JPH0730489U - ステアリングホイール装置 - Google Patents

ステアリングホイール装置

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JPH0730489U JP6215193U JP6215193U JPH0730489U JP H0730489 U JPH0730489 U JP H0730489U JP 6215193 U JP6215193 U JP 6215193U JP 6215193 U JP6215193 U JP 6215193U JP H0730489 U JPH0730489 U JP H0730489U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングホイール装置の組み付けを容易
にする。 【構成】 自動車のステアリングシャフト29に嵌合する
コンビネーションスイッチとステアリングホイール本体
21とをケーブル装置61を介して電気的に接続する。ステ
アリングホイール本体21の車体側をカバー体46にて覆
う。カバー体46に、挿通部51と、この挿通部51に連通す
る挿入用開口部53とを形成する。ケーブル装置61は、上
下の枠体間に、フラットケーブルを収納して構成する。
ステアリングシャフト29に、ケーブル装置61とステアリ
ングホイール本体21とを固定した後に、ケーブル装置61
から導出したケーブル66をボス部23の内部に導入してソ
ケット41に接続する。挿入用開口部53は、蓋体55にて閉
塞する。 【効果】 ステアリングホイール本体21をステアリング
シャフト29に固定した状態で、配線作業ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ステアリングホイール本体に設けた部品と車体側に設けた部品とを 接続するケーブル装置を有したステアリングホイール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図5に示す自動車のステアリングホイール装置が知られている。
【0003】 このステアリングホイール装置は、回転操作されるステアリングホイール本体 1を備え、このステアリングホイール本体1は、環状をなすリム部2と、このリ ム部2の内側に位置するボス部3と、これらのリム部2およびボス部3を接続す る複数のスポーク部4とを有している。そして、ボス部3には、車体に設けられ たステアリングシャフト5に嵌着される円筒状のボス6が設けられている。さら に、このボス6に、スポーク部4の芯金4aなどが固着されたボスプレート7が固 着されており、ボス6に嵌着したステアリングシャフト5の先端部にナット8を 螺合することにより、ボス6とボスプレート7とがステアリングシャフト5に締 め付けられて、ステアリングホイール本体1がステアリングシャフト5に固定さ れている。
【0004】 また、ボス部3の乗員側には、エアバッグ装置11が装着されている。このエア バッグ装置11は、コネクタ12を介して供給される電力および制御信号などにより ガスを噴射するインフレータと、このガスにより膨張展開する袋状のエアバッグ となどを備えているとともに、これらのインフレータおよびエアバッグが、エア バッグの膨張の圧力により破断されるエアバッグカバー14により覆われている。
【0005】 さらに、ボス部3の車体側は、カバー体15により覆われており、このカバー体 15の車体側に、自動車の車体側の電気部品とステアリングホイール本体1に設け た電気部品との間をケーブルにて電気的に接続するケーブル装置16が装着されて いる。そして、このケーブル装置16は、ステアリングシャフト5に嵌合される略 中空円筒状をなすケース体17を有し、このケース体17の内部に、複数の芯線を並 設したケーブルが緩やかに巻き付けられた状態で収納されたいわゆるクロックス プリングを構成している。
【0006】 そして、ケース体17は、車体側に取り付けられる下部枠体と、カバー体15に取 り付けられてステアリングホイール本体1とともに回転する上部枠体とを、互い に回転自在に接続して構成されている。また、ケーブルは、一端部を上部枠体に 接続するとともに、他端部を下部枠体に接続した状態で、これらの上下の枠体間 に収納されている。
