JPH07310196A - ニッケル−タングステン合金めっき液及びめっき方法 - Google Patents
ニッケル−タングステン合金めっき液及びめっき方法Info
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- JPH07310196A JPH07310196A JP9875094A JP9875094A JPH07310196A JP H07310196 A JPH07310196 A JP H07310196A JP 9875094 A JP9875094 A JP 9875094A JP 9875094 A JP9875094 A JP 9875094A JP H07310196 A JPH07310196 A JP H07310196A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 めっき応力が小さく、めっき膜形成時は勿
論、熱サイクルによってもクラックが発生しないニッケ
ル−タングステン合金めっき皮膜を得ることができるニ
ッケル−タングステン合金めっき液及びめっき方法を提
供する。 【構成】 スルファミン酸ニッケル、タングステン化合
物及びクエン酸を含有し、ニッケルのモル濃度(Ni)
とタングステンのモル濃度(W)との合計が0.1乃至
0.4モル/リットル(但し、0.4モル/リットルを含ま
ず)、タングステンモル分率{W/(W+Ni)}が
0.35乃至0.8であると共に、前記クエン酸のモル
濃度が前記ニッケル及び前記タングステンのモル濃度の
合計値以上であり、pHが6乃至7に調整されためっき
液を、60乃至80℃の温度に加熱し、陰極電流密度を
3乃至30A/dm2 として被めっき材にめっき処理を
施す。
論、熱サイクルによってもクラックが発生しないニッケ
ル−タングステン合金めっき皮膜を得ることができるニ
ッケル−タングステン合金めっき液及びめっき方法を提
供する。 【構成】 スルファミン酸ニッケル、タングステン化合
物及びクエン酸を含有し、ニッケルのモル濃度(Ni)
とタングステンのモル濃度(W)との合計が0.1乃至
0.4モル/リットル(但し、0.4モル/リットルを含ま
ず)、タングステンモル分率{W/(W+Ni)}が
0.35乃至0.8であると共に、前記クエン酸のモル
濃度が前記ニッケル及び前記タングステンのモル濃度の
合計値以上であり、pHが6乃至7に調整されためっき
液を、60乃至80℃の温度に加熱し、陰極電流密度を
3乃至30A/dm2 として被めっき材にめっき処理を
施す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硬度が高く耐摩耗性が
優れたニッケル−タングステン合金めっき皮膜を形成で
きるニッケル−タングステン合金めっき液及びめっき方
法に関し、特に連続鋳造鋳型等のめっき処理に好適のニ
ッケル−タングステン合金めっき液及びめっき方法に関
する。
優れたニッケル−タングステン合金めっき皮膜を形成で
きるニッケル−タングステン合金めっき液及びめっき方
法に関し、特に連続鋳造鋳型等のめっき処理に好適のニ
ッケル−タングステン合金めっき液及びめっき方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ニッケル−タングステン合金めっき皮膜
は、硬度が高く耐摩耗性が優れているという長所があ
る。このため、ガラス金型、連続鋳造鋳型及び各種装置
の機械的摩耗を受ける部分等に、ニッケル−タングステ
ン合金めっきが施されてる。
は、硬度が高く耐摩耗性が優れているという長所があ
る。このため、ガラス金型、連続鋳造鋳型及び各種装置
の機械的摩耗を受ける部分等に、ニッケル−タングステ
ン合金めっきが施されてる。
【0003】従来、ニッケル−タングステン合金めっき
に使用されるめっき液においては、ニッケルイオンの供
給材料として硫酸ニッケルが添加されている。しかし、
この種のめっき液を使用して形成されためっき皮膜は、
めっき応力(電着応力)が高いためクラックが入りやす
いという欠点がある。このため、めっき浴組成を調整す
ることによりめっき応力を減少させてクラックを防止す
ることが提案されている(特開平4−365890
号)。特開平4−365890号には、溶解時にタング
ステート及びアルカリ金属イオンを生じる第1イオン生
成材料を25.0〜38.5g/リットル、硫酸ニッケルを
10.0〜20.0g/リットル、溶解時にクエン酸イオン
