vs より、P2 ,N2 端子間電圧Ed
が一定値となるように電力演算を行い、出力電流指令を
演算し、電流検出器94により検出される出力電流が出
力電流指令と一致するようにトランジスタ90,91,
92,93のゲートを制御する。
【0040】このように本発明の第2実施例は、スナバ
エネルギーを回収する回路の高周波化により小形化でき
るという理由に基づいている。図7は本発明の第3実施
例を示す図であり、図4と同一部分には同一符号を付し
てその説明を省略する。図4のスナバエネルギー回生回
路に加えてリアクトル31Lのエネルギーをダイオード
55を介し回収するように構成したものである。リアク
トル31Lのエネルギーを回収する動作以外は図4と同
様なので省略する。
【0041】図8は、図7のリアクトル31Lのエネル
ギーを回収する動作を説明するタイムチャートである。
(a)〜(d)は図2と同様なので説明を省略する。
(e)はリアクトル31Lの電流波形を示している。時
刻t2 に(a)に示すようにオンゲート信号がGTO3
1に与えられるとGTO31とリアクトル31Lには負
荷電流が通流する。リアクトル31Lのエネルギーが回
収されるモードは、時刻t6 に(a)に示すようにGT
O31にオフゲート信号が与えられ、GTO31がター
ンオフし、時刻t7 にリアクトル31Lの電流が減衰す
るまでの間である。実線で図示する閉回路が形成されリ
アクトル31Lの電流はダイオード55を介し、コンデ
ンサ60を充電する。このように本発明の第2の変形例
の構成とするのは、装置のPWM周波数が増加した場
合、スナバエネルギーとともにリアクトルのエネルギー
も増加し、熱損失の発生を処理する必要があるという理
由に基づいている。
【0042】図9は本発明の第4実施例を示しており、
図1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。その負端子がGTO31のカソード電位でその正端
子がコンタクタ75と76のそれぞれの一端に接続した
バッテリ74を具備しコンタクタ76の他端がトランジ
スタドロッパ70のエミッタに接続され、コンタクタ7
5の他端は試験回路100に接続される。試験回路10
0はリアクトル102とダイオード101を介し、コン
デンサ105とトランジスタ104による模擬GTO回
路部より構成されている。コンタクタ75,76及びト
ランジスタ104は試験用コントローラ103により作
用する。バッテリ74、コンタクタ75,76、試験回
路100以外の動作は図1と同様なので説明を省略す
る。
【0043】バッテリ回路と試験回路部の動作を図1
0,図11を参照して説明する。図10はゲート電力を
供給する基本的な3モードを説明している。第1のモー
ドは主電源入りで主回路電圧が確立しており、スナバエ
ネルギー回生回路31Sの出力電圧が設定値以上確保で
きるモードで、このモードではバッテリ74はコンタク
タ76を介し充電状態で使用し、DC/DCコンバータ
61へゲート電力を供給して動作する。
【0044】第2のモードは主電源入りであるが、主回
路電圧が確立しておらずスナバエネルギー回路31Sの
出力電圧が設定値を確保できないモードでバッテリ74
はコンタクタ76を介しゲート電力を供給し、放電状態
で動作する。
【0045】第3のモードは主電源切りの状態でゲート
回路の試験時に作用するモードである。バッテリ74は
コンタクタ75、試験回路100を介しゲート電力を供
給し、放電状態で作用する。
【0046】図11は試験回路100の動作を説明して
いる。モード(a)ではバッテリ74のエネルギーをコ
ンタクタ75を介しリアクトル102、トランジスタ1
04、の閉回路で放電し、リアクトル102にエネルギ
ーを蓄える。所定時間後、モード(b)に示すように、
トランジスタ104はオフし、リアクトル102のエネ
ルギーは、ダイオード101を介しコンデンサ105を
充電する。充電完了後トランジスタ104をオンするこ
とにより、コンデンサ105の蓄積エネルギーは、スナ
バエネルギー回生回路31Sの入力となって、主回路の
スナバ放電模擬回路として作用する。スナバエネルギー
回生回路31Sの動作は図1と同様なので説明を省略す
る。以上の動作を繰り返すことにより主電源切り状態で
バッテリ74によるゲート回路31Gの出力が可能とな
る。
【0047】図12は、本発明の第5実施例を示す図で
あり、図9と同一部分には同一符号を付してその説明を
