JPH07311288A - 競走馬ラップタイム計測装置 - Google Patents

競走馬ラップタイム計測装置

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JPH07311288A
JPH07311288A JP10418194A JP10418194A JPH07311288A JP H07311288 A JPH07311288 A JP H07311288A JP 10418194 A JP10418194 A JP 10418194A JP 10418194 A JP10418194 A JP 10418194A JP H07311288 A JPH07311288 A JP H07311288A
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JP
Japan
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button
time
racehorse
display
lap time
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JP10418194A
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Yoshihisa Yamaguchi
吉久 山口
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TEMUSU KK
Original Assignee
TEMUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 【構成】 競走馬が通過検出器3〜10の場所を通過す
る毎に通過検出器3〜10から検出信号が出力され、セ
ンサインターフェイス26を介してCPU15へ入力さ
れる。CPU15は該検出信号に基づいて、競走馬が通
過検出器(3〜10)間を通過した時間を計測し、その
結果を表示装置24へ出力する。表示装置24は計測さ
れた時間を表示する。 【効果】 係員がストップウオッチを操作して測定しな
くても、競走馬のラップタイムを自動的に、かつ、正確
に計測することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、競走馬の訓練場にお
いて用いられる競走場ラップタイム計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】競走馬の訓練時には、走行コースの各ハ
ロン(200m)を予め決められた時間で走行する訓練
が行われる。従来、この訓練時には、何人かの係員がス
トップウオッチをもってコースサイドに待機し、一定間
隔で次々に走行する競走馬が決められたハロンを通過す
る毎にストップウオッチによって各ハロンの通過時間
(ラップタイム)を測定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなストップウオッチによるラップタイム計測は、人手
がかかると共に測定誤差も大きい問題があった。この発
明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目
的は、人手をかけずに計測を行うことができ、しかも誤
差が極めて少ないラップタイム計測を行うことができる
競走馬ラップタイム計測装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、競走馬トラ
ックの所定箇所に設置され、競走馬の通過を検出する複
数の通過検出器と、前記通過検出器の検出結果から前記
通過検出器間を競走馬が通過した時間を計測する時間計
測手段と、前記時間計測手段の計測結果を表示する表示
手段とを具備してなるものである。
【0005】
【作用】この発明によれば、競走馬が通過検出器の場所
を通過する毎に通過検出器から検出信号が出力され、時
間計測手段へ入力される。時間計測手段は該検出信号に
基づいて、競走馬が通過検出器間を通過した時間を計測
し、その結果を表示手段へ出力する。表示手段は計測さ
れた時間を表示する。これにより、係員がストップウオ
ッチを操作して測定しなくても、競走馬のラップタイム
を自動的に、かつ、正確に計測することができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図1はこの発明の一実施例による競
