JPH07309597A - ウエッジリフト - Google Patents

ウエッジリフト

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JPH07309597A
JPH07309597A JP12426594A JP12426594A JPH07309597A JP H07309597 A JPH07309597 A JP H07309597A JP 12426594 A JP12426594 A JP 12426594A JP 12426594 A JP12426594 A JP 12426594A JP H07309597 A JPH07309597 A JP H07309597A
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JP
Japan
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arm
shaft
positioning member
support shaft
supporting shaft
Prior art date
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Application number
JP12426594A
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English (en)
Inventor
Kozo Nojima
浩三 能島
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Kitagawa Seiki KK
Original Assignee
Kitagawa Seiki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】昇降台の昇降初期から上昇の上限に達するまで
の間にかかる負荷が殆ど変動せず、従来に比べ比較的小
さい出力の動力源(モータ等)で昇降動可能なウエッジ
リフトを提供することを目的とする。 【構成】 この発明に係るウエッジリフトは、一方のア
ームと他方のアームを有して構成される交錯リンクが対
向した状態で両端に取り付けられたアーム支持軸と、前
記各アームの上端に支持された昇降台と、傾斜面を有す
る位置出し部材とを具備するものであって、前記位置出
し部材を前記アーム支持軸に直交する方向に移動させる
ことにより、前記アーム支持軸を前記位置出し部材の傾
斜面上をこれの上方に向かって相対的に移動させて前記
アーム支持軸を押し上げ、これと共に前記昇降台を昇降
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一対の交錯リンクに
よって支持され、被加工物や重量物等が載置される昇降
台を昇降させるためのウエッジリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、2本のアームをそれぞれの中
央部において互いに揺動可能に連結した交錯リンクを一
対用いたウエッジリフトが知られている。ウエッジリフ
トは、各アームの上端に支持され、被加工物等が載置さ
れる昇降台を昇降させるものである。
【0003】一方のアームの上端と他方のアームの下端
との間に、各アームの揺動軸線に平行にシャフトを挿通
させ、各アームの揺動軸線と平行を保ったままシャフト
を水平方向に往復移動させることによって、昇降台は昇
降する。即ち、一方のアームの上端と他方のアームの下
端との間にくさび状に入りこませたシャフトを連結部に
向けて移動させると昇降台は上昇し、一方、反対方向に
シャフトを移動させると昇降台は自重によって下降す
る。各アームは、昇降台の自重によって交錯リンクを折
りたたむ方向に揺動する。したがって、一方のアームと
他方のアームとの間にはさまれたシャフトには、負荷が
かかる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】シャフトを連結部に近
づけるにつれ、テコの原理によりシャフトに作用する負
荷は次第に大きくなる。昇降台が上昇可能範囲の上限に
達すると、シャフトには最大負荷がかかる。即ち、昇降
台の上昇初期から上昇の上限に達するまでの間にシャフ
トにかかる負荷は大きく変動する。従って、昇降台を上
限まで上昇させるには、最大負荷に抗する出力を有する
モータ等の動力源を用いる必要がある。
【0005】
【発明の目的】この発明はこのような事情に鑑みてなさ
れたもので、昇降台の昇降初期から上昇の上限に達する
までの間にかかる負荷が殆ど変動せず、従来に比べ比較
的小さい出力の動力源(モータ等)で昇降動可能なウエ
ッジリフトを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上述した目的を達成するた
め、この発明に係るウエッジリフトは、請求項1の記載
によれば、一方のアームと他方のアームを有して構成さ
れる交錯リンクが対向した状態で両端に取り付けられた
アーム支持軸と、前記各アームの上端に支持された昇降
台と、傾斜面を有する位置出し部材とを具備するもので
あって、前記位置出し部材を前記アーム支持軸に直交す
る方向に移動させることにより、前記アーム支持軸を前
記位置出し部材の傾斜面上をこれの上方に向かって相対
的に移動させて前記アーム支持軸を押し上げ、これと共