を生じる第2イオン生成材料を30.0〜50.2g/
リットルを含有し、pHを6.0〜7.0に調整しためっき
液が開示されている。
に使用されるめっき液においては、ニッケルイオンの供
給材料として硫酸ニッケルが添加されている。しかし、
この種のめっき液を使用して形成されためっき皮膜は、
めっき応力(電着応力)が高いためクラックが入りやす
いという欠点がある。このため、めっき浴組成を調整す
ることによりめっき応力を減少させてクラックを防止す
ることが提案されている(特開平4−365890
号)。特開平4−365890号には、溶解時にタング
ステート及びアルカリ金属イオンを生じる第1イオン生
成材料を25.0〜38.5g/リットル、硫酸ニッケルを
10.0〜20.0g/リットル、溶解時にクエン酸イオン
を生じる第2イオン生成材料を30.0〜50.2g/
リットルを含有し、pHを6.0〜7.0に調整しためっき
液が開示されている。
【0004】また、めっき応力を低減するため、ニッケ
ルイオンの供給材料としてスルファミン酸ニッケルを使
用しためっき浴も提案されている(特開昭61−629
1号)。特開昭61−6291号には、スルファミン酸
ニッケルを0.2〜0.4モル/リットル、タングステン酸
ナトリウムを0.2〜0.4モル/リットル、ニッケル及び
タングステンの合計と当量以上のクエン酸を含有し、p
Hを6〜7に調整しためっき液が開示されている。
ルイオンの供給材料としてスルファミン酸ニッケルを使
用しためっき浴も提案されている(特開昭61−629
1号)。特開昭61−6291号には、スルファミン酸
ニッケルを0.2〜0.4モル/リットル、タングステン酸
ナトリウムを0.2〜0.4モル/リットル、ニッケル及び
タングステンの合計と当量以上のクエン酸を含有し、p
Hを6〜7に調整しためっき液が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−365890号に開示されためっき液においては、
めっき時にクラックは発生しなくても、被めっき材が鋳
型等のように熱負荷が繰り返し加えられる場合には、熱
サイクルによりめっき皮膜にクラックが発生するという
問題点がある。また、特開昭61−6291号に開示さ
れためっき液においても、めっき応力の低減が十分でな
く、形成後のめっき皮膜に熱負荷が繰り返し加えられる
とクラックが発生するという問題点がある。
4−365890号に開示されためっき液においては、
めっき時にクラックは発生しなくても、被めっき材が鋳
型等のように熱負荷が繰り返し加えられる場合には、熱
サイクルによりめっき皮膜にクラックが発生するという
問題点がある。また、特開昭61−6291号に開示さ
れためっき液においても、めっき応力の低減が十分でな
く、形成後のめっき皮膜に熱負荷が繰り返し加えられる
とクラックが発生するという問題点がある。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、めっき応力が小さく、めっき膜形成時は勿
論、熱負荷が繰り返し加えられてもクラックの発生を回
避できるニッケル−タングステン合金めっき皮膜を得る
ことができるニッケル−タングステン合金めっき液及び
めっき方法を提供することを目的とする。
のであって、めっき応力が小さく、めっき膜形成時は勿
論、熱負荷が繰り返し加えられてもクラックの発生を回
避できるニッケル−タングステン合金めっき皮膜を得る
ことができるニッケル−タングステン合金めっき液及び
めっき方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るニッケル−
タングステン合金めっき液は、スルファミン酸ニッケ
ル、タングステン化合物及びクエン酸を含有しpHが6
乃至7に調整されたニッケル−タングステン合金めっき
液であって、ニッケルのモル濃度(Ni)とタングステ
ンのモル濃度(W)との合計値(Ni+W)が0.1乃
至0.4モル/リットル(但し、0.4モル/リットルを含ま
ず)、タングステンモル分率{W/(W+Ni)}が
0.35乃至0.8であると共に、前記クエン酸のモル
濃度が前記ニッケル及び前記タングステンのモル濃度の
合計値以上であることを特徴とする。
タングステン合金めっき液は、スルファミン酸ニッケ
ル、タングステン化合物及びクエン酸を含有しpHが6
乃至7に調整されたニッケル−タングステン合金めっき
液であって、ニッケルのモル濃度(Ni)とタングステ
