JPH0730785U - 電動可動式ヘッドレスト - Google Patents

電動可動式ヘッドレスト

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JPH0730785U
JPH0730785U JP6266293U JP6266293U JPH0730785U JP H0730785 U JPH0730785 U JP H0730785U JP 6266293 U JP6266293 U JP 6266293U JP 6266293 U JP6266293 U JP 6266293U JP H0730785 U JPH0730785 U JP H0730785U
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JP
Japan
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headrest
body frame
link
main body
stay
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Pending
Application number
JP6266293U
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English (en)
Inventor
隆 藤森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電動可動式ヘッドレストにおけるリード線の露
出を防止する。 【構成】ヘッドレストを構成するステー10cとして中
央部にて2分割(19a,19b)して絶縁部材19d
を介して連結されたステーを採用して、一方のヘッドレ
ストサポート22と一方の分割ステー部19aとモータ
13、モータ13と他方の分割ステー部19bと他方の
ヘッドレストサポート23とをそれぞれ電気的に接続し
て通電路を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電動可動式ヘッドレストに関する。
【0002】
【従来の技術】
可動式ヘッドレストは刊行物「自動車工学便覧第6編第1−25頁(昭和58 年9月30日自動車技術会発行)」に記載されているように、ヘッドレスト本体 に内臓した駆動機構の作用によりヘッドレスト本体を前後方向に回動させるもの で、着座者に対して離間する距離、および前後方向の傾きを調整するものである 。
【0003】 しかして、電動可動式ヘッドレストの一形式として、ヘッドレスト本体を構成 する本体フレームと、同本体フレームの下部に配設した駆動用モータと、同モー タに連結するとともに前記本体フレームの上部に回転可能に支持され同モータの 駆動により回転するスクリューシャフトと、同スクリューシャフトに進退可能に 螺合するナットと、同ナットに中間部にて固定されて左右方向に延び各端部が前 記本体フレームのサイドプレートに設けた上下方向に延びるガイドスリットに摺 動可能に嵌合するロッドと、同ロッドの各端部に一端部にて回動可能に連結され た左右一対の第1リンクと、同リンクの他端部に下端部を回動可能に連結される とともに上端部を前記本体フレームのサイドプレートに回動可能に支持された左 右一対の第2リンクと、前記本体フレームの左右両側内部に臨む左右一対の脚部 を有し前記各第1リンクの中間部に前後方向へ回動可能に連結する門形のステー を備え、同ステーをシ−トバックのバックフレームに設けたヘッドレストサポー トに挿通して前記シ−トバックの頂部に組付けられる形式のものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、かかる形式の電動可動式ヘッドレストにおいては、駆動用モータと 電源を接続するリード線およびコネクタがヘッドレスト本体から延びていて、こ のコネクタを車室内に設けた電源側のコネクタに接続するようになっている。こ のため、リード線およびコネクタがヘッドレスト本体から露出して見栄えが悪い とともに、ヘッドレストをシ−トバックから取り外す場合には電源側コネクタと の接続を外さなければならず、ヘッドレストの取り外しが面倒である。従って、 本考案の目的は、上記した形式のヘッドレストにおいて、ヘッドレスト本体から のリード線およびコネクタの露出を解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ヘッドレスト本体を構成する本体フレームと、同本体フレームの下 部に配設した駆動用モータと、同モータに連結するとともに前記本体フレームの 上部に回転可能に支持され同モータの駆動により回転するスクリューシャフトと 、同スクリューシャフトに進退可能に螺合するナットと、同ナットに中間部にて 固定されて左右方向に延び各端部が前記本体フレームのサイドプレートに設けた 上下方向に延びるガイドスリットに摺動可能に嵌合するロッドと、同ロッドの各 端部に一端部にて回動可能に連結された左右一対の第1リンクと、同リンクの他 端部に下端部を回動可能に連結されるとともに上端部を前記本体フレームのサイ ドプレートに回動可能に支持された左右一対の第2リンクと、前記本体フレーム の左右両側内部に臨む左右一対の脚部を有し前記各第1リンクの中間部に前後方 向へ回動可能に連結する門形のヘッドレストステーを備え、同ステーをシ−トバ ックのバックフレームに設けたヘッドレストサポートに挿通して前記シ−トバッ クの頂部に組付けられる電動可動式ヘッドレストにおいて、前記ステーとして中 央部にて2分割して絶縁部材を介して連結されたステーを採用するとともに、前 記ロッドと前記各第1リンク、および前記各第1リンクと前記各第2リンクを互 いに絶縁状態に連結し、前記各ヘッドレストサポートに設けた各接続端子を前記 ステーの各脚部に電気的に接続したことを特徴とするものである。