に前記昇降台を上昇させる。
【0007】
【作用】上記のように構成されたウエッジリフトでは、
位置出し部材をその傾斜面をアーム支持軸に当接させつ
つアーム支持軸の軸線に直交する方向に移動させると、
アーム支持軸は位置出し部材の傾斜面上をこれの上方に
向かって相対的に移動する。即ち、位置出し部材の傾斜
面によってアーム支持軸が押上げられ、このアーム支持
軸の上昇により交錯リンクを介し、昇降台は上昇する。
【0008】
【実施例】以下に、この発明に係るウエッジリフトの一
実施例の構成を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1に示すウエッジリフト10は、昇降台
100と、昇降台100を昇降させるためのリンク機構
200と、リンク機構200を駆動させるための駆動機
構300とを具備している。
【0010】昇降台100は金属プレートから形成され
ており、これには被加工物や重量物などが載置される。
【0011】[リンク機構200]リンク機構200
は、アーム支持軸210と、これの両端にそれぞれ形成
された交錯リンク220とを備えている。図2に示すよ
うに、アーム支持軸210の端部210a、210aの
内側寄り部分には、アーム支持軸210の軸線回りを回
転可能に、ベアリングを介して円筒状の回転部211、
211がそれぞれ設けられている。回転部211、21
1には、後述する一対の位置出し部材320がこれの下
方から当接される。なお、回転部211、211は、鋼
などの金属材料によって成形される。
【0012】アーム支持軸210の端部210aには、
第1のアーム221aと第2のアーム222aとの中央
近傍が、また、他の端部210aには、他の第1のアー
ム221bと他の第2のアーム222bが、それぞれ、
アーム支持軸210の軸線回りを揺動可能に連結されて
おり、交錯リンク220が形成されている。なお、交錯
リンク220を構成する各アーム(第1のアーム221
a、他の第1のアーム221b、第2のアーム222
a、他の第2のアーム222b)は、互いに同じ長さに
設定されており、昇降台100はリンク機構200によ
って、水平を保った状態で昇降される。
【0013】第1のアーム221aの一端221a1及
び他の第1のアーム221bの一端221b1は、第1
のシャフト223の端部223a、223aにそれぞれ
連結されている。第1のシャフト223は、これの端部
223a、223aの内側寄り部分がベアリングを有し
側板250に形成された支持部251、251にそれぞ
れ支持されており、回動可能となっている。なお、側板
250、250は基台20上に固定されている。
【0014】一方、第1のアーム221aの他端221
a2、他の第1のアーム221bの他端221b2は、
第2のシャフト224の端部224a、224aにそれ
ぞれ連結されている。第2のシャフト224の端部22
4a、224aの内側寄り部分には、これの軸線回りを
回転可能なローラ224b、224bがそれぞれ取りつ
けられている。ローラ224b、224bは、昇降台1
00の下面に当接しつつ、これの所定範囲を滑走するも
のであり、鋼などの金属材料によって成形される。な
お、第2のシャフト224は第1のシャフト223と平
行であり、第1のアーム221aと他の第1のアーム2
21bとが互いに平行なように設定されている。
【0015】第2のアーム222aの一端222a1、
他の第2のアーム222bの一端222b1は、第3の
シャフト226の端部226a、226aにそれぞれ連
結されている。第3のシャフト226の端部226a、
226aの内側寄り部分には、これの軸線回りを回転可
能に、ベアリングを介して円筒状の回転部226b、2
26bがそれぞれ設けられている。第3のシャフト22
6は、側板250に形成された長孔部252、252に
回転部226b、226bをそれぞれ挿通させることに
よって支持されている。
【0016】長孔部252、252は、側板250にこ
れの厚さ方向に貫通し、水平方向に延出した状態で形成
されている。第3のシャフト226は長孔部252、2
52の範囲内で水平方向に往復移動可能となっている。
なお、第3のシャフト226は、第1のシャフト223
と平行である。
【0017】一方、第2のアーム222aの他端222
a2、他の第2のアーム222bの他端222b2は、
第4のシャフト227の端部227a、227aにそれ
ぞれ連結されている。第4のシャフト227は、これの
端部227a、227aの内側寄り部分が、ベアリング
を有し昇降台100に固定された支持部228、228
にそれぞれ支持されており、回動可能となっている。な
お、第4のシャフト227は、第3のシャフト226と
平行であり、第2のアーム222aとたの第2のアーム
222bとが互いに平行なように設定されている。
【0018】[昇降機構300]図1、図4に示すよう
に、昇降機構300は、Xプレート310と、これに固
定された一対の位置出し部材320と、Xプレート31
0を移動させるための駆動機構330とを備えている。
【0019】Xプレート310には、後述する一対の位
置出し部材320が取りつけられており、Xプレート3
10は、ガイドレール338、338に沿って往復移動
する。Xプレート310の移動方向に沿った前後の側縁
の略中央は切り欠かれており、凹部311、311が形
成されている。位置出し部材320は、水平面に対して
所定角度を有する傾斜面321を有しており、後述する