ンのモル濃度(W)との合計値(Ni+W)が0.1乃
至0.4モル/リットル(但し、0.4モル/リットルを含ま
ず)、タングステンモル分率{W/(W+Ni)}が
0.35乃至0.8であると共に、前記クエン酸のモル
濃度が前記ニッケル及び前記タングステンのモル濃度の
合計値以上であることを特徴とする。
【0008】本発明に係るニッケル−タングステン合金
めっき方法は、スルファミン酸ニッケル、タングステン
化合物及びクエン酸を含有し、ニッケルのモル濃度(N
i)とタングステンのモル濃度(W)との合計値(Ni
+W)が0.1乃至0.4モル/リットル(但し、0.4モ
ル/リットルを含まず)、タングステンモル分率{W/(W
+Ni)}が0.35乃至0.8であると共に、前記ク
エン酸のモル濃度が前記ニッケル及び前記タングステン
のモル濃度の合計値以上であり、pHが6乃至7に調整
されためっき液を、60乃至80℃の温度に加熱し、陰
極電流密度が3乃至30A/dm2 の条件で、被めっき
材にめっき処理を施すことを特徴とする。
めっき方法は、スルファミン酸ニッケル、タングステン
化合物及びクエン酸を含有し、ニッケルのモル濃度(N
i)とタングステンのモル濃度(W)との合計値(Ni
+W)が0.1乃至0.4モル/リットル(但し、0.4モ
ル/リットルを含まず)、タングステンモル分率{W/(W
+Ni)}が0.35乃至0.8であると共に、前記ク
エン酸のモル濃度が前記ニッケル及び前記タングステン
のモル濃度の合計値以上であり、pHが6乃至7に調整
されためっき液を、60乃至80℃の温度に加熱し、陰
極電流密度が3乃至30A/dm2 の条件で、被めっき
材にめっき処理を施すことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、ニッケルイオンの供給源と
してスルファミン酸ニッケルを使用する。スルファミン
酸ニッケルをニッケルイオン供給源として使用すると、
硫酸ニッケルを使用する場合に比してめっき応力が小さ
くなり、クラックの発生を防止することができる。これ
は、スルファミン酸ニッケルは硫酸ニッケルに比して、
めっき皮膜に取り込まれる水素の量が少なくなって、め
っき応力が小さくなるためであると考えられる。
してスルファミン酸ニッケルを使用する。スルファミン
酸ニッケルをニッケルイオン供給源として使用すると、
硫酸ニッケルを使用する場合に比してめっき応力が小さ
くなり、クラックの発生を防止することができる。これ
は、スルファミン酸ニッケルは硫酸ニッケルに比して、
めっき皮膜に取り込まれる水素の量が少なくなって、め
っき応力が小さくなるためであると考えられる。
【0010】この場合に、めっき液中のニッケルのモル
濃度とタングステンのモル濃度との合計値(即ち、全金
属イオン濃度)が0.1乃至0.4モル/リットル(但し、
0.4モル/リットルを含まず)であることが必要である。
全金属イオン濃度が0.1モル/リットル未満の場合は、電
流効率が著しく低下する。また、全金属イオン濃度が
0.4モル/リットル以上であると、めっき応力が大きくな
り、熱サイクルによりめっき皮膜にクラックが発生しや
すくなる。このため、めっき液中のニッケル濃度とタン
グステン濃度との合計は、0.1モル/リットル以上、且
つ、0.4モル/リットル未満であることが必要である。
濃度とタングステンのモル濃度との合計値(即ち、全金
属イオン濃度)が0.1乃至0.4モル/リットル(但し、
0.4モル/リットルを含まず)であることが必要である。
全金属イオン濃度が0.1モル/リットル未満の場合は、電
流効率が著しく低下する。また、全金属イオン濃度が
0.4モル/リットル以上であると、めっき応力が大きくな
り、熱サイクルによりめっき皮膜にクラックが発生しや
すくなる。このため、めっき液中のニッケル濃度とタン
グステン濃度との合計は、0.1モル/リットル以上、且
つ、0.4モル/リットル未満であることが必要である。
【0011】また、めっき液中のタングステンモル分率
{W/(W+Ni)}が0.35乃至0.8であること
も必要である。タングステンモル分率が0.35未満の
場合は、ニッケル−タングステン合金めっき皮膜中のタ
ングステン含有率が40%以下になり、硬度等の特性が
低下すると共に、めっき皮膜が結晶構造となってめっき
応力が著しく上昇する。一方、タングステンモル分率が
0.8を超えると、電流効率が著しく低下する。従っ
て、めっき液中のタングステンモル分率は0.35乃至
0.8であることが必要である。
