JPH07311025A - 3次元形状検査装置 - Google Patents

3次元形状検査装置

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JPH07311025A
JPH07311025A JP6102931A JP10293194A JPH07311025A JP H07311025 A JPH07311025 A JP H07311025A JP 6102931 A JP6102931 A JP 6102931A JP 10293194 A JP10293194 A JP 10293194A JP H07311025 A JPH07311025 A JP H07311025A
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JP
Japan
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measurement
measured
height
dimensional shape
peak
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Application number
JP6102931A
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English (en)
Inventor
Kiyokazu Mizoguchi
清和 溝口
Takanori Nakaike
孝昇 中池
Aki Tabata
亜紀 田畑
Masato Moriya
正人 守屋
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被計測物体の形状検査にかかる時間を大幅に短
縮し得る高速の3次元形状検査装置を提供することを目
的とする。 【構成】この発明では、分散配置された複数の計測点で
得られた高さデータを用いて予め概ねの形状が既知の被
計測物体のピーク高さを検査する3次元形状検査装置に
おいて、被計測物体の計測対象領域を特定する領域特定
手段と、前記特定された領域に含まれる計測点の計測値
に基づき被計測物体のピーク高さを近似推定する近似推
定手段とを備えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は共焦点光学系を応用し
た3次元形状検査装置に関し、特に被計測物体のおおよ
その表面形状が既知である、例えばIC実装用ハンダバ
ンプなどの形状を高速に検査する3次元形状検査装置に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
エレクトロニクス分野等において、実装工程の高密度化
・集積化が進んでおり、小さな両面配線基板に球形状の
ハンダをアレイ状に配列した表面実装型LSIパッケー
ジ(プラスチックBGA(ball grid array))が注目さ
れつつある。
【0003】このプラスチックBGAを採用するときの
最も大きな問題は検査であり、ハンダバンプやハンダペ
ーストの3次元形状を自動で高速に且つ高精度に検査す
る要求が高まってきている。特に、フリップチップ、T
CP(Tape Carrier Package)の実装においては、信頼
性の面からハンダバンプの形状、特に高さが均一でなけ
ればならず、チップ上に2次元配列された全てのバンプ
の高さを高速に検査する必要がある。
【0004】このような立体の3次元形状を計測する技
術には種々のものがあるが、なかでも共焦点光学系を応
用した装置は光軸方向の分解能が高いという優れた特徴
を持っており、USP4806004号、特開平4−2
65918号公報等にその技術開示がなれている。
【0005】これら各技術の共通構成を図25に示す。
【0006】図25において、光源80から発せられた
光はレンズ81、82によって拡大されてピンホールア
レイ83に入射されることにより、アレイ状に配列され
た複数の光点から発せられる光となる。これらの光はハ
ーフミラー84を介して対物レンズ85に入射され、対
物レンズ85によって被計測物体86上に入射される。
被計測物体86の表面で反射されたアレイ状の光はハー
フミラー84によって反射され、ピンホールアレイ87
を介して光検出器アレイ88に入射される。
【0007】かかる構成において、制御処理部90によ
り共焦点光学系または被計測物体86が載置されたステ
ージ89を光軸方向(Z方向)に移動させながら光検出
器アレイ88上に焦点を結ばせて、その受光量が最大と
なる移動位置をもって、被計測物体86の反射点の高さ
とする。このような処理を、光検出器アレイ88に入射
された各光について行えば、被計測物体表面の各位置の
高さを検出することができる。
【0008】すなわち、上記従来技術によれば、ピンホ
ールアレイ83、87によって共焦点光学系ユニットを
X−Y平面上でマトリクス状に並設することにより、被
計測物体の各位置における高さを測定するようにしてい
る。
【0009】ところで、共焦点光学系は、光検出器の前
に配設したピンホール等によってその開口を制限するこ
とにより、焦点が外れた位置からの反射光を除去するこ
とによって、光軸方向に高い分解能を得ている。従っ
て、アレイ状に配設した各共焦点光学系ユニットが光学
的な干渉を避け、上記特性を充分に活かすためには、ピ
ンホールアレイのピンホールの間隔は充分な距離が必要
となる。
【0010】このように上記従来技術によれば、被計測
物体表面に照射される光点の分解能(ピッチ)には下限
があるので、一回の測定ではX−Y方向に連続的なデー
タを得ることができない。
【0011】このため、USP4806004号では、