省略し、図9と異なる部分について説明する。DC/D
Cコンバータ61の直流入力部に、充放電制御手段12
1を有するバッテリ120を、スナバエネルギー回生回
路31Sによるゲート電力供給手段と共に、並列接続し
て構成する。
【0048】充放電制御手段121は、充放電制御回路
122により制御されるトランジスタ123、ダイオー
ド124より構成されている。充放電制御手段121以
外の動作は、図1の実施例と同一なので、その説明は省
略する。
【0049】充放電制御手段121の動作は、図13に
示すようになる。図13(a)はバッテリ120の電
圧、(b)はトランジスタ123のベース信号、(c)
はダイオード74のアノード電圧VDC4 を示している。
【0050】時刻t0 以前は、装置は運転状態にあり、
スナバエネルギー回生回路31Sによるゲート電力の供
給の運転をしており、時刻t0 直前に停止し、時刻t0
以後、ゲート試験のため、バッテリを使用する場合の作
用を説明する。
【0051】すなわち、スナバエネルギー回生回路31
Sによるゲート電力供給およびバッテリの充電は、図1
3(c)のように、ダイオード74のアノード電圧V
DC4 が確立している状態を示している。時刻t0 からt
1 まで、ゲート試験で、バッテリを使用する。この間、
バッテリ120からダイオード124を介し、DC/D
Cコンバータ61に直流電力が供給され、ゲート回路3
1GよりGTO31にゲート信号が供給されるように作
用し、バッテリ120は放電する。時刻t1 直前で、ゲ
ート試験を完了し、装置が運転され、(c)に示すよう
に時刻t1 以降、スナバエネルギー回生回路31Sが確
立する。
【0052】VDC1 まで低下したバッテリ120の充電
を開始するようトランジスタ123は、充放電制御回路
122より、図13(b)に示すようにベース信号が与
えられオンする。時刻t2 にバッテリ120は、電圧が
DC3 に達し、満充電となり、図13(b)に示すよう
に、トランジスタ123は、ベース信号が0となりオフ
し、充電完了する。
【0053】このように、ゲート試験でバッテリを放電
後、充電して完了することでバッテリ使用モードを構成
している。この間の充電は、装置が運転して確立したス
ナバエネルギー回生回路31Sによっている。時刻t2
以降は、常時バッテリ不使用状態で待機し、自己放電
で、バッテリ電圧がVDC2 まで低下した場合のみ、図1
3(b)に示すようにトランジスタ123がオンし、補
充電される。
【0054】本発明は、以上述べた実施例に限定される
ものではない。例えば、第3、第4実施例を含めて、G
TO以外の自己消弧形素子GTRやIGBTにも適用で
きる。また、スナバエネルギー回生回路31Sや高周波
交流出力のDC/ACコンバータ1、回生インバータ
2、試験回路100、はいずれもトランジスタを用いた
例で説明したが、トランジスタ以外のスイッチ素子を用
いることも可能である。
【0055】図9は、コンタクタ75および試験回路1
00を省き、充放電制御用コンタクタ76とバッテリ7
4によるゲート電力供給手段のみを備えた構成としても
よい。さらに、図12は、バッテリが許せば、充放電制
御回路121を介さず、直接DC/DCコンバータ61
に接続してもよい。又、図1は、高周波電源5、トラン
ス31T、ダイオード75を省き、主回路の残留電荷の
みでゲート出力するように構成してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、次のような
効果が得られる。 (1)スナバ回路のコンデンサのエネルギーを再利用す
ることにより装置の損失を低減させうること。
【0057】(2)発熱部分が減少するので装置の小型
化が可能である。 (3)装置の点検や保守する上で、主電源をオフ状態で
簡便なゲート回路の試験が可能である。
【0058】(4)スナバエネルギーを回収し、伝送す
る回路を高周波化することにより回路用品の小型化が可
能である。 (5)主電源の低下や負荷急変時にも安定したゲート電
力がえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲート電力供給装置の第1実施例を示
すブロック図。
【図2】図1のスナバエネルギー回生回路31Sの動作
を説明するタイムチャート。
【図3】図1の作用を説明するための図。
【図4】本発明のゲート電力供給装置の第2実施例を示