{W/(W+Ni)}が0.35乃至0.8であること
も必要である。タングステンモル分率が0.35未満の
場合は、ニッケル−タングステン合金めっき皮膜中のタ
ングステン含有率が40%以下になり、硬度等の特性が
低下すると共に、めっき皮膜が結晶構造となってめっき
応力が著しく上昇する。一方、タングステンモル分率が
0.8を超えると、電流効率が著しく低下する。従っ
て、めっき液中のタングステンモル分率は0.35乃至
0.8であることが必要である。
【0012】更に、めっき液中のクエン酸のモル濃度
は、ニッケル及びタングステンのモル濃度の合計値以上
であることが必要である。クエン酸のモル濃度がニッケ
ル及びタングステンのモル濃度の合計値未満の場合は、
めっき液に沈殿が生じ、めっき浴が不安定になる。
は、ニッケル及びタングステンのモル濃度の合計値以上
であることが必要である。クエン酸のモル濃度がニッケ
ル及びタングステンのモル濃度の合計値未満の場合は、
めっき液に沈殿が生じ、めっき浴が不安定になる。
【0013】更にまた、めっき液のpHは6乃至7とす
る。通常、この種のめっき液のpHはアンモニア水によ
り調整するが、めっき液のpHが7を超える場合は、作
業中にアンモニア臭が発生し、作業性が著しく低下す
る。一方、めっき液のpHが6未満の場合は、電流効率
が低下する。このため、めっき液のpHは6乃至7とす
ることが必要である。
る。通常、この種のめっき液のpHはアンモニア水によ
り調整するが、めっき液のpHが7を超える場合は、作
業中にアンモニア臭が発生し、作業性が著しく低下す
る。一方、めっき液のpHが6未満の場合は、電流効率
が低下する。このため、めっき液のpHは6乃至7とす
ることが必要である。
【0014】本発明方法においては、上述のめっき液を
使用し、めっき浴温度を60乃至80℃に加熱して、め
っき処理を行う。めっき浴の温度が80℃を超えると、
浴中のクエン酸が陽極酸化されて分解消耗する。一方、
めっき浴の温度が60℃未満の場合は、電流効率が低下
する。このため、めっき浴の温度は60乃至80℃とす
る。
使用し、めっき浴温度を60乃至80℃に加熱して、め
っき処理を行う。めっき浴の温度が80℃を超えると、
浴中のクエン酸が陽極酸化されて分解消耗する。一方、
めっき浴の温度が60℃未満の場合は、電流効率が低下
する。このため、めっき浴の温度は60乃至80℃とす
る。
【0015】また、電流密度(陰極電流密度)は3乃至
30A/dm2 とする。電流密度が30A/dm2 を超
えると、めっき応力が増大し、クラック発生の原因にな
る。一方、電流密度が小さいほどクラックは発生しにく
くなるが、電流密度が3A/dm2 未満の場合は、被め
っき材の表面に無めっき部が生じやすい。このため、電
流密度は3乃至30A/dm2 とすることが必要であ
る。
30A/dm2 とする。電流密度が30A/dm2 を超
えると、めっき応力が増大し、クラック発生の原因にな
る。一方、電流密度が小さいほどクラックは発生しにく
くなるが、電流密度が3A/dm2 未満の場合は、被め
っき材の表面に無めっき部が生じやすい。このため、電
流密度は3乃至30A/dm2 とすることが必要であ
る。
【0016】なお、めっき皮膜中のタングステン含有率
が高いほどめっき応力が増大するが、タングステン含有
率が約35重量%以上になると、めっき皮膜の構造が非
結晶構造となり、めっき応力は急激に減少する。前述の
パラメータの殆どはめっき皮膜中のタングステン含有率
に影響を与え、皮膜の応力に関係すると考えられる。
が高いほどめっき応力が増大するが、タングステン含有
率が約35重量%以上になると、めっき皮膜の構造が非
結晶構造となり、めっき応力は急激に減少する。前述の
パラメータの殆どはめっき皮膜中のタングステン含有率
に影響を与え、皮膜の応力に関係すると考えられる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。先
ず、下記表1に示すめっき浴において、銅板を陰極、ス
テンレス(SUS304)板を陽極として、3時間電解
めっきを行った。その結果、約50μmの厚さのニッケ
ル−タングステン合金めっき皮膜を得ることができた。
ず、下記表1に示すめっき浴において、銅板を陰極、ス
テンレス(SUS304)板を陽極として、3時間電解
めっきを行った。その結果、約50μmの厚さのニッケ
ル−タングステン合金めっき皮膜を得ることができた。
【0018】
【表1】
【0019】このめっき皮膜のタングステン含有率、室
