JPH07307714A - 時分割多重伝送装置 - Google Patents

時分割多重伝送装置

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JPH07307714A
JPH07307714A JP12052694A JP12052694A JPH07307714A JP H07307714 A JPH07307714 A JP H07307714A JP 12052694 A JP12052694 A JP 12052694A JP 12052694 A JP12052694 A JP 12052694A JP H07307714 A JPH07307714 A JP H07307714A
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Japan
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low
unit
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data
channel
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JP12052694A
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Inventor
Minoru Miyazaki
実 宮崎
Masaru Goto
後藤  勝
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 低速チャネル部20−1〜20−nでは、デ
ータ端末装置11−1〜11−nからのデータを、多重
制御部40に送信する場合、低速チャネル側番号付与部
21−1〜21−nによって、チャネル番号を付与す
る。これらのデータは論理和部30で論理和演算され、
多重制御部40に入力される。多重制御部40では、多
重側番号識別部41がそのチャネル番号によってどの低
速チャネル部20−1〜20−nから送信されたデータ
かを識別する。また、低速チャネル部20−1〜20−
nでは、多重制御部40から受け取ったデータが自分宛
のものであった場合、その受信タイミングに基づき送信
タイミングを設定する。 【効果】 低速チャネル部と多重制御部間の送受信用の
信号線がそれぞれ1本で済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のデータ端末装置
から送信されるデータを時分割多重して伝送路に送出す
ると共に、伝送路から受信した多重信号から各データ端
末装置宛の信号を分離して各データ端末装置に送信する
時分割多重伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル伝送路では、例えば、2.4
Kbps、4.8Kbps、9.6Kbpsおよび19.2Kbpsとい
ったデータ端末装置からのデータをデータ速度64Kbps
に多重し伝送する時分割多重伝送装置が用いられてい
る。
【0003】図2、3にこのような時分割多重伝送装置
を示す。図の装置は、CCITT勧告X.50の8ビッ
トエンベロープを使用した多重方式を示すものであり、
低速チャネル部1−1〜1−8と、多重制御部2から構
成されている。また、図示の時分割多重伝送装置は、低
速チャネル部1−1〜1−4を備えた本体装置100
と、低速チャネル部1−5〜1−8を備えた拡張装置2
00で構成され、この拡張装置200は本体装置100
とインタフェースケーブル300で接続されている。
【0004】低速チャネル部1−1〜1−8は、各DT
E1〜DTE8(データ端末装置)からのデータを入力
し、これを所定のエンベロープ形式の信号に変換する機
能を有している。また、多重制御部2は、各低速チャネ
ル部1−1〜1−8からの信号を入力し、これを時分割
多重して伝送路に送出する多重部2aと、伝送路から入
力した多重信号を各低速チャネル部1−1〜1−8宛の
信号に分離する多重分離部2bとで構成されている。
【0005】次に、このように構成された時分割多重伝
送装置の動作について説明する。図4は、各部の信号の
ビット構成を示す図である。DTE1から低速チャネル
部1−1に入力されるデータSDL1は、そのデータ速度が
2.4Kbpsであり、これが低速チャネル部1−1で6ビ
