JPH0545081Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0545081Y2
JPH0545081Y2 JP1987171180U JP17118087U JPH0545081Y2 JP H0545081 Y2 JPH0545081 Y2 JP H0545081Y2 JP 1987171180 U JP1987171180 U JP 1987171180U JP 17118087 U JP17118087 U JP 17118087U JP H0545081 Y2 JPH0545081 Y2 JP H0545081Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
reverse
reverse charging
discharging
secondary battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987171180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0176145U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987171180U priority Critical patent/JPH0545081Y2/ja
Publication of JPH0176145U publication Critical patent/JPH0176145U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0545081Y2 publication Critical patent/JPH0545081Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、二次電池の完全放電装置を備えた電
力変換装置に関するものである。
B 考案の概要 本考案は、二次電池と電力系統との間で電力の
受給を行う直流−交流変換装置と二次電池の完全
放電を行う完全放電装置とを備えた装置におい
て、 完全放電装置の逆充電部及び逆放電部の少なく
とも一方にアクテイブフイルタの機能を持たせる
ことによつて、 装置を大形化することなく電力系統への高調波
の流出を抑制できるようにしたものである。
C 従来の技術 電力の需要は1日のうちでも大きく変動し、夜
間は昼間に比べて大きく負荷が落ち込む。そこで
電力を適切に貯蔵し、ピーク時にこれを放出して
負荷の変動に対応すれば、設備の効率的利用がで
きる。このような電力貯蔵の方法として二次電池
を用する方法が有望である。この場合従来の鉛電
池においては、充電及び放電は通常の直流−交流
変換装置を介して電力系統に接続して行われる。
ところで陰極の活物質として亜鉛を用いる二次電
池(例えば亜鉛−臭素電池,亜鉛−塩素電池な
ど)では、サイクル寿命を長くするために、陰極
の亜鉛を安全に溶解する安全放電装置が必要であ
る。第4図はこれらを実現するための従来の回路
図、第5図は二次電池の運転パターンの一例であ
る。
第4図において、1は二次電池2は電力系統3
との間で電力を受給するための即ち通常の充放電
を行うための直流−交流変換装置であり、直流側
コンデンサ11と、GTO12(ゲートターンオフ
サイリスタ)及びダイオード13の逆並列ユニツ
トを三相ブリツジ構成してなるインバータ主回路
部14と、出力トランス15と、インダクタンス1
と、交流側LCフイルタ17とから成る。4は二
次電池2の完全放電装置であり、サイリスタより
なる2つの三相ブリツジ回路41,42を逆並列に
接続した回路と直流リアクトル43とから成る。
この三相ブリツジ回路41,42のうちの一方の回
路41は逆充電部、他方の回路42は逆放電部であ
る。
さて上記の装置を用いて通常の充電あるいは放
電を行う場合には、スイツチSA,SBを夫々接点
a,c側に切り換えると共に、安全放電を行う場
合には、夫々接点b,d側に切り換える。第5図
は通常の充電及び放電モードと完全放電モードと
における二次電池2の電圧及び電流の各波形を示
す図である。ここで完全放電モードにおいてはt1
の時点で逆充電部41を逆変換動作させ、t2の時
点から順換動作させる。そして設定された負電圧
を維持して一定時間経過した後t3の時点で停止さ
せる。このt1〜t3の期間は逆放電部42を停止させ
ておく。その後t4〜t5の間逆充電部41を停止させ
ままにすると共に、逆放電部42を順変換動作さ
せる。
D 考案が解決しようとする問題点 ところで上記の完全放電装置4はサイリスタブ
リツジ回路を他励式で運転するため、装置容量が
小さいにもかかわらず、系統側へ流出する高調波
分が多かつた。また通常の充放電を行う直流−交
流変換装置1では、大電力を処理するためにスイ
ツチング周波数を大きくできず、通常出力の1周
期中のゲートパルス数が3〜5程度であり、従つ
て交流出力に5次、7次の高調波が多く含まれ
る。この高調波を除去するために出力フイルタが
用いられるが、LCフイルタを用いた場合、系統
側のインピーダンスにより共振するという問題が
ある。コンデンサのみのフイルタを用いた場合に
は、基本波電流も流れることから大形化してしま
い、例えば装置容量の70%程度必要である。
本考案の目的は、装置を大形化することなく電
力系統への高調波の流出を抑制することにある。
E 問題点を解決するための手段 本考案は、電力系統と二次電池との間で電力を
