JPH07305717A - ピン結合部における隙間調整装置 - Google Patents
ピン結合部における隙間調整装置Info
- Publication number
- JPH07305717A JPH07305717A JP9756594A JP9756594A JPH07305717A JP H07305717 A JPH07305717 A JP H07305717A JP 9756594 A JP9756594 A JP 9756594A JP 9756594 A JP9756594 A JP 9756594A JP H07305717 A JPH07305717 A JP H07305717A
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- JP
- Japan
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- boss
- flange
- pin
- collar
- female screw
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- Withdrawn
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピン結合部における軸方向の隙間を簡単に微
調整できる安価な隙間調整装置を提供する。 【構成】 油圧ショベルのバケット耳金19と一体のボス
23に、雌ねじ付ボス31をボルト32により固定する。雌ね
じ付ボス31の雌ねじ34にカラー41の雄ねじ44を螺入す
る。カラー41のスタッドピン挿入孔45にフランジ51のス
タッドピン52を嵌入し、フランジ51とともにカラー41を
回転可能とする。フランジ51に一定のピッチで等分に複
数のボルト穴62を円形配列する。フランジ51によりスタ
ッドピン52を介しカラー41を回転すると、雌ねじ付ボス
31と螺合したカラー41は、アーム先端ボス21より突出さ
れたピン22の周面にて軸方向に移動し、隙間28を可変調
整する。フランジ51のボルト穴62に挿入したボルト61に
より、回転調整後のフランジ51を雌ねじ付ボス31に固定
する。
調整できる安価な隙間調整装置を提供する。 【構成】 油圧ショベルのバケット耳金19と一体のボス
23に、雌ねじ付ボス31をボルト32により固定する。雌ね
じ付ボス31の雌ねじ34にカラー41の雄ねじ44を螺入す
る。カラー41のスタッドピン挿入孔45にフランジ51のス
タッドピン52を嵌入し、フランジ51とともにカラー41を
回転可能とする。フランジ51に一定のピッチで等分に複
数のボルト穴62を円形配列する。フランジ51によりスタ
ッドピン52を介しカラー41を回転すると、雌ねじ付ボス
31と螺合したカラー41は、アーム先端ボス21より突出さ
れたピン22の周面にて軸方向に移動し、隙間28を可変調
整する。フランジ51のボルト穴62に挿入したボルト61に
より、回転調整後のフランジ51を雌ねじ付ボス31に固定
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】油圧ショベル等の建設機械に適用
されるピン結合部における隙間調整装置に関するもので
ある。
されるピン結合部における隙間調整装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3に、本発明の隙間調整装置が実施さ
れる一例としての油圧ショベルを示す。該油圧ショベル
は、下部走行体11に対し旋回可能の上部旋回体12にピン
結合部13によりブーム14を回動自在に取付け、該ブーム
14の先端にピン結合部15によりアーム16を回動自在に取
付け、該アーム16の先端にピン結合部17によりバケット
18の背面から突設された耳金19を回動自在に取付ける。
ブーム14はブームシリンダ14a により、またアーム16は
アームシリンダ16a により、またバケット18はバケット
シリンダ18a によりリンク18b を介して、それぞれ回動
する。
れる一例としての油圧ショベルを示す。該油圧ショベル
は、下部走行体11に対し旋回可能の上部旋回体12にピン
結合部13によりブーム14を回動自在に取付け、該ブーム
14の先端にピン結合部15によりアーム16を回動自在に取
付け、該アーム16の先端にピン結合部17によりバケット
18の背面から突設された耳金19を回動自在に取付ける。
ブーム14はブームシリンダ14a により、またアーム16は
アームシリンダ16a により、またバケット18はバケット