被計測物体又は共焦点光学系をX−Y方向に走査する走
査手段を設け、該走査手段によってピンホールのピッチ
間隔より小さなピッチで被計測物体又は共焦点光学系を
走査しながら計測を行うことによってX−Y方向の分解
能を上げるようにしている。
【0012】しかし、上記のように被計測物体又は共焦
点光学系を走査することによってX−Y方向の分解能を
上げる手法では、計測時間が非常に長くなるという問題
がある。また、X−Y方向に極く短いピッチで走査を行
わなければならないので、走査手段の走査精度が重要に
なり、駆動系がコスト高になるという問題がある。
【0013】ところで、IC実装用のハンダバンプの形
状検査などでは、被計測物体(ハンダバンプ)は、集積
化基板やウエハ上の限られた領域に位置しているので、
視野全領域での計測データは必要ない。
【0014】しかし、上記従来技術では、視野内の全領
域の計測データを得るようにしているので、上記従来技
術をIC実装用のハンダバンプの形状検査などの予めお
およその形状が既知である被計測物体の形状検査に適用
した場合は、時間が不必要にかかり過ぎるという問題が
ある。
【0015】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、被計測物体の形状検査にかかる時間を大幅に
短縮し得る高速の3次元形状検査装置を提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明では、分散配置
された複数の計測点で得られた高さデータを用いて予め
概ねの形状が既知の被計測物体のピーク高さを検査する
3次元形状検査装置において、被計測物体の計測対象領
域を特定する領域特定手段と、前記特定された領域に含
まれる計測点の計測値に基づき被計測物体のピーク高さ
を近似推定する近似推定手段とを備えるようにしてい
る。
【0017】
【作用】かかる本発明によれば、被計測物体の全領域が
計測されるのではなく、領域特定手段によって特定され
た一部の領域が計測対象領域として選定される。
【0018】さらに、該特定された領域に含まれる計測
点の計測値に基づく近似推定演算処理を行うことにより
被計測物体のピーク高さを得るようにしている。すなわ
ち、計測点のX−Y方向の分解能の問題を、計測点を走
査することによってではなく、近似推定演算によって解
決するようにしている。
【0019】
【実施例】以下、この発明を添付図面に示す実施例に従
って詳細に説明する。
【0020】図1にこの発明の第1実施例を示す。
【0021】この実施例装置は、被計測物体が形成され
たワークW(例えばウエハ上に配列されたICチップ、
基板上にマトリクス状に形成されたハンダバンプなど)
の全体又は一部を撮像する2次元撮像装置1、共焦点光
学系を利用した3次元形状計測装置2、載置したワーク
WをX−Y方向に移動するX−Y移動ステージ3、およ
び制御処理装置4を有している。
【0022】2次元撮像装置1は、ワークW上の被計測
物体の領域の特定を行うためのもので、その詳細構成例
を図2(a)〜(c)に示す。
【0023】図2(a)において、タングステンランプな
どの光源10から発せられた光はレンズ11で拡大され
た後、ハーフミラー12、レンズ13を経由してワーク
Wに照射される。ワークWからの反射光はレンズ13、
ハーフミラー12を経由して撮像素子14上に結像され
る。撮像素子14は、例えばCCD型のエリアセンサ
で、その映像出力は制御処理装置4に送られる。
【0024】また、図2(b)は、円管型の照明10を用
いたものであり、照明10から発射された光はワークW
に照射され、その反射光がレンズ13によって撮像素子
14に結像されるようになっている。
【0025】図2(c)は、ワーク透過型の例であり、光
源10から発射された光はワークWに照射され、その透
過光がレンズ13によって撮像素子14に結像されるよ
うになっている。
【0026】3次元形状計測装置2は、先の図25に示
したものと同様の共焦点光学系型の構成であり、光軸方
向(Z方向)の移動手段として共焦点光学系全体または
図25の対物レンズ85をZ方向に移動するZ移動ステ
ージ(図示せず)を有している。この場合、3次元形状
計測装置2はワークW上に置かれた被計測物体のピーク
高さを判定するものとする。
【0027】制御処理装置4は、2次元撮像装置1の映
像データを画像処理し、ワークWの姿勢位置決め及びワ
ークW上の被計測物体の領域の特定処理を行い、その特
定結果に基づいてX−Y移動ステージ3を移動制御する
ことにより、ワークWを3次元形状計測装置2の計測視
野内に移動する。また、3次元形状計測装置2によって
求めた形状データに基づいて被計測物体の高さを判定す
る。
【0028】図3は、制御処理装置4の詳細を示すもの
で、2次元撮像装置1の映像信号はA/D変換器20で
デジタルデータに変換された後、フレームメモリ21に
記憶される。フレームメモリ21は、第1のフィールド
メモリに映像信号をストアしている間に、第2のフィー
ルドメモリにストアしているデータを出力するというよ
うに、フィールド毎にアクセスを切り換える方式を採用
すると有利である。
【0029】また、3次元形状計測装置2で得られた形
状データはデジタルI/O22を介してデータバス23
に送られ、メインメモリ24に記憶される。
【0030】フレームメモリ21に記憶された2次元撮
像装置の映像信号やメインメモリ24に記憶された形状
データはCPU25によってアクセスされ、後述する各
種の処理が実行される。
【0031】また、X−Y移動ステージ3はデジタルI
/O26を介してデータバス23に接続され、CPU2
5によってアクセス制御される。
【0032】なお、27はモニタディスプレイ、28は