【0006】
【考案の作用・効果】
このように構成したヘッドレストにおいては、一方のヘッドレストサポートと ヘッドレストステーの半分、およびヘッドレストステーの他の半分と他方のヘッ ドレストサポートとが通電路を形成し、ヘッドレストステーの各部位またはこれ ら各部位に電気的に接続している各構成部材と駆動用モータとを電気的に接続す れば、同モータに対する通電路が形成される。このため、当該ヘッドレストによ れば、従来のこの種形式のヘッドレストのごときリード線およびコネクタの露出 が解消されるとともに、ヘッドレストの取り外しの際にヘッドレスト側コネクタ の電源側コネクタからの取り外しが不要になる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明するに、図1および図2には本考 案に係るヘッドレストが示されている。当該ヘッドレストはヘッドレスト本体1 0aと、駆動機構10bと、ヘッドレストステー10cとからなるもので、ヘッ ドレストステー10cをシ−トバック21のバックフレームに設けた各ヘッドレ ストサポート22,23に挿通して着脱可能に組付けられて、シ−トバック21 の頂部に位置する。ヘッドレスト本体10aは本体フレーム11をパッド材12 で被覆してなるもので、本体フレーム11は左右一対のサイドプレート11aと 、両サイドプレート11aを後方にて互いに連結するコ字状の連結フレーム部1 1bとにより構成されている。
【0008】 駆動機構10bは駆動用モータ13、スクリューシャフト14、ナット15、 連結ロツド16、第1リンク17および第2リンク18にて構成されている。モ ータ13は超音波モータで小型のもので、本体フレーム11の連結フレーム部1 1bにおける下側中央部に固定されている。スクリューシャフト14はその下端 部にてモータ13の出力軸に連結されているとともに、その上端部にて本体フレ ーム11の連結フレーム部11bにおける上側中央部に回転可能に支持されてい る。スクリューシャフト14はモータ13の駆動により回転するもので、ナツト 15が進退可能に螺合している。連結ロッド16はその中央部にてナット15に 固定されて左右方向に延び、その各端部が本体フレーム11の各サイドプレート 11aに設けたガイドスリット11cに摺動可能に嵌合して支持されている。ガ イドスリット11cは上下方向に延びている。
【0009】 第1リンク17は左右一対のリンク部17aとこれらを連結する連結アーム部 17b,17cとからなるもので、各リンク部17aの後端部は連結ロッド16 の各端部に回転可能に連結していて、この状態で連結アーム部17b,17cが 本体フレーム11の下方中央部を左右方向に延びている。連結アーム部17b, 17cは後述するヘッドレストステー10cの両ステー部19a,19bととも に絶縁部材19cにて互いに連結されている。第2リンク18も第1リンク17 と同様に左右一対のリンク部18aと、これらを互いに連結する連結アーム部1 8b,18cとからなるもので、各リンク部18aの上端部は本体フレーム11 のサイドプレート11aにおけるガイドスリット11cより前方にてその上部に 回動可能に連結され、かつ下端部は第1リンク17のリンク部17aの前端部に 回動可能に連結されている。
【0010】 ヘッドレストステー10cは門形形状のものであり、その中央部にて第1リン ク17の連結アーム部17b,17cに回転可能に連結されている。ヘッドレス トステー10cにおいては、各脚部をシ−トバック21のバックフレームに設け た各ヘッドレストサポート22,23に挿通して常法により解除可能に固定され 、また固定を解除することにより上下方向に位置調整可能でかつ取り外し可能で ある。
【0011】 しかして、第1リンク17における各リンク部17aの後端部と連結ロッド1 6の各端部とは図3に示すように絶縁部材17d,17eを介して回動可能に連 結されていて、連結ロッド16と第1リンク17とは電気的に絶縁されている。 また、第1リンク17の前端部と第2リンク18とは図3に示すように、ピン1 7fにて絶縁部材17g,17hを介して回転可能に連結されている。第2リン ク18においては図1に示すように、連結アーム部18b,18cが2つに分割 されていて、これら両連結アーム部18b,18cは絶縁部材18dを介して互 いに連結されている。これにより、第2リンク18においては、左右各部位が互 いに電気的に絶縁された状態で連結されている。
【0012】 ヘッドレストステー10cは図4に示すように、略L字状に屈曲形成された左 右一対のステー部19a,19bを絶縁材料19cを介して互いに連結してなる もので、左右の両ステー部19a,19bは電気的に互いに絶縁された状態に連 結されている。また。各ステー部19a,19bにおけるヘッドレストサポート 22,23から露出する部位は、図1に示すように絶縁材料19dにて被覆され ている。各ヘッドレストサポート22,23においては、図1および図5に示す ように、シ−トバック21内を挿通した各リード線24a,24bが取付られて いる。各リード線24a,24bの先端は接続端子に形成されていて、各ヘッド レストサポート22,23の内部に配置されている。これにより、ヘッドレスト ステー19の各ステー部19a,19bが各ヘッドレストサポート22,23に 挿通されると、各接続端子は各ステー部19a,19bの絶縁材料19dで被覆 されていない部位に接続する。