【0007】 さらに、上下の枠体からは、それぞれケーブルの端部に接続された導電線(ハ ーネス)18,19が導出され、これらの導電線18,19の先端部に、それぞれ上部コ ネクタ18a および下部コネクタ19a が設けられている。そして、この下部コネク タ19a は、車体側に設けた電源装置や衝撃センサなどの電気部品に接続されてい る。また、上部コネクタ18a は、カバー体15およびボスプレート7にそれぞれ形 成した平面略矩形状の通孔15a ,7aを介してボスプレート7の乗員側に導出され 、エアバッグ装置11のインフレータに接続されたコネクタ12に接続されている。
【0008】 そして、このように構成されたステアリングホイール装置においては、ケーブ ル装置16を介して、車体側の電気部品から、ステアリングホイール本体1のエア バッグ装置11のインフレータなどに電力および制御信号が供給され、自動車が衝 突などした際に、このインフレータを起動させ、エアバッグを膨張展開させて、 乗員を保護するようになっている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成では、ステアリングシャフト5にステアリングホイール本体1 などを組み付けてステアリングホイール装置を構成する際には、まず、ステアリ ングシャフト5にケーブル装置16を嵌合し、このケーブル装置16の下部枠体を車 体側に設けたいわゆるコンビネーションスイッチなどの部品に固定するとともに 、下部コネクタ19a をこのコンビネーションスイッチに設けたコネクタなどの電 気部品に接続する。そして、ステアリングホイール本体1をステアリングシャフ ト5に装着する際には、ケーブル装置16の上部コネクタ18a を、ステアリングホ イール本体1のカバー体15およびボスプレート7にそれぞれ形成した通孔15a , 7aに挿通させながら、このステアリングホイール本体1を保持して、ボス6をス テアリングシャフト5に嵌着させる作業が必要になる。
【0010】 このように、上記従来の構成では、ステアリングホイール本体1がステアリン グシャフトに完全に嵌合されていない状態で、このステアリングホイール本体1 の通孔15a ,7aにケーブル装置16の上部コネクタ18a を挿通させる作業が必要で 、ステアリングホイール本体1の装着作業が煩雑になるとの問題を有している。
【0011】 本考案は、このような点に鑑みなされたもので、作業性良く装着できるステア リングホイール装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案のステアリングホイール装置は、ステアリングシャフトに嵌合されるス テアリングホイール本体と、このステアリングホイール本体の車体側を覆うカバ ー体と、このカバー体と車体側に設けた取付部品との間に装着され、前記ステア リングホイール本体側に設けた部品と車体側に設けた部品との間をケーブルにて 接続するケーブル装置とを備えたステアリングホイール装置であって、前記カバ ー体は、前記ケーブル装置から導出されたケーブルが挿通して配線される挿通部 と、この挿通部に連通する挿入用開口部とが形成され、このカバー体の挿入用開 口部に装着される開閉可能な蓋体が設けられたものである。
【0013】
【作用】
本考案のステアリングホイール装置では、ステアリングシャフトにステアリン グホイール本体を嵌合し、このステアリングホイール本体のカバー体と車体側の 取付部品との間にケーブル装置を装着した後に、ケーブル装置から導出されたケ ーブルを、挿入用開口部を介してカバー体の挿通部を挿通させて、ステアリング ホイール本体の内側に導入し、このステアリングホイール本体側の部品に接続す る。次いで、挿入用開口部を蓋体により閉塞する。この状態で、車体側の部品と ステアリングホイール本体側の部品とがケーブルにより接続され、電力あるいは 信号などが伝達される。
【0014】
【実施例】
以下、本考案のステアリングホイール装置の一実施例の構成を図面を参照して 説明する。
【0015】 図4において、21は自動車のステアリングホイール本体で、このステアリング ホイール本体21は、環状をなすリム部22と、このリム部22の内側に位置するボス 部23と、これらのリム部22およびボス部23を連結する複数のスポーク部24とを有 している。
【0016】 そして、図1および図2に示すように、ボス部23には、リム部22の中央部に位 置して、略円筒状をなす金属製のボス26が設けられ、このボス26の軸心部に、歯 合部26a などを形成した嵌着孔26b が形成されている。また、このボス26の乗員 側には、嵌着孔26b に連通する通孔27a を形成したボスプレート27が固着され、 このボスプレート27に、スポーク部24の芯金24a や、振動吸収装置28などが固着 されている。
