JPH07309270A - スクータ型車両の盗難防止構造 - Google Patents
スクータ型車両の盗難防止構造Info
- Publication number
- JPH07309270A JPH07309270A JP10371094A JP10371094A JPH07309270A JP H07309270 A JPH07309270 A JP H07309270A JP 10371094 A JP10371094 A JP 10371094A JP 10371094 A JP10371094 A JP 10371094A JP H07309270 A JPH07309270 A JP H07309270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main key
- scooter type
- type vehicle
- key device
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 スクータ型車両のメインキー装置を故意に操
作して盗難に遭うことを防止する盗難防止構造を提供す
る。 【構成】 スクータ型車両において、車体に設けられて
いるメインキー装置14のキー挿入口16の上方に該メ
インキー装置14のシリンダ軸線の延長上に突出する庇
19を車体から一体的に延設したことを特徴とする。こ
のため、メインキー装置のキー挿入口にキー以外の棒状
物を挿入することが困難となり、故意にスイッチをON
とされて車両の盗難に遭うことを未然に防ぐことができ
るとともに、メインキー装置のシリンダが無理に回動さ
れて破壊されてしまうことも防止することができる。
作して盗難に遭うことを防止する盗難防止構造を提供す
る。 【構成】 スクータ型車両において、車体に設けられて
いるメインキー装置14のキー挿入口16の上方に該メ
インキー装置14のシリンダ軸線の延長上に突出する庇
19を車体から一体的に延設したことを特徴とする。こ
のため、メインキー装置のキー挿入口にキー以外の棒状
物を挿入することが困難となり、故意にスイッチをON
とされて車両の盗難に遭うことを未然に防ぐことができ
るとともに、メインキー装置のシリンダが無理に回動さ
れて破壊されてしまうことも防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクータ型車両の盗難防
止構造に関する。
止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スクータ型車両では、図5に車両前部の
斜視図を、図6に図5のC−C線断面を示すように、車
体フレーム1の前部のヘッドパイプ2の前側がレッグフ
ロントシールド3により覆われ、同後側がレッグシール
ドカバー4により覆われており、上記ヘッドパイプ2に
はハンドル5を有するステアリングシャフトが支持され
て操向可能とされている。6はヘッドランプを示す。
斜視図を、図6に図5のC−C線断面を示すように、車
体フレーム1の前部のヘッドパイプ2の前側がレッグフ
ロントシールド3により覆われ、同後側がレッグシール
ドカバー4により覆われており、上記ヘッドパイプ2に
はハンドル5を有するステアリングシャフトが支持され
て操向可能とされている。6はヘッドランプを示す。
【0003】この種のスクータ型車両においては、前記
ヘッドパイプ2にメインキー装置7が固定して設けら
れ、このメインキー装置7のキー挿入口8にキー9を挿
入して内部のシリンダを回すことにより、イグニッショ
ンスイッチの開閉、ステアリングシャフトのロック・ア
ンロックがなされるようになっている。
ヘッドパイプ2にメインキー装置7が固定して設けら
れ、このメインキー装置7のキー挿入口8にキー9を挿
入して内部のシリンダを回すことにより、イグニッショ
ンスイッチの開閉、ステアリングシャフトのロック・ア
ンロックがなされるようになっている。
【0004】ところで従来のスクータ型車両のメインキ
ー装置7は、前記図5、図6にみられるようにキー挿入
口8がレッグシールドカバー4の上部面4aに開口され
ており、上方からキー9を挿入して回動操作するように
なっている。
ー装置7は、前記図5、図6にみられるようにキー挿入
口8がレッグシールドカバー4の上部面4aに開口され
ており、上方からキー9を挿入して回動操作するように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の構
造では、メインキー装置7のキー挿入口8に上方からマ
イナスドライバ等の棒状物を差込むことが容易にできる
ので、これら棒状物により無理にメインキー装置7内の
シリンダが回されてイングニッションスイッチをONと
され、車両の盗難に遭うということが多い。また仮に盗
難には至らなくとも、メインキー装置が破壊されてしま
うことが起きている。
造では、メインキー装置7のキー挿入口8に上方からマ
イナスドライバ等の棒状物を差込むことが容易にできる
ので、これら棒状物により無理にメインキー装置7内の
シリンダが回されてイングニッションスイッチをONと
され、車両の盗難に遭うということが多い。また仮に盗
難には至らなくとも、メインキー装置が破壊されてしま
うことが起きている。
【0006】本発明はこれに鑑み、メインキー装置のキ
ー挿入口へキー以外の棒状物を挿入することができず、
故意にスイッチを投入することをできなくして盗難事故
を未然に防止することができるようにしたスクータ型車
両の盗難防止構造を提供することを目的とする。
ー挿入口へキー以外の棒状物を挿入することができず、
故意にスイッチを投入することをできなくして盗難事故
を未然に防止することができるようにしたスクータ型車