受給する直流−交流変換装置と、スイツチング素
子よりなるブリツジ回路の2つを互いに逆並列に
接続し、そのうちの一方及び直流リアクトルより
なる逆充電部と他方及び直流リアクトルよりなる
逆放電部とにより構成した二次電池の完全放電装
置と、二次電池を直流−交流変換装置及び完全放
電装置の間で切り換え接続するモード用切り換え
部とを有してなる電力変換装置において、前記逆
充電部及び逆放電部のうちの少なくとも一方のス
イツチング素子を自己消弧素子で構成し、前記直
流−交流変換装置または完全放電装置から系統に
流れる電流を検出する電流検出部と、この電流検
出部の検出信号にもとずいて系統に流れ込む高調
波電流を打ち消す電流を出力するように、自己消
弧素子を用いた逆充電部及び/または逆放電部に
対してスイツチング動作を行わせる制御部と、こ
の制御部の設けられた逆充電部及び/または逆放
電部の直流側の一端部を直流側他端部と前記モー
ド用切り換え部との間で切り換え接続するアクテ
イブフイルタ用切り換え部とを設けたことを特徴
とする。
F 作用 例えば逆充電部のスイツチング素子に自己消弧
素子を用いかつこれを制御部で制御するように構
成した場合、直流−交流変換装置の動作時あるい
は逆放電部の逆放電動作時に、系統へ流れる高調
波電流と逆方向の電流を逆充電部より出力する。
G 実施例 第1図は本考案の実施例を示す図であり、この
例では完全放電装置の逆放電部42にアクテイブ
フイルタの機能を付与している。具体的構成につ
いては、逆充電部41の直流側の一端部を直流リ
アクトル5Aを介してスイツチSAに接続すると
共に、逆放電部42の直流側の一端部を直流リア
クトル5B及びスイツチSCを介してスイツチSA
に接続し、更に逆充電部41及び逆放電部42の直
流側の他端部を共通にスイツチSBに接続してい
る。前記スイツチSCは、逆放電部42に対して完
全放電中の逆放電動作をさせる場合には接点e側
に切り換えられ、アクテイブフイルタの動作を行
わせる場合には接点f側に切り換えられる。逆充
電部41のスイツチング素子としては従来通りサ
イリスタ6を用いているが、逆放電部42のスイ
ツチング素子としては、アクテイブフイルタとし
ての動作時に高いスイツチング周波数を得るため
に自己消弧素子例えばGTO7を用いている。8
は電流検出部であり、直流−交流変換装置1また
は逆充電部41から系統3に流れる電流を検出す
る。9は制御部であり、電流検出部8の検出信号
にもとずいて、系統に流れる高調波電流を打ち消
す電流を逆放電部42から発生させるようにGTO
7をPWM(パルス幅変調)制御する。なおこの
例では、スイツチSA,SBによりモード用切り換
え部が構成され、スイツチSCによりアクテイブ
フイルタ用切り換え部が構成される。
次に上述実施例の作用について述べる。通常の
充放電を行うときは、スイツチSA,SBを夫々接
点a,c側に切り換えて直流−交流変換装置1を
動作させると共に、スイツチSCを接点f側に切
り換え、逆放電部42をアクテイブフイルタとし
て動作させる。即ち制御回路9によつて、直流−
交流変換装置1から発生する高調波電流と逆方向
の電流を出力するように、逆放電部42のGTO7
をPWM制御する。この場合リアクトル5Bが逆
放電部42の電流源となる。二次電池2の完全放
電を行う場合には、スイツチSA,SBを夫々接点
b,d側に切り換え、先ず逆充電部41により逆
充電を行う。このときスイツチSCを接点f側に
切り換えておき、逆放電部42を、逆充電部41
ら発生する高調波電流を打ち消すように動作させ
る。続いて逆充電部41を停止させると共にスイ
ツチSCを接点e側に切り換え、逆放電部42によ
り逆放電を行う。
また本考案では、第2図に示すように第1図の
実施例とは逆に逆充電部41にアクテイブフイル
タの機能を付与してもよく、この場合逆充電部4
は直流−交流変換装置1の動作時及び完全放電
モードにおける逆放電時にはアクテイブフイルタ
として動作し、逆充電時には逆充電動作を行う。
更に本考案では、第3図に示すように逆充電部
1及び逆充電部42の各スイツチング素子として
全てGTO7を用い、逆充電部41に対しては逆充
電の機能とアクテイブフイルタの機能を付与する
と共に、逆放電部42に対しても逆放電の機能と
アクテイブフイルタの機能とを付与するようにし
てもよい。この場合逆充電部41及び逆放電部42
は、直流−交流変換装置1の動作時にはいずれも
アクテイブフイルタとして動作し、また一方が動
作(逆充電動作または逆放電動作)するときには
他方がアクテイブフイルタとして動作する。図中
2Dはスイツチである。
以上において、逆充電部41及び逆放電部42
各スイツチング周波数については、アクテイブフ
イルタとして動作するときには11次高調波まで
補償するために2kHz程度とし、逆充電あるいは
逆放電動作時には直流−交流変換装置1と同程度
の3パルス(3×50=150Hz)あるいは5パルス
(5×50=250Hz)で動作させ、装置のスイツチン
グ損失を少なくさせる。
H 考案の効果 本考案によれば、完全放電装置の逆充電部及び
逆放電部の一方または双方に対して、自己消弧素
子を用いてアクテイブフイルタの機能を付与した
ので、出力フイルタを用いることなく直流−交流
変換装置から系統へ流出する高調波を抑制するこ
とができ、また完全放電モードにおいても高調波
の流出を抑制することができる。しかも別途にア
クテイブフイルタを設ける必要がないから装置を
大形化することもなく、構成部品も少なくて済
む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図
及び第3図は本発明の他の実施例の要部を示す回
路図、第4図は従来例を示す回路図、第5図は二
次電池の電圧電流波形を示す波形図である。 1……直流−交流変換装置、2……二次電池、
3……電力系統、4……完全放電装置、41……
逆充電部、42……逆放電部、5A,5B……直
流リアクトル、SA,SB,SC……スイツチ、8
……電流検出部、9……制御部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電力系統と二次電池との間で電力を受給する直
    流−交流変換装置と、スイツチング素子よりなる
    ブリツジ回路の2つを互いに逆並列に接続し、そ
    のうちの一方及び直流リアクトルよりなる逆充電
    部と他方及び直流リアクトルよりなる逆放電部と
    により構成した二次電池の完全放電装置と、二次
    電池を直流−交流変換装置及び完全放電装置の間
    で切り換え接続するモード用切り換え部とを有し
    てなる電力変換装置において、 前記逆充電部及び逆放電部のうちの少なくとも
    一方のスイツチング素子を自己消弧素子で構成
    し、前記直流−交流変換装置または完全放電装置
    から系統に流れる電流を検出する電流検出部と、
    この電流検出部の検出信号にもとずいて系統に流
    れ込む高調波電流を打ち消す電流を出力するよう
    に、自己消弧素子を用いた逆充電部及び/または
    逆放電部に対してスイツチング動作を行わせる制
    御部と、この制御部の設けられた逆充電部及び/
    または逆放電部の直流側の一端部を直流側他端部
    と前記モード用切り換え部との間で切り換え接続
    するアクテイブフイルタ用切り換え部とを設けた
    ことを特徴とする電力変換装置。
JP1987171180U 1987-11-09 1987-11-09 Expired - Lifetime JPH0545081Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987171180U JPH0545081Y2 (ja) 1987-11-09 1987-11-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987171180U JPH0545081Y2 (ja) 1987-11-09 1987-11-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0176145U JPH0176145U (ja) 1989-05-23
JPH0545081Y2 true JPH0545081Y2 (ja) 1993-11-17

Family

ID=31462781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987171180U Expired - Lifetime JPH0545081Y2 (ja) 1987-11-09 1987-11-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0545081Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3133772B2 (ja) * 1991-03-15 2001-02-13 三菱電機株式会社 インバータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0176145U (ja) 1989-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103580048A (zh) 一种集成有源电力滤波器的链式电池储能系统
CN111835221A (zh) 一种dc/ac电力变换装置
JP2000116120A (ja) 電力変換装置
CN212588279U (zh) 一种dc/ac电力变换装置结构
JP3618583B2 (ja) 無停電電源装置
Prasoon et al. Modular multilevel dc-dc converter based ev battery charger
JPH0545081Y2 (ja)
JPH0435994B2 (ja)
CN113346589A (zh) 具有双向调压充放电功能的电池管理系统及管理方法
JPH0315430B2 (ja)
CN100459399C (zh) 电源装置
JPH02269426A (ja) 直流無停電電源装置
JPS59165954A (ja) スナバ回路
JPS5910951Y2 (ja) 転流補助電源付自励式インバ−タ装置
JP2619008B2 (ja) 系統連系交直変換システム
JPH0336221Y2 (ja)
JPH06339280A (ja) 電力変換器の低損失スナバ回路
JPH05292679A (ja) 電力変換装置
JPS63186568A (ja) 交直変換器の直流部充電回路
JP2006087197A (ja) 双方向dc−dcコンバータのソフトスイッチング回路
JPH11275778A (ja) 電源装置
JPH02111237A (ja) 無停電電源装置
JPH0347437Y2 (ja)
JPH06209580A (ja) 電力変換装置のスナバエネルギー回収回路
JPS60160339A (ja) 電力貯蔵装置