JP2002129537A - コンクリート矢板とその矢板を用いた既設水路の補修方法及びその補修構造並びにその矢板を用いた水路構造 - Google Patents

コンクリート矢板とその矢板を用いた既設水路の補修方法及びその補修構造並びにその矢板を用いた水路構造

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JP2002129537A
JP2002129537A JP2001244801A JP2001244801A JP2002129537A JP 2002129537 A JP2002129537 A JP 2002129537A JP 2001244801 A JP2001244801 A JP 2001244801A JP 2001244801 A JP2001244801 A JP 2001244801A JP 2002129537 A JP2002129537 A JP 2002129537A
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Sei Hosokawa
聖 細川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工において振動等の発生を抑制でき、作業
性に優れた既設水路の補修方法を提供する。 【解決手段】 既設水路1の両側に設けた鋼矢板2,2
の上部を撤去する。上部を撤去した鋼矢板2の内側に沿
ってコンクリート矢板11を打ち込み、このコンクリート
矢板11の支持部13が水路1の底面1Aに達するまでを打
ち込む。残った鋼矢板2は背面土圧に対して有効に作用
し、この残った鋼矢板2の内側にコンクリート矢板11を
設けるから、コンクリート矢板11に加わる背面土圧が比
較的小さく、圧入部14の長さが短くて済むから、軽機械
での施工が可能で、振動等の発生が少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両側に鋼矢板を設けた
水路の補修や新設水路に用いるコンクリート矢板とその
矢板を用いた既設水路の補修方法及びその補修構造並び
にその矢板を用いた水路構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、両側に鋼矢板を
連続して打設して水路を形成し、その鋼矢板の上部に笠
コンクリートを設けたものが広く用いられている。この
ような水路では経年変化により鋼矢板が腐食し、補修が
必要となる。
【0003】この補修において、腐食した鋼矢板の内側
又は外側に沿わせるように新しい鋼矢板を打ち込む方法
が知られている。しかし、新設当時は住宅地から離れた
位置に設けられていた水路も、宅地開発などにより近く
まで人家等の建築物が近接し、鋼矢板の打設では振動等
が発生するため、鋼矢板を打設することができず、鋼矢
板を用いて補修できない箇所が発生する問題がある。
【0004】ところで、既設水路の補修などにおいて、
通水量を増加するためには、水路幅を拡大する必要があ
り、鋼矢板を新たに打ち込むことなく水路幅を効率良く
拡大できる水路構造の開発が望まれている。
【0005】そこで、本発明は、施工において振動等の
発生を抑制でき、作業性に優れたコンクリート矢板とそ
の矢板を用いた既設水路の補修方法及びその補修構造並
びにその矢板を用いた水路構造を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、両側
に鋼矢板を設けた水路に用いられ、プレキャストコンク
リートからなり、前記鋼矢板の内側に配置する壁本体
と、この壁本体の内面に突設された支持部と、この支持
部の下部に設けられた圧入部とを備えるものである。
【0007】この請求項1の構成によれば、水路の底面
に支持部を接地することにより、鉛直荷重に対応する支
持力が得られるため、沈下が防止され、必要以上に深く
打ち込む必要がなく、施工が容易となる。
【0008】また、請求項2の発明は、前記支持部は、
先端側が基端側より薄く形成されると共に、突設長さは
水路幅の2分の1未満である。
【0009】この請求項2の構成によれば、先端側が基