温での硬度(ビッカース硬度)、400℃及び600℃
の温度で熱処理した後の硬度及びめっき応力を調べた。
その結果を下記表2に示す。
温での硬度(ビッカース硬度)、400℃及び600℃
の温度で熱処理した後の硬度及びめっき応力を調べた。
その結果を下記表2に示す。
【0020】
【表2】
【0021】この表2に示すように、本実施例により形
成したニッケル−タングステンめっき皮膜は、めっき応
力が約27kgf/mm2 と比較的小さく、硬度が常温
でHv600、400℃でHv930、600℃でHv
1020と極めて高いものであった。また、このめっき
皮膜は、600℃の加熱によってもクラックは発生しな
かった。
成したニッケル−タングステンめっき皮膜は、めっき応
力が約27kgf/mm2 と比較的小さく、硬度が常温
でHv600、400℃でHv930、600℃でHv
1020と極めて高いものであった。また、このめっき
皮膜は、600℃の加熱によってもクラックは発生しな
かった。
【0022】このように、本発明においては、高硬度で
あると共にめっき応力が小さく、熱負荷を繰り返し加え
てもクラックが発生しにくいニッケル−タングステンめ
っき皮膜を得ることができるので、ガラス金型、連続鋳
造鋳型及び機械的摩耗を受ける部材等のめっきに極めて
好適である。なお、本発明は、被めっき材の材質が、銅
又は銅合金、鉄又は鉄合金及びその他の金属及びその合
金に適用できる。また、陽極としては、上述したステン
レスの外にも、白金被覆チタン等のように不溶性金属を
使用することができる。
あると共にめっき応力が小さく、熱負荷を繰り返し加え
てもクラックが発生しにくいニッケル−タングステンめ
っき皮膜を得ることができるので、ガラス金型、連続鋳
造鋳型及び機械的摩耗を受ける部材等のめっきに極めて
好適である。なお、本発明は、被めっき材の材質が、銅
又は銅合金、鉄又は鉄合金及びその他の金属及びその合
金に適用できる。また、陽極としては、上述したステン
レスの外にも、白金被覆チタン等のように不溶性金属を
使用することができる。
【0023】次に、下記表3に示す条件(めっき液中の
全金属イオン濃度、タングステンモル率及びpH)でニ
ッケル−タングステンめっきを行った。そして、めっき
時の電流効率を調べると共に、めっき皮膜を400℃に
加熱した後のクラックの発生の有無を調べた。その結果
も、表3に併せて示す。但し、めっき液中のクエン酸の
モル濃度は全金属イオン濃度(Ni+W)と等しく、め
っき浴温度は65℃、電流密度(陰極電流密度)は5A
/dm2 である。また、被めっき材(陰極)の材質は、
銅板である。
全金属イオン濃度、タングステンモル率及びpH)でニ
ッケル−タングステンめっきを行った。そして、めっき
時の電流効率を調べると共に、めっき皮膜を400℃に
加熱した後のクラックの発生の有無を調べた。その結果
も、表3に併せて示す。但し、めっき液中のクエン酸の
モル濃度は全金属イオン濃度(Ni+W)と等しく、め
っき浴温度は65℃、電流密度(陰極電流密度)は5A
/dm2 である。また、被めっき材(陰極)の材質は、
銅板である。
【0024】
【表3】
【0025】この表1から明らかなように、実施例1〜
5は、いずれも電流効率が25%以上と高く、クラック
の発生もなかった。一方、全金属イオン濃度(Ni+
W)が0.08モル/リットルと低い比較例1は、めっき皮
膜にクラックは発生しないものの、電流効率が20%と
低いものであった。全金属イオン濃度が0.5モル/リッ
トルと高い比較例2及びタングステンモル分率が0.2と
低い比較例3は、いずれも電流効率は良好であるもの
の、加熱後のめっき皮膜にクラックが発生した。タング
ステンモル分率が0.9と高い比較例4は、電流効率が
5%と極めて低いと共に、加熱後のめっき皮膜にクラッ
クが発生した。また、ニッケルイオン供給源として硫酸
ニッケルを使用した従来例1,2は、いずれも加熱後の
めっき皮膜にクラックが発生した。
5は、いずれも電流効率が25%以上と高く、クラック
の発生もなかった。一方、全金属イオン濃度(Ni+
W)が0.08モル/リットルと低い比較例1は、めっき皮
膜にクラックは発生しないものの、電流効率が20%と
低いものであった。全金属イオン濃度が0.5モル/リッ
トルと高い比較例2及びタングステンモル分率が0.2と
低い比較例3は、いずれも電流効率は良好であるもの
の、加熱後のめっき皮膜にクラックが発生した。タング
ステンモル分率が0.9と高い比較例4は、電流効率が