すブロック図。
【図5】図4のDC/ACコンバータ1の詳細構成を示
す図。
【図6】図4の回生インバータ2の詳細構成を示す図。
【図7】本発明のゲート電力供給装置の第3実施例を示
すブロック図。
【図8】図7の動作を説明するための図。
【図9】本発明のゲート電力供給装置の第4実施例を示
すブロック図。
【図10】図9の作用を説明するための図。
【図11】図9の試験回路100の動作を説明する図。
【図12】本発明のゲート電力供給装置の第5実施例を
示すブロック図。
【図13】図12の充放電制御の作用を説明するための
図。
【図14】従来のゲート電力供給装置の第1の例を示す
図。
【図15】従来のゲート電力供給装置の第2の例を示す
図。
【符号の説明】
31…GTO、31C…スナバコンデンサ、31E…ス
ナバダイオード、31R…スナバエネルギ回生回路、3
1S…スナバエネルギ回生回路、58,59,96,9
7…抵抗、80,81,54,70,90〜93,10
4…トランジスタ、102,51,31L…リアクト
ル、55,56,57,74,75,101…ダイオー
ド、60,105…コンデンサ、95,71,83…電
圧制御回路、72…演算増幅回路、73,84…基準設
定器、31T,31T1,31T2〜31Tn,41T
1,41T2〜41Tn,82…トランス、5…高周波
電源、61…DC/DCコンバータ、31G…ゲート回
路、41L,42L…ライドガイド、1…高周波交流出
力DC/ACコンバータ、41D1,41D2〜41D
n…全波整流回路、2…回生コンバータ、98…フィル
タコンデンサ、94…電流検出器、100…試験回路、
75,76…コンタクタ、74…バッテリ、103…試
験コントローラ、121…充放電制御手段、122…充
放電制御回路、123…トランジスタ、124…ダイオ
ード、120…バッテリ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己消弧形素子を用いた電力変換装置
    に、スナバコンデンサを含むスナバ回路が接続されたも
    のにおいて、 前記スナバコンデンサのエネルギーを直流電力に変換す
    るスナバエネルギー回生回路と、 このスナバエネルギー回生回路の直流出力を電圧安定化
    手段を介して第1の電力を得る第1の電力供給手段と、 高周波電源によりトランスを介して第2の電力を得る第
    2の電力供給手段と、 前記第1および第2の電力供給手段からの電力をそれぞ
    れ整流してゲート電力に変換する変換手段と、 を具備し、前記第1の電力供給手段の出力電圧設定を前
    記第2の電力供給手段の出力電圧より高い値に設定する
    ことを特徴とするゲート電力供給装置。
  2. 【請求項2】 自己消弧形素子を用いた電力変換装置
    に、スナバコンデンサを含むスナバ回路が接続されたも
    のにおいて、 前記スナバコンデンサのエネルギーを直流電力に変換す
    るスナバエネルギー回生回路と、 このスナバエネルギー回生回路の直流出力を電圧安定化
    手段を介して第1の電力を得る第1の電力供給手段と、 充放電可能なバッテリにより第2の電力を得る第2の電
    力供給手段と、 前記第1の電力供給手段からの電力を整流し、前記第2
    の電力供給手段からの電力をゲート電力に変換する変換
    手段と、 を具備し、前記第1の電力供給手段の出力電圧設定を前
    記第2の電力供給手段の出力電圧より高い値に設定する
    ことを特徴とするゲート電力供給装置。
  3. 【請求項3】 自己消弧形素子を用いた電力変換装置
    に、スナバコンデンサを含むスナバ回路が接続されたも
    のにおいて、 前記スナバコンデンサのエネルギーを直流電力に変換す
    るスナバエネルギー回生回路と、 高周波電源によりトランスを介して所定の電力を得る電
    力供給手段と、 この電力供給手段からの電力をゲート電力に変換する変
    換手段と、 前記スナバエネルギー回生回路の直流出力を高周波交流
    電力に変換するコンバータと、 このコンバータの高周波交流電力を全波整流して電力を
    得る手段であって、該手段を少なくとも1個以上装置の
    構成素子数n個(nは整数)設け、各々の全波整流回路
    の直流出力をn個直列接続して構成し、回生インバータ
    の直流入力とし、該回生インバータの交流出力を商用の