端側より薄く形成されているから、支持部を必要以上に
重くすることなく所定の強度が得られ、その支持部によ
り鉛直方向に対する支持力を効率的に得ることができ
る。
【0010】また、請求項3の発明は、隣合う前記コン
クリート矢板の縁部の一方に高さ方向に連続する凸状係
合部を設けると共に、この凸状係合部が係合する凹状係
合部を前記縁部の他方に設け、前記凹状係合部は前記コ
ンクリート矢板の上面に開口し、前記凹状係合部の下部
に前記凸状係合部の下部が当接する高さ方向の位置決め
部を設けたものである。
【0011】この請求項3の構成によれば、コンクリー
ト矢板を打ち込んだ後、このコンクリート矢板の凹状係
合部に凸状係合部を合わせて隣のコンクリート矢板を打
ち込み、凸状係合部の下端が位置決め部に当接する位置
まで打ち込むことにより、隣合うコンクリート矢板の高
さを合わせることができる。また、凹凸の係合により隣
合うコンクリート矢板が一体化される。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項1のコン
クリート矢板を用いた既設水路の補修方法であって、既
設水路の両側に設けた鋼矢板の上部を撤去し、上部を撤
去した鋼矢板の内側に沿って前記支持部が水路の底部に
達するまで前記コンクリート矢板を打ち込む施工方法で
ある。
【0013】この請求項4の構成によれば、水路底面よ
り上部で空気と水に接する鋼矢板の吃水部は腐食が進行
し易く、この腐食の進んだ上部側を撤去し、これより下
に残った鋼矢板は背面土圧に対して有効に作用し、この
残った鋼矢板の内側にコンクリート矢板を設けるから、
コンクリート矢板に加わる背面土圧が比較的小さく、圧
入部の長さが短くて済むから、軽機械での施工が可能
で、振動等の発生が少なくなる。
【0014】また、請求項5の発明は、請求項1のコン
クリート矢板を用いた既設水路の補修構造であって、既
設水路の両側に設けられ上部が撤去された鋼矢板と、こ
の鋼矢板の内側に沿って設けられ前記支持部が水路の底
部に達するまで打ち込んだ前記コンクリート矢板と、前
記コンクリート矢板の上部に設けた笠コンクリートと、
両側の笠コンクリート間又は前記コンクリート矢板の水
路底部間に設けられた張り部材とを備える補修構造であ
る。
【0015】この請求項5の構成によれば、水路底面よ
り上部で空気と水に接する鋼矢板の吃水部は腐食が進行
し易く、この腐食の進んだ上部側を撤去し、これより下
に残った鋼矢板は背面土圧に対して有効に作用し、この
残った鋼矢板の内側に壁本体を設けるから、コンクリー
ト矢板に加わる背面土圧が比較的小さく、圧入部の長さ
が短くて済む。さらに、上部張り部材と下部張り部材と
を設けることにより、水平荷重に対する抗力を高め、コ
ンクリート矢板が短いもので済む。
【0016】また、請求項6の発明は、請求項1のコン
クリート矢板を用いた水路構造であって、水路両側の鋼
矢板の上部に支持笠コンクリートを設け、この支持笠コ
ンクリートの上部外側に、前記支持部の先端面が当接す
ると共に先端が載置される受け部を設け、前記圧入部を
水路外側に圧入すると共に、前記受け部に前記コンクリ
ート矢板の支持部先端を支持した水路構造である。
【0017】この請求項6の構成によれば、支持笠コン
クリートの受け部にコンクリート矢板の支持部先端を支
持することにより、鋼矢板の外側にコンクリート矢板が
設けられ、鋼矢板の間隔より外側のコンクリート矢板に
より水路幅を拡大することができる。
【0018】そして、受け部に支持部の先端を支持する
ことにより、水路外側からコンクリート矢板に加わる水
平力は、支持部の先端面が笠支持コンクリートの受け部
に当接することにより支持される。また、受け部に支持
部の先端を支持した状態では、該支持部の先端側を支点
として、コンクリート矢板の上部が外側に回転する方向
のモーメントが発生し、さらに、コンクリート矢板の外
側の面に背面土圧が加わり、背面土圧は下側が大で下部
の圧入部に加わる力が大であるから、コンクリート矢板
の上部が内側に倒れる力を支持する張り部材が不要とな
る。
【0019】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施例を添付の図面