【0013】 このように構成したヘッドレストにおいては、左側のヘッドレストサポート2 2とヘッドレストステー19の左側のステー部19a、およびヘッドレストステ ー19の右側のステー部19bと右側のヘッドレストサポート23とが通電路を 形成する。このため、ヘッドレストステー10cの各ステー部19a,19bの 各部位またはこれら各部位に電気的に連結している連結ロッド16、第1リンク 17、第2リンク18の各部位とモータ13とを電気的に接続すれば、モータ1 3に対する通電路が形成される。このため、当該ヘッドレストによれば、従来の この種形式のヘッドレストのごときリード線およびコネクタの露出が解消される とともに、ヘッドレストの取り外し作業の際にヘッドレスト側コネクタの電源側 コネクタからの取り外しが不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るヘッドレストの透視的
斜視図である。
【図2】同ヘッドレストの作動状態を示す透視的側面図
である。
【図3】同ヘッドレストを構成する連結ロッドと第1リ
ンクのリンク部、第リンクと第2リンクとの連結部を示
す分解斜視図である。
【図4】同ヘッドレストを構成する第1リンクおよびヘ
ッドレストステーの斜視図である。
【図5】同ヘッドレストステーのヘッドレストサポート
への挿通状態を部分的に示す縦断面図である。
【符号の説明】
10a…ヘッドレスト本体、10b…駆動機構、10c
…ヘッドレストステー、11…本体フレーム、13…モ
ータ、14…スクリューシャフト、15…ナット、16
…連結ロッド、17…第1リンク、18…第2リンク、
19a,19b…ステー部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドレスト本体を構成する本体フレーム
    と、同本体フレームの下部に配設した駆動用モータと、
    同モータに連結するとともに前記本体フレームの上部に
    回転可能に支持され同モータの駆動により回転するスク
    リューシャフトと、同スクリューシャフトに進退可能に
    螺合するナットと、同ナットに中間部にて固定されて左
    右方向に延び各端部が前記本体フレームのサイドプレー
    トに設けた上下方向に延びるガイドスリットに摺動可能
    に嵌合するロッドと、同ロッドの各端部に一端部にて回
    動可能に連結された左右一対の第1リンクと、同リンク
    の他端部に下端部を回転可能に連結されるとともに上端
    部を前記本体フレームのサイドプレートに回動可能に支
    持された左右一対の第2リンクと、前記本体フレームの
    左右両側内部に臨む左右一対の脚部を有し前記各第1リ
    ンクの中間部に前後方向へ回動可能に連結する門形のス
    テーを備え、同ステーをシ−トバックのバックフレーム
    に設けたヘッドレストサポートに挿通して前記シ−トバ
    ックの頂部に組付けられる電動可動式ヘッドレストにお
    いて、前記ステーとして中央部にて2分割して絶縁部材
    を介して連結されたステーを採用するとともに、前記ロ
    ッドと前記各第1リンク、および前記各第1リンクと前
    記各第2リンクを互いに絶縁状態に連結し、前記各ヘッ
    ドレストサポートに設けた各接続端子を前記ステーの各
    脚部に電気的に接続したことを特徴とする電動可動式ヘ
    ッドレスト。
JP6266293U 1993-11-22 1993-11-22 電動可動式ヘッドレスト Pending JPH0730785U (ja)

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JP6266293U JPH0730785U (ja) 1993-11-22 1993-11-22 電動可動式ヘッドレスト

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JP6266293U JPH0730785U (ja) 1993-11-22 1993-11-22 電動可動式ヘッドレスト

Publications (1)

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JPH0730785U true JPH0730785U (ja) 1995-06-13

Family

ID=13206737

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JP6266293U Pending JPH0730785U (ja) 1993-11-22 1993-11-22 電動可動式ヘッドレスト

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JP (1) JPH0730785U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008120427A1 (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha ヘッドレストへの配線構造

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