JPH0730989Y2 - 軸受箱 - Google Patents
軸受箱Info
- Publication number
- JPH0730989Y2 JPH0730989Y2 JP11171391U JP11171391U JPH0730989Y2 JP H0730989 Y2 JPH0730989 Y2 JP H0730989Y2 JP 11171391 U JP11171391 U JP 11171391U JP 11171391 U JP11171391 U JP 11171391U JP H0730989 Y2 JPH0730989 Y2 JP H0730989Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing box
- bearing
- shear block
- contact surface
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば動力伝達軸を回
転自在に支承する軸受を内装保持する軸受箱の改良に関
するものである。
転自在に支承する軸受を内装保持する軸受箱の改良に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】各種の機械・設備等に使用される動力伝
達手段としては、伝達効率、騒音の観点から動力伝達軸
が多く用いられている。ところで、この動力伝達軸は軸
受によって支承することになるが、この軸受を支持する
ために軸受箱が必要不可欠である。軸受箱の設置・位置
決めは、一般にはボルト及びナットを用いて行われる
が、長年の使用によってボルト・ナットが緩んだ場合等
によって軸受箱の設置位置が変わると、動力の伝達に支
障をきたすことになる。
達手段としては、伝達効率、騒音の観点から動力伝達軸
が多く用いられている。ところで、この動力伝達軸は軸
受によって支承することになるが、この軸受を支持する
ために軸受箱が必要不可欠である。軸受箱の設置・位置
決めは、一般にはボルト及びナットを用いて行われる
が、長年の使用によってボルト・ナットが緩んだ場合等
によって軸受箱の設置位置が変わると、動力の伝達に支
障をきたすことになる。
【０００３】そこで、従来は、図５に示すように、軸受
箱１の載置当接面外周における軸受に支承される動力伝
達軸の長手方向両側位置に、直方体のシャーブロック２
を当接状に配置し、このシャーブロック２を架台３等に
溶接することにより対処していた。
箱１の載置当接面外周における軸受に支承される動力伝
達軸の長手方向両側位置に、直方体のシャーブロック２
を当接状に配置し、このシャーブロック２を架台３等に
溶接することにより対処していた。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、軸受箱
１の両側位置にシャーブロック２を溶接する従来の方法
では、シャーブロック２の位置決め、溶接に時間がかか
ると共に、長年の使用や、シャーブロック２を溶接する
架台３等の振動等によってシャーブロック２がめくれて
しまうことが多々あるという問題があった。
１の両側位置にシャーブロック２を溶接する従来の方法
では、シャーブロック２の位置決め、溶接に時間がかか
ると共に、長年の使用や、シャーブロック２を溶接する
架台３等の振動等によってシャーブロック２がめくれて
しまうことが多々あるという問題があった。
【０００５】本考案は、上記した問題点に鑑みて成され
たものであり、シャーブロックの位置決めの必要がな
く、しかも、シャーブロックが長年の使用によってめく
れたりしない軸受箱を提供することを目的としている。
たものであり、シャーブロックの位置決めの必要がな
く、しかも、シャーブロックが長年の使用によってめく
れたりしない軸受箱を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る軸受箱は、軸受を内装保持する軸受箱
の載置当接面における外周縁所要位置を切欠き、この切
欠き部に前記載置当接面が面一となるようにシャーブロ
ックを接着しているのである。
に、本考案に係る軸受箱は、軸受を内装保持する軸受箱
の載置当接面における外周縁所要位置を切欠き、この切
欠き部に前記載置当接面が面一となるようにシャーブロ
ックを接着しているのである。
【０００７】
【作用】本考案に係る軸受箱は、軸受を内装保持する軸
受箱の載置当接面における外周縁所要位置を切欠き、こ
の切欠き部に前記載置当接面が面一となるようにシャー
ブロックを接着したものであり、軸受箱を所定位置に取
付ける場合には、ボルト及びナットを用いて架台等に螺
締めした後、シャーブロックを架台等に溶接すればよ
い。
受箱の載置当接面における外周縁所要位置を切欠き、こ
の切欠き部に前記載置当接面が面一となるようにシャー
ブロックを接着したものであり、軸受箱を所定位置に取
付ける場合には、ボルト及びナットを用いて架台等に螺
締めした後、シャーブロックを架台等に溶接すればよ
い。
【０００８】
【実施例】以下、本考案に係る軸受箱と図１〜図４に示
す実施例に基づいて説明する。図１は本考案に係る軸受
箱の一実施例を示す正面図、図２は同じく側面図、図３
は同じく下面図、図４は他の実施例を示す下面図であ
る。
す実施例に基づいて説明する。図１は本考案に係る軸受
箱の一実施例を示す正面図、図２は同じく側面図、図３
は同じく下面図、図４は他の実施例を示す下面図であ
る。
【０００９】図１〜図４において、１１は例えば動力伝
達軸１２を回転自在に支承する軸受１３を、内装保持す
る軸受箱であり、軸受１３にグリスを供給するためのグ
リスニップル１４や軸受１３の密封装置が適宜設けられ
ている。
達軸１２を回転自在に支承する軸受１３を、内装保持す
る軸受箱であり、軸受１３にグリスを供給するためのグ
リスニップル１４や軸受１３の密封装置が適宜設けられ
ている。
【００１０】本考案は、上記した軸受箱１１の載置当接
面１１1 における、例えば動力伝達軸１２の長手方向の
両側位置を切欠き、この切欠き部１１2 にシャーブロッ
ク１５を取付けている。この取付けは、例えば接着剤等
を用いて接着し、軸受１３の交換時等の必要時に容易に
接着が外れ軸受箱１１を架台等から取り外しできるよう
にしておく。
面１１1 における、例えば動力伝達軸１２の長手方向の
両側位置を切欠き、この切欠き部１１2 にシャーブロッ
ク１５を取付けている。この取付けは、例えば接着剤等
を用いて接着し、軸受１３の交換時等の必要時に容易に
接着が外れ軸受箱１１を架台等から取り外しできるよう
にしておく。
【００１１】なお、かかる場合には、シャーブロック１
５のみ架台等に溶着したまま残ることになるが、このシ
ャーブロック１５の取り外しを容易にするため、シャー
ブロック１５の下面における載置当接面１１1 との当接
例には面取り１５1 を設けておくことが好ましい。
５のみ架台等に溶着したまま残ることになるが、このシ
ャーブロック１５の取り外しを容易にするため、シャー
ブロック１５の下面における載置当接面１１1 との当接
例には面取り１５1 を設けておくことが好ましい。
【００１２】また、本考案ではシャーブロック１５を載
置当接面１１1 の切欠き部１１2 に取付けた際に、前記
載置当接面１１1 と面一になるようにしておくことは勿
論である。
置当接面１１1 の切欠き部１１2 に取付けた際に、前記
載置当接面１１1 と面一になるようにしておくことは勿
論である。
【００１３】ところで、軸受箱１１の載置当接面１１1
におけるシャーブロック１５の取付け位置としては、軸
受箱１１の設置時に、例えば架台等と溶接できれば良い
ため、載置当接面の外周縁であれば、図４に示すような
動力伝達軸１２の長手方向と直角の位置に取り付けても
良いが、特に軸受箱１１の位置決めは、動力伝達軸１２
の長手方向と直角の方向の位置決めが重要であるため、
図１〜図３に示す位置が好ましい。但し、軸受箱１１の
載置当接面１１1 に設ける切欠き部１１2 形成のための
加工や架台等との溶接に要する労力を考慮しないのであ
れば、載置当接面１１1 の外周縁全周に設けても良い。
におけるシャーブロック１５の取付け位置としては、軸
受箱１１の設置時に、例えば架台等と溶接できれば良い
ため、載置当接面の外周縁であれば、図４に示すような
動力伝達軸１２の長手方向と直角の位置に取り付けても
良いが、特に軸受箱１１の位置決めは、動力伝達軸１２
の長手方向と直角の方向の位置決めが重要であるため、
図１〜図３に示す位置が好ましい。但し、軸受箱１１の
載置当接面１１1 に設ける切欠き部１１2 形成のための
加工や架台等との溶接に要する労力を考慮しないのであ
れば、載置当接面１１1 の外周縁全周に設けても良い。
【００１４】本考案に係る軸受箱１１は上記した構成で
あり、かかる軸受箱１１を、例えば架台等の所定位置に
取付ける場合には、先ず、ボルトとナットを用いて軸受
箱１１を架台等に螺締めした後、載置当接面１１1 に取
付けたシャーブロック１５と架台等を溶接するだけの作
業で容易に位置決めが行え、かつ、位置決め後は、当該
シャーブロック１５は切欠部１１2 でその上面と一方側
面を、また架台等でその下面を拘束されているため、従
来のようにめくれてしまうというような問題もない。
あり、かかる軸受箱１１を、例えば架台等の所定位置に
取付ける場合には、先ず、ボルトとナットを用いて軸受
箱１１を架台等に螺締めした後、載置当接面１１1 に取
付けたシャーブロック１５と架台等を溶接するだけの作
業で容易に位置決めが行え、かつ、位置決め後は、当該
シャーブロック１５は切欠部１１2 でその上面と一方側
面を、また架台等でその下面を拘束されているため、従
来のようにめくれてしまうというような問題もない。
【００１５】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る従来
の軸受箱は、軸受を内装保持する軸受箱の載置当接面に
おける外周縁所要位置を切欠き、この切欠き部に前記載
置当接面が面一となるようにシャーブロックを接着した
構成であるため、軸受箱の位置決めが精度よく短時間で
行え、しかも、長年の使用によってもシャーブロックが
めくれてしまうということがない。
の軸受箱は、軸受を内装保持する軸受箱の載置当接面に
おける外周縁所要位置を切欠き、この切欠き部に前記載
置当接面が面一となるようにシャーブロックを接着した
構成であるため、軸受箱の位置決めが精度よく短時間で
行え、しかも、長年の使用によってもシャーブロックが
めくれてしまうということがない。
【図１】本考案に係る軸受箱の一実施例を示す正面図で
ある。
ある。
【図２】本考案に係る軸受箱の一実施例を示す側面図で
ある。
ある。
【図３】本考案に係る軸受箱の一実施例を示す下面図で
ある。
ある。
【図４】他の実施例を示す下面図である。
【図５】従来の説明図である。
１１ 軸受箱 １１1 載置当接面 １１2 切欠き部 １３ 軸受 １５ シャーブロック
Claims (1)
- 【請求項１】 軸受を内装保持する軸受箱の載置当接面
における外周縁所要位置を切欠き、この切欠き部に前記
載置当接面が面一となるようにシャーブロックを接着し
たことを特徴とする軸受箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11171391U JPH0730989Y2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 軸受箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11171391U JPH0730989Y2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 軸受箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066754U JPH066754U (ja) | 1994-01-28 |
| JPH0730989Y2 true JPH0730989Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=14568278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11171391U Expired - Lifetime JPH0730989Y2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 軸受箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730989Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP11171391U patent/JPH0730989Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH066754U (ja) | 1994-01-28 |
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