JPH073047B2 - 矢板の打込方法および楔付き矢板 - Google Patents

矢板の打込方法および楔付き矢板

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JPH073047B2
JPH073047B2 JP1157004A JP15700489A JPH073047B2 JP H073047 B2 JPH073047 B2 JP H073047B2 JP 1157004 A JP1157004 A JP 1157004A JP 15700489 A JP15700489 A JP 15700489A JP H073047 B2 JPH073047 B2 JP H073047B2
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sheet pile
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wedge
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徳治 大野
節男 山野井
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川鉄建材工業株式会社
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は矢板の打込方法および楔付き矢板に係り、詳し
くは、護岸工事や埋設管の交換などの土木工事あるいは
ビルディングの基礎工事などで、一定領域を外囲するた
めに使用される矢板を打込む方法および楔付き矢板に関
するものである。
〔従来の技術〕
パイプの埋設工事やビルディングの基礎工事などにおい
ては、地面を掘って深い掘削部を形成することが多い。
その場合、掘削部の周壁が崩壊しないようにするため、
掘削に先立って、掘削部を外囲する多数の矢板が垂直に
土中へ打ち込まれる。その打込時に矢板が往々にして傾
くことがあり、矢板が長尺であるほど、打込後の姿勢傾
斜が大きくなりやすい。
矢板が傾く原因として、以下のようなことが挙げられ
る。土質が異なるなどして、打ち込まれた矢板の下端部
が左右いずれかへ向くような偏土圧を受けること、矢板
の左右フランジに形成された継手の摩擦力が無視できな
いほどに大きく、打込力がその影響を受けて、傾き方向
へモーメントが作用すること、継手の間隙で遊びが累積
され、打込力が偏ること、などである。
これを解消するために、従来からとられている対策の一
つに、第7図に示す打込み共用キャップ20を使用する同
時打ち法がある。この打込み共用キャップ20は、二枚も
しくは三枚の矢板21A〜21Cの上端部に被せられ、打込ハ
ンマーによって数枚の矢板21A〜21Cがが、他の打込まれ
た矢板21と並ぶようにして同時に打ち込まれる。
第8図は屏風打ち法の例で、左側の矢板21A,21Bと右側
の矢板21L〜21Mを打ち込んだ後、その中間に矢板21C〜2
1Kが打ち込まれる。
第9図の例は、矢板21A〜21Nのうち、矢板21C〜21Eおよ
び矢板21M,21Nの下端部を30〜45度の角度に切断して尖
鋭部を形成し、それらを切断されていない矢板に並べて
打ち込むようにしている。
また、第10図は、通常の矢板22のウェブ22Aが破線で示
す長手方向に切断して分割され、その両切断面間に略二
等辺三角形状の鋼板23Aを溶接することによって一体化
し、楔矢板23を成形した例である。通常の矢板22を打ち
込んだときの姿勢が著しく傾くとき、それを防止したり
矯正するために、この楔矢板23が打ち込れる。
なお、矢板の継手22a,22b(第10図参照)にグリースな
どの潤滑材を塗布し、打ち込みの際に滑りを円滑にする
方法や、打込地盤が砂質土である場合、必要に応じて圧
力水を噴射し、砂質土を排除しながら矢板を打ち込む水
射法など、種々の工法が採用される場合もある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した屏風打ち法や水射法を採用したり、楔矢板を使
用すると、矢板の傾きを防止するためにかなり効果的で
ある。しかし、多くの打込経験に裏打けされた技術が必
要とされ、一般的に適用することは難しい。また、楔矢
板の製作や水射装置の準備などに費用が嵩み、工事のコ
ストアップを招く問題がある。
上述の同時打ち工法や、グリース塗布工法、さらには、
矢板の下端部に尖鋭部を形成させる方法の場合には、特
殊なキャップの製作、グリースの塗布作業、矢板の一部
切断作業などが必要とされるが、比較的廉価である。し
かし、地盤の状況によっては、矢板の傾き防止が不十分
となり、尖鋭部を形成した矢板では、その傾きが板厚方