キーボード,マウスなどの入力装置である。
【0033】上記構成において、2次元撮像装置1は少
なくとも3次元形状測定装置2と同程度あるいはこれよ
り広い視野を持つとともに、3次元形状測定装置2と同
程度あるいはこれより高精細な撮像分解能を有している
事が望ましい。
【0034】つぎに、上記構成による被計測物体の高さ
検査の処理手順の概要について図4のフローチャートを
参照して説明する。
【0035】(1)ステップ100…ワークの姿勢位置の
検出 X−Yステージ3上に載置されたワークWを2次元撮像
装置1で撮像し、その撮像データに基づいてワークの姿
勢、位置を検出する。検出されたワークの姿勢、位置デ
ータは制御処理装置4に転送され記憶される。
【0036】(2)ステップ110…被計測物体領域の位
置の特定 姿勢、位置が検出されたワークをワークの設計寸法(ワ
ーク上の被計測物体の位置や寸法など)と比較すること
によりワーク上の被計測物体の存在する領域の位置を特
定する。特定した領域の位置データは制御処理装置4へ
転送され、記憶される。
【0037】(3)ステップ120…ワークまたは視野の
移動 位置を特定された被計測物体を3次元形状測定装置2の
最初の視野に置くために、必要なワークの移動量をワー
クの姿勢、座標データから計算し、その計算データに基
づいてX−Y移動ステージ3を駆動する。この移動の
際、2次元撮像装置1と3次元形状測定装置2の位置関
係は予め求めておき、ワーク移動量の計算時に参酌す
る。
【0038】(4)ステップ130…3次元形状(高さ)
計測 3次元形状測定装置2において、共焦点光学系全体また
は対物レンズのみまたはワークをZ方向に移動させなが
ら、受光部で感知する受光量が最大となる移動位置をそ
の受光点における被計測物体の高さ位置とする。このよ
うな処理を、アレイ状に配列された各受光部に関して各
別に実行する。1視野で被計測物体表面全体を計測でき
ない場合は、視野を切り換えて同様の処理を実行する。
【0039】なお、視野の切換の際、被計測物体領域の
位置の特定処理によって得られた被計測物体の位置デー
タが参照され、ワーク全体ではなく被計測物体領域のみ
を走査するべく最小限度の視野の切換えが行われる。
【0040】計測された各高さデータは制御処理装置4
へ転送され、記憶される。ただし、この計測処理で得ら
れる高さデータは共焦点光学系のピンホール間隔に対応
するピッチで得られる。
【0041】(5)ステップ140…特定領域のデータを
選択 ステップ110の被計測物体領域の特定処理によって得
られた被計測物体の座標データに基づき、先の処理で得
られた全ての高さデータから被計測物体のピーク位置近
傍のデータを選択する。
【0042】(6)ステップ150…ピーク高さの推定 上記選択した高さデータに基づいて被計測物体のピーク
高さを推定する。
【0043】(7)ステップ160…高さの合否判定 上記得られたピーク高さを予め設定された下限値及び上
限値と比較し、これら下限値及び上限値の範囲内に入っ
ているか否かでワークの合否を判定する。
【0044】(8)ステップ170…終了 合否判定の出たワークは、ステージから降ろされ、必要
に応じて分類される。次に、上記各ステップにおける処
理の詳細について説明する。
【0045】(1)ワークの姿勢位置検出処理 まず、図4ステップ100のワークの姿勢位置検出処理
について説明する。
【0046】ワークの姿勢位置の検出手法として、(a)
2点の位置を求める方法、(b)回転モデルのマッチング
による方法、(c)治具による方法などがある。
【0047】(a)2点の位置を求める方法 この手法は、ワークの少なくとも2点の位置を特定する
ことにより、ワークの姿勢、位置を決定するものであ
り、2点は(イ)ワーク上の特定パターンとする手法、(ロ)
ワークのエッジ部分とする手法がある。
【0048】(イ)ワーク上の特定パターンを2点とする
方法 図5(a)〜(c)に示されるような、ワーク上に特別に作り
込まれたパターン(アライメントマーク)をに対応する
2値パターンをモデル登録し、2次元撮像装置1の撮像
データと前記モデル登録パターンをパターンマッチング
することにより2点の位置を特定する。2値パターンで
はなくグレイスケールパターンをモデル登録し、正規化
相関によるマッチングを行ってもよい。
【0049】また、図6はICチップ31が形成された
ウエハ30を示すものであるが、上記アライメントマー
クの代わりに、図示32で示す領域の画像パターンを用
いるようにしてもよい。すなわち、図6の場合は、ワー
ク上の回路パターン自身がアラーメントマークとして利
用されている。なお、図5(a)(b)で示すアライメントマ
ークはワークの回転に強いものである。
【0050】(ロ)ワークのエッジ部分を2点とする方法 図7に示すように、直交する2つのラインA、B上の画
像の微分をとることにより、それぞれのライン上のワー
クのエッジの位置を特定する。この場合、分解能の高い
ラインセンサカメラを直交するように設け、それぞれの
ラインの画像を撮像するようにしても良いし、2次元撮
像装置1による水平/垂直ラインのデータを評価するよ
うにしても良い。特に、先の図2(c)に示した透過照明
はこの手法に適しており、画像データを2値化すること
により容易にエッジの位置を特定できる。
【0051】また、図7のエッジ部分33、34に対応
するグレイスケールパターンをモデル登録し、正規化相
関によるマッチングをするようにしてもよい。この場合
各ラインA,B上をそれぞれの登録パターンでサーチす
る。
【0052】(b)回転モデルのマッチングによる方法、 ワークが回転した状態に対応する回転モデルを、例えば
1度ステップで±30度分登録し、正規化相関などによ