【0017】 そして、このボス26に、車体側から突設されたステアリングシャフト29を嵌合 し、このステアリングシャフト29の先端部近傍に形成したセレーション29a を歯 合部に歯合した状態で、このステアリングシャフト29の先端部に形成した螺合部 29b にナット30を螺合することにより、ボス26およびボスプレート27がステアリ ングシャフト29に締め付け固定され、ステアリングホイール本体21がステアリン グシャフト29に装着されている。
【0018】 なお、このステアリングシャフト29は、自動車の図示しない操向伝導装置に接 続されており、この操向伝導装置のギア比などに応じて、例えば、中立位置から 左右方向にそれぞれ2回転から2.5回転ほど回転操作できるようになっている 。また、このステアリングシャフト29の車体側には、ライトやワイパーなどの操 作レバーを設けた取付部品としての図示しないコンビネーションスイッチが、車 体側に取り付けられて回転しないように嵌合されている。
【0019】 また、ボス部23には、ボスプレート27の乗員側に位置して、エアバッグ装置31 が装着されている。このエアバッグ装置31は、ボスプレート27に取り付けられる 略矩形板状のベースプレート32を有し、このベースプレート32に、略円柱状をな すインフレータ33と、袋状をなすエアバッグ34となどが取り付けられている。そ して、インフレータ33は、ベースプレート32の略中央部に嵌合した状態で固定さ れ、内蔵した点火器によって内部に充填した推進薬を燃焼させることにより、窒 素ガスなどのガスを噴射するようになっている。また、エアバッグ34は、インフ レータ33を覆うようにして、ベースプレート32の乗員側に折り畳んだ状態で収納 されている。さらに、このエアバッグ34の開口部の近傍は、環状をなすリテーナ 36により、ベースプレート32に密着した状態で固定されている。また、このベー スプレート32には、車体側を開口した略箱状をなすエアバッグカバー37が取り付 けられている。さらに、このエアバッグカバー37には、インサート体38が内蔵さ れているとともに、裏面側に平面略H字状をなすティアライン39が凹設されてい る。そして、このエアバッグカバー37は、通常時において、折り畳んだエアバッ グ34を覆って保護し、エアバッグ34が膨張展開する際に、この膨張の圧力により ティアライン39に沿って破断して、エアバッグ34の突出口が形成されるようにな っている。
【0020】 また、ボスプレート27の乗員側には、部品としてのソケット41が取り付けられ ている。そして、このソケット41から導出されたハーネス(導電線)42は、イン フレータ33の点火器や、スポーク部24に設けたホーンスイッチ機構44などに電気 的に接続されている。
【0021】 さらに、ボスプレート27の車両側には、カバー体46が装着されている。このカ バー体46は、図1ないし図3に示すように、ボス部24の車両側と、各スポーク部 24の車両側の一部とを覆う形状に、合成樹脂などにて形成されている。
【0022】 そして、このカバー体46の中央部には、ステアリングシャフト29が挿通する通 孔47が形成されているとともに、この通孔47の周囲には、略円筒状をなすケーブ ル装置取付部48が乗員側に向かって凹設されている。また、このケーブル装置取 付部48の一側部には、挿通部51が開口形成されているとともに、この挿通部51の 乗員側には、断面略コの字状をなす保護部52が形成されており、カバー体46をス テアリングホイール本体21に装着した状態で、この保護部52がボスプレート27の 裏面側に当接するようになっている。さらに、カバー体46には、この挿通部51に 連通して、挿入用開口部53が形成されている。この挿入用開口部53は、挿通部51 よりも大きく形成され、カバー体46の傾斜した部分に沿って端部近傍まで略矩形 状に形成されている。
【0023】 また、このカバー体46の挿入用開口部53には、蓋体55が装着されて、開閉可能 に閉塞されるようになっている。この蓋体55には、挿入用開口部53を覆う本体部 56と、この本体部56から突設されて挿通部51の一部を覆う突片部57とが形成され ている。さらに、本体部56の突片部57側には、断面略L字状をなす両側一対の係 止片部58,58が形成されているとともに、これらの係止片部58,58の反対側には 、先端部に鉤状部59a を形成した係合片部59が形成されている。そして、各係止 片部58をカバー体46の挿入用開口部53の一側の端縁部に係止した状態で、この蓋 体55を回動させることにより、係合片部59を他側の端縁部に係止して、蓋体55が カバー体46に装着されるようになっている。