シリンダ18a によりリンク18b を介して、それぞれ回動
する。
【0003】図2は、従来のバケットピン結合部17を示
し、アーム16の先端ボス21にピン22により、左右一対の
バケット耳金19(図では一方のみを示す)と一体の耳金
ボス23を結合する際に、該左右の耳金ボス23に予めカラ
ー24を挿入しておき、該左右のカラー24間にアーム先端
ボス21を同心に配置し、一側のカラー24からアーム先端
ボス21を通して他側のカラーにピン22を挿入し、さら
に、前記耳金ボス23に隙間調整用シム25を挾んでフラン
ジ26をボルト27により固定し、該フランジ26によってピ
ン22の脱落を防止するとともに、アーム先端ボス21とカ
ラー24との隙間28をシム25により調整する構造となって
いる。
し、アーム16の先端ボス21にピン22により、左右一対の
バケット耳金19(図では一方のみを示す)と一体の耳金
ボス23を結合する際に、該左右の耳金ボス23に予めカラ
ー24を挿入しておき、該左右のカラー24間にアーム先端
ボス21を同心に配置し、一側のカラー24からアーム先端
ボス21を通して他側のカラーにピン22を挿入し、さら
に、前記耳金ボス23に隙間調整用シム25を挾んでフラン
ジ26をボルト27により固定し、該フランジ26によってピ
ン22の脱落を防止するとともに、アーム先端ボス21とカ
ラー24との隙間28をシム25により調整する構造となって
いる。
【0004】該ピン結合部17は、前記バケットシリンダ
18a にて回転する構造となっているため、アーム先端ボ
ス21とカラー24との間には機能上ある程度の隙間28が必
要であるが、板金精度および使用頻度等によって隙間28
が拡がると、ガタ音の発生やピン22の損傷等の一因とな
っている。
18a にて回転する構造となっているため、アーム先端ボ
ス21とカラー24との間には機能上ある程度の隙間28が必
要であるが、板金精度および使用頻度等によって隙間28
が拡がると、ガタ音の発生やピン22の損傷等の一因とな
っている。
【0005】そこで、現状ではアーム16とバケット18と
のピン結合部17での隙間(ガタ)を調整するために、前
記シム25の枚数を変えたり、板厚の異なるシムを組合せ
ることにより、耳金ボス23に対するフランジ26の軸方向
位置を調整し、該フランジ26により係止されるカラー24
の軸方向位置を調整し、ピン結合部の隙間28を調整して
いる。
のピン結合部17での隙間(ガタ)を調整するために、前
記シム25の枚数を変えたり、板厚の異なるシムを組合せ
ることにより、耳金ボス23に対するフランジ26の軸方向
位置を調整し、該フランジ26により係止されるカラー24
の軸方向位置を調整し、ピン結合部の隙間28を調整して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような隙間調整の
際に、フランジ26を完全に取外し、さらに隙間調整用シ
ム25を交換して隙間28を調整するので、その隙間調整に
手間および時間がかかり、また、シム25の板厚分だけし
か隙間調整ができないので、調整代が板厚分しかできな
いという不具合が有る。さらに、板厚の異なる数種類の
シムが必要となるので、製作コストが高くなるという不
具合もある。
際に、フランジ26を完全に取外し、さらに隙間調整用シ
ム25を交換して隙間28を調整するので、その隙間調整に
手間および時間がかかり、また、シム25の板厚分だけし
か隙間調整ができないので、調整代が板厚分しかできな
いという不具合が有る。さらに、板厚の異なる数種類の
シムが必要となるので、製作コストが高くなるという不
具合もある。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、ピン結合部における軸方向の隙間を簡単に微調整
できる安価な隙間調整装置を提供することを目的とする
ものである。
ので、ピン結合部における軸方向の隙間を簡単に微調整
できる安価な隙間調整装置を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方のボスと
他方のボスとをピンにより回動自在に結合するピン結合
部において、一方のボスに固定された雌ねじ部材と、該
雌ねじ部材に螺入され、他方のボスより突出されたピン
の周面にて他方のボスの端面との隙間を調整する軸方向
に移動可能の雄ねじ部材と、該雄ねじ部材に対し一定の
軸方向位置にて一体回転可能に結合された回転操作板
と、該回転操作板に一定のピッチで等分に円形配列され
た複数のボルト穴より挿入され、回転操作板を雌ねじ部