るマッチングを行い、最も相関度が高い位置と回転モデ
ルを求め、それをワークの位置、姿勢とする。
【0053】この回転モデルの例を図8に示す。図8に
よれば、ワークWの角部分に正方形状の回転モデル領域
Mを設定し、ワークWの回転角θに応じて複数の回転モ
デルを登録している。
【0054】(c)治具による方法 ワークの製作精度が高く、治具を作ることでワークを所
定の姿勢、位置に所望の精度で固定することが可能な場
合は、X−Y移動ステージ3上に治具を設け、該治具に
よってワークをセットするようにすればよい。この場
合、2次元撮像手段1の撮像データは、ワークの姿勢、
位置の特定処理には用いられないが、ワークが所望の精
度で固定されているかのチェックに利用することができ
る。
【0055】(2)ワーク上の被計測物体の領域特定(図
4ステップ110) 次に、図4ステップ110の被計測物体の領域特定処理
について説明する。
【0056】ワーク上における被計測物体の設計値(位
置、寸法、ピッチなど)は既知であるので、ステップ1
00の手順でワークの位置姿勢が検出されると、上記設
計値を用いて被計測物体の領域位置を特定する。なお、
ワーク設計寸法と実際のワークの設計寸法が合わない場
合、例えば熱工程におけるワークの熱膨張によるピッチ
ズレなどがある場合は、被検査物体のモデルを登録し、
2次元撮像装置1によって得られた画像データと上記登
録モデルを用いて正規化相関によるマッチングを行い、
相関度の高い位置を被検査物体の位置とするようにすれ
ばよい。
【0057】(6)ステップ150…ピーク高さの推定 次に、図4ステップ150のピーク高さの推定処理につ
いて詳述する。
【0058】以下の説明においては、基板上に半球状の
ハンダバンプがアレイ配列されたプラスチックBGAを
検査する場合を想定している。
【0059】被計測物体のピーク高さを推定する手法と
しては、 (a)ΔH−ΔZの関係による近似手法 (b)ΔH−rの関係による近似手法 (c)最小2乗法による手法 (d)正規分布関数の近似による手法 などがあり、これら各手法を順に説明する。
【0060】(a)ΔH−ΔZの関係による近似手法 アレイ状に形成されたハンダバンプの1個の形状が、図
9に示すような半球状であるとし、まず、この図におけ
るピーク点P0のピーク高さZ0を求めるものとする。
【0061】図9において、ハンダバンプのピーク点P
0を含んでかつ底面に垂直な断面は2次曲線Mを稜線と
する半円球状であり、直線Lはバンプの底に対応する。
【0062】3次元計測装置2の隣接する2つの計測点
をA,Bとし、これら2点A,Bのピッチ間隔Pを P=n・h …(1) とする。
【0063】ここで、nは偶数、すなわち n=2m m=1,2,… とする。
【0064】また、図9に示すように、2次曲線M上に
間隔hをもって、n個の近似点P1、P2、P3、……、
Pnを設定し、さらにピーク点P0と各近似点P1、P2、
P3、……、Pnとの高さの差をそれぞれV1、V2、…
…、Vnとすると、図10に示すような関係が成立す
る。
【0065】ここで、図9に示すように、計測点A,B
の計測値がそれぞれZ1,Z2であるし、それらの差の絶
対値をΔZ(=|Z1−Z2|)とすると、ΔZ=0のと
き、計測点A,Bはピーク位置P0から等しい距離に位
置する。
【0066】そして、この位置から計測点A,BがZ1
<Z2となる方向にピッチ間隔Pを保ちながらh/2の
間隔でずれた事を想定し、h/2間隔で毎に領域R1〜
Riを設定するとする。
【0067】また、計測点A,Bにおける計測値の高い
ほうの高さ(Z1またはZ2)とピーク位置の高さZ0と
の差をΔHとする。
【0068】ここで、先の図10に示した関係、すなわ
ちP1〜PnとV1〜Vnとの関係は実験などによって予め
求めておく。
【0069】そして、例えば、計測点Aが領域R1に位
置した場合は計測点Aが計測点P1に位置したと近似
し、計測点Aが領域R2に位置した場合は計測点Aが計
測点P2に位置したと近似する。
【0070】すると、各位置P1〜Pnにおけるピーク位
置からの高さ方向距離V1〜Vnが予め求められているの
で、この場合のピーク高さZ0は、計測点Aの計測値Z1
に上記高さ方向距離V1〜Vnの対応するものを加算した
値として近似することができる。
【0071】以上が本手法の原理であるが、この実施例
では、ΔZ(計測値Z1とZ2の差)と、ΔH(計測点
A,Bにおける計測値の高いほうの高さ(Z1またはZ
2)とピーク位置の高さZ0との差の近似値)の関係を予
めメモリテーブルなどのモデル登録しておく。図11及
び図12は該登録モデルの例を示すもので、図11はそ
の内容を一般式で示しており、mに実際に値を代入する
と図12に示すようになる。
【0072】そして、実際に得られた2つの計測値の差
に対応するΔHを上記メモリテーブルから求め、該求め
られたΔHを実際に得られた高いほうの計測値に加算す
ることにより、2つの計測点を結ぶ稜線のピーク高さを
検出する。
【0073】例えば、m=2のとき、P=4hであり、
図9に示すように、点Aが領域R5に位置しているとす
ると、ΔZは図12の太線枠Wで囲んだ範囲となり、図
12からΔH=V1であると求められる。従って、この
場合のピーク高さZ0は、 Z0=Z2+V1 となる。
【0074】このようにこの手法では、隣接した2つの
計測点の計測値の差ΔZと、2つの計測点を結ぶ稜線に
おけるピーク高さ位置と2つの計測値のうちの高いほう
の計測値との差ΔHとの関係を予めメモリテーブルに設
定しておき、実際に得られた2つの計測値の差に対応す
るΔHをメモリテーブルから求め、該求められたΔHを
実際に得られた高いほうの計測値に加算することによ