を参照して説明すると、図1〜図4は本発明の第1実施
例を示し、既設水路1は、両側に鋼矢板2を連続打設し
て鋼矢板壁3が形成され、この鋼矢板壁3の上部に笠コ
ンクリート4が設けられている。図4に示すように、前
記鋼矢板2は平面略U字形をなし、端部の爪部2Aを互
いに係合して連続打設されている。また、図中Hは、水
路1の通常水位である。
【0020】プレキャストコンクリート製のコンクリー
ト矢板11は、平板状で縦方向の壁本体12と、この壁本体
12の内面に突設された横方向の支持部13と、この支持部
13の下部に設けられた平板状で縦方向の圧入部14を一体
に有する。前記支持部13は上面13Aがほぼ水平方向であ
って、下面13Bを斜めに形成することにより基端側から
先端側に向って薄くなるように形成されている。また、
前記支持部13の突設長さLは後述する補修水路の幅の2
分の1未満である。また、コンクリート矢板11の外面11
Gは上下に連続して平坦に形成されている。さらに、圧
入部14の下端には、水路長さ方向端面に傾斜面14Aを形
成すると共に、内面側に傾斜面14Bを形成し、前記傾斜
面14Aにより圧入部14は下方に向って幅狭になり、前記
傾斜面14Bにより下方に向って厚さが薄くなるように形
成されている。尚、前記傾斜面14Aは水路長さ方向の一
側端面だけに設けてもよく、あるいは両側端面に設けて
もよい。
【0021】次に、施工方法につき説明すると、既設水
路1の鋼矢板壁3の背面側の掘削を行い、鋼矢板2の腐
食した部分の位置まで又はその下方まで掘削して掘削孔
20を形成する。尚、図2中右側に掘削孔20を図示してい
る。次に、腐食した部分まで又はその下方まで鋼矢板2
を切断撤去する。この場合、先に笠コンクリート4を撤
去してから鋼矢板2を切断撤去することが好ましい。そ
して、残った下部の鋼矢板2の内側に沿って矢板11を打
ち込み或いは圧入し、その支持部13が既設水路1の底面
1Aに達するまで打ち込み、図3に示すように、支持部
13の上面13Aが底面1Aと同一としたり、あるいは後述
する下部張り部材22の上面22Aが底面1Aと同一とす
る。そして、矢板11を隙間無く連続して打設し、水路の
両側にコンクリート矢板壁15,15を形成する。この場
合、前記矢板11の水路長さ方向の長さは、既設の鋼矢板
2の2倍以上の長さであり、図4では2倍の長さの矢板
11を図示しており、矢板11の突合せ箇所11Tを鋼矢板2
の内面平坦部分に沿って行う。そして、既設の鋼矢板2
の2倍以上の長さとすることにより、全ての矢板11が部
分的に鋼矢板11の内面平坦部分に添うことになる。この
ようにして両側にコンクリート矢板壁15,15を打設した
補修水路101を形成する。
【0022】また、支持部13の上面13Aの角部に壁本体
12の内面に当接する当て材21を配置し、この当て材21は
コンクリート製の角材などからなり、両側の矢板壁15,
15の角材21,21の間に下部張り部材22を配置する。ま
た、矢板壁15の上端には、笠コンクリートブロック23を
取り付け、この笠コンクリートブロック23はプレキャス
トコンクリート製であって、下面に矢板壁15に外嵌する
嵌合溝24が形成されている。尚、新設の水路の施工にお
いては、鋼矢板2を打設した後、この鋼矢板2の内側に
コンクリート矢板11を配置し、その鋼矢板2とコンクリ
ート矢板11の上部に笠コンクリートを設けるようにすれ
ばよい。そして、両側の矢板壁15,15の間に上部張り部
材25を配置する。尚、前記張り部材22,25は、両側の矢
板11の間隔を規制するものであって、水路1の長さ方向
に所定間隔毎に設けられる。また、笠コンクリートブロ
ック23の施工後に背面側の掘削孔20を埋め戻し、また、
矢板11の外面と鋼矢板2の内側との間に、土砂などの裏
込め材26を充填して埋め戻す。
【0023】このようにして施工された補修構造におい
ては、既設水路1の鋼矢板壁3,3間に矢板11を打ち込
むから、新たな用地を確保する必要がない。さらに、軽
機械で組立て施工が可能のため、振動等の被害を軽減で
きる。そして、支持部13があるから、無いものに比べ
て、鉛直荷重に対して有利であり、沈下を防止でき、一
方、水路全体を構成するU形ブロックなどに比べて軽量