走馬ラップタイム計測装置の構成を示すブロック図、図
2は図1における計測装置本体1の外観を示す斜視図で
ある。図1において、符号2は競走馬訓練用のトラック
であり、このトラックの所定位置には発光器Lと受光器
Rからなる通過検出器3〜10が1ハロン(200m)
間隔で設置されている。次に、計測装置本体1におい
て、15は装置各部を制御するCPU(中央処理装
置)、16はCPU15において用いられるプログラム
が記憶されたROM(リードオンリメモリ)、17はデ
ータ一時記憶用RAM(ランダムアクセスメモリ)、ま
た、18は計測データ等が記憶されるハードディスクで
あり、これらはいずれも図2における制御部19内に収
納されている。
【0007】21は操作部であり、図2に示す数字キー
22、22・・・と、ファンクションキー23、23・
・・が設けられたスイッチボード21aと、キーボード
21bとから構成されている。24はCRT表示装置、
25はプリンタである。26はセンサインターフェイス
であり、CPU15の指示に基づいて通過検出器3〜1
0の各発光器Lを駆動し、また、通過検出器3〜10の
各受光器の出力を整形した後バスラインBを介してCP
U15へ出力する。次に、上記構成によるラップタイム
計測装置の動作を説明する。このラップタイム計測装置
は訓練モードと模擬レースモードの2種類の動作モード
を有している。まず、これらの動作モードから説明す
る。
【0008】(1)訓練モード この訓練モードにおいては、競走馬が所定時間間隔で順
次一頭ずつスタート位置から走行する。騎手は、各通過
検出器(3〜9)間(1ハロン)を予め決められた指定
時間に最も近いと思われる時間で走行し、ゴールまで走
行する。競走馬が各通過検出器3〜9間を通過する毎
に、このラップタイム計測装置によってラップタイム
(通過時間)が計測される。 (2)模擬レースモード この模擬レースモードにおいては、複数の競走馬がスタ
ート位置から一斉にスタートする。そして先頭馬が通過
検出器3〜9の位置を通過する毎に、このラップタイム
計測装置によってラップタイム(通過時間)が計測され
る。次に、表示装置24の表示について図3〜図6を参
照して説明する。まず、装置に電源を投入すると、CP
U15がROM16内のプログラムに従って図3に示す
訓練モード表示を行う。この図において、S3〜S10
は各々通過検出器3〜10に対応して表示されたセンサ
表示、B1〜B11、J1〜J8、C1〜C3は各々ボ
タンである。
【0009】センサ表示S3〜S10は各々☆印、□
印、○印の3種類の表示が可能であり、スタート位置に
指定されたセンサ表示が☆印に、ゴール位置に指定され
たセンサ表示が□印に、その他のセンサ表示が○印に表
示される。また、操作者が☆印のセンサ表示を押すと、
同センサ表示が点灯する。この状態で他のセンサ表示を
押すと、そのセンサ表示が☆印に変わると共に点灯し、
したがって、スタート位置がそこへ移動し、前の☆印の
センサ表示が消灯すると共に○印に変わる。同様に、操
作者が□印のセンサ表示を押すと、同センサ表示が点灯
する。この状態で他のセンサ表示を押すと、そのセンサ
表示が□印に変わると共に点灯し、したがって、ゴール
位置がそこへ移動し、前の□印のセンサ表示が消灯する
と共に○印に変わる。
【0010】次に、各ボタンの機能を説明する。 B1:訓練/模擬レースモード切替えボタン:このボタ
ンB1を操作者が押すと(手で触れると)、表示装置2
4がその位置を検出し、その画面上の位置を示すデータ
をCPU15へ出力する。CPU15はそのデータから
ボタンB1が押されたことを検知し、図4に示す模擬レ
ースモード表示を行う。ここで、操作者が再びボタンB
1を押すと、画面が再び図3に示す訓練モード表示に変
わる。 B2:クラス切替えボタン:ラップタイム計測を行う騎
手のクラスを設定するためのボタンであり、操作者がこ
のボタンB2を押す毎に、ボタン表示が、 騎手1年→騎手2年→騎手3年→厩務4・10→厩務1
・7→騎手1年・・・ と変化し、また、ハードディスク18の所定の記憶位置
にボタン表示に対応するクラス名が記憶される。
【0011】B3:乗馬ボタン:このボタンB3を押す
と、図5に示す画面表示が行われる。ここで、生徒名の
欄、調教馬名の欄には各々ハードディスク18内に予め
設定されている騎手名、調教馬名が表示される。この場
合、各表示はスクロール可能であり、ハードディスク1