材に固定するボルトとを具備した構成のピン結合部にお
ける隙間調整装置である。
他方のボスとをピンにより回動自在に結合するピン結合
部において、一方のボスに固定された雌ねじ部材と、該
雌ねじ部材に螺入され、他方のボスより突出されたピン
の周面にて他方のボスの端面との隙間を調整する軸方向
に移動可能の雄ねじ部材と、該雄ねじ部材に対し一定の
軸方向位置にて一体回転可能に結合された回転操作板
と、該回転操作板に一定のピッチで等分に円形配列され
た複数のボルト穴より挿入され、回転操作板を雌ねじ部
材に固定するボルトとを具備した構成のピン結合部にお
ける隙間調整装置である。
【0009】
【作用】本発明は、回転操作板を回転すると雄ねじ部材
も一体的に回転する。雌ねじ部材と螺合する雄ねじ部材
はピンに沿って軸方向に移動する。そのとき、回転操作
板のボルト穴のピッチと、雌ねじ部材および雄ねじ部材
のねじピッチとにより、正確な軸方向移動量が決まるの
で、軸方向の隙間を容易に調整できる。隙間を調整した
後は、回転操作板をボルトにより雌ねじ部材に固定す
る。
も一体的に回転する。雌ねじ部材と螺合する雄ねじ部材
はピンに沿って軸方向に移動する。そのとき、回転操作
板のボルト穴のピッチと、雌ねじ部材および雄ねじ部材
のねじピッチとにより、正確な軸方向移動量が決まるの
で、軸方向の隙間を容易に調整できる。隙間を調整した
後は、回転操作板をボルトにより雌ねじ部材に固定す
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図1に示される一実施例を参
照しながら詳細に説明する。なお、図1(A)はバケッ
トピン結合部17の一部を切欠いて隙間調整装置の詳細を
示し、図1(B)はそのフランジの正面図を示す。
照しながら詳細に説明する。なお、図1(A)はバケッ
トピン結合部17の一部を切欠いて隙間調整装置の詳細を
示し、図1(B)はそのフランジの正面図を示す。
【0011】バケット耳金19に一方のボスとしての耳金
ボス23が溶接付け等により一体に設けられている。該耳
金ボス23の外側面に雌ねじ部材としての雌ねじ付ボス31
をボルト32により固定する。該ボルト32は、耳金ボス23
に設けられた複数のボルト挿入溝33に挿入する。雌ねじ
付ボス31は、内周面に雌ねじ34を加工してなる。
ボス23が溶接付け等により一体に設けられている。該耳
金ボス23の外側面に雌ねじ部材としての雌ねじ付ボス31
をボルト32により固定する。該ボルト32は、耳金ボス23
に設けられた複数のボルト挿入溝33に挿入する。雌ねじ
付ボス31は、内周面に雌ねじ34を加工してなる。
【0012】該雌ねじ付ボス31に雄ねじ部材としてのカ
ラー41を螺入する。該カラー41は、他方のボスとしての
アーム先端ボス21より突出されたピン22の周面にて軸方
向に移動可能に設けられ、該カラー41の内端側に形成さ
れた頭部42とアーム先端ボス21の対向端面との隙間28を
調整するものである。
ラー41を螺入する。該カラー41は、他方のボスとしての
アーム先端ボス21より突出されたピン22の周面にて軸方
向に移動可能に設けられ、該カラー41の内端側に形成さ
れた頭部42とアーム先端ボス21の対向端面との隙間28を
調整するものである。
【0013】該カラー41には、前記頭部42より小径のボ
ス嵌合面43を設けるとともに、該ボス嵌合面43より先端
側の小径面に、前記雌ねじ付ボス31と同ピッチでねじ加
工した雄ねじ44を設ける。そして、該カラー41を回転し
ながら、その雄ねじ44を雌ねじ付ボス31の雌ねじ34に螺
入するとともに、ボス嵌合面43を耳金ボス23に嵌入す
る。該カラー41の外端面にはスタッドピン挿入孔45を穿
設しておく。
ス嵌合面43を設けるとともに、該ボス嵌合面43より先端
側の小径面に、前記雌ねじ付ボス31と同ピッチでねじ加
工した雄ねじ44を設ける。そして、該カラー41を回転し
ながら、その雄ねじ44を雌ねじ付ボス31の雌ねじ34に螺
入するとともに、ボス嵌合面43を耳金ボス23に嵌入す
る。該カラー41の外端面にはスタッドピン挿入孔45を穿
設しておく。
【0014】該カラー41の外端面に対し、雌ねじ付ボス
31の外側面位置にて回転される回転操作板としてのフラ
ンジ51を、複数のスタッドピン52により一体回転可能に
結合する。該スタッドピン52は、その一端部をフランジ
51のピン孔53に圧入し、他端部を軸方向内側に突設して
前記カラー41の対応位置に設けられたスタッドピン挿入
孔45に摺動可能に嵌入し、該スタッドピン52によってカ
ラー41とフランジ51とを一体回動可能とする。