となるから、自重による沈下を防止でき、底面1Aに基
礎を設ける必要もない。したがって、軟弱地盤でも施工
が可能となる。また、既設水路1より補修水路101は幅
狭となるが、コンクリート矢板11の内面は、鋼矢板壁3
と異なり平坦であるから、流水抵抗が少なく、通水量を
確保することができる。
【0024】このように本実施例では、請求項1に対応
して、両側に鋼矢板2,2を設けた水路たる既設水路1
に用いられ、プレキャストコンクリートからなり、鋼矢
板2の内側に配置する壁本体12と、この壁本体12の内面
に突設された支持部13と、この支持部13の下部に設けら
れた圧入部14とを備えるから、既設水路1の底面1Aに
支持部13を接地することにより、鉛直荷重に対応する支
持力が得られるため、沈下が防止され、必要以上に深く
打ち込む必要がなく、施工が容易となる。
【0025】また、このように本実施例では、請求項2
に対応して、支持部13は、先端側が基端側より薄く形成
されると共に、突設長さLは水路101幅の2分の1未満
であるから、先端側が基端側より薄く形成されているか
ら、支持部13を必要以上に重くすることなく所定の強度
が得られ、その支持部13により鉛直方向に対する支持力
を効率的に得ることができる。すなわち、接地した支持
部13に壁本体12側の荷重が加わる場合、支持部13の基端
側で曲げモーメントが最大となるから、基端側を厚くす
ることにより、十分な支持力を伝えることができる。
【0026】このように本実施例では、請求項4に対応
して、請求項1のコンクリート矢板11を用いた既設水路
1の補修方法であって、既設水路1の両側に設けた鋼矢
板2,2の上部を撤去し、上部を撤去した鋼矢板2の内
側に沿って支持部13が水路1の底部たる底面1Aに達す
るまでコンクリート矢板11を打ち込む補修方法であるか
ら、水路の底面1Aより上部で空気と水に接する鋼矢板
2の吃水部は腐食が進行し易く、この腐食の進んだ上部
側を撤去し、これより下に残った鋼矢板2は背面土圧に
対して有効に作用し、この残った鋼矢板2の内側にコン
クリート矢板11を設けるから、コンクリート矢板11に加
わる背面土圧が比較的小さく、圧入部14の長さが短くて
済むから、軽機械での施工が可能で、振動等の発生が少
なくなる。
【0027】このように本実施例では、請求項5に対応
して、請求項1のコンクリート矢板11を用いた既設水路
1の補修構造であって、既設水路1の両側に設けられ上
部が撤去された鋼矢板2と、この鋼矢板2の内側に沿っ
て設けられ支持部13が水路1の底部たる底面1Aに達す
るまで打ち込んだコンクリート矢板11と、両側のコンク
リート矢板11の水路1底部間に設けられた下部張り部材
22と、コンクリート矢板11の上部に設けた笠コンクリー
ト23と、両側のコンクリート矢板11の水路1底部間又は
両側の笠コンクリート23間に設けられた下部張り部材22
又は上部張り部材25とを備えるから、水路1の底面1A
より上部で空気と水に接する鋼矢板2の吃水部は腐食が
進行し易く、この腐食の進んだ上部側を撤去し、これよ
り下に残った鋼矢板2は背面土圧に対して有効に作用
し、この残った鋼矢板2の内側に矢板11を設けるから、
コンクリート矢板11に加わる背面土圧が比較的小さく、
圧入部14の長さが短くて済む。さらに、実施例上の効果
として、上部張り部材25又は下部張り部材22とを設ける
ことにより、水平荷重に対する抗力を高め、コンクリー
ト矢板11が短いもので済む。
【0028】また、実施例上の効果として、圧入部14は
下端に向って細くなるから、打ち込み易くなり、さら
に、内面側に傾斜面14Bを形成したから、矢板11の外面
11Gを鋼矢板2の内側に沿わせて該矢板11を打ち込む
と、前記傾斜面14Bにより矢板11が鋼矢板2に沿う方向
の力が発生し、鋼矢板2に沿って矢板11を確実に押し込
むことができる。また、既設の鋼矢板2がU字状の場
合、この鋼矢板2の偶数倍の長さを矢板11を有する場合
は、隣合う矢板11の突合せを鋼矢板2の内面に沿って行
うことができ、止水性を向上することができ、かつ突合
せ箇所の防水処理も容易に行うことができ、鋼矢板2の
2倍以上の長さを矢板11を有する場合は、全ての矢板11