8内に設定されている全騎手名および全調教馬名が表示
可能となっている。そして、操作者がいずれかの騎手名
を押すと、その騎手名の右側の乗馬名欄にカーソルが表
示される。次いで、操作者がいずれかの調教馬名を押す
と、その調教馬名が上記カーソル位置に表示され、ま
た、ハードディスク18内には、騎手名に対応して乗馬
名が記憶される。 B4:測定ボタン:このボタンB4を押すと、ラップタ
イム計測が可能状態となる。なお、ラップタイム計測処
理については後に説明する。 B5:天候ボタン:天候を設定するためのボタンであ
り、操作者がこのボタンを押す毎に、ボタン表示が、 晴れ→曇り→雨→晴れ・・・ と変化し、また、ハードディスク18内にボタン表示に
対応する天候が記憶される。
【0012】B6:周回数ボタン:測定する周回数を設
定するボタンであり、操作者がこのボタンを押す毎に、 1周→2周→3周→1周・・・ と変化し、また、ハードディスク18内にボタン表示に
対応する周回数が記憶される。 B7:予約ボタン:このボタンB7は訓練(ラップタイ
ム計測)を行う騎手名を予約するためのボタンであり、
このボタンB7が押されると、図6の表示が行われる。
なお、最初にボタンB7を押した時点では、「走順」、
「No」、「予約者名」の各欄は何も表示されない。操
作者は、操作部21によって、まず、走順欄に「1」を
入力し、次いで第1番目に走行する騎手の騎手番号をN
o欄に入力する。No欄の入力が行われると、入力され
た騎手番号に対応する騎手名がハードディスク18から
読み出され、予約者名欄に表示される。以下、同様にし
てラップタイム計測を行う騎手の走順および騎手名を順
次設定していく。この設定された内容はハードディスク
18内に記憶される。
【0013】B8:終了ボタン:ラップタイム計測を終
了する時押すボタン B9:馬場ボタン:馬場状態を設定するためのボタン。
操作者がこのボタンB9を押す毎にボタン表示が、 良→やや重→重→不良→良・・・ と変化し、また、ボタン表示の馬場状態がハードディス
ク18内に設定される。 B10:進行方向ボタン:進行方向を設定するためのボ
タン。操作者がこのボタンB10を押す毎に、ボタン表
示が、 右回→左回→右回・・・ と変化し、また、ボタン表示の進行方向がハードディス
ク18内に設定される。 B11:センサテストボタン:操作者がこのボタンB1
1を押すと、まず、スタート位置を示す☆印のセンサ表
示が点灯し、以下、ゴール位置を示す□印のセンサ表示
まで順次各センサ表示が点灯する。
【0014】C1〜C3:回数設定ボタン:ラップタイ
ム計測の回数を設定するボタンであり、C1〜C3は各
々第1回〜第3回のラップタイム計測に対応している。 J1〜J8:指定時間ボタン:各通過検出器(3〜1
0)間を通過する時間を指定するボタン。例えば、ボタ
ンJ1は通過検出器3(センサ表示S3に対応)と通過
検出器9(センサ表示S9に対応)間の通過時間を指定
する際に用いられる。他のボタンJ2〜J8も同様であ
る。 次に、図7を参照してラップタイム計測の過程を説明す
る。装置に電源を投入すると、図3に示す表示が行われ
る。操作者は、まず、ボタンB1によって、訓練モード
/模擬レースモードのいずれか一方を選択する。いま、
訓練モードを選択したとする。次に、ボタンB2によっ
てラップタイム計測を行うクラスを設定する。次に、ボ
タンB5およびボタンB9によって天候と馬場状態を設
定する。次に、ボタンC1を押す。これにより、第1回
目の訓練が指定される。次に、ボタンB6およびボタン
B10によって周回数と進行方向を設定する。次に、セ
ンサ表示S3〜S10によってスタート位置とゴール位
置を設定する。
【0015】次に、ボタンJ1〜J8によって指定時間
の設定を行う。いま、図3に示すように、センサ表示S
3がスタート位置に、センサ表示S4がゴール位置に設
定されており、また右回りが設定されているとする。こ
の場合、まず、ボタンJ1を押す。ボタンJ1が押され
ると、同ボタンJ1が青く点灯し、また、図3の符号P
1の位置(第1回目の第1ハロンの指定時間を入力する
位置)にカーソルが表示される。ここで、操作者は、操
作部21によって第1ハロンの指定時間を入力する。図
3の例では12秒が入力されている。次に、ボタンJ7
を押す。これにより、同ボタンJ7が青く点灯し、ま
た、符号P2の位置(第1回目の第2ハロンの指定時間
を入力する位置)にカーソルが表示される。ここで、操
作者は、上記と同様に操作部21によって第2ハロンの