り、2つの計測点を結ぶ稜線のピーク高さを検出するよ
うにしている。。
【0075】以上により、半円球形状であるハンダバン
プの1つの稜線におけるピーク高さが測定できた。
【0076】次に、半円球形状であるハンダバンプの真
の頂点のピーク高さを求める手法について説明する。
【0077】図13は、1つのハンダバンプ40を上方
からの平面図である。図中の格子間隔は3次元形状計測
装置2の計測ピッチPに対応し、格子の各交点が各計測
点に対応する。また、図中の太線枠Gで囲まれた領域が
先に説明した図4のステップ110で特定された被計測
物体の検査領域であるとする。すると、この場合には、
検査領域内にはc1〜c9の9個の計測点を含み、かつ4
個の基本検査ブロックD1〜D4を有する。
【0078】ここでは、まず、4個の基本検査ブロック
D1〜D4の何れに頂点PKが存在するかを以下の手法で
判定する。すなわち、各基本検査ブロックD1〜D4に含
まれる4つの計測点の計測値の平均値を各基本検査ブロ
ック毎に求め、その平均値が最大となった基本検査ブロ
ックに頂点が存在すると、判定する。例えば、基本検査
ブロックD1については、計測点c1,c2,c4,c5の
各計測値の平均値を求める。図13の場合は、ハッチン
グを付した基本検査ブロックD4に頂点PKが存在する
と判定されたことになっている。
【0079】つぎに、このようにして選択された基本検
査ブロックD4内で頂点PKの高さを検出する手順につ
いて説明する。
【0080】図14は、上記選択された基本検査ブロッ
クD4に含まれる4つの計測点c5,c6,c8,c9をハ
ンダバンプ上で示したものであり、この図において頂点
PKを含んで底面41に垂直な平面S3と、計測点c5,
c8を含んで平面S3に平行な平面S1と、計測点c6,c
9を含んで平面S3に平行な平面S2とを考える。この図
からも判るように、実際の計測では、平面S1およびS2
の何れもが平面S3と一致することはまれであり、各稜
線M1、M2、M3も全て異なる曲線である。
【0081】ここで、先の図9の2次曲線Mは、そのピ
ークP0が真のピークPKに一致するとして、メモリテ
ーブルに登録されているV1〜Vnの値を設定している。
【0082】したがって、先の図9を用いて説明した手
法を曲線M1やM2に適用した場合、そのV1〜Vnの値は
必ずしも正確な値ではない。しかし、ハンダバンプにお
いては、前記平面S1,S2,S3はかなり接近した位置
関係にあることから、前記設定した各値を用いてもその
誤差は実際上問題にはならない。
【0083】よって、まず基本検査ブロックD4に含ま
れる4つの計測点c5,c6,c8,c9のうちの例えば、
計測点c5,c8を先の図9の計測点A、Bに対応させ、
前述した手法を用いて稜線M1のピーク点PK1の高さZ
aを算出する。また同様にして計測点c6,c9を先の図
9の計測点A、Bに対応させ、前述した手法を用いて稜
線M2のピーク点PK2の高さZbを算出する。
【0084】つぎに、これら算出した2つのピーク点P
K1,PK2を含む平面S0(稜線M0)を想定し、これら
2つのピーク点PK1,PK2を先の図9の計測点A、B
に対応させ、前述した手法を用いて稜線M0のピーク点
PKの高さZpを算出する。このようにして、ハンダパ
ンプの真の頂点PKの高さZpを算出する。
【0085】なお、以上のようにして求めたピーク高さ
をハンダバンプの高さの最終判定値として用いてもよい
し、次のような手順を経た後最終判定値を決定するよう
にしてもよい。
【0086】すなわち、上記手順を終了したら、今度は
c5,c6を含む稜線のピーク高さおよびc8,c9を含む
稜線のピーク高さをそれぞれ算出し、これら2つのピー
ク高さを用いてハンダバンプの頂点PKの高さZp´を
算出し、求められた2つのピーク高さZp,Zp´の平均
値又は大きな方の値を最終ピーク高さとする。
【0087】以上説明した手法の手順をまとめたものが
図15のフローチャートであり、以下このフローチャー
トに従ってその手順を説明する。
【0088】まず、前記図4のステップ110の被計測
物体領域の特定処理や各基本検査ブロックに含まれる4
計測点の計測値の比較処理(図13参照)によって、ハ
ンダバンプの頂点を含む基本検査ブロックが1つに特定
されたとする(ステップ200)。
【0089】まず、計測点4点のうちの隣合った2つの
計測点の計測データの差ΔZを求め(ステップ21
0)、メモリテーブルから該ΔZに対応する高さ加算値
ΔHを求める(ステップ220)。
【0090】つぎに、このようにして求められたΔHを
2つの計測点の計測データのうちの高い方のデータに加
算して当該2つの計測点を通る稜線のピーク高さZaを
算出する(ステップ230)。
【0091】同様にして、上記2つの計測点とは異なる
2つの計測点に関し、同様の処理を行って該2つの計測
点を通る稜線のピーク高さZbを算出する(ステップ2
40)。
【0092】次に、このようにして求めた2つのピーク
点の高さの差Δz´(=Za−Zb)を算出し(ステップ
250)、同様にして該Δz´に対応する高さ加算値Δ
H´を求める(ステップ260)。
【0093】そして、このようにして求められたΔH´
を前記2つのピーク点の高さのうちの高い方のデータに
加算して最終ピーク高さZpを算出する(ステップ27
0、290)。
【0094】なお、前述したように、他の計測点の組み
合せによる順番でピーク高さZp´を算出し、これらの
平均値又は大きな方の値を最終ピーク高さとするように
してもよい(ステップ280、290)。
【0095】なお、上記図9を用いて説明した手法にお
いて、推定精度を高めたい場合は、先の(1)式のn、
すなわち計測ピッチの分割数を増加するようにすれば良