5%と極めて低いと共に、加熱後のめっき皮膜にクラッ
クが発生した。また、ニッケルイオン供給源として硫酸
ニッケルを使用した従来例1,2は、いずれも加熱後の
めっき皮膜にクラックが発生した。
【0026】次に、タングステンモル分率とめっき応力
との関係を調べた結果について説明する。ニッケルイオ
ン供給源としてスルファミン酸ニッケルを使用し、タン
グステンモル分率が0.1〜0.8であり、ニッケル及
びタングステンの合計のモル濃度が0.3モル/リットル、
クエン酸濃度が0.3モル/リットル、pHが6.5、めっ
き液温度が65℃、電流密度(陰極電流密度)が5A/
dm2 、被めっき材の材質が銅板の条件で、前記被めっ
き材の表面にニッケル−タングステン合金めっき皮膜を
形成し、そのめっき応力を調べた。図1は、横軸にタン
グステンモル分率{W/(W+Ni)}をとり、縦軸に
めっき応力をとって、両者の関係を示すグラフ図であ
る。この図1から明らかなように、タングステンモル分
率を0.4以上とすることにより、めっき応力を約40
kgf/mm2 以下にすることができる。即ち、タング
ステンモル分率を0.4以上とすることによって、めっ
き応力が小さく、クラックが発生しにくいめっき皮膜を
得ることができる。但し、タングステンモル分率が0.
8を超えると、前述の比較例4に示す如く、電流効率が
著しく低下する。このため、タングステンモル分率は
0.4乃至0.8とすることが必要である。
との関係を調べた結果について説明する。ニッケルイオ
ン供給源としてスルファミン酸ニッケルを使用し、タン
グステンモル分率が0.1〜0.8であり、ニッケル及
びタングステンの合計のモル濃度が0.3モル/リットル、
クエン酸濃度が0.3モル/リットル、pHが6.5、めっ
き液温度が65℃、電流密度(陰極電流密度)が5A/
dm2 、被めっき材の材質が銅板の条件で、前記被めっ
き材の表面にニッケル−タングステン合金めっき皮膜を
形成し、そのめっき応力を調べた。図1は、横軸にタン
グステンモル分率{W/(W+Ni)}をとり、縦軸に
めっき応力をとって、両者の関係を示すグラフ図であ
る。この図1から明らかなように、タングステンモル分
率を0.4以上とすることにより、めっき応力を約40
kgf/mm2 以下にすることができる。即ち、タング
ステンモル分率を0.4以上とすることによって、めっ
き応力が小さく、クラックが発生しにくいめっき皮膜を
得ることができる。但し、タングステンモル分率が0.
8を超えると、前述の比較例4に示す如く、電流効率が
著しく低下する。このため、タングステンモル分率は
0.4乃至0.8とすることが必要である。
【0027】図2は、横軸にpHをとり、縦軸にめっき
応力及び電流効率をとって、めっき液のpHとめっき応
力及び電流効率との関係を示すグラフ図である。但し、
めっき条件は、タングステンモル分率が0.5、ニッケ
ル及びタングステンの合計のモル濃度が0.3モル/リッ
トル、クエン酸濃度が0.3モル/リットル、めっき液温度が
65℃、電流密度が5A/dm2 である。この図2から
明らかなように、めっき液のpHが約4のときにめっき
皮膜中のめっき応力は最大になり、それよりもpHが高
くなるほどめっき応力は減少する。しかし、pHが6未
満の場合は、電流効率が十分でない。このため、pHは
6以上であることが必要である。但し、pHが7を超え
ると、作業環境にアンモニア臭が発生して作業性が著し
くて以下する。従って、めっき液のpHは6乃至7とす
る。
応力及び電流効率をとって、めっき液のpHとめっき応
力及び電流効率との関係を示すグラフ図である。但し、
めっき条件は、タングステンモル分率が0.5、ニッケ
ル及びタングステンの合計のモル濃度が0.3モル/リッ
トル、クエン酸濃度が0.3モル/リットル、めっき液温度が
65℃、電流密度が5A/dm2 である。この図2から
明らかなように、めっき液のpHが約4のときにめっき
皮膜中のめっき応力は最大になり、それよりもpHが高
くなるほどめっき応力は減少する。しかし、pHが6未
満の場合は、電流効率が十分でない。このため、pHは
6以上であることが必要である。但し、pHが7を超え
ると、作業環境にアンモニア臭が発生して作業性が著し
くて以下する。従って、めっき液のpHは6乃至7とす
る。
【0028】図3は、横軸に電流密度をとり、縦軸にめ
っき応力をとって、両者の関係を示すグラフ図である。
但し、めっき条件は、タングステンモル分率が0.5、