が部分的に鋼矢板11の内面平坦部分に添うことになる。
また、支持部13の上面13Aに当て材21を載置することに
より、複数の矢板11の内面に当て材21を沿わせることが
でき、固定する必要がなく、施工を容易に行うことがで
きる。さらに、支持部13の下面13Bは先端に向って高く
なる傾斜であるから、矢板11に鉛直荷重が加わると、該
矢板11を鋼矢板2に沿わせる力を得ることができ、矢板
11の自立性を高めることができる。
【0029】図5〜図8は本発明の第2実施例を示し、
上記第1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細
な説明を省略して詳述すると、この例のコンクリート矢
板11Aは、一方の縁部である突合せ箇所11Tに凸状係合
部31を設け、この凸状係合部31が係合する凹状係合部32
を他方の縁部である突合せ箇所11Tに設け、その凹状係
合部32はコンクリート矢板11Aの上面11Jに開口して前
記凸状係合部31が該上面11Jから係入可能になってお
り、さらに、凹状係合部32の下部に凸状係合部31の下部
が当接する位置決め部たる位置決め面32Aが設けられ、
この位置決め面32Aに凸状係合部31が当接することによ
り、隣合うコンクリート矢板11A,11Aの高さが同位置
に位置決めされる。尚、凸状係合部31及び凹状係合部32
の下端は、ほぼ支持部13の上面13A位置である。
【0030】また、前記支持部13の下面13Bには、凹部
33を形成し、この凹部33により揚圧力を受け易くしてい
る。したがって、コンクリート矢板11Aは、一層軟弱地
盤への対応が可能となる。
【0031】また、図に示すように、コンクリート矢板
11Aは第1実施例の矢板11より水路長さ方向に長く形成
され、矢板11Aの突合せ箇所11Tを鋼矢板2の内面平坦
部分に沿わせている。
【0032】次に、前記矢板11Aを用いた施工方法につ
き説明すると、第1実施例と同様に、既設水路1の鋼矢
板壁3の背面側の掘削を行い、鋼矢板2の腐食した位置
まで又はその下方まで掘削して掘削孔20を形成し、次
に、腐食した部分又はその下方で鋼矢板2を切断撤去す
る。この場合、先に笠コンクリート4を撤去してから鋼
矢板2を切断撤去することが好ましい。そして、残った
下部の鋼矢板2の内側に沿って矢板11Aを打ち込み或い
は圧入し、その支持部13が既設水路1の底面1Aに達す
るまで打ち込み、図8に示すように、支持部13の上面13
Aが底面1Aと同一としたり、下部張り部材22の上面22
Aが底面1Aと同一とする。この場合、コンクリート矢
板11Aの凹状係合部32に凸状係合部31を合わせて隣のコ
ンクリート矢板11Aを打ち込み、凸状係合部31の下端が
位置決め部32Aに当接する位置まで打ち込むことによ
り、隣合うコンクリート矢板11A,11Aの高さが合わさ
れ、また、凹凸の係合により隣合うコンクリート矢板11
A,11Aが一体化される。このようにして、矢板11A,
11Aを隙間無く連続して打設し、水路の両側にコンクリ
ート矢板壁15,15を形成し、補修水路101が形成され
る。尚、既設の鋼矢板2が背面土圧を受けるため、上部
又は下部張り部材25,22の少なくとも一方を設ければよ
く、図8では、下部張り部材22を設けている。
【0033】このように本実施例では、請求項1,2,
4及び5に対応して、上記第1実施例と同様な作用・効
果を奏し、また、この例では、請求項3に対応して、隣
合うコンクリート矢板11A,11Aの縁部たる突合せ箇所
11T,11Tの一方に高さ方向に連続する凸状係合部31を
設けると共に、この凸状係合部31が係合する凹状係合部
32を突合せ箇所11Tの他方に設け、凹状係合部32はコン
クリート矢板11Aの上面11Jに開口し、凹状係合部32の
下部に凸状係合部31の下部が当接する高さ方向の位置決
め部たる位置決め面32Aを設けたから、コンクリート矢
板11Aを打ち込んだ後、このコンクリート矢板11Aの凹
状係合部32に凸状係合部31を合わせて隣のコンクリート
矢板11Aを打ち込み、凸状係合部31の下端が位置決め面
32Aに当接する位置まで打ち込むことにより、隣合うコ
ンクリート矢板11A,11Aの高さ合わせがなされ、ま