【0024】 そして、このカバー体46のケーブル装置取付部48と、車体側のコンビネーショ ンスイッチとの間に、ケーブル装置61が装着されている。このケーブル装置61は 、図1および図2に示すように、ステアリングシャフト29に嵌合される略中空円 環状をなすケース体62を有し、このケース体62の内部に、複数の芯線を並設した フラットケーブルが収納されている。
【0025】 また、このケース体62は、コンビネーションスイッチに取り付けられる下部枠 体と、カバー体46に取り付けられてステアリングホイール本体21とともに回転す る上部枠体とを、互いに回転自在に接続して構成されている。さらに、このケー ス体62の上部枠体からは、カバー体46などに形成された図示しない位置決め孔に 嵌合されるロケートピン64が突設されているとともに、カバー体46の挿通部51を 挿通して保護部52の内側に嵌合するケーブル導出部65が突設されている。
【0026】 そして、フラットケーブルは、例えば2本から9本の複数の芯線を並設して絶 縁性の樹脂などにて一体的に被覆したもので、可撓性を有する帯状に形成されて おり、一端部を上部枠体に接続するとともに、他端部を下部枠体に接続した状態 でケース体62に収納されており、ステアリングホイール本体21を中立位置から正 転方向と逆転方向とに回転操作した状態で、カバー体46の中心軸の周囲にそれぞ れ正転方向と逆転方向とに捲回されるようになっている。
【0027】 さらに、上部枠体のケーブル導出部65からは、フラットケーブルの一端部に接 続されたケーブル(ハーネス)66が側方に導出され、このケーブル66の先端部に 、上部コネクタ67が設けられている。一方、下部枠体からは、フラットケーブル の他端部に接続されたケーブル68が導出され、このケーブル68の先端部に、下部 コネクタ69が設けられている。
【0028】 そして、上側のケーブル66は、カバー体46挿通部51を介してステアリングホイ ール本体21のボス部23の内側に導入されたうえ、略U字状に彎曲されて、先端部 に設けた上部コネクタ67がソケット41に接続されている。また、下部コネクタ69 は、車体側に設けたソケットに接続され、電源装置や、衝撃センサなどの電気部 品に接続されている。また、ステアリングシャフト29およびボスプレート27など は、アース側の導電線として用いられている。
【0029】 そして、このように構成されたステアリングホイール装置において、ケーブル 装置61を介して、車体側の電気部品から、ステアリングホイール本体21のエアバ ッグ装置31のインフレータ33などに電力および制御信号が供給され、自動車が衝 突などした際に、このインフレータを起動させ、エアバッグを膨張展開させて、 乗員を保護するようになっている。
【0030】 次に、本実施例のステアリングホイール装置の組み付け工程を説明する。
【0031】 まず、ステアリングシャフト29にケーブル装置61を嵌合し、このケーブル装置 61を、あらかじめこのステアリングシャフト29に嵌合されたコンビネーションス イッチにねじなどにて固定するとともに、このケーブル装置61の下部コネクタ69 を車体側のソケットに電気的に接続する。
【0032】 次いで、ステアリングホイール本体21のボス26を、ステアリングシャフト29に 嵌合し、ボス26の歯合部26a とステアリングシャフト29のセレーション29a とを 歯合させた状態で、ステアリングシャフト29の螺合部29b にナット30を螺合して 締め付け、ステアリングホイール本体21をステアリングシャフト29に締結する。 また、この状態で、ケーブル装置61の上部枠体をカバー体46のケーブル装置取付 部48に固定する。
【0033】 さらに、エアバッグ装置31のベースプレート32をねじなどを用いてボスプレー ト27に固定するとともに、このエアバッグ装置31のインフレータ33とソケット41 とを電気的に接続し、エアバッグ装置31をステアリングホイール本体21のボス部 23に装着する。
【0034】 そして、蓋体55を取り外した状態で、カバー体46の挿入用開口部53から、ケー ブル装置61の上部コネクタ67をボス部23の内側に挿入し、ケーブル66を略U字状 に彎曲させて挿通部51に配線した状態で、この上部コネクタ67をソケット41に接 続する。
【0035】 次いで、カバー体46の挿入用開口部53に蓋体55を装着し、この挿入用開口部53 を閉塞することにより、ステアリングホイール装置の組み付け作業が完了する。