い。この際、被計測物体の形状(寸法、曲率、バラツ
キ)や3次元形状計測装置2の性能(計測ピッチP,Z
方向分解能)、さらには検査所要時間等の要因を考慮し
て、要求される推定高さの精度に見合うようにすること
が重要である。また、上記実施例では、便宜上nを偶数
としたが、奇数としても何の問題もない。
【0096】また、上記近似推定方法によれば、被計測
物体に照射される光源からの光の死角または誤検出によ
り、選択した基本検査ブロックの4点のデータの一部が
欠落して無効な場合でも、その値を例えばゼロとして計
算しても、ほぼ前述と同精度で高さを推定する事ができ
る。
【0097】ところで、図11のΔZと計測点の近似位
置Pjの関係により、ピークP0の座標(X,Y)を求め
ることもできる。すなわち、2個の計測点の差ΔZか
ら、計測点が存在する近似位置Pjが求められ、各計測
点A,Bからピーク位置までの距離の比が判るので、既
知である計測点の座標を用いてピークP0の座標を求め
ることができる。
【0098】例えば、図9の計測点A、Bの座標がそれ
ぞれ(Xa,Ya)(Xb,Yb)で、その間隔が4hで、
点Aが領域R5に入っている場合は、ΔZは図12の太
線枠Wの範囲内であり、点Aの近似位置はP3となる。
したがって、計測点Aと頂点P0の水平距離と、計測点
Bと頂点P0の水平距離との比は約3h:hとなる。
【0099】よって、 X=(3h・Xb+h・Xa)/(3h+h) Y=(3h・Yb+h・Ya)/(3h+h) となる。ただし、Z1>Z2の場合は、計測点A,Bが入
れ替わるので、 X=(3h・Xa+h・Xb)/(3h+h) Y=(3h・Ya+h・Yb)/(3h+h) となる。
【0100】(b)ΔH−rの関係による近似手法 この手法では、1つの計測点Cのピーク位置からの水平
距離rと、計測点Cの高さとピーク位置の高さとの差Δ
Hとの関係を予め登録しておき、計測の際には、計測点
とピーク位置との水平距離rを実際に求め、該求めた水
平距離rに対応するΔHを前記登録関係から求め、該求
めたΔHを計測点の計測値に加算し、この加算結果をも
ってピーク高さとするようにしている。
【0101】図16は、ハンダバンプの断面において、
ピーク位置P0、ピーク高さZ0、計測点C、計測点の高
さZ1、計測点Cとピーク点P0との水平距離r、計測点
Cの高さとピーク位置の高さとの差ΔHを示している。
【0102】ここで、ハンダバンプの形状を、図17で
示すように、(i)半円、あるいは(ii)2次曲線で近似す
ると、 (i)半円の場合は ΔH=Z0−SQRT(Z0^2−r^2) (ii)2次曲線の場合は ΔH=K・r^2 K:定数 となる。なお、SQRT()はルートを示し、^2は2乗
を示している。
【0103】また、上記のように式ではなく、(iii)図
18に示すように、実際にrの範囲毎にΔHの値を予め
求めておき、これら求めた関係を図19に示すようにメ
モリテーブルに記憶するようにしてもよい。
【0104】以上のように、(i)(ii)(iii)の何れかの手
法によってΔHとrとの関係を登録しておく。
【0105】次に、ハンダバンプのピーク位置(Xp,
Yp)を,2次元撮像データ或いは3次元計測データを正
規化相関やHough変換などのマッチング処理をする
ことにより求める。また計測点Cの位置(Xc,Yc)は
制御処理装置4では既知であるので、距離rは下式によ
って求めることができる。
【0106】 r=SQRT((Xp−Xc)^2+(Yp−Yc)^2) したがって、上記求められた距離rに対応するΔHを先
の(i)(ii)(iii)の何れかの登録関係によって求め、この
ΔHを計測点Cの計測値Z1に加算することによりピー
ク高さZ0を求めることができる。
【0107】Z0=ΔH+Z1 なお、上記によるピーク高さの推定を被計測物体のピー
ク近傍の複数の計測点について行い、それら推定ピーク
値の平均或いは最大値を最終ピーク高さとするようにし
てもよい。
【0108】また、正規化相関やHough変換などの
マッチング処理によってピーク位置(Xp,Yp)を求め
る際に、2次元撮像データを用いる場合は、被計測物体
の2次元画像データをモデル登録しておき、このモデル
を用いてマッチングを行うようにすればよい。したがっ
て、先の図4のステップ110の領域特定処理中に、
(Xp,Yp)を求めておくようにすれば、本推定処理中
に(Xp,Yp)を改めて求める必要がなくなる。
【0109】同様に、正規化相関やHough変換など
のマッチング処理によってピーク位置(Xp,Yp)を求
める際に、3次元計測データを用いる場合は、被計測物
体の3次元形状データをモデル登録しておき、このモデ
ルを用いてマッチングを行うようにすればよい。
【0110】(c)最小2乗法による手法 予め、被計測物体の形状に応じて、あてはめる関数を想
定する。ハンダバンプの例では、2次曲面を仮定し、あ
てはめる関数を、例えば Z=A(X^2+Y^2)+B・X+C・Y+D とする。形状計測値と上記関数により計算された値との
差の2乗和を最小にするように関数の係数A、B、C、
Dを求め、決定した関数からピークの位置、ピーク高さ
を推定する。実際には、領域特定によりハンダバンプの
ピークがあると予測される近傍の計測点の座標と、その
高さ計測値をデータとして計算する。
【0111】(d)正規分布関数の近似による手法 被計測物体の形状によっては、正規分布関数の近似を用
いてピークの位置と高さを推定する。
【0112】以上が第1実施例に関する説明である。
【0113】次に、図20にこの発明のシステム構成に
関する第2実施例を示す。
【0114】この第2実施例では、先の第1実施例のよ
うにワークWをX−Y方向に移動させるのではなく、3
次元形状計測装置2をX−Y方向に移動させる移動装置
5を設けるようにしている。
【0115】また、ワークWを照射する照明6を設けて
いる。照明6は、3次元形状計測装置2の計測に影響を
与えないように、2次元撮像中は点灯し、3次元計測中
は消灯する。同様に、3次元形状計測装置2の投光が2
次元撮像に影響を与えないように、2次元撮像中は3次
元形状計測装置2の光源を消灯するか、あるいは光路中
に液晶シャッタなどの遮光手段を設けて遮光するように
する。
【0116】図21にこの発明のシステム構成に関する
第3実施例を示す。
【0117】この図21の実施例では、2次元撮像装置
1と3次元形状計測装置2とを一体化するようにしてい
る。
【0118】すなわち、先の図25に示した、光源8
0、レンズ81,82、ピンホールアレイ83、ハーフ
ミラー84、レンズ85a,85b、ピンホールアレイ
87および光検出器アレイ88から成る共焦点構造の3
次元形状計測装置に対し、ハーフミラー50、CCDカ
メラなどの撮像素子51、照明52およびハーフミラー
53を設けるようにしている。そして、ハーフミラー5
0を介して被計測物体からの反射光を撮像素子51に導
くと共に、照明52の照明光をハーフミラー53を介し
て被計測物体86上に照射するようにしている。
【0119】89はX−Y移動ステージ。90は制御処
理装置である。
【0120】照明52は、前述したように2次元撮像の
ときにのみ用い、光源80は3次元形状計測のときにの
み用いる。共焦点光学系の光学系全体または対物レンズ
85bまたはX−Y移動ステージ89は、Z方向に移動
可能である。
【0121】なお、上記図21の実施例において、照明
52および3次元形状計測装置2の光源80にレーザや
発光ダイオードなどの単色光、準単色光を使うことによ
り光の波長スペクトルを選択したり、あるいはスペクト
ル幅を持つハロゲンランプ等の光を波長選択フィルタを
介して制限することにより、それぞれを異なる波長領域
の光にしてワーク86に照射し、3次元形状計測装置の
光検出器アレイ88の前に照明52に対応する波長領域
の光を遮断する波長フィルタを設け、2次元撮像素子5
1の前に光源80に対応する波長領域の光を遮断する波
長フィルタを設けるようにすれば、照明52および光源
80を同時に点灯することができ、2次元撮像と3次元
形状計測の双方を同時に行うことができる。
【0122】また、上記実施例において、ハーフミラー
50、53を特定の波長の光のみを反射する、例えばダ
イクロックミラーとすることでも、2次元撮像と3次元
形状計測を同時に行うことができる。具体的には、特定
の波長の光を2次元撮像用に用い、この波長とは異なる
波長の光源を3次元形状計測用に用いるようにすればよ
い。
【0123】図22にこの発明のシステム構成に関する
第4実施例を示す。
【0124】この第4実施例において、2次元撮像装置
1と3次元形状計測装置2とを一体化する点に関しては
先の第3実施例と同様であるが、この第4実施例ではそ
の装置構成を更に簡単化するようにしている。
【0125】すなわち、光源80、レンズ81,82、
ピンホールアレイ83、ハーフミラー84、レンズ85
およびピンホールアレイ87による共焦点光学系部分に
対し、照明52および光センサ54を設けるようにして
おり、光センサ54に、2次元撮像用のセンサ部分と3
次元形状計測用のセンサ部分の双方を搭載するようにし
ている。
【0126】図23は、該光センサ54の視野部分を示
すもので、その開口が密に配設された2次元撮像用セン
サ部分55とそのピッチが2次元センサよりは粗に配設
された3次元形状計測用のセンサ部分56を有してい
る。これら各センサの信号は2次元用と3次元用とをマ
ルチプレクサによって別々に読み出してもよいし、共通
に読み出してもよい。また、この場合、照明52は、被
計測物体86を直接照射するようにしている。
【0127】なお、この実施例において、2次元撮像と
3次元形状計測を同時に行う場合は、2次元撮像用セン
サ部分55の前に光源80に対応する波長領域の光を遮
断する波長フィルタを設け、3次元形状計測用センサ部
分56の前に照明52に対応する波長領域の光を遮断す
る波長フィルタを設けるようにすればよい。
【0128】図24この発明のシステム構成に関する第
5実施例を示す。
【0129】この実施例では、2次元撮像装置を省略
し、3次元形状撮像装置2のみで2次元形状の撮像及び
3次元形状の測定を行うようにしている。
【0130】ところで、上記第2〜第4実施例では、3
次元形状計測装置の視野が2次元撮像装置の視野に含ま
れるかまたはほぼ同じであるため、ワーク走査のために
ステージ移動量が少なくて済むか、あるいは視野の切換
えだけで済み、検査の高速化がより図れる。さらに、第
3、第4実施例では、2次元撮像装置と3次元形状計測
装置の光学系が同軸にあるため、組立調整が容易とな
り、コストの低減、装置の小型化が図れる。
【0131】なお、以上の実施例では、3次元形状計測
装置に共焦点光学系を用いるようにしているが、他の3
次元計測技術を用いるようにしてもよい。
【0132】また、共焦点光学系の光検出器アレイの受
光開口を点状のマトリクス状にすることによりピンホー
ルアレイを省略することができる。また、ワークをX−
Y走査するX−Yステージに回転機能を付加するように
してもよい。また、図1の実施例において、X−Y移動
ステージ3として、2次元撮像用と3次元形状計測用の
別々のものを用意し、第1のステージ上でワークを2次
元撮像し、その映像データに基づいてワーク上の被計測
物体の領域の特定処理を行った後、ワークを3次元計測
用の第2の移動ステージ上に移載し、前記特定処理によ
って得られたデータに基づいてワーク位置決めを行うよ
うにしてもよい。