向であって傾きの修正に大きく寄与しない場合が多い難
点がある。
ところで、実開昭52−107001号公報には、上部で矢板の
下縁が嵌合し固定される凹溝を形成した方向修正用爪が
記載されている。これは、修正爪の相反する面に逆方向
の傾斜面を形成しており、喰い込み力と反力とを相殺さ
せがら、貫入方向を修正できるようにしている。
しかし、この修正爪は矢板の倒れを防止するというより
は、矢板を打ち込んだときに、平面的に見て全体がシフ
トするのを防止するように案内するものとなっている。
それゆえ、修正爪自体は複雑な形状を呈しており、矢板
の配列方向への倒れや傾斜を阻止するということはでき
ない難点がある。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたもので、その目的
は、打込地盤の状況に左右されず、工事が廉価で済み、
また、特別な打込技術や複雑な構造を要することなく、
打ち込まれた矢板の配列面内における傾きや倒れが防止
され、もしくは、傾きつつある姿勢を矯正しながら垂直
に矢板を打ち込むことができる方法およびそのために使
用される楔付き矢板を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の矢板の打込方法は、矢板を土中に打ち込み、一
定の領域を外囲する矢板の打込法に適用される。その特
徴とするところは、矢板1(第1図参照)を打ち込む際
に発生する矢板の配列面内における傾きを防止するた
め、矢板1の打込方向Wに対して矢板の配列面内で傾斜
した傾斜面4を有する傾斜防止部材2を取り付け、その
傾斜防止部材2の傾斜面4で土圧を受けながら、矢板1
のウェブ1Aの左右に形成したフランジ1B,1Cの側端の継
手14の間隙で遊びが累積されて打込力が偏ることなく矢
板を打ち込むようにしたことである。
一方、楔付き矢板の特徴とするところは、矢板1のウェ
ブ1Aの外面1aあるいは内面1bまたは内外面1b,1aに、ウ
ェブ1Aに対して垂直で打込方向Wに平行な平坦面3とウ
ェブ1Aに対して垂直で矢板の配列面内で傾斜した傾斜面
4とを備えた楔体2が、その尖鋭部5を下方にして固着
されていることである。
その楔体2は、第4図に示すように、ウェブ1Aに対して
垂直で矢板の配列面内で傾斜した平板部材7であり、一
辺を下方にしてウェブ11Aに固着されていてもよい。
また、第5図に示すように、矢板1のフランジ1Bにおけ
る先端部1mに、そのフランジ1Bに掛止されるフック部12
を有すると共に、ウェブ1Aに対して垂直で打込方向Wに
平坦面10とウェブ1Aに対して垂直で矢板の配列面内で傾
斜した傾斜面11とを備えた楔状部材8を、そのフック部
12が下方となる姿勢で装着するようにしてもよい。
〔作用〕
工事現場に搬入された矢板1は、上下に吊られた状態で
打込ハンマー装置などにより打ち込まれる。矢板1で一
定の領域を外囲するために打ち込際、矢板1の傾きが予
測されるか打込作業の途中で生じた場合には、楔付き矢
板1が使用されたり、通常の矢板に楔体2が取り付けら
れる。
その楔体すなわち傾斜防止部材2は矢板1に固着され、
打込方向W対して矢板1が配列面内で傾くのを防止する
ように土圧を受ける傾斜面4を備えている。したがっ
て、矢板1が打ち込まれるとき発生する矢板の配列面内
での傾きは防止されたり、また、矢板1のウェブ1Aの左
右に形成したフランジ1B,1Cの側端の継手14の間隙で遊
びが累積されて打込力が偏ることなく矢板を矯正しなが
ら打込作業が行われる。
傾斜防止部材2の矢板1への固着は、予め工場で行って
おくことができ、また、作業現場で適宜判断して取り付
けることもできる。フック部12を有する楔状部材8の場
合は現場での取り付けとなるが、いずれにしても、尖鋭
部5を下方にした姿勢で矢板1に設けられ、打ち込れた
矢板1は常に垂直な姿勢となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、傾斜防止部材(楔体、楔状部材)によ
り矢板の配列面内での傾きを防止する力を生じさせる土
圧を得ることができ、矢板の打込姿勢を常に垂直に保つ
ことができる。傾斜防止部材を矢板へ予め取り付けてお
いたり、作業現場で作業状況を見ながら適宜選択して固
着したり掛止させることもできる。
その固着作業やフック部の掛止作業は極めて簡便なもの
であると共に、その傾斜防止部材自体の製作も容易でか
つ廉価なものとなる。打込作業に熟練や高等な技術は特
に要求されず、矢板による一定領域の迅速な外囲が可能
で、打込工事の効率化と、工事費の節減が図られる。
〔実施例〕
以下に、図面を参照しながら、本発明をその実施例に基
いて詳細に説明する。矢板1は例えば鋼製の第1図に示
すような一定幅の形板であり、平らなウェブ1Aの左右に