両の盗難防止構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決する手段として本発明は、スクータ型車両
において、車体に設けられているメインキー装置のキー
挿入口の上方に該メインキー装置のシリンダ軸線の延長
上に突出する庇を車体から一体的に延設したことを特徴
とするものであり、請求項2は前記庇を車体構成部材で
あるレッグシールドカバーの上部に形成したことであ
り、さらに請求項3は前記庇を車体構成部材であるレッ
グフロントシールドの上部に形成したことにある。
問題点を解決する手段として本発明は、スクータ型車両
において、車体に設けられているメインキー装置のキー
挿入口の上方に該メインキー装置のシリンダ軸線の延長
上に突出する庇を車体から一体的に延設したことを特徴
とするものであり、請求項2は前記庇を車体構成部材で
あるレッグシールドカバーの上部に形成したことであ
り、さらに請求項3は前記庇を車体構成部材であるレッ
グフロントシールドの上部に形成したことにある。
【0008】
【作用】メインキー装置のキー挿入口の上方でメインキ
ー装置のシリンダ軸線の延長上に庇が張出しているの
で、キー挿入口へドライバ等の棒状物を挿入しようとし
ても庇が邪魔となって挿入することが難しく、そのため
メインキー装置のスイッチをキー以外のものでONにす
ることができず、車両の盗難やメインキー装置が破壊さ
れることを防ぐことができる。
ー装置のシリンダ軸線の延長上に庇が張出しているの
で、キー挿入口へドライバ等の棒状物を挿入しようとし
ても庇が邪魔となって挿入することが難しく、そのため
メインキー装置のスイッチをキー以外のものでONにす
ることができず、車両の盗難やメインキー装置が破壊さ
れることを防ぐことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。
説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の斜視図を示し、
図2は図1のA−A線断面を示しており、図2において
10は、車体フレーム11の前部のヘッドパイプ12の
前側を覆うレッグフロントカバー、13は同後側を覆う
レッグシールドカバーであり、ヘッドパイプ12にはメ
インキー装置14が固定して設けられている。15はハ
ンドル、16はヘッドランプを示す。
図2は図1のA−A線断面を示しており、図2において
10は、車体フレーム11の前部のヘッドパイプ12の
前側を覆うレッグフロントカバー、13は同後側を覆う
レッグシールドカバーであり、ヘッドパイプ12にはメ
インキー装置14が固定して設けられている。15はハ
ンドル、16はヘッドランプを示す。
【0011】この実施例においては、メインキー装置1
4のキー挿入口17が開口する位置に対応する位置のレ
ッグフロントカバー10の上部10aが車体後方に向け
張出すように形成されているとともに、メインキー装置
14のキー挿入口17が開口するレッグシールドカバー
13の上面13aを含みこのキー挿入口17をとり囲む
ように車体前方へ向けて横穴状に凹む凹部18が形成さ
れており、この凹部18の上部壁18aの端部に折返し
部18bが形成され、これが前記レッグフロトカバー1
0の上部10a端の係合部10bに係合して固定されて
いて、前記上部18aとレッグフロントカバー10の張
出した上部10aとでメインキー装置14のシリンダ軸
線の延長上を覆う庇19を構成するようになっている。
なお、上記レッグフロントカバー10の上部10aを短
かくし、レッグシールドカバー13の上部壁18aの折
返し部18bの長さを長くしてこれに代えるようにして
もよい。20はキーを示す。
4のキー挿入口17が開口する位置に対応する位置のレ
ッグフロントカバー10の上部10aが車体後方に向け
張出すように形成されているとともに、メインキー装置
14のキー挿入口17が開口するレッグシールドカバー
13の上面13aを含みこのキー挿入口17をとり囲む
ように車体前方へ向けて横穴状に凹む凹部18が形成さ
れており、この凹部18の上部壁18aの端部に折返し
部18bが形成され、これが前記レッグフロトカバー1
0の上部10a端の係合部10bに係合して固定されて
いて、前記上部18aとレッグフロントカバー10の張
出した上部10aとでメインキー装置14のシリンダ軸
線の延長上を覆う庇19を構成するようになっている。
なお、上記レッグフロントカバー10の上部10aを短
かくし、レッグシールドカバー13の上部壁18aの折
返し部18bの長さを長くしてこれに代えるようにして
もよい。20はキーを示す。
【0012】図3は本発明の他の実施例の斜視図を示
し、図4は図3のB−B線断面を示しており、この実施
例では前記レッグフロントカバー10の上部10aで前
記凹部18の上部壁18aを兼務し、レッグシールドカ
バー13の上端13bは前記上部10aの下面に衝き当
てられ、前記上部10aの端部10cはやや下方に弯曲
されていてこの上部10aがメインキー装置14のシリ
ンダ軸線の延長上を覆う庇19を構成している。
し、図4は図3のB−B線断面を示しており、この実施
例では前記レッグフロントカバー10の上部10aで前
記凹部18の上部壁18aを兼務し、レッグシールドカ
バー13の上端13bは前記上部10aの下面に衝き当
てられ、前記上部10aの端部10cはやや下方に弯曲
されていてこの上部10aがメインキー装置14のシリ
ンダ軸線の延長上を覆う庇19を構成している。
【0013】したがってメインキー装置14のキー挿入
口16にキー20以外のマナイナスドライバ等の長い棒
状物を差込もうとしても、そのメインキー装置14のシ
リンダ軸線の延長上に庇19が張出しているので棒状物