た、その凹凸の係合により隣合うコンクリート矢板11
A,11Aを一体化することができる。
【0034】図9は本発明の第3実施例を示し、上記各
実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を
省略して詳述すると、この例では補修水路101には前記
上部張り部材25及び下部張り部材22を設けておらず、上
部張り部材25の代わりに両側の笠コンクリートブロック
23,23間にコンクリート床版41を設け、この床版41の幅
方向縁部が係合する段部42を、笠コンクリートブロック
23の内側上部に形成している。また、支持部13の下面13
Bに形成した凹部33には発泡スチロールブロック43を嵌
め入れて設け、これにより矢板11Aの浮力を高めてい
る。
【0035】このように本実施例では、水路101の上部
を塞ぐコンクリート床版35が上部張り部材となり、下部
張り部材は設ける必要がなく、上記各実施例と同様な作
用・効果を奏し、また、凹部33に設けた発泡スチロール
ブロック43により矢板11Aの自立性を向上し、軟弱地盤
への対応を容易としている。
【0036】図10〜図11は本発明の第4実施例と示
し、上記各各実施例と同一部分に同一符号を付し、その
詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、既設の
みならず新設の水路においても施工可能な例であり、以
下の説明では既設水路1を例として説明すると、既設水
路1に水の無い状態で、第1実施例と同様に、鋼矢板壁
3の背面側の掘削を行い、鋼矢板2の腐食した位置まで
又はその下方まで掘削して掘削孔20Aを形成し、鋼矢板
2の上部を切断撤去する。この例では、既設水路1の幅
を広げるから、図10に示すコンクリート矢板11A位置
より外側まで掘削を行う。切断した鋼矢板2の上部に、
支持笠コンクリートブロック51を現場打ちコンクリート
又はプレキャストコンクリートにより形成する。この支
持笠コンクリート51の上部外側に段差状の受け部52を形
成し、この受け部52は横方向の載置受け面52Aと縦方向
の当接面52Bとを有する。また、この例のコンクリート
矢板11Aは、その支持部13の先端に前記受け部52に係合
する先端係合部53が形成され、この先端係合部53には横
方向の載置面53Aと縦方向の先端面53Bを有する。そし
て、鋼矢板2の外側においてコンクリート矢板11Aを打
ち込み或いは圧入し、その支持部13の先端係合部53が受
け部52に載置される位置まで打ち込む。そして、隣合う
矢板11Aの突合せ箇所11Tにおいては、凹凸状の係合部
31,32の係合により、矢板11Aを隙間無く連続して打設
し、水路の両側にコンクリート矢板壁15,15を形成す
る。このようにして両側にコンクリート矢板壁15,15を
打設した補修水路101を形成する。
【0037】上記コンクリート矢板壁15においては、図
11において、受け部52に係合した先端係合部の先端下
角部近傍が回転中心Sとなり、土圧及び水圧が加わらな
い状態では、矢板11Aの上部が外側に倒れる方向に回転
力が発生する。図11に示すように、矢板11Aが受ける
背面土圧F1,F2は水圧f及び圧入部14の内側に加わ
る土圧F3より大であり、コンクリート矢板壁15を鋼矢
板壁3側に押す水平力が発生するが、この水平力を鋼矢
板壁3の上部に設けた支持笠コンクリート51が支持し、
また、回転中心Sより下に加わる背面土圧F2は、上に
加わる背面土圧F1より大きいから、矢板11Aは回転中
心Sより下側が短いが、回転中心Sに対する背面土圧F
1,F2によるモーメントが釣り合い、或いは、矢板11
Aの上部を外側に倒す方向の力が加わり、これにより水
路101に張り部材を設けることなく、安定した構造のコ
ンクリート矢板壁15を構築することができる。
【0038】このように本実施例では、請求項1,2に
対応して、上記各実施例と同様な作用・効果を奏し、ま
た、この例では、請求項6に対応して、請求項1のコン
クリート矢板11Aを用いた水路構造であって、水路両側
の鋼矢板2の上部に支持笠コンクリート51を設け、この
支持笠コンクリート51の上部外側に、支持部13の先端面
53Bが当接すると共に先端が載置される受け部52を設
け、圧入部14を水路外側に圧入すると共に、受け部52に
コンクリート矢板11Aの支持部13の先端係合部53を支持
したから、鋼矢板2の外側にコンクリート矢板11Aが設
けられ、鋼矢板2,2の間隔より外側のコンクリート矢
板11Aにより水路幅を拡大することができる。そして、
受け部52に支持部13の先端係合部53を支持することによ
り、水路外側からコンクリート矢板11Aに加わる水平力
は、支持部13の先端面53Bが笠支持コンクリート51の受
け部52に当接することにより支持される。また、受け部
52に支持部13の先端係合部53を支持した状態では、該支
持部13の先端側を支点として、コンクリート矢板11Aの
上部が外側に回転する方向のモーメントが発生し、さら
に、コンクリート矢板11Aの外面11Gに背面土圧が加わ
り、背面土圧は下側が大で下部の圧入部14に加わる力が
大であるから、コンクリート矢板11の上部が内側に倒れ
る力を支持する張り部材が不要となる。
【0039】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形
実施が可能である。例えば、実施例では、腐食した部分
の鋼矢板2を切断撤去したが、それより下で撤去するよ
うにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、両側に鋼矢板を設け
た水路に用いられ、プレキャストコンクリートからな
り、前記鋼矢板の内側に配置する壁本体と、この壁本体
の内面に突設された支持部と、この支持部の下部に設け
られた圧入部とを備えるものであり、施工において振動
等の発生を抑制でき、作業性に優れたコンクリート矢板
を提供することができる。
【0041】また、請求項2の発明は、前記支持部は、
先端側が基端側より薄く形成されると共に、突設長さは
水路幅の2分の1未満であるものであり、施工において
振動等の発生を抑制でき、作業性に優れたコンクリート
矢板を提供することができる。
【0042】また、請求項3の発明は、隣合う前記コン
クリート矢板の縁部の一方に高さ方向に連続する凸状係
合部を設けると共に、この凸状係合部が係合する凹状係
合部を前記縁部の他方に設け、前記凹状係合部は前記コ
ンクリート矢板の上面に開口し、前記凹状係合部の下部
に前記凸状係合部の下部が当接する高さ方向の位置決め
部を設けたものであり、施工において振動等の発生を抑
制でき、作業性に優れたコンクリート矢板を提供するこ
とができる。
【0043】また、請求項4発明は、請求項1のコンク
リート矢板を用いた既設水路の補修方法であって、既設
水路の両側に設けた鋼矢板の上部を撤去し、上部を撤去
した鋼矢板の内側に沿って前記支持部が水路の底部に達
するまで前記コンクリート矢板を打ち込む補修方法であ
り、施工において振動等の発生を抑制でき、作業性に優
れた既設水路の補修方法を提供することができる。
【0044】また、請求項5の発明は、請求項1のコン
クリート矢板を用いた既設水路の補修構造であって、既
設水路の両側に設けられ上部が撤去された鋼矢板と、こ
の鋼矢板の内側に沿って設けられ前記支持部が水路の底
部に達するまで打ち込んだ前記コンクリート矢板と、前
記コンクリート矢板の上部に設けた笠コンクリートと、
両側の笠コンクリート間又は前記コンクリート矢板の水
路底部間に設けられた張り部材とを備える補修構造であ
り、施工において振動等の発生を抑制でき、作業性に優
れた既設水路の補修構造を提供することができる。
【0045】また、請求項6の発明は、請求項1のコン
クリート矢板を用いた水路構造であって、水路両側の鋼
矢板の上部に支持笠コンクリートを設け、この支持笠コ
ンクリートの上部外側に、前記支持部の先端面が当接す
ると共に先端が載置される受け部を設け、前記圧入部を
水路外側に圧入すると共に、前記受け部に前記コンクリ
ート矢板の支持部先端を支持した水路構造であり、施工
において振動等の発生を抑制でき、作業性に優れた既設
水路の水路構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すコンクリート矢板壁