ニッケル及びタングステンの合計のモル濃度が0.3モ
ル/リットル、クエン酸濃度が0.3モル/リットル、めっき液
温度が65℃、pHが6.5である。この図3から明ら
かなように、電流密度が30A/dm2 を超えると、め
っき応力が約70kgf/mm2 以上となる。このた
め、電流密度は30A/dm2 以下とすることが必要で
ある。但し、電流密度が3A/dm2 未満の場合は、被
めっき材の表面に無めっき部が生じやすくなる。従っ
て、電流密度は3乃至30Adm2 とする。
っき応力をとって、両者の関係を示すグラフ図である。
但し、めっき条件は、タングステンモル分率が0.5、
ニッケル及びタングステンの合計のモル濃度が0.3モ
ル/リットル、クエン酸濃度が0.3モル/リットル、めっき液
温度が65℃、pHが6.5である。この図3から明ら
かなように、電流密度が30A/dm2 を超えると、め
っき応力が約70kgf/mm2 以上となる。このた
め、電流密度は30A/dm2 以下とすることが必要で
ある。但し、電流密度が3A/dm2 未満の場合は、被
めっき材の表面に無めっき部が生じやすくなる。従っ
て、電流密度は3乃至30Adm2 とする。
【0029】図4は、横軸にめっき液の温度をとり、縦
軸に電流効率をとって、両者の関係を示すグラフ図であ
る。但し、めっき条件は、タングステンモル分率が0.
5、ニッケル及びタングステンの合計のモル濃度が0.
3モル/リットル、クエン酸濃度が0.3モル/リットル、pH
が6.5、電流密度が5A/dm2 である。この図4か
ら明らかなように、めっき液の温度が60℃未満の場合
は、電流効率が著しくて低下する。このため、めっき液
の温度は60℃以上であることが必要である。但し、め
っき液の温度が80℃を超えると、浴中のクエン酸が陽
極酸化されて分解消耗する。従って、めっき液の温度は
60乃至80℃とする。
軸に電流効率をとって、両者の関係を示すグラフ図であ
る。但し、めっき条件は、タングステンモル分率が0.
5、ニッケル及びタングステンの合計のモル濃度が0.
3モル/リットル、クエン酸濃度が0.3モル/リットル、pH
が6.5、電流密度が5A/dm2 である。この図4か
ら明らかなように、めっき液の温度が60℃未満の場合
は、電流効率が著しくて低下する。このため、めっき液
の温度は60℃以上であることが必要である。但し、め
っき液の温度が80℃を超えると、浴中のクエン酸が陽
極酸化されて分解消耗する。従って、めっき液の温度は
60乃至80℃とする。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ニ
ッケルイオン供給源としてスルファミン酸ニッケルを使
用し、ニッケル及びタングステンのモル濃度の合計、タ
ングステンモル分率、クエン酸のモル濃度及びpHを所
定の範囲に規定したから、めっき応力が低く、熱負荷を
繰り返し加えてもクラックの発生を回避できるニッケル
−タングステンめっき皮膜を得ることができる。このた
め、本発明は、連続鋳造鋳型、ガラス金型及び機械的摩
耗を受ける部材の表面処理に極めて好適である。
ッケルイオン供給源としてスルファミン酸ニッケルを使
用し、ニッケル及びタングステンのモル濃度の合計、タ
ングステンモル分率、クエン酸のモル濃度及びpHを所
定の範囲に規定したから、めっき応力が低く、熱負荷を
繰り返し加えてもクラックの発生を回避できるニッケル
−タングステンめっき皮膜を得ることができる。このた
め、本発明は、連続鋳造鋳型、ガラス金型及び機械的摩
耗を受ける部材の表面処理に極めて好適である。
【図1】タングステンモル分率とめっき応力との関係を
示すグラフ図である。
示すグラフ図である。
【図2】めっき液のpHとめっき応力及び電流効率との
関係を示すグラフ図である。
関係を示すグラフ図である。
【図3】電流密度とめっき応力との関係を示すグラフ図
である。
である。
【図4】めっき液の温度と電流効率との関係を示すグラ
フ図である。
フ図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 スルファミン酸ニッケル、タングステン
化合物及びクエン酸を含有しpHが6乃至7に調整され
たニッケル−タングステン合金めっき液であって、ニッ
ケルのモル濃度(Ni)とタングステンのモル濃度
(W)との合計値(Ni+W)が0.1乃至0.4モル
/リットル(但し、0.4モル/リットルを含まず)、タングス
テンモル分率{W/(W+Ni)}が0.35乃至0.