形成されるフランジ1B,1Cの側端に継手14を備えてい
る。
第3図は傾斜防止部材2であり、これには、ウェブ1Aに
対して垂直で矢板1の打込方向Wに平行な平坦面3と、
その平坦面3に対して例えば15度の角度αをなす傾斜面
4(斜線を施した面)、すなわち、ウェブ1Aに対して垂
直で矢板の配列面内で傾斜した傾斜面とが形成されてい
る。
そして、この傾斜防止部材2は楔形状をなして楔体を構
成し、上記の平坦面3と傾斜面4とに加えて、左右の平
らな側面2A,2Bおよび上に位置する背面2C、さらには、
下方の尖鋭部5にも小さい面積の平面2Dが形成されてい
る。
この傾斜防止部材2は、その尖鋭部5を下方にして側面
2Aが、第1図に示すように、矢板1のウェブ1Aの外面1a
に溶接や接着して固着されると、矢板1の横方向に面す
る平坦面3が打込方向Wに対して平行となり、傾斜面4
が打込方向Wに対して傾けられる。
なお、傾斜防止部材2の上方にさらに他の傾斜防止部材
2Xなどを設けておく場合には、その側面2Bをウェブ1Aの
外面1aに固着して、傾斜面4を逆向きとしたり、他の傾
斜防止部材2が先端部1mに位置する傾斜防止部材2と同
じ向きにして取り付けられる。
矢板1の略先端部1mに固着された傾斜防止部材2は、矢
板1が土中6に打ち込まれるとき、その傾斜面4が土圧
を受けて、矢板1が矢印N方向へ傾こうとするのを防止
するため、矢印M方向へ力を及ぼす。図示の傾斜防止部
材2Xはその逆に作用する。
このような傾斜防止部材の採用数は、その都度適宜選択
すればよいものであり、先端部1mに一つの傾斜止部材2
を取り付けるだけで足りるときには、他の傾斜防止部材
2や逆配置の傾斜防止部材2Xを採用するに及ばない。ち
なみに、矢板1の傾きがはなはだしい場合には、上記の
交差角度α(第3図参照)を大きくしたり、傾斜面4の
受圧面積の大きいものを採用して、傾き防止力の増大を
図るようにすればよい。
傾斜防止部材2の取付位置をウェブ1Aの外面1aとせず、
第2図に示すように、内面1bに固着させるようにしても
よい。また、ウェブ1Aの外面1aおよび内面1bに複数の傾
斜防止部材2または傾斜防止部材2Xを取り付けるように
することもできる。要するに、矢板1の長短を問わず、
打込中の矢板1が垂直な姿勢を常に保持することができ
るようになっていればよい。
このような構成の楔付き矢板1は、次のような打込方法
ににしたがって、垂直な姿勢を保持しながら地中に打ち
込まれ、掘削されるべき空間の周壁を形成させることが
できる。
打込地盤の土質などが不明である場合、工事現場に搬入
された矢板1に傾斜防止部材2を固着することなく、打
込ハンマー(図示せず)などで矢板1を土中6に打ち込
み、その傾きの有無がモニターされる。打込み中に矢板
1やが矢印N方向に傾くようであれば、地表近くのウェ
ブ1Aの外面1aなどに、矢印M方向へ土圧を発生させる傾
斜防止部材2が、その尖鋭部5を下方にして溶接などで
固着される。もしくは、その矢板1を一度引き抜き、そ
の略先端部1mに傾斜防止部材2を取り付け、打ち直され
る。
傾斜防止部材2の傾斜面4が傾いており、平坦面3が横
方向に面しながら打込方向Wに平行とされているので、
傾斜面4が土圧を受け、傾けようとする力を打ち消しな
がら、矢板1を土中6へ進出させ、その垂直な姿勢が保
持される。すなわち、矢板1のウェブ1Aの左右に形成し
たフランジ1B,1Cの側端の継手14の間隙で遊びが累積さ
れて打込力が偏ることなく、矢板1を他の矢板と平行に
打ち込むことができる。
なお、傾斜防止部材2の取り付けによっても矢板1の傾
きが防止できなかったり、逆方向へ傾くような場合に
は、地表に露出している部分に他の傾斜防止部材2もし
くは2Xを、所望の方向の傾斜面4を形成するように取り
付け、以後の打ち込みにおける姿勢矯正力を発揮させる
ようにすればよい。
従前の打ち込みによって矢板1の傾き方向とその程度な
どがその土質について判明している場合には、打込作業
前に所望の傾斜防止部材2を予め固着した矢板1を、順
次打ち込むようにすればよい。所望の深さまで矢板1が
打ち込まれ、複数本の矢板1,1で一定の領域を外囲した
後、矢板1,1で仕切られた一方側で、崩壊をきたすこと
なく掘削することができる。なお、傾斜防止部材2の取
付位置は必要に応じた個所とすればよいが、矢板1の少
なくとも先端部1mに取り付けておくことが効果的であ
る。
第4図の矢板1は、平板部材7をウェブ1Aに対して垂直
で矢板の配列面内で傾斜した傾斜防止部材として機能さ
せるように取り付けた例である。したがって、上記の例
と同様に、打込中の矢板1が矢板N方向へ傾き始めると
きには、ウェブ1Aの略先端部1mあるいは上方の内外面1