の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す既設水路の断面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例を示す補修構造の断面図で
ある。
【図4】本発明の第1実施例を示す補修構造の要部の平
断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すコンクリート矢板壁
の斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例を示すコンクリート矢板の
正面図である。
【図7】本発明の第2実施例を示すコンクリート矢板の
側面図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す補修構造の断面図で
ある。
【図9】本発明の第3実施例を示す補修構造の断面図で
ある。
【図10】本発明の第4実施例を示す水路構造の断面図
である。
【図11】本発明の第4実施例を示す水路構造の要部の
断面説明図である。
【符号の説明】
1 既設水路(水路) 1A 底面(底部) 2 鋼矢板 11 コンクリート矢板 11J 上面 12 壁本体 13 支持部 14 圧入部 22 下部張り部材 25 上部張り部材 31 凸状係合部 32 凹状係合部 32A 位置決め面(位置決め部) 41 コンクリート床版(上部張り部材) 51 支持笠コンクリートブロック 52 受け部 53 先端係合部 53A 先端面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に鋼矢板を設けた水路に用いられ、
    プレキャストコンクリートからなり、前記鋼矢板の内側
    に配置する壁本体と、この壁本体の内面に突設された支
    持部と、この支持部の下部に設けられた圧入部とを備え
    ることを特徴とするコンクリート矢板。
  2. 【請求項2】 前記支持部は、先端側が基端側より薄く
    形成されると共に、突設長さは水路幅の2分の1未満で
    あることを特徴とする請求項1記載のコンクリート矢
    板。
  3. 【請求項3】 隣合う前記コンクリート矢板の縁部の一
    方に高さ方向に連続する凸状係合部を設けると共に、こ
    の凸状係合部が係合する凹状係合部を前記縁部の他方に
    設け、前記凹状係合部は前記コンクリート矢板の上面に
    開口し、前記凹状係合部の下部に前記凸状係合部の下部
    が当接する高さ方向の位置決め部を設けたことを特徴と
    する請求項1又は2記載のコンクリート矢板。
  4. 【請求項4】 請求項1のコンクリート矢板を用いた既
    設水路の補修方法であって、既設水路の両側に設けた鋼
    矢板の上部を撤去し、上部を撤去した鋼矢板の内側に沿
    って前記支持部が水路の底部に達するまで前記コンクリ
    ート矢板を打ち込むことを特徴とする既設水路の補修方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1のコンクリート矢板を用いた既
    設水路の補修構造であって、既設水路の両側に設けられ
    上部が撤去された鋼矢板と、この鋼矢板の内側に沿って
    設けられ前記支持部が水路の底部に達するまで打ち込ん
    だ前記コンクリート矢板と、前記コンクリート矢板の上
    部に設けた笠コンクリートと、両側の笠コンクリート間
    又は前記コンクリート矢板の水路底部間に設けられた張
    り部材とを備えることを特徴とする既設水路の補修構
    造。
  6. 【請求項6】 請求項1のコンクリート矢板を用いた水
    路構造であって、水路両側の鋼矢板の上部に支持笠コン
    クリートを設け、この支持笠コンクリートの上部外側
    に、前記支持部の先端面が当接すると共に先端が載置さ
    れる受け部を設け、前記圧入部を水路外側に圧入すると
    共に、前記受け部に前記コンクリート矢板の支持部先端
    を支持したことを特徴とする水路構造。
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