【0133】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
被計測物体の全領域が計測されるのではなく、領域特定
手段によって特定された一部の領域が計測対象領域とし
て選定され、該選定された計測領域のみの高さを計測す
るようにしているので、データ処理に要する時間が大幅
に短縮される。さらに、この発明では、前記特定された
領域に含まれる計測点の計測値に基づく近似推定演算処
理を行うことにより被計測物体のピーク高さを得るよう
にしているので、計測点を走査することにより計測点の
X−Y方向の分解能を上げる方式に比べ、その形状検査
にかかる時間を大幅に短縮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のシステム構成に関する第1実施例を
示す図。
【図2】2次元撮像装置の具体例を示す図。
【図3】制御処理装置の内部構成を示すブロック図。
【図4】3次元形状測定に関する手順の概略を示すフロ
ーチャート。
【図5】アライメントマークを例示する図。
【図6】回路パターンをアライメントマークとした場合
の説明図。
【図7】ワークのエッジ部分で位置姿勢検出を行う場合
の説明図。
【図8】回転モデルのマッチングにより位置姿勢検出を
行う場合の説明図。
【図9】ハンダバンプの稜線のピークを演算する手法を
示す説明図。
【図10】2次元曲線上の位置とピークからの高さの差
との関係を示す図。
【図11】ΔZとΔHの関係を示す図。
【図12】ΔZとΔHの関係を示す図。
【図13】ハンダバンプの頂点を含む基本検査ブロック
を選択するための手法の説明図。
【図14】半球状ハンダバンプの近似平面を示す図。
【図15】ピーク高さを推定するための手順を示すフロ
ーチャート。
【図16】ΔH−rの関係による近似手法を説明するた
めの図。
【図17】rとΔHとの近似曲線を示すグラフ。
【図18】ΔH−rの関係による近似手法の一例を説明
するための図。
【図19】rとΔHの関係を記憶したメモリテーブルの
内容を示す図。
【図20】この発明のシステム構成に係る第2実施例を
示す図。
【図21】この発明のシステム構成に係る第3実施例を
示す図。
【図22】この発明のシステム構成に係る第4実施例を
示す図。
【図23】第4実施例の光検出器54を示す図。
【図24】この発明のシステム構成に係る第5実施例を
示す図。
【図25】共焦点光学系の一般的な構成を示す図。
【符号の説明】
1…2次元撮像装置 2…3次元形状計測装置 3…X−Y移動ステージ 4…制御処理装置 6…照明
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 7/00 H05K 3/34 512 B 8718−4E (72)発明者 守屋 正人 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分散配置された複数の計測点で得られた高
    さデータを用いて予め概ねの形状が既知の被計測物体の
    ピーク高さを検査する3次元形状検査装置において、 被計測物体の計測対象領域を特定する領域特定手段と、 前記特定された領域に含まれる計測点の計測値に基づき
    被計測物体のピーク高さを近似推定する近似推定手段
    と、 を備えるようにした3次元形状検査装置。
  2. 【請求項2】前記領域特定手段は、 前記被計測物体を撮像する2次元撮像手段と、 該2次元撮像手段の撮像データに基づいて被計測物体の
    計測対象領域を特定する特定手段と、 を有し、 前記近似推定手段は、 共焦点光学系を用いた3次元形状計測装置から出力され
    る高さデータを計測値とすることを特徴とする請求項1
    記載の3次元形状検査装置。
  3. 【請求項3】前記2次元撮像手段の光学系および3次元
    形状計測装置の光学系は同軸上に配置されている請求項
    2記載の3次元形状検査装置
  4. 【請求項4】前記近似推定手段は、 隣接する2つの計測点の計測値の差ΔZと、該計測値の
    うちの高さが高いほうの計測値と被計測物体のピーク高
    さの差ΔHとの近似関係が予め記憶される記憶手段と、 隣接する2つの計測点の計測値の差ΔZ´を求め、該差
    ΔZ´に対応する前記差ΔH´を前記記憶内容から求め
    る第1の演算手段と、 2つの計測値のうちの高さが高いほうの計測値に、前記
    第1の演算手段の出力ΔH´を加算し、該加算結果をも
    って被計測物体のピーク高さとする第2の演算手段と、 を有する請求項1記載の3次元形状検査装置。
  5. 【請求項5】前記近似推定手段は、 計測点のピーク位置からの距離rと、計測点の高さとピ
    ーク位置の高さとの差ΔHとの近似関係が予め記憶され
    る記憶手段と、 計測点とピーク位置との水平距離rを求め、該求めた水
    平距離rに対応するΔH´を前記記憶内容から求める第
    1の演算手段と、、計測点の計測値に前記第1の演算手
    段の出力ΔH´を加算し、この加算結果をもって被計測
    物体のピーク高さとする第2の演算手段と、 を有する請求項1記載の3次元形状検査装置。
  6. 【請求項6】前記近似推定手段は、 被計測物体の高さピーク近傍の複数の計測点の計測値に
    対し、最小2乗法による2次元曲面関数または正規分布
    関数をあてはめ、得られた関数に基づいて被計測物体の
    ピーク高さを推定する手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の3次元形状検査装置。
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