JPH0731105B2 - 材料試験機 - Google Patents

材料試験機

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JPH0731105B2
JPH0731105B2 JP63334169A JP33416988A JPH0731105B2 JP H0731105 B2 JPH0731105 B2 JP H0731105B2 JP 63334169 A JP63334169 A JP 63334169A JP 33416988 A JP33416988 A JP 33416988A JP H0731105 B2 JPH0731105 B2 JP H0731105B2
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JP
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JP63334169A
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高明 真弓
英雄 増瀬
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、材料試験機に関し、特に試験片をチャッキン
グする際に生じる初荷重の除去機能を設けた材料試験機
に関する。
[従来の技術] 材料試験機により引張、圧縮試験等を行なう場合、まず
試験片を試験片把持具によりチャッキングし、クロスヘ
ッドを試験速度により移動させて試験片に引張、圧縮荷
重を加えるようにしている。しかし、試験片をチャッキ
ングする際、初荷重が発生するので、これを除去しなけ
ればならず、試験開始前にクロスヘッドを移動させて初
荷重を除去している。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来の初荷重除去のためのクロスヘッドの移動
速度及び許容される除去範囲は、あらかじめ設定された
ものであり固定されていた。そのため、材料の特性によ
り初荷重除去に要する時間がまちまちとなり能率が悪い
作業となっていた。したがって、材料の特性により初荷
重除去範囲を設定できるようにするのが望ましいまた、
実試験以前のクロスヘッドの除去速度が特定材料にとっ
て速すぎる場合、被試験材料の特性に影響を与えること
があり、正確な評価が出来ないという問題もあった。す
なわち、初荷重のかかり具合は、試験される材料の剛性
等によって異なり、初荷重除去速度が速過ぎると、材料
の剛性等に影響を与える。また、材料特性に影響を与え
ない範囲で、初荷重除去速度を速くして試験能率を上げ
るのが好ましい場合もある。したがって、材料に応じて
初荷重除去速度を選択できるようにするのが好ましい。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を
採用した。
すなわち、本発明にかかる材料試験機は、試験片チャッ
キング時に発生する初荷重を除去する範囲を試験片の特
性に応じて設定できる初荷重除去範囲設定手段と、初荷
重除去のための負荷速度を設定するための負荷速度設定
手段と、設定された初期速度で負荷を行ないそのときの
荷重を読み取って該荷重が設定された除去荷重範囲内に
あるか否かを検出するとともに、除去荷重範囲内に入っ
たことを確認した場合には所定の試験負荷速度で負荷を
行なうよう制御する制御手段とを備えていることを特徴
としている。
[作用] 初荷重除去のための負荷速度と除去荷重範囲を材料の特
性に応じて設定手段により設定することができる。する
と、負荷装置が材料の特性に影響を及ぼさない速度で駆
動され、許容される初荷重除去範囲内に入れば、それ以
後は本来の試験速度で材料試験が開始される。
[実施例] 第1図は本発明の実施例である材料試験機の構成を示す
ブロック図である。材料試験機本体1の基台2とこれに
立設されたねじ棹3、4に設けたクロスヘッド6との間
で、試験片7が把持具8、9によって把持される。クロ
スヘッド6は、試験機本体1に設けたモータ10によって
駆動されるようになっており、該モータを作動させるこ
とにより、モータの出力軸の回転動力がねじ棹3、4に
伝達され、これに螺着されているクロスヘッドンがその
回転方向に応じて上下に移動させられる。その移動速度
はモータの回転速度によって制御される。モータ10は、
CPU17からの駆動信号D/Aコンバータ13を介してモータ駆
動手段12へ出力されることにより駆動される。
クロスヘッド6の移動によって試験片7に加えられる試
験荷重は、ロードセル11によって検出される。ロードセ
ル11からの荷重検出信号は、ロードアンプ15、A/Dコン
バータ16を介してCPU17へ入力され、演算処理され、測
定結果がI/O装置21を介してレコーダ24で記録される。
荷重データの読み込みは、RAM19で行なわれ、上記各処
理はROM20にあらかじめ記憶されたプログラムに従って
行なわれる。
つぎに、上記材料試験において試験片7をチャッキング
する際に生じる初荷重の除去について説明する。
材料試験を始める前に、材料の特性に応じた初荷重除去
のためのクロスヘッド速度VEの設定および除去荷重範囲
LEの制定を除去速度設定器22、除去範囲設定器23によっ
て行う。そして初荷重除去範囲とこの初荷重を除去する
ための速度は、試験片(材料)の特性(剛性等)に影響
を与えないことがわかっている範囲内で、しかもできる
だけ能率的な値を選択する。これらの設定値はI/O装置2
1を介してCPU17へ読み込まれる。
試験開始時の試験片の荷重値(初荷重)をロードセル11
で検出し、第2図に示すようにこの時の荷重値Loが設定
された許容除去範囲−LEからLEの範囲にない場合は、ク
ロスヘッド6が除去速度VEによって駆動される。その後
の荷重値Lを適宜サンプリングしながら、荷重値Lが除
去範囲−LE〜LE内に入ったことが検出確認されると、CP
U17はモータ駆動手段12へ試験速度VTで駆動するように
指令を与え、本来の材料試験が実行される。これら処理
手順のフローチャートを第3図に示す。
上記したように、本実施例における材料試験機は、初荷
重除去のためのクロスヘッドの移動速度を材料の特性に
応じて任意に設定でき、被試験材料の特性に影響を及ぼ
さない速度が選択できるので、正確な評価を行なうこと
ができる。また、除去範囲を試験片の特性に応じて任意
に設定できるので、適正な範囲で初荷重除去が行なえ、
初荷重除去の所要時間が短縮でき、初荷重除去作業を能
率よく行なうことができる。
[発明の効果] 上記説明から明らかなように、本発明にかかる材料試験
機によれば、試験片チャッキング時に発生する初荷重
が、各被試験材料に応じて能率よくその特性に影響なく
除去されるので、材料の試験結果を正確に評価すること
ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の構成を示すブロック図、第2
図は初荷重除去操作を説明する図、第3図は処理手順を
示すフローチャートである。 2……基台、6……クロスヘッド、7……試験片、8,9
……試験片把持具、17……CPU、22……除去速度設定
器、23……除去範囲設定器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試験片チャッキング時に発生する初荷重を
    除去する範囲を試験片の特性に応じて設定できる初荷重
    除去範囲設定手段と、初荷重除去のための負荷速度を試
    験片の特性に応じて設定できる負荷速度設定手段と、設
    定された初期速度で負荷を行いそのときの荷重を読み取
    って該荷重が設定された除去荷重範囲内にあるか否かを
    検出するとともに、除去荷重範囲内に入ったことを確認
    した場合には所定の試験負荷速度で負荷を行うよう制御
    する制御手段とを備えてなる材料試験機。
JP63334169A 1988-12-29 1988-12-29 材料試験機 Expired - Lifetime JPH0731105B2 (ja)

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JP5048149B2 (ja) * 2010-10-19 2012-10-17 Thk株式会社 測定装置、及び測定方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5876735A (ja) * 1981-10-31 1983-05-09 Shimadzu Corp 試験片荷重除去装置

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