を差込むことが難しく、そのためメインキー装置14の
スイッチをONにすることができず、車両を走行させる
ことを不能として盗まれることが防がれる。またキー挿
入口16に棒状物を挿入し得ないので、メインキー装置
14を壊されることもない。
口16にキー20以外のマナイナスドライバ等の長い棒
状物を差込もうとしても、そのメインキー装置14のシ
リンダ軸線の延長上に庇19が張出しているので棒状物
を差込むことが難しく、そのためメインキー装置14の
スイッチをONにすることができず、車両を走行させる
ことを不能として盗まれることが防がれる。またキー挿
入口16に棒状物を挿入し得ないので、メインキー装置
14を壊されることもない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
インキー装置のシリンダ軸線の延長上に車体から張出し
た庇が存在するので、メインキー装置のキー挿入口にキ
ー以外の棒状物を挿入することが困難となり、故意にス
イッチをONとされて車両の盗難に遭うことを未然に防
ぐことができるとともに、メインキー装置のシリンダが
無理に回動されて破壊されてしまうことも防止すること
ができ、さらにキー挿入口への雨雪や塵埃が侵入するこ
も防ぐことができるなどの効果がある。また庇は形状変
更のみで形成されるのでコストアップを招くこともな
い。
インキー装置のシリンダ軸線の延長上に車体から張出し
た庇が存在するので、メインキー装置のキー挿入口にキ
ー以外の棒状物を挿入することが困難となり、故意にス
イッチをONとされて車両の盗難に遭うことを未然に防
ぐことができるとともに、メインキー装置のシリンダが
無理に回動されて破壊されてしまうことも防止すること
ができ、さらにキー挿入口への雨雪や塵埃が侵入するこ
も防ぐことができるなどの効果がある。また庇は形状変
更のみで形成されるのでコストアップを招くこともな
い。
【図1】本発明による盗難防止装置の一実施例を示す斜
視図。
視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【図4】図3のB−B線断面図。
【図5】従来の構造を示す斜視図。
【図6】図5のC−C線断面図。
1,11 車体フレーム 2,12 ヘッドパイプ 3,10 レッグフロントカバー 4,13 レッグシールドカバー 7,14 メインキー装置 8,16 キー挿入口 18 凹部 19 庇
Claims (3)
- 【請求項1】スクータ型車両において、車体に設けられ
ているメインキー装置のキー挿入口の上方に該メインキ
ー装置のシリンダ軸線の延長上に突出する庇を車体から
一体的に延設したことを特徴とするスクータ型車両にお
ける盗難防止構造。 - 【請求項2】前記庇がスクータ型車両のレッグシールド
カバーの上部に形成されている請求項1記載のスクータ
型車両の盗難防止構造。 - 【請求項3】前記庇がスクータ型車両のレッグフロント
シールドの上部に形成されている請求項1記載のスクー
タ型車両の盗難防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10371094A JPH07309270A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | スクータ型車両の盗難防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10371094A JPH07309270A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | スクータ型車両の盗難防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07309270A true JPH07309270A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14361291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10371094A Pending JPH07309270A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | スクータ型車両の盗難防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07309270A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005119421A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Honda Motor Co Ltd | スクータ型車両用リモコン装置 |
JP2014054970A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両の携帯型情報端末の取付構造 |
-
1994
- 1994-05-18 JP JP10371094A patent/JPH07309270A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005119421A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Honda Motor Co Ltd | スクータ型車両用リモコン装置 |
JP2014054970A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両の携帯型情報端末の取付構造 |
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