ように位置出し部材320を移動させることによって、
アーム支持軸210が傾斜面321上をこれの上方に向
かって相対的に移動する。
【0020】傾斜面321の上端縁は、水平面322に
連続しており、傾斜面321の下端縁は、Xプレート3
10の上面310aに連続している。なお、アーム支持
軸210の回転部211は、位置出し部材320を移動
させることによって、相対的に上面310a、傾斜面3
21、水平面322、または、この逆の経路を移動す
る。
【0021】駆動機構330は、図示しない制御装置に
よって回転が制御されるモータ331によって、Xプレ
ート310に両端が固定された一対のチェーン336を
回転させ、Xプレート310を(即ち位置出し部材32
0を)移動させるためのものである。
【0022】図4に示すように、Xプレート310の移
動方向前後には、固定部材312、312を介してチェ
ーン336の端がそれぞれ固定されている。このように
固定されたチェーン336は、ループを形成している。
なお、Xプレート310には、もう一本のチェーン33
6が同様に所定間隔をおいて固定されており、Xプレー
ト310は、2本のループ化されたチェーン336、3
36によって移動される。
【0023】モータ331の回転は減速ギヤユニット3
32で減速される。減速ギヤユニット332の出力軸3
32bには、この同軸線回りを回転する2つの主動スプ
ロケット332a、332aが固定されている。従動シ
ャフト333の端部は、それぞれベアリングを有し基台
20に固定された支持部334、334にそれぞれ支持
されており、出力軸332bに平行な軸線回りを回動可
能となっている。
【0024】従動シャフト333の端部の内側寄り部分
には、主動スプロケット332a、332aに対応し
て、従動スプロケット333a、333aが固定されて
いる。主動スプロケット332aと従動スプロケット3
33aには、チェーン337が掛け渡されている。
【0025】従動シャフト333の両端近傍部分には、
主動スプロケット333b、333bがそれぞれ固定さ
れている。基台20には、主動スプロケット333b、
333bに対応して従動スプロケット335、335が
設けられている。従動スプロケット335は、従動シャ
フト333の回転軸線と平行な軸線回りを回転可能なも
のである。主動スプロケット333bと従動スプロケッ
ト335には、ループ化されたチェーン336が掛け渡
されている。
【0026】なお、基台20上の所定位置には、リミッ
トセンサ339、339が配設されている。リミットセ
ンサ339がXプレート310の所定位置に取り付けら
れた被検出片313を検出することによって、モータ3
31の回転は停止される。
【0027】図5に示すようにリミットセンサ339
は、オン・オフレバー339aを有しており、その先端
にローラ339bを有している。リミットセンサ339
は、オン・オフレバー339aが揺動されることによっ
て、オン・オフの切り替えが行われる。本実施例におい
ては、Xプレート310と共に移動する被検出片313
にローラ339bが相対的にのり上げることによってオ
ン・オフレバー339aが揺動され、これによってオン
・オフ切り替えされる。
【0028】次に、上述したように構成されるウエッジ
リフト10の動作を説明する。
【0029】モータ331を駆動し、減速ギヤユニット
332を介して主動スプロケット332a、332aを
図1中、右方向に回転させると、主動スプロケット33
2a、332aは、チェーン337、337及び従動ス
プロケット333a、333aを介して従動シャフト3
33と共に主動スプロケット333b、333bを右回
転させる。
【0030】主動スプロケット333a、333aはル
ープ化されたチェーン336、336にかみ合っている
ので、チェーン336、336は主動スプロケット33
3a、333aと従動スプロケット335、335との
間で右回転される。したがって、Xプレート310は図
中右方向へ移動する。
【0031】Xプレート310が図中右方向へ移動中
は、アーム支持軸210の回転部211が回転しながら
位置出し部材320の傾斜面321に沿ってこれの上方
に向かって相対的に移動する。したがって、アーム支持
軸210は位置出し部材320に押上げられ、アーム支
持軸210は上昇する。
【0032】アーム支持軸210が上昇すると、第1の
アーム221a及び他の第1のアーム221bは第1の
シャフト223の軸線回りを揺動し、第1のアーム22
1aの他端221a2及び他の第1のアーム221bの
他端221b2に設けられたローラ224b、224b
が昇降台100の下面に当接しつつこれの所定範囲を滑
走することにより、第1のアーム221aの他端221
a2及び他の第1のアーム221bの他端221b2は
右方向に移動する。また、アーム支持軸210が上昇す
ると、第2のアーム222a及び他の第2のアーム22
2bは第4のシャフト227の軸線回りを揺動し、長孔
部252、252によって移動範囲が規制される第3の
シャフト226の移動可能範囲内において、第2のアー
ム222aの一端222a1及び他の第2のアーム22
2bの一端222b1は右方向に移動する。
【0033】このようにアーム支持軸210が上昇し、
各アームが揺動することによって、昇降台100も上昇
する。そして、図3に示すように回転部211が位置出
し部材320の水平面322に達したときが、昇降台1
00の上昇の上限である。
