JPH07309147A - 可倒式シフトレバー装置 - Google Patents

可倒式シフトレバー装置

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JPH07309147A
JPH07309147A JP10275894A JP10275894A JPH07309147A JP H07309147 A JPH07309147 A JP H07309147A JP 10275894 A JP10275894 A JP 10275894A JP 10275894 A JP10275894 A JP 10275894A JP H07309147 A JPH07309147 A JP H07309147A
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JP
Japan
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lever
cover
upper lever
slit
shift lever
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JP10275894A
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Yasuo Kito
康夫 紀藤
Maki Oe
真樹 大江
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Mannoh Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mannoh Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上部レバーを倒したときに横スリット及び縦
スリットカバーの切欠き部を確実に封鎖してレバーケー
スの内部へのゴミや異物等の落下を防止することができ
るようにした可倒式シフトレバー装置を提供する。 【構成】 可倒式シフトレバー装置の上部レバー2の下
端部に、上部レバー2を横方向に倒したときにレバーケ
ース7の横スリット9及び縦スリットカバー10の切欠き
部16を覆う湾曲カバー13を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートマチックトラン
スミッションを備えた自動車のための可倒式シフトレバ
ー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オートマチックトランスミッションを備
えた自動車のための通常のシフトレバー装置は、運転席
の側方のコンソールパネルからシフトレバーが突出して
いるために、例えば運転者が助手席側のドアから出よう
とする場合等に邪魔になることがある。そこでこの問題
を解決するために、シフトレバーを下部レバーと上部レ
バーとに分割しておき、シフトレバーがパーキングのボ
ジションにあるときに上部レバーを横方向に倒すことが
できるようにした可倒式シフトレバー装置が開発されて
いる。
【0003】このような可倒式シフトレバー装置におい
て、見栄えを良くするために上部レバーの枢着部をレバ
ーケースの内部に収めた場合には、レバーケースにシフ
ト方向の縦スリットのほかに、上部レバーをシフト方向
に対して直角な横方向に倒すための横スリットを設けて
おく必要がある。図6に示すように、従来から縦スリッ
ト50については上部レバー55と連動してスライドする樹
脂製の縦スリットカバー51を設けてあるが、この縦スリ
ットカバー51にも上部レバー55を横方向に倒すための切
欠き部を必要とし、この切欠き部からゴミや異物がレバ
ーケース53の内部に落下するおそれがある。
【0004】そこで図6のように横スリット52の裏側に
樹脂製の横スリットカバー54を設ける工夫がなされてい
る。この横スリットカバー54は、常時は図6に示すよう
に横スリット52を覆っているが、上部レバー55を倒した
ときにはその斜面56が上部レバー55により押されること
によって矢印方向にスライドし、上部レバー55の動きを
阻害しない構造となっている。ところが、この構造のも
のは上部レバー55を倒したときに横スリットカバー54の
全体が移動してしまうため、縦スリットカバー51の切欠
き部が完全に開き、その部分からゴミや異物等がレバー
ケース53の内部に落下する恐れがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、上部レバーを横方向に倒す動きを阻
害することなく、しかも上部レバーを倒したときにもレ
バーケースの横スリット及び縦スリットカバーの切欠き
部を確実に封鎖してレバーケースの内部へのゴミや異物
等の落下を防止することができるようにした可倒式シフ
トレバー装置を提供するためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の可倒式シフトレバー装置は、シフ
トレバーを下部レバーとその上端に横方向に倒すことが
できるように枢着された上部レバーとに分割するととも
に、この上部レバーの下端部に、上部レバーを横方向に
倒したときにレバーケースの横スリット及び縦スリット
カバーの切欠き部を覆う湾曲カバーを取り付けたことを
特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の可倒式シフトレバー装置は、上部レバ
ーの下端部に取り付けられた湾曲カバーが、上部レバー
を横方向に倒したときにレバーケースの横スリット及び
縦スリットカバーの切欠き部を覆うので、横スリットの
開口部及び縦スリットカバーの切欠き部からゴミや異物
等がレバーケースの内部へ落下することを確実に防止す
ることができる。しかもこの湾曲カバーは上部レバーと