8であると共に、前記クエン酸のモル濃度が前記ニッケ
ル及び前記タングステンのモル濃度の合計値以上である
ことを特徴とするニッケル−タングステン合金めっき
液。 - 【請求項2】 スルファミン酸ニッケル、タングステン
化合物及びクエン酸を含有し、ニッケルのモル濃度(N
i)とタングステンのモル濃度(W)との合計値(Ni
+W)が0.1乃至0.4モル/リットル(但し、0.4モ
ル/リットルを含まず)、タングステンモル分率{W/(W
+Ni)}が0.35乃至0.8であると共に、前記ク
エン酸のモル濃度が前記ニッケル及び前記タングステン
のモル濃度の合計値以上であり、pHが6乃至7に調整
されためっき液を、60乃至80℃の温度に加熱し、陰
極電流密度が3乃至30A/dm2 の条件で、被めっき
材にめっき処理を施すことを特徴とするニッケル−タン
グステン合金めっき方法。 - 【請求項3】 前記被めっき材が銅又は銅合金からなる
ことを特徴とする請求項2に記載のニッケル−タングス
テン合金めっき方法。 - 【請求項4】 前記被めっき材が鉄又は鉄合金からなる
ことを特徴とする請求項2に記載のニッケル−タングス
テン合金めっき方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9875094A JPH07310196A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | ニッケル−タングステン合金めっき液及びめっき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9875094A JPH07310196A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | ニッケル−タングステン合金めっき液及びめっき方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07310196A true JPH07310196A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14228145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9875094A Pending JPH07310196A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | ニッケル−タングステン合金めっき液及びめっき方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07310196A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6354358B1 (en) | 1999-11-26 | 2002-03-12 | Nomura Plating Co., Ltd. | Continuous casting mold with tungsten alloy plating and method of producing the same |
WO2012124711A1 (ja) * | 2011-03-15 | 2012-09-20 | 株式会社Leap | 成形金型用Ni-W電鋳液、成形金型の製造方法、成形金型および成形品の製造方法 |
CN104846409A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-08-19 | 云南民族大学 | 高钨含量且无裂纹的钨镍合金镀层及电镀液和电镀工艺 |
CN108754549A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-11-06 | 北京航空航天大学 | 一种镀镍层应力调节剂及其应用 |
CN113699567A (zh) * | 2021-08-27 | 2021-11-26 | 杭州象限科技有限公司 | 一种应用于钕铁硼表面处理的超薄镀层电镀方法 |
-
1994
- 1994-05-12 JP JP9875094A patent/JPH07310196A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6354358B1 (en) | 1999-11-26 | 2002-03-12 | Nomura Plating Co., Ltd. | Continuous casting mold with tungsten alloy plating and method of producing the same |
WO2012124711A1 (ja) * | 2011-03-15 | 2012-09-20 | 株式会社Leap | 成形金型用Ni-W電鋳液、成形金型の製造方法、成形金型および成形品の製造方法 |
JP2012193395A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Kanagawa Prefecture | 成形金型用Ni−W電鋳液、成形金型の製造方法、成形金型および成形品の製造方法 |
CN104846409A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-08-19 | 云南民族大学 | 高钨含量且无裂纹的钨镍合金镀层及电镀液和电镀工艺 |
CN108754549A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-11-06 | 北京航空航天大学 | 一种镀镍层应力调节剂及其应用 |
CN113699567A (zh) * | 2021-08-27 | 2021-11-26 | 杭州象限科技有限公司 | 一种应用于钕铁硼表面处理的超薄镀层电镀方法 |
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