【0034】なお、水平面322にアーム支持軸210
が達したとき、相対的に図1中右方のリミットセンサ3
39が、Xプレート310の凹部311の領域内に入り
込んで、図中右方の被検出部313を検出する。これに
よってモータ331の回転は停止される。このとき(回
転部211が位置出し部材320の水平面322に達し
たとき)、昇降台100は、アーム支持軸210が傾斜
面321にある状態に比べて安定して支持される。
【0035】次に、モータ331を逆回転させて、Xプ
レート310を図1中左方向へ移動させる。
【0036】Xプレート310が図中左方向へ移動中
は、昇降台100の自重によって、アーム支持軸210
の回転部211が回転しながら傾斜面321に沿ってこ
れの下方に向かって相対的に移動するので、アーム支持
軸210は下降する。
【0037】第1のアーム221a及び他の第1のアー
ム221bは、アーム支持軸210が下降すると、第1
のシャフト223の軸線回りを揺動し、第1のアーム2
21aの他端221a2及び他の第1のアーム221b
の他端221b2に設けられたローラ224bが昇降台
100の下面に当接しつつこれの所定範囲を滑走するこ
とにより、第1のアーム221aの他端221a2及び
他の第1のアーム221bの他端221b2は左方向に
移動する。また、アーム222は、アーム支持軸210
が上昇すると、第4のシャフト227の軸線回りを揺動
し、長孔部252、252によって移動範囲が規制され
る第3のシャフト226の移動可能範囲内において、第
2のアーム222aの一端222b1及び他の第2のア
ーム222bの一端222b1は左方向に移動する。
【0038】このようにアーム支持軸210が下降し、
各アームが揺動することによって、昇降台100も下降
する。そして、図2に示すように回転部211がXプレ
ート310の上面310aに達したときが、昇降台10
0の下降の下限である。
【0039】なお、Xプレート310の上面310aに
アーム支持軸210が達したとき、相対的に図1中左方
のリミットセンサ339が、Xプレート310の凹部3
11の領域内に入り込んで、図中左方の被検出部313
を検出する。これによってモータ331の回転は停止さ
れる。このとき(回転部211がXプレート310の上
面310aに達したとき)、昇降台100は、アーム支
持軸210が傾斜面321にある状態に比べて安定して
支持される。
【0040】このようにXプレート310に凹部311
を設けると、被検出部313が検出されるまでのXプレ
ート310の実質的な移動距離を長く設定することがで
き、ウエッジリフト10の長手方向長さを短く(即ちウ
エッジリフタ10を小型に)できる。
【0041】なお、傾斜面21がフラットである場合、
昇降台100が昇降する範囲において、Xプレート31
0の移動量と昇降台100の昇降量との間には比例関係
がない。しかし、傾斜面321を所定の形状に成形する
ことにより、Xプレート310の移動量(即ち位置出し
部材320の移動量)と、昇降台100の昇降量との間
に比例関係をもたせることができる。
【0042】また、アーム支持軸210(昇降台10
0)を上昇させるためには、アーム支持軸210を介し
て位置出し部材320に加わる最大負荷に抗する出力を
有したモータ331を用いる必要がある。しかし、位置
出し部材320によってアーム支持軸210を上昇させ
る構成としたので、昇降台100の上昇初期において
も、また、上昇の上限近傍であっても、負荷が殆ど変化
しない。従って、本実施例のモータ331は、負荷が変
動する場合に必要とされるように最大負荷にあわせたモ
ータを使用しなくて済む。
【0043】また、本実施例では、位置出し部材320
によってアーム支持軸210を上昇させる構成としたの
で、第1のアーム221aの他端221a2及び他の第
1のアーム221bの他端221b2と、第2のアーム
222aの一端222a1及び第2のアーム222bの
一端222b2との間にくさび状に入り込ませたシャフ
トをアーム支持軸210に向けて水平に移動させた場合
に比べ、モータの仕事率が小さくなる。従って、出力の
小さいモータ331を用いることができる。
【0044】この発明は、上述した実施例の構成に限定
されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形可能である。
【0045】図6は、上述した実施例の変形例を示して
いる。上述した実施例において、リンク機構200は、
一対の位置出し部材320をアーム支持軸210の回転
部211、211にそれぞれ当接させるように説明した
が、この発明はこのような構成に限定されることなく、
例えば、1つの回転部211をアーム支持軸210の中
央部に設け、これに1つの位置出し部材320を当接さ
せるように構成してもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明に係るウエッジリフトは、以上の
如く構成されているので、昇降台の昇降初期から上昇の
上限に達するまでの間にかかる負荷が殆ど変動せず、従
来に比べ比較的小さい出力の動力源(モータ等)で昇降
動可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るウエッジリフトの平面図であ
る。
【図2】この発明に係るウエッジリフトの側面図であ
る。
【図3】この発明に係るウエッジリフトの側面図であ
る。
【図4】この発明に係るウエッジリフトにおいてXプレ
ートを移動させるための構成を示す図である。
【図5】この発明に係るウエッジリフトにおいてXプレ
ートの移動を停止させるための構成を示す図である。
【図6】図1に示すこの発明に係るウエッジリフトの変
形例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 ウエッジリフト 20 基台 100 昇降台 200 リンク機構 210 アーム支持軸 210a 端部 211 回転部 220 交錯リンク 221a 第1のアーム 221a1 一端 221a2 他端 221b 他の第1のアーム 221b1 一端 221b2 他端 222a 第2のアーム 222a1 一端 222a2 他端 222b 他の第2のアーム 222b1 一端 222b2 他端 223 第1のシャフト 223a 端部 224 第2のシャフト 224a 端部 225 ローラ 226 第3のシャフト 226a 端部 226b 回転部材 227 第4のシャフト 227a 端部 228 支持部 250 側板 251 支持部 252 長孔部 300 昇降機構 310 Xプレート 310a 上面 311 凹部 312 固定部材 313 被検出部 320 位置出し部材 321 傾斜面 322 水平面 330 駆動機構 331 モータ 332 減速ギヤユニット 332a 主動スプロケット 332b 出力軸 333 従動シャフト 333a 従動スプロケット 333b 主動スプロケット 334 支持部 335 従動スプロケット 336 チェーン 337 チェーン 338 ガイドレール 339 リミットセンサ 339a オン・オフレバー 339b ローラー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方のアームと他方のアームを有して構成
    される交錯リンクが対向した状態で両端に取り付けられ
    たアーム支持軸と、 前記各アームの上端に支持された昇降台と、 傾斜面を有する位置出し部材とを具備するものであっ
    て、 前記位置出し部材を前記アーム支持軸に直交する方向に
    移動させることにより、前記アーム支持軸を前記位置出
    し部材の傾斜面上をこれの上方に向かって相対的に移動
    させて前記アーム支持軸を押し上げ、これと共に前記昇
    降台を昇降させることを特徴とするウエッジリフト。
  2. 【請求項2】前記一方のアームと他方のアームとは同じ
    長さであり、 前記各アームが前記アーム支持軸の軸線回りを揺動可能
    なように、前記各アームの中央近傍が前記アーム支持軸
    の両端に連結されていることを特徴とする請求項1に記
    載のウエッジリフト。
  3. 【請求項3】前記位置出し部材を前記アーム支持軸の中
    央部近傍に設けたことを特徴とする請求項1または2に
    記載のウエッジリフト。
  4. 【請求項4】前記位置出し部材を前記アーム支持軸の端
    部近傍にそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載のウエッジリフト。
  5. 【請求項5】前記アーム支持軸の前記位置出し部材の傾
    斜面が当接される箇所には、前記アーム支持軸の軸線回
    りを回転可能に円筒状の回転部材が取りつけられている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載
    のウエッジリフト。
  6. 【請求項6】前記昇降台が昇降する範囲において、 前記位置出し部材の移動量と前記昇降台の上昇量とが比
    例するように前記傾斜面の形状が設定されていることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のウエ
    ッジリフト。
  7. 【請求項7】前記位置出し部材がプレートに取付けられ
    ており、 該位置出し部材の傾斜面の上端縁が水平面に連続してい
    ると共に、下端縁が前記プレートの上面に連続されてお
    り、 前記アーム支持軸は、前記移動プレートを移動させるこ
    とによって、前記水平面上と前記傾斜面上と前記プレー
    トの上面上とを相対的に移動することを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれか1項に記載のウエッジリフト。
JP12426594A 1994-05-13 1994-05-13 ウエッジリフト Pending JPH07309597A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1143258A (ja) * 1997-07-25 1999-02-16 Star Micronics Co Ltd 印刷物収容装置
JP2011098063A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Silver Denken Kk 遊技機用玉計数装置の玉受皿

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1143258A (ja) * 1997-07-25 1999-02-16 Star Micronics Co Ltd 印刷物収容装置
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