ット毎に区切られ、更にDF(ダミーフラグ:常時
“0”)およびS(DTE1から入力されるRS信号:
送信要求信号)が付加され、データ速度が256Kbpsの
信号SDH1となる。これを示したのが図4の(a)であ
る。
【0006】また、他の低速チャネル部1−2〜1−4
でも同様の動作が行われ、各DTE2〜DTE4から入
力されるSDL2〜SDL4も同様にSDH2〜SDH4となる。そし
て、拡張装置200でも同様の動作が行われ、DTE5
〜DTE8から入力されるSDL5〜SDL8も同様にSDH5〜SD
H8となり、これらの信号がインタフェースケーブル30
0を介して本体装置100に入力される。本体装置10
0の各低速チャネル部1−1〜1−4から送出された信
号SDH2〜SDH4と、インタフェースケーブル300を介し
て入力した拡張装置200からの信号SDH5〜SDH8は、多
重制御部2の多重部2aにそれぞれ入力されて、この多
重部2aで多重され、DF上にF(フレームフラグ)が
上書きされ、データ速度が64Kbpsの多重信号SDnet
となり、伝送路に送出される。また、このSDnetを示
したのが図4の(b)である。
【0007】一方、伝送路が入力される多重信号RDne
t は、図4の(c)に示すように、データ速度が64Kb
psであり、このRDnet は多重分離部2bで分離され、
“F”が取り除かれ、データ速度が256KbpsのRDH1〜
RDH8となる。これを示したのが、図4の(d)である。
RDH1は、低速チャネル部1−1で“S”が取り除かれ、
データ速度が2.4KbpsのRDL1となり、DTE1に出力
される。また、RDH2〜RDH4も同様にRDL2〜RDL4となる。
そして、RDH5〜RDH8もインタフェースケーブル300を
通り、拡張装置200の低速チャネル部1−5〜1−8
に入力され、同様にRDL5〜RDL8となり、各DTE5〜8
へ出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
時分割多重伝送装置では、低速チャネル部1−1〜1−
8と多重部2aおよび多重分離部2bとの接続が一対一
に接続されている。即ち、SDH1〜SDH8およびRDH1〜RDH8
は、それぞれの信号線で多重部2aの入力ポート、多重
分離部2bの出力ポートに接続されている。従って、拡
張装置200を本体装置100に接続するためのインタ
フェースケーブル300も、SDH5〜SDH8およびRDH5〜RD
H8用の信号線分必要となる。
【0009】このようなことから、拡張装置200に多
くの低速チャネル部1−5〜1−8を実装した場合や、
拡張装置200を複数台接続した場合等、多くの低速チ
ャネル部が本体装置100外にある場合、本体装置10
0と拡張装置200間のインタフェースケーブル300
の信号線数が、本体装置100外の低速チャネル部の数
に比例して増加してしまう。その結果、このような構成
では、インタフェースケーブル300の信号線が多くな
ると共に、インタフェースケーブル300を接続するた
めのコネクタも大型となり、しかも信号線の増加による
信頼性の低下もあり、このような点から拡張装置200
を増設することは非常に困難であった。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、低速チャネル部と多重制御部との
信号線を少なくし、拡張装置を容易に増設することので
きる時分割多重伝送装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の時分割多重伝送
装置は、複数のデータ端末装置に接続され、各々のデー
タ端末装置の送受信データを制御する複数の低速チャネ
ル部と、これら低速チャネル部からのデータを時分割多
重して伝送路に送出すると共に、当該伝送路から受信し
た多重信号から各低速チャネル部宛の信号を分離して各
々の低速チャネル部に送信する多重制御部とを備えた時
分割多重伝送装置において、前記低速チャネル部に設け
られ、それぞれの低速チャネル部から出力されるデータ
に対し、各低速チャネル部を識別するためのチャネル番
号を付与する低速チャネル側番号付与部と、前記複数の
低速チャネル側番号付与部からのデータの論理和を求
め、前記多重制御部に出力する論理和部と、前記多重制
御部に設けられ、前記論理和部を介して入力したデータ
が、どの低速チャネル部のデータかを前記チャネル番号