31の外側面位置にて回転される回転操作板としてのフラ
ンジ51を、複数のスタッドピン52により一体回転可能に
結合する。該スタッドピン52は、その一端部をフランジ
51のピン孔53に圧入し、他端部を軸方向内側に突設して
前記カラー41の対応位置に設けられたスタッドピン挿入
孔45に摺動可能に嵌入し、該スタッドピン52によってカ
ラー41とフランジ51とを一体回動可能とする。
【0015】該フランジ51の固定は、前記雌ねじ付ボス
31に対しボルト61により行う。すなわち、図1(B)に
示されるように、該フランジ51には複数のボルト穴62が
一定のピッチで等分に円形配列され、前記雌ねじ付ボス
31にも同様のピッチでボルト螺入溝63が設けられている
から、各ボルト穴62より対応するボルト螺入溝63へボル
ト61をねじ入れ、締付けることによりフランジ51を固定
する。該フランジ51の周面には複数箇所より半径方向に
取手64を突設し、フランジ51を回転操作する際のハンド
ルとする。
31に対しボルト61により行う。すなわち、図1(B)に
示されるように、該フランジ51には複数のボルト穴62が
一定のピッチで等分に円形配列され、前記雌ねじ付ボス
31にも同様のピッチでボルト螺入溝63が設けられている
から、各ボルト穴62より対応するボルト螺入溝63へボル
ト61をねじ入れ、締付けることによりフランジ51を固定
する。該フランジ51の周面には複数箇所より半径方向に
取手64を突設し、フランジ51を回転操作する際のハンド
ルとする。
【0016】このような構成において、ピン結合部の隙
間28が拡がった場合は、次のように前記フランジ51を回
転させて隙間28を小さくする方向に調整することによ
り、ピン損傷や、ガタ音等の低減を図る。
間28が拡がった場合は、次のように前記フランジ51を回
転させて隙間28を小さくする方向に調整することによ
り、ピン損傷や、ガタ音等の低減を図る。
【0017】すなわち、この隙間調整を行なう場合は、
ボルト61を緩めて少なくとも雌ねじ付ボス31との螺合を
解除し、フランジ51を取手64により回転させると、スタ
ッドピン52によりカラー41も回転する。そして、カラー
41は雌ねじ付ボス31に対し回転角に応じたねじピッチ分
だけ軸方向に移動する。
ボルト61を緩めて少なくとも雌ねじ付ボス31との螺合を
解除し、フランジ51を取手64により回転させると、スタ
ッドピン52によりカラー41も回転する。そして、カラー
41は雌ねじ付ボス31に対し回転角に応じたねじピッチ分
だけ軸方向に移動する。
【0018】例えば、ボルト61の総数が8本(8等分)
で、雌ねじ34および雄ねじ44のねじピッチが2mmの場
合は、フランジ51をボルト穴62のピッチ(45度)分ず
つ回転させると、カラー41は2mm/8本で0.25m
mずつ軸方向に移動して、アーム先端ボス21とカラー41
との隙間28を狭めることになり、従来のようにフランジ
やシムを取外すことなく、簡単に隙間28の調整を行なえ
る。最後に、ボルト61によりフランジ51を雌ねじ付ボス
31に固定する。
で、雌ねじ34および雄ねじ44のねじピッチが2mmの場
合は、フランジ51をボルト穴62のピッチ(45度)分ず
つ回転させると、カラー41は2mm/8本で0.25m
mずつ軸方向に移動して、アーム先端ボス21とカラー41
との隙間28を狭めることになり、従来のようにフランジ
やシムを取外すことなく、簡単に隙間28の調整を行なえ
る。最後に、ボルト61によりフランジ51を雌ねじ付ボス
31に固定する。
【0019】このように、フランジ51を回転させること
により、ボルト穴62のピッチと、雌ねじ34および雄ねじ
44のねじピッチとにより任意に隙間を調整できる。ま
た、ボルト穴ピッチおよびねじピッチを替えることによ
って、調整代を任意に変更できる。
により、ボルト穴62のピッチと、雌ねじ34および雄ねじ
44のねじピッチとにより任意に隙間を調整できる。ま
た、ボルト穴ピッチおよびねじピッチを替えることによ
って、調整代を任意に変更できる。
【0020】また、フランジ51を取外せばピン22も取出
すことができるから、アーム先端ボス21に対するバケッ
ト18の脱着も簡単に行なえる。
すことができるから、アーム先端ボス21に対するバケッ
ト18の脱着も簡単に行なえる。
【0021】なお、本発明は、実施例で説明した油圧シ
ョベルのバケットピン結合部17のみに用途を限定される
ものではなく、例えば、図3におけるブーム14のピン結
合部13、アーム16のピン結合部15、シリンダ14a ,16a
,18a のピン結合部またはリンク18b のピン結合部等