b,1aなどに、その平板部材7が溶接される。このとき、
一辺を下方にしてウェブ1Aに固着されることは言うまで
もない。もちろん、予め固着させておいてもよく、その
場合には、傾斜方向を勘案して所望の方向へ土圧を受け
るような姿勢の平板部材7が取り付けられている矢板1
を選択すればよい。
第6図は、矢板1のフランジ1B(第5図参照)などに簡
単に嵌め込むことができるフック部12を有する楔状部材
8の例である。矢板1の傾きを予測できれば、打込前に
所望の傾斜面11が得られるように、第5図に示す要領
で、傾斜防止部材としての楔状部材8がフック部12を介
して一方のフランジ1Bもしくはフランジ1Cに掛止され
る。この楔状部材8にも、ウェブ1Aに対して垂直で打込
方向W方向に平行な平坦面10と、その平坦面10にβの角
度をなす傾斜面11(斜線を施した面)、すなわち、ウェ
ブ1Aに対して垂直で矢板の配列面内で傾斜した面が形成
されていることは述べるまでもない。
楔状部材8は矢板1の横方向への傾きを防止することを
目的としているので、上記のごとくフランジ1B,1Cに掛
止されるが、その際、傾斜面11は矢板1の横方向に概ね
面する取り付け方となる。もちろん、矢板1に取り付け
られた状態で傾斜面11が横方向に面するように、楔状部
材8自体の形状をやや変形しておいてもよい。なお、前
後方向への倒れ、すなわち、配列面外への倒れを防止す
る場合にはウェブ1Aの先端部1mに掛止させることもでき
る。そして、フック部12の形状は図示のものに限らず、
矢板1のフランジ1Bなどに簡単に取り付けられる掛止部
を備えるものであればよい。
このように、いずれの楔付き矢板においても、矢板1を
土中6に打ち込んで一定の領域を外囲する場合、矢板1
を打ち込む際に発生する矢板1の傾きを、打込方向Wに
傾斜した傾斜面4で土圧を受けながら、矢板1の傾きの
発生を防止して、深層まで打ち込むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の楔付き矢板の斜視図、第
3図は傾斜防止部材の斜視図、第4図は平板部材が固着
された楔付き矢板の斜視図、第5図は楔状部材が掛止さ
れた楔付き矢板の斜視図、第6図は楔状部材の斜視図、
第7図は数枚の矢板を同時に打ち込む工法の説明図、第
8図は屏風打ち法の説明図、第9図は下端に尖鋭部が形
成された矢板の打ち込み説明図、第10図は楔矢板の製作
の概要を説明した斜視図である。 1……矢板、1A……ウェブ、1B,1C……フランジ、1a…
…外面、1b……内面、1m……先端部、2,2X……傾斜防止
部材(楔体)、3,10……平坦面、4,11……傾斜面、5…
…尖鋭部、6……土中、7……平板部材(傾斜防止部
材)、8……楔状部材(傾斜防止部材)、12……フック
部、14……継手、W……打込方向。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矢板を土中に打ち込み、一定の領域を外囲
    する矢板の打込法において、 上記矢板を打ち込む際に発生する矢板の配列面内におけ
    る傾きを防止するため、上記矢板の打込方向に対して矢
    板の配列面内で傾斜した傾斜面を有する傾斜防止部材を
    取り付け、その傾斜防止部材の傾斜面で土圧を受けなが
    ら、矢板のウェブの左右に形成したフランジの側端の継
    手の間隙で遊びが累積されて打込力が偏ることなく矢板
    を打ち込む打込方法。
  2. 【請求項2】土中に打ち込まれて一定の領域を外囲する
    ために使用される矢板において、上記矢板のウェブの内
    面あるいは外面または内外面に、前記ウェブに対して垂
    直で打込方向に平行な平坦面と前記ウェブに対して垂直
    で矢板の配列面内で傾斜した傾斜面とを備えた楔体が、
    その尖鋭部を下方にして固着されていることを特徴とす
    る楔付き矢板。
  3. 【請求項3】楔体は、請求項2の楔体に代えて、前記ウ
    ェブに対して垂直で矢板の配列面内で傾斜した平板部材
    であり、一辺を下方にして前記ウェブに固着されている
    ことを特徴とする楔付き矢板。
  4. 【請求項4】土中に打ち込まれて一定の領域を外囲する
    ために使用される矢板において、上記矢板のフランジに
    おける先端部には、そのフランジに掛止されるフック部
    を有すると共に、前記ウェブに対して垂直で打込方向に
    平行な平坦面と前記ウェブに対して垂直で矢板の配列面
    内で傾斜した傾斜面とを備えた楔状部材が、そのフック
    部を下方にして装着されていることを特徴とする楔付き
    矢板。
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