指定時間を入力する。以下、同様にして、第3ハロン、
第4ハロン・・・の指定時間を順次設定していく。
【0016】次に、ボタンB11によって、センサ表示
S3〜S10のテストを行う。次に、ボタンB3を押
す。ボタンB3を押すと、図5の表示が行われる。ここ
で、操作者は各騎手が乗る乗馬を登録する。次に、ボタ
ンB7を押すと、図6の走行者予約画面が表示される。
ここで、操作者は第1回目の訓練において出走する騎手
の予約を行う。以上で第1回目の訓練の準備が完了す
る。次に、ボタンC2を押し、以下、第2回目の訓練に
ついて上記と同様にして各種の設定を行い、次いで、ボ
タンC3を押し、第3回目の訓練について各種の設定を
行う。そして、全設定が終了した後測定ボタンB4を押
す。
【0017】ボタンB4が押されると、表示装置24の
画面が図8に示す画面に変わり、以後、訓練モードにお
けるラップタイム計測が可能となる。この図に示すよう
に、いま、センサ表示S3がスタート位置に、センサ表
示S8がゴール位置に、また、進行方向として左回りが
設定されているとする。また、図9に「訓練」時のラッ
プタイム計測のタイミング図を示す。まず、操作者は第
1番目に予約されている騎手が出走可能かどうかをチェ
ックし、可能であれば、操作部21に設けられている出
走スイッチを押す。出走スイッチが押されると、CPU
15がこれを検知し、スタート位置の通過検出器3(セ
ンサ表示S3に対応する通過検出器)のみを動作可能状
態とする。なお、この時点で他の通過検出器4〜10は
いずれも動作不能状態となっている。この状態から第1
番目の騎手が出走を開始し、通過検出器3の前を通過す
ると、通過検出器3の投光器Lの光が遮断される。通過
検出器3の受光器Rの出力はセンサインターフェイス2
6を介してCPU15へ供給されている。CPU15は
この受光器Rの出力に基づいて投光器Lの光が遮断され
る時間を計測し、この時間が予め定められている一定時
間(10msec)を越えると、通過検出器3の前を競
走馬が通過したと判断し、以後、ラップタイム計測を開
始し、また、通過検出器3を動作不能状態とする。
【0018】なお、上記一定時間(10msec)を越
えた時通過と判断している理由は次の通りである。すな
わち、投光器Lの光は、その前を虫や蛾が通過しても遮
断される。そこで、虫や蛾が通過した場合を競走馬の通
過と誤判断しないようにこの時間を設けている。投光器
Lと受光器Rはともに競走馬の首の高さに設けられてお
り、競走馬の首の幅は約30cmである。競走馬が30
cmのを通過する時間は、競走馬の時速を70km/h
とすると、 30×3600(sec)/70=15.43msec である。したがって、競走馬は必ず10msec以上の
時間投光器Lの光を遮断する。なお、他の通過検出器4
〜10も同様に10msec以上の時間遮断された時競
走馬の通過と判断されるようになっている。
【0019】さて、CPU15はラップタイム計測を開
始した後、8secが経過した時点で次の通過検出器4
を動作可能状態とする。このようにしている理由は次の
通りである。即ち、1ハロン(200m)を競走馬が走
行する時間は、競走馬の時速を70Km/hとすると、 200×3600(sec)/70=10.29(sec) であり、したがって、通過検出器3を通過した後、競走
馬が通過検出器4に到達するには、8sec以上の時間
がかかる。そこで、通過検出器4を常時動作不能状態と
しておき、通過検出器3を通過後8sec経った時点で
通過検出器4を動作可能状態とする。これにより、ラッ
プタイム計測に必要な時だけ通過検出器4を動作可能状
態とすることができ、誤検出を最小限とすることができ
る。なお、通過検出器4だけでなく他の通過検出器も同
様に誤検出防止の処置が採られている。
【0020】次に、第1番目の競走馬が通過検出器4の
位置を通過すると、CPU15がこれを検知し、通過検
出器3、4間の通過時間(ラップタイム)をハードディ
スク18の所定エリアに書き込むと共に、図8の表示位
置H1に表示し、同時に、第1番目の騎手の第1ハロン
のラップタイムの表示位置D1に同ラップタイムを表示
する。また、CPU15は、図8の表示位置H2、H3
に各々予め設定されている指定時間および騎手番号を表
示する。次いで、CPU15は、通過検出器4を動作不
能状態とし、次いで、次の1ハロン(通過検出器4、5
間)のラップタイム計測を開始する。そして、CPU1
5はラップタイム計測を開始後、8secが経過した時
