JPH0730971Y2 - 型材の伸縮に対応できる結合装置 - Google Patents

型材の伸縮に対応できる結合装置

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JPH0730971Y2
JPH0730971Y2 JP1989138655U JP13865589U JPH0730971Y2 JP H0730971 Y2 JPH0730971 Y2 JP H0730971Y2 JP 1989138655 U JP1989138655 U JP 1989138655U JP 13865589 U JP13865589 U JP 13865589U JP H0730971 Y2 JPH0730971 Y2 JP H0730971Y2
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mold
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進一郎 安西
秀則 三宅
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Fujisash Co Ltd
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は型材の伸縮に対応できる結合装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
アルミニウムの型材は、直射日光や外気温の変化によ
り、大きく収縮及び膨脹する。
特に、ルーバーの羽根はそれらの影響を受けやすく、熱
による伸びを充分に考慮する必要がある。そこで、従来
は片側端部にルーズ孔を設け、ボルト或いはビスを余り
きつく締め付けない手段を用いていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来の手段においては現場にて作業員が経験による
手加減でボルト等を締め付けていた。そのため、均一な
締め付けを行うことが困難であり、伸縮によるスライド
をスムーズに行なわしめることが困難であった。
そこで、本考案においては特殊な部材を用いて両型材間
に小間隙を保持せしめて、充分な締め付けを行っても、
スムーズにスライドさせることができる型材の伸縮に対
応できる結合装置を提供するのが目的である。
〔課題を解決するための手段〕 本考案は前記の課題を解決するために、アルミニウム製
の一方の型材に設けたリップ付溝形をしたボルトポケッ
トの溝巾より小さい巾の鍔部を設け、この鍔部に回転阻
止部を突設し、鍔部の裏面に両リップ間に挿入したスペ
ーサの高さがリップ厚よりも高く一体に形成し、スペー
サを通したボルトを他の型材のボルト孔に通してナット
で強く締め付け、両型材間に小間隙を形成せしめた型材
の伸縮に対応できる結合装置を構成したものである。
〔作用〕
本考案においては両リップ間に嵌入したスペーサにより
両型材間に小間隙を形成せしめ、熱による型材の伸縮を
スライドによりスムーズに吸収せしめる。
〔実施例〕
以下、図面に基き本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案に係る型材の伸縮に対応できる結合装置
を示す断面図である。
図中1はルーバーフィンに用いる型材で一方にリップ2,
2′を有する溝形をしたボルトポケット3を設けてい
る。4はアルミニウム型材で製造する回転阻止部材で、
ボルトポケット3の溝巾lよりもやや小さい巾を有する
鍔部5を設け、この鍔部5の一面に六角ボルト6の頭部
7の巾と同一間隔をおいて対向するように回転阻止部8,
8′を突設し、他面にリップ2,2′間に嵌入するスペーサ
9を突設している。このスペーサ9の高さhはリップ2,
2′の厚さh′よりも高くなるように形成し、リップ2,
2′と結合すべき他のZ字形をしたルーバーフインを固
定する型材である型材10との間に小間隙Sを形成できる
ようにしている。そして鍔部5とスペーサ9とに亘って
中央に六角ボルト6を挿通するボルト孔11を穿孔する。
回転阻止部材4を使用する際には、ボルト孔11に六角ボ
ルト6を挿通し、頭部7を両回転阻止部8,8′間に位置
させる。この状態で型材1の端部からボルトポケット3
内に回転阻止部材4を挿入し、所望位置で他の型材10の
ボルト孔12に六角ボルト6を挿通し、ナット13を螺合し
て締付けることにより型材1,10を結合する。
尚、前記回転阻止部材4は押出し等により長い型材を構
成し、この型材を切断し孔加工を行うことにより製造す
る。
前記実施例においては、特殊な回転阻止部材4を用いる
ように説明したが、両型材間に小間隙を形成せしめるの
が目的であるから両リップ2,2′間にスペーサ9が位置
する構成があればよいものである。この際にはボルトの
頭部がボルトポケットから離脱しないように、リップ2,
2′に当接するか、スペース9を設けた鍔部5をリップ
2,2′に当接させるようにすればよい。
本考案は前記のように構成したもので、ボルト6を他方
の型材10のボルト孔12に挿通しナット13で強く締め付け
両型材1,10を結合してスペーサ9により両型材1,10間に
小間隙Sを形成せしめる。そして、型材1が伸縮した際
に、型材1をスライドさせる。
〔考案の効果〕
本考案は前記のような構成、作用を有するもので、型材
の伸縮によるスライドをスムーズに行なわせることがで
き、スライドの際に騒音が発生するようなことがない。
又、ナットを強く締めることができるので使用中に緩む
ようなことがない。更にナットの締め付けトルクを管理
する必要がないので、誰れでも簡単に作業を行うことが
できる。
回転阻止部材の裏面にスペーサを一体に設けているの
で、一般的に使用されているボルトを使用して回転阻止
及び型材の伸縮と対応することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る型材の伸縮に対応できる結合装置
を示す断面図である。 1…型材、2,2′…リップ、3…ボルトポケット、4…
回転阻止部材、5…鍔部、6…六角ボルト、7…頭部、
8,8′…回転阻止部、9…スペーサ、10…型材、11…ボ
ルト孔、12…ボルト孔、13…ナット、l…ボルトポケッ
トの溝巾、h…突出部の高さ、h′…リップの厚さ、S
…リップと他の型材との小間隙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウム製の一方の型材に設けたリッ
    プ付溝形をしたボルトポケットの溝巾より小さい巾の鍔
    部に回転阻止部を突設し、鍔部の裏面に両リップ間に挿
    入したスペースの高さがリップの厚さより高く一体に形
    成し、スペーサを通したボルトを他の型材のボルト孔に
    通してナットで強く締め付け、両型材間に小間隙を形成
    せしめたことを特徴とする型材の伸縮に対応できる結合
    装置。
JP1989138655U 1989-12-01 1989-12-01 型材の伸縮に対応できる結合装置 Expired - Fee Related JPH0730971Y2 (ja)

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JPS59176249U (ja) * 1983-05-13 1984-11-26 トヨタ自動車株式会社 車両用モ−ル取付構造
JPH0616865Y2 (ja) * 1987-12-18 1994-05-02 いすゞ自動車株式会社 自動車用樹脂製フェンダの取付構造

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JPH0378119U (ja) 1991-08-07

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