に基づいて識別する多重側番号識別部と、前記多重制御
部に設けられ、当該多重制御部で分離される各低速チャ
ネル部宛の信号に対して、その低速チャネル部のチャネ
ル番号を付与する多重側番号付与部と、前記低速チャン
ネル部に設けられ、前記多重制御部から送出されたデー
タ中に、自低速チャネル部宛のデータがあるか否かを前
記チャネル番号に基づき識別する低速チャネル側番号識
別部と、前記低速チャネル部に設けられ、前記低速チャ
ネル側番号識別部で、自低速チャネル部宛のデータがあ
った場合、そのデータを受け取ったタイミングに基づき
前記論理和部へのデータを送信する送信制御部とを備え
たことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明の時分割多重伝送装置において、各低速
チャネル部は、データ端末装置からのデータを所定のエ
ンベロープ形式等の信号に変換し、更に、低速チャネル
側番号付与部によって自低速チャネル部のチャネル番号
を付与して論理和部に送出する。論理和部では、各低速
チャネル部からのデータを論理和演算し、これを多重制
御部に送出する。多重制御部では、多重側番号識別部
が、データ中のチャネル番号に基づきそのデータがどの
低速チャネル部から送信されたものかを判断し、これら
のデータを時分割多重して伝送路に送出する。
【0013】一方、伝送路から多重信号を多重制御部が
受信すると、この多重信号から各低速チャネル部宛の信
号を分離し、かつ、多重側番号付与部によって、各低速
チャネル部のチャネル番号を付与して各低速チャネル部
宛に送信する。各低速チャネル部では、低速チャネル側
番号識別部が、多重制御部から送られてきたデータ中
に、自分のチャネル番号があるかを判定し、あった場合
はそのデータを所定の形式に変換して端末装置に送信す
る。また、自分のチャネル番号があった場合、低速チャ
ネル部の送信制御部は、その受信タイミングに基づき、
多重制御部への送信データの出力タイミングを設定す
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の時分割多重伝送装置を示すブ
ロック図である。図の装置は、低速チャネル部20−1
〜20−n、論理和部30、多重制御部40からなり、
それぞれの低速チャネル部20−1〜20−nにデータ
端末装置11−1〜11−nが接続され、また、多重制
御部40は伝送路50に接続されている。
【0015】低速チャネル部20−1〜20−nは、そ
れぞれ従来と同様に、データ端末装置11−1〜11−
nからのデータを入力し、これを所定のエンベロープ形
式の信号に変換する機能を有し、また、低速チャネル側
番号付与部21−1〜21−n、低速チャネル側番号識
別部22−1〜22−n、送信制御部23−1〜23−
nを備えている。低速チャネル側番号付与部21−1〜
21−nは、各低速チャネル部20−1〜20−nから
出力されるデータに対し、各低速チャネル部20−1〜
20−n毎に設定されたチャネル番号を付与する機能を
有している。また、低速チャネル側番号識別部22−1
〜22−nは、多重制御部40から送出されたデータ中
に、自低速チャネル部20−1〜20−n宛のデータが
あるか否かを、そのデータに含まれるチャネル番号に基
づいて識別する機能を有している。
【0016】送信制御部23−1〜23−nは、低速チ
ャネル側番号識別部22−1〜22−nで、自低速チャ
ネル部20−1〜20−n宛のデータがあったと認識し
た場合、そのデータを受け取ったタイミングに基づき論
理和部30へのデータを送信するものである。論理和部
30は、低速チャネル側番号付与部21−1〜21−n
によってチャネル番号が付与された各データを入力して
その論理和を求め、多重制御部40に出力するものであ
る。
【0017】多重制御部40は、従来と同様に、各低速
チャネル部20−1〜20−nから論理和部30を介し
て信号を入力し、これを時分割多重して伝送路50に送
出すると共に、伝送路50から入力した多重信号を各低
速チャネル部20−1〜20−n宛の信号に分離する機
能を備え、また、多重側番号識別部41と、多重側番号
付与部42とを備えている。多重側番号識別部41は、
論理和部30を介して入力したデータが、どの低速チャ
ネル部20−1〜20−nのデータかをチャネル番号に
基づいて識別するものである。また、多重側番号付与部
42は、多重制御部40で分離される各低速チャネル部
20−1〜20〜n宛の信号に対して、その低速チャネ
ル部20−1〜20−nのチャネル番号を付与する機能
を有している。
【0018】このように構成された時分割多重伝送装置
は、各データ端末装置11−1〜11−nからのデータ
は、各低速チャネル部20−1〜20−nで所定のエン
ベロープ形式の信号となり、これが論理和部30に入力
され、更に多重制御部40に入力される。そして多重制
御部40で各低速チャネル部20−1〜20−nからの
信号を時分割多重し、伝送路50に送出する。ここで各
低速チャネル部20−1〜20−nからの信号は論理和
信号となって多重制御部40に入力されるため、多重側
番号識別部41は、この論理和信号からチャネル番号に
よって、どの低速チャネル部20−1〜20−nから送
信されたものかを識別する。
【0019】また、いずれかの低速チャネル部20−1
〜20−nから同時にデータが送出された場合は、論理
和部30でこれらのデータが衝突してしまうため、低速
チャネル部20−1〜20−nからの送信タイミング
を、多重制御部40から多重分離された信号に含まれる
チャネル信号に基づいて、設定している。即ち、伝送路
50から受信した多重信号から多重制御部40で各低速
チャネル部20−1〜20−n宛の信号を分離すると共
に、各信号に対して多重側番号付与部42によってチャ
ネル番号を付与する。
【0020】低速チャネル部20−1〜20−nでは、
低速チャネル側番号識別部22−1〜22−nが、この
チャネル番号を監視し、自低速チャネル部20−1〜2
0−n宛の信号があった場合は、この情報を送信制御部
23−1〜23−nに送る。送信制御部23−1〜23
−nは、このタイミングに基づき、データを受け取った
次のタイミングで送信すべきデータを論理和部30に対
して出力する。従って、各低速チャネル部20−1〜2
0−nから多重制御部40にデータが入力されるタイミ
ングは、多重制御部40から各低速チャネル部20−1
〜20−nにデータが送信されるタイミングとなる。
尚、以上の動作については次に説明する具体例の動作で
詳細に説明する。
【0021】図5および図6は、本発明の時分割多重伝
送装置における具体例を示すものであり、図2および図
3に示した従来装置に対応するものである。図におい
て、低速チャネル部60−1〜60−8は、図1の低速
チャネル部20−1〜20−nに相当する構成であり、
それぞれチャネル番号付加回路61−1〜61−8、チ
ャネル番号識別回路62−1〜62−8、制御部63−
1〜63−8から構成されている。ここで、チャネル番
号付加回路61−1〜61−8は、図1における低速チ
ャネル側番号付与部21−1〜21−nに相当し、チャ
ネル番号識別回路62−1〜62−8は、図1における
低速チャネル側番号識別部22−1〜22−nに相当し
ている。また、制御部63−1〜63−8は、図1にお
ける送信制御部23−1〜23−nの機能を含むと共
に、低速チャネル部60−1〜60−8としての受信制
御等も行う機能を備えている。
【0022】OR回路71、72、73は、図1におけ
る論理和部30に相当するもので、OR回路71に低速
チャネル部60−1〜60−4からの信号SDH1〜SDH4が
入力され、OR回路72に低速チャネル部60−5〜6
0−8からの信号SDH5〜SDH8が入力されるよう構成され
ている。また、OR回路73にはOR回路71の出力信
号SDHaと、インタフェースケーブル300を介して入力
するOR回路72の出力信号SDHbとが入力され、その出
力信号SDHxが多重制御部80のチャネル番号識別回路8
1aに入力されるよう構成されている。
【0023】多重制御部80は、図1における多重制御
部40に相当するもので、チャネル番号識別回路81
a、多重部81b、チャネル番号付加回路82a、多重
分離部82bから構成されている。ここで、チャネル番
号識別回路81aおよびチャネル番号付加回路82a
は、それぞれ図1における多重側番号識別部41および
多重側番号付与部42に相当するものである。また、多
重部81bはチャネル番号識別回路81aによって識別
された各低速チャネル部60−1〜60−8からの信号
を時分割多重して伝送路に送出する機能を有している。
そして、多重分離部82bは伝送路から受信した多重信
号から各低速チャネル部60−1〜60−8宛の信号を
分離して各チャネル番号識別回路62−1〜62−8に
出力する機能を有するものである。
【0024】また、本実施例では、拡張装置200にお
ける低速チャネル部60−5〜60−8からの出力信号
が論理和演算されて1本の信号線で転送され、また、多
重分離部82bからの多重分離信号はチャネル番号付加
回路82aによってチャネル番号が付加され、これがチ
ャネル番号識別回路62−5〜62−8で識別されるた
め、拡張装置200への多重分離信号線は1本で済むこ
とになる。従って、インタフェースケーブル300は、
拡張装置200からの入出力信号のための信号線はそれ
ぞれ1本となっている。
【0025】次に、上記構成の時分割多重伝送装置の動
作について説明する。図7は、上記装置における各部の
信号のビット構成を示す図である。DTE1から低速チ
ャネル部60−1に入力されるデータSDL1は、そのデー
タ速度が2.4Kbpsであり、これが低速チャネル部60
−1で6ビット毎に区切られ、更に、従来と同様にDF
(ダミーフラグ:常時“0”)およびS(DTE1から
入力されるRS信号:送信要求信号)が付加されると共
に、CH−NO(チャネル番号)が付加され、データ速
度が256Kbpsの信号SDH1となる。これを示したのが図
7の(a)である。
【0026】また、本体装置100における他の低速チ
ャネル部60−2〜60−4でも同様の動作が行われ、
各DTE2〜DTE4から入力されるSDL2〜SDL4も同様
にSDH2〜SDH4となり、更にこれら信号SDH2〜SDH4が、O
R回路71で論理和演算され、信号SDHaとなる。そし
て、拡張装置200でも同様の動作が行われ、DTE5
〜DTE8から入力されるSDL5〜SDL8も同様にSDH5〜SD
H8となり、これらの信号がOR回路72で論理和演算さ
れ、信号SDHbとなる。そして、この信号SDHbは、インタ
フェースケーブル300を介して本体装置100に入力
される。
【0027】本体装置100の低速チャネル部60−1
〜60−4からの論理和信号SDHaと、拡張装置200の
低速チャネル部60−5〜60−8からの論理和信号SD
Hbは、更に、OR回路73で論理和演算され、信号SDHx
となる。この信号SDHxはデータ速度が256Kbpsであ
り、図7の(b)に示すように、各低速チャネル部60
−1〜60−8の出力SDH1〜SDH8が混在している。ま
た、低速チャネル部60−1〜60−8では、多重分離
部82bからの多重分離信号RDHx内のチャネル番号が自
分のチャネル番号と一致した時、つまりRDHxが自分の受
け取るべきデータであった場合、次の出力タイミングで
信号SDH1〜SDH8を出力するようになっているため、論理
和信号SDHx上でこれら信号SDH1〜SDH8が衝突することは
ない。即ち、低速チャネル部60−1〜60−8の送信
制御部23−1〜23−nでは、所定のクロックに基づ
きデータの送受信を行っており、データを受信した場合
は、次のクロックで送信を行うものである。
【0028】論理和信号SDHx上のSDH1〜SDH8は、チャネ
ル番号識別回路81aによってどの低速チャネル部60
−1〜60−8からの信号かが識別される。そして、多
重部81bで多重され、DF上にF(フレームフラグ)
が上書きされ、データ速度が64Kbpsの多重信号SDne
t となり、伝送路に送出される。このSDnet を示した
のが図7の(c)である。
【0029】一方、伝送路が入力される多重信号RDne
t は、図7の(d)に示すように、データ速度が64Kb
psであり、このRDnet は多重分離部82bで分離さ
れ、“F”が取り除かれると共に、チャネル番号付加回
路82aでチャネル番号CH−NOが付加され、データ
速度が256KbpsのRDHxとなる。このRDHxには、図7の
(e)に示すように、各低速チャネル部60−1〜60
−8に送られるRDH1〜RDH8が混在しているが、各低速チ
ャネル部60−1〜60−8では、RDHx内のチャネル番
号により、自分の受け取るべきデータであるかどうかを
判断している。
【0030】信号RDH1は、低速チャネル部60−1で
“S”が取り除かれ、データ速度が2.4KbpsのRDL1と
なり、DTE1に出力される。また、RDH2〜RDH4も同様
にRDL2〜RDL4となる。そして、拡張装置200のRDH5〜
RDH8も同様にRDL5〜RDL8となり、各DTE5〜8へ出力
される。
【0031】尚、上記実施例では、多重方式がCCIT
T勧告X.50の8ビットエンベロープ(20マルチフ
レーム)を使用した場合を説明したが、これ以外にも、
20ビットエンベロープ(24マルチフレーム)の多重
方式等、他の方式の多重方式でも同様に適用適用可能で
ある。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の時分割多重
伝送装置によれば、各低速チャネル部から多重制御部に
送出するデータに自低速チャネル部を識別するためのチ
ャネル番号を付与して、これらのデータを論理和演算し
て多重制御部に送出し、かつ、多重制御部へデータを送
出するタイミングを、多重制御部からデータを受け取っ
たタイミングに基づき行うようにしたので、各低速チャ
ネル部から多重部にデータを送信するための信号線およ
び多重部から各低速チャネル部宛にデータを送信するた
めの信号線が、それぞれ1本で済むことになる。従っ
て、低速チャネル部を備えた拡張装置を接続する場合で
も、そのインタフェースケーブルの信号線数を、本体装
置外の低速チャネル部の数に無関係に一定とすることが
できる。その結果、拡張装置を増設することも容易に行
うことができる。しかも、低速チャネル部は、多重制御
部からデータを受け取ったタイミングに基づいてデータ
を送信するため、低速チャネル部自体が送信タイミング
を設定する必要がないといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時分割多重伝送装置のブロック図であ
る。
【図2】従来の時分割多重伝送装置のブロック図(その
1)である。
【図3】従来の時分割多重伝送装置のブロック図(その
2)である。
【図4】従来の時分割多重伝送装置における各部の信号
を示す図である。
【図5】本発明の具体的な時分割多重伝送装置のブロッ
ク図(その1)である。
【図6】本発明の具体的な時分割多重伝送装置のブロッ
ク図(その2)である。
【図7】本発明の具体的な時分割多重伝送装置における
各部の信号を示す図である。
【符号の説明】
11−1〜11−n データ端末装置 20−1〜20−n 低速チャネル部 21−1〜21−n 低速チャネル側番号付与部 22−1〜22−n 低速チャネル側番号識別部 23−1〜23−n 送信制御部 30 論理和部 40 多重制御部 41 多重側番号識別部 42 多重側番号付与部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ端末装置に接続され、各々
    のデータ端末装置の送受信データを制御する複数の低速
    チャネル部と、これら低速チャネル部からのデータを時
    分割多重して伝送路に送出すると共に、当該伝送路から
    受信した多重信号から各低速チャネル部宛の信号を分離
    して各々の低速チャネル部に送信する多重制御部とを備
    えた時分割多重伝送装置において、 前記低速チャネル部に設けられ、それぞれの低速チャネ
    ル部から出力されるデータに対し、各低速チャネル部を
    識別するためのチャネル番号を付与する低速チャネル側
    番号付与部と、 前記複数の低速チャネル側番号付与部からのデータの論
    理和を求め、前記多重制御部に出力する論理和部と、 前記多重制御部に設けられ、前記論理和部を介して入力
    したデータが、どの低速チャネル部のデータかを前記チ
    ャネル番号に基づいて識別する多重側番号識別部と、 前記多重制御部に設けられ、当該多重制御部で分離され
    る各低速チャネル部宛の信号に対して、その低速チャネ
    ル部のチャネル番号を付与する多重側番号付与部と、 前記低速チャンネル部に設けられ、前記多重制御部から
    送出されたデータ中に、自低速チャネル部宛のデータが
    あるか否かを前記チャネル番号に基づき識別する低速チ
    ャネル側番号識別部と、 前記低速チャネル部に設けられ、前記低速チャネル側番
    号識別部で、自低速チャネル部宛のデータがあった場
    合、そのデータを受け取ったタイミングに基づき前記論
    理和部へのデータを送信する送信制御部とを備えたこと
    を特徴とする時分割多重伝送装置。
JP12052694A 1994-05-10 1994-05-10 時分割多重伝送装置 Pending JPH07307714A (ja)

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