    制御電源に接続してn個のスナバエネルギーを商用電源
    へ回収する商用電源回収手段と、 を具備したことを特徴とするゲート電力供給装置。
  4. 【請求項4】 自己消弧形素子を用いた電力変換装置
    に、スナバコンデンサを含むスナバ回路が接続されたも
    のにおいて、 前記スナバコンデンサのエネルギーを直流電力に変換す
    るスナバエネルギー回生回路と、 高周波電源によりトランスを介して所定の電力を得る電
    力供給手段と、 この電力供給手段からの電力をゲート電力に変換する変
    換手段と、 前記スナバエネルギー回生回路の直流出力を高周波交流
    電力に変換するコンバータと、 このコンバータの高周波交流電力を全波整流して電力を
    得る手段であって、該手段を少なくとも1個以上装置の
    構成素子数n個(nは整数)設け、おのおの全波整流回
    路の直流出力をn個直列接続して構成し、回生インバー
    タの直流入力とし、該回生インバータの交流出力を商用
    の制御電源に接続してn個のスナバエネルギーを商用電
    源へ回収する商用電源回収手段と、 前記自己消弧形素子のカソードにその一端が接続され、
    その他端が主回路に逆流素子を介して接続されたリアク
    トルと、 具備し、前記スナバ回路のエネルギーとともに、前記リ
    アクトルのエネルギーも同時に回収処理することを特徴
    とするゲート電力供給装置。
  5. 【請求項5】 自己消弧形素子を用いた電力変換装置
    に、スナバコンデンサを含むスナバ回路が接続されたも
    のにおいて、 前記スナバコンデンサのエネルギーを直流電力に変換す
    るスナバエネルギー回生回路と、 このスナバエネルギー回生回路の直流出力を電圧安定化
    手段を介して第1の電力を得る第1の電力供給手段と、 この第1の電力供給手段の電力をゲート電力に変換する
    変換手段と、 前記自己消弧形素子のカソードにその負端子が接続さ
    れ、かつその正端子が前記変換手段または前記スナバエ
    ネルギー回生回路の入力側の両端子にそれぞれ接続さ
    れ、常時充電状態を保持し、前記スナバエネルギー回生
    回路の出力低下時にバックアップ動作するバッテリと、 このバッテリの正端子と前記スナバエネルギー回生回路
    の入力側に接続され、リアクトルと逆流防止素子とコン
    デンサとスイッチング素子からなり、前記スナバ回路の
    状態に応じて前記バッテリの電流経路を決める試験手段
    と、 を具備したことを特徴とするゲート電力供給装置。
  6. 【請求項6】 自己消弧形素子を用いた電力変換装置
    に、スナバコンデンサを含むスナバ回路が接続されたも
    のにおいて、 前記スナバコンデンサのエネルギーを直流電力に変換す
    るスナバエネルギー回生回路と、 このスナバエネルギー回生回路の直流出力を電圧安定化
    手段を介して第1の電力を得る第1の電力供給手段と、 この第1の電力供給手段が不動作のとき、充放電制御可
    能なバッテリにより第2の電力を得る第2の電力供給手
    段と、 前記第1および第2の電力供給手段からの電力をそれぞ
    れ整流してゲート電力に変換する変換手段と、 前記第1の電力供給手段の不動作時に、前記第2の電力
    供給手段の動作により、電力を供給し、かつ前記第1の
    ゲート電力供給手段が動作して電力の確立後、第1の電
    力供給手段によって電力を供給すると同時に、前記第2
    の電力供給手段によりバッテリを充電し、該バッテリの
    自己放電等による電圧低下時にも、前記第2の電力供給
    手段により、前記バッテリを補充電する充放電制御手段
    と、 を具備したことを特徴とするゲート電力供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011172342A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Fuji Electric Co Ltd ゲート駆動回路の電源装置
JP2015220785A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置

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