【0036】 このように、本実施例のステアリングホイール装置によれば、ステアリングホ イール本体21のボス部23の車体側を覆うカバー体46に、ケーブル66が挿通する挿 通部51と、この挿通部51に連通する挿入用開口部53とを設けたため、ステアリン グホイール本体21のカバー体46と車体側のコンビネーションスイッチとの間にケ ーブル装置61を装着し、ステアリングシャフト29にステアリングホイール本体21 を嵌合して固定した後に、ケーブル装置61から導出されたケーブル66をステアリ ングホイール本体21の内部に導入して、上部コネクタ67をソケット41に接続でき る。そこで、ステアリングホイール本体21をステアリングシャフト29に安定して 固定した状態で、ケーブル装置61の上部コネクタ67をステアリングホイール本体 21内部のソケット41に接続できるため、ステアリングホイール装置を作業性良く 容易に実車に組み付けることができる。
【0037】 また、挿入用開口部53は、着脱可能な蓋体55により覆われるため、容易に外観 を向上することができる。
【0038】 さらに、ステアリングホイール本体21に、エアバッグ装置31をナットなどを用 いて完全に組み付けた後、最後にエアバッグ装置31が電源などに電気的に接続さ れるので、作業時の衝撃などによるエアバッグ装置31の誤爆を確実に防止するこ とができる。
【0039】 なお、上記の実施例では、ケーブル装置は、ケース体62の内部で中立位置から 正逆方向に巻き付けられるようにしたが、ケース体62の内部で一方向のみに捲回 されるいわゆるクロックスプリングを用いることもでき、あるいは、上部コネク タ67を設けたケーブル66を導出したスリップリングを用いることもできる。
【0040】 そして、上記の実施例では、ケース体62の内部に、複数の芯線を並設したフラ ットケーブルを収納したが、絶縁チューブ内に複数の芯線を収納した電線を用い ることもでき、また、芯線の替わりに、光ファイバーなどを用いることもできる 。
【0041】 さらに、上記の実施例では、ステアリングホイール本体21に、エアバッグ装置 31のインフレータ33およびホーンスイッチ機構44などの電気部品を備えたが、例 えば、定速走行装置(ASCD)の操作スイッチや、オーディオ装置の操作スイ ッチなどの電気部品を備えて、ケーブル装置61を介して電力を供給し、あるいは 制御信号を伝達させることもできる。
【0042】
【考案の効果】
本考案のステアリングホイール装置によれば、ステアリングホイール本体を覆 うカバー体に、ケーブルが挿通する挿通部と、この挿通部に連通する挿入用開口 部とを設けたため、ステアリングシャフトにステアリングホイール本体を嵌合し 、このステアリングホイール本体のカバー体と車体側の取付部品との間にケーブ ル装置を装着した後に、ケーブル装置から導出されたケーブルを配線してステア リングホイール本体側の部品に接続でき、ステアリングホイール装置を作業性良 く装着することができる。また、挿入用開口部は蓋体により覆われるため、外観 を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のステアリングホイール装置の一実施例
を示す分解斜視図である。
【図2】同上図4のI−I断面図である。
【図3】同上カバー体および蓋体の分解状態の斜視図で
ある。
【図4】同上ステアリングホイール装置の平面図であ
る。
【図5】従来のステアリングホイール装置の構成を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
21 ステアリングホイール本体 29 ステアリングシャフト 41 部品としてのソケット 46 カバー体 51 挿通部 53 挿入用開口部 55 蓋体 61 ケーブル装置 66 ケーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフトに嵌合されるステ
    アリングホイール本体と、 このステアリングホイール本体の車体側を覆うカバー体
    と、 このカバー体と車体側に設けた取付部品との間に装着さ
    れ、前記ステアリングホイール本体側に設けた部品と車
    体側に設けた部品との間をケーブルにて接続するケーブ
    ル装置とを備えたステアリングホイール装置であって、 前記カバー体は、前記ケーブル装置から導出されたケー
    ブルが挿通して配線される挿通部と、この挿通部に連通
    する挿入用開口部とが形成され、 このカバー体の挿入用開口部に装着される開閉可能な蓋
    体が設けられたことを特徴とするステアリングホイール
    装置。
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