点で次の通過検出器5を動作可能状態とする。この後、
第1番目の競走馬が通過検出器5の位置を通過すると、
CPU15がこれを検知し、前述した場合と同様に、第
2ハロンのラップタイムをハードディスク18の所定エ
リアに書き込むと共に、図8の表示位置H4に表示し、
同時に、第1番目の騎手の第2ハロンのラップタイムの
表示位置D2に同ラップタイムを表示する。また、CP
U15は、図8の表示位置H5、H6に各々予め設定さ
れている指定時間および騎手番号を表示する。さらに、
CPU15は、通過検出器5を動作不能状態とし、次い
で、次の第3ハロンのラップタイム計測を開始する。以
下、同様の処理が繰り返される。
【0021】他方、操作者は第2番目に予約されている
騎手が出走可能かどうかをチェックし、可能であれば、
操作部21に設けられている出走スイッチを再び押す。
出走スイッチが押されると、CPU15がこれを検知
し、スタート位置の通過検出器3を再び動作可能状態と
する。以下、第1番目の競走馬の場合と全く同様にし
て、第2番目の競走馬のラップタイム計測が逐次行われ
る。このようにして、予め予約されている競走馬のラッ
プタイム計測が順次行われる。次に、第1回目の全予約
騎手のラップタイム計測が終了すると、CPU15の処
理が第2回目のラップタイム計測へ移行し、スタート位
置、ゴール位置、進行方向、予約騎手名が自動的に第2
回目の設定内容に変わる。
【0022】次に、測定を終了する時は終了ボタンB8
(図8)を押す。ボタンB8が押されると、CPU15
がこれを検知し、前述したラップタイム計測の過程でハ
ードディスク18に書き込んだ各データを読み出し、図
10に示す個人別ラップタイム表示、騎手のクラス、天
候、馬場状態、周回数、進行方向の表示を行う。ここ
で、符号SIで示す欄には指定時間が表示され、符号R
Aで示す欄には各騎手のラップタイムが表示される。ま
た、図10において、ボタンB17を押すと、CPU1
5がこれを検知し、ハードディスク18内のデータをプ
リンタ25へ出力する。これにより、画面に表示されて
いた各ラップタイムおよび騎手のクラス、天候、馬場状
態、周回数、進行方向が各々プリンタ25によってプリ
ントアウトされる。
【0023】次に、図10における終了ボタンB13を
押すと、画面表示が図3に示す訓練モード表示に戻る。
ここで、ボタンB1を押すと、画面表示が図4に示す模
擬レースモード表示に変わる。以下、この模擬レースモ
ードにおけるラップタイム計測の過程を説明する(図7
の破線参照)。操作者は、まず、前述した訓練モードの
場合と同様に、ボタンB2,B5,B9によって騎手の
クラス、天候、馬場状態を設定する。次にボタンB6、
B10によって周回数、進行方向を設定する。次に、セ
ンサ表示S3〜S10によってスタート位置とゴール位
置を設定する。いま、図11に示すように、センサ表示
S3をスタート位置に、S8をゴール位置に、また、進
行方向として左回りを設定したとする。次に、ボタンB
11によってセンサ表示S3〜S10のテストを行う。
そして、測定ボタンB4を押す。
【0024】測定ボタンB4が押されると、画面表示が
図11に示す表示に変わる。ここで、操作者が操作部2
1の出走スイッチを押すと、CPU15がこれを検知
し、通過検出器3を動作可能状態とする(図12参
照)。以後、模擬レースモードにおけるラップタイム計
測可能状態となる。出走する複数の競走馬は、トラック
2のスタート位置(通過検出器3の位置)の手前に並
び、一斉にスタートする。先頭の競走馬が通過検出器3
の前を通過すると、CPU15がこれを検知し、第1ハ
ロンのラップタイム計測を開始すると共に、通過検出器
3を動作不能状態とする。そして、この計測開始から8
secが経過した時点で、CPU15が通過検出器4を
動作可能状態とする。
【0025】先頭の競走馬が通過検出器4の位置を通過
すると、CPU15がこれを検知し、図11の表示位置
H11および表示位置D11に各々通過検出器3、4間
のラップタイムを表示し、また、RAM17内に同ラッ
プタイムを書き込む。次に、通過検出器4を動作不能状
態とし、次いで、次の1ハロンのラップタイム計測を開
始する。以下、同様の処理が繰り返されて、模擬モード
のラップタイム計測が行われる。そして、測定を終了す
る時は図11の終了ボタンB14を押す。ボタンB14
が押されると、ハードディスク18内のデータが読み出
され、この読み出されたデータに基づいて、図13に示
すように、騎手のクラス、天候、馬場状態、周回数、進
行方向および各ハロンのラップタイム(符号RB参照)
が表示される。また、図13において、ボタンB15を
押すと、CPU15がこれを検知し、ハードディスク1
8内のデータをプリンタ25へ出力する。これにより、
画面に表示されていた各ラップタイムおよび騎手のクラ
ス、天候、馬場状態、周回数、進行方向が各々プリンタ
25によってプリントアウトされる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、係員がストップウオッチを操作して測定しなくて
も、競走馬のラップタイムを自動的に、かつ、正確に計
測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】 同実施例における計測装置本体1の構成を示
す斜視図である。
【図3】 同実施例において、訓練モードにおけるデー
タ設定用の画面を示す図である。
【図4】 同実施例において、模擬レースモードにおけ
るデータ設定用の画面を示す図である。
【図5】 同実施例において、競走馬設定用の画面を示
す図である。
【図6】 同実施例において、走行騎手設定用の画面を
示す図である。
【図7】 同実施例の動作を説明するための流れ図であ
る。
【図8】 同実施例において、訓練モードにおけるラッ
プタイム計測時の画面を示す図である。
【図9】 同ラップタイム計測時の動作を説明するため
のタイミング図である。
【図10】 同ラップタイム計測における計測結果を表
示する画面を示す図である。
【図11】 同実施例において、模擬レースモードにお
けるラップタイム計測時の画面を示す図である。
【図12】 同ラップタイム計測時の動作を説明するた
めのタイミング図である。
【図13】 同ラップタイム計測における計測結果を表
示する画面を示す図である。
【符号の説明】
2……トラック、3〜10……通過検出器、15……C
PU、16……ROM、17……RAM、18……ハー
ドディスク21……操作部、24……表示装置、25…
…プリンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 競走馬トラックの所定箇所に設置され、
    競走馬の通過を検出する複数の通過検出器と、 前記通過検出器の検出結果から前記通過検出器間を競走
    馬が通過した時間を計測する時間計測手段と、 前記時間計測手段の計測結果を表示する表示手段と、 を具備してなる競走馬ラップタイム計測装置。
  2. 【請求項2】 前記時間計測手段の計測結果を印字する
    印字手段を具備してなる請求項1記載の競走馬ラップタ
    イム計測装置。
  3. 【請求項3】 騎手のクラスを入力するボタンと、該ボ
    タンによって入力されたクラスを前記表示手段に表示す
    る制御手段とを有することを特徴とする請求項1記載の
    競走馬ラップタイム計測装置。
  4. 【請求項4】 天候を入力するボタンと、該ボタンによ
    って入力された天候を前記表示手段に表示する制御手段
    とを有することを特徴とする請求項1または請求項3記
    載の競走馬ラップタイム計測装置。
  5. 【請求項5】 馬場状態を入力するボタンと、該ボタン
    によって入力された馬場状態を前記表示手段に表示する
    制御手段とを有することを特徴とする請求項1または請
    求項3または請求項4のいずれかの項記載の競走馬ラッ
    プタイム計測装置。
JP10418194A 1994-05-18 1994-05-18 競走馬ラップタイム計測装置 Pending JPH07311288A (ja)

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JP (1) JPH07311288A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4797116B1 (ja) * 2010-12-14 2011-10-19 株式会社日立製作所 通過タイム計測装置、システムおよび方法

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JP4797116B1 (ja) * 2010-12-14 2011-10-19 株式会社日立製作所 通過タイム計測装置、システムおよび方法

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