一体に動くことができるものであるため、上部レバーの
動きを阻害するおそれはない。
【0008】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図1は実施例の可倒式シフトレバー装置
の斜視図、図2はその断面図、図3は上部レバーを倒し
た状態の斜視図、図4はその断面図である。これらの図
において、1は下部レバー、2は上部レバーである。下
部レバー1の下端はフレーム3に軸4によって枢着され
ており、シフト方向に揺動できるようになっている。
【0009】下部レバー1の上端には受け金具5が設け
られており、上部レバー2の下端が軸6によって枢着さ
れている。このため、上部レバー2はパーキングのボジ
ションにおいて、図3、図4に示されるようにシフト方
向に対して直角に横方向まで倒すことができる。
【0010】7はレバーケースであり、図1、図3に示
すようにシフト方向に延びる縦スリット8のほかに、上
部レバー2をシフト方向に対して直角方向に倒すための
横スリット9が設けられている。縦スリット8の裏側に
は従来と同様の樹脂製の縦スリットカバー10が設けられ
ている。この縦スリットカバー10には上部レバー2を貫
通させる切欠き部16が形成されており、上部レバー2を
シフト方向に動かすとそれに連れて縦スリットカバー10
もスライドし、縦スリット8を覆うようになっている。
【0011】また図1に示すように、横スリット9の裏
側には従来と同様の剛性材からなる横スリットカバー11
が設けられている。この横スリットカバー11は上部レバ
ー2に面する部分に斜面12を備えており、上部レバー2
を倒すと全体が矢印方向にスライドすることは従来と同
様である。
【0012】図2、図4に示すように、本発明において
は上部レバー2の下端部に湾曲カバー13が取り付けられ
ている。この湾曲カバー13は図5に示したように、上部
レバー2を挿通する筒状部14の下端部分に湾曲した翼状
部15を一体に形成したものである。この翼状部15は上部
レバー2の軸6を曲率中心とした形状であり、その長さ
は上部レバー2を倒したときにレバーケース7の横スリ
ット9及び縦スリットカバー10の切欠き部16をほぼ覆う
ことができるように設定されている。
【0013】このように構成された本発明の可倒式シフ
トレバー装置は、図1のようにレバーをパーキングのボ
ジションに入れた状態から、図3のように上部レバー2
を横方向まで倒すことができるものである。このとき、
横スリットカバー11はその斜面12を上部レバー2によっ
て押されることにより図1の矢印方向にスライドし、横
スリット9に開口部が形成される。しかし本発明では上
部レバー2に湾曲カバー13を取り付けてあるので、図3
に示すようにこの湾曲カバー13の筒状部14および翼状部
15がレバーケース7の横スリット9及び縦スリットカバ
ー10の切欠き部16をほぼ覆い隠す。このため、縦スリッ
トカバー10の切欠き部16からゴミや異物がレバーケース
7の内部へ落下することを防止することができる。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の可倒式
シフトレバー装置は、上部レバーの下端部に上部レバー
を横方向に倒したときにレバーケースの横スリット及び
縦スリットカバーの切欠き部を覆う湾曲カバーを取り付
けたことにより、上部レバーを倒したときにもこれらの
開口部を確実に封鎖してレバーケースの内部へのゴミや
異物の落下を防止することができる。またこの湾曲カバ
ーは、上部レバーの動きを阻害するおそれがない。よっ
て本発明は従来の問題点を解決した可倒式シフトレバー
装置として、価値の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の可倒式シフトレバー装置の斜視図であ
る。
【図2】図1の断面図である。
【図3】上部レバーを倒した状態の斜視図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】湾曲カバーの斜視図である。
【図6】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 下部レバー 2 上部レバー 3 フレーム 4 軸 5 受け金具 6 軸 7 レバーケース 8 縦スリット 9 横スリット 10 縦スリットカバー 11 横スリットカバー 12 斜面 13 湾曲カバー 14 筒状部 15 翼状部 16 縦スリットカバーの切欠き部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーを下部レバーとその上端に
    横方向に倒すことができるように枢着された上部レバー
    とに分割するとともに、この上部レバーの下端部に、上
    部レバーを横方向に倒したときにレバーケースの横スリ
    ット及び縦スリットカバーの切欠き部を覆う湾曲カバー
    を取り付けたことを特徴とする可倒式シフトレバー装
    置。
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WO2002036993A1 (fr) * 2000-11-06 2002-05-10 Peugeot Citroen Automobiles S.A. Dispositif d'actionnement d'une boite de vitesses et procede de commande impulsionnelle
JP2018172097A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 ダイハツ工業株式会社 自動変速機の操作レバー装置

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