にも利用できるとともに、油圧ショベル以外の建設機械
のピン結合部分に利用してもよい。
ョベルのバケットピン結合部17のみに用途を限定される
ものではなく、例えば、図3におけるブーム14のピン結
合部13、アーム16のピン結合部15、シリンダ14a ,16a
,18a のピン結合部またはリンク18b のピン結合部等
にも利用できるとともに、油圧ショベル以外の建設機械
のピン結合部分に利用してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、回転操作板を回転させ
ることにより、従来のようにフランジや、シム等を取外
すことなく簡単に隙間を調整でき、手間および時間がか
からないとともに、シムと異なり調整代の自由度も高い
から、ガタ音等を解消できる効果も高い。さらに、ボル
ト穴ピッチおよびねじピッチから隙間調整量を正確に予
測できるとともに、このボルト穴ピッチおよびねじピッ
チを替えることにより任意の隙間調整が可能であり、従
来のように板厚の異なる数種類のシムを必要としないの
で、製作コストもあまりかからない。
ることにより、従来のようにフランジや、シム等を取外
すことなく簡単に隙間を調整でき、手間および時間がか
からないとともに、シムと異なり調整代の自由度も高い
から、ガタ音等を解消できる効果も高い。さらに、ボル
ト穴ピッチおよびねじピッチから隙間調整量を正確に予
測できるとともに、このボルト穴ピッチおよびねじピッ
チを替えることにより任意の隙間調整が可能であり、従
来のように板厚の異なる数種類のシムを必要としないの
で、製作コストもあまりかからない。
【図1】(A)は本発明のピン結合部における隙間調整
装置の一実施例を示す断面図、(B)は同上隙間調整装
置におけるフランジの正面図である。
装置の一実施例を示す断面図、(B)は同上隙間調整装
置におけるフランジの正面図である。
【図2】従来のピン結合部における隙間調整装置の側面
図である。
図である。
【図3】油圧ショベルの概要図である。
21,23 ボス 22 ピン 28 隙間 31 雌ねじ部材としての雌ねじ付ボス 41 雄ねじ部材としてのカラー 51 回転操作板としてのフランジ 61 ボルト 62 ボルト穴
Claims (1)
- 【請求項1】 一方のボスと他方のボスとをピンにより
回動自在に結合するピン結合部において、 一方のボスに固定された雌ねじ部材と、 該雌ねじ部材に螺入され、他方のボスより突出されたピ
ンの周面にて他方のボスの端面との隙間を調整する軸方
向に移動可能の雄ねじ部材と、 該雄ねじ部材に対し一定の軸方向位置にて一体回転可能
に結合された回転操作板と、 該回転操作板に一定のピッチで等分に円形配列された複
数のボルト穴より挿入され、回転操作板を雌ねじ部材に
固定するボルトとを具備したことを特徴とするピン結合
部における隙間調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9756594A JPH07305717A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | ピン結合部における隙間調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9756594A JPH07305717A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | ピン結合部における隙間調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07305717A true JPH07305717A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14195761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9756594A Withdrawn JPH07305717A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | ピン結合部における隙間調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07305717A (ja) |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP9756594A